JPH0358144B2 - - Google Patents
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- JPH0358144B2 JPH0358144B2 JP20363383A JP20363383A JPH0358144B2 JP H0358144 B2 JPH0358144 B2 JP H0358144B2 JP 20363383 A JP20363383 A JP 20363383A JP 20363383 A JP20363383 A JP 20363383A JP H0358144 B2 JPH0358144 B2 JP H0358144B2
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- metal wire
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- 239000011888 foil Substances 0.000 description 3
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば複写機の原稿照明装置に組込ま
れて使用される管型電球の製造方法に関するもの
である。
れて使用される管型電球の製造方法に関するもの
である。
一般に複写機の原稿照明装置においては、原稿
台に形成すべき配光パターンに対応して、複数の
発光フイラメントが間隔を置いて配列された部分
発光型と称される管型電球が用いられている。
台に形成すべき配光パターンに対応して、複数の
発光フイラメントが間隔を置いて配列された部分
発光型と称される管型電球が用いられている。
この種の管型電球においては、常に原稿台に所
定の配光パターンが形成されるよう各発光フイラ
メントが封体の管軸に沿つて所定の位置に正確に
配置されることが必要である。
定の配光パターンが形成されるよう各発光フイラ
メントが封体の管軸に沿つて所定の位置に正確に
配置されることが必要である。
従来においては、例えば、第1図に示すよう
に、直線状の短絡部11の両端に、これと直角に
伸びる屈曲部12,12およびこの屈曲部12,
12の先端に形成したリング13,13とから成
るサポータ14,14を一体的に設けて成る短絡
線1と、第2図に示すように、密に巻かれたコイ
ル状の発光部21およびその両端に続く疎に巻か
れたコイル状の接続部22より成る発光フイラメ
ント2とを、第3図イに示すように、交互に接続
してフイラメント組立体Fを構成し、このフイラ
メント組立体Fを第3図ロに示すように、管型の
封体3内にその管軸に沿つて伸びるよう位置せし
め、もつて管型電球を構成する。
に、直線状の短絡部11の両端に、これと直角に
伸びる屈曲部12,12およびこの屈曲部12,
12の先端に形成したリング13,13とから成
るサポータ14,14を一体的に設けて成る短絡
線1と、第2図に示すように、密に巻かれたコイ
ル状の発光部21およびその両端に続く疎に巻か
れたコイル状の接続部22より成る発光フイラメ
ント2とを、第3図イに示すように、交互に接続
してフイラメント組立体Fを構成し、このフイラ
メント組立体Fを第3図ロに示すように、管型の
封体3内にその管軸に沿つて伸びるよう位置せし
め、もつて管型電球を構成する。
ここに、短絡線1と発光フイラメント2とを交
互に接続してフイラメント組立体Fを形成する工
程は次のようにして行なわれる。まず短絡線1と
発光フイラメント2とを適宜の手段により同軸と
なるよう水平に保持する。次に短絡線1は固定し
ておいて発光フイラメント2を短絡線1に接近す
るよう軸方向に移動させて、発光フイラメント2
の接続部22の端部コイル間隙の開放端Lが短絡
線1の屈曲部12の基端121に臨むよう位置さ
せる。次いで、当該屈曲部12が接続部22のコ
イル間隙に沿つて相対的に移動されるよう当該接
続部22を短絡線1の短絡部11にねじ込んで巻
き付け、さらにスポツト溶接などで固着して接続
する。そして、この短絡部11の他方側には、当
該短絡部11と同軸になるよう他の発光フイラメ
ント2の接続部22を上述の方法と同様にして接
続する。このようにして順次短絡線1と発光フイ
ラメント2とを交互に接続して長尺なフイラメン
ト組立体Fを形成する。図中4は内部リード41
および金属箔42を介して発光フイラメント2と
電気的に接続される外部リードである。
互に接続してフイラメント組立体Fを形成する工
程は次のようにして行なわれる。まず短絡線1と
発光フイラメント2とを適宜の手段により同軸と
なるよう水平に保持する。次に短絡線1は固定し
ておいて発光フイラメント2を短絡線1に接近す
るよう軸方向に移動させて、発光フイラメント2
の接続部22の端部コイル間隙の開放端Lが短絡
線1の屈曲部12の基端121に臨むよう位置さ
せる。次いで、当該屈曲部12が接続部22のコ
イル間隙に沿つて相対的に移動されるよう当該接
続部22を短絡線1の短絡部11にねじ込んで巻
き付け、さらにスポツト溶接などで固着して接続
する。そして、この短絡部11の他方側には、当
該短絡部11と同軸になるよう他の発光フイラメ
ント2の接続部22を上述の方法と同様にして接
続する。このようにして順次短絡線1と発光フイ
ラメント2とを交互に接続して長尺なフイラメン
ト組立体Fを形成する。図中4は内部リード41
および金属箔42を介して発光フイラメント2と
電気的に接続される外部リードである。
しかしながら、このような構成の管型電球にお
いては次のような問題点を有する。
いては次のような問題点を有する。
(1) 短絡線1と発光フイラメント2とを同軸とな
るよう厳密に軸合せすることが難しいうえ、短
絡線1と発光フイラメント2とを交互に逐一接
続する作業が煩雑で多大の労力と時間を要する
ため、フイラメント組立体Fを容易に製造する
ことができない。
るよう厳密に軸合せすることが難しいうえ、短
絡線1と発光フイラメント2とを交互に逐一接
続する作業が煩雑で多大の労力と時間を要する
ため、フイラメント組立体Fを容易に製造する
ことができない。
(2) 発光フイラメント2の接続部22を短絡線1
の短絡部11にねじ込む作業におけるねじ込み
長さを高い精度で規定することが困難であるた
め、発光フイラメント2の発光部21を高い精
度で所定の位置に配置させることができず、結
局所定の配光パターンを厳密に規制されたもの
とすることができない。
の短絡部11にねじ込む作業におけるねじ込み
長さを高い精度で規定することが困難であるた
め、発光フイラメント2の発光部21を高い精
度で所定の位置に配置させることができず、結
局所定の配光パターンを厳密に規制されたもの
とすることができない。
(3) フイラメント組立体Fは、短絡線1と発光フ
イラメント2とを交互に接続して構成され、か
つ発光フイラメント2が剛性の小さい変形しや
すいものであるため、全体として形態が不安定
で変形を生じ易く、したがつてフイラメント組
立体Fを封体3を構成するためのガラス管中に
挿入する作業が容易でない。
イラメント2とを交互に接続して構成され、か
つ発光フイラメント2が剛性の小さい変形しや
すいものであるため、全体として形態が不安定
で変形を生じ易く、したがつてフイラメント組
立体Fを封体3を構成するためのガラス管中に
挿入する作業が容易でない。
本発明は以上のような背景の下になされたもの
であつて、発光フイラメントを所期の位置に高い
精度で保持する管型電球を容易に製造することの
できる管型電球の製造方法を提供することを目的
とし、その特徴とするところは、直線状の短絡部
と、この短絡部の両端から互に同方向に伸びる、
封体用ガラス管の内径に適合する長さの2本の脚
部とより成るコ字形部分の複数が、前記短絡部の
伸びる方向に離間して位置され、かつ隣接する2
つのコ字形部分の互に近接した脚部の先端が前記
短絡部と平行な連結部により互に連結されて成
り、全長が封体用ガラス管の長さに適合する金属
線成形体を、1本の金属線を成形することにより
形成し、 この金属線成形体の隣接する2つのコ字形部分
の互に近接する脚部間に、この脚部の中央を横切
つて伸びる基線に沿つて発光フイラメントを接続
してフイラメント組立体を形成し、 このフイラメント組立体を、その連結部を順次
切断しながら封体用ガラス管内に挿入する工程を
含む点にある。
であつて、発光フイラメントを所期の位置に高い
精度で保持する管型電球を容易に製造することの
できる管型電球の製造方法を提供することを目的
とし、その特徴とするところは、直線状の短絡部
と、この短絡部の両端から互に同方向に伸びる、
封体用ガラス管の内径に適合する長さの2本の脚
部とより成るコ字形部分の複数が、前記短絡部の
伸びる方向に離間して位置され、かつ隣接する2
つのコ字形部分の互に近接した脚部の先端が前記
短絡部と平行な連結部により互に連結されて成
り、全長が封体用ガラス管の長さに適合する金属
線成形体を、1本の金属線を成形することにより
形成し、 この金属線成形体の隣接する2つのコ字形部分
の互に近接する脚部間に、この脚部の中央を横切
つて伸びる基線に沿つて発光フイラメントを接続
してフイラメント組立体を形成し、 このフイラメント組立体を、その連結部を順次
切断しながら封体用ガラス管内に挿入する工程を
含む点にある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
本実施例においては、第4図に示すように、以
下の工程(イ)〜工程(ニ)を経ることによつて管型電球
を製造する。
下の工程(イ)〜工程(ニ)を経ることによつて管型電球
を製造する。
工程(イ)
1本の金属線を一体的に成形することにより第
4図イに示すような金属線成形体Pを形成する。
4図イに示すような金属線成形体Pを形成する。
金属線成形体Pは、直線状短絡部51およびこ
の短絡部51の両端から互に同方向に伸びる2本
の脚部52より成るコ字形部分Cの複数が、前記
短絡部51の伸びる方向に離間して位置され、か
つ隣接する2つのコ字形部分Cの互に近接した脚
部52の先端が前記短絡部51と平行な連結部5
3により互に連結されて成り、いわば矩形波状の
形態を有する。そして、金属線成形体Pの全長
は、封体用ガラス管の長さに適合し、この封体用
ガラス管の両端を封止して形成される封体の内部
空間の管軸方向長さとほぼ一致する。金属線成形
体Pのコ字形部分Cの脚部52は封体用ガラス管
の内径に適合する長さを有する。
の短絡部51の両端から互に同方向に伸びる2本
の脚部52より成るコ字形部分Cの複数が、前記
短絡部51の伸びる方向に離間して位置され、か
つ隣接する2つのコ字形部分Cの互に近接した脚
部52の先端が前記短絡部51と平行な連結部5
3により互に連結されて成り、いわば矩形波状の
形態を有する。そして、金属線成形体Pの全長
は、封体用ガラス管の長さに適合し、この封体用
ガラス管の両端を封止して形成される封体の内部
空間の管軸方向長さとほぼ一致する。金属線成形
体Pのコ字形部分Cの脚部52は封体用ガラス管
の内径に適合する長さを有する。
工程(ロ)
以上のような金属成形体Pに複数の発光フイラ
メント2を次のように接続して第4図ロに示すよ
うなフイラメント組立体Fを形成する。すなわ
ち、コイル状の発光部21とこの発光部21の両
端から発光部21の軸線上に延出する接続部22
とより成る発光フイラメント2を、金属線成形体
Pの各コ字形部分C間に、脚部52の中央を横切
つて伸びる基線bに沿つて配し、前記発光フイラ
メント2の接続部22とコ字形部分Cの脚部52
とをスポツト溶接などによつて固着することによ
り、金属線成形体Pに複数の発光フイラメント2
を互に離間した状態で電気的に接続する。さらに
金属線成形体Pの両端に位置するコ字形部分Cの
外側の脚部52の中央にそれぞれ発光フイラメン
ト2aを接続し、これら発光フイラメント2aの
各々に内部リード41、金属箔42および外部リ
ード4を順次接続し、フイラメント組立体Fを形
成する。
メント2を次のように接続して第4図ロに示すよ
うなフイラメント組立体Fを形成する。すなわ
ち、コイル状の発光部21とこの発光部21の両
端から発光部21の軸線上に延出する接続部22
とより成る発光フイラメント2を、金属線成形体
Pの各コ字形部分C間に、脚部52の中央を横切
つて伸びる基線bに沿つて配し、前記発光フイラ
メント2の接続部22とコ字形部分Cの脚部52
とをスポツト溶接などによつて固着することによ
り、金属線成形体Pに複数の発光フイラメント2
を互に離間した状態で電気的に接続する。さらに
金属線成形体Pの両端に位置するコ字形部分Cの
外側の脚部52の中央にそれぞれ発光フイラメン
ト2aを接続し、これら発光フイラメント2aの
各々に内部リード41、金属箔42および外部リ
ード4を順次接続し、フイラメント組立体Fを形
成する。
工程(ハ)
フイラメント組立体Fを、第4図ハに示すよう
に、その連結部53を順次切断しながら封体用ガ
ラス管31内に挿入する。このような連結部53
の切断は、発光フイラメント2の両端の短絡を回
避することを目的とし、したがつて、切断後の連
結部53が振動などによつて再び接触することが
ないように、切断部分lは完全な絶縁を達成する
に十分な長さを有するものとする。そして、連結
部53の切断は、フイラメント組立体Fの形態を
できるだけ完全な状態で保持するために、その連
結部53がガラス管31内に挿入される直前位置
において行うのが好ましい。連結部53の切断手
段は特に制限されず、カツターによる切断あるい
はレーザー光線による溶断などの方法を用いるこ
とができる。
に、その連結部53を順次切断しながら封体用ガ
ラス管31内に挿入する。このような連結部53
の切断は、発光フイラメント2の両端の短絡を回
避することを目的とし、したがつて、切断後の連
結部53が振動などによつて再び接触することが
ないように、切断部分lは完全な絶縁を達成する
に十分な長さを有するものとする。そして、連結
部53の切断は、フイラメント組立体Fの形態を
できるだけ完全な状態で保持するために、その連
結部53がガラス管31内に挿入される直前位置
において行うのが好ましい。連結部53の切断手
段は特に制限されず、カツターによる切断あるい
はレーザー光線による溶断などの方法を用いるこ
とができる。
工程(ニ)
フイラメント組立体Fのガラス管31内への挿
入が完了した後は、公知の例えばピンチシール法
によつてガラス管31の両端を封止して封体3を
形成し、もつて第4図ニに示すような、発光フイ
ラメント2が封体3の管軸に沿つて間隔を置いて
配列された管型電球を得る。なお、フイラメント
組立体Fに引張力を作用させながらその封止を行
うと、連結部53の切断部分lの間隔が十分なも
のとなり、したがつてこの部分の電気的絶縁を確
実にすることができると共に、発光フイラメント
2をたるみのない状態で配置することができる。
入が完了した後は、公知の例えばピンチシール法
によつてガラス管31の両端を封止して封体3を
形成し、もつて第4図ニに示すような、発光フイ
ラメント2が封体3の管軸に沿つて間隔を置いて
配列された管型電球を得る。なお、フイラメント
組立体Fに引張力を作用させながらその封止を行
うと、連結部53の切断部分lの間隔が十分なも
のとなり、したがつてこの部分の電気的絶縁を確
実にすることができると共に、発光フイラメント
2をたるみのない状態で配置することができる。
以上のような管型電球の製造方法によれば、以
下のような作用効果を有する。
下のような作用効果を有する。
(1) フイラメント組立体Fを容易に製造すること
ができ、しかもフイラメント組立体Fの封体用
ガラス管31内への挿入作業を円滑に行うこと
ができることから、全体として管型電球の製造
能率を著しく向上せしめることができる。
ができ、しかもフイラメント組立体Fの封体用
ガラス管31内への挿入作業を円滑に行うこと
ができることから、全体として管型電球の製造
能率を著しく向上せしめることができる。
すなわち、金属線成形体Pは一体的に構成さ
れ、安定な形態を有するので、個別に形成され
た短絡線と発光フイラメントとを接続してフイ
ラメント組立体を形成する場合のような軸合せ
が不要であるうえ、発光フイラメント2の接続
位置をあらかじめ設定することができ、しかも
金属線成形体Pは平面的であつて複数の発光フ
イラメント2の接続作業を同時に行うことが可
能であることから、フイラメント組立体Fの製
造を短時間で効率よく行うことができる。
れ、安定な形態を有するので、個別に形成され
た短絡線と発光フイラメントとを接続してフイ
ラメント組立体を形成する場合のような軸合せ
が不要であるうえ、発光フイラメント2の接続
位置をあらかじめ設定することができ、しかも
金属線成形体Pは平面的であつて複数の発光フ
イラメント2の接続作業を同時に行うことが可
能であることから、フイラメント組立体Fの製
造を短時間で効率よく行うことができる。
さらに、フイラメント組立体Fを封体用ガラ
ス管31内に挿入する工程においては、ガラス
管31外に位置する部分のフイラメント組立体
Fは、いまだ連結部53が切断されておらず、
金属線成形体Pを骨格とする一体をなし、安定
な形態を有する剛性の大きいものであるから、
フイラメント組立体Fをガラス管31の入口ま
で確実かつ容易に移送することができ、また、
ガラス管31内に位置する部分のフイラメント
組立体Fは、その進行方向に伸びる短絡部51
および切断された連結部53によつていわばガ
イドされた状態で安定に移送されるため、結
局、フイラメント組立体Fをガラス管31内に
円滑かつ確実に挿入することができる。
ス管31内に挿入する工程においては、ガラス
管31外に位置する部分のフイラメント組立体
Fは、いまだ連結部53が切断されておらず、
金属線成形体Pを骨格とする一体をなし、安定
な形態を有する剛性の大きいものであるから、
フイラメント組立体Fをガラス管31の入口ま
で確実かつ容易に移送することができ、また、
ガラス管31内に位置する部分のフイラメント
組立体Fは、その進行方向に伸びる短絡部51
および切断された連結部53によつていわばガ
イドされた状態で安定に移送されるため、結
局、フイラメント組立体Fをガラス管31内に
円滑かつ確実に挿入することができる。
(2) 金属線成形体Pの形状を規定することによつ
て発光フイラメント2の接続位置を正確に設定
することができるため、発光フイラメント2を
所期の位置に高い精度で配設したフイラメント
組立体Fを得ることができ、さらに封体3内に
おいて、封体3の内径に適合する長さを有する
脚部52と、この脚部52の両端により封体3
の内壁に沿つて伸びる短絡部51および切断さ
れた連結部53とにより支持強度の大きい安定
なサポータが形成されることから、発光フイラ
メント2を長期にわたつて封体3の管軸に沿つ
て高い精度で支持することができる。
て発光フイラメント2の接続位置を正確に設定
することができるため、発光フイラメント2を
所期の位置に高い精度で配設したフイラメント
組立体Fを得ることができ、さらに封体3内に
おいて、封体3の内径に適合する長さを有する
脚部52と、この脚部52の両端により封体3
の内壁に沿つて伸びる短絡部51および切断さ
れた連結部53とにより支持強度の大きい安定
なサポータが形成されることから、発光フイラ
メント2を長期にわたつて封体3の管軸に沿つ
て高い精度で支持することができる。
第5図は本発明の他の実施例を示すものであ
り、この例においては、互に離間した複数の発
光フイラメント2が相互に接続線23によつて
一体に連結されてなるフイラメント線材fを、
前記発光フイラメント2が金属線成形体Pの隣
接する2つのコ字形部分Cの互に近接する脚部
52間に位置するよう接続してフイラメント組
立体Fを形成する点に、上述の実施例と異なる
特徴を有する。
り、この例においては、互に離間した複数の発
光フイラメント2が相互に接続線23によつて
一体に連結されてなるフイラメント線材fを、
前記発光フイラメント2が金属線成形体Pの隣
接する2つのコ字形部分Cの互に近接する脚部
52間に位置するよう接続してフイラメント組
立体Fを形成する点に、上述の実施例と異なる
特徴を有する。
この実施例によれば、発光フイラメント2が
接続線23を介して相互に一体化しているの
で、発光フイラメント2の位置決めを個々に行
う必要がなく一体的に行うことができ、発光フ
イラメント2の接続がさらに容易となる利点
が、上述の実施例の作用効果に加えて得られ
る。
接続線23を介して相互に一体化しているの
で、発光フイラメント2の位置決めを個々に行
う必要がなく一体的に行うことができ、発光フ
イラメント2の接続がさらに容易となる利点
が、上述の実施例の作用効果に加えて得られ
る。
以上のように本発明は、直線状の短絡部と、
この短絡部の両端から互に同方向に伸びる、封
体用ガラス管の内径に適合する長さの2本の脚
部とより成るコ字形部分の複数が、前記短絡部
の伸びる方向に離間して位置され、かつ隣接す
る2つのコ字形部分の互に近接した脚部の先端
が前記短絡部と平行な連結部により互に連結さ
れて成り、全長が封体用ガラス管の長さに適合
する金属線成形体を、1本の金属線を成形する
ことにより形成し、 この金属線成形体の隣接する2つのコ字形部
分の互に近接する脚部間に、この脚部の中央を
横切つて伸びる基線に沿つて発光フイラメント
を接続してフイラメント組立体を形成し、 このフイラメント組立体を、その連結部を順
次切断しながら封体用ガラス管内に挿入する工
程を含むことを特徴とする管型電球の製造方法
であるから、発光フイラメントを所期の位置に
高い精度で保持する管型電球を容易に製造する
ことができる。
この短絡部の両端から互に同方向に伸びる、封
体用ガラス管の内径に適合する長さの2本の脚
部とより成るコ字形部分の複数が、前記短絡部
の伸びる方向に離間して位置され、かつ隣接す
る2つのコ字形部分の互に近接した脚部の先端
が前記短絡部と平行な連結部により互に連結さ
れて成り、全長が封体用ガラス管の長さに適合
する金属線成形体を、1本の金属線を成形する
ことにより形成し、 この金属線成形体の隣接する2つのコ字形部
分の互に近接する脚部間に、この脚部の中央を
横切つて伸びる基線に沿つて発光フイラメント
を接続してフイラメント組立体を形成し、 このフイラメント組立体を、その連結部を順
次切断しながら封体用ガラス管内に挿入する工
程を含むことを特徴とする管型電球の製造方法
であるから、発光フイラメントを所期の位置に
高い精度で保持する管型電球を容易に製造する
ことができる。
第1図は従来の短絡線の一例を示す斜視図、第
2図は発光フイラメントの一例を示す正面図、第
3図イ,ロは従来の管型電球の製造工程を示す説
明用正面図、第4図イ〜ニは本発明に係る管型電
球の製造方法を工程順に示す説明用正面図、第5
図は本発明の他の実施例を示す説明用正面図であ
る。 1……短絡線、2……発光フイラメント、21
……発光部、22……接続部、F……フイラメン
ト組立体、3……封体、4……外部リード、41
……内部リード、42……金属箔、P……金属線
成形体、C……コ字形部分、51……短絡部、5
2……脚部、53……連結部、b……基線、31
……封体用ガラス管、l……切断部分、23……
接続線、f……フイラメント線材。
2図は発光フイラメントの一例を示す正面図、第
3図イ,ロは従来の管型電球の製造工程を示す説
明用正面図、第4図イ〜ニは本発明に係る管型電
球の製造方法を工程順に示す説明用正面図、第5
図は本発明の他の実施例を示す説明用正面図であ
る。 1……短絡線、2……発光フイラメント、21
……発光部、22……接続部、F……フイラメン
ト組立体、3……封体、4……外部リード、41
……内部リード、42……金属箔、P……金属線
成形体、C……コ字形部分、51……短絡部、5
2……脚部、53……連結部、b……基線、31
……封体用ガラス管、l……切断部分、23……
接続線、f……フイラメント線材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 直線状の短絡部と、この短絡部の両端から互
に同方向に伸びる、封体用ガラス管の内径に適合
する長さの2本の脚部とより成るコ字形部分の複
数が、前記短絡部の伸びる方向に離間して位置さ
れ、かつ隣接する2つのコ字形部分の互に近接し
た脚部の先端が前記短絡部と平行な連結部により
互に連結されて成り、全長が封体用ガラス管の長
さに適合する金属線成形体を、1本の金属線を成
形することにより形成し、 この金属線成形体の隣接する2つのコ字形部分
の互に近接する脚部間に、この脚部の中央を横切
つて伸びる基線に沿つて発光フイラメントを接続
してフイラメント組立体を形成し、 このフイラメント組立体を、その連結部を順次
切断しながら封体用ガラス管内に挿入する工程を
含むことを特徴とする管型電球の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20363383A JPS6097541A (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | 管型電球の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20363383A JPS6097541A (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | 管型電球の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6097541A JPS6097541A (ja) | 1985-05-31 |
JPH0358144B2 true JPH0358144B2 (ja) | 1991-09-04 |
Family
ID=16477274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20363383A Granted JPS6097541A (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | 管型電球の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6097541A (ja) |
-
1983
- 1983-11-01 JP JP20363383A patent/JPS6097541A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6097541A (ja) | 1985-05-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |