JPS63103534A - 競合制御送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、接続される通信回線の形態がポイント・トウ
・マルチポイント構成で、送信メツセージと送信先から
の折り返しメツセージとを照合することにより、競合制
御、送信メツセージの再送を行う競合制御送信装置に関
する。

〔従来の技術〕

従来、ポイント・トウ・マルチポイント構成をとるマル
チパス型ネットワークに接続される競合制御送信装置で
は、送信部が送信メツセージを送信し、送信先からの折
り返しメッセージと送信メツセージとの照合結果を、送
信部の前段にあり、送信処理を含め種々の処理を行う処
理部に入力し、送信メツセージと折り返しメッセージが
一致しない場合は、回線確保の競合に負は送信できなか
ったとして、処理部が送信部に送信メッセージの再送要
求を行い、送信メッセージの再送を行っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した競合制御送信装置は、送信メッセージと折り返
しメツセージとが一致しない場合、競合に負は送信出来
なかったとして、送信メッセージの再送を行うが、その
場合、再送処理を送信部の前段にある処理部で行うため
、処理部の負荷が重くなり、効率性に劣るという欠点が
あった。

本発明の目的は、このような欠点を除去し、処理部の負
荷を軽くすることのできる競合制御送信装置を提供する
ことにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、送信情報を送信メツセージの形式に変換し送
信メソ、セージを出力する送信部を有し、回線の形態が
ポイント・トウ・マルチポイント構成の伝送路に接続さ
れ、送信された送信メッセージと送信先からの折り返し
メッセージとを照合し、競合制御および送信メツセージ
の再送を行う競合制御送信装置において、 前記送信部からの送信メッセージを記憶する記憶部と、 前記送信先からの折り返しメツセージと前記記憶部から
の送信メツセージとを照合し、照合情報を出力し、およ
び前記送信先からの折り返しメッセージにより前記伝送
路の空きを識別し、空き情報を出力する照合・識別部と
、 前記照合情報と空き情報とにより送信制御信号を出力す
る送信制御部と、 前記送信制御信号により前記記憶部に記憶されている送
信メツセージを再送メッセージとして出力する再送部と
、 前記送信制御信号により送信メッセージと再送メツセー
ジとを切り換えて、前記伝送路に出力する切換部とを有
することを特徴としている。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。こ
の競合制御送信装置は、送信情報を送信メンセージの形
式に変換する送信部３から出力された送信メッセージを
記憶する記憶部４と、送信先からの折り返しメツセージ
と記憶部４で記憶された送信メッセージとを照合し、一
致、不一致を示す照合情報を出力すると同時に、折り返
しメツセージにより伝送路１の空きを識別し、空き情報
を出力する照合・識別部６と、照合情報と空き情報とを
入力とし送信制御信号を出力する送信制御部７と、送信
制御信号により記憶部４に記憶されていた送信メッセー
ジを再送メッセージとして出力する再送部５と、送信制
御信号により送信部３からの送信メツセージと再送部５
からの再送メッセージとを切り換えて伝送路１に送る切
換部２とで構成される。

送信部３からの送信メツセージは、切換部２に入力され
る。照合・識別部６からの照合情報および空き情報は、
送信制御部７に入力される。送信制御部７からの送信制
御信号は、送信部３．切換部２．再送部５に入力される
。記憶部４に記↑αされた送信メッセージは、照合・識
別部６に入力され、再送時には再送部５を経て切換部２
に送られる。切換部２は、通常時には送信部３から入力
された送信メツセージを、再送時には再送部５から入力
された再送メツセージを切換え、伝送路１に出力する。

次に本実施例の動作を第２図のフローチャートを参照し
ながら説明する。

送信情報が送信部３に送られると、送信部３に送信情報
を入力する（ステップ■）。照合・識別部６は、折り返
しメツセージの有無により常に伝送路１の空きを監視し
ており（ステップ■）、空き情報を送信制御部７に伝え
、送信制御部７は送信部３に送信の許可・禁止を指示す
る送信制御信号を送る。送信部３は送信制御部７の指示
により伝送路１が空きになってから、送信情報を送信メ
ツセージの形式に変換し、切換部２及び記憶部３に送信
メツセージを出力する（ステップ■）。切換部２は送信
メツセージを伝送路１に出力する（ステップ■）。伝送
路１に出力された送信メッセージは送信先で受信と同時
に、折り返しメツセージとして伝送路１に折り返され、
照合・識別部６に入力される（ステップ■）。照合・識
別部６では入力された折り返しメツセージと送信時に記
憶部４に記録された送信メ・ノセージとの比較・照合を
行い（ステップ■）、その結果を送信制御部７に出力す
る。

送信メンセージと折り返しメツセージとが一致した場合
には、照合・識別部６は一致を表す照合情報を送信制御
部７に送る。送信制御部７は、この照合情報により、競
合がなく、あるいは競合に勝った結果、送信メツセージ
が送信先に送信されたと判断して、送信を終了する。

送信メツセージと折り返しメツセージとが不一致の場合
には、照合・識別部６は不一致を表す照合情報を送信制
御部７に送る。送信制御部７は、この照合情報により、
競合に負けた結果、送信メツセージが送信先に送信され
なかったと判断して、切換部２に送信メッセージの送信
の中断を指示すると共にメンセージの再送が終了するま
で送信部３に対し、次の送信を禁止する（ステップ■）
。

送信制御部７は、送信部３から記憶部４に全送信メツセ
ージが出力されたか否かを判断しくステップ■）、記憶
部４に全送信メッセージが出力されているならば、送信
制御部７は、照合・識別部６からの伝送空き情報を基に
、伝送路１が空きになった時（ステップ■）、再送部５
に送信制御信号を送り、メツセージの再送を指示する。

再送部５は送信時に記憶部４に記録された送信メツセー
ジを再送メツセージとして切換部２に出力する（ステッ
プ［相］）。切換部２は、送信制御部７からの送信制御
信号に基づいて、再送メツセージを伝送路１に出力する
（ステップ■）。その後、ステップ■〜０により折り返
しメッセージの照合を行い、再送が終了するまで先の再
送手順を繰り返す。

本実施例の動作を、具体例に基づいてさらに詳細に説明
する。

第３図は、２つの子局１０．１１が、接続点１２でワイ
ヤード・アンド回路を構成する１回線の伝送路を介して
親局１３に接続されている状態を示す。子局に本実施例
の競合制御送信装置が設けられているものとする。今、
子局１０の競合制御送信装置は４ビツトの送信メツセー
ジ“１１００”を子局１１の競合制御送信装置は４ビツ
トの送信メツセージ“００１１”を親局１３へ送るもの
とする。

２つの子局からのメツセージの送信が競合する場合を考
えると、各競合制御送信装置の送信部には同時に送信情
報が人力され、送信制御部は照合・識別部からの伝送路
の空き情報により伝送路の空きを検出すると、それぞれ
の切換部から送信メツセージが送信される。子局１０は
最初のビット“１”を送信し、子局１１は最初のビット
“０”を送信する。伝送路は接続点１２でワイヤード・
アンド回路を形成しているので、“１”と“０”のアン
ドがとられ、親局１３には“０”の送信メツセージが送
られる。親局１３は、受信した送信メツセージ“０”を
そのまま子局１０．１１に送り返す。

子局１０の競合制御送信装置は、照合・識別部で最初の
ビット“１”である送信メッセージと、“０”である折
り返しメッセージを照合し、送信制御部へ照合情報を送
る。この場合、送信メツセージ“１”と折り返しメツセ
ージ“Ｏ”とは一致せず、送信制御部からの送信制御信
号により送信は中断され、送信メツセージ“１１００”
は記憶部に記憶される。

一方、子局１１の競合制御送信装置は、最初のビット“
０“である送信メツセージと、“Ｏ”である折り返しメ
ツセージとが一致するので、送信メツセージの送信を続
け、送信を終了する。

子局１１では、子局１０の送信が終了するのを待って、
伝送路の空きを検出すると、再び送信を開始し、記憶部
に記憶された“１１００”の再送メツセージを送信し、
送信を終了する。

以上のように各子局の競合制御装置は回線確保の競合を
制御しながら、メッセージを親局へ送る。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、送信メノセージ
と折り返しメッセージとが一致せず、回線確保の競合に
負けた場合の送信メツセージの再送処理は、記憶部に記
憶された送信メツセージを再送部が出力することで行っ
ているため、送信部の前段にある処理部は送信メッセー
ジの再送処理を行うことから解放され、処理部の負荷が
軽くなり、効率性を向上させる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による一実施例を示すブロック図・ 第２図は、第１図の競合制御送信装置の主要動作の流れ
を示すフローチャート、 第３図は、具体的動作例を説明するための図である。 １・・・・・伝送路 ２・・・・・切換部 ３・・・・・送信部 ４・・・・・記憶部 ５・・・・・再送部 ６・・・・・照合・識別部 ７・・・・・送信制御部 １０．１１　　・・・子局 １３・・・・・親局

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）送信情報を送信メッセージの形式に変換し送信メ
   ッセージを出力する送信部を有し、回線の形態がポイン
   ト・トウ・マルチポイント構成の伝送路に接続され、送
   信された送信メッセージと送信先からの折り返しメッセ
   ージとを照合し、競合制御および送信メッセージの再送
   を行う競合制御送信装置において、 前記送信部からの送信メッセージを記憶する記憶部と、 前記送信先からの折り返しメッセージと前記記憶部から
   の送信メッセージとを照合し、照合情報を出力し、およ
   び前記送信先からの折り返しメッセージにより前記伝送
   路の空きを識別し、空き情報を出力する照合・識別部と
   、 前記照合情報と空き情報とにより送信制御信号を出力す
   る送信制御部と、 前記送信制御信号により前記記憶部に記憶されている送
   信メッセージを再送メッセージとして出力する再送部と
   、 前記送信制御信号により送信メッセージと再送メッセー
   ジとを切り換えて、前記伝送路に出力する切換部とを有
   することを特徴とする競合制御送信装置。