JP5569322B2 - 無線端末、無線通信方法、および無線通信システム - Google Patents

無線端末、無線通信方法、および無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、無線端末、無線通信方法、および無線通信システムに関する。
現在、3GPP(Third Generation Partnership Project)において4Gの無線通信システムの規格化が進められている。4Gによれば、リレーやキャリアアグリゲーションなどの技術を用いることにより、最大通信速度の向上やセルエッジでの品質向上を実現することができる。また、HeNodeB(Home eNodeB)、フェムトセル基地局、携帯電話用小型基地局)やRHH(リモートラジオヘッド)など、eNodeB(マクロセル基地局)以外の基地局の導入によりカバレッジを向上させることも検討されている。
このような無線通信システムにおいて、UE(User Equipment:ユーザ端末)は、基地局から送信される同期シグナルに基づいて基地局とフレームを同期し、その後、UE内部の発振機を基地局の発振機と高い精度で同期させる。また、複数のユーザ端末から送信された無線信号が基地局で同時に受信されるようにするために、各UEは、Timing Advanceと呼ばれる、基地局およびUE間の距離に応じた時間調整を行う。具体的には、Timing Advanceは、ユーザ端末がランダムアクセスウィンドウに向けてプリアンブルを送信するランダムアクセスの手続き中に行われる。上記のプリアンブルの基地局への到達時刻と上記ランダムアクセスウィンドウとの関係からTiming Advance値を取得することが可能である。なお、このようなランダムアクセスに関しては、特許文献1および特許文献2などに記載されている。
一方、3GPPでは、MTC(Machine Type Communications)に関する議論も進められている。MTCは、一般的にM2M(Machine to Machine)と同義であり、機械と機械の間の人間が直接利用しない通信を意味する。このMTCは、主として、サーバと、人間が直接利用しないMTC端末との間で行われる。
例えば、医療系のMTCアプリケーションとして、MTC端末が、人間の心電図情報を収集し、あるトリガ条件が満たされた場合に心電図情報をサーバにアップリンクを利用して送信することが考えられる。他のMTCアプリケーションとして、自動販売機をMTC端末として機能させ、サーバが、一定周期(例えば30日)ごとに管理下の自動販売機に対して売上を報告させることも考えられる。
特開2008−60852号公報 国際公開第2009/133599号
しかし、上記のMTC端末が普及すると、MTC端末によるランダムアクセスの集中によりMTCの輻輳が生じることが懸念される。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ランダムアクセスの集中による輻輳を適切に回避することが可能な、新規かつ改良された無線端末、無線通信方法、および無線通信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、無線端末であって、前記無線端末が代表無線端末として動作するグループを形成する複数の無線端末に関する情報を記憶する記憶部と、前記グループ内の他の無線端末より前に基地局へのランダムアクセスを制御する通信制御部と、前記記憶部に記憶されている前記複数の無線端末に関する情報を前記基地局に送信する送信部と、を備える無線端末が提供される。
前記送信部から送信された前記複数の無線端末に関する情報に基づき、前記複数の無線端末によるランダムアクセスを制御するための制御情報が設定されてもよい。
前記複数の無線端末に関する情報は前記複数の無線端末の端末数情報を含んでもよい。
前記無線端末は、前記複数の無線端末を管理するサーバから前記複数の無線端末に関する情報を受信する受信部をさらに備えてもよい。
前記送信部は、前記ランダムアクセスの課程で前記複数の無線端末に関する情報を前記基地局に送信してもよい。
前記送信部は、前記ランダムアクセスの後に前記複数の無線端末に関する情報を前記基地局に送信してもよい。
前記グループは、前記複数の無線端末のUSIMに設定されたアクセスクラスにより区分されるグループであってもよい。
前記グループを形成する前記複数の無線端末は、前記基地局のセルエリア内に存在してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線端末における無線通信方法であって、前記無線端末が代表無線端末として動作するグループを形成する複数の無線端末に関する情報を記憶するステップと、前記グループ内の他の無線端末より前に基地局へのランダムアクセスを制御するステップと、前記複数の無線端末に関する情報を前記基地局に送信するステップと、を含む無線通信方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、基地局と、グループを形成する複数の無線端末の代表無線端末として動作する無線端末と、を備え、前記無線端末は、前記複数の無線端末に関する情報を記憶する記憶部、前記グループ内の他の無線端末より前に前記基地局へのランダムアクセスを制御する通信制御部、および、前記記憶部に記憶されている前記複数の無線端末に関する情報を前記基地局に送信する送信部、を有する無線通信システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、ランダムアクセスの集中による輻輳を適切に回避することができる。
無線通信システムの構成例を示した説明図である。 4Gのフレームフォーマットを示した説明図である。 ランダムアクセスを示したシーケンス図である。 MTC端末のグループ化の具体例を示した説明図である。 MTC端末のグループ化に関するシーケンスを示した説明図である。 第1の実施形態による基地局の構成を示した説明図である。 システム情報の構成例を示した説明図である。 第1の実施形態によるMTC端末の構成を示した説明図である。 本発明の第1の実施形態による無線通信システムの動作を示したシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態による無線通信システムの動作の変形例を示したシーケンス図である。 RACH_configuration_indexとサブフレームとの関係を示した説明図である。 本発明の第2の実施形態による無線通信システム1の動作を示したシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じてMTC端末20A、20Bおよび20Cのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、MTC端末20A、20Bおよび20Cを特に区別する必要が無い場合には、単にMTC端末20と称する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.無線通信システムの概略
1−1.無線通信システムの構成
1−2.フレーム同期
1−3.ランダムアクセス
1−4.ACB
2.第1の実施形態
2−1.MTC端末のグループ化
2−2.基地局の構成
2−3.MTC端末の構成
2−4.無線通信システムの動作
3.第2の実施形態
4.まとめ
<1.無線通信システムの概略>
現在、3GPPにおいて4Gの無線通信システムの規格化が進められている。本発明の実施形態は、一例としてこの4Gの無線通信システムに適用することができるので、まず、4Gの無線通信システムの概略を説明する。
[1−1.無線通信システムの構成]
図1は、無線通信システム1の構成例を示した説明図である。図1に示したように、無線通信システム1は、基地局10と、MME(Mobility Management Entity)12、S−GW(Serving Gateway)14、およびPDN(Packet Data Network)−GW16を含むコアネットワークと、MTC端末20と、MTCサーバ30と、を備える。
本発明の実施形態は、図1に示した基地局10およびMTC端末20などの無線通信装置に適用することができる。なお、基地局10は、例えば、eNodeB、リレーノード、または家庭用小型基地局であるHome eNodeBであってもよい。また、MTC端末20はユーザ端末(UE:User Equipment)の一例であり、本発明の実施形態は、携帯電話やPC(Personal Computer)などの非MTC端末にも適用可能である。
基地局10は、MTC端末20と通信する無線基地局である。図1においては1台の基地局10のみを示しているが、実際には多数の基地局10がコアネットワークに接続される。また、図1においては記載を省略しているが、基地局10は非MTC端末などの他のユーザ端末とも通信する。
MME12は、データ通信用のセッションの設定、開放やハンドオーバーの制御を行う装置である。このMME12は、基地局10とX2と呼ばれるインタフェースを介して接続される。
S−GW14は、ユーザデータのルーティング、転送などを行う装置である。PDN−GW16は、IPサービスネットワークとの接続点として機能し、IPサービスネットワークとの間でユーザデータを転送する。
MTC端末20は、3GPPで議論されている、機械と機械の間の人間が直接利用しない通信であるMTCに特化した無線端末である。このMTC端末20は、基地局10とアプリケーションに応じた無線通信を行う。また、MTC端末20は、コアネットワークを介してMTCサーバ30と双方向通信を行う。
例えば、医療系のMTCアプリケーションとして、MTC端末20が、人間の心電図情報を収集し、あるトリガ条件が満たされた場合に心電図情報をサーバにアップリンクを利用して送信することが考えられる。他のMTCアプリケーションとして、自動販売機をMTC端末20として機能させ、MTCサーバ30が、一定周期(例えば30日)ごとに管理下の自動販売機に対して売上を報告させることも考えられる。なお、図1においてはMTCサーバ30が独立した装置として無線通信システム1に設けられる例を示しているが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、MTCサーバ30としての機能は、eNodeBまたはリレーノードなどの基地局10、MTC端末20、または非MTC端末に実装されてもよい。すなわち、eNodeBまたはリレーノードなどの基地局10、MTC端末20、または非MTC端末が、MTCサーバ30の機能を兼務してもよい。
このようなMTC端末20は、一例として一般的には以下の特徴を有するが、各MTC端末20が以下の全ての特徴を有する必要はなく、いずれの特徴を有するかはアプリケーションに依存する。
・移動がほとんどない(Low Mobility)
・小容量のデータ転送(Online Small Data Transmission)
・超低消費電力(Extra Low Power Consumption)
・各MTCをグルーピングしてハンドリング(Group based MTC Features)
[1−2.フレーム同期]
上記の基地局10およびMTC端末20は、詳細については決定されていないが、基地局10およびUE間の通信に準ずる形で無線通信を行うことが予想される。そこで、以下では、基地局10およびUE間で共有される無線フレーム、およびフレーム同期について説明する。以下で説明する内容は、基地局10およびMTC端末20間の通信に援用可能である。
図2は、4Gのフレームフォーマットを示した説明図である。図2に示したように、10msの無線フレームは、10個の1msのサブフレーム#0〜#9から構成されている。また、1msの各サブフレームは、2つの0.5msスロットで構成されている。さらに、各0.5msスロットは、7Ofdmシンボルで構成されている。
また、図2において斜線を付したOfdmシンボルで、UEがフレーム同期のために用いる同期シグナルが送信される。より詳細には、サブフレーム#0の第5Ofdmシンボルではセカンダリー同期シグナル(SSS)、サブフレーム#0の第6Ofdmシンボルではプライマリー同期シグナル(PSS)、サブフレーム#5の第5Ofdmシンボルではセカンダリー同期シグナル、サブフレーム#5の第6Ofdmシンボルではプライマリー同期シグナルが送信される。
UEは、プライマリー同期シグナルを用いて5ms周期を取得すると同時に、3つに分かれているセル番号グループから現在地に対応するセル番号グループを検出する。その後、UEは、セカンダリー同期シグナルを用いて無線フレーム周期(10ms周期)を取得する。
なお、同期シグナルの符号系列にはZadoffChu系列が用いられる。セル番号グループ内のセル番号に168種類の符号化系列が用いられ、無線フレーム周期を得るために2種類の符号化系列が用いられるので、符号化系列は336種類用意される。ユーザ端末は、サブフレーム#0で送信されるセカンダリー同期シグナルとサブフレーム#5で送信されるセカンダリー同期シグナルの組み合わせに基づき、受信サブフレームがサブフレーム#0またはサブフレーム#5のいずれであるかを判断することができる。
[1−3.ランダムアクセス]
4GのUEは、基地局10とランダムアクセスと呼ばれる手順を実行することにより、基地局10と接続される。詳細については決定されていないが、一般的なMTC端末もUEと同様のランダムアクセスを行うことにより基地局10と接続されるものと考えられる。以下、図3を参照し、基地局10と一般的なMTC端末により行われることが想定されるランダムアクセスの流れを説明する。
図3は、ランダムアクセスを示したシーケンス図である。図3に示したように、MTC端末は、基地局10からプライマリー同期シグナル、セカンダリー同期シグナル、およびBCHを受信すると(S42)、「1−2.フレーム同期」で説明したように、ダウンリンクのフレーム同期を行うと共に、BCHに含まれるACBパラメータを確認する(S44)。なお、ACBパラメータについては「1−4.ACB」において詳細に説明する。
その後、MTC端末は、無線フレーム中のランダムアクセスウィンドウに向けてプリアンブルを送信する(S46)。ここで、MTC端末は、プリアンブルの送信回数を示すPREAMBLE_TRANSMISSION_CONUNTERに1をセットし、バックオフに関するパラメータであるbackoff parameter valueに0をセットし、適切なパワーでプリアンブルを送信する。MTC端末は、プリアンブルの送信に失敗した場合には、これらのパラメータを参照し、所定のバックオフ時間の経過後にプリアンブルを再送信する。また、MTC端末は、基地局10から受信されるBCHに含まれる複数のプリアンブルパターンの中から選択したパターンを有するプリアンブルを送信する。
基地局10は、上記のプリアンブルの基地局10への到達時刻と上記ランダムアクセスウィンドウとの関係からTiming Advance値を算出する(S48)。そして、基地局10は、MTC端末に対してランダムアクセスレスポンスを送信する(S50)。このランダムアクセスレスポンスは、例えば、アップリンク送信許可データ、およびTiming Advance値を含む。
MTC端末は、ランダムアクセスレスポンスを受信すると、Timing Advance値に基づいて送信タイミングを調整した上で(S52)、L2/L3メッセージを送信する(S54)。これに対し、基地局10がMTC端末にコンテンションレゾリューションメッセージを送信することで(S56)、MTC端末と基地局10とが接続される。
[1−4.ACB]
ACBは、LTEにおけるAC(Access Class)に応じたアクセス制限である。ACは、USIMに事前に記入された番号であり、0〜9までの10種類の番号のいずれかが割り当てられている。なお、端末によっては、より優先度の高い11〜15までのいずれかの番号が割り当てられる。例えば、AC13はpublic utilities (water/gas)であり、このACに属する端末はより優先度の高いアクセスが可能である。
ACBパラメータは、AC barring factor、およびAC barring timeなどのように、上述のACBを実現するために基地局10からシステム情報として報知されるパラメータである。
AC barring factorは、MTC端末による送信の可否を決定するために、MTC端末において生成された乱数と比較される閾値情報である。すなわち、MTC端末は、例えば、0.163、0.2、0.89のように0から1までの間の乱数を生成し、生成した乱数をAC barring factorと比較する。そして、乱数がAC barring factorより小さい場合にMTC端末による送信が許可される。
一方、AC barring timeは、MTC端末において生成された乱数とAC barring factorとの比較によりMTC端末の送信が許可されなかった場合にMTC端末が当該処理を再試行するタイミングを決定するための時間情報である。MTC端末は、基地局10から受信されるこのAC barring timeに基づいて決定される時間の経過後にランダムアクセスを再試行する。
[本発明の実施形態に至る経緯]
ところで、上記のMTC端末が普及すると、MTC端末によるランダムアクセスの集中によりMTCの輻輳が生じることが懸念される。より具体的には、MTCの輻輳は、主に以下に示す2つのケースにおいて生じ得る。
(第1のケース)
MTC端末は、30分ごと、または毎時報時など、周期的に基地局10と接続し、基地局10を介してMTCサーバに情報を送信することが求められ得る。この場合、多数のMTC端末が、基地局10との接続に際し、プリアンブルの送信を含むランダムアクセスを一斉に行うことが予想される。その結果、ランダムアクセスが集中し、MTCの輻輳が生じると考えられる。
(第2のケース)
停電直後の復帰や、災害、大雨などによって、テレメトリーなMTC端末が、想定できない突発的/不定期な一斉送信を行う場合がある。この場合にも、ランダムアクセスが集中し、MTCの輻輳が生じると考えられる。
上記の2つのケースのうち、第1のケースによる輻輳は事前に予測可能であるので、例えば上述のACBによりMTC端末からのアクセス数を適切に調整することができる。また、基地局10は、あらかじめ周期的なアクセスの増減に関する統計を取得し、予測されるアクセス量を想定して適切に無線リソースの配分を行うことで、アクセスの集中に対してある程度適切な処置を講ずることができる。
しかし、第2のケースによる輻輳は、突発的/不定期な一斉送信により生じるので、輻輳を予測して事前にACBによりMTC端末によるアクセス制御を行うことが困難である。仮に、突発的/不定期な一斉送信に備え、システム情報としてACBパラメータを極めて頻繁に、あるいは瞬時的にMTC端末に通知できれば上記輻輳を回避し得るが、MTC端末は消費電力低減の観点からRANに常時接続していない場合が多いと想定されるし、システム情報の報知ために多大な無線リソースが消費されることになってしまう。
そこで、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態を創作するに至った。本発明の実施形態によれば、ランダムアクセスの集中による輻輳を適切に回避することが可能である。以下、このような本発明の実施形態について詳細に説明する。
<2.第1の実施形態>
[2−1.MTC端末のグループ化]
本発明の各実施形態は、複数のMTC端末20をグループ化し、グループ内の代表MTC端末を決定することにより実現される。そこで、基地局10やMTC端末20の構成の説明に先立ち、MTC端末20のグループ化や代表MTC端末の決定について説明する。
図4は、MTC端末20のグループ化の具体例を示した説明図である。図4に示したように、同一の基地局10のセルエリア内に位置するMTC端末20が複数のグループに区分される。例えば、基地局10Aのセルエリア内に位置するMTC端末20は、図4に示したようにMTCグループ1またはMTCグループ2に区分される。
また、各MTCグループに属する複数のMTC端末20から、1または2以上のMTC端末20が代表MTC端末に決定される。例えば、MTC端末20A〜20EからなるMTCグループ2においては、MTC端末20Aが代表MTC端末に決定される。以下、このようなグループ化、および代表MTC端末の決定方法の一例を説明する。
図5は、MTC端末20のグループ化に関するシーケンスを示した説明図である。図5に示したように、各MTC端末20は、MTCサーバ30に端末情報を送信する(S62)。ここで、端末情報は、MTC端末20がいずれの基地局10のセルエリア内に位置するかを特定するための情報を含む。例えば、端末情報としては、GPSまたは各種センサなどにより取得された位置情報、MTC端末20における各基地局10の信号強度情報、MTC端末20が以前に接続した基地局10の基地局ID、およびMTC端末20のUSIMに記載されたACなどが挙げられる。
MTCサーバ30は、各MTC端末20から端末情報を受信すると、端末情報に基づいて複数のMTC端末20をグループ化する(S64)。具体的には、MTCサーバ30は、同一の基地局10のセルエリア内に位置する複数のMTC端末20ごとに、MTC端末20のグループ化を行う。ここで、MTCサーバ30は、同一のACを有するMTC端末20、または同一のサービスを提供するMTC端末20を同一のMTCグループにしてもよい。
続いて、MTCサーバ30は、各MTCグループ内の1または2以上のMTC端末20をMTCグループの代表MTC端末に決定する(S66)。MTCサーバ30は、代表MTC端末をランダムに決定してもよいし、位置情報に基づいて代表MTC端末が分散するように決定してもよい。
その後、MTCサーバ30は、各MTCグループの代表MTC端末として決定したMTC端末にグループ情報を送信する(S68)。例えば、MTCサーバ30は、MTC端末20AをMTCグループ2の代表MTC端末に決定した場合、MTC端末20Aにグループ情報を送信する。そして、MTC端末20Aはグループ情報を記憶しておく(S70)。なお、グループ情報は、一例としてMTCグループに属するMTC端末20の端末数情報を含む。
また、MTCサーバ30は、各MTC端末20に、各MTC端末20が属するMTCグループを示すグループ番号を通知する(S72)。
以上、MTC端末20をグループ化する方法や、代表MTC端末の決定方法について説明したが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、各MTC端末20が属するMTCグループや代表MTC端末であるか否かを示す情報は事前に各MTC端末20に設定されていてもよい。または、MTC端末20の属するグループや代表MTC端末は人的に設定されてもよい。
[2−2.基地局の構成]
次に、図6を参照し、本発明の第1の実施形態による基地局10の構成を説明する。
図6は、第1の実施形態による基地局10の構成を示した説明図である。図6に示したように、基地局10は、アンテナ116と、アンテナ共用器118と、受信回路120と、送信回路122と、受信データ処理部132と、インタフェース133と、通信制御部136と、送信データ処理部138と、上位レイヤ140と、を備える。
アンテナ116は、MTC端末20から無線信号を受信し、無線信号を電気的な受信信号に変換する。受信時には、アンテナ116と受信回路120がアンテナ共用器118を介して接続されるので、アンテナ116により得られた受信信号は受信回路120に供給される。
また、送信時には、アンテナ116と送信回路122がアンテナ共用器118を介して接続されるので、アンテナ116に送信回路122から送信信号が供給される。アンテナ116は、この送信信号を無線信号としてMTC端末20に送信する。
なお、図6においては、説明の便宜上、1つのアンテナのみを示しているが、基地局10は複数のアンテナを備えてもよい。基地局10は、複数のアンテナを備える場合、MIMO(Multiple Input Multiple Output)通信やダイバーシティ通信などを行うことができる。
受信回路120は、アンテナ116から供給される受信信号の復調処理および復号処理などを行い、処理後の受信データを受信データ処理部132に供給する。このように、受信回路120は、アンテナ116と協働して受信部として機能する。
送信回路122は、通信制御部136から供給される制御信号(PDCCH、BCHなど)および送信データ処理部138から供給されるデータ信号(PDSCH)の変調処理などを行い、処理後の送信信号をアンテナ116に供給する。このように、送信回路122は、アンテナ116と協働して送信部として機能する。
受信データ処理部132は、受信回路120から供給される受信データを解析し、上位レイヤ140用の受信データはインタフェース133に供給する。一方、受信データ処理部132は、代表MTC端末20からのグループ情報は通信制御部136に供給する。
インタフェース133は、上位レイヤ140とのインタフェースである。受信データはインタフェース133から上位レイヤ140へ出力され、送信データは上位レイヤ140からインタフェース133へ入力される。
送信データ処理部138は、インタフェース133から供給されるデータに基づいてデータ信号を生成し、送信回路122に供給する。
通信制御部136は、各MTC端末20へのリソース割り当てや、MTC端末20とのランダムアクセスなどの通信全般を制御する。また、通信制御部136は、BCHにおいてシステム情報として報知するACBパラメータを、代表MTC端末20からのグループ情報に基づき、MTCグループごとに再設定する制御情報設定部として機能する。
具体的には、本実施形態においては、MTCグループ内のMTC端末20に先立って代表MTC端末20が基地局10にランダムアクセスし、基地局10にグループ情報としてMTCグループに属するMTC端末20の端末数情報を通知する。これにより、基地局10は、ランダムアクセスを控えているMTC端末20の数を把握できるので、ランダムアクセスを控えているMTC端末20の数に応じ、ランダムアクセスが集中しないようにACBパラメータを再設定する。
例えば、通信制御部136は、代表MTC端末20から受信される端末数情報の示す端末数が多いほど、AC barring factorを小さな値に再設定してもよい。具体例として、MTC端末20が一様分布に従って0から1までの間の乱数を生成する場合、AC barring factorを0.5から0.2に再設定すれば、MTC端末20により生成される乱数がAC barring factorより小さくなる確率は50%から20%に減少する。このように、AC barring factorを小さな値に再設定することにより、MTC端末20が生成する乱数がAC barring factorより小さくなる確率が減少するので、MTC端末20からのランダムアクセスの集中を抑制することが可能である。
または、通信制御部136は、代表MTC端末20から受信される端末数情報の示す端末数が多いほど、AC barring timeにより決定されるランダムアクセスの再試行のタイミングが遅くなるようにAC barring timeを再設定してもよい。かかる構成によれば、MTC端末20がランダムアクセスを行うタイミングを分散させることができるので、ランダムアクセスの輻輳を抑制することが可能である。
通信制御部136は、上述のようにACBパラメータを再設定すると、図7に示したように、対象のMTCグループを示すグループ番号、および再設定後のACBパラメータをシステム情報に記載する。さらに、通信制御部136は、ACBパラメータが端末数情報による再設定後のパラメータであるか否かを示す再設定フラグを付加する。MTC端末20は、この再設定フラグを確認することにより、代表MTC端末20がランダムアクセスをしたか否かを把握できるので、代表MTC端末20の後にランダムアクセスを行うことが可能となる。
[2−3.MTC端末の構成]
以上、本発明の第1の実施形態による基地局10の構成を説明した。続いて、図8を参照し、本発明の第1の実施形態によるMTC端末20の構成を説明する。
図8は、第1の実施形態によるMTC端末20の構成を示した説明図である。図8に示したように、MTC端末20は、アンテナ216と、アンテナ共用器218と、受信回路220と、送信回路222と、受信データ処理部232と、インタフェース233と、グループ情報記憶部234と、通信制御部236と、送信データ処理部238と、上位レイヤ240と、を備える。
アンテナ216は、基地局10から無線信号を受信し、無線信号を電気的な受信信号に変換する。受信時には、アンテナ216と受信回路220がアンテナ共用器218を介して接続されるので、アンテナ216により得られた受信信号は受信回路220に供給される。
また、送信時には、アンテナ216と送信回路222がアンテナ共用器218を介して接続されるので、アンテナ216に送信回路222から送信信号が供給される。アンテナ216は、この送信信号を無線信号として基地局10に送信する。
なお、図8においては、説明の便宜上、1つのアンテナのみを示しているが、MTC端末20は複数のアンテナを備えてもよい。MTC端末20は、複数のアンテナを備える場合、MIMO通信やダイバーシティ通信などを行うことができる。
受信回路220は、アンテナ216から供給される受信信号の復調処理および復号処理などを行い、処理後の受信データを受信データ処理部232に供給する。このように、受信回路220は、アンテナ216と協働して受信部として機能する。
送信回路222は、通信制御部236から供給される制御信号および送信データ処理部238から供給されるデータ信号などの変調処理などを行い、処理後の送信信号をアンテナ216に供給する。このように、送信回路222は、アンテナ216と協働して送信部として機能する。
受信データ処理部232は、受信回路220から供給される受信データを解析し、上位レイヤ用の受信データはインタフェース233に供給する。一方、MTC端末20が代表MTC端末に決定された場合に受信されるグループ情報は、グループ情報記憶部234に供給する。グループ情報記憶部234は、受信データ処理部232から供給されるグループ情報を記憶する。
インタフェース233は、上位レイヤ240とのインタフェースである。受信データはインタフェース233から上位レイヤ240へ出力され、送信データは上位レイヤ240からインタフェース233へ入力される。
上位レイヤ240は、MTC端末20に応じたアプリケーションを実行するための機能部である。上述したように、アプリケーションとしては、「Metering」や「Health」などが挙げられる。また、アプリケーションが「Metering」である場合、送信データとしては、水道や電気の使用量を示すデータが想定される。また、アプリケーションが「Health」である場合、送信データとしては、患者の現在の身体状態を示すデータが想定される。
送信データ処理部238は、インタフェース133から供給されるデータに基づいてデータ信号を生成し、送信回路222に供給する。また、MTC端末20が代表MTC端末として動作する場合、送信データ処理部238は、グループ情報記憶部234に記憶されているグループ情報を示すデータ信号を生成し、送信回路222に供給する。
通信制御部236は、MTC端末20による送信処理および受信処理や、ランダムアクセスなどの通信全般を制御する。例えば、通信制御部236は、ランダムアクセスに際して乱数を生成し、生成した乱数と基地局10から受信されるAC barring factorとを比較する。そして、通信制御部236は、生成した乱数がAC barring factorより小さい場合に送信回路222にプリアンブルを送信させる。一方、生成した乱数がAC barring factorより大きかった場合、基地局10から受信されるAC barring timeに基づいて決定される時間の経過後にランダムアクセスを再試行する。
[2−4.無線通信システムの動作]
以上、本発明の第1の実施形態による基地局10およびMTC端末20の構成を説明した。続いて、図9を参照し、本発明の第1の実施形態による無線通信システム1の動作を説明する。
図9は、本発明の第1の実施形態による無線通信システム1の動作を示したシーケンス図である。この図9に示す本実施形態によるランダムアクセスの手順により、基地局10と各MTC端末20との接続が実現される。なお、図9においては、MTCグループ2にMTC端末20Aおよび20Bなどが属し、MTC端末20Aが代表MTC端末として決定された場合のシーケンスを示している。
まず、図9のS304〜S332に示したように、代表MTC端末20AがMTCグループ内の他のMTC端末20Bなどに先立って基地局10に対してランダムアクセスを行う。具体的には、代表MTC端末20Aは、基地局10からシステム情報を受信すると(S304)、システム情報に含まれるACBパラメータを確認する(S308)。そして、代表MTC端末20Aの通信制御部236は、ACBパラメータに基づいてプリアンブル送信の可否を判断し、判断結果に応じて送信回路222からプリアンブルを送信させる(S312)。
基地局10は、上記のプリアンブルの基地局10への到達時刻とランダムアクセスウィンドウとの関係からTiming Advance値を算出する(S316)。そして、基地局10は、代表MTC端末20Aに対してランダムアクセスレスポンスを送信する(S320)。このランダムアクセスレスポンスは、例えば、アップリンク送信許可データ、およびTiming Advance値を含む。
代表MTC端末20Aは、ランダムアクセスレスポンスを受信すると、Timing Advance値に基づいて送信タイミングを調整した上で(S324)、L2/L3メッセージを送信する(S328)。ここで、代表MTC端末20Aは、グループ情報記憶部234に記憶されているグループ情報もL2/L3メッセージとして送信する。かかる構成により、グループ情報を別途送信する必要が無くなるので、一連の処理の時間短縮を図ることができる。
これに対し、基地局10が代表MTC端末20Aにコンテンションレゾリューションメッセージを送信することで(S332)、代表MTC端末20Aと基地局10とが接続される。
さらに、基地局10の通信制御部136は、代表MTC端末20Aから受信したグループ情報に基づいてACBパラメータを再設定する(S336)。例えば、通信制御部136は、代表MTC端末20Aから受信されるグループ情報の示す端末数が多いほど、AC barring factorを小さな値に再設定してもよい。または、通信制御部136は、代表MTC端末20Aから受信されるグループ情報の示す端末数が多いほど、AC barring timeにより決定されるランダムアクセスの再試行のタイミングが遅くなるようにAC barring timeを再設定してもよい。
その後、再設定されたACBパラメータを含むシステム情報が基地局10からBCHにより報知されると(S340)、S344〜S368に示したように、MTC端末20Bなどの他のMTC端末20が基地局10に対してランダムアクセスを行う。
具体的には、MTC端末20Bは、MTCグループ2を宛先とし、再設定フラグがオンである再設定後のACBパラメータを確認する(S344)。そして、MTC端末20Bは、ACBパラメータに基づくプリアンブル送信の可否を判断し、判断結果に応じてプリアンブルを送信する(S348)。
基地局10は、上記のプリアンブルの基地局10への到達時刻とランダムアクセスウィンドウとの関係からTiming Advance値を算出する(S352)。そして、基地局10は、MTC端末20Bに対してランダムアクセスレスポンスを送信する(S356)。このランダムアクセスレスポンスは、例えば、アップリンク送信許可データ、およびTiming Advance値を含む。
MTC端末20Bは、ランダムアクセスレスポンスを受信すると、Timing Advance値に基づいて送信タイミングを調整した上で(S360)、L2/L3メッセージを送信する(S364)。これに対し、基地局10がMTC端末20Bにコンテンションレゾリューションメッセージを送信することで(S368)、MTC端末20Bと基地局10とが接続される。
以上説明したように、第1の実施形態による無線通信システム1によれば、MTCグループ内の各MTC端末20からのプリアンブル送信タイミングを、MTCグル―プ内の端末数に応じて分散させることができるので、ランダムアクセスの輻輳を抑制することが可能である。
(変形例)
なお、上記ではグループ情報をL2/L3メッセージと共に送信する例を説明したが、以下に図10を参照して説明する変形例のように、代表MTC端末20Aは基地局10との接続後にグループ情報を送信してもよい。
図10は、本発明の第1の実施形態による無線通信システム1の動作の変形例を示したシーケンス図である。まず、図10のS304〜S332に示したように、代表MTC端末20AがMTCグループ内の他のMTC端末20Bなどに先立って基地局10に対してランダムアクセスを行う。当該変形例は、代表MTC端末20AがS326においてL2/L3メッセージと共にグループ情報を送信しない点で図9に示した例と異なる。
そして、代表MTC端末20Aは、基地局10に対するランダムアクセスの後にグループ情報を基地局10に送信する(S334)。続いて、基地局10の通信制御部136は、代表MTC端末20Aから受信したグループ情報に基づいてACBパラメータを再設定する(S336)。
その後、再設定されたACBパラメータを含むシステム情報が基地局10からBCHにより報知されると(S340)、図9に示した例と同様に、MTC端末20Bなどの他のMTC端末20が基地局10に対してランダムアクセスを行う(S344〜S368)。
<3.第2の実施形態>
以上、本発明の第1の実施形態を説明した。続いて、本発明の第2の実施形態を説明する。本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態と共通する部分が多いが、基地局10が代表MTC端末20から受信したグループ情報に基づいて再設定する情報が第1の実施形態と異なる。このような本発明の第2の実施形態を説明するにあたり、まず、MTC端末20がランダムアクセスを行うためのリソースについて補足する。
(RACH_configuration_index)
基地局10は、ランダムアクセスにおいてMTC端末20がプリンアンブルを送信するためのリソースを、RACH_configuration_indexにより指定する。そして、基地局10は、RACH_configuration_indexをシステム情報として報知し、MTC端末20は、このRACH_configuration_indexにより特定されるサブフレームにおいてプリアンブルを送信する。
図11は、RACH_configuration_indexとサブフレームとの関係を示した説明図である。図11に示したように、RACH_configuration_indexの各番号には、1または2以上のサブフレームが対応付けられている。例えば、RACH_configuration_index#0にはサブフレーム#1が対応付けられており、RACH_configuration_index#9にはサブフレーム#1、4、および7が対応付けられている。
ここで、RACH_configuration_indexに複数のサブフレームが対応付けられている場合、MTC端末20は、複数のサブフレームのうちのいずれかのサブフレーム内のランダムアクセスウィンドウにおいてプリアンブルを送信する。したがって、RACH_configuration_indexに対応付けられているサブフレームの数が多いほど、MTC端末20からのプリアンブル送信は時間的に分散されると考えられる。
(第2の実施形態の説明)
そこで、本発明の第2の実施形態による基地局10は、代表MTC端末20から受信したグループ情報に基づき、RACH_configuration_indexを再設定する。具体的には、第2の実施形態による基地局10の通信制御部236は、RACH_configuration_indexを、代表MTC端末20から受信したグループ情報の示す端末数が多いほど、より多くのサブフレームと対応付けられているRACH_configuration_indexに再設定する。以下、図12を参照し、より詳細に説明する。
図12は、本発明の第2の実施形態による無線通信システム1の動作を示したシーケンス図である。この図12に示す本実施形態によるランダムアクセスの手順により、基地局10と各MTC端末20との接続が実現される。なお、図12においては、MTCグループ2にMTC端末20Aおよび20Bなどが属し、MTC端末20Aが代表MTC端末として決定された場合のシーケンスを示している。
まず、図12のS404〜S432に示したように、代表MTC端末20AがMTCグループ内の他のMTC端末20Bなどに先立って基地局10に対してランダムアクセスを行う。具体的には、代表MTC端末20Aは、基地局10からシステム情報を受信すると(S404)、システム情報に含まれるACBパラメータおよびRACH_configuration_indexを確認する(S408)。
そして、代表MTC端末20Aの通信制御部236は、ACBパラメータに基づいてプリアンブル送信の可否を判断し、判断結果に応じて、RACH_configuration_indexにより特定されるサブフレームのランダムアクセスウィンドウにおいて送信回路222からプリアンブルを送信させる(S412)。
基地局10は、上記のプリアンブルの基地局10への到達時刻とランダムアクセスウィンドウとの関係からTiming Advance値を算出する(S416)。そして、基地局10は、代表MTC端末20Aに対してランダムアクセスレスポンスを送信する(S420)。このランダムアクセスレスポンスは、例えば、アップリンク送信許可データ、およびTiming Advance値を含む。
代表MTC端末20Aは、ランダムアクセスレスポンスを受信すると、Timing Advance値に基づいて送信タイミングを調整した上で(S424)、L2/L3メッセージを送信する(S428)。ここで、代表MTC端末20Aは、グループ情報記憶部234に記憶されているグループ情報もL2/L3メッセージとして送信する。かかる構成により、グループ情報を別途送信する必要が無くなるので、一連の処理の時間短縮を図ることができる。ただし、代表MTC端末20Aは、グループ情報をランダムアクセスの後にL2/L3メッセージと別個に送信してもよい。
これに対し、基地局10が代表MTC端末20Aにコンテンションレゾリューションメッセージを送信することで(S432)、代表MTC端末20Aと基地局10とが接続される。
さらに、基地局10の通信制御部136は、代表MTC端末20Aから受信したグループ情報に基づいてACBパラメータ、およびRACH_configuration_indexを再設定する(S436)。例えば、通信制御部136は、RACH_configuration_indexを、代表MTC端末20から受信したグループ情報の示す端末数が多いほど、より多くのサブフレームと対応付けられているRACH_configuration_indexに再設定してもよい。
その後、再設定されたACBパラメータおよびRACH_configuration_indexを含むシステム情報が基地局10からBCHにより報知されると(S440)、S444〜S468に示したように、MTC端末20Bなどの他のMTC端末20が基地局10に対してランダムアクセスを行う。
具体的には、MTC端末20Bは、MTCグループ2を宛先とし、再設定フラグがオンである再設定後のACBパラメータおよびRACH_configuration_indexを確認する(S444)。そして、MTC端末20Bは、ACBパラメータに基づくプリアンブル送信の可否を判断し、判断結果に応じて、RACH_configuration_indexにより特定されるサブフレームにおいてプリアンブルを送信する(S448)。
基地局10は、上記のプリアンブルの基地局10への到達時刻とランダムアクセスウィンドウとの関係からTiming Advance値を算出する(S452)。そして、基地局10は、MTC端末20Bに対してランダムアクセスレスポンスを送信する(S456)。このランダムアクセスレスポンスは、例えば、アップリンク送信許可データ、およびTiming Advance値を含む。
MTC端末20Bは、ランダムアクセスレスポンスを受信すると、Timing Advance値に基づいて送信タイミングを調整した上で(S460)、L2/L3メッセージを送信する(S464)。これに対し、基地局10がMTC端末20Bにコンテンションレゾリューションメッセージを送信することで(S468)、MTC端末20Bと基地局10とが接続される。
<4.まとめ>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、代表MTC端末20がMTCグループ内の端末数を示すグループ情報を基地局10に送信し、基地局10が、グループ情報の示す端末数に応じてACBパラメータやRACH_configuration_indexなどのランダムアクセスを制御するための制御情報を再設定する。そして、MTCグループ内の他のMTC端末20は、再設定されたACBパラメータやRACH_configuration_indexなどに従ってランダムアクセスを行う。かかる構成によれば、MTCグループ内の各MTC端末20からのプリアンブル送信タイミングを、MTCグル―プ内の端末数に応じて分散させることができるので、ランダムアクセスの輻輳を抑制することが可能である。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書の基地局10およびMTC端末20の処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、基地局10およびMTC端末20の処理における各ステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、基地局10およびMTC端末20に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した基地局10およびMTC端末20の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
10 基地局
20 MTC端末
30 MTCサーバ
116、216 アンテナ
118、218 アンテナ共用器
120、220 受信回路
122、222 送信回路
132、232 受信データ処理部
133、233 インタフェース
134、236 通信制御部
138、238 送信データ処理部
140、240 上位レイヤ

Claims (10)

  1. 無線端末であって、
    前記無線端末が代表無線端末として動作するグループを形成する複数の無線端末に関する情報を記憶する記憶部と;
    前記グループ内の他の無線端末より前に基地局へのランダムアクセスを制御する通信制御部と;
    前記記憶部に記憶されている前記複数の無線端末に関する情報を前記基地局に送信する送信部と;
    を備える、無線端末。
  2. 前記送信部から送信された前記複数の無線端末に関する情報に基づき、前記複数の無線端末によるランダムアクセスを制御するための制御情報が設定される、請求項1に記載の無線端末。
  3. 前記複数の無線端末に関する情報は前記複数の無線端末の端末数情報を含む、請求項2に記載の無線端末。
  4. 前記複数の無線端末を管理するサーバから前記複数の無線端末に関する情報を受信する受信部をさらに備える、請求項3に記載の無線端末。
  5. 前記送信部は、前記ランダムアクセスの課程で前記複数の無線端末に関する情報を前記基地局に送信する、請求項4に記載の無線端末。
  6. 前記送信部は、前記ランダムアクセスの後に前記複数の無線端末に関する情報を前記基地局に送信する、請求項4に記載の無線端末。
  7. 前記グループは、前記複数の無線端末のUSIMに設定されたアクセスクラスにより区分されるグループである、請求項4に記載の無線端末。
  8. 前記グループを形成する前記複数の無線端末は、前記基地局のセルエリア内に存在する、請求項4に記載の無線端末。
  9. 無線端末における無線通信方法であって、
    前記無線端末が代表無線端末として動作するグループを形成する複数の無線端末に関する情報を記憶するステップと;
    前記グループ内の他の無線端末より前に基地局へのランダムアクセスを制御するステップと;
    前記複数の無線端末に関する情報を前記基地局に送信するステップと;
    を含む、無線通信方法。
  10. 基地局と;
    グループを形成する複数の無線端末の代表無線端末として動作する無線端末と;
    を備え、
    前記無線端末は、
    前記複数の無線端末に関する情報を記憶する記憶部、
    前記グループ内の他の無線端末より前に前記基地局へのランダムアクセスを制御する通信制御部、および、
    前記記憶部に記憶されている前記複数の無線端末に関する情報を前記基地局に送信する送信部、
    を有する、無線通信システム。



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