JPH0358145B2 - - Google Patents

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JPH0358145B2
JPH0358145B2 JP20363483A JP20363483A JPH0358145B2 JP H0358145 B2 JPH0358145 B2 JP H0358145B2 JP 20363483 A JP20363483 A JP 20363483A JP 20363483 A JP20363483 A JP 20363483A JP H0358145 B2 JPH0358145 B2 JP H0358145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filament
tube
filament assembly
short
metal wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP20363483A
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English (en)
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JPS6097542A (ja
Inventor
Shunichi Suzuki
Yoshio Tomita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Original Assignee
Ushio Denki KK
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 本発明は例えば複写機の原稿照明装置に組込ま
れて使用される管型電球の製造方法に関するもの
である。
一般に複写機の原稿照明装置においては、原稿
台に形成すべき配光パターンに対応して、複数の
発光フイラメントが間隔を置いて配列された部分
発光型と称される管型電球が用いられている。
この種の管型電球においては、常に原稿台に所
定の配光パターンが形成されるよう各発光フイラ
メントが封体の管軸に沿つて所定の位置に正確に
配置されることが必要である。
従来において、例えば、第1図に示すように、
直線状の短絡部11の両端に、これと直角に伸び
る屈曲部12,12およびこの屈曲部12,12
の先端に形成したリング13,13とから成るサ
ポータ14,14を一体的に設けて成る短絡線1
と、第2図に示すように、密に巻かれたコイル状
の発光部21およびその両端に続く疎に巻かれた
コイル状の接続部22より成る発光フイラメント
2とを、第3図イに示すように、交互に接続して
フイラメント組立体Fを構成し、このフイラメン
ト組立体Fを第3図ロに示すように、管型の封体
3内にその管軸に沿つて伸びるよう位置せしめ、
もつて管型電球を構成する。
ここに、短絡線1と発光フイラメント2とを交
互に接続してフイラメント組立体Fを形成する工
程は次のようにして行なわれる。まず短絡線1と
発光フイラメント2とを適宜の手段により同軸と
なるように水平に保持する。次に短絡線1は固定
しておいて発光フイラメント2を短絡線1に接近
するよう軸方向に移動させて、発光フイラメント
2の接続部22の端部コイル間隙の開放端Lが短
絡線1の屈曲部12の基端121に臨むよう位置
させる。次いで、当該屈曲部12が接続部22の
コイル間隙に沿つて相対的に移動されるよう当該
接続部22を短絡線1の短絡部11にねじ込んで
巻き付け、さらにスポツト溶接などで固着して接
続する。そして、この短絡部11の他方側には、
当該短絡部11と同軸になるよう他の発光フイラ
メント2の接続部22を上述の方法と同様にして
接続する。このようにして順次短絡線1と発光フ
イラメント2とを交互に接続して長尺なフイラメ
ント組立体Fを形成する。図中4は内部リード4
1および金属箔42を介して発光フイラメント2
と電気的に接続される外部リードである。
しかしながら、このような構成の管型電球にお
いては次のような問題点を有する。
(1) 短絡線1と発光フイラメント2とを同軸とな
るよう厳密に軸合せすることが難しいうえ、短
絡線1と発光フイラメント2とを交互に逐一接
続する作業が煩雑で多大の労力と時間を要する
ため、フイラメント組立体Fを容易に製造する
ことができない。
(2) 発光フイラメント2の接続部22を短絡線1
の短絡部11にねじ込む作業におけるねじ込み
長さを高い精度で規定することが困難であるた
め、発光フイラメント2の発光部21を高い精
度で所定の位置に配置させることができず、結
局所定の配光パターンを厳密に規制されたもの
とすることができない。
(3) フイラメント組立体Fは、短絡線1と発光フ
イラメント2とを交互に接続して構成され、か
つ発光フイラメント2が剛性の小さい変形しや
すいものであるため、全体として形態が不安定
で変形を生じ易く、したがつてフイラメント組
立体Fを封体3を構成するためのガラス管中に
挿入する作業が容易でない。
本発明は以上のような背景の下になされたもの
であつて、発光フイラメントを所期の位置に高い
精度で保持する管型電球を容易に製造することの
できる管型電球の製造方法を提供することを目的
とし、その特徴とするところは、直線状の短絡部
と、この短絡部の両端から互に同方向に伸びる、
封体用ガラス管の内径に適合する長さの2本の脚
部とより成るコ字形部分の複数が、前記短絡部の
伸びる方向に離間して位置され、かつ隣接する2
つのコ字形部分の互に近接した脚部の先端が前記
短絡部と平行な連結部により互に連結されて成
り、全長が封体用ガラス管の長さに適合する金属
線成形体を、1本の金属線を成形することにより
形成し、 この金属線成形体の隣接する2つのコ字形部分
の互に近接する脚部間に、この脚部の中央を横切
つて伸びる基線に沿つて発光フイラメントを接続
してフイラメント組立体を形成し、 このフイラメント組立体を封体用ガラス管内に
挿入し、その後封体用ガラス管の外部よりレーザ
ー光線を照射して前記フイラメント組立体の連結
部を切断する工程を含む点にある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。
本実施例においては、第4図に示すように、以
下の工程イ〜工程ホを経ることによつて管型電球
を製造する。
工程(イ) 1本の金属線を一体的に成形することに
より第4図イに示すような金属線成形体Pを形
成する。
金属線成形体Pは、直線状短絡部51および
この短絡部51の両端から互に同方向に伸びる
2本の脚部52より成るコ字形部分Cの複数
が、前記短絡部51の伸びる方向に離間して位
置され、かつ隣接する2つのコ字形部分Cの互
に近接した脚部52の先端が前記短絡部51と
平行な連結部53により互に連結されて成り、
いわば矩形波状の形態を有する。そして、金属
線成形体Pの全長は、封体用ガラス管の長さに
適合し、この封体用ガラス管の両端を封止して
形成される封体の内部空間の管軸方向長さとほ
ぼ一致する。金属線成形体Pのコ字形部分Cの
脚部52は封体用ガラス管の内径に適合する長
さを有する。
工程(ロ) 次に、金属線成形体Pに複数の発光フイ
ラメント2を次のように接続して第4図ロに示
すようなフイラメント組立体Fを形成する。す
なわち、コイル状の発光部21とこの発光部2
1の両端から発光部21の軸線上に延出する接
続部22とより成る発光フイラメント2を、金
属線成形体Pの各コ字形部分C間に、脚部52
の中央を横切つて伸びる基線bに沿つて配し、
前記発光フイラメント2の接続部22とコ字形
部分Cの脚部52とをスポツト溶接などによつ
て固着することにより、金属線成形体Pに複数
の発光フイラメント2を互に離間した状態で電
気的に接続する。さらに金属線成形体Pの両端
に位置するコ字形部分Cの外側の脚部52の中
央にそれぞれ発光フイラメント2aを接続し、
これら発光フイラメント2aの各々に内部リー
ド41、金属箔42および外部リード4を順次
接続し、フイラメント組立体Fを形成する。
工程(ハ) このフイラメント組立体Fを第4図ハに
示すように、封体用ガラス管31内に挿入す
る。
工程(ニ) その後、第4図ニに示すように、封体用
ガラス管31外よりレーザー光線Lを照射して
フイラメント組立体Fを構成する金属線成形体
Pの連結部53を切断する。このような連結部
53の切断は、発光フイラメント2の両端の短
絡を回避することを目的とし、したがつて、切
断後の連結部53が振動などによつて再び接触
することがないように、切断部分lは完全な絶
縁を達成するに十分な長さを有するものとす
る。
工程(ホ) 続いて、封体用ガラス管31の両端を公
知の例えばピンチシール法によつて封止して封
体3を形成し、もつて第4図ホに示すような、
発光フイラメント2が封体3の管軸に沿つて間
隔を置いて配列された管型電球を得る。なお、
フイラメント組立体Fに引張力を作用させなが
らその封止を行うと、連結部53の切断部分l
の間隔が十分なものとなり、したがつてこの部
分の電気的絶縁を確実にすることができると共
に、発光フイラメント2をたるみのない状態で
配置することができる。
以上のような管型電球の製造方法によれば、以
下のような作用効果を有する。
(1) フイラメント組立体Fを容易に製造すること
ができ、しかもフイラメント組立体Fの封体用
ガラス管31内への挿入作業を円滑に行うこと
ができることから、全体として管型電球の製造
能率を著しく向上せしめることができる。
すなわち、金属線成形体Pは一体的に構成さ
れ、安定な形態を有するので、個別に形成され
た短絡線と発光フイラメントとを接続してフイ
ラメント組立体を成形する場合のような軸合せ
が不要であるうえ、発光フイラメント2の接続
位置をあらかじめ設定することができ、しかも
金属線成形体Pは平面的であつて複数の発光フ
イラメント2の接続作業を同時に行うことが可
能であることから、フイラメント組立体Fの製
造を短時間で効率よく行うことができる。
さらに、フイラメント組立体Fを封体用ガラ
ス管31内に挿入する工程においては、フイラ
メント組立体Fが金属線成形体Pを骨格とする
一体をなし、安定な形態を有する剛性の大きい
ものであつて、しかもそのまま挿入されるた
め、フイラメント組立体Fを封体用ガラス管3
1内に確実かつ容易に挿入することができ、こ
のとき、フイラメント組立体Fの形態はほぼ完
全な状態で保持される。
(2) 金属線成形体Pの形状を規定することによつ
て発光フイラメント2の接続位置を正確に設定
することができるため、発光フイラメント2を
所期の位置に高い精度で配設したフイラメント
組立体Fを得ることができ、しかもこのフイラ
メント組立体Fをその形態をほぼ完全な状態で
保持したまま封体3内に配置せしめることがで
き、さらに、封体3内において、封体3の内径
に適合する長さを有する脚部52と、この脚部
52の両端より封体3の内壁に沿つて伸びる短
絡部51および切断された連結部53とにより
支持強度の大きい安定なサポータが形成される
ことから、発光フイラメント2を長期にわたつ
て封体3の管軸に沿つて高い精度で支持するこ
とができる。
第5図は本発明の他の実施例を示すものであ
り、この例においては、互に離間した複数の発光
フイラメント2が相互に接続線23によつて一体
に連結されてなるフイラメント線材fを、前記発
光フイラメント2が金属線成形体Pの隣接する2
つのコ字形部分Cの互に近接する脚部52間に位
置するよう接続し、フイラメント組立体Fを形成
する点に、上述の実施例と異なる特徴を有する。
この実施例によれば、発光フイラメント2が接
続線23を介して相互に一体化しているので、発
光フイラメント2の位置決めを個々に行う必要が
なく一体的に行うことができ、発光フイラメント
2の接続がさらに容易となる利点が、上述の実施
例の作用効果に加えて得られる。
以上の実施例においては、レーザー光線により
連結部53を切除する工程(ニ)を終了した後に、封
体用ガラス管31の封止を行う工程(ホ)を実施した
が、必ずしもこの順序による必要はなく、逆に工
程(ホ)の後に工程(ニ)を行うようにしてもよい。
以上のように本発明は、直線状の短絡部と、こ
の短絡部の両端から互に同方向に伸びる、封体用
ガラス管の内径に適合する長さの2本の脚部とよ
り成るコ字形部分の複数が、前記短絡部の伸びる
方向に離間して位置され、かつ隣接する2つのコ
字形部分の互に近接した脚部の先端が前記短絡部
と平行な連結部により互に連結されて成り、全長
が封体用ガラス管の長さに適合する金属線成形体
を、1本の金属線を成形することにより成形し、 この金属線成形体の隣接する2つのコ字形部分
の互に近接する脚部間に、この脚部の中央を横切
つて伸びる基線に沿つて発光フイラメントを接続
してフイラメント組立体を形成し、 このフイラメント組立体を封体用ガラス管内に
挿入し、その後封体用ガラス管の外部よりレーザ
ー光線を照射して前記フイラメント組立体の連結
部を切断する工程を含むことを特徴とする管型電
球の製造方法であるから、発光フイラメントを所
期の位置に高い精度で保持する管型電球を容易に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の短絡線の一例を示す斜視図、第
2図は発光フイラメントの一例を示す正面図、第
3図イ,ロは従来の管型電球の製造工程を示す説
明用正面図、第4図イ〜ホは本発明に係る管型電
球の製造方法を工程順に示す説明用正面図、第5
図は本発明の他の実施例を示す説明用正面図であ
る。 1……短絡線、2……発光フイラメント、21
……発光部、22……接続部、F……フイラメン
ト組立体、3……封体、4……外部リード、41
……内部リード、42……金属箔、P……金属線
成形体、C……コ字形部分、51……短絡部、5
2……脚部、53……連結部、b……基線、31
……封体用ガラス管、l……切断部分、23……
接続線、f……フイラメント線材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直線状の短絡部と、この短絡部の両端から互
    に同方向に伸びる、封体用ガラス管の内径に適合
    する長さの2本の脚部とより成るコ字形部分の複
    数が、前記短絡部の伸びる方向に離間して位置さ
    れ、かつ隣接する2つのコ字形部分の互に近接し
    た脚部の先端が前記短絡部と平行な連結部により
    互に連結されて成り、全長が封体用ガラス管の長
    さに適合する金属線成形体を、1本の金属線を成
    形することにより形成し、 この金属線成形体の隣接する2つのコ字形部分
    の互に近接する脚部間に、この脚部の中央を横切
    つて伸びる基線に沿つて発光フイラメントを接続
    してフイラメント組立体を形成し、 このフイラメント組立体を封体用ガラス管内に
    挿入し、その後封体用ガラス管の外部よりレーザ
    ー光線を照射して前記フイラメント組立体の連結
    部を切断する工程を含むことを特徴とする管型電
    球の製造方法。
JP20363483A 1983-11-01 1983-11-01 管型電球の製造方法 Granted JPS6097542A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0722013B2 (ja) * 1987-01-12 1995-03-08 西堀 稔 ハロゲン電球のフイラメント支持構造
JPH0722014B2 (ja) * 1987-02-28 1995-03-08 西堀 稔 ハロゲン電球のフイラメント製造方法

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