JPH04558Y2 - - Google Patents

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JPH04558Y2
JPH04558Y2 JP1985135022U JP13502285U JPH04558Y2 JP H04558 Y2 JPH04558 Y2 JP H04558Y2 JP 1985135022 U JP1985135022 U JP 1985135022U JP 13502285 U JP13502285 U JP 13502285U JP H04558 Y2 JPH04558 Y2 JP H04558Y2
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JP
Japan
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supporter
coil
diameter
protrusions
recess
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JP1985135022U
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JPS6243489U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は垂直点灯用ヒーターランプに関するも
のである。
〔従来技術とその問題点〕
ヒーターランプは各種の産業用途に巾広く利用
されているが、竪方向にライン状加熱を行う場合
などでは、管状の封体内に長尺のフイラメントコ
イルが配置されたヒーターランプが垂直姿勢で点
灯される。
第1図はこのヒーターランプの1例を示すが、
肉厚が1mm、内径が8mmの管状の石英ガラス製封
体1内に長さが500mmのフイラメントコイル2が
軸方向に配置された定格1.5KWの白熱電球であ
るが、これに通電すると発熱する。そして、この
発熱によつてフイラメントコイル2自身が軟化
し、自重によつて垂下するのでこれを防止するた
めにサポータ3で支持される。サポータ3は、第
2図に示すように、大径リング状の保持部31と
小径リング状の係止部32が径方向の接続部33
を介して一体に成形されている。このサポータ3
は例えば線径が0.26φのタングステン素線より成
形されるが、保持部31が封体1の内壁に当接
し、係止部32がフイラメントコイル2に巻回さ
れて固着する。なお、係止部32は、図示略のマ
ンドレルが挿通されたフイラメントコイル2に巻
き付けるために、小さな曲率半径で巻き付ける。
従つて、サポータ3は、線径のあまり大きなもの
を使用することができず、細線からなる係止部3
2をフイラメントコイル2に巻き付ける必要があ
る。そして、ランプが垂直姿勢で点灯されるの
で、保持部31を封体1の内壁に単に接触させる
だけでなく、固定して下方に移動したり傾かない
ようにする必要がある。
保持部31を封体1の内壁に固定するために、
封体1の下端を液体窒素内に浸して冷却し、内部
が減圧した状態で保持部31が接触した部分をバ
ーナーで加熱する。その結果、軟化した石英ガラ
スは、内部が減圧状態であるため、第3図に示す
ように、内方に2個の突起が凹状に突出し、この
凹部11で保持部31を固定する。
しかしながら、この凹部11はバーナー加熱に
よつて形成するので、凹部11の2個の突起の間
隔があまり小さくならない。そして、保持部31
が細線であるために、2個の突起で完全に保持部
31を固定することができず、保持部31と突起
の間に隙間が生じる。このため、保持部31は移
動したり水平にならずに傾きやすく、サポータ3
が移動したり、傾くとフイラメントコイル2が変
形して正常な形態が保持できず、短絡や早期断線
の原因となる不具合が生じる。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、簡単な構成でサポータの保持
部を封体の内壁に確実に固定してフイラメントコ
イルの変形を防止した垂直点灯用ヒーターランプ
を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
本考案の構成は、管状の封体内に長尺のフイラ
メントコイルが配設されて垂直姿勢で点灯される
ヒーターランプであつて、径方向の接続部を介し
て封体の内壁に当接する大径リング状の保持部と
フイラメントコイルに巻回して固定する小径リン
グ状の係止部とが一体に連設されたサポータを配
置し、内径がサポータの素線径よりもやゝ大きな
コイル内に該保持部を挿通し、このコイルが接触
する部分の封体の外壁を局部的に加熱することに
より内方に2個の突起を突出させてこの突起間に
凹部を形成し、この凹部でサポータを固定してな
ることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体
的に説明する。
第1図に示す垂直点灯用ヒーターランプにおい
て、サポータ3は、前記の通り、線径が0.26φの
タングステン素線で成形されたものであり、その
保持部31は、第4図に示すように、コイル4内
に挿通されている。このコイル4は、線径が0.2φ
のタングステン素線を0.6φのマンドレル上に巻回
してコイルに成形したものである。つまり、コイ
ル4の外径は1mmφであるが、コイル4の内径
(0.6φ)は保持部31の素線径(0.26φ)よりも大
きくて余裕をもつて挿通されている。
次に、このサポータ3を封体1の内壁に固定す
るには、従来と同様に、冷却して内部を減圧した
状態で、このコイル4が接触する部分の封体1の
外壁を、例えば180°離間した2箇所をバーナーで
加熱する。この結果、凹部11が形成されるが、
第5図に示すように、コイル4の外径が1mmφと
大きいために、凹部11の2つの内方突起でしつ
かりと固定される。従つて、細線からなる保持部
31がコイル4内に余裕をもつて挿通されている
にもかかわらずサポータ3はコイル4から抜け
ず、かつ傾いたり移動したりしないので、フイラ
メントコイル2は常に正常な形態に保持され、短
絡や早期断線が防止される。
〔考案の効果〕
以上説明した様に、本考案は、内径がサポータ
の素線径よりもやゝ大きなコイル内にサポーター
の保持部を挿通し、このコイルが接触する部分の
封体の外壁を局部的に加熱することにより内方に
2個の突起を突出させてこの突起間に凹所を形成
し、この凹部でサポータを固定するようにしたの
で、サポータの保持部のみを大きな線径の素線で
成形したのと同じ結果となり、凹部の2個の内方
突起の間隔が大きくてもこれによつてサポータが
確実に固定される。従つて、このヒーターランプ
を垂直姿勢で点灯してもサポータが傾いたり移動
したりせず、フイラメントコイルが常に正常な形
態に保持されるので、短絡や早期断線のない垂直
点灯用ヒーターランプとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は垂直点灯用ヒーターランプの説明図、
第2図はサポータの斜視図、第3図は従来例の要
部説明図、第4図と第5図は本考案実施例の要部
説明図である。 1……封体、2……フイラメントコイル、3…
…サポータ、4……コイル、11……凹部、31
……保持部、32……係止部、33……接続部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管状の封体内に長尺のフイラメントコイルが配
    設されて垂直姿勢で点灯されるヒーターランプで
    あつて、径方向の接続部を介して封体の内壁に当
    接する大径リング状の保持部とフイラメントコイ
    ルに巻回して固定する小径リング状の係止部とが
    一体に連設されたサポータを配置し、内径がサポ
    ータの素線径よりもやゝ大きなコイル内に前記保
    持部を挿通し、このコイルが接触する部分の封体
    の外壁を局部的に加熱することにより内方に2個
    の突起を突出させてこの突起間に凹所を形成し、
    この凹所でサポータを固定してなる垂直点灯用ヒ
    ーターランプ。
JP1985135022U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH04558Y2 (ja)

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JPS6243489U JPS6243489U (ja) 1987-03-16
JPH04558Y2 true JPH04558Y2 (ja) 1992-01-09

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Families Citing this family (1)

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EP2782416A4 (en) * 2011-11-15 2015-06-17 Toshiba Lighting & Technology PIPE HEATER AND HEATING DEVICE

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