JPS63104440A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JPS63104440A
JPS63104440A JP61251149A JP25114986A JPS63104440A JP S63104440 A JPS63104440 A JP S63104440A JP 61251149 A JP61251149 A JP 61251149A JP 25114986 A JP25114986 A JP 25114986A JP S63104440 A JPS63104440 A JP S63104440A
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JP
Japan
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clean
opening
cassette
elevator
index
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Pending
Application number
JP61251149A
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English (en)
Inventor
Toshio Nagahara
長原 外志夫
Kozo Akaha
赤羽 孝造
Kiyoaki Shimizu
清水 清彬
Yoshiaki Maekawa
前川 義明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 「産業上の利用分野」 本発明は半導体製造工場における搬送装置に関する。
「従来の技術」 従来、半導体製造工場において例えばシリコンウェハを
搬送するに際して、多数枚のウェハをカセットに収容し
てカセットと共に搬送し、次工程へ送る。搬送途中に清
浄度の比較的低いメインテナンスエリヤ等を通過する必
要のある場合は、ウェハを多数枚収容するカセットをク
リーンなケースに収納し、密封して送り出し、次工程で
その密封を解いて蓋を開はカセットを取り出し、ウェハ
処理装置にセットしている。
密封ケースにウェハを収容して搬送する方法によれば搬
送通路が比較的清浄である必要がない反面ウェハを搬送
する際にウェハな収容するケースに清浄空間でウェハを
収容してから蓋をして密封しなげればならず、又送られ
て来たつエバを収容したケースからウエノ・を出すため
清浄空間で密封を解いて蓋を開けなければならず、工程
が増え所要の労力も必要となる。このため、処理装置間
に外部に対して密閉されたダクトを配して、ダクト中を
クリーンな空間としてウェハを収容したカセットを開放
したまま搬送することが行われている。このような密閉
されたダクト中でウエノ・を搬送する従来例としては米
国特許tJ、8.P 4,540.凭6号明細書、特開
昭59−225597号公報等に記載の発明がある。
「発明が解決しようとする問題点」 前記した第1の従来例(米国特許U、S、P 4,54
0.M26号明細書)は発明の背景としてウエノ・を集
積回路へと処理するステーションからステーションへと
移送可能な移送システムに関するとしており、半導体ウ
ニ・・を形成するためシリコンのベースに金属性の導通
材を被覆し、焼付け、写真縮小、マスキング、エツチン
グによってウエノ1上に回路パターンが印刷され、乾燥
領域、前拡散のための清浄領域へ送られるか、又は第1
の回路に第2の回路を重ねるために再び元の領域に戻さ
れて処理されるかする。その後半導体ウェハは金属領域
又は炉装ステーションを通過して加熱されて処理段階を
終了するが、この従来例の移送システム(搬送装置)は
カート(台車)を支持部材に外部カバーを密閉取付けて
清浄空間のダクトを構成し、ダクト中を該台車を走行さ
せ、装置とダクトを直接連結することを前提として説明
されているものと考えられ、具体的にこの従来例を半導
体処理装置間に配した説明がない。又前記した第2の従
来例(特開昭59−225597号公報)はトンネル(
ダクト)を用いてトンネル中に設けたトラック(軌道)
中をトロIJ −(台車)を移動させるがこのような移
送装置(搬送装置)は移送装置及び半導体製造装置との
相互連結からなっている。
清浄空気環境を実現したトンネル中をウエノ1を積載し
たトロリーを移動して半導体処理装置に受渡す場合に直
接該移送装置と半導体処理装置を連結すると人は排除さ
れ、人に起因する半導体に対する有害な特に導電性の粒
子が存在しなくなる大きな利点がある。然し乍ら、ウェ
ハの移送装置と半導体処理装置を直接連結するためには
そこにカセットを搬送装置と半導体処理装置間で受渡し
する装置が必要で通常ローディングアンローディングを
行なうローダ、又はロボットが用いられることになり、
これらのカセット受渡しの装置は密閉された空間におか
れること正こなる。即ち、こ\では搬送装置の台車から
ウェハを収容したカセットを取外し、カセットからウェ
ハを取出す装置、処理されたウェハをカセットに収容し
、ウェハを収容したカセットを搬送装置の台車に積載す
る装置が密閉空間内で作用する。周知のように被搬送物
の搬送においては台車走行中に被搬送物が落下したりす
ることは殆んどなく、被搬送物の取り落しは搬送装置と
ローディング装置、ローディング装置と半導体処理装置
間において生ずることがある。
ウェハを収容したカセットを台車から降し、或は台車に
積載する際、及びカセットからウェハを取出し、処理済
カセットにウェハに収容する際に、カセット或はウェハ
を取り落すことが考えられる。このため、密閉された空
間内に被搬送物を受渡しする装置があるとカセット或は
ウェハを取り落した際、この密閉空間を解放して復元す
る必要がある。又、これらの被搬送物の受渡し装置が故
障した際は、カセットとかウェハを取落した際はこれら
の密閉空間は一部の開放ですむが、場合により、密閉空
間を構成するダクトを殆んど総て分解しないことには修
理ができないという問題点がある。そしてこのような被
搬送物の受渡しを行なう装置が故障した際に備えて前工
程より送られて来るウェハを収容したカセットを台車よ
り荷卸しするポートが必要であり、又次工程ヘウエハを
収容したカセットを送るため台車へ積載するボートが必
要となる。そうしないと、連続してウェハが流れるよう
に構成された製造工場は停止を余儀なくされるに到る。
このような配慮に基ずく附加される装置は上記は最小限
のものであり、従来例の考え方によれば大きな利点と大
きな問題点を有するものである。
又、上記したような半導体処理装置と搬送装置を直結す
ると従来設備されている半導体装置に適合させるには極
めて困難である。
本発明はダクト中をクリーンな空間としてウェハを収容
したカセットを開放したま\ダクト中を搬送する搬送装
置における上記問題点を解消し、特に半導体処理装置に
手を加えることなく設置し得る融通性の大きな搬送装置
を提供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
「問題点を解決するための手段」 本発明は夫々内部が清浄空間となるクリーンチューブ、
クリーンチューブに密封して内部が通ずるように連結さ
れたクリーンインデックス、クリーンインデックスに密
封して内部が通ずるように連結されたクリーンエレベー
タを有し、これらのクリーンチューブ、クリーンインデ
ックス、クリーンエレベータで組合わされて搬送径路を
構成したものにおいて、クリーンエレベータに外部に対
する開口並びに該開口を開閉する自動扉を備え、該開口
は半導体材料の処理装置を配した清浄度の高い室内に開
口し、りIJ−ンチューブ、クリーンインデックス、ク
リーンエレベータからなる搬送径路の全部又はほぼ全部
が前記半導体材料の処理装置を配した清浄度の高い空間
の外側に配されていることを特徴とする搬送装置である
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は一般的な半導体製造工場の一部の配置を含む平
面図である。101は工程間クリーンチューブであり、
所要工程例えば縮小回路パターンをシリコンウェハの上
に焼付ける工程、その後の乾燥、前拡散のための清浄工
程間等にわたって天井近くに配置されている。102は
クリーンインデックスで図示矢印aのように送られるク
リーンチューブ101中の台車5を90度平面上で回転
して、クリーンチューブio3に送り出す。104はク
リーンインデックスでクリーンチューブ103の延長上
のクリーンチューブ105、他のクリーンインデックス
106とクリーンインデックス104を結ぶクリーンチ
ューブ107、又は床上との間をつなぐクリーンエレベ
ータ108の何れかの方向へ台車の向きを変えて送り出
すものである。同様に109〜113はクリーンインデ
ックスで、114〜118はクリーンチューブ、119
〜123はクリーンエレベータである。これらの搬送装
置は清浄度がクラス1000〜10000程度の室12
4内に配される。室124は壁125を介して清浄度が
10〜100程度の室i26,127に隣接している。
各クリーンエレベータ1.08.,119〜126のカ
セット搬出入口は室126,127に向っている。
室126,127にはウェハ処理装置(ストッカを含む
)161〜136が配されている。クリーンチューブ1
01.103..105,107,114〜118(こ
れらを代表する符号を1とする)は何れも同構成で夫々
連通している。このクリーンチューブ1の構成を例えば
第2図の縦断面図に示す。
筒、状ケーシング41は、外部から独立した清浄空間を
搬送方向に形成するように、角筒状になっている。
上下の隔壁42および排気整流板60.61によりケー
シング41の内部は、上から給気道44、フィルター室
54、搬送空間45、排気整流室56、排気道46を形
成するように分割される。
そして、フィルター室54の内部には、高性能フィルタ
ー例えばヘパフィルタ−59が設けられており、その上
方側がフィルター上流室54a1下方側がフィルター下
流室54bとして形成されている。隔壁42には、搬送
方向に所定の間隔で開口部が形成されており、給気道4
4側の隔壁42の開口部が給気口47となり、また排気
道46側の隔壁42の開口部が排気口48となっている
。そして給気道44には、一端部から中性能フィルター
を通った空気51が供給され、搬送空間45が正圧(例
えば61+311H20)になるように、空気51−2
が排出される。
上記給気口47および排気口48の開口面積を調整する
ために、各隔壁42に調整板43が摺動自在に取り付け
られている。
そして、搬送対象のウェハは、ウェハカセットの内部に
収納され、それとともに搬送空間45内の車輪58を備
えた搬送台車5により自動的に運ばれていく。このため
、搬送空間45の内部に、案内レール57や給電路62
などが組み込まれる。
この間に、給気道44から給気口47を通り、空気51
がへパフイルター59を通過して搬送空間45の内部に
供給され、下方の排気口48を通り、排気道46に排出
されていく。
クリーンインデックス102,104,109〜116
(その代表符号を3とする)は同構成であり、第3図の
縦断面図、第3図の平面図の第4図に示す。この例は例
えばクリーンインデックス110を簡単に示すが、他の
クリーンインデックスも同様である。
クリーンインデックス110はクリーンチューブ114
,115に密封して連結されたケーシング90で囲まれ
ており、上部にクリーンチューブ114,115のフィ
ルター室54に連通ずるフィルター室64に供給された
空気はフィルター室64に設けたヘパフィルタ−65を
通じて下部のクリーンチューブ114,115の搬送空
間45に台車5がとおりぬける開ロアoを介してつづい
ている搬送空間66に清浄な空気を送っており、有孔板
でできている円形のインデックステーブル本体67を通
じてその下部の排気室63に流れ、排気室63に連通ず
るクリーンチューブ114,115の排気整流室56に
合流するようになっている。
クリーンインデックス3は半導体処理装置へのウェハを
搬出入する目的で台車5の方向変換を行う位置ではクリ
ーンエレベータ2と接aする。又台車5の方向変換を行
う目的が搬送径路の変換のために設けられる場合は三方
又は四方がクリーンチューブ1に接続される。クリーン
インデックス110は上記クリーンチューブ114.1
15と連通ずる以外にクリーンエレベータ120の上部
の垂直ダクト2aに・開ロアoを通じて連通している。
クリーンエレベータ120、クリーンチューブ114.
115夫々との間の開ロア0及び何れの方向も利用でき
るように設けた開ロア0″の下面にはインデックステー
ブル本体67の割出し位置でインデックステーブル本体
67の案内レール78、給電路82と一致するように台
車5用の固定案内レール83.85、給電路84が設け
られている。固定案内レール83.83、給電路84は
クリーンチューブのレール57、給tM62、クリーン
エレベータの固定レール83a、給電路84aに一致す
るようになっている。
インデックステーブル本体67はケーシング90に対し
て固定された軸受ハウジング68に収容された軸受69
により回転自在に支持されている主軸71に固定されて
いる。主軸71端に固定したプーリ72とケーシング9
0に対して固定した減速電動機76の軸端に固定したプ
ーリ74との間にはベルト74aが巻掛けである。75
.76は透過型ホトセンサでインデックステーブル本体
67の割出しドック80.81により遮蔽され割出し信
号を得るものである。77はインデックステーブル本体
67に対して台車5の位置決めを行うための無接点スイ
ッチである。
クリーンインデックス110の作用は例えば台車5がク
リーンチューブ114の案内レール57 、57 、イ
ンデックステーブルの該案内レール57.57と一直線
となっている固定案内レール83.83を通ってインデ
ックステーブルの案内レール78.78に入ると無接点
スイッチ77が台車5の進入を検出して停止信号を制御
装置に送ると台車5に搭載している台車走行用の電動機
は断電されて台車5は停止し、減速電動機73が附勢さ
れ、プーリ74が回転し、ベルト74aを通じてプーリ
72を回転して、主軸71を回転することによりインデ
ックステーブル本体67は回転するので共に回転する案
内レール78.78に載置されている台車5は回転し、
案内レール78.78がクリーンチューブ115側の固
定案内レール83.85又はクリーンエレベータ120
用の固定レール83a、831!I・と一致可能な固定
案内レール83.83 と一致するとホトセンサ76が
作動して停止する。停止の瑞認の信号により台車5は固
定案内レール83.83をとおりクリーンチューブ11
5の案内レール57.57又は、更に固定レール83a
、83aを介してクリーンエレベータ120のリフトテ
ーブル4aへ向って送り出される。台車5の送り出し後
、外部からの指令信号を受けて、減速電動機75は逆転
し、インデックステーブル本体67は逆に復元方向に戻
り、ホトセンサ75の信号により減速電動機76は停止
してインデックステーブル本体67はその案内レール7
8,78がクリーンチューブ114の案内レール57 
、57と連結した固定案内レール83.83と一致して
止まり、次に来る台車5に備える。クリーンエレベータ
2から台車5がインデックステーブル本体67に送り出
されてくる場合は上記作用より、明らかなので説明を省
略する。
第5図はクリーンエレベータ108,119〜126の
何れか例えばクリーンエレベータ120を示す配置図で
ある。クリーンチューブ114は天井近くをとおる。ク
リーンエレベータ120(以後クリーンチューブ、クリ
ーンエレベータ、クリーンインデックスを代表する符号
を夫々1゜2.6で示す)は室124の床上から天井近
くまで配されている。
クリーンチューブ1とクリーンエレベータ2はくい違い
交叉しており、該交叉位置にはクリーンチューブ1にク
リーンインデックス6を介して通ずるようにクリーンエ
レベータ2の上部の開口が設けられている。クリーンチ
ューブ1中を台車5に積載して送られたウェハカセット
25は該開口の前に設けられた第5図には図示されない
前記クリーンインデックス3により90度方向を変え、
該開口を通じて搬送装置によりクリーンエレベータ2内
に移送され、クリーンエレベータ2により下方に送られ
、クリーンエレベータ2の上部の開口とは反対側に設け
た下部の開口を開閉する扉8の位置の内側に停止し、該
下部の開口を通じて、クリーンエレベータ2外へ後述の
搬送装置により搬出される。クリーンエレベータ2外へ
搬出されたウェハカセット25は扉8上に載置される。
扉8上に載置されたウェハカセット25は作業床62に
配された走行レール33上を走行する走行型ロボット3
4により把握され、走行レール5乙に沿って送られ、ウ
ェハの処理装置65(35は代表符号で例えば符号13
3の処理装置)に載量される。或は固定型のロボットに
よりウェハの処理装置35に載置される。
ウェハの処理装置35のある室126はクリーンエリヤ
で壁125により隣の室124のメインテナンスエリヤ
とは仕切られている。既述のようにクリーンエリヤは例
えばクラス10〜100の清浄度であるがメインテナン
スエリヤはクラス1000〜10,000程度の清浄度
である。
上記のようにしてクリーンエリヤにて処理するウェハを
クリーンエリヤから離れた他のクリーンエリヤから比較
的クリーン度の低いエリヤに配したクリーンチューブ1
を通じてウニ/1カセツトをケースに密閉することなく
運搬できるようになっている。
第6図は側面図、第7図は第6図の正面図であり、主と
して第5図のクリーンエレベータを示している。クリー
ンエレベータ2は内部が密閉された垂直デク1−2a中
にリフト4を備えたものである。
クリーンエレベータ2の上部のフィルター室36はクリ
ーンインデックス3のフィルター室64に連通していて
清浄空気が送り込まれており、ヘパフィルタ20を通じ
て下方へ清浄空気が吹出しており、下方の有孔板38a
、38 を通じてその下方にぬけ排気されるようになっ
ているO クリーンチューブ1端にてクリーンインデックス3によ
り方向を90度変えて台車5はクリーンエレベータ2中
のリフト4のテーブル4a上に移送されるようになって
いる。
第8図は第6図の一部拡大図、第9図は第8図のA−A
断面図である。リフト4のテーブル4aの下降限位置の
や\上方にはクリーンインデックス3とクリーンエレベ
ータ2との接続部とは反対壁面に開口部6が設けである
。この開口部6は清浄度の高い室126又は127に開
放されている。
開口部6の下縁附近にヒンジ7でもって枢着され、開口
部6を開閉する外開き形式の扉8が設けてあり、扉8の
開放限度位置は水平な方向であり、一端が垂直ダクト2
aにピン9で枢着されて他端が扉8にピン11でもって
枢着され、中間をピン12で連結された二っ折れのステ
ー13により開放側限度位置が定まるようになっている
。このピン9は上下方向の長孔9aを通じて垂直ダク)
2aにねじ込まれるボルトにより上下方向に調節固定さ
れるブラケット9bに取り付けられている。13aはス
テー16の一つのリンクと他のリンクの伸張側の限度位
置となるストッパで、両リンクは一直線になって死点を
作らないように死点のすぐ手前で折れ曲った状態となる
。該ストッパ16aが作用する位置で扉8が水平となる
ように上記ブラケット9bは上下方向に位置を調節後固
定されている。
垂直ダク)2aの開口部6の下縁の近傍で内側のすぐ下
には開口部6の下縁に平行、即ち水平な回転軸14が垂
直ダクト2aの枠に固定された軸受15により支持され
ている。回転軸14には駆動プーリ16、扉開閉用アー
ム17が固定され、円筒カム18が軸方向移動自在で回
転を伝えられるように不図示のキー、又はスプラインを
介して嵌入している。扉開閉用アーム17、円筒カム1
8等は第9図において左右対称に配されるが左側は図で
は見えない。駆動プーリ16と、垂直ダクト2aの枠に
固定された減速機付のモータ19のモータ軸端に固定さ
れたプーリ21との間にベルト22が巻掛けである。2
3は垂直ダク)2aの枠に固定され、円筒カム18のカ
ム溝に係合するカムフォロアである。
円筒カム18にはワーク搬送アーム24が固定されてい
る。
第9a図はワーク搬送アーム24の根本側を第9図の右
側から見る側面図である。ワーク搬送アーム24の根本
は回転軸14に回転自在に嵌合し、回転軸14を中心と
する円孤形長溝24aを備えている。この長溝24aを
挿通してボルト24bが円筒カム18の端面にねじ込ま
れており、円筒カム18に対して角度を調節可能に固定
されている。ワーク搬送アーム24は開口部乙の下縁に
干渉しないように屈折しており、第8図の図示実線の右
回転限度位置と垂直デク1−2a外に二点鎖線で示す左
回転限度位置をとるようになっている。
第11図は円筒カム18の展開図で、ワーク搬送アーム
24が第8図の実線の位置にあるときは、カムフォロア
23のフォロアローラ23aは位置已にあり、第6図、
第8図の垂直ダクト2aの外側の二点鎖線の位置にある
ときは位置すにあり、作動に際してカムフォロア25の
フォロアローラ23aに対して円筒カム18が軸方向に
移動する。カムフォロア23のフォロアローラ23aが
位置aにあるときは、ウェハを納めたカセット25が台
車5に積載されたま\リフトのテーブル4aに載置され
て下降してくる際、該カセット25に当らない位置に待
避するようにワーク搬送アーム24端にピン26により
枢着された支持具27はカセット25の上級両側に外向
に設けたフランジ25aよりも外方にある。カム18の
カム溝は軸方向に第11図に図示の位置aのある周方向
の短かいカム溝18Aからeだけオフセットした周方向
のカム溝18Cを有し、カム溝18A、 180間は斜
め(円筒面ではスパイラル状)のカム溝18Bとなって
いる。
第10図は第9図のB−B断面図である。扉開閉用アー
ム17に半径方向の位置を調節可能に固定された駒17
aに一端が枢支されたロープ28は開口部6の側縁内側
に枢支されているプーリ29に巻掛けた上、他端は扉8
を閉めた位置でプーリ29に近い位置のピン1oに枢支
されて扉)8・に連結されている。
次にクリーンエレベータ2の作用を説明する。
クリーンインデックス3からクリーンエレベータ2に移
送された台車5はリフトのテーブル4aに載置されてい
る。リフトのテーブル4aは下降して第6図の図示実線
位置の開口部6のすぐ下方の下限位置にて停止する。第
8図においてリフトのテーブル4aが下限位置に来た際
に作動する不図示のスイッチにより制御装置を介してモ
ータ19は回転し、プーリ21はその回転をベルト22
を介して駆動プーリ16に伝える。
回転軸14は反時計方向に回転する。扉開閉用アーム1
7、円筒カム18は共に回転する。扉開閉用アーム17
はロープ28を弛める。扉8は自重でヒンジ7を中心に
して外方へ開き始める。第9図において円筒カム18の
回転によりカム溝はカムフォロア26のフォロアローラ
23aに対し第11図のカム溝18Aで係合していたの
がすぐ斜めのカム溝18Bとの係合に変わり、円筒カム
18は回転軸14上を軸方向に互に近よる方向に移動し
、それと共に二本のワーク搬送アーム24は互に近より
、支持具27はカセット25の両側に近よる。同時にワ
ーク搬送アーム24は第8図で反時計方向に回転してお
り、カムフォロア26のフォロアローラ23aに係合し
ていたカム溝の位置が第11図のカム溝18Bより、カ
ム溝180と会合する点に到ると、支持具27は第8図
に図示イの二点鎖線で示すようにカセット25のフラン
ジ25aの下面に一致する。続く円筒カッ・18の回転
では、円筒カムのカム溝はカム溝180がカムフォロア
23のフォロアローラ23aと係合しているため、円筒
カム18は軸方向には移動せず、ワーク搬送アーム24
は更に反時計方向に回転するので支持具27はカセット
25のフランジ25aの一定位置でカセット25を担持
し、ワーク搬送アーム24はカセット25を回転軸14
回りに反時計方向に回転する。支持具27はピン26に
より枢支されているのでピン26よりも下方に重心のあ
るカセット25は水平な位置を保つ。
か\るカセット25の搬出動作に先行して扉8は外方へ
開き、扉8の開放動作に追従してカセット25は外方へ
向い開口部6を通過する。
扉8はステー15により開放限度位置において停止し水
平となる。
か\る扉8が水平位置となった際扉開閉用アーム17は
第10図に二点鎖線で示すように回転軸14の中心とプ
ーリ29の中心を結ぶ線に近ずいており、これ以上の回
転軸14の回転によってもロープ28はわずかにゆるむ
程度となっている。この扉開閉用アーム17は扉8の開
き始めは回転軸14の単位回転角に対してロープ28を
より多くゆるめ、回転軸14の回転につれて回転軸14
の単位回転角に対してロープ28を少なくゆるめるよう
にしてワーク搬送アーム24に先行させると共に扉8の
開放端でワーク搬送アーム24を追いつかせるようにな
っている。
扉8が水平になるとすぐ続いてワーク搬送アーム24は
カセット25を扉8の裏面に張られたテープスイッチを
包含したクッション31上に着座せ(支持具27は口の
位置)、テープスイッチの作動によりカセット25の扉
8上への着座が確認される。ワーク搬送アーム24は更
に回転するので支持具27はカセット25のフランジ2
5aから離れ、カセット25は扉8により支持される。
ワーク搬送アーム24は先端部が図示二点鎖線で示す略
水平位置となって不図示のスイッチの動作により制御装
置を介してモータ19を停止させる。
こ\でカセット25を扉8上から次の搬送手段例えばロ
ボット64に引継ぎ、カセット25が扉8から離れ指定
位置に到達されたことが確認されるとモータ19は逆転
して、回転軸14は逆回転し、ワーク搬送アーム24は
上記と逆の作動をして第8図において回転軸14を中心
に時計方向に回転し第8図の実線の位置に戻り、戻る限
度位置手前で二本のワーク搬送アーム24の間隔は開い
て台車5の通過が許されるようになる。扉8は扉開閉用
アーム17がロープ28を引張るのでロープ28に引か
れてヒンジ7を中心に時計方向にワーク搬送アーム24
に追従して回転し、開口部6を閉める。こ\でモータ1
9は不図示のスイッチの作動により制御装置を介して停
止せしめられる。第6図の二点鎖線で示す位置までリフ
トのテーブル4aは上昇し停止して待機する。
実施例は垂直ダクト2a内からカセット25を搬出する
場合を説明したが、カセット25を垂直ダクト2a内に
搬入する場合も同様である。
以上のようにクリーンエレベータ2は上記構成としたか
ら安全に作業を行えるという効果がある。更にはウェハ
を収容したカセットの上位に位置しないような装置構成
にしたことにより、発生すると考えられる微粒子からウ
ェハの汚染を守ることができる。
既にのべたようにこのようにして室126,127に搬
入されたカセット25入りのウェハはカセット毎ロボッ
ト又はオートローダ等により夫々ウェハ処理装置161
〜136に装着される。又ウェハ処理装置161〜13
6で処理されたウェハはカセット25に収容され、クリ
ーンエレベータ2、クリーンインデックス3を介してク
リーンチューブ1に送り出されるものである。
本発明ではクリーンチューブ1、クリーンエレベータ2
、クリーンインデックス3を備えた清浄空間を有する搬
送装置は比較的清浄度の低い工程間搬送空間及び室12
4に配されている。
そして清浄度の高い空間へは搬送装置のりIJ−ンエレ
ベータ2の開口部6で連通しており、開口部6はウェハ
を積載したカセット25よりも下になるように開閉する
扉8を備えており、クリーンチューブ1、クリーンエレ
ベータ2、クリーンインデックス3の各装置ではカセッ
ト25はカセット25に運動を与えるための各装置はカ
セット25の下方にある。従ってカセット25の搬送に
伴なう各装置は搬送手段より発生する導電性異物に曝さ
れるおそれは低い。
搬送装置の保全、修理を行う場合に比較的清浄度の低い
室124で行なうことになり、開口部6は扉8を閉めた
ま5の作業が行われる。
〔発明の効果〕
本発明は夫々内部が清浄空間となるクリーンチューブ、
クリーンチューブに密封して内部が通ずるように連結さ
れたクリーンインデックス、クリーンインデックスに密
封して内部が通ずるように連結されたクリーンエレベー
タを有し、これらのクリーンチューブ、クリーンインデ
ックス、クリーンエレベータで組合わされて搬送径路を
構成したものにおいて、クリーンエレベータに外部に対
する開口並びに該開口を開閉する自動扉を備え、該開口
は半導体材料の処理装置を配した清浄度の高い室内に開
口し、りIJ−ンチューブ、クリーンインデックス、ク
リーンエレベータからなる搬送径路の全部又はほぼ全部
が前記半導体材料の処理装置を配した清浄度の高い空間
の外側に配されていることを特徴とする搬送装置とした
から、 (1)半導体材料の処理装置を設けた室は無人化し易く
、無人であるため清浄度を良好に保ち得る。
(2)  搬送装置のクリーンエレベータの開口から半
導体材料の処理装置(ストッカー含む)までの間はロボ
ット、オートローダ等を用いるがこれらは開放された空
間にあるため、万一故障その他保守も直ぢに作業開始が
できる。
又、これらのロボット、オートローダ等の被処理半導体
材料の受渡し不良による落下等の処理には独立した歩行
ロボットを用いることができる。
(3)搬送装置は清浄度の低い空間にあるから、搬送装
置の保守は人の立入りが詐容され、又搬送装置の分解組
立に伴なう微小異物の発生も半導体材料の処理装置に全
く影響がない。
(4)  半導体材料の処理装置と搬送装置は直接連結
されるものでないので半導体材料の処理装置の入替え、
既設備への搬送装置の適用等は容易であって融通性があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の全体を示す平面図、第2図は
クリーンチューブの縦断面図、第3図はクリーンインデ
ックスの縦断面図、第4図は第3図の平面図、第5図は
クリーンエレベータの配置を示す側面図、第6図はクリ
ーンエレベータの側面図、第7図は第6図の正面図、第
8図は第6図の一部拡大図、第9図は第8図のA−A断
面図、第9a図は第8図のワーク搬送アームの側面図、
第10図は第9図のB−B断面図、第11図は円筒カム
のカム面の展開図である。 1・・クリーンチューブ 2・・クリーンエレベータ 
2a・・垂直ダクト 3・・クリーンインデックス 4
・・リフト 4 a @ 11テーブル 5−一台車 
6・・開口部 7・・ヒンジ 8拳・扉 9・eビン 
9a−・長孔 9b・−ブラケット 11.12・・ピ
ン 16.・ステー 15a−−ストッパ 14Il争
回転軸15・・軸受 16・・駆動プーリ 17・・扉
開閉用アーム 17a・・駒 18・・円筒カム 18
A、18B、180− 、カム溝 19・―モータ 2
0−・ヘパフィルタ 21・・プーリ 22−−ベルト
 23@−カムフォロア25a・・フォロアローラ 2
4・・ワーク搬送アーム 24a−―長溝 24b拳・
ボルト25−−ウェハカセット 26・・ピン 27・
・支持具 28・・ロープ 29・・プーリ31−−ク
ッション 32−・作業床 33−・走行レール 34
・・ロボット 35・・ウェハの処理装置 36・・フ
ィルター室 68゜38a・・有孔板 41・・ケーシ
ング 42・・隔壁 43・・調整板 44・・給気道
45・・搬送空間 46・・排気道 47・・給気口 
48・拳排気口 51 、51−1.51−2−−空気
 54−・フィルター室 54a・−フィルター上R室
 54b・・フィルター下流室性=−4−56・・排気
整流室 57・・案内レール 58會一車輪 59・―ヘパフィ
ルター 60.61・・排気整流板62拳・給電路 6
3・・排気室 64・・フィルター165−−ヘパフィ
ルタ−66・・搬送空間 67・・インデックステーブ
ル本体68・・軸受ハウジング 69・・軸受 70゜
701・・開口 71・・主軸 72・・プーリ76・
・減速電動機 74・・ブーIJ74a・・ベルト 7
5.76・・ホトセンサ 77・・無接点スイッチ 7
8・・案内レール 80゜81 ・・割出しドック 9
0・・ケーシング101・・クリーンチューブ 102
・・クリーンインデックス 106・・クリーンチュー
ブ 104・・クリーンインデックス 105・・クリ
ーンチューブ 106・・クリーンインデックス 10
7・−クリーンチューブ108・・クリーンエレベータ
 109,110゜111.112,113 ・・クリ
ーンインデックス114.115,116,117,1
18・−クリーンチュブ 119,120,121,1
22,125・俸クリーンエレベータ 124・e室 
125・・壁126.127・・室 131.132,
133,134゜135.1!i6・・ウェハ処理装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、夫々内部が清浄空間となるクリーンチューブ、クリ
    ーンチューブに密封して内部が通ずるように連結された
    クリーンインデックス、クリーンインデックスに密封し
    て内部が通ずるように連結されたクリーンエレベータを
    有し、これらのクリーンチューブ、クリーンインデック
    ス、クリーンエレベータで組合わされて搬送径路を構成
    したものにおいて、クリーンエレベータに外部に対する
    開口並びに該開口を開閉する自動扉を備え、該開口は半
    導体材料の処理装置を配した清浄度の高い室内に開口し
    、クリーンチューブ、クリーンインデックス、クリーン
    エレベータからなる搬送径路の全部又はほぼ全部が前記
    半導体材料の処理装置を配した清浄度の高い空間の外側
    に配されていることを特徴とする搬送装置。
JP61251149A 1986-10-22 1986-10-22 搬送装置 Pending JPS63104440A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088742A1 (ja) * 2003-03-28 2004-10-14 Hirata Corporation 基板搬送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088742A1 (ja) * 2003-03-28 2004-10-14 Hirata Corporation 基板搬送システム

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