JPH1074815A - 搬送方法及びその装置 - Google Patents

搬送方法及びその装置

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JPH1074815A
JPH1074815A JP23070496A JP23070496A JPH1074815A JP H1074815 A JPH1074815 A JP H1074815A JP 23070496 A JP23070496 A JP 23070496A JP 23070496 A JP23070496 A JP 23070496A JP H1074815 A JPH1074815 A JP H1074815A
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JP
Japan
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cassette
pod
chamber
wafer
clean room
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Application number
JP23070496A
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English (en)
Inventor
Kengo Sugiyama
謙吾 杉山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハカセットのハンドリング及び搬送を高
クリーン状態のままで実現すること。 【解決手段】 局所クリーンルーム1内のプロセス装置
3に対し、処理すべきウエハ5を収納したウエハカセッ
ト6を外部から搬送するとき、また装置3で処理された
ウエハ5を収納したウエハカセット6を外部に搬送する
とき、ウエハカセット6を高クリーン状態を維持したま
まで搬送できるので、しかもウエハカセット6をカセッ
トポッド17から取り出すときや、カセットポッド17
に収容するときでも高クリーン状態を保つので、ウエハ
カセット6内のウエハ5が全く汚染されるおそれがなく
カセット搬送の無人化・自動運転化を実現し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハの処
理過程において、該半導体ウエハを高クリーン度を保ち
ながら処理装置と外部との間で受け渡すようにした搬送
方法とその装置とに係り、特に、半導体ウエハの受渡し
を無人化・自動化するのに好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体素子の製造にあっては、
製造現場全体を高クリーン状態に保った条件の下で生産
されるのが主流である。そして、その中で使用される装
置類も全て高クリーン度が要求される一方、その中で作
業する作業員による塵埃等の問題が大きかった。このよ
うな状況で、生産スループットを上げる目的から、ウエ
ハを収容したウエハカセットの搬送を自動化する従来技
術として、例えば特公昭8−1923号公報,同8−1
924号公報に示される技術のものがある。
【0003】この従来技術のものは、半導体ウエハの製
造工程において、該半導体ウエハが汚染されるのを防止
するため、ウエハを一枚ずつ保護材により覆い、その覆
ったままで半導体ウエハを所定位置にベルトコンベアで
搬送するようにすることが記載されている。
【0004】また、製造現場全体を高クリーン状態にす
ると、それたけ設備がかさむばかりでなく、コストの著
しい増大を招くので、今日では、クリーンルームの構造
を変更し、局所的にクリーン化する傾向にある。そし
て、この局所クリーン化環境下においては、ウエハを搬
送する場合、ウエハを収納するウエハカセットや該ウエ
ハカセットを収容するポッド自体について種々提案され
ると共に、それらのオプション的なものも提案されてい
る。さらに、ウエハ等の搬送についてはSEMIでの標
準化も進められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記に示す
従来技術では、ウエハ一枚一枚を保護し、これを一枚ず
つ搬送するので、それだけ手間を要する結果、生産スル
ープットを高めることができない問題があるばかりでな
く、ウエハ製造現場を局所クリーン化することについて
開示されていない。
【0006】また、ウエハ製造現場で局所クリーン化す
る場合、生産スループットの向上から、ウエハを高クリ
ーン度を保った状態で自動搬送しようとすると、以下に
述べる問題がある。
【0007】即ち、(1)ウエハをウエハカセットに収
納して搬送するだけでは、ウエハが周囲に晒され、汚染
するおそれがあるので、ウエハカセットの保護を如何に
するか。
【0008】(2)ウエハカセットをカセットポッドに
対し出し入れする場合、クリーン度の高い環境とクリー
ン度の低い環境との下で、ウエハカセットの出し入れを
どのようにするか。
【0009】(3)局所クリーン化された高クリーン度
の処理装置に対し、ウエハカセットを高クリーン度を保
った状態で如何に搬入・搬出するか。
【0010】(4)高クリーン度の処理装置に対するウ
エハカセットの搬入・搬出の自動化を如何にして達成で
きるか。
【0011】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、局所クリーンルーム方式を採用した製造現場にお
いて、ウエハを収納するウエハカセットのハンドリング
及び搬送を高クリーン状態のままで実現し得る搬送方法
を提供することにあり、他の目的は、上記方法を的確に
実施し得る搬送装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、局所的に
高クリーン状態の環境下に保たれかつロット単位でウエ
ハを処理する処理装置を有するクリーンルームの所定位
置に対し、複数のウエハを収納したカセットを出し入れ
する搬送方法であって、A)予め、局所クリーンルーム
より低いクリーン状態の雰囲気に生成された外部で走行
可能で、かつ内部に本体室とこれと気密状態に保たれる
と共にウエハカセットを収容するカセットポットが投入
されるポッド室とを夫々形成した搬送ユニット設けてお
くこと、B)搬送ユニットのポッド室に、処理装置で処
理すべきウエハ収納のウエハカセットを収容したカセッ
トポッドを投入したとき、ポッド室内の空気を外部に排
気すること、C)次いで、搬送ユニットを局所クリーン
ルームに移動し、搬送ユニットのカセット出入口を局所
クリーンルームのカセット出入口に接続した時点で、両
カセット出入口間の空気を外部に排気すること、D)そ
の後、ポッド室内のカセットポッドからウエハカセット
を本体室内に取り出し、該取り出したウエハカセットを
把持すると共に、本体室から前記両カセット出入口を経
て局所クリーンルームの所定位置に搬送して受け渡すこ
と、E)また、処理装置によって処理されたウエハを収
納したウエハカセットが局所クリーンルーム内の所定位
置にセットされると共に、空のカセットポッドが搬送ユ
ニットのポッド室に投入されたとき、ポッド室内の空気
を外部に排気すること、F)次いで、搬送ユニットを局
所クリーンルームに移動し、搬送ユニットのカセット出
入口を局所クリーンルームのカセット出入口に接続した
時点で、両カセット出入口間の空気を外部に排気するこ
と、G)局所クリーンルーム内の所定位置にセットさ
れ、かつ処理装置によって処理されたウエハを収納して
いるウエハカセットを、把持して本体室に搬送するこ
と、H)その後、本体室内のウエハカセットをポッド室
に入れて該ポッド室内のカセットポッドに収容すること
を特徴とするものである。
【0013】また、本発明装置においては、局所的に高
クリーン状態の環境下に保たれ、かつロット単位でウエ
ハを複数処理する処理装置を有するクリーンルームに対
し、ウエハを収納したカセットを出し入れする搬送装置
であって、該クリーンルーム内の処理装置の近傍位置に
設けられ、ウエハを収納したウエハカセットをセットす
るカセット置き台と、クリーンルームの外側部に形成さ
れ、カセットを出し入れするカセット出入口と、クリー
ンルームより低クリーン状態に生成された外部に走行可
能に設けられ、かつ内部に本体室とこれと気密状態に保
たれると共にカセットを収容するカセットポッドを投入
するポッド室とを夫々形成した搬送ユニットとを備えて
いる。
【0014】そして、該搬送ユニットは、本体室の外側
部に形成され、ウエハカセットを出し入れすると共に、
局所クリーンルームのカセット出入口と接続されるカセ
ット出入口と、本体室とポッド室との間の境界部位に配
置され、ポッド室内のカセットポッドを支持するポッド
受け台と、ポッド受け台を移動させ、ポッド室内のカセ
ットポッドからウエハカセットを取り出して本体室内に
移動する一方、本体室のウエハカセットをポッド室に入
れて該ウエハカセットをカセットポッドに収容させる出
し入れ手段と、局所クリーンルーム用のカセット出入口
と搬送ユニット用のカセット出入口とが接続されたと
き、局所クリーンルーム内のカセット置き台と本体室内
の出し入れ手段との両者間において、何れか一方のカセ
ットを把持しながら移動し、クリーンルーム用のカセッ
ト出入口,搬送ユニット用のカセット出入口間を経て他
方に受け渡すハンドリング手段と、ポッド室にカセット
ポットが外部から投入されたとき、ポッド室内の空気を
外部に排気する一方、クリーンルーム用のカセット出入
口と搬送ユニット用のカセット出入口とが接続された時
点で、両カセット出入口間の空気を外部に排気する浄化
手段と、搬送ユニットを所定位置に走行させる走行手段
とを具えていることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図6により説明する。図1〜図4は本発明の搬送方法を
実施するための搬送装置の一実施例を示している。
【0016】図中、符号1は局所クリーンルームであっ
て、クラス1以下の清浄空気が超高性能のフィルタ(例
えばHEPAフィルタ或いは化学的フィルタ)を有する
再循環式の送風装置2により、内部に設置されたプロセ
ス装置3の周りに局所的に供給されるようにしている。
このプロセス装置3は、本例では12インチの薄膜液晶
基板からなるウエハをロット単位で処理するものであ
る。
【0017】そして、本発明の搬送方法を実施するため
の搬送装置の一実施例は、局所クリーンルーム1内のプ
ロセス装置3に対し、ウエハ5を収納したウエハカセッ
ト6を出し入れするためのものである。即ち、この搬送
装置は、まず、局所クリーンルーム1内におけるプロセ
ス装置3の側部にカセット置き台4が設けられ、該カセ
ット置き台4にウエハ5を収納したウエハカセット6が
セットされている。
【0018】また、局所クリーンルーム1においてカセ
ット置き台4と対応する外側部にはカセット出入口7が
設けられている。この局所クリーン側のカセット出入口
7は、開閉扉8と、密着カップリング9とを有し、該密
着カップリング9により後述する搬送ユニット10と接
続しかつ開閉扉8が開いたとき、該カセット置き台4上
のウエハカセットを外部に運搬したり、外部からのウエ
ハカセットをカセット置き台4上にセットされるように
している。
【0019】局所クリーンルーム1の外部は低クリーン
状態(約1000〜10000の範囲)に保たれてお
り、走行可能な搬送ユニット10が設けられている。こ
の搬送ユニット10は、全体として箱形をなしており、
ウエハ5を収納しているウエハカセット6をプロセス装
置2との間で受け渡すように構成されている。
【0020】搬送ユニット10について詳細に述べる
と、この搬送ユニット10は底部に車輪12が取付けら
れ、走行手段11によって車輪12が駆動されることに
より、低クリーンルームB内を全体移動する。走行手段
11は、搬送ユニット10の内部に設置された全体制御
装置13により制御され、必要に応じ図示しない部分が
上下に伸縮することにより、搬送ユニット10の高さも
調節可能に構成されている。
【0021】また、搬送ユニット10は、その内部が後
述するカセット出入口14と連通する本体室15Aと、
これと仕切壁15Cを介し区画されたポッド室15Bと
を有し、全体として箱形をなしている。ポッド室15B
は、ウエハ5を収納したウエハカセット6を局所クリー
ンルーム1のカセット置き台4に搬送するとき、或いは
カセット置き台4上のウエハカセット6を取り出す場
合、ウエハカセット6全体を収容するカセットポッド1
7をセットする空間部であり、開閉扉18を有してい
る。開閉扉18はウエハカセット6全体を収容するカセ
ットポッド17をポッド室15Bに出し入れするための
ものである。そして、本体室15Aとポッド室15Bと
の境界部位にはポッド受け台19が設けられている。こ
のポッド受け台19は、カセットポッド17をポッド室
15Bにセットしたとき、そのカセットポッド17の底
蓋17Aを支持するものである。
【0022】なお、本例で取り扱うカセットポッド17
は図1に示すように、ウエハカセット6を搭載する底蓋
17Aと、ウエハカセット6に上から被せ、これを覆う
上蓋17Bとからなっている。
【0023】さらに、搬送ユニット10において本体室
15Aと連絡する側部にはカセット出入口14が設けら
れている。この搬送ユニット側10のカセット出入口1
4は、局所クリーンルーム側のカセット出入口7と同様
に開閉扉15と密着カップリング16とを有する。開閉
扉15は通常では閉じており、プロセス装置3との間で
ウエハカセット6を受け渡すときに開く。密着カップリ
ング16は、搬送ユニット10が局所クリーンルーム側
のカセット出入口7に移動したとき、そこで密着カップ
リング9と結合することにより、局所クリーンルーム1
と搬送ユニット10とを接続するようにしている。従っ
て、密着カップリング9と16とで接続手段を構成して
おり、この接続手段も全体制御装置13により制御され
る。
【0024】そして、この搬送ユニット10は、ポッド
受け台19を移動させ、ポッド室15B内のカセットポ
ッド17から本体室15A内にウエハカセット6を取り
出し、また本体室15A内のウエハカセット6をポッド
室15Bのカセットポッド17に入れる出し入れ手段
(符示せず)を有している。
【0025】該出し入れ手段は、図2に示すように、ポ
ッド室15B内のカセットポッド17の上蓋1Bをその
ままの位置に固定させる上蓋固定機構20と、カセット
ポッド17の上蓋17Bと底蓋17Aとを組付けたり、
その組付けを解除したりする開閉機構21と、ポッド受
け台19を支持し、かつ上蓋17Bと底蓋17Aとが開
いているとき、ポッド受け台19を下降させることによ
って底蓋17A及びカセットウエハ6をポッド室15B
から本体室15Aに取り出し、またポッド受け台19を
昇降させることによって底蓋17A上のカセットウエハ
6をポッド室15Bに入れる上下移動体22とを具えて
いる。即ち、この出し入れ手段は、搬送ユニット側の密
着カップリング16と局所クリーンルーム側の密着カッ
プリング9とが結合することによって搬送ユニット10
が局所クリーンルーム1に接続状態にある場合、上蓋固
定機構20が図3に示す如く、カセットポッド17の上
蓋17B方向に移動しして該上蓋17Bをそのままの位
置に固定すると共に、開閉機構21により上蓋17Bと
底蓋17Aとの組付けを解除すると、図2に示すよう
に、上下移動体22の駆動でポッド受け台19が降下す
ることにより、底蓋17A及びウエハカセット6をポッ
ド室15Bから本体室15Aに取り出すようにしてい
る。そして、その状態から上下移動体21の駆動でポッ
ド受け台19が昇降し、該受け台19が仕切壁15Cの
位置に復帰した時点で、開閉機構21により底蓋17A
と上蓋17Bとが組付けられると共に、上蓋固定機構2
0が上蓋17Bを開放することにより、ウエハカセット
6をポッド室15Bに入れ、かつカセットポッド17に
収容させるようにしている。その際、ポッド受け台19
は仕切壁15Cとの間に気密状態を保てるようにシール
部23が設けられている。これら出し入れ手段の上蓋固
定機構20,開閉機構21,上下移動体22も全体制御
機構13により制御される。なお、上下移動体22は本
例ではシリンダで構成され、そのロッドの先端部にパッ
ド受け台19を一体的に装着しているが、別体で形成
し、これを必要に応じ吸着したり吸着解除するように構
成してもよい。
【0026】また搬送ユニット10は、ウエハカセット
6を把持し、かつ該ウエハカセット6を本体室15A内
のポッド受け台19と局所クリーンルーム1内のカセッ
ト置き台4との間で受け渡すハンドリング手段(符示せ
ず)を有している。
【0027】このハンドリング手段は多関節タイプのロ
ボットからなっている。即ち、ハンドリング手段は図4
に示すように、ベース24と、これに矢印の如く水平方
向に移動可能に取付けられた移動部25と、該移動部2
5に回転軸を介し一端が取付けられた第一アーム26
と、第一アーム26の他端に回転軸を介し一端が取付け
られた第二アーム27と、第二アーム27の他端に回転
軸を介し取付けられ、かつウエハカセット6を把持する
一方、ウエハカセット6の把持を解除するハンド28と
を具えている。
【0028】このハンドリング手段は、図4に示す如く
上下移動体22によって底蓋17A及びカセットウエハ
6を支持したポッド受け台19が降下したとき、移動部
25による移動と第一アーム26,第二アーム27の回
動とによってハンド28がウエハカセット6の位置まで
移動し、かつハンド28がウエハカセット6を把持する
と、ハンド28がウエハカセット6を把持した状態のま
まで移動し、図3に示すように、搬送ユニット側のカセ
ット出入口14及び局所クリーンルーム側のカセット出
入口7を経てカセット受け台4上にセットするようにし
ている。
【0029】一方、前記ハンドリング手段は、ウエハカ
セット6がカセット置き台4上にセットされたとき、ハ
ンド28がカセット出入口14及びカセット出入口7を
経てウエハカセット6の位置まで移動し、かつ該ウエハ
カセット6を把持すると、その把持状態のままでカセッ
ト出入口7,14を経て、降下しているポッド受け台1
9上のカセットポッド17の底蓋17A上に搬送するよ
うにしている。その場合、前記出し入れ手段は、ポッド
底蓋17A上にウエハカセット6が搭載されると、移動
体22が昇降し、ポッド受け台19が本体室15Aとポ
ッド室15B間の所定位置に戻り、また上蓋固定機構2
0がカセットポッド17の上蓋17Bの固定を解除する
と共に、開閉機構21が上蓋17Bと底蓋17Bとを閉
じることにより、ウエハカセット6をカセットポッド1
7内に収容するようにしている。ハンドリング手段も全
体制御装置13により制御される。
【0030】さらに、搬送ユニット10は、ポッド室1
5B,本体室15Aの内部空気を排気し、クリーン状態
に生成する浄化手段(符示せず)を有している。該浄化
手段は、搬送ユニット10のポッド室15Bの底部に設
けられた真空バルブ29と、カセット出入口14に設け
られた真空バルブ30と、これらバルブ29,30と接
続された真空ポンプ31とを具えている。即ち、この浄
化手段は、開閉扉18が開くことによってポッド室15
B内が汚染(低クリーン状態になる)されるので、カセ
ットポッド17がポッド室15Bに投入され時点で開閉
扉18が閉じたとき、真空バルブ29を開くと共に真空
ポンプ31を駆動することにより、低クリーン状態の空
気を吸込み、外部に排気するようにしている。またこの
浄化手段は、搬送ユニット10の密着カップリング16
と局所クリーンルーム1の密着カップリング16とが結
合したとき、真空バルブ30を開くと共に真空ポンプ3
1を駆動することにより、双方のカセット出入口7,1
4間の低クリーン空気を外部に排気するようにしてい
る。この浄化手段も全体制御装置13により制御され
る。
【0031】またさらに、搬送ユニット10は、前記出
し入れ手段,ハンドリング手段,浄化手段の他、超純中
性ガスを本体室15A及びポッド室15B内に供給する
ガス発生装置32を具えている。このガス発生装置32
は、例えば窒素ガスを供給するものであり、例えば出し
入れ手段の上下移動体22の駆動によりポッド受け台1
9をポッド室15B側に移動するとき、窒素ガスをポッ
ド受け台19方向(上方)に向けて噴出し、本体室15
A及びポッド室15B内に供給することにより、ポッド
受け台19の周囲をより高クリーン雰囲気に保つように
している。このガス発生装置32も全体制御装置13に
より制御される。
【0032】従って、全体制御装置13は、プロセス装
置3でウエハ5をプロセス処理するため、該ウエハ収納
のウエハカセット6を収容しているカセットポッド17
がポッド室15Bに投入された場合、またプロセス装置
3でプロセス処理されたウエハ5を収納しているウエハ
カセット6が、カセット置き台4にセットされたときで
あって、かつポッド室15Bに空のカセットポッド17
が投入された場合、前記走行手段11,出し入れ手段,
ハンドリング手段,浄化手段,ガス発生装置32を予め
定められた手順で作動させるように設定されている。
【0033】実施例の搬送装置は、上記の如き構成より
なるので、次にその動作に関連して本発明方法の一実施
例を図5,図6を用いて説明する。
【0034】まず、ウエハ5を収納したウエハカセット
6を局所クリーンルーム1に搬送する場合について述べ
る。
【0035】即ち、搬送ユニット10の開閉扉18が開
き、ウエハ5を収納したウエハカセット6が搬送ユニッ
ト10のポッド室15B内に人手或いは自動で投入され
ることによりウエハカセット6がポッド受け台19上に
支持され(501)、その後、その開閉扉18を閉じる
(502)。このとき、開閉扉18が開いたときにポッ
ド室15B内に外部空気である低クリーン度の空気が入
り込むので、真空バルブ29を開くと共に、真空ポンプ
31が駆動されることにより、ポッド室15B内の空気
を外部に排気してポッド室15Bをクリーンな状態にす
る(503)。
【0036】次いで、搬送ユニット10は、走行手段1
1の駆動によって局所クリーンルーム1側に図1に示す
如く移動し、局所クリーンルーム1側のカセット出入口
7に対し搬送ユニット側のカセット出入口14が位置決
めされ(504)、該カセット出入口14の密着カップ
リング14とカセット出入口7の密着カップリング9と
が結合されると(505)、カセット出入口14側の真
空バルブ30が開くと共に、真空ポンプ31が駆動され
ることにより、局所クリーンルーム側のカセット出入口
7と搬送ユニット側のカセット出入口14間の空気を外
部に排気し、その両者7,14間をクリーンな状態にす
る(506)。
【0037】その後、搬送ユニット10のポッド室15
Bにおいては、出し入れ手段の上蓋固定機構20がカセ
ットポッド17の上蓋17Bをそのままの位置に固定す
ると共に(507)、開閉機構21がカセットポッド1
7の上蓋17Bと底蓋17Aとの組付けを解除して分離
すると(508)、図2に示す如く、上下移動体22の
駆動によりポッド受け台19が降下することにより、カ
セットポッド17の底蓋17A及びウエハカセット6が
ポッド室15Bから本体室15Aに取り出される(50
9)。
【0038】その場合、ポッド受け台19の降下時に
は、ガス発生装置32により窒素ガスが発生し、その窒
素ガスがポッド受け台19のウエハカセット6に向かっ
て供給されるので、ウエハカセットの周囲がより高クリ
ーン状態に保たれる。なお、降下位置は、ハンドリング
手段のハンド28によりウエハカセット6が把持される
位置である。
【0039】上述の如く、ウエハカセット6がポッド室
15Bから本体室15Aに取り出されると、ハンドリン
グ手段が駆動され、そのハンド28が図4に示すよう
に、ポッド受け台19上のウエハカセット6を掴み(5
10)、また局所クリーンルーム側のカセット出入口7
の開閉扉8と搬送ユニット側のカセット出入口14の開
閉扉15との双方が開くので(511)、ハンド28は
掴んだウエハカセット6を、図3に示すように、本体室
15Aからそのカセット出入口14及び局所クリーンル
ーム側のカセット出入口7を経て局所クリーンルーム1
側に移動することにより、プロセス装置3のカセット置
き台4上に位置決めし、掴むのを解除してカセット置き
台4にセットする(512)。これにより、プロセス装
置3は、ウエハカセット6内のウエハ5を処理すること
ができる。
【0040】この場合、局所クリーンルーム側の開閉扉
8と搬送ユニット側の開閉扉15とが開くと、局所クリ
ーンルーム側の空気と本体室15A内の空気とが混合さ
れることとなるが、本体室15A内の空気が所定の高ク
リーン度に保たれているので、局所クリーンルーム1の
高クリーン状態が維持される。
【0041】そして、ハンド28は、ウエハカセット6
をカセット置き台4にセットした後、局所クリーンルー
ム1からそのカセット出入口7及び搬送ユニット10の
カセット出入口14を経て本体室15Aの元の位置に戻
ることにより、退避する(513)。次いで、局所クリ
ーンルーム1側のカセット出入口7の開閉扉8と搬送ユ
ニット10のカセット出入口14の開閉扉15との双方
が閉じると(514)、本体室15A内のガス発生装置
32により窒素ガスを噴射し、該窒素ガスをポッド受け
台19及びポッド室15B方向に供給し、搬送ユニット
10内を高クリーン状態にしておく(515)。
【0042】その後、出し入れ手段の上下移動体22の
駆動によってポッド受け台19が上昇し、本体室15
A,ポッド室15B間の仕切壁15Cの部分まで位置す
ると(516)、開閉機構21によりポッド受け台19
上の底蓋17Aと上蓋17Bとが組付けられることによ
りカセットポッド17を形成すると共に(517)、上
蓋固定機構20が上蓋17Bを開放する(518)。
【0043】上蓋17Bの解放後、ポッド室17Bの開
閉扉18を開き(519)、空のカセットポッドを取り
出すことにより、終了する。
【0044】従って、搬送ユニット10は、ウエハカセ
ット6を収容したカセットポッド17がポッド室15B
に投入され、かつ開閉扉18が閉じると、そのカセット
ポッド17からウエハカセット6を本体室15Aに取り
出し、局所クリーンルーム1内のカセット置き台4にセ
ットするので、ウエハカセット6を局所クリーンルーム
1に搬送するのに高クリーン状態のままで容易に搬送す
ることができる。
【0045】次に、局所クリーンルーム1のプロセス装
置3で処理されたウエハ5を収納したウエハカセット6
を、取り出す場合について述べる。まず、搬送ユニット
10の開閉扉18を開き、そのポッド室15B内に空の
カセットポッド17を投入すると(601)、その後
は、前述し502〜509までの処理手順と同様の処理
手順となる(602〜609)。但し、609におい
て、上下移動体22の下降時には、ポッド受け台19上
にカセットポッド17の底蓋17Aのみが搭載されてい
るだけである。
【0046】そして、底蓋17Aのみが搭載されている
ポッド受け台19が下降すると(609)と、搬送ユニ
ット側のカセット出入口14の開閉扉15と局所クリー
ンルーム1側のカセット出入口7の開閉扉8とが開く
(610)。次いで、本体室15A内のハンドリング手
段が動作することによりハンド28が局所クリーンルー
ム1内に移動し(611)、このハンド28は、プロセ
ス装置3によって処理されたウエハ5を収納しているウ
エハカセット6を掴むと(612)、掴んだままの状態
でカセット出入口7及びカセット出入口14を経て本体
室15A内に移動し、出し入れ手段の上下移動体22上
のポッド受け台19上に支持されている底蓋17Aにウ
エハカセット6をセットする(613)。
【0047】その後、双方のカセット出入口7,14の
開閉扉8,15が閉じ(614)、また本体室15A内
のガス発生装置32により窒素ガスをウエハカセット6
方向に向けて噴射し、ウエハカセット6の周囲を高クリ
ーン状態にしておく(615)。次いで、上下移動体2
2を昇降し、ポッド受け台19を本体室15Aとポッド
室15B間の仕切壁15Cの部分まで位置させ、ポッド
受け台19によりポッド室15Bと本体室15Aとが遮
断されると(616)、開閉機構21により底蓋17A
と上蓋17Bとが組付けられると共に(617)、上蓋
固定機構20が上蓋17Bを開放することにより(61
8)、ポッド室15B内でカセットポッド17にウエハ
カセット6が収容される。
【0048】さらにその後、搬送ユニット10の開閉扉
18が開き(619)、カセットポッド17が取り出さ
れる(620)。
【0049】従って、局所クリーンルーム1のプロセス
装置3で処理されたウエハ5が、ウエハカセット6に収
納されてカセット置き台4上にセットされると、そのウ
エハカセット6は、搬送ユニット10により高クリーン
状態を保った状態のままでハンドリングされ、かつ搬送
されてカセットポッド17に収容されるので、ウエハカ
セット6に収納されているウエハ5を汚染するおそれが
全くない。
【0050】その結果、局所クリーンルーム1内のプロ
セス装置3に対し、処理すべきウエハ5を収納したウエ
ハカセット6を外部から搬送するとき、またプロセス装
置3で処理されたウエハ5を収納したウエハカセット6
を外部に搬送するとき、そのウエハカセット6を高クリ
ーン状態を維持したままで搬送することができるので、
しかも、ウエハカセット6をカセットポッド17から取
り出すときや、カセットポッド17に収容するときでも
高クリーン状態を保つことができるので、ウエハカセッ
ト6内のウエハ5が全く汚染されるおそれがなく、カセ
ット搬送の無人化・自動運転化を実現し得る。
【0051】また、局所クリーン化しているプロセス装
置3に対して、ウエハカセット6を安全に搬入・搬出で
きるので、それだけ設備数を削減できると共に、コスト
の低廉化を図ることができる。しかもウエハカセット6
に複数のウエハ6を収納し、一括的な搬入・搬出を行え
るので、生産スループットを確実に図り得る。
【0052】さらに図示実施例では、搬送ユニット10
の本体室15A内に多関節ロボットからなるハンドリン
グ手段が設置され、該ハンドリング手段のハンド28に
よってウエハカセット6を把持し、かつ所望位置に搬送
するので、12インチ程度の大きなウエハ5を取り扱う
場合であっても、ウエハカセット6のハンドリング及び
搬送を的確に行うことができる。また、上述の如きハン
ド28によって搬送すると、局所クリーンルーム側のカ
セット出入口7及び搬送ユニット側のカセット出入口1
4を可及的に小さくできることから、双方のカセット出
入口7,14の接続構造を確実にかつ簡単にすることが
できる等の効果もある。
【0053】さらに図示例では、カセットポッド17が
底蓋17Aと上蓋17Bとを上下方向で分離・組付けす
るように構成されているため、搬送ユニット10の本体
室15Aとポッド室15Bとを上下方向に配置した例を
示したが、要は初期の機能を有するものであればよく、
図示実施例に限定されるものではない。
【0054】またさらに図示例では、搬送ユニット10
が走行可能に構成された例を示したが、搬送ユニット1
0を局所クリーンルーム1に設置する、いわゆるビルト
インタイプに構成すれば、搬送ユニット10の走行動作
が不要になるので、それだけ構成の簡素化を図ることが
できると共に、上述した効果を果たすことができる。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1に
よれば、局所クリーンルーム内の処理装置に対し、処理
すべきウエハを収納したウエハカセットを外部から搬送
するとき、また処理装置で処理されたウエハを収納した
ウエハカセットを外部に搬送するとき、そのウエハカセ
ットを高クリーン状態を維持したままで搬送することが
でき、しかも、ウエハカセットをカセットポッドから取
り出すときや、カセットポッドに収容するときでも高ク
リーン状態を保つことができるように構成したので、ウ
エハカセット内のウエハが全く汚染されるおそれがな
く、カセット搬送の無人化・自動運転化を実現し得る効
果がある。
【0056】また、請求項2によれば、請求項1の方法
を的確に実施することができる降下がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための搬送装置の一実施
例を示す全体構成図。
【図2】搬送ユニットのポッド内のカセットポッドから
ウエハカセットを取り出し、本体内に移動するときの状
態を示す説明図。
【図3】搬送ユニットの本体内から局所クリーンルーム
内のカセット置き台上にウエハカセットをセットする状
態を示す説明図。
【図4】搬送ユニット内の上下移動体とハンドリング装
置とを示す説明図。
【図5】ウエハカセットを収容したカセットポッドか
ら、ウエハカセットを局所クリーンルーム内に搬送する
手順を示すフローチャート。
【図6】局所クリーンルーム内からウエハカセットを搬
送ユニットに搬送し、カセットポッドに収容する手順を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1…局所クリーンルーム、3…プロセス装置、4…カセ
ット置き台、5…ウエハ、6…ウエハカセット、7…局
所クリーンルーム側のカセット出入口、10…搬送ユニ
ット、11…走行手段、13…全体制御装置、14…搬
送ユニット側のカセット出入口、15A…本体室、15
B…ポッド室、9,16…密着カップリング、17…カ
セットポッド、19…ポッド受け台、20〜22…出し
入れ手段、25〜28…ハンドリング手段、29〜31
…浄化手段、32…ガス発生装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局所的に高クリーン状態の環境下に保た
    れかつロット単位でウエハを処理する処理装置を有する
    クリーンルームの所定位置に対し、複数のウエハを収納
    したカセットを出し入れする搬送方法であって、 A)予め、局所クリーンルームより低いクリーン状態の
    雰囲気に生成された外部で走行可能で、かつ内部に本体
    室とこれと気密状態に保たれると共にウエハカセットを
    収容するカセットポットが投入されるポッド室とを夫々
    形成した搬送ユニット設けておき、 B)搬送ユニットのポッド室に、処理装置で処理すべき
    ウエハ収納のウエハカセットを収容したカセットポッド
    を投入したとき、ポッド室内の空気を外部に排気し、 C)次いで、搬送ユニットを局所クリーンルームに移動
    し、搬送ユニットのカセット出入口を局所クリーンルー
    ムのカセット出入口に接続した時点で、両カセット出入
    口間の空気を外部に排気し、 D)その後、ポッド室内のカセットポッドからウエハカ
    セットを本体室内に取り出し、該取り出したウエハカセ
    ットを把持すると共に、本体室から前記両カセット出入
    口を経て局所クリーンルームの所定位置に搬送して受け
    渡し、 E)また、処理装置によって処理されたウエハを収納し
    たウエハカセットが局所クリーンルーム内の所定位置に
    セットされると共に、空のカセットポッドが搬送ユニッ
    トのポッド室に投入されたとき、ポッド室内の空気を外
    部に排気し、 F)次いで、搬送ユニットを局所クリーンルームに移動
    し、搬送ユニットのカセット出入口を局所クリーンルー
    ムのカセット出入口に接続した時点で、両カセット出入
    口間の空気を外部に排気し、 G)局所クリーンルーム内の所定位置にセットされ、か
    つ処理装置によって処理されたウエハを収納しているウ
    エハカセットを、把持して本体室に搬送し、 H)その後、本体室内のウエハカセットをポッド室に入
    れて該ポッド室内のカセットポッドに収容することを特
    徴とする搬送方法。
  2. 【請求項2】 局所的に高クリーン状態の環境下に保た
    れ、かつロット単位でウエハを複数処理する処理装置を
    有するクリーンルームに対し、ウエハを収納したカセッ
    トを出し入れする搬送装置であって、該クリーンルーム
    内の処理装置の近傍位置に設けられ、ウエハを収納した
    ウエハカセットをセットするカセット置き台と、クリー
    ンルームの外側部に形成され、カセットを出し入れする
    カセット出入口と、クリーンルームより低クリーン状態
    に生成された外部に走行可能に設けられ、かつ内部に本
    体室とこれと気密状態に保たれると共にカセットを収容
    するカセットポッドを投入するポッド室とを夫々形成し
    た搬送ユニットとを備え、かつ該搬送ユニットは、本体
    室の外側部に形成され、ウエハカセットを出し入れする
    と共に、局所クリーンルームのカセット出入口と接続さ
    れるカセット出入口と、本体室とポッド室との間の境界
    部位に配置され、ポッド室内のカセットポッドを支持す
    るポッド受け台と、ポッド受け台を移動させ、ポッド室
    内のカセットポッドからウエハカセットを取り出して本
    体室内に移動する一方、本体室のウエハカセットをポッ
    ド室に入れて該ウエハカセットをカセットポッドに収容
    させる出し入れ手段と、局所クリーンルーム用のカセッ
    ト出入口と搬送ユニット用のカセット出入口とが接続さ
    れたとき、局所クリーンルーム内のカセット置き台と本
    体室内の出し入れ手段との両者間において、何れか一方
    のカセットを把持しながら移動し、クリーンルーム用の
    カセット出入口,搬送ユニット用のカセット出入口間を
    経て他方に受け渡すハンドリング手段と、ポッド室にカ
    セットポットが外部から投入されたとき、ポッド室内の
    空気を外部に排気する一方、クリーンルーム用のカセッ
    ト出入口と搬送ユニット用のカセット出入口とが接続さ
    れた時点で、両カセット出入口間の空気を外部に排気す
    る浄化手段と、搬送ユニットを所定位置に走行させる走
    行手段とを具えていることを特徴とする搬送装置。
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