JPS63104481A - 伝導度変調型たて型mosfet - Google Patents
伝導度変調型たて型mosfetInfo
- Publication number
- JPS63104481A JPS63104481A JP25121186A JP25121186A JPS63104481A JP S63104481 A JPS63104481 A JP S63104481A JP 25121186 A JP25121186 A JP 25121186A JP 25121186 A JP25121186 A JP 25121186A JP S63104481 A JPS63104481 A JP S63104481A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- cell
- source region
- latch
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 14
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 abstract description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 230000002950 deficient Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 208000033641 Ring chromosome 5 syndrome Diseases 0.000 description 1
- 244000292604 Salvia columbariae Species 0.000 description 1
- 235000012377 Salvia columbariae var. columbariae Nutrition 0.000 description 1
- 235000001498 Salvia hispanica Nutrition 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 235000014167 chia Nutrition 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/70—Bipolar devices
- H01L29/72—Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals
- H01L29/739—Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals controlled by field-effect, e.g. bipolar static induction transistors [BSIT]
- H01L29/7393—Insulated gate bipolar mode transistors, i.e. IGBT; IGT; COMFET
- H01L29/7395—Vertical transistors, e.g. vertical IGBT
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明はドレイン側にソースと逆導電型の領域を付加し
てバイポーラ動作を利用するたて型MOSFETの構造
に関する。
てバイポーラ動作を利用するたて型MOSFETの構造
に関する。
だて型MOSFETの1種である絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタもしくはIGT、C0MFETなどと呼
ばれている素子は、電力用MOSFETの高速性や電力
制御が容易であるなどの性質と、バイポーラトランジス
タやサイリスタなどのようなバイポーラ素子の低いオン
電圧などの性質を併せ持つ半導体素子として注目されて
いるものである。
ラトランジスタもしくはIGT、C0MFETなどと呼
ばれている素子は、電力用MOSFETの高速性や電力
制御が容易であるなどの性質と、バイポーラトランジス
タやサイリスタなどのようなバイポーラ素子の低いオン
電圧などの性質を併せ持つ半導体素子として注目されて
いるものである。
しかしながら、このようなすぐれた性質をもってるKも
かかわらず、この素子の構造上形成される寄生サイリス
タに起因してラッチアップ現象が生じやすく、そのため
素子の最大電流値が制限されることが一つの欠点となっ
ている。
かかわらず、この素子の構造上形成される寄生サイリス
タに起因してラッチアップ現象が生じやすく、そのため
素子の最大電流値が制限されることが一つの欠点となっ
ている。
第2図に通常の伝導度変調型のたて型MOSFETの構
造と動作を説明するためにその要部断面図を示す。第2
図はNチャンネル素子の場合を示しであるが、Pチャン
ネル素子では第2図のN形とP形をすべて反転したもの
となる。
造と動作を説明するためにその要部断面図を示す。第2
図はNチャンネル素子の場合を示しであるが、Pチャン
ネル素子では第2図のN形とP形をすべて反転したもの
となる。
第2図においてこの素子は正孔を注入するためのPアノ
ード領域1.薄いNバッファ領域2゜N−ドレイン領域
3.低抵抗P領域4.P基体領域5. N ソース領
域6.ゲート酸化膜7.ゲート電極8.カソード電極9
.およびアノード電極10から構成されるたて型MOS
FETであり、通常のたて型MOSFETにビアノード
領域1を付加した構造になっている。Nバッファ領域2
はOFF時のパンチスルーの防止および正孔の注入量を
制御するために設けられている。低抵抗P領域4はラッ
チアップの防止用である。P領域4とN ソース領域6
とはカソード電極9で短絡されており、P アノード領
域1. N−ドレイン領域3.P領域4、P基体領域
5. N ソース領域6によりエミ。
ード領域1.薄いNバッファ領域2゜N−ドレイン領域
3.低抵抗P領域4.P基体領域5. N ソース領
域6.ゲート酸化膜7.ゲート電極8.カソード電極9
.およびアノード電極10から構成されるたて型MOS
FETであり、通常のたて型MOSFETにビアノード
領域1を付加した構造になっている。Nバッファ領域2
はOFF時のパンチスルーの防止および正孔の注入量を
制御するために設けられている。低抵抗P領域4はラッ
チアップの防止用である。P領域4とN ソース領域6
とはカソード電極9で短絡されており、P アノード領
域1. N−ドレイン領域3.P領域4、P基体領域
5. N ソース領域6によりエミ。
夕短絡形サイリスタと同様の構造をもっており、このサ
イリスタがラッチアップすることにより最大電流が制限
されるのである。
イリスタがラッチアップすることにより最大電流が制限
されるのである。
次にこの素子の動作を説明する。順方向阻止時はMOS
FETが導通していないため、低抵抗P領域4.P基体
領域5.およびN−ドレイン領域3のPN接合が逆方向
バイアスされ電流は流れない。このときゲート電極8に
しきい値以上の正電圧を印加するとP基体領域5の表面
にN形反転層が形成されてMo5pET、b<導通し、
N−ドレイン領域3に電子が注入される。このためN−
ドレイン領域3に耐バッファ領域2を通してP アノー
ド領域1から正孔が注入され、N″′ドレイン領域3の
電子および正孔密度は熱平衡状態より非常に高(なるい
わゆる伝導度変調が生じオン抵抗は非常に低い値となる
。次にゲート電極8の正電圧を取り去ると、N−ドレイ
ン領域3への電子の注入が停止し、N−ドレイン領域3
の電子密度は減少するとともにビアノード領域1からの
正孔の注入も減少し素子は再度OFF状態となる。
FETが導通していないため、低抵抗P領域4.P基体
領域5.およびN−ドレイン領域3のPN接合が逆方向
バイアスされ電流は流れない。このときゲート電極8に
しきい値以上の正電圧を印加するとP基体領域5の表面
にN形反転層が形成されてMo5pET、b<導通し、
N−ドレイン領域3に電子が注入される。このためN−
ドレイン領域3に耐バッファ領域2を通してP アノー
ド領域1から正孔が注入され、N″′ドレイン領域3の
電子および正孔密度は熱平衡状態より非常に高(なるい
わゆる伝導度変調が生じオン抵抗は非常に低い値となる
。次にゲート電極8の正電圧を取り去ると、N−ドレイ
ン領域3への電子の注入が停止し、N−ドレイン領域3
の電子密度は減少するとともにビアノード領域1からの
正孔の注入も減少し素子は再度OFF状態となる。
第3図はこの素子のラッチアップを発生する機構を説明
するだめの部分的な模型図であり、第2図と共通部分を
同一符号で表わしである。第3図において実線の矢印1
1は、Nソース領域6からP基体領域5の表面の反転層
を通りN−ドレイン領域3へ至る電子の流れ、点線の矢
印12は電子による引力のため電子の流れ11にできる
だけ近いパスを通る正孔の流れを示す。正孔は点線の矢
印12のようKMOSFETのチャンネル部ではゲート
電極8の正の電位のために電子の流れ1]より下を流れ
、N+ソース領域6の存在する部分ではN ソース領域
6とP基体領域との間のビルトインポテンシャルのため
N+ソース領域6に流入することができず、P基体領域
5および低抵抗P領域4を通り、カソード電極9に流入
する。13はこの正孔が流れる領域の抵抗を表わしたも
のであり、電流が増加するとこの抵抗13によりMOS
FETのチャンネル側のN+ソース領域6とP基体領域
5の境界におけるP基体領域側の電位が上昇する。一方
Nソース領域6は電子の流れ、実線の矢印11によって
P基体領域5との境界における電位は上昇するか、Nノ
ース領域6の抵抗が低いためにその値は小さい。これら
電位の差がNソース領域6とP基体領域5との間のビル
トインポテンシャルに近づくと、N 7−ス領域6から
P基体領域5に電子が注入され、P+アノード領域1.
N−ドレイン領域33 P基体領域5、およびNソース
領域6で構成される寄生サイリスタがラッチアップする
。このため電流はもはやMOSゲートでは制御不能とな
る。低抵抗P領域4はP基体領域5および低抵抗P領域
4の抵抗13を低下させ、ラッチアップが発生する電流
値を増加させることにより大きな電流までMOSゲート
電圧で1u14御可能とするためのものである。
するだめの部分的な模型図であり、第2図と共通部分を
同一符号で表わしである。第3図において実線の矢印1
1は、Nソース領域6からP基体領域5の表面の反転層
を通りN−ドレイン領域3へ至る電子の流れ、点線の矢
印12は電子による引力のため電子の流れ11にできる
だけ近いパスを通る正孔の流れを示す。正孔は点線の矢
印12のようKMOSFETのチャンネル部ではゲート
電極8の正の電位のために電子の流れ1]より下を流れ
、N+ソース領域6の存在する部分ではN ソース領域
6とP基体領域との間のビルトインポテンシャルのため
N+ソース領域6に流入することができず、P基体領域
5および低抵抗P領域4を通り、カソード電極9に流入
する。13はこの正孔が流れる領域の抵抗を表わしたも
のであり、電流が増加するとこの抵抗13によりMOS
FETのチャンネル側のN+ソース領域6とP基体領域
5の境界におけるP基体領域側の電位が上昇する。一方
Nソース領域6は電子の流れ、実線の矢印11によって
P基体領域5との境界における電位は上昇するか、Nノ
ース領域6の抵抗が低いためにその値は小さい。これら
電位の差がNソース領域6とP基体領域5との間のビル
トインポテンシャルに近づくと、N 7−ス領域6から
P基体領域5に電子が注入され、P+アノード領域1.
N−ドレイン領域33 P基体領域5、およびNソース
領域6で構成される寄生サイリスタがラッチアップする
。このため電流はもはやMOSゲートでは制御不能とな
る。低抵抗P領域4はP基体領域5および低抵抗P領域
4の抵抗13を低下させ、ラッチアップが発生する電流
値を増加させることにより大きな電流までMOSゲート
電圧で1u14御可能とするためのものである。
このラッチアップ現象は素子をターンオフする際にはさ
らに発生しやすい。第4図はこれを説明するための素子
の等価回路図であり、MOS l−ランリスタ14.
PNP トランジスタ15および寄生NPNトランジ
スタ16により構成され13は第3図で説明した正孔電
流に対する抵抗であり、17は寄生NPNトランジスタ
】6の接合容量を表わす。PNP トランジスタ15は
第2図のP基体領域5.N−ドレイン領域3.ビアノー
ド領域1で形成され、NPN トランジスタ16はNソ
ース領域6.P基体領域5.N−ドレイン領域3により
形成される。
らに発生しやすい。第4図はこれを説明するための素子
の等価回路図であり、MOS l−ランリスタ14.
PNP トランジスタ15および寄生NPNトランジ
スタ16により構成され13は第3図で説明した正孔電
流に対する抵抗であり、17は寄生NPNトランジスタ
】6の接合容量を表わす。PNP トランジスタ15は
第2図のP基体領域5.N−ドレイン領域3.ビアノー
ド領域1で形成され、NPN トランジスタ16はNソ
ース領域6.P基体領域5.N−ドレイン領域3により
形成される。
第4図において素子のターンオフ時にはMOSトランジ
スタ14がまずオフとなるため、PNPト−y7ジスタ
15のベースすなわち寄生NPN l−ランリスタ16
のコレクタの電位が上昇し、接合容量17を通って抵抗
13に対し、矢印で示した充電電流18が流れる。この
電流がターンオフする以前に流れていた点線の矢印で示
した正札電流12に加わるために、寄生NPN トラン
ジスタ16のベース電位が上昇しラッチアップh″−発
生しやす(なるのである。
スタ14がまずオフとなるため、PNPト−y7ジスタ
15のベースすなわち寄生NPN l−ランリスタ16
のコレクタの電位が上昇し、接合容量17を通って抵抗
13に対し、矢印で示した充電電流18が流れる。この
電流がターンオフする以前に流れていた点線の矢印で示
した正札電流12に加わるために、寄生NPN トラン
ジスタ16のベース電位が上昇しラッチアップh″−発
生しやす(なるのである。
さらにこのラッチアップ現象はこのような素子において
均一に発生するのではなくゲートパッド部近傍やガード
リング近傍などのある特定な個所で発生しやすいとい5
問題もある。第5図は通常の素子におけるゲート電極パ
ッド近傍の部分断面図を示したものであり、第2図と共
通部分を同一符号で表わしである。第5図においてかは
セル部。
均一に発生するのではなくゲートパッド部近傍やガード
リング近傍などのある特定な個所で発生しやすいとい5
問題もある。第5図は通常の素子におけるゲート電極パ
ッド近傍の部分断面図を示したものであり、第2図と共
通部分を同一符号で表わしである。第5図においてかは
セル部。
21はゲートパッド部であり、乙はゲートパッド部21
に隣接する周端部のセル、22はそのほかのセルを示す
。6aはセル刀のNソース領域、4aはP+領域である
。第5図斜線を施し、一点鎖線で区切った部分の33お
よび3bは素子のオン状態において伝導度変調により多
数の正孔およ、び電子が存在する領域である。
に隣接する周端部のセル、22はそのほかのセルを示す
。6aはセル刀のNソース領域、4aはP+領域である
。第5図斜線を施し、一点鎖線で区切った部分の33お
よび3bは素子のオン状態において伝導度変調により多
数の正孔およ、び電子が存在する領域である。
ターンオフ時にはP領域4およびP領域5とN−領域3
の接合部から主に低不純物濃度のN−領域3の方向に空
乏層が成長し3aおよび3bの領域に存在していた正孔
は空乏層の電界によってP領域4゜P領域5に流入する
。このとき3aの領域はキャリアの拡散によってキャリ
アの拡散長附近まで拡がっており、ゲートパッド部21
に隣接するセル部に流入する正孔の量は、そのほかの普
通のセル例えばnに流入する正孔の量よりも多い。この
ことはセル部以外の例えばセルnでは3bの領域の正孔
が流入するのみであるのに対し、セル部にはより広い領
域3aの正孔が流入するからである。このためラッチア
ップはゲートパッド部2]に隣接する周端部のセル部の
方が、そのほかのセルよりも発生しやすい。しかもこの
ような電流集中によって温度が上昇するとさらにラッチ
アップが生じやすくなり遂には素子の破壊に至る。
の接合部から主に低不純物濃度のN−領域3の方向に空
乏層が成長し3aおよび3bの領域に存在していた正孔
は空乏層の電界によってP領域4゜P領域5に流入する
。このとき3aの領域はキャリアの拡散によってキャリ
アの拡散長附近まで拡がっており、ゲートパッド部21
に隣接するセル部に流入する正孔の量は、そのほかの普
通のセル例えばnに流入する正孔の量よりも多い。この
ことはセル部以外の例えばセルnでは3bの領域の正孔
が流入するのみであるのに対し、セル部にはより広い領
域3aの正孔が流入するからである。このためラッチア
ップはゲートパッド部2]に隣接する周端部のセル部の
方が、そのほかのセルよりも発生しやすい。しかもこの
ような電流集中によって温度が上昇するとさらにラッチ
アップが生じやすくなり遂には素子の破壊に至る。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目
的はドレイン側にソースと逆導電型の領域を付加し、バ
イポーラ動作を利用するたて型MOSFETの周端部の
ゲートパッドなどに隣接する特定のセルへの電流集中に
対してもラッチアップを生ずることのない素子構造を扶
供することにある。
的はドレイン側にソースと逆導電型の領域を付加し、バ
イポーラ動作を利用するたて型MOSFETの周端部の
ゲートパッドなどに隣接する特定のセルへの電流集中に
対してもラッチアップを生ずることのない素子構造を扶
供することにある。
〔発明の要点〕
本発明はゲートパッドなどに隣接する周端部のセルのよ
うに特定の個所に位置するセルに対してソース領域の巾
方向長さをその他の通常の位置にあるソース領域の長さ
より短くすることにより、この部分に電流集中が起きて
もラッチアップが生じないようにしたものである。
うに特定の個所に位置するセルに対してソース領域の巾
方向長さをその他の通常の位置にあるソース領域の長さ
より短くすることにより、この部分に電流集中が起きて
もラッチアップが生じないようにしたものである。
以下本発明を実施例に基づき説明する。
第1図は本発明の素子構造についてゲートパッド部近傍
の部分断面図であり、第5図と比較されるものである。
の部分断面図であり、第5図と比較されるものである。
第1図の第5図と共通する部分は同一符号を用いである
。第1図が第5図と異なる点はゲートパッド部21に隣
接する周端部のセルお十 ′ のチャンネル領域に形成されたNソース領域6aの長さ
が短いことである。
。第1図が第5図と異なる点はゲートパッド部21に隣
接する周端部のセルお十 ′ のチャンネル領域に形成されたNソース領域6aの長さ
が短いことである。
このようにすると寄生サイリスタにおけるエミッタ短絡
効果が大きく、すなわち、第4図の等価回路で示した抵
抗13が小さくなり、この部分((電流が集中してもラ
ッチアップは発生しにくい。
効果が大きく、すなわち、第4図の等価回路で示した抵
抗13が小さくなり、この部分((電流が集中してもラ
ッチアップは発生しにくい。
しかし、セル23のほかのすべてのセルにこの構造を適
用すると、カソード電極9とNソース領域6との接触面
積が小さくなり、接触不良や接触抵抗の増加などの原因
となり、電子の注入量の減少によって素子のオン電圧を
上昇させる。これに対して、本発明ではゲートパッド近
くの周端部のセルのみに対してNソース領域の僅かな変
更を施すものであり、素子のオン電圧を上げることなく
電流集中に起因するラッチアップ現象の発生を防止する
ことができる。
用すると、カソード電極9とNソース領域6との接触面
積が小さくなり、接触不良や接触抵抗の増加などの原因
となり、電子の注入量の減少によって素子のオン電圧を
上昇させる。これに対して、本発明ではゲートパッド近
くの周端部のセルのみに対してNソース領域の僅かな変
更を施すものであり、素子のオン電圧を上げることなく
電流集中に起因するラッチアップ現象の発生を防止する
ことができる。
バイポーラ作用により伝導度変調を起こさせるたて型M
O3FETは、大電流をとれる反面寄生サイリスタに起
因するラッチアップを発生し、素子を破壊させる危険性
をもっているのに対し1本発明では実施例で述べたごと
く、チャンネル部を形成している多くのセルのうち、例
えばゲートパッド部などの近傍に位置する周端部のセル
はターンオフ時には伝導度変調領域から流入するキャリ
アの量がそのほかのセルよりも多いために、ラッチアッ
プを生ずる可能性が大きいことから、とくに周端部に位
置するセルのソース領域の長さを、他のセルより短くす
ることにより、ソース領域直下の抵抗を小さくし、電流
集中によるう、チアツブの発生を防止したものである。
O3FETは、大電流をとれる反面寄生サイリスタに起
因するラッチアップを発生し、素子を破壊させる危険性
をもっているのに対し1本発明では実施例で述べたごと
く、チャンネル部を形成している多くのセルのうち、例
えばゲートパッド部などの近傍に位置する周端部のセル
はターンオフ時には伝導度変調領域から流入するキャリ
アの量がそのほかのセルよりも多いために、ラッチアッ
プを生ずる可能性が大きいことから、とくに周端部に位
置するセルのソース領域の長さを、他のセルより短くす
ることにより、ソース領域直下の抵抗を小さくし、電流
集中によるう、チアツブの発生を防止したものである。
しかもソース領域の長さを短くするセルは周端部に位置
するものだけでよいから、本発明によれば素子のオン電
圧の上昇を招(こともないという利点もある。
するものだけでよいから、本発明によれば素子のオン電
圧の上昇を招(こともないという利点もある。
第1図は本発明の素子構造におけるゲートパッド部の部
分断面図、第2図はバイポーラ動作を用いた通常のたて
型MOSFETの要部断面図、第3図はラッチアップ機
構を説明するための第2図の部分模型図、第4図は第3
図の等価回路図、第5図は通常の素子におけるゲートパ
ッド部近傍の部分断面図である。 1・・・Pアノード領域、2・・・炉バッファ領域、3
・・・N−ドレイン領域、3a、3b・・・伝導度変調
領域、4.4a・・・P1鷹、5−P基体領域、6,6
a・・・炉ソース領域、7・・・ゲート酸化膜、8・・
・ゲート電極、9・・・カソード電極、10・・・アノ
ード電極、11・・・電子電流、12・・・正孔電流、
13・・・抵抗、14・・・MOSトランジスタ、15
・・・PNP )ランリスタ、16・・・NPNトラン
ジスタ、17・・・接合容量、18・・・充電電流、頷
・・・セル部、21・・・ゲートパッド部、n・・・セ
ル、お・・・周端部セル。
分断面図、第2図はバイポーラ動作を用いた通常のたて
型MOSFETの要部断面図、第3図はラッチアップ機
構を説明するための第2図の部分模型図、第4図は第3
図の等価回路図、第5図は通常の素子におけるゲートパ
ッド部近傍の部分断面図である。 1・・・Pアノード領域、2・・・炉バッファ領域、3
・・・N−ドレイン領域、3a、3b・・・伝導度変調
領域、4.4a・・・P1鷹、5−P基体領域、6,6
a・・・炉ソース領域、7・・・ゲート酸化膜、8・・
・ゲート電極、9・・・カソード電極、10・・・アノ
ード電極、11・・・電子電流、12・・・正孔電流、
13・・・抵抗、14・・・MOSトランジスタ、15
・・・PNP )ランリスタ、16・・・NPNトラン
ジスタ、17・・・接合容量、18・・・充電電流、頷
・・・セル部、21・・・ゲートパッド部、n・・・セ
ル、お・・・周端部セル。
Claims (1)
- 1)一導電型のドレイン領域の裏面側に逆導電型のアノ
ード領域が付加され、表面側に酸化膜を介したゲート電
極と逆導電型基体領域が設けられており、この基体領域
にチャンネルを形成する一導電型ソース領域を備えた複
数個のセルとカソード電極が配列されてなる伝導度変調
型たて型MOSFETにおいて、複数個のセルのうち周
端部にはソース領域の巾方向長さが他のものより短いセ
ルを配設したことを特徴とする伝導度変調型たて型MO
SFET。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25121186A JPH0638500B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 伝導度変調型たて型mosfet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25121186A JPH0638500B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 伝導度変調型たて型mosfet |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63104481A true JPS63104481A (ja) | 1988-05-09 |
JPH0638500B2 JPH0638500B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=17219350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25121186A Expired - Lifetime JPH0638500B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 伝導度変調型たて型mosfet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638500B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04239179A (ja) * | 1991-01-11 | 1992-08-27 | Nec Corp | 縦型mos電界効果トランジスタ |
US5169793A (en) * | 1990-06-08 | 1992-12-08 | Nippondenso Co., Ltd. | Method of making an insulated gate bipolar transistor having gate shield region |
JP2007134714A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Infineon Technologies Ag | 高い強度をもつパワーigbt |
DE102005063580B3 (de) * | 2005-11-09 | 2017-01-05 | Infineon Technologies Ag | Leistungs-IGBT mit erhöhter Robustheit |
CN116153992A (zh) * | 2023-04-21 | 2023-05-23 | 上海陆芯电子科技有限公司 | 一种逆导型绝缘栅双极型晶体管 |
-
1986
- 1986-10-22 JP JP25121186A patent/JPH0638500B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5169793A (en) * | 1990-06-08 | 1992-12-08 | Nippondenso Co., Ltd. | Method of making an insulated gate bipolar transistor having gate shield region |
US5464992A (en) * | 1990-06-08 | 1995-11-07 | Nippondenso Co., Ltd. | Insulated gate bipolar transistor provided with a minority carrier extracting layer |
JPH04239179A (ja) * | 1991-01-11 | 1992-08-27 | Nec Corp | 縦型mos電界効果トランジスタ |
JP2007134714A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Infineon Technologies Ag | 高い強度をもつパワーigbt |
JP2012178583A (ja) * | 2005-11-09 | 2012-09-13 | Infineon Technologies Ag | 高い強度をもつパワーigbt |
JP2012182470A (ja) * | 2005-11-09 | 2012-09-20 | Infineon Technologies Ag | 高い強度をもつパワーigbt |
DE102005063580B3 (de) * | 2005-11-09 | 2017-01-05 | Infineon Technologies Ag | Leistungs-IGBT mit erhöhter Robustheit |
CN116153992A (zh) * | 2023-04-21 | 2023-05-23 | 上海陆芯电子科技有限公司 | 一种逆导型绝缘栅双极型晶体管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0638500B2 (ja) | 1994-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5396087A (en) | Insulated gate bipolar transistor with reduced susceptibility to parasitic latch-up | |
JP2950688B2 (ja) | 電力用半導体素子 | |
EP0697739B1 (en) | Insulated gate bipolar transistor | |
JPH0575110A (ja) | 半導体装置 | |
CA2134672A1 (en) | Mos gated thyristor with remote turn-off electrode | |
US5294816A (en) | Unit cell arrangement for emitter switched thyristor with base resistance control | |
US5925900A (en) | Emitter-switched thyristor having a floating ohmic contact | |
US6111278A (en) | Power semiconductor devices having discontinuous emitter regions therein for inhibiting parasitic thyristor latch-up | |
KR0114765Y1 (ko) | 모스(mos) 게이트 구동형 다이리스터 | |
JPS63104481A (ja) | 伝導度変調型たて型mosfet | |
JPH0465552B2 (ja) | ||
US5757036A (en) | Semiconductor device with improved turn-off capability | |
JP2601862B2 (ja) | アノードショート型導電変調mosfet | |
JPS63104480A (ja) | 伝導度変調型たて型mosfet | |
JPS61281557A (ja) | 絶縁ゲ−ト半導体装置 | |
JPH11195784A (ja) | 絶縁ゲート形半導体素子 | |
JPH04196174A (ja) | 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ | |
JPS6373670A (ja) | 導電変調型mosfet | |
KR20150076717A (ko) | 전력 반도체 소자 | |
JP3116667B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2000353806A (ja) | 電力用半導体素子 | |
JP2856257B2 (ja) | pチャネル絶縁ゲートバイポーラトランジスタ | |
KR940011477B1 (ko) | 반도체장치의 제조방법 | |
JP2000058833A (ja) | 電力用半導体素子 | |
JP2629437B2 (ja) | 横型絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ |