JP3305247B2 - 無線マルチキャストデータ転送方法及び無線通信システム - Google Patents

無線マルチキャストデータ転送方法及び無線通信システム

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JP3305247B2
JP3305247B2 JP00109498A JP109498A JP3305247B2 JP 3305247 B2 JP3305247 B2 JP 3305247B2 JP 00109498 A JP00109498 A JP 00109498A JP 109498 A JP109498 A JP 109498A JP 3305247 B2 JP3305247 B2 JP 3305247B2
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保彦 井上
正孝 飯塚
斉 高梨
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線マルチキャス
ト通信によって選択的に同報データ転送を行う際に、送
信局から送られる同報データに対し、受信局が応答フレ
ームを送信局に返すことにより、送信局が必要に応じて
フレームの再送を行う無線マルチキャストデータ転送方
法及び無線通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、同一のデータを特定の複数の
受信局に一括して転送するための手段として、マルチキ
ャスト通信が IETF(Internet Engineering Task F
orce)等で検討されてきた。インターネットプロトコル
(以下、「IP」と記す)を用いたIPマルチキャスト
では、ベストエフォート型のサービスが想定されてお
り、データ転送時における誤ったパケットの再送は考慮
されていない(”Host Extensions for IP Multicas
t”,IETF RFC1112,1989)。
【0003】一般的に、誤ったデータの再送を考慮した
マルチキャスト通信方式では、受信局が受信したパケッ
トあるいはデータフレームに誤りを検出した際に、応答
として誤ったフレームの番号を記した否定応答(Negati
ve Acknowledgement:以下、「NAK」と記す)を送信
局に返送することで再送要求を行う。そして、送信局は
NAKにより再送を要求された場合にのみ再送を行う。
【0004】〔第1の従来例〕図1は従来の技術による
マルチキャストデータ転送の第1の例を表した図であ
る。この図では、送信局101から受信局201〜20
5へマルチキャストでデータ転送を行う様子を時間経過
と共に示している。同図に於いて、白い矩形はデータフ
レーム,黒い矩形はNAKフレーム,鉛直方向に延びる
下向きの矢印は時間の経過,ほぼ水平方向に延びる斜め
の矢印はフレームが伝送される様子をそれぞれ表してい
る。なお、これらの表記法はこれ以降に掲げる各図にお
いても同様である。
【0005】さて、図1において、送信局101はマル
チキャストデータフレーム301を送信した後に受信局
からの応答を待つ。ここで、マルチキャストデータフレ
ームは、同報データに宛先受信局群のアドレス等を付与
することで作成され、一度のフレーム送信で複数の受信
局に対してデータ転送が行われる。各受信局は、受信し
たマルチキャストデータフレーム301に誤りを検出し
た場合に、NAKフレームを送信局101に返して再送
を要求する。同図では、受信局201と受信局205が
フレームに誤りを検出した場合を一例として示してあ
る。すなわち、マルチキャストデータフレーム301を
受信した後に、受信局201がNAK321を送信局1
01に返しており、また、受信局205がNAK322
を送信局101に返している。
【0006】送信局101では、NAK321及びNA
K322を受信して、これらNAKで要求されたフレー
ムを再送フレーム331として再送する。そして再送が
終了した後、送信局101は更なるフレームの再送を要
求されなければデータ転送が成功したものと見なす。
【0007】一方、この時点で後続のマルチキャストデ
ータがある場合、送信局101は次のマルチキャストデ
ータの転送を行うことができる。この場合、送信局10
1はマルチキャストデータフレーム302を送信し、そ
の後に、上記と同様の手順で、必要に応じて再送を行
う。同図では、送信局101がマルチキャストデータフ
レーム302を送信した際に、受信局203でフレーム
が誤った場合の例を示している。そこで、受信局203
はフレームの再送を要求するNAK323を送信局10
1に返そうとするが、その際に、NAK323が伝送路
上で誤ったものとする。それゆえ、NAK323は送信
局101に届かず、送信局101は再送の必要性を認識
できずにマルチキャストデータフレーム302の転送が
成功したものと見なしてしまう。しかも、送信局101
は後続のデータがなければ送信を終了させるため、受信
局203へのマルチキャストデータ転送は失敗に終わる
ことになる。
【0008】〔第2の従来例〕次に、図2は従来のマル
チキャストデータ転送の第2の例を表した図であって、
図1と同じ構成要素については同一の符号を付してあ
る。そしてこの図2も、図1と同じく、送信局101か
ら受信局201〜205ヘマルチキャストでデータ転送
を行う様子を時間経過と共に示している。同図では、マ
ルチキャストデータが4つのフレームに分割されて受信
局に送られる例を示してあり、データフレームを表す白
い矩形が4つの区画に分割され、各区画の内部に示す番
号がフレームに付与された順序番号を意味している。ま
た図中、斜線が付けられた矩形は、受信局が同報データ
を正しく受信した際に返す肯定応答(Acknowledgement:
以下、「ACK」と記す)を表している。
【0009】さて、図2において、送信局101は1番
から4番までの一連のフレームからなるマルチキャスト
データフレーム301を送信した後に、受信局からの応
答を待つ。各受信局は、送られてきたマルチキャストデ
ータフレーム301をすべて誤り無く受信した場合に送
信局101に対してACKを返す一方で、受信したマル
チキャストデータフレーム301に誤りを検出した場合
には、誤ったフレームの番号をNAKフレームで送信局
101に返すことで再送を要求する。
【0010】図2では、受信局202及び受信局203
が一連のフレームを誤り無く受信してそれぞれACK3
11及びACK312を送信局101に返している場合
を示してある。また同図では、受信局201において2
番のフレームが誤っており、受信局205において3番
のフレームが誤った場合の例を示している。このとき、
受信局201がNAK321を送信局101に返し、受
信局205がNAK322を送信局101に返すこと
で、それぞれ2番及び3番のフレームの再送を要求して
いる。
【0011】送信局101はNAKを受信した場合に、
受信したNAKで要求された番号のフレームを再送す
る。図2の場合、送信局101はNAK321及びNA
K322で要求されている2番及び3番のフレームをそ
れぞれ再送フレーム331及び再送フレーム332とし
て再送する。これに応じ、再送を要求した受信局は、自
局が要求したフレームが正しく受信されていれば送信局
101にACKを返す。すなわち、受信局201,受信
局205はそれぞれACK313,ACK314を送信
局101に返して受信成功を通知する。送信局101は
すべての受信局からACKが返された時に送信完了と見
なすこととし、受信局205からACK314を受信し
た際に、マルチキャストデータフレーム301の送信を
完了したものと見なす。
【0012】こうして送信局101がマルチキャストデ
ータの送信を完了した時点で、後続のマルチキャストデ
ータの転送を行うことができる。同図では、マルチキャ
ストデータフレーム301の転送完了後に、マルチキャ
ストデータフレーム302の転送が行われるものとして
おり、マルチキャストデータフレーム302が5番〜8
番のフレームで転送される。この場合、受信局201及
び受信局202が誤り無く受信を行ってACK315及
びACK316をそれぞれ送信局101に返している。
また図2では、受信局203において7番のフレームが
誤った場合が示されており、先に述べたのと同様の手順
で再送が行われる。すなわち、受信局203が送信局1
01にNAK323を返して7番のフレームの再送を要
求する。すると送信局101は要求された7番のフレー
ムを再送フレーム333として再送し、受信局203が
要求したフレームを正しく受信した場合は、ACK31
8を送信局101に返して受信成功を通知する。
【0013】これに加え、図2では受信局205からの
ACK317が誤った場合を同時に示しており、この場
合、送信局101では受信局205の受信状況を認識で
きない。そこで、送信局101はマルチキャストデータ
フレーム302の送信終了時にタイマを起動しておき、
このタイマのタイムアウトを契機として、受信局205
の受信状況を知るために受信局205に対するポーリン
グ(図中のポーリング341)を行う。受信局205
は、送信局101からのポーリング信号に対してACK
319により応答することで、自局の状態を送信局10
1に通知する。送信局101はACK319を受信した
後に、マルチキャストデータフレーム302の再送が完
了したものとする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、第1の
従来例に示したマルチキャストデータ転送方法では、送
信局101が受信局からのNAKを契機として再送を行
っていた。そのために、NAKが伝送誤りによって正し
く送信局101に届かなかった場合,あるいは,複数の
受信局から送信されたNAKが伝送路上で衝突した場合
には、送信局101が再送の必要性を認識できずに必要
な再送が行われなかった。そのために、マルチキャスト
データ転送の信頼性が低くなるという問題があった。
【0015】こうしたことから、受信局がNAKを返す
際は、NAKフレームの衝突確率を下げるためにバック
オフアルゴリズムを用いたり,あるいは,応答を返すた
めに個々にコネクションを張ったりしていた。しかしな
がらそうした場合、受信局数が多くなると送達確認のた
めの時間が膨大になって、マルチキャストデータの転送
効率が低くなるという問題があった。
【0016】また、第2の従来例に示したマルチキャス
トデータ転送方法では、送達確認のためにACKとNA
Kを併用することで信頼性が確保されるものの、送信局
101がすべての受信局から応答を受け取る必要がある
という問題がある。そこで、受信局がACK,NAK等
の応答を返す際には、応答フレームの衝突確率を下げる
ためにバックオフアルゴリズムを用いたり,あるいは,
応答を返すために個々にコネクションを張ったりしてい
た。しかるにこの場合も、受信局数が多くなると送達確
認のための時間が膨大になるという問題があった。
【0017】しかも第2の従来例では、受信局が返した
ACKやNAK等の応答が伝送路上で誤ると、送信局1
01はタイムアウトを待ってから、応答を受信できなか
った受信局に対してポーリング等で確認を行う必要があ
るため、これによる伝送時間の増加が伝送効率の劣化を
引き起こすという問題もあった。本発明は上述した点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、品質の悪い通
信路で信頼性が低くなり、また、受信局数が増加した際
に応答に要する時間が長くなってデータ転送効率が低く
なる、といった従来のマルチキャストデータ転送が抱え
る問題点を解決可能な無線マルチキャストデータ転送方
法及び無線通信システムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、送信局が同報データに宛
先受信局群のアドレスを付与したフレームを作成し、一
度のフレーム送信で前記受信局にデータ転送を行い、前
記受信局は、前記同報データを正しく受信していれば肯
定応答を返し、前記フレームに誤りがあれば否定応答を
返して、前記送信局が否定応答を受信したときに、該否
定応答で要求されたフレームを再送する無線マルチキャ
スト通信において、(1)相互に直接送受信が可能な前
記受信局同士を予めグループ化しておき、(2)前記送
信局が前記各グループの中から任意の受信局を代表局と
して選び、(3)前記送信局が前記受信局に前記フレー
ムをマルチキャストで送信した後、(4)前記送信局
が、前記グループの一つにポーリングを行って応答を要
求し、(5)ポーリングされた前記グループの代表局
は、前記同報データを正しく受信できたか否かに応じて
肯定応答または否定応答を返すとともに、(6)ポーリ
ングされた前記グループの代表局以外の受信局は、前記
代表局が返す応答をモニタし、該応答が肯定応答か又は
該応答をモニタできず、且つ、前記同報データを正しく
受信できないときに、ランダムアクセスで送信権を獲得
して否定応答を返し、(7)前記送信局は、否定応答が
返されたときにポーリングを中断し、該否定応答で要求
されたフレームを直ちにマルチキャストで再送した後、
ポーリングを中断していたグループのうち否定応答を返
した受信局に改めてポーリングを行い、(8)該受信局
から再び否定応答が返された場合には、その都度、前記
手順(7)を繰り返す一方、該受信局から肯定応答が返
され且つ一定時間以内に他の受信局から否定応答が返ら
なければ、次のグループにポーリングを行い、(9)前
記送信局が全グループをポーリングするまで前記手順
(4)〜(8)を繰り返し、最後のグループの代表局か
ら肯定応答を受信した時点で、前記フレームの転送を完
了させることを特徴としている。
【0019】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記送信局が前記手順(7)におい
て前記要求されたフレームを直ちにマルチキャストで再
送する際に、前記送信局は、同一の受信局から連続して
否定応答を受信していれば、前記否定応答を返してきた
受信局を該受信局の属するグループの代表局として新た
に選出することを特徴としている。
【0020】また、請求項3記載の発明は、無線マルチ
キャスト通信で同報データ転送を行う送信局と受信局群
から構成され、前記送信局が同報データに宛先受信局群
アドレスを付与したフレームを作成し、一度のフレー
ム送信で前記受信局にデータ転送を行い、前記受信局
は、前記同報データを正しく受信していれば肯定応答を
返し、前記フレームに誤りがあれば否定応答を返して、
前記送信局が否定応答を受信したときに、該否定応答で
要求されたフレームを再送する無線通信システムにおい
て、前記受信局は、相互に直接送受信の可能なもの同士
が予めグループ化され、前記送信局は、前記各グループ
の中から予め任意の受信局を代表局として選ぶ選出手段
と、前記受信局に前記フレームをマルチキャストで送信
した後に、前記グループの一つにポーリングを行って応
答を要求する手段と、前記受信局からの否定応答を検出
する度に、ポーリングを中断し、該否定応答で要求され
たフレームを直ちにマルチキャストで再送した後、ポー
リングを中断していたグループのうち否定応答を返した
受信局に改めてポーリングを行う再送制御手段と、前記
受信局から肯定応答が返り、且つ、該肯定応答が返って
から一定時間以内に他の受信局から否定応答が返らない
ことを検出して、ポーリングの対象を次のグループに変
更するとともに、最後のグループの代表局から肯定応答
を受信した時点で、前記フレームの転送を完了させる手
段とを具備し、前記受信局は、ポーリングされた時点で
自局が代表局か否かを判断する判断手段と、前記判断手
段で代表局であると判断されたとき、前記同報データを
正しく受信できたか否かに応じて肯定応答または否定応
答を前記送信局に返す手段と、前記判断手段で代表局以
外であると判断されたとき、前記代表局が返す応答をモ
ニタし、該応答が肯定応答か又は該応答をモニタでき
ず、且つ、前記同報データを正しく受信できないとき
に、ランダムアクセスで送信権を獲得して否定応答を前
記送信局に返す手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0021】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の発明において、前記再送制御手段は、前記要求され
たフレームを直ちにマルチキャストで再送する際に、同
一の受信局から連続して否定応答を受信したことを検出
し、前記選出手段に対し、前記否定応答を返してきた受
信局を該受信局の属するグループの代表局として新たに
選出させることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 〔第1実施形態〕図3は、本実施形態による無線マルチ
キャストデータ転送方法の手順を示した図であり、従来
例と同様に、送信局101から受信局201〜205ヘ
マルチキャストでデータ転送を行う様子を時間経過と共
に示している。なお、図3では図1〜図2と同じ構成要
素については同一の符号を付してある。また、図4は送
信局101の動作を表したフローチャートであり、図5
はそれぞれの受信局の動作を表したフローチャートであ
る。
【0023】本実施形態では、図3又は図6に示される
ように、相互に直接送受信が可能な受信局同士がグルー
プ化されている。すなわち、受信局201と受信局20
2がグループ211に属し、受信局203と受信局20
4がグループ212に属するものとしている。また、受
信局205は単独で存在しており、この受信局205が
1局で一つのグループ213を形成しているものとす
る。
【0024】ここで、送信局101はマルチキャストデ
ータ送信に先立って各グループから代表局をランダムに
選出する。本実施形態では、図6に示す通り、グループ
211では受信局201が代表局であり、グループ21
2では受信局203が代表局であると仮定する。また、
グループ213は1局のみで構成されるため、受信局2
05が代表局となる。ちなみに、図6に示した符号22
1,222は、送信局のカバーするエリア111に存在
しているマルチキャスト非受信端末である。
【0025】さて、図3を参照すると、送信局101が
マルチキャストデータフレーム301を送信(図4のス
テップSa1)することで、受信局がこのマルチキャス
トデータフレーム301を受信する(図5のステップS
b1)。送信局101はマルチキャストデータフレーム
301を送信し終えると、各グループの代表局に対して
ポーリングを行う(ステップSa2)。すなわち送信局
101は、まずグループ211の代表局である受信局2
01にポーリングを行う(図3のポーリング341を参
照)。受信局201は代表局(ステップSb2の判断結
果が「yes」)であることから、ポーリング(ステッ
プSb3)された受信局201は、マルチキャストデー
タフレーム301を誤り無く受信したことに対応して、
ACK311を送信局101に返す(ステップSb4,
ステップSb5の判断結果が「ACK」)。これによ
り、送信局101はACK311を受信する(ステップ
Sa3の判断結果が「ACK」)。
【0026】一方、ポーリングされたグループ内の代表
局以外の受信局は、代表局が返す結果をモニタするよう
にして、代表局が返した応答がACKであるか或いは代
表局の応答をモニタできなかった場合であって、しか
も、マルチキャストデータフレーム301を正しく受信
できなかったときには、ランダムアクセスにより送信権
を獲得して一定時間T1以内にNAKを送信局に返すよ
うにする。
【0027】そこで、グル一プ211のメンバー(ステ
ップSb2の判断結果が「no」)である受信局202
は、受信(ステップSb1)したマルチキャストデータ
フレーム301に誤りを検出(ステップSb6の判断結
果が「yes」)したことを契機として、ポーリング信
号とそれに対する応答をモニタ(ステップSb7)して
おり、代表局たる受信局201の返した応答が自局の状
況、即ち、マルチキャストデータフレーム301の誤り
を送信局101に通知するものでなければ(ステップS
b8の判断結果が「no」)、ACK311に引き続い
てNAK321を返す(ステップSb9)。
【0028】送信局101はNAK321を受信すると
(ステップSa4の判断結果が「yes」)、ポーリン
グを中断し、速やかに要求されたフレームの再送を再送
フレーム331で行う(ステップSa5)。この再送は
マルチキャストで行われるため、送信局101のカバー
するエリア111(図6参照)内にいるすべての受信局
が再送フレーム331を受信できるが、初回の送信フレ
ーム(つまり、マルチキャストデータフレーム301)
を既に正しく受信している受信局201.203〜20
5はいずれも再送フレーム331を廃棄する。
【0029】送信局101は再送フレーム331の送出
を終了した後、NAKを返してきたグループ211の受
信局202に対して再度ポーリングを行う(図3のポー
リング342を参照,ステップSa2)。受信局202
は、再送フレーム331を正しく受信できた場合にはA
CKを返し、一方で、受信に失敗した場合には再度NA
Kを返す。この場合は、受信局202が再送フレーム3
31の受信に成功したことを想定しているため、受信局
202がACK312を送信局101に返している。
【0030】ここで送信局101は、グループ211か
らのACKを受信(ステップSa3の判断結果が「AC
K」)してから一定時間T1以内にNAKを受信しなけ
れば(ステップSa4の判断結果が「no」)、次のグ
ループの代表局に対してポーリングを行う(ステップS
a6の判断結果が「no」)。そこで、送信局101は
グループ212の代表局である受信局203にポーリン
グを行い(図3のポーリング343を参照)、これに対
するACK313が受信局203から送信局101に対
して返される。
【0031】以上の手順に従い、送信局101は最終グ
ループであるグループ213までポーリング(図3のポ
ーリング344,ステップSa2)を行って、最終グル
ープからのACK314を受信(ステップSa3の判断
結果が「ACK」,ステップSa4の判断結果が「n
o」)したときに、マルチキャストデータフレーム30
1の送信が完了したものと見なす(ステップSa6の判
断結果が「yes」)。
【0032】この時点で後続のマルチキャストデータが
ある場合、送信局101は次のマルチキャストデータフ
レーム302の送信を行うことができる。そこで送信局
101は、マルチキャストデータフレーム302を送信
(ステップSa1)した後、上記と同様の手順で、必要
に応じて再送を行う。なおこの場合、受信局203と受
信局205で誤りが生じているものとする。
【0033】送信局101は受信局201に対してポー
リング345を行って(ステップSa2)これに対する
ACK315を受理(ステップSa3)したのち、ポー
リング346を受信局203に送信する(ステップSa
2)。そうすると、送信局101は受信局203からN
AK322(ステップSb2〜Sb4,ステップSb5
の判断結果が「NAK」)で再送を要求される(ステッ
プSa3の判断結果が「NAK」)ので、再送フレーム
332をマルチキャストで送信する(ステップSa
5)。この再送フレーム332はエリア111内の全て
の受信局が受信可能であることから、再送を要求した受
信局203に加えて、前回の送信でマルチキャストデー
タフレーム302を正しく受信できなかった受信局20
5が再送フレーム332を受信する。また、マルチキャ
ストデータフレーム302を正しく受信していた他の受
信局201,202及び受信局204(ステップSb1
〜Sb2,ステップSb6の判断結果が「no」)は、
再送フレーム332を受信した後に廃棄する。
【0034】次に、送信局101は、ポーリングを中断
したグループ212のうち、NAKを返してきた受信局
203に対してポーリング347を送信(ステップSa
2)し、これに対する応答をもらう(ステップSa
3)。この場合、受信局203は再送フレーム332を
正しく受信したためACK316を送信局101に返
す。送信局101はACK316を受信してから一定時
間T1以内にNAKが来なければ(ステップSa4,ス
テップSa6)、次のグループ213の代表局である受
信局205に対してポーリング348を行う(ステップ
Sa2)。前述したように、受信局205は、初回に送
信されたマルチキャストデータフレーム302の受信に
は失敗しているが、その後の再送フレーム332を正し
く受信できているため、ここではACK317を送信局
101に返す。こうして、送信局101は最後のグルー
プからACKを受信して、一定時間T1以内にNAKを
受信しなかったときには、マルチキャストデータフレー
ム302の送信が終了したものと見なす。そして後続の
データが無ければ送信は完了することになる。
【0035】〔第2実施形態〕図7は、本実施形態によ
る無線マルチキャストデータ転送方法の手順を示した図
であり、第1実施形態と同様に、送信局101から受信
局201〜205ヘマルチキャストでデータ転送を行う
様子を時間経過と共に示している。なお、図7では図1
〜図3と同じ構成要素については同一の符号を付してあ
る。また、本実施形態でも第1実施形態と同じく図6に
示した通りに受信局がグループ化されている。また、送
信局101がマルチキャストデータ送信に先立って代表
局を1局ずつ選出することも同様であり、さらには、各
グループにおける代表局も第1実施形態と同じである。
【0036】さて、図7を参照すると、送信局101は
マルチキャストデータフレーム301を送信して、当該
フレームの送信し終えると各グループの代表局に対して
ポーリングを行う。すなわち送信局101は、まずグル
ープ211の代表局である受信局201にポーリング3
41を行う。ポーリングされた受信局201は、マルチ
キャストデータフレーム301を正しく受信しているこ
とから、ACK311を送信局101に返す。一方、グ
ループ211内の受信局202は、同じグループの代表
局である受信局201の応答をモニタしており、マルチ
キャストデータフレーム301を受信した際に誤りを検
出したため、受信局201がACK311を返した後
に、NAK321を送信局101に返して再送を要求す
る。
【0037】送信局101は、NAK321を受信した
後、直ちに要求されたデータの再送をマルチキャストで
行う(再送フレーム331を参照)。この再送フレーム
331は、図6のエリア111内に存在する全てのマル
チキャスト受信局が受信できる。もっとも、先のマルチ
キャストデータフレーム301を正しく受信できた受信
局201,204及び205は、再送フレーム331を
受信した際にこれを廃棄する。
【0038】次に、送信局101は再送フレーム331
の送信を終了した後、先にポーリングを中断したグルー
プ211のうち、NAKを返してきた受信局202に対
してポーリング342を行う。ここで、受信局202で
は再送フレーム331を受信した際にも誤りが検出され
たものとする。したがって、ポーリングされた受信局2
02は送信局101に再びNAK322を返す。こうし
て、送信局101が同じ局から連続してNAKを受信し
たときには、NAKを返してきた受信局をそのグループ
(即ち、受信局グループ211)の新たな代表局に変更
する。このときのエリア111内の受信局グループの様
子が図8に示されており、グループ211で代表局の変
更があった以外は図6と同じである。そして送信局10
1は、NAKにより再送を要求されたフレームを再送フ
レーム332として送信した後に、受信局グループ21
1の新たな代表局である受信局202に対してポーリン
グ343を行う。これに対し、受信局202は自局の受
信結果を応答として返すが、ここでは再送フレーム33
2の受信に成功しているものとし、送信局101に対し
てACK312を返している。
【0039】その後、送信局101は残った全てのグル
ープに対してポーリングを行う。すなわち送信局101
は、受信局203に対してポーリング344を行ってA
CK313を受理した後、ポーリング345を受信局2
05に行うと、最終グループであるグループ213の受
信局205からACK314が返される。そして送信局
101は、一定時間T1以内にNAKが返ってこない場
合にマルチキャストデータフレーム301の送信を終了
したものと見なす。
【0040】この時点で更なるデータが存在する場合、
送信局101は後続データの送信を行うことができるた
め、送信局101はマルチキャストデータフレーム30
2の送信を開始する。そこで、送信局101はマルチキ
ャストデータフレーム302を送信した後、マルチキャ
ストデータフレーム301のときと同様にしてポーリン
グを開始する。この場合、前回のデータ送信時において
グループ211内で代表局の変更があったため、ポーリ
ング346が新たな代表局である受信局202に対して
行われる。ここで、受信局202はマルチキャストデー
タフレーム302を受信した際に誤りを検出したことか
ら、応答としてNAK323を送信局101に返してい
る。
【0041】これにより、送信局101はNAK323
を受信した後に直ちに再送フレーム333の送出を行
う。このとき、マルチキャストデータフレーム301の
送信時にグループ211の代表局を変更して、伝送誤り
が起こり易い受信局を代表局として選出しているため
に、ポーリングから再送開始までの時間が短縮されてい
る。次いで、送信局101は、グループ211の代表局
である受信局202に対して再びポーリング347を行
ってこれに対する応答としてACK315を受信局20
2からもらう。送信局101はこのACK315を受信
してから一定時間T1以内にNAKを受信しなかったた
め、次のグループであるグループ212の代表局たる受
信局203ヘポーリング348を行い、応答としてAC
K316を受け取る。
【0042】このようにして、送信局101は全てのグ
ループに対してポーリングを行い、最後の受信局グルー
プであるグループ213からACKを受信した後に、一
定時間T1以内にNAKが返ってこなければ、マルチキ
ャストデータフレーム302の送信が終了したものと見
なす。そして後続のデータが無い場合にはマルチキャス
トデータの送信が完了する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信局がマルチキャストデータ転送を行う際に、互いに
送受信可能な受信局同士で受信局群をグループ化してお
く。そして、送信局が各グループから代表局を1局ずつ
選び出して一連のフレームをマルチキャストで送信した
後に、各グループに対してポーリングを行う。このと
き、肯定応答は代表局のみが返すこととし、グループ内
の他の受信局は代表局が返した応答をモニタして、自局
の受信結果から再送を要求する必要があると判断したと
きにのみ否定応答を返す。送信局は、否定応答が返され
た際、要求されたフレームのみをマルチキャストで再送
した後にポーリングを再開し、肯定応答のみが返された
場合に次のグループのポーリングを行って、最後のグル
ープから肯定応答が返された時点でマルチキャストデー
タ転送を完了させる。
【0044】これにより、高い信頼性を提供しつつ、送
達確認のための時間を短縮して効率の高いマルチキャス
トデータ転送を可能にしている。また、ある受信局から
再送の要求があったフレームが、他の受信局も再送を要
求しようとしていたフレームである場合、最初にフレー
ムを再送した時点で当該フレームの再送を要求しようと
したすべての受信局がこれを受信できるため、効率の良
い再送を行うことが可能となる。
【0045】また、請求項2又は4記載の発明によれ
ば、送信局がマルチキャストデータ転送を行う際に、伝
送誤りの起こり易い受信局を各グループから代表局とし
て選び出すようにしている。これにより、上述した効果
に加えて、送達確認の際に最も伝送誤りの起こりやすい
局を代表局としてポーリングすることができ、誤りが検
出されてから再送を開始するまでの時間が短縮されると
いう効果がある。その際、受信局毎のフェージングによ
る受信信号レベルの時間的な変動に追従させつつ、代表
局を状況に応じて動的に変化させることで、応答として
返されるフレームの数を削減することができ、再送に必
要な時間を短縮して効率の高いマルチキャストデータ転
送を実現できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の従来例による無線マルチキャストデー
タ転送方法の手順を示す説明図である。
【図2】 第2の従来例による無線マルチキャストデー
タ転送方法の手順を示す説明図である。
【図3】 本発明の第1実施形態によるマルチキャスト
データ転送方法の手順を示す説明図である。
【図4】 同実施形態におけるマルチキャストデータ送
信局の動作を表したフローチャートである。
【図5】 同実施形態におけるマルチキャストデータ受
信局の動作を表したフローチャートである。
【図6】 同実施形態における受信局のグループ化の例
を示した説明図である。
【図7】 本発明の第2実施形態によるマルチキャスト
データ転送方法の手順を示す説明図である。
【図8】 同実施形態において、図6に示す状態からグ
ループ211の代表局が変更された後における受信局の
グループ化の例を示した説明図である。
【符号の説明】
101 送信局 111 送信局のカバーするエリア 201〜205 受信局 211〜213 グループ 221,222 マルチキャスト非受信端末 301,302 マルチキャストデータフレーム 311〜319 ACK 321〜323 NAK 331〜333 再送フレーム 341〜348 ポーリング T1 一定時間(NAK応答待ち時問)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守倉 正博 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−84577(JP,A) 特開 平7−321736(JP,A) 特開 平7−240965(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信局が同報データに宛先受信局群の
    ドレスを付与したフレームを作成し、一度のフレーム送
    信で前記受信局にデータ転送を行い、前記受信局は、前
    記同報データを正しく受信していれば肯定応答を返し、
    前記フレームに誤りがあれば否定応答を返して、前記送
    信局が否定応答を受信したときに、該否定応答で要求さ
    れたフレームを再送する無線マルチキャスト通信におい
    て、 (1)相互に直接送受信が可能な前記受信局同士を予め
    グループ化しておき、 (2)前記送信局が前記各グループの中から任意の受信
    局を代表局として選び、 (3)前記送信局が前記受信局に前記フレームをマルチ
    キャストで送信した後、 (4)前記送信局が、前記グループの一つにポーリング
    を行って応答を要求し、 (5)ポーリングされた前記グループの代表局は、前記
    同報データを正しく受信できたか否かに応じて肯定応答
    または否定応答を返すとともに、 (6)ポーリングされた前記グループの代表局以外の受
    信局は、前記代表局が返す応答をモニタし、該応答が肯
    定応答か又は該応答をモニタできず、且つ、前記同報デ
    ータを正しく受信できないときに、ランダムアクセスで
    送信権を獲得して否定応答を返し、 (7)前記送信局は、否定応答が返されたときにポーリ
    ングを中断し、該否定応答で要求されたフレームを直ち
    にマルチキャストで再送した後、ポーリングを中断して
    いたグループのうち否定応答を返した受信局に改めてポ
    ーリングを行い、 (8)該受信局から再び否定応答が返された場合には、
    その都度、前記手順(7)を繰り返す一方、該受信局か
    ら肯定応答が返され且つ一定時間以内に他の受信局から
    否定応答が返らなければ、次のグループにポーリングを
    行い、 (9)前記送信局が全グループをポーリングするまで前
    記手順(4)〜(8)を繰り返し、最後のグループの代
    表局から肯定応答を受信した時点で、前記フレームの転
    送を完了させることを特徴とする無線マルチキャストデ
    ータ転送方法。
  2. 【請求項2】 前記送信局が前記手順(7)において前
    記要求されたフレームを直ちにマルチキャストで再送す
    る際に、 前記送信局は、同一の受信局から連続して否定応答を受
    信していれば、前記否定応答を返してきた受信局を該受
    信局の属するグループの代表局として新たに選出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の無線マルチキャストデー
    タ転送方法。
  3. 【請求項3】 無線マルチキャスト通信で同報データ転
    送を行う送信局と受信局群から構成され、前記送信局が
    同報データに宛先受信局群のアドレスを付与したフレー
    ムを作成し、一度のフレーム送信で前記受信局にデータ
    転送を行い、前記受信局は、前記同報データを正しく受
    信していれば肯定応答を返し、前記フレームに誤りがあ
    れば否定応答を返して、前記送信局が否定応答を受信し
    たときに、該否定応答で要求されたフレームを再送する
    無線通信システムにおいて、 前記受信局は、相互に直接送受信の可能なもの同士が予
    めグループ化され、前記送信局は、 前記各グループの中から予め任意の受信局を代表局とし
    て選ぶ選出手段と、 前記受信局に前記フレームをマルチキャストで送信した
    後に、前記グループの一つにポーリングを行って応答を
    要求する手段と、 前記受信局からの否定応答を検出する度に、ポーリング
    を中断し、該否定応答で要求されたフレームを直ちにマ
    ルチキャストで再送した後、ポーリングを中断していた
    グループのうち否定応答を返した受信局に改めてポーリ
    ングを行う再送制御手段と、 前記受信局から肯定応答が返り、且つ、該肯定応答が返
    ってから一定時間以内に他の受信局から否定応答が返ら
    ないことを検出して、ポーリングの対象を次のグループ
    に変更するとともに、最後のグループの代表局から肯定
    応答を受信した時点で、前記フレームの転送を完了させ
    る手段とを具備し、 前記受信局は、 ポーリングされた時点で自局が代表局か否かを判断する
    判断手段と、 前記判断手段で代表局であると判断されたとき、前記同
    報データを正しく受信できたか否かに応じて肯定応答ま
    たは否定応答を前記送信局に返す手段と、 前記判断手段で代表局以外であると判断されたとき、前
    記代表局が返す応答をモニタし、該応答が肯定応答か又
    は該応答をモニタできず、且つ、前記同報データを正し
    く受信できないときに、ランダムアクセスで送信権を獲
    得して否定応答を前記送信局に返す手段とを具備するこ
    とを特徴とする無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記再送制御手段は、前記要求されたフ
    レームを直ちにマルチキャストで再送する際に、同一の
    受信局から連続して否定応答を受信したことを検出し、
    前記選出手段に対し、前記否定応答を返してきた受信局
    を該受信局の属するグループの代表局として新たに選出
    させることを特徴とする請求項3記載の無線通信システ
    ム。
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