JPH057729Y2 - - Google Patents

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JPH057729Y2
JPH057729Y2 JP1985051703U JP5170385U JPH057729Y2 JP H057729 Y2 JPH057729 Y2 JP H057729Y2 JP 1985051703 U JP1985051703 U JP 1985051703U JP 5170385 U JP5170385 U JP 5170385U JP H057729 Y2 JPH057729 Y2 JP H057729Y2
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JP
Japan
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filament
supporter
cc2v
connect
coil
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JP1985051703U
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JPS61168552U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、白熱電球のCC2V型のフイラメント
マウント構造に関するものである。
〔背景技術とその問題点〕
CC2V型のマウントは、第3図に示すように、
フイラメント2の中央がサポーター5で支持さ
れ、左右に逆V字状にフイラメントコイルが拡が
る構造をしており、長いフイラメントを小さな封
体内にコンパクトに配置できる利点を有する。
ところで、最近は、白熱電球の小型化と低消費
電力化の要請が大きく、これに応じるために、フ
イラメント素線は直径が0.1mm程度の細いものが
使用される。しかし、この細い素線にて、中央部
はシングルコイルにし、その両側をダブルコイル
に巻いてV字状にするのは、素線が弱いために困
難であり、不良品が多くて生産歩留りが低い問題
点がある。そして、このフイラメントを熱処理し
て再結晶するに際し、形状が複雑なためにフイラ
メントを保持するのが困難であり、保持が不完全
であると変形して不良となる不具合がある。ま
た、中央のサポーターも、フイラメントを支持す
るために、屈曲させてフイラメントを抱くように
して支持する必要があり、形状が複雑であつた。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、フイラメントの製造が容易で
生産歩留りと品質の良い、白熱電球のCC2V型マ
ウント構造を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
本考案の白熱電球のフイラメントマウント構造
は、中央がサポーターで支持され、左右に逆V字
状にフイラメントコイルが拡がるCC2V型のマウ
ント構造において、前記フイラメントコイルは2
本のダブルコイルフイラメントからなり、この2
本のダブルコイルフイラメントの両端にそれぞれ
小さな接続用シングルコイルを継線し、一端の2
個の接続用シングルコイルを一対の内部リード線
に接続するとともに、他端の2個の接続用シング
ルコイルをそれぞれ上下の逆方向に伸びるように
配設し、直線状のサポーターに挿入してCC2V型
としたことを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は、本考案のマウント構造を有する白熱
電球であり、封体1内に2本の棒状のダブルコイ
ルからなるフイラメント2がCC2V型に配置され
た定格200Wの一般照明用電球である。ここでマ
ウントの製造工程を説明すると、まず、第2図に
示すように、モリブデン芯線11上に、線径0.1
mmのタングステン素線をダブルコイルにコイリン
グする。これは通常のコイリング作業で行えるの
で簡単であり、この工程で不良品が発生すること
はない。次に、熱処理して再結晶を行うが、芯線
11にコイリングされた状態で行うので、保持が
容易であり、この工程も簡単に行える。そして、
小さな接続用のシングルコイル3を用意し、この
内部にフイラメント2の端部を挿入し、スポツト
溶接により継線する。次に、芯線11を溶解して
除去するが、2本のフイラメント2の両端に接続
された4個の接続用シングルコイル3の内、一端
の接続用シングルコイル3,3を内部リード線4
に接続する。そして、第1図に示すように、他端
の接続用シングルコイル3,3を、その中間部か
らそれぞれ上下の逆方向に伸びるように所定角度
に屈曲し、その屈曲部分を直線状のサポーター5
に挿入する。これによつて、CC2V型のマウント
になるが、サポーター5は直線状で良く、従来例
のようにフイラメント頂部を抱くように支持する
ために複雑な形状に屈曲成形する必要がないの
で、きわめて簡単に製造することができる。そし
て、内部リード4をモリブデン箔6,6に接続
し、この部分を圧着封止すれば、CC2V型のフイ
ラメントマウント構造を有する白熱電球が完成す
る。
〔考案の効果〕
この様に本考案は、まず2本の直線状のフイラ
メントを用意するが、この形状が単純であるので
コイリングや熱処理を簡単かつ確実に行なうこと
ができ、歩留りと品質が向上する。そして、小さ
な接続用コイルを用いてフイラメントの両端をサ
ポーターと内部リード線に接続するが、ことにサ
ポーターと接続する接続用シングルコイルをそれ
ぞれ上下の逆方向に伸びるように配設し、サポー
ターに挿入するので、確実に継線でき、サポータ
ーも直線状でよい利点を有する。よつて、本考案
に従えば、フイラメントの製造が容易で生産歩留
りと品質の良い、白熱電球のCC2V型マウント構
造とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のマウント構造の説明図、第2
図は同じく工程説明図、第3図は従来例の説明図
である。 1……封体、2……フイラメント、3……シン
グルコイル、4……内部リード線、5……サポー
ター、11……芯線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央がサポーターで支持され、左右に逆V字状
    にフイラメントコイルが拡がるCC2V型のマウン
    ト構造において、 前記フイラメントコイルは2本のダブルコイル
    フイラメントからなり、この2本のダブルコイル
    フイラメントの両端にそれぞれ小さな接続用シン
    グルコイルを継線し、一端の2個の接続用シング
    ルコイルを一対の内部リード線に接続するととも
    に、他端の2個の接続用シングルコイルをそれぞ
    れ上下の逆方向に伸びるように配設し、直線状の
    サポーターに挿入してCC2V型としたことを特徴
    とする白熱電球のフイラメントマウント構造。
JP1985051703U 1985-04-09 1985-04-09 Expired - Lifetime JPH057729Y2 (ja)

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JP1985051703U JPH057729Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

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Publication Number Publication Date
JPS61168552U JPS61168552U (ja) 1986-10-18
JPH057729Y2 true JPH057729Y2 (ja) 1993-02-26

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ID=30570990

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS515990U (ja) * 1974-06-29 1976-01-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5593968U (ja) * 1978-12-25 1980-06-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS515990U (ja) * 1974-06-29 1976-01-16

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JPS61168552U (ja) 1986-10-18

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