JPH0716353U - 管型ランプ - Google Patents

管型ランプ

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Publication number
JPH0716353U
JPH0716353U JP5162693U JP5162693U JPH0716353U JP H0716353 U JPH0716353 U JP H0716353U JP 5162693 U JP5162693 U JP 5162693U JP 5162693 U JP5162693 U JP 5162693U JP H0716353 U JPH0716353 U JP H0716353U
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JP
Japan
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tube
filament
supporter
bulb
insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP5162693U
Other languages
English (en)
Inventor
雅俊 下中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Original Assignee
Ushio Denki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Denki KK filed Critical Ushio Denki KK
Priority to JP5162693U priority Critical patent/JPH0716353U/ja
Publication of JPH0716353U publication Critical patent/JPH0716353U/ja
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  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィラメントの保持構造を簡易にして細管化
を可能とし、かつ振動や衝撃に強いランプを提供するこ
とにある。 【構成】 フィラメントを支えるサポーターをバルブ内
壁と絶縁管との両者で支える構造とする。更に、絶縁管
に対しては、別途絶縁管用サポーターを設けるのではな
く、上記サポーターとバルブ内壁との両者で支える。つ
まり、この場合は、同一のサポーターが、バルブ内壁と
協働してサポーターと絶縁管とを支える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば加熱炉用の熱源に使用されるヒーターランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記ヒーターランプにおいて、一方の端部に一対の金属箔を埋設した管型バル ブと、このバルブの管軸に沿って配置された絶縁管とフィラメントと、一方の金 属箔から前記絶縁管の中を通って前記バルブの他方の端部まで伸びた後屈曲して 前記フィラメントの一端へ接続される第一の内導線と、他方の金属箔から前記フ ィラメントの他端へ接続される第二の内導線とを含む管型ランプは既知である。 このランプには、加熱炉の小型化や、セッティングの簡便さ、ランプの発熱量 が大きいことから、例えば、具体的には、図6に示すような構成になっている。 図6に沿って説明すると、1は管型バルブ、2は、その一端部に一対の金属箔 を埋設した封止部であり、フィラメント3とガラス製の絶縁管4とが、バルブ1 の管軸に沿って平行に配置されている。フィラメント3から伸びる第一の内導線 5は、前記絶縁管4の内部を走行して封止部内の一方の金属箔6に接続され、第 二の内導線7は直ぐに他方の金属箔8に接続されている。金属箔からは外部リー ド線が伸び出し、一対の被覆リード線18と接続されるが、接続部は、セラミッ クベース9、接着剤10でおおわれて固定されている。
【0003】 フィラメント3は、サポータ11によって絶縁管4に連結されているが、この 連結構造が、図7に拡大して示されているように、ワイヤの一端部12をフック 状にしてフィラメント3を掴み、中間部13の一部は絶縁管4に巻き付けた後他 端部14を前記の中間部13に捩じり合わせている。
【0004】 しかし、上記構造のランプには次の欠点がある。 (1)絶縁管4をバルブ1に支持させるために、絶縁管用サポーター15を別 途設ける必要があり、サポーター11と絶縁管用サポーター17と絶縁管4とフ ィラメント3の全体の組立構造が複雑となっている。 特に、絶縁管用サポーターは、両端をバルブ内壁に対接せしめ、中間部は、絶 縁管に巻き付けた後捩じり合わせた構造となっていて、それ自体も複雑である。 (2)ランプ点灯中フィラメントは2000〜3000℃となるため、絶縁管 とフィラメントとはある程度、「振れ」を考慮して距離を保ち絶縁管の変形、変 質を防止しなければならない。このため、(1)の構造の複雑さと相俟ってラン プの細管化が非常に難しい。 (3)フィラメントは、サポーターを介して一方向のみで絶縁管に支持されて いるうえに、「巻き付け」構造のため、管軸と直交する方向から振動,衝撃を受 けた場合、巻き付け部分が回転し、フィラメントが変形することがある。また、 管軸方向から振動,衝撃を受けると巻き付け部分が移動したり、捩じり合わせ部 分の根本が曲がったりしてフィラメントが変形することがある。 (4)第一の内導線5とバルブの他方の端部20との間に、間隙がないので、 内導線が熱膨張すると内導線がねじれるように変形する欠点がある。 (5)絶縁管が管型バルブの軸方向へ移動できるようになっているので、振動 などによって絶縁管の端部が第一の内導線5や封止部2に衝突して破損すること がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案の目的は、フィラメントの保持構造を簡易にして細管化を可能とし、 かつ振動や衝撃に強いランプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案では、フィラメントを支えるサポーターをバ ルブ内壁と絶縁管との両者で支える構造とする。 更に、絶縁管に対しては、別途絶縁管用サポーターを設けるのではなく、上記 サポーターとバルブ内壁との両者で支える。つまり、この場合は、同一のサポー ターが、バルブ内壁と協働してサポーターと絶縁管とを支えるものである。 更に、絶縁管の前、もしくは後、もしくは前後に、クッションコイルを附加す るとか、絶縁管の、金属箔側に近い端部を管型バルブの一方の端部に固定する。 更に、管型バルブの他方の端部と第一の内導線の作る間隙とを、1mm以上離 間させる。
【0007】
【作用】
絶縁管とフィラメントとサポーター全体の組立構造が簡単なので製造しやすく 、したがって絶縁管の耐熱温度までフィラメントを近づけることができる。つま り細管化が可能となる。 また、振動を受けてもガラス製の絶縁管が破損することもないし、内導線が膨 張しても変形することがない。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案の管形ランプの実施例の説明図である。 図において、16は、図6で述べた一対の外部リードであり、その他は図6と 同一符号を用いている。 図において、サポーター11は、図2に拡大して示しているように、リング状 をしており、内輪はフィラメントをつかみ、外輪は、バルブ1の内壁と絶縁管で 狭持されている。17は、必要に応じて設けられる凸部であって、サポーターの 固定に供する。更に、絶縁管4は、サポーター11とバルブ1の内壁によって狭 持されている。
【0009】 図3は、本考案の管型ランプの他の実施例の説明図である。 この実施例では、まず、絶縁管の前後にクッションコイル19を配置している 。これによって、ランプに衝撃が加わっても、絶縁管の端部が、内導線の屈曲部 や封止部に衝突することがなく、またそのクッション作用で衝撃が著しく弱まる ので破損されることがない。クッションコイルの代わりに、絶縁管の一方の端部 4aを封止部に埋設固定しても良い。 更には、図示の如く、内導線の膨張を考慮して、バルブの他方の端部20と内 導線との間隙tを、少なくとも1mm以上設ける。この間隙tの大きさは、内導 線5の長さと温度によっても異なるが、消費電力が1KW程度のランプであれば 、2mm離間させれば安全である。
【0010】 図4は、一方の内導線5の一部分をリング状に成形した場合の他の実施例の要 部の説明図であって、リングの外周をバルブ1の内壁に当接せしめ、内導線5が 振動などによって揺動するのを防止している。
【0011】 図5は、本考案の他の実施例の説明図である。符号は図1〜図3他と同一であ る。 この場合の実施例では、内導線、絶縁管、フィラメント、サポーターの群より なるフィラメント組立体が二組存在していて、両組立体のフィラメント同志を連 結導体21で連結している。そして、外部リード16は、符号A,B,C,Dで 示すとうり4本存在していて、電気的に、AB間もしくはCD間に電圧を印加す ればどちらか一方のフィラメントのみが発熱する。AD間もしくはBC間に電圧 を印加してもどちらか一方のフィラメントのみが発熱する。 他方、AC間に電圧を印加してもフィラメントは発熱しないが、BD間に電圧 を印加すると、フィラメントは両者とも発熱する。つまり全域発熱する。このよ うに、外部リードへ接続する電気接点の選択と、フィラメントの発熱区域とが選 択できるようになっている。
【0012】
【考案の効果】
絶縁管用サポーターを除いたこと、フィラメント用サポーターとバルブ内壁と の協働によって絶縁管とフィラメントとを支持していることによって振動、衝撃 による絶縁管とフィラメントの振れの抑制、この両者によって、フィラメント組 立体の構造が簡素になったことと相俟って、管型ランプの細管化が達成される。 尚、このランプは、加熱炉用のランプであるが、赤外線加熱用の管型ランプと しても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の管型ランプの実施例の説明図である。
【図2】本考案の管型ランプの実施例の要部の説明図で
ある。
【図3】本考案の管型ランプの他の実施例の要部の説明
図である。
【図4】本考案の管型ランプの他の実施例の説明図であ
る。
【図5】本考案の管型ランプの他の実施例の説明図であ
る。
【図6】従来の管型ランプの説明図である。
【図7】従来の管型ランプの要部の説明図である。
【符号の説明】
1 管型バルブ 3 フィラメント 4 絶縁体 11 サポーター 19 クッションコイル

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管型バルブの管軸に沿って、フィラメン
    トと、絶縁管でおおわれた内導線とを平行に配置しなる
    管型電球において、フィラメントを支えるサポータが、
    バルブ内壁と絶縁管との両者によって支えられてなるこ
    とを特徴とする管型ランプ。
  2. 【請求項2】 一方の端部に一対の金属箔を埋設した管
    型バルブと、このバルブの管軸に沿って配置された絶縁
    管とフィラメントと、一方の金属箔から前記絶縁管の中
    を通って前記バルブの他方の端部まで伸びた後屈曲して
    前記フィラメントの一端へ接続される第一の内導線と、
    他方の金属箔から前記フィラメントの他端へ接続される
    第二の内導線とを含む管型ランプにおいて、前記フィラ
    メントを支えるサポータが、前記バルブの内壁と絶縁管
    との両者によって支えられてなることを特徴とする管型
    ランプ。
  3. 【請求項3】 絶縁管の前、もしくは後、もしくは前後
    に、クッションコイルを附加してなる請求項2記載の管
    型ランプ。
  4. 【請求項4】 絶縁管の、金属箔側に近い端部を管型バ
    ルブの一方の端部に固定してなる請求項2記載の管型ラ
    ンプ。
  5. 【請求項5】 管型バルブの他方の端部と第一の内導線
    の作る間隙とが、1mm以上離間してなる請求項2記載
    の管型ランプ。
JP5162693U 1993-08-31 1993-08-31 管型ランプ Pending JPH0716353U (ja)

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JPH0716353U true JPH0716353U (ja) 1995-03-17

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7471885B2 (en) 2005-11-30 2008-12-30 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Filament lamp
US7656079B2 (en) 2005-03-02 2010-02-02 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Heater and heating device with heaters with lamps having an independently powered multiple part filament
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US7700899B2 (en) 2005-11-30 2010-04-20 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Heating device of the light irradiation type
US7873265B2 (en) 2007-02-26 2011-01-18 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Filament lamp and light irradiation type heat treatment apparatus
JP2011103476A (ja) * 2005-03-02 2011-05-26 Ushio Inc ヒータランプを備えた加熱装置
JP2011134444A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Ushio Inc フィラメントランプ
US8014652B2 (en) 2007-05-29 2011-09-06 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Filament lamp and light-irradiation-type heat treatment device

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