JPH09214526A - 伝送制御システム - Google Patents

伝送制御システム

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JPH09214526A
JPH09214526A JP4427396A JP4427396A JPH09214526A JP H09214526 A JPH09214526 A JP H09214526A JP 4427396 A JP4427396 A JP 4427396A JP 4427396 A JP4427396 A JP 4427396A JP H09214526 A JPH09214526 A JP H09214526A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線パケット通信における一対多通信による
データ伝送において効率よく送達確認を行う伝送制御シ
ステムを提供する。 【解決手段】 固定網に接続せず、無線パケット通信シ
ステムを介して接続された、複数の通信端末10、20
と、アクセス制御及び伝送データの送受信のタイミング
を決定する無線基地局30とを備え、通信端末20が、
通信基地局から送信された下りパケット信号60を受信
できなかった場合に、NAK信号70を送信し、通信基
地局30が、NAK信号70を受信した場合に、当該受
信されなかった下りパケット信号60を再送し、上りパ
ケット信号50を送信した通信端末10が、通信基地局
30が再送した下りパケット信号60を受信した場合
に、直前に送信した上りパケット信号50を再送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、無線パケット通信
におけるデータ伝送の制御を行う伝送制御システムに関
し、特に一対多通信によるデータ伝送の際に送達確認を
行う伝送制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】無線LAN等で実現されているような固
定網に接続されないad hoc network構成
をとるネットワークにおける一対多通信では、リンク毎
に確実に受信確認を取る送達確認処理を行っている。こ
の送達確認処理は、一対一通信の場合の送達確認処理と
同様の処理である。これに対し、衛星を用いた一対多通
信では、全通信端末から受信確認を取ることは効率が悪
く、受信確認自体の信頼性の面でも実用的でないため、
一般に送達確認処理を行わないことが多い。
【0003】しかしながら、送達確認を全く行わないこ
とは信号伝送の信頼性を著しく低下させるため、信号伝
送の高信頼化のためにデータをブロック化して受信確認
を行う手段が提案されている。この種の従来の技術とし
ては、例えば、文献「Calo,S.B.et al:
“A Broadcast Protocol for
File Transfers to Multip
le Site”,IEEE Trans.Commu
n.,Vol.COM‐29,No.11,pp.17
01−1707,Nov.1981.」に記載された技
術がある。
【0004】しかし、上述の文献に記載された技術で
も、データの1ブロックのサイズが大きくなると、通信
端末がそれに対応する容量のバッファを持たなければな
らないという欠点や、データのブロック化に伴う処理が
増えて処理の複雑化を招くという欠点があった。
【0005】また、効率の低下を回避するため、受信確
認ではなく受信未確認を通知することにより送達確認を
行う方法も提案されている。この種の従来技術として、
例えば、特開昭60−35851号公報には、受信端末
が正確にパケット信号を受信できなかった場合、受信未
確認信号(以下、NAK信号と称す)を送出し、特定の
受信端末が送信する受信確認信号(以下、Ack信号と
称す)もしくはNAK信号に衝突させることにより、デ
ータ伝送の失敗を認識し、送信端末に再送を要求する手
段が開示されている。
【0006】しかし、上記の従来技術でも、Ack信号
またはNAK信号が正常に受信されるかどうかに関わら
ず、Ack信号/NAK信号もしくはAck信号とNA
K信号の衝突を検出するまでに時間が掛かるという欠点
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の衛星を用いた一対多通信では、一般に送達確認を行っ
ておらず、信号伝達の信頼性を低下させていた。
【0008】また、データをブロック化して受信確認を
行う場合でも、バッファの増大に伴うハードウエアのコ
ストの増加や、データのブロック化に伴う処理の複雑化
を招来するという欠点があった。
【0009】さらに、受信未確認を通知することにより
送達確認を行う場合でも、データ伝送の失敗を認識する
までに時間が掛かり、早急な対応ができないという欠点
があった。
【0010】本発明は、上記従来の欠点を解決し、一対
多通信によるデータ伝送において効率よく送達確認を行
う伝送制御システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、固定網に接続せず、無線パケット通信システムを介
して接続された、複数の通信端末と、アクセス制御及び
伝送データの送受信のタイミングを決定する無線基地局
とを備え、前記通信端末が、通信基地局から送信された
パケット信号を受信できなかった場合に、未受信確認信
号を送信し、前記通信基地局が、前記未受信確認信号を
受信した場合に、当該受信されなかったパケット信号を
再送し、前記パケット信号を送信した通信端末が、前記
通信基地局が再送したパケット信号を受信した場合に、
直前に送信したパケット信号を再送する。
【0012】また、他の態様では、前記通信基地局は、
受信したパケット信号にアクセス制御情報を付加して前
記通信端末に送信し、前記通信端末は、受信したパケッ
ト信号に付加された前記アクセス制御情報を参照して該
パケット信号が前記通信基地局において再送されたパケ
ット信号か否かを判断する。
【0013】また、他の好ましい態様では、前記未受信
確認信号を送信した通信端末は、前記アクセス制御情報
に基づいて、受信したパケット信号を再送されたパケッ
ト信号と認識した場合に、該パケット信号の受信処理を
行い、前記未受信確認信号を送信していない通信端末
は、前記アクセス制御情報に基づいて、受信したパケッ
ト信号を再送されたパケット信号と認識した場合に、受
信したパケット信号を破棄する。
【0014】また、他の好ましい態様では、前記未受信
確認信号を送信した通信端末は、前記アクセス制御情報
に基づいて、受信したパケット信号を再送されたパケッ
ト信号ではないと認識した場合に、該パケット信号及び
該パケット信号に続く継続パケット信号を全て破棄す
る。
【0015】また、他の好ましい態様では、前記通信基
地局は、パケット信号を受信すべきタイミングで受信で
きなかった場合に、前記アドレス制御情報及びパケット
信号の一部のデータをあらかじめ定められた特定の値と
して送信し、前記通信基地局に受信されなかったパケッ
ト信号を送信した通信端末は、前記特定のアクセス制御
信号及びデータを有するパケット信号を受信した場合
に、前記通信基地局に受信されなかったパケット信号を
再送し、他の前記通信端末は、前記特定のアクセス制御
信号及びデータを有するパケット信号を受信した場合
に、該パケット信号を破棄し、次のパケット信号の受信
に備える。
【0016】また、他の好ましい態様では、前記無線基
地局は、複数回連続してパケット信号を受信すべきタイ
ミングで受信できなかった場合に、該パケット信号を受
信していない旨の情報を送信し、前記通信基地局に受信
されなかったパケット信号を送信した通信端末は、前記
特定のアクセス制御信号及びデータを有するパケット信
号を受信した場合に、前記通信基地局に受信されなかっ
たパケット信号を再送し、他の前記通信端末は、前記特
定のアクセス制御信号及びデータを有するパケット信号
を受信した場合に、該パケット信号を破棄し、次のパケ
ット信号の受信に備える。
【0017】また、他の好ましい態様では、前記通信端
末が複数のスロットを備え、前記通信基地局との間で独
立した複数の無線チャネルを使用したパケット信号の送
受信を行う。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の1実施例による伝送制御
システムの構成を示すブロック図である。
【0020】本発明の伝送制御システムは、複数の通信
端末と、アクセス制御及び伝送データの送受信のタイミ
ングを決定する無線基地局とを備えて構成される。通信
端末と無線基地局とは、固定網に接続されておらず、無
線パケット通信システムを介して接続されている。以
下、本実施例では、通信端末を機能上、送信端末と受信
端末とに分けて説明するが、全ての通信端末が送信端末
にも受信端末にもなり得るのは言うまでもない。
【0021】図1に示すように、本実施例の伝送制御シ
ステムは、パケット信号を送信する送信端末10と、パ
ケット信号を受信する受信端末20と、送信端末10と
受信端末20との間に介在して伝送制御を行う通信基地
局30とを備える。ここで、送信端末10から通信基地
局30へ送られるパケット信号を上りパケット信号、通
信基地局30から受信端末20へ送られるパケット信号
を下りパケット信号と定義する。図2に上りパケット信
号の構成を、図3に下りパケット信号の構成を示す。
【0022】図示のように、上りパケット信号50は、
当該伝送データの送信先のアドレスを示す宛先アドレ
ス、当該伝送データに継続するユーザデータの有無を示
す継続ビット、当該伝送データの送信元のアドレスを示
す送信元アドレス、伝送データである上りユーザデータ
を含む。下りパケット信号60は、ポーリング先のアド
レスを示すポーリングアドレス、通信回線が使用中(B
usy)か待機中(Idle)かの別を示すBusy/
Idleフラグ、宛先アドレス、継続ビット、伝送デー
タである下りユーザデータからなる。このうち、ポーリ
ングアドレスとBusy/Idleフラグは、本実施例
においてアクセス制御に用いるアクセス制御情報であ
る。
【0023】送信端末10は、パケット信号を生成して
出力するパケット信号送信制御部11と、通信基地局3
0から送られた下りパケット信号60の中からアクセス
制御情報を検出して解析するアクセス制御情報解析部1
2と、通信基地局30とのデータの送受信を行う送受信
部13とを備える。
【0024】パケット信号送信制御部11は、ユーザデ
ータに宛先アドレス、継続ビット、送信元アドレス等の
書誌データを付加して上りパケット信号50を生成し、
送受信部13を介して通信基地局30へ送信する。ま
た、アクセス制御情報解析部12の制御にしたがって、
すでに送信した上りパケット信号50を再送する。
【0025】アクセス制御情報解析部12は、通信基地
局30から送られた下りパケット信号60からアクセス
制御情報であるポーリングアドレスとBusy/Idl
eフラグとを取り出し、解析する。そして、解析結果に
応じて、継続のユーザデータを含む新たな上りパケット
信号50を送信したり、直前に送信した上りパケット信
号50を再送したりするようにパケット信号送信制御部
11に指示する。
【0026】受信端末20は、通信基地局30から送ら
れた下りパケット信号60を受信して解析するパケット
信号受付部21と、下りパケット信号60の中からアク
セス制御情報を検出して解析するアクセス制御情報解析
部22と、NAK信号を生成して出力するNAK信号生
成部23と、通信基地局30とのデータの送受信を行う
送受信部24とを備える。
【0027】パケット信号受付部21は、下りパケット
信号60を受け付けると共に、継続ビットを参照して継
続のパケット信号60があるかどうかを認識する。継続
ビットがある場合は、継続の下りパケット信号60の受
信を待つ。所定のタイミングで継続パケット信号60の
受信がなかったときは、NAK信号生成部23にNAK
信号の生成を指示する。また、後述するように、アクセ
ス制御情報解析部22からの指示にしたがって、受信し
たパケット信号を破棄したり、受信バッファをクリアし
たりする。
【0028】アクセス制御情報解析部22は、通信基地
局30から送られた下りパケット信号からアクセス制御
情報を取り出し、解析する。そして、解析結果に応じ
て、パケット信号受付部21に、当該パケット信号の破
棄を指示したり、受信バッファのクリアと当該パケット
信号以降に継続する全てのパケット信号の破棄を指示し
たりする。
【0029】NAK信号生成部23は、パケット信号受
付部21の指示にしたがってNAK信号を生成し、送受
信部24を介して通信基地局30へ送信する。図4にN
AK信号の構成を示す。図示のように、NAK信号70
は上りパケット信号と同一の構成で宛先アドレスが0と
なっている。
【0030】通信基地局30は、アドレス制御情報を生
成するアドレス制御情報生成部31と、パケット信号の
送受信を制御するパケット信号送受信制御部32と、通
信回線におけるパケット信号とNAK信号70との衝突
またはNAK信号70の受信を検出する衝突・NAK信
号検出部33と、通信端末とのデータの送受信を行う送
受信部34とを備える。
【0031】アドレス制御情報生成部31は、ポーリン
グアドレスとBusy/Idleフラグを生成し、パケ
ット信号に付加する。衝突・NAK信号検出部33によ
って、上りパケット信号50とNAK信号70との衝
突、またはNAK信号70の受信を検出した場合、ポー
リングアドレスの値を0にする。Busy/Idleフ
ラグは、通信回線の使用中はBusyとし、待機中はI
dleとする。
【0032】パケット信号送受信制御部32は、送信端
末10から送られた上りパケット信号50を下りパケッ
ト信号60に変更して受信端末20に送信する。このと
き、上りパケット信号50の宛先アドレス、継続ビッ
ト、上りユーザデータを、下りパケット信号60の宛先
アドレス、継続ビット、下りユーザデータに移し替え、
アドレス制御情報を付加する。また、上りパケット信号
50から送信元アドレスを取り出して記憶する。また、
衝突・NAK信号検出部33によって、上りパケット信
号50とNAK信号70との衝突、またはNAK信号7
0の受信を検出した場合、または所定のタイミングで送
られるべき上りパケット信号50を受信しなかった場合
は、発生した事態に応じて、ポーリングアドレスの値を
0にした直前の下りパケット信号60を再送したり、宛
先アドレスの値を0にしたパケット信号60を送出した
りする。なお、宛先アドレスの値を0にして下りパケッ
ト信号60を送出する場合、当該パケット信号にはユー
ザデータは含まれない。
【0033】衝突・NAK信号検出部33は、通信回線
における上りパケット信号50とNAK信号70との衝
突、またはNAK信号70の受信を検出した場合、アド
レス制御情報生成部31とパケット信号送受信制御部3
2に通知する。
【0034】次に、本実施例の動作を、いくつかの具体
的な局面を例として説明する。
【0035】図5ないし図13は、本実施例によるデー
タ伝送の制御の例を示すシーケンス図である。各図にお
いて、Busy/IdleフラグがBusyの場合を
B、Idleの場合をIとし、ポーリングアドレスの値
がaである場合、アドレス制御情報を、通信回線使用中
であれば(B,a)と示し、待機中であれば(I,a)
と示す。また、CSは通信基地局であり、PS1、PS
2、PS3は各々アドレス1、2、3を持つ通信端末で
ある。また、各通信端末PS1、PS2、PS3は、共
通のグループアドレスを持つ。図示の例では、PS1を
送信端末、PS2、PS3を受信端末とし、通信端末P
S1からパケット信号D0、D1、D2、D3、D4が
送信される。また、特に指定しない限り、通信基地局か
らの送信は宛先アドレスを各通信端末に共通なグループ
アドレスとして行う。各図において、実線で示されるパ
ケット信号は、宛先アドレスを指定しユーザデータを含
むパケット信号を示し、点線で示されるパケット信号
は、宛先アドレスをいずれの通信端末もしない値0とし
ユーザデータを含まないパケット信号を示す。
【0036】図5は、パケット信号が通信基地局CSか
ら送信されたものの、受信端末PS2には届かず、受信
端末PS2からNAK信号が送信されたために、次のパ
ケット信号とNAK信号との衝突が発生する場合の動作
を示す。
【0037】同図を参照すると、まず無線基地局CS
は、下りのパケット信号のアクセス制御情報として
(I、0)を送信する。各通信端末PSは前記アクセス
制御情報を受信し、上り信号の送信タイミングを記憶し
ておく。
【0038】通信端末PS1がパケット信号D0を上り
信号の送信タイミングで送信すると、無線基地局CS
は、該パケット信号D0を受信し、上りユーザデータと
継続ビットに基づいて継続パケット信号の有無を判断し
記憶するとともに、上りパケット信号を受信したタイミ
ングに対応して下りパケット信号を送出する。このと
き、上りパケット信号を下りパケット信号に移し替え
る。
【0039】下りパケット信号を受信した送信端末PS
1は、当該パケット信号のアクセス制御情報を見て、自
局が送信したデータであることを確認して、次のパケッ
ト信号送出に備える。
【0040】下りパケット信号を受信した受信端末PS
2は、下りユーザデータを取り込むとともに、継続ビッ
トを参照して継続パケット信号があるかどうかを判定し
記憶しておく。
【0041】次の上りパケット信号の送信タイミング
で、送信端末PS1が継続パケット信号D1を送信し、
通信基地局CS及び通信端末PS1、PS2が前記と同
様の処理を実行する。
【0042】次に、同様の手順で送信端末PS1から送
信された継続パケット信号D2が、無線基地局CSに受
信されて、下りパケット信号として送信されたが、受信
端末PS2には受信されなかっとする。この場合、受信
端末PS2では、パケット信号受付部21が、記憶して
いた継続ビットに基づいて、受信すべきタイミングで下
りパケット信号を受信できなかったと判断する。そし
て、NAK信号生成部23がNAK信号を生成し、次の
上り信号の送信タイミングで送出する。このとき、同じ
送信タイミングで、送信端末PS1は継続パケット信号
D3を送信する。したがって、無線回線上で衝突が起き
ることとなる。
【0043】無線基地局CSにおいて、衝突・NAK信
号検出部33が上りパケット信号の衝突を検知するか、
捕捉効果によりNAK信号を受信すると、アクセス制御
情報生成部31が、記憶していた継続ビットの情報に基
づいて受信端末PS2からNAK信号が送信されたと判
断し、アクセス制御情報を(B,0)とする。そして、
パケット信号送受信制御部32が、新たなアクセス制御
情報(B,0)を直前の下り送信タイミングで送信した
継続パケット信号D2のユーザデータとともに再送分の
下りパケット信号として送出する。
【0044】送信端末PS1は、アクセス制御情報が
(B,0)となっている下りパケット信号を受信する
と、パケット信号送信制御部11が、直前に送信したD
3は無線基地局CSに届かなかったと判断し、継続パケ
ット信号D3の再送に備える。
【0045】受信端末PS2は、アクセス制御情報が
(B,0)となっている下りパケット信号を受信する
と、パケット信号受付部21が、再送要求が受理された
と判断し、受信した下りパケット信号の下りユーザデー
タの受信処埋を行う。
【0046】以下、同様にして継続パケット信号D3、
D4の伝送が行われる。
【0047】図6は、パケット信号が通信基地局CSか
ら送信されたものの、受信端末PS2には届かず、受信
端末PS2からNAK信号が送信されたところまでは図
5の動作例と同様であるが、当該NAK信号が通信基地
局CSに届かなかった場合の動作を示す。
【0048】図示のように、NAK信号は通信基地局C
Sに届かなかったため、通信基地局CSは送信端末PS
1からの継続パケット信号D3を受信する。したがっ
て、無線基地局CSは、正常受信時と同様に処埋を行
い、アクセス制御情報を(B,1)とし、受信したパケ
ット信号D3のユーザデータと共に下りパケット信号と
して送出する。
【0049】受信端末PS2が下りパケット信号を受信
すると、アクセス制御情報解析部22は、アクセス制御
情報が(B,1)であることからNAK信号が無線基地
局CSに受信されなかったと判断する。そして、パケッ
ト信号受付部21は、受信バッファをクリアし、当該パ
ケット信号に継続するパケット信号を受信する限り、当
該継続パケット信号を破棄し続ける。
【0050】図7は、受信端末が複数あり、いずれかの
受信端末がパケット信号を受信できずNAK信号を送信
した場合の動作を示す。
【0051】送信端末PS1がパケット信号D2を送信
し、通信基地局CSが受信するまでの通信基地局CS及
び通信端末PS1、PS2の動作は図5の動作例と同様
である。なお、通信端末PS3は受信端末であり、通信
端末PS2と同様に動作している。
【0052】無線基地局CSからパケット信号D2に対
応する下りパケット信号が送信され、受信端末PS2は
当該下りパケット信号を受信せず、受信端末PS3は当
該下りパケット信号を受信したものとする。
【0053】受信端末PS2において、パケット信号受
付部21は、記憶していた継続ビットに基づいて、受信
すべきタイミングで下りパケット信号を受信できなかっ
たと判断する。そして、NAK信号生成部23がNAK
信号を生成し、次の上り信号の送信タイミングで送出す
る。このとき、同じ送信タイミングで、送信端末PS1
は継続パケット信号D3を送信する。したがって、無線
回線上で衝突が起きることとなる。
【0054】無線基地局CSにおいて、衝突・NAK信
号検出部33が上りパケット信号の衝突を検知するか、
捕捉効果によりNAK信号を受信すると、アクセス制御
情報生成部31が、記憶していた継続ビットの情報に基
づいて受信端末PS2からNAK信号が送信されたと判
断し、アクセス制御情報を(B,0)とする。そして、
パケット信号送受信制御部32が、新たなアクセス制御
情報(B,0)を直前の下り送信タイミングで送信した
継続パケット信号D2のユーザデータとともに再送分の
下りパケット信号として送出する。
【0055】送信端末PS1は、アクセス制御情報が
(B,0)となっている下りパケット信号を受信する
と、パケット信号送信制御部11が、直前に送信したD
3は無線基地局CSに届かなかったと判断し、継続パケ
ット信号D3の再送に備える。
【0056】受信端末PS2は、アクセス制御情報が
(B,0)となっている下りパケット信号を受信する
と、パケット信号受付部21が、再送要求が受理された
と判断し、受信した下りパケット信号の下りユーザデー
タの受信処埋を行う。
【0057】受信端末PS3は、自らNAK信号を送信
していないにも関わらずアクセス制御情報が(B,0)
となっている下りパケット信号を受信したため、アクセ
ス制御情報解析部22は、他の受信端末がNAK信号を
送出し、無線基地局CSが直前のパケット信号を再送し
たものと判断し、パケット信号受付部21は、受信した
下りパケット信号を破棄する。この処理は図6の動作例
と異なり、破棄するのは当該パケット信号のみであっ
て、次のタイミングで受信する継続パケットからは引き
続き受信処理を行う。
【0058】図8は、受信端末が複数あり、いずれかの
受信端末がパケット信号を受信できず送信したNAK信
号に対し、通信基地局CSがパケット信号を再送した
が、当該再送されたパケット信号を他の受信端末が受信
せず、NAK信号を送信した場合の動作を示す。
【0059】送信端末PS1がパケット信号D1を送信
し、通信基地局CSが受信するまでの通信基地局CS及
び通信端末PS1、PS2、PS3の動作は図7の動作
例と同様である。そして、無線基地局CSからパケット
信号D1に対応する下りパケット信号が送信され、受信
端末PS2は当該下りパケット信号を受信せず、受信端
末PS3は当該下りパケット信号を受信したものとす
る。
【0060】受信端末PS2において、パケット信号受
付部21は、記憶していた継続ビットに基づいて、受信
すべきタイミングで下りパケット信号を受信できなかっ
たと判断する。そして、NAK信号生成部23がNAK
信号を生成し、次の上り信号の送信タイミングで送出す
る。このとき、同じ送信タイミングで、送信端末PS1
は継続パケット信号D2を送信する。したがって、無線
回線上で衝突が起きることとなる。
【0061】無線基地局CSにおいて、衝突・NAK信
号検出部33が上りパケット信号の衝突を検知するか、
捕捉効果によりNAK信号を受信すると、アクセス制御
情報生成部31が、記憶していた継続ビットの情報に基
づいて受信端末からNAK信号が送信されたと判断し、
アクセス制御情報を(B,0)とする。そして、パケッ
ト信号送受信制御部32が、新たなアクセス制御情報
(B,0)を直前の下り送信タイミングで送信した継続
パケット信号D1のユーザデータとともに再送分の下り
パケット信号として送出する。
【0062】送信端末PS1は、アクセス制御情報が
(B,0)となっている下りパケット信号を受信する
と、パケット信号送信制御部11が、直前に送信したD
2は無線基地局CSに届かなかったと判断し、継続パケ
ット信号D2の再送に備える。
【0063】受信端末PS2は、アクセス制御情報が
(B,0)となっている下りパケット信号を受信する
と、パケット信号受付部21が、再送要求が受理された
と判断し、受信した下りパケット信号の下りユーザデー
タの受信処埋を行う。
【0064】ここで、受信端末PS3が、当該再送分の
下りパケット信号を受信しなかったものとする。受信端
末PS3のアクセス制御情報解析部22がパケット信号
の受信失敗を認識し、NAK信号生成部23がNAK信
号を生成し送信する。このNAK信号は、同じ送信タイ
ミングで送信端末PS1から送信された継続パケット信
号D2と衝突する。
【0065】無線基地局CSにおいて、衝突・NAK信
号検出部33が上りパケット信号の衝突を検知するか、
捕捉効果によりNAK信号を受信すると、パケット信号
送受信制御部32が、再送したパケット信号に対してN
AK信号が出力されたと判断し、宛先アドレスの値を0
にして、直前に送信した再送分の下りパケット信号をも
う一度送出する。
【0066】送信端末PS1は、アクセス制御情報が
(B,0)となっている下りパケット信号を受信する
と、パケット信号送信制御部11が、直前に再送したD
2は無線基地局CSに届かなかったと判断し、継続パケ
ット信号D2の再送に備える。
【0067】受信端末PS2、PS3は、アクセス制御
情報が(B,0)で宛先アドレスの値が0となっている
下りパケット信号を受信すると、パケット信号受付部2
1が、受信しなかったパケット信号は再送分のパケット
信号であると判断して、当該パケット信号を破棄し、継
続する下りパケット信号の受信に備える。
【0068】図9は、送信端末PS1から送信された上
りパケット信号が通信基地局CSに受信されなかった場
合の動作を示す。
【0069】送信端末PS1が継続パケット信号D1を
送信するまでの動作は図5の動作例と同様である。
【0070】ここで、通信基地局CSが継続パケット信
号D1を受信しなかったものとする。通信基地局CSの
パケット信号送受信制御部32は、継続ビットの情報に
基づいて、受信端末からのパケット信号が届かなかった
と判断し、アクセス制御情報性西部31がアクセス制御
情報を(B,1)とし、パケット信号送受信制御部32
が宛先アドレスの値を0として、下りパケット信号を送
信する。
【0071】送信端末PS1は、アクセス制御情報が
(B,1)であり、宛先アドレスが0である下りパケッ
ト信号を受信すると、直前に送信したパケット信号D1
が無線基地局CSに届かなかったと判断し、再びパケッ
ト信号D1を送出する準備を行う。そして、次の上りパ
ケット信号のタイミングで再送する。
【0072】受信端末PS2は、アクセス制御情報が
(B,1)であり、宛先アドレスが0である下りパケッ
ト信号を受信すると、送信端末からのパケット信号が無
線基地局CSへ届かなかったものと判断し、当該宛先ア
ドレスが0のパケット信号を破棄し、継続する下りパケ
ット信号の受信に備える。
【0073】この後、次の上りパケット信号の送信タイ
ミングで、送信端末PS1からパケット信号D1が送ら
れ、無線基地局CSにおいて正常に受信されると通常の
受信時の処埋が行われる。
【0074】次に、送信端末PS1からパケット信号D
2が送信され、無線基地局CSに受信されなかった場
合、上記の処理と同様に、無線基地局CSからアクセス
制御情報を(B,1)とし、宛先アドレスの値を0とし
た下りパケット信号を送信する。そして、送信端末PS
1は、上記の場合と同様に、パケット信号D2を再送す
る。また、受信端末PS2は、当該宛先アドレスが0の
パケット信号を破棄し、継続する下りパケット信号の受
信に備える。
【0075】ここで、送信端末PS1から再送されたパ
ケット信号D2が、再び通信基地局CSに届かなかった
ものとする。
【0076】無線基地局CSのパケット信号送受信制御
部32は、記憶していた継続ビットの情報に基づいて、
受信端末からのパケット信号が連続して届かなかったと
判断し、アクセス制御情報生成部31がアクセス制御情
報を(B,0)とし、パケット信号送受信制御部32が
宛先アドレスの値を0として、下りパケット信号を送信
する。
【0077】送信端末PS1は、アクセス制御情報が
(B,0)であり、宛先アドレスが0である下りパケッ
ト信号を受信すると、直前に送信したパケット信号D2
は無線基地局CSに届かなかったと判断し、再びパケッ
ト信号D2を送出する準備を行い、次の上りパケット信
号のタイミングで再送する。
【0078】受信端末PS2は、アクセス制御情報が
(B,0)で宛先アドレスが0である下りパケット信号
を受信すると、送信端末からのパケット信号が無線基地
局CSへ届かなかったと判断し、当該宛先アドレスが0
であるパケット信号を破棄し、継続する下りパケット信
号の受信に備える。
【0079】図10は、通信基地局CSが送信した下り
パケット信号を送信端末PS1が受信しなかった場合の
動作を示す。
【0080】送信端末PS1から送信されたパケット信
号D1を通信基地局CSが受信するまでの動作は、これ
までの動作例と同様である。ここで、通信基地局CSが
送信したパケット信号D1に対応する下りパケット信号
を、送信端末PS1は受信せず、受信端末PS2は受信
したものとする。
【0081】送信端末PS1は、下りパケット信号を受
信できなかったため、次の送信タイミングでの送信は行
わない。また、受信端末PS2は、下りパケット信号を
正常に受信したため、NAK信号を送信することなく、
次の下りパケット信号の送信を待つ。
【0082】無線基地局CSは、継続パケットが受信さ
れるべき上りパケット信号のタイミングで何らパケット
信号を受信しないため、アクセス制御情報を(B,1)
とし、宛先アドレスを0とした下りパケット信号を送信
する。
【0083】送信端末PS1は、アクセス制御情報が
(B,1)で宛先アドレスが0である下りパケット信号
を受信すると、直前に送信端末PS1は、前回送信した
パケット信号D1は無線基地局CSに受信されたと判断
し、次の継続パケット信号D2を送信する。
【0084】受信端末PS2は、アクセス制御情鞭が
(B,1)で宛先アドレスが0である下りパケット信号
を受信すると、送信端末からの上りパケット信号が無線
基地局CSに届かなかったと判断し、当該宛先アドレス
が0のパケット信号を破棄し、継続するパケット信号の
受信に備える。
【0085】図11は、通信基地局CSが送信した下り
パケット信号を送信端末PS1及び受信端末PS2の両
方とも受信しなかった場合の動作を示す。
【0086】送信端末PS1から送信されたパケット信
号D1を通信基地局CSが受信するまでの動作は、図1
0の動作例と同様である。ここで、通信基地局CSが送
信したパケット信号D1に対応する下りパケット信号
を、送信端末PS1及び受信端末PS2の両方とも受信
しなかったものとする。
【0087】送信端末PS1は、下りパケット信号を受
信できなかったため、次の送信タイミングでの送信は行
わない。一方、受信端末PS2は、受信すべきタイミン
グの下りパケット信号を受信できなかったため、NAK
信号を送信する。
【0088】無線基地局CSは、継続パケットが受信さ
れるべき上りパケット信号のタイミングでNAK信号を
受信するため、アクセス制御情報を(B,0)とし、直
前に下りパケット信号として送信したユーザデータと共
に、新たな下りパケット信号として送信する。
【0089】送信端末PS1は、アクセス制御情報が
(B,0)であり、再送されたユーザデータを含む下り
パケット信号を受信すると、パケット信号D1が無線基
地局CSに受信されたと判断し、次のパケット信号D2
を送信する。
【0090】受信端末PS2は、アクセス制御惰鞭が
(B,0)となっている下りパケット信号を受信する
と、再送要求が受理されたと判断し、当該下りパケット
信号の下りユーザデータの受信処埋を行う。
【0091】図12は、送信端末PS1からの上りパケ
ット信号を受信しなかった通信基地局が下りパケット信
号を出力し、当該下りパケット信号を送信端末PS1が
受信せず、受信端末PS2が受信した場合の動作を示
す。
【0092】送信端末PS1がパケット信号D1を送信
するまでの動作は図10の動作例と同様である。ここ
で、当該パケット信号D1を通信基地局CSが受信され
ず、通信基地局CSは、アクセス制御情報が(B,1)
で宛先アドレスが0である下りパケット信号を送信した
にも関わらず、当該下りパケット信号を送信端末PS1
が受信せず、受信端末PS2のみが受信したものとす
る。
【0093】送信端末PS1は、下りパケット信号を受
信できなかったため、次の送信タイミングでの送信は行
わない。また、受信端末PS2は、アクセス制御情報が
(B,1)で宛先アドレスが0である下りパケット信号
を受信したため、送信端末PS1からのパケット信号が
無線基地局CSに届かなかったと判断し、当該宛先アド
レスが0の下りパケット信号を破棄し、継続する下りパ
ケット信号の受信に備える。
【0094】無線基地局CSは、上りパケット信号のタ
イミングで何らパケット信号を受信しないため、連続し
て送信端末PS1から上りパケット信号を受信できなか
ったため、アクセス制御情報を(B,0)とし、宛先ア
ドレスを0とした下りパケット信号を送信する。
【0095】送信端末PS1は、アクセス制御情鞭が
(B,0)で宛先アドレスが0である下りパケット信号
を受信すると、パケット信号D1が無線基地局CSに受
信されなかったと判断し、再びパケット信号D1を送信
する。
【0096】受信端末PS2は、アクセス制御情報が
(B,0)で宛先アドレスが0である下りパケット信号
を受信したため、送信端末PS1からのパケット信号が
無線基地局CSに届かなかったと判断し、当該アドレス
制御情報が(B,0)で宛先アドレスが0である下りパ
ケット信号を破棄し、継続する下りパケット信号の受信
に備える。
【0097】図13は、送信端末PS1からの上りパケ
ット信号を受信しなかった通信基地局が下りパケット信
号を出力し、当該下りパケット信号を送信端末PS1及
び受信端末PS2の両方が受信しなかった場合の動作を
示す。
【0098】送信端末PS1がパケット信号D1を送信
するまでの動作は図10の動作例と同様である。ここ
で、当該パケット信号D1を通信基地局CSが受信され
ず、通信基地局CSは、アクセス制御情報が(B,1)
で宛先アドレスが0である下りパケット信号を送信した
にも関わらず、当該下りパケット信号を送信端末PS1
及び受信端末PS2の両方とも受信しなかったものとす
る。
【0099】送信端末PS1は、下りパケット信号を受
信できなかったため、次の送信タイミングでの送信は行
わない。一方、受信端末PS2は、受信すべきタイミン
グで下りパケット信号を受信できなかったため、NAK
信号を送信する。
【0100】無線基地局CSは、次の上りパケット信号
のタイミングでNAK信号を受信し、連続して送信端末
PS1から上りパケット信号を受信できなかったため、
アクセス制御情報を(B,0)とし宛先アドレスを0と
した下りパケット信号を送信する。
【0101】送信端末PS1は、アクセス制御情報が
(B,0)で宛先アドレスが0である下りパケット信号
を受信すると、パケット信号D1が無線基地局CSに受
信されなかったと判断し、再びパケット信号Dlを送信
する。
【0102】受信端末PS2は、アクセス制御情報が
(B,0)で宛先アドレスが0である下りパケット信号
を受信すると、送信端末からの上りパケット信号が無線
基地局CSに届かなかったと判断し、当該アクセス制御
情報が(B,0)で宛先アドレスが0であるパケットを
破葉し、継続するパケット信号の受信に備える。
【0103】本発明の受信端末は、上述したように、送
信端末においてパケット信号を再送したかどうかによら
ず、送信端末における送信順序通り信号を組み立てるこ
とができるため、独立した複数の無線チャネルを使用し
たパケット伝送が可能となる。この場合、単一のスロッ
トによるパケット伝送に比して信号の組立手順が複雑に
なるので、以下において、図面を参照して受信端末の動
作を説明する。
【0104】図14〜図16は、TDMA/TDD方式
による通信制御において、複数のスロットが独立した複
数の無線チャネルに対応する受信端末の受信動作を示す
フローチャートである。
【0105】受信端末は、送受信部24で継続するパケ
ット信号の受信を開始すると、パケット信号受付部21
は、受信ポインタと再送フラグを初期化する(ステッブ
110)。パケット信号は、受信端末のSiスロット
(i番目のスロット)でパケット信号を受信したとする
(ステッブ120)。パケット信号受付部21は、ま
ず、CRCによるチェックを行う(ステップ130)。
CRCによるチェックで誤りを検出すると、自局がパケ
ット信号を継続して受信中かどうか判断する(ステップ
131)。継続して受信中であれば、NAK信号生成部
23はNAK信号を送信し、パケット信号受付部21は
再送フラグを再送に設定する(ステップ132)。継続
して受信中でなけれぱ、次の順序のスロットで受信待ち
を行う(ステッブ133)。
【0106】CRCによるチェックで誤りが検出されな
ければ、Busy/IdleフラグがBusyであるか
を判断する(ステップ140)。Busy/Idleフ
ラグがBusyでない場合、使用していたスロットが全
てIdleになったかどうかを判断する(ステップ14
1)。スロットの一部のみがIdleになっている場
合、次の順序のスロットで受信待ちを行う(ステップ3
50)。一方、スロットの全てがIdleになった場
合、初期状態に戻る。
【0107】Busy/IdleフラグがBusyであ
れば、前記受信パケットの宛先アドレスが0であるかど
うかを判断する(ステップ200)。宛先アドレスが0
である場合、前記受信したパケット信号のアクセス制御
情報のポーリングアドレスが0であるかを判断する(ス
テッブ300)。前記ポーリングアドレスが0であった
場合、受信ポインタの値を1つ増加させるとともにパケ
ット信号を受信したスロットに対応する無線チャネル保
留ポインタに前記受信ポインタの値を代入する(ステッ
プ330)。そして、再送フラグを再々送に設定した後
(ステップ340)、次の順序のスロットで受信待ちを
行う(ステップ350)。
【0108】前記ポーリングアドレスが0でない場合、
受信ポインタの値を1つ増加させるとともにパケット信
号を受信したスロットに対応する無線チャネルポインタ
に前記受信ポインタの値を代入する(ステップ31
0)。そして、再送フラグを再送に設定した後(ステッ
プ320)、次の順序のスロットで受信待ちを行う(ス
テップ350) 前記宛先アドレスが0でない場合、前記受信したパケッ
ト信号のアクセス制御情報のポーリングアドレスが何れ
の端末にも割り当てられることのない0であるかどうか
を判断する(ステップ400)。前記ポーリングアドレ
スが0である場合には、自局が当該スロットにおいて直
前にNAK信号を送信しているかどうかを判断する(ス
テッブ410)。NAK信号を送信している場合、パケ
ット信号を受信したスロットに対応する無線チャネルポ
インタの示す受信バッファの位置に前記受信パケットを
記憶させ(ステップ420)、受信ポインタの値を1つ
増加させるとともに前記無線チャネルポインタに前記受
信ポインタの値を代入し(ステップ310)、再送フラ
グを再送に設定した後(ステップ320)、次の順序の
スロットで受信待ちを行う(ステッブ350)。
【0109】前記判断(ステップ410)において、N
AK信号を送信していない場合、受信ポインタの値を1
つ増加させるとともにパケット信号を受信したスロット
に対応する無線チャネルポインタに前記受信ポインタの
値を代入し(ステップ310)、再送フラグを再送に設
定した(ステップ320)後、次の順序のスロットで受
信待ちを行う(ステップ350)。
【0110】前記判断(ステップ400)において、前
記アクセス制御情報のポーリングアドレスが0でない場
合、自局が該スロットにおいて直前にNAK信号を送信
しているかどうかを判断する(ステップ500)。NA
K信号を送信していない場合には、現在使用している全
無線チャネルがIdleになるのを待つ(ステッブ51
0)。
【0111】前記判断(ステップ500)において、N
AK信号を送信している場合、再送フラグが再送に設定
されているかを判断する(ステップ600)。再送に設
定されている場合には、パケット信号を受信したスロッ
トに対応する無線チャネルポインタの示す受信バッファ
の位置に前記受信パケットを記憶させ(ステップ62
0)、再送フラグを初期化した後(ステップ630)、
次の順序のスロットで受信待ちを行う(ステッブ35
0)。
【0112】前記判断(ステップ600)において、再
送に設定されていない場合、再送フラグが再々送に設定
されているかどうかを判断する(ステップ700)。前
記判断(ステップ700)において、再々送に設定され
ていない場合、受信ポインタの値を1つ増加させ、パケ
ット信号を受信したスロットに対応する無線チャネルポ
インタに前記受信ポインタの値を代入し(ステップ61
0)、前記無線チャネルポインタの示す受信バッファの
位置に前記受信パケットを記憶させ(ステップ62
0)、再送フラグを初期化した後(ステップ630)、
次の順序のスロットで受信待ちを行う(ステッブ35
0)。
【0113】前記判断(ステップ700)において、再
々送に設定されている場合、パケット信号を受信したス
ロットに対応する無線チャネルポインタの示す受信バッ
ファの位置に前記受信パケットを記憶させ(ステッブ7
10)、前記無線チャネルポインタに同じスロットを対
象とする無線チャネル保留ポインタの値を代入し(ステ
ップ720)、再送フラグを再送に設定した後(ステッ
ブ730)、次の順序のスロットで受信待ちを行う(ス
テップ350)。
【0114】図17は、上述した、複数のスロットが独
立した複数の無線チャネルに対応する受信端末の所定の
局面における動作を示すシーケンス図である。なお、こ
の例では、TDMA/TDD方式におけるスロット0及
びスロット1の2つのスロットが複数の無線チャネルに
対応するものとして説明する。
【0115】図において、CSは通信基地局であり、P
S1、PS2、は各々アドレス1、2、を持つ通信端末
である。また、各通信端末PS1、PS2は、共通のグ
ループアドレスを持つ。図示の例では、PS1を送信端
末、PS2、を受信端末とし、通信端末PS1からパケ
ット信号D1、D2、D3、D4、D5が送信される。
また、特に指定しない限り、通信基地局からの送信は宛
先アドレスを各通信端末に共通なグループアドレスとし
て行う。
【0116】同図を参照すると、まず無線基地局CS
は、下りのパケット信号のアクセス制御情報として
(I、0)を2回にわたり送信する。各通信端末PSは
前記アクセス制御情報を受信し、上り信号の送信タイミ
ングを記憶しておく。
【0117】通信端末PS1が2回の上り信号の送信タ
イミングでそれぞれパケット信号D1、D2を送信する
と、無線基地局CSは、まずパケット信号D1を受信
し、上りユーザデータと継続ビットに基づいて継続パケ
ット信号の有無を判断し記憶する。そして、上りパケッ
ト信号を下りパケット信号に移し替える。無線基地局C
Sは、続けてパケット信号D2を受信し、同様の処理を
行う。この後、無線基地局CSは、各々受信したパケッ
ト信号に対応する下りの送信タイミングで下りパケット
信号を送出する。
【0118】下りパケット信号D1を受信した受信端未
PS2は、受信ポインタを1とし、スロット1に対応す
る無線チャネルポインタ0に受信ポインタの値1を代入
し、前記無線チャネルポインタ0の示す受信バッファ
(store[j])の1の位置に受信したパケット信
号D1を記憶する。次に、パケット信号D2を受信する
と、同様の処理により、受信バッファの2の位置に記憶
する。
【0119】次に、送信端末PS1からパケット信号D
3が送信されたものの、無線基地局CSに受信されず、
続けて送信端末PS1からパケット信号D4が送信さ
れ、こちらは無線基地局CSに受信されたものとする。
【0120】無線基地局CSは、記憶していた継続ビッ
トの情報に基づき、送信PS1からのパケット信号が届
かなかったと判断し、D3を受信すべきスロットに対応
する下りスロットにおいてアクセス制御惰報を(B,
1)とし、宛先アドレスを0として、下りパケット信号
を送信する。
【0121】送信端末PS1は、アクセス制御情報が
(B,1)であり、宛先アドレスが0である下りパケッ
ト信号を受信すると、直前に送信したパケット信号D3
は無線基地局CSに届かなかったと判断し、再びパケッ
ト信号D3を送出する準備を行い、上りパケット信号の
タイミングで再送する。
【0122】受信端末PS2は、アクセス制御情報が
(B,1)で宛先アドレスが0である下りパケット信号
を受信すると、無線基地局CSへ送信端末PS1からの
パケット信号が届かなかったと判断し、当該宛先アドレ
スが0である受信したパケット信号を破棄し、継続する
下りパケット信号の受信に備える。また、受信端末PS
2は、受信ポインタを1つ増加させて値を3とし、スロ
ット0に対応する無線チャネルポインタ0に新たな受信
ポインタの値3を代入し、スロット0に対応する再送フ
ラグ0を再送に設定する。
【0123】次に、続けて送信端末PS1から送られた
パケット信号D4が受信端末PS2に正常に受信される
と、受信端末PS2は、受信ポインタを1つ増加させて
値を4とし、スロット1に対応する無線チャネルポィン
タ1に新たな受信ポインタの値4を代入し、前記無線チ
ャネルポインタ1の示す受信バッファの4の位置に受信
したパケット信号D4を記憶する。
【0124】次に、送信端末PS1からスロット0でパ
ケット信号D3が再送され、続いて前のサイクルで正常
に送達されたパケット信号D4に継続するパケット信号
D5が送信され、ともに無線基地局CSに受信され、か
つ受信端末PS2に正常に受信されたものとする。
【0125】受信端末PS2は、パケット信号D3を受
信すると、再送フラグ0が再送に設定されているため、
受信ポインタを増加することはせず、無線チャネルポイ
ンタ0が記憶している受信バッファの3の位置に受信し
たD3を記憶する。
【0126】次に、受信端末PS2は、続けて送られた
パケット信号D5を受信すると、受信ポインタを1つ増
加させて値を5とし、スロット1に対応する無線チャネ
ルポインタ1に新たな受信ポインタの値5を代入し、前
記無線チャネルポインタ1の示す受信バッファの5の位
萱に受信したパケット信号D5を記憶する。
【0127】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。特に、本発明の通信端末及び通信基地局にお
ける機能は、種々の構成によって実現することができ、
本実施例に示した構成による必要はない。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の伝送制御
システムは、受信すべきタイミングにおいてパケット信
号を受信できなかった受信端末が、未受信確認を示す信
号を送出することにより、送信端末への継続送信を遅延
させ、通信基地局への再送要求を行うため、送信端末に
過剰な負荷を掛けずにパケット信号の再送を行うことが
できる。
【0129】また、下りパケット信号に付加するアクセ
ス制御情報により、無線基地局から送信されたパケット
信号が再送されたパケット信号か否かを判別できるた
め、当該パケット信号の再送を必要とする端末だけが受
信処理を行うことができ、一対多通信での送達碓認及び
順序制御が可能となる。
【0130】また、アクセス制御情報および宛先アドレ
スを特定の値にすることにより、無線基地局が送信した
再送パケット信号に対して再送要求が行われたことを全
ての通信端末が判別できるため、再送されたパケット信
号に対する送達碓認が可能となる。
【0131】また、無線基地局が前回、前々回の受信す
べきタイミングでのパケット信号に対する受信、未受信
の別を記憶しておき、その情報をアクセス制御情報とし
て報知することにより、送信端末へ送達されるべきパケ
ット信号の一時的な欠落があった場合にも適切な送信制
御を行わせることが可能となる。
【0132】また、送信端末においてパケット信号を再
送したかによらず、受信端末では送信端末における送信
順序通り信号を組み立てることができるため、独立した
複数の無線チャネルを使用したパケット伝送が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例による伝送制御システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施例の上りパケット信号の構成を示す図
である。
【図3】 本実施例の下りパケット信号の構成を示す図
である。
【図4】 本実施例の未受信確認信号の構成を示す図で
ある。
【図5】 本実施例による1動作例を説明するシーケン
ス図である。
【図6】 本実施例による他の動作例を説明するシーケ
ンス図である。
【図7】 本実施例によるさらに他の動作例を説明する
ためのシーケンス図である。
【図8】 本実施例によるさらに他の動作例を説明する
ためのシーケンス図である。
【図9】 本実施例によるさらに他の動作例を説明する
ためのシーケンス図である。
【図10】 本実施例によるさらに他の動作例を説明す
るためのシーケンス図である。
【図11】 本実施例によるさらに他の動作例を説明す
るためのシーケンス図である。
【図12】 本実施例によるさらに他の動作例を説明す
るためのシーケンス図である。
【図13】 本実施例によるさらに他の動作例を説明す
るためのシーケンス図である。
【図14】 本実施例において複数チャネルによるパケ
ット伝送を行う場合の受信端末の動作の一部を示すフロ
ーチャートである。
【図15】 本実施例において複数チャネルによるパケ
ット伝送を行う場合の受信端末の動作の他の一部を示す
フローチャートである。
【図16】 本実施例において複数チャネルによるパケ
ット伝送を行う場合の受信端末の動作のさらに他の一部
を示すフローチャートである。
【図17】 図14の場合の本実施例による動作例を説
明するシーケンス図である。
【符号の説明】
10 送信端末 11 パケット信号送信制御部 12 アクセス制御情報解析部 13、24、34 送受信部 20 受信端末 21 パケット信号受付部 22 アクセス制御情報解析部 23 NAK信号生成部 30 通信基地局 31 アクセス制御情報生成部 32 パケット信号送受信制御部 33 衝突・NAK信号検出部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定網に接続せず、無線パケット通信シ
    ステムを介して接続された、複数の通信端末と、アクセ
    ス制御及び伝送データの送受信のタイミングを決定する
    無線基地局とを備え、 前記通信端末が、通信基地局から送信されたパケット信
    号を受信できなかった場合に、未受信確認信号を送信
    し、 前記通信基地局が、前記未受信確認信号を受信した場合
    に、当該受信されなかったパケット信号を再送し、 前記パケット信号を送信した通信端末が、前記通信基地
    局が再送したパケット信号を受信した場合に、直前に送
    信したパケット信号を再送することを特徴とする伝送制
    御システム。
  2. 【請求項2】 前記通信基地局は、受信したパケット信
    号にアクセス制御情報を付加して前記通信端末に送信
    し、 前記通信端末は、受信したパケット信号に付加された前
    記アクセス制御情報を参照して該パケット信号が前記通
    信基地局において再送されたパケット信号か否かを判断
    することを特徴とする請求項1に記載の伝送制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記未受信確認信号を送信した通信端末
    は、前記アクセス制御情報に基づいて、受信したパケッ
    ト信号を再送されたパケット信号と認識した場合に、該
    パケット信号の受信処理を行い、 前記未受信確認信号を送信していない通信端末は、前記
    アクセス制御情報に基づいて、受信したパケット信号を
    再送されたパケット信号と認識した場合に、受信したパ
    ケット信号を破棄することを特徴とする請求項2に記載
    の伝送制御システム。
  4. 【請求項4】 前記未受信確認信号を送信した通信端末
    は、前記アクセス制御情報に基づいて、受信したパケッ
    ト信号を再送されたパケット信号ではないと認識した場
    合に、該パケット信号及び該パケット信号に続く継続パ
    ケット信号を全て破棄することを特徴とする請求項3に
    記載の伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記通信基地局は、パケット信号を受信
    すべきタイミングで受信できなかった場合に、前記アド
    レス制御情報及びパケット信号の一部のデータをあらか
    じめ定められた特定の値として送信し、 前記通信基地局に受信されなかったパケット信号を送信
    した通信端末は、前記特定のアクセス制御信号及びデー
    タを有するパケット信号を受信した場合に、前記通信基
    地局に受信されなかったパケット信号を再送し、 他の前記通信端末は、前記特定のアクセス制御信号及び
    データを有するパケット信号を受信した場合に、該パケ
    ット信号を破棄し、次のパケット信号の受信に備えるこ
    とを特徴とする請求項2ないし請求項4に記載の伝送シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記無線基地局は、複数回連続してパケ
    ット信号を受信すべきタイミングで受信できなかった場
    合に、該パケット信号を受信していない旨の情報を送信
    し、 前記通信基地局に受信されなかったパケット信号を送信
    した通信端末は、前記特定のアクセス制御信号及びデー
    タを有するパケット信号を受信した場合に、前記通信基
    地局に受信されなかったパケット信号を再送し、 他の前記通信端末は、前記特定のアクセス制御信号及び
    データを有するパケット信号を受信した場合に、該パケ
    ット信号を破棄し、次のパケット信号の受信に備えるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記通信端末が複数のスロットを備え、
    前記通信基地局との間で独立した複数の無線チャネルを
    使用したパケット信号の送受信を行うことを特徴とする
    請求項1に記載の伝送制御システム。
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