JPS6299227A - 自動クラツチ搭載車両のクラツチ制御装置 - Google Patents
自動クラツチ搭載車両のクラツチ制御装置Info
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- JPS6299227A JPS6299227A JP60240777A JP24077785A JPS6299227A JP S6299227 A JPS6299227 A JP S6299227A JP 60240777 A JP60240777 A JP 60240777A JP 24077785 A JP24077785 A JP 24077785A JP S6299227 A JPS6299227 A JP S6299227A
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- brake
- engine
- vehicle
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車等の車両においてエンジンと変速機と
の間に設けられる自動クラッチの制御装置に関し、特に
、ブレーキ踏込み時にエンジンが停止するのを防止する
ためクラッチの緊急断制御を行なう、自動クラッチ搭載
車両のクラッチ制御装置に関する。
の間に設けられる自動クラッチの制御装置に関し、特に
、ブレーキ踏込み時にエンジンが停止するのを防止する
ためクラッチの緊急断制御を行なう、自動クラッチ搭載
車両のクラッチ制御装置に関する。
(従来技術)
車両において、エンジンの動力を駆動輪に対して断続す
る装置としてクラッチが使用される。一方、@近の技術
の進歩によりこのクラッチ動作を自動的に行なう自動ク
ラッチ装置が使用されるようになってきた。この自動ク
ラッチ装置は、クラッチ操作体を動作させるオイルシリ
ンダを駆動してクラッチの係合状態を制御するように構
成され、エンジン回転数やアクセルペダルの位置信号等
の車両の運転状態によってオイルシリンダを駆動するも
のである。
る装置としてクラッチが使用される。一方、@近の技術
の進歩によりこのクラッチ動作を自動的に行なう自動ク
ラッチ装置が使用されるようになってきた。この自動ク
ラッチ装置は、クラッチ操作体を動作させるオイルシリ
ンダを駆動してクラッチの係合状態を制御するように構
成され、エンジン回転数やアクセルペダルの位置信号等
の車両の運転状態によってオイルシリンダを駆動するも
のである。
例えば、エンジンの回転数信号とアクセルペダルの位置
信号とによってオイルシリンダの動作位置を決定するよ
うに電子制御装置を構成しておき、車両の発進時、アク
セルペダルの踏込量とエンジンの回転数とから電子制御
装置がクラッチ動作位置を算出し、電子制御装置の制御
により漸次クラッチ操作体を断の位置から半クラツチ位
置を通過して接の位置まで移動させ、車両をスムーズに
発進させる。同様に、自動変速機の変速時にもクラッチ
の接断が行なわれる。
信号とによってオイルシリンダの動作位置を決定するよ
うに電子制御装置を構成しておき、車両の発進時、アク
セルペダルの踏込量とエンジンの回転数とから電子制御
装置がクラッチ動作位置を算出し、電子制御装置の制御
により漸次クラッチ操作体を断の位置から半クラツチ位
置を通過して接の位置まで移動させ、車両をスムーズに
発進させる。同様に、自動変速機の変速時にもクラッチ
の接断が行なわれる。
このような自動クラッチにおいては、車両停止時には車
輪が回転しないので、クラッチを断として、エンジンの
停止(エンスト)を防止し、アイドル回転することを保
証している。同様に極低速時にはエンジンのトルク不足
によって車両が振動しないようにクラッチを断としてい
る。このエンジンの停止等の防止を行なうために従来は
、エンジン回転数又は車速が所定の設定値以下となった
ことを検出してクラッチを断としていた。
輪が回転しないので、クラッチを断として、エンジンの
停止(エンスト)を防止し、アイドル回転することを保
証している。同様に極低速時にはエンジンのトルク不足
によって車両が振動しないようにクラッチを断としてい
る。このエンジンの停止等の防止を行なうために従来は
、エンジン回転数又は車速が所定の設定値以下となった
ことを検出してクラッチを断としていた。
また、エンジン回転数(又は車速)によってクラッチ断
を制御する上記した方法に代えて、インプットシャフト
の減速度を検出し、これによってクラッチを断とする提
案(特開昭60−8553号)がなされている、すなわ
ち、この提案では、第7図に示すように、エンジン10
1の回転数(又はクラッチ102を介して同期噛合式変
速機103に伝達され、センサ104で測定されるイン
プットシャツ)105の回転数)がブレーキ踏込み後次
第にその減速度(すなわち、インプットシャフト回転数
の単位時間当りの減少量)を大にして減速していくとい
う特性と、ブレーキの踏込み時状態がその減速度に反映
されるという特性とから、減速度が設定値以上の場合は
クラッチを断とするものである。なお、変速fi103
の回転駆動力は、その出力軸106と差動ギア107を
介して車両の駆動ホイール108に伝達される。
を制御する上記した方法に代えて、インプットシャフト
の減速度を検出し、これによってクラッチを断とする提
案(特開昭60−8553号)がなされている、すなわ
ち、この提案では、第7図に示すように、エンジン10
1の回転数(又はクラッチ102を介して同期噛合式変
速機103に伝達され、センサ104で測定されるイン
プットシャツ)105の回転数)がブレーキ踏込み後次
第にその減速度(すなわち、インプットシャフト回転数
の単位時間当りの減少量)を大にして減速していくとい
う特性と、ブレーキの踏込み時状態がその減速度に反映
されるという特性とから、減速度が設定値以上の場合は
クラッチを断とするものである。なお、変速fi103
の回転駆動力は、その出力軸106と差動ギア107を
介して車両の駆動ホイール108に伝達される。
従って、急ブレーキ等においてはより速く限界減速度に
達するから、早期にクラッチを断としてエンジン停止を
防止することができる。
達するから、早期にクラッチを断としてエンジン停止を
防止することができる。
(発明が解決しようとする問題点)
上記した従来例の前者では、減速が緩やかに行なわれる
場合には有効に作用するが、減速が急激に行なわれる場
合にはクラッチ断操作が間に合わずエンジンが停止する
おそれがある。すなわち。
場合には有効に作用するが、減速が急激に行なわれる場
合にはクラッチ断操作が間に合わずエンジンが停止する
おそれがある。すなわち。
アクセルを離し、ブレーキを比較的ゆっくりと踏んだ場
合には、エンジン回転数が設定値(500r 、 p
、 m)まで下ったことを検出してからクラッチを断と
しても、エンジンは停止しない。しかし、ブレーキを急
激に踏込んだ急ブレーキ時や雪路等でホイールロックが
生じる場合においては、エンジン回転数が設定値まで下
ったことを検出してからクラッチを断としても、検出の
ための時間やそれから実際にクラッチが動作するまでの
時間の間にエンジン回転数が急激に低下してしまい、実
際にクラッチが動作する以前にエンジンが停止してしま
うという問題が生じていた。
合には、エンジン回転数が設定値(500r 、 p
、 m)まで下ったことを検出してからクラッチを断と
しても、エンジンは停止しない。しかし、ブレーキを急
激に踏込んだ急ブレーキ時や雪路等でホイールロックが
生じる場合においては、エンジン回転数が設定値まで下
ったことを検出してからクラッチを断としても、検出の
ための時間やそれから実際にクラッチが動作するまでの
時間の間にエンジン回転数が急激に低下してしまい、実
際にクラッチが動作する以前にエンジンが停止してしま
うという問題が生じていた。
J、
また、後者の例では、第一図に示しであるように、ブレ
ーキ踏込み時単位時間(to)当りのインプットシャフ
ト回転数の減少度を検出し、減少度が設定値以上の場合
は、エンストを防止するようにクラッチを緊急断してい
る。このように、一般路(図の曲線a)では減少度(R
a)が設定値以下であるので、エンストは防止できるが
、雪路等信ル路(図の曲線b)では駆動ホイールのタイ
ヤが簡単にロックしてしまうので、減少度(Rb)が設
定値以上であるからクラッチを断にしてもエンストは防
止できない欠点を有する。
ーキ踏込み時単位時間(to)当りのインプットシャフ
ト回転数の減少度を検出し、減少度が設定値以上の場合
は、エンストを防止するようにクラッチを緊急断してい
る。このように、一般路(図の曲線a)では減少度(R
a)が設定値以下であるので、エンストは防止できるが
、雪路等信ル路(図の曲線b)では駆動ホイールのタイ
ヤが簡単にロックしてしまうので、減少度(Rb)が設
定値以上であるからクラッチを断にしてもエンストは防
止できない欠点を有する。
さらに、エンジンス)−/プを防止するために、早めに
クラッチを断にすると、制御装置は低ル路か一般路かの
区別がつかず、一般路で無意味なりラッチ断を行ない、
エンジンブレーキの低下により車両走行に危険が生じる
という問題があった。
クラッチを断にすると、制御装置は低ル路か一般路かの
区別がつかず、一般路で無意味なりラッチ断を行ない、
エンジンブレーキの低下により車両走行に危険が生じる
という問題があった。
そこで1本発明は、このような従来技術の問題点を解消
しようとするものである。
しようとするものである。
(問題点を解消するための手段)
本発明は、検出圧力の異なる複数のブレーキスイッチに
よりブレーキの制動力を検出する手段と、各ブレーキス
イッチの動作状態に応じて、クラッチ断の目標位置とク
ラッチ断のスピードを決定する手段と、該決定に基づき
クラッチを断制御する手段とを有することを特徴とする
、自動クラッチ搭載車両のクラッチ制御装置を提供する
ことにより、前記した従来技術の問題点を解消するもの
である。
よりブレーキの制動力を検出する手段と、各ブレーキス
イッチの動作状態に応じて、クラッチ断の目標位置とク
ラッチ断のスピードを決定する手段と、該決定に基づき
クラッチを断制御する手段とを有することを特徴とする
、自動クラッチ搭載車両のクラッチ制御装置を提供する
ことにより、前記した従来技術の問題点を解消するもの
である。
(作用)
本発明は、ブレーキ踏込時に検出圧力の異なる複数のブ
レーキスイッチによりブレーキの制動力を検出し、各ブ
レーキスイッチの動作状態に応じてクラッチ断の目標位
置とクラッチ断のスピードを決定してクラッチ緊急断の
制御を行なう。
レーキスイッチによりブレーキの制動力を検出し、各ブ
レーキスイッチの動作状態に応じてクラッチ断の目標位
置とクラッチ断のスピードを決定してクラッチ緊急断の
制御を行なう。
このため、一般路においても、また低舊路においてもブ
レーキ踏込時にエンジンが伴出しないようにすることが
できる。
レーキ踏込時にエンジンが伴出しないようにすることが
できる。
(実施例)
第1図は本発明を実現するための一実施例ブロック図で
あり1図中、■はエンジンであり、吸入気体(空気又は
混合気)量を制御するスロー/ トルバルブを含むもの
であり、フライホイールlaを備える。2はクラッチ本
体であり、周知の摩擦クラッチで構成され、レリーズレ
バ−2aを有するもの、3はクラッチアクチュエータで
あり、クラッチ本体2の保合量を制御するため、そのピ
ストンロッド3aがレリーズレバ−2aを駆動するもの
である。4は油圧機構であり、5は変速機アクチュエー
タである。6は同期噛合式変速機であり、変速機アクチ
ュエータ5により駆動され、変速動作を行なうものであ
り、クラッチ2と接続されたインプットシャフト6a、
出力軸(駆動軸)6bとを備えている。7はセレクトレ
バーであり、匝転者により操作され、rN」レンジ(中
立位置)、「D」レンジ(自動変速)、「1」レンジ(
1速)、「2」レンジ(2速)、「3」レンジ(1,2
,3速の自動変速)、「R」レンジ(後退)の各レンジ
をそのレバーポジションによって選択できる。10はエ
ンジン回転センサであり、フライホイール1aの回転数
を検出してエンジン1の回転数を検出するためのもので
ある。
あり1図中、■はエンジンであり、吸入気体(空気又は
混合気)量を制御するスロー/ トルバルブを含むもの
であり、フライホイールlaを備える。2はクラッチ本
体であり、周知の摩擦クラッチで構成され、レリーズレ
バ−2aを有するもの、3はクラッチアクチュエータで
あり、クラッチ本体2の保合量を制御するため、そのピ
ストンロッド3aがレリーズレバ−2aを駆動するもの
である。4は油圧機構であり、5は変速機アクチュエー
タである。6は同期噛合式変速機であり、変速機アクチ
ュエータ5により駆動され、変速動作を行なうものであ
り、クラッチ2と接続されたインプットシャフト6a、
出力軸(駆動軸)6bとを備えている。7はセレクトレ
バーであり、匝転者により操作され、rN」レンジ(中
立位置)、「D」レンジ(自動変速)、「1」レンジ(
1速)、「2」レンジ(2速)、「3」レンジ(1,2
,3速の自動変速)、「R」レンジ(後退)の各レンジ
をそのレバーポジションによって選択できる。10はエ
ンジン回転センサであり、フライホイール1aの回転数
を検出してエンジン1の回転数を検出するためのもので
ある。
9はマイクロコンピュータで構成される電子制御装置で
あり、演算処理を行なうプロセッサ9aと、変速機6、
クラッチ5を制御するための制御プログラムを格納した
リードオンリーメモリ(ROM)9bと、出力ポート9
Cと、入力ボート9dと、演算結果等を格納するランダ
ムアクセスメモリ(RAM)9eと、これらを接続する
アドレス・データバス(BUS)9fとで構成されてい
る。出力ポート9Cは、クラッチアクチュエータ3、油
圧機構4、変速機アクチュエータ5に接続され、これら
を駆動する駆動信号を出力する。
あり、演算処理を行なうプロセッサ9aと、変速機6、
クラッチ5を制御するための制御プログラムを格納した
リードオンリーメモリ(ROM)9bと、出力ポート9
Cと、入力ボート9dと、演算結果等を格納するランダ
ムアクセスメモリ(RAM)9eと、これらを接続する
アドレス・データバス(BUS)9fとで構成されてい
る。出力ポート9Cは、クラッチアクチュエータ3、油
圧機構4、変速機アクチュエータ5に接続され、これら
を駆動する駆動信号を出力する。
一方、入カポ−)9dは、センサ10及び後述スルブレ
ーキペダルに接続され、その検出信号を受ける。11は
アクセルペダルであり、12はブレーキペダルであり、
ブレーキペダル12の制動力を検出するためのブレーキ
エアバルブ12aを有するものである。
ーキペダルに接続され、その検出信号を受ける。11は
アクセルペダルであり、12はブレーキペダルであり、
ブレーキペダル12の制動力を検出するためのブレーキ
エアバルブ12aを有するものである。
ごて、次に第2図を参照して、ブレーキ操作力とブレー
キ制動力との関係を考察して本発明の詳細な説明する。
キ制動力との関係を考察して本発明の詳細な説明する。
第2図は、ブレーキエアlくルブ(第1図の12a)の
踏込みエア圧力P (kg/am2)に対してブレーキ
制動係数gを積車(直mc)および空車(直線d)に対
してプロットしたグラフ図である。なお、横軸の点P見
は、雪路等の低用路でタイヤがロックしてしまうエア圧
力値を示す。
踏込みエア圧力P (kg/am2)に対してブレーキ
制動係数gを積車(直mc)および空車(直線d)に対
してプロットしたグラフ図である。なお、横軸の点P見
は、雪路等の低用路でタイヤがロックしてしまうエア圧
力値を示す。
第2図かられかるように、ブレーキ制動力を通常ブレー
キ、やや強めブレーキ、強ブレーキの3段階に分けるこ
とができる。そこで、強ブレーキの場合は即クラッチを
切っても、積車、空車ともに問題が生じない、しかしな
がら、やや強めブレーキや特に通常ブレーキでは、低用
路でエンストを防止するためにクラッチを切るように設
定すると、一般路走行ではブレーキを踏むたびにクラッ
チが切れてしまい危険である。そこで、複数個設置した
ブレーキスイッチによりブレーキ制動力を検出して、ク
ラッチの緊急断を制御するものである。
キ、やや強めブレーキ、強ブレーキの3段階に分けるこ
とができる。そこで、強ブレーキの場合は即クラッチを
切っても、積車、空車ともに問題が生じない、しかしな
がら、やや強めブレーキや特に通常ブレーキでは、低用
路でエンストを防止するためにクラッチを切るように設
定すると、一般路走行ではブレーキを踏むたびにクラッ
チが切れてしまい危険である。そこで、複数個設置した
ブレーキスイッチによりブレーキ制動力を検出して、ク
ラッチの緊急断を制御するものである。
すなわち、ブレーキ制動力は、第2図からブレーキエア
バルブの(踏込み)エア圧力に比例しているので、第3
図に図示したように、ブレーキエアバルブ12aに複数
個(この場合3個)のエア圧力を用いたブレーキスイッ
チSW1ないしSW3を設けてブレーキ制動力を検出し
、クラッチ2を緊急断制御するものである。この場合、
第2図に図示しであるように、エア圧力スイッチはそれ
ぞれがオンする圧力(すなわち、オン圧力)を、低ル路
走行時にタイヤロックするエア圧力値PHを挾んで以下
のように設定する。
バルブの(踏込み)エア圧力に比例しているので、第3
図に図示したように、ブレーキエアバルブ12aに複数
個(この場合3個)のエア圧力を用いたブレーキスイッ
チSW1ないしSW3を設けてブレーキ制動力を検出し
、クラッチ2を緊急断制御するものである。この場合、
第2図に図示しであるように、エア圧力スイッチはそれ
ぞれがオンする圧力(すなわち、オン圧力)を、低ル路
走行時にタイヤロックするエア圧力値PHを挾んで以下
のように設定する。
SWI : 0.3 (kg/cm” )SW2 :
2 、O(kg/cm2)SW3 : 4.0 (kg
/am2)なお、このスイッチSW3の設定圧力(4,
0kg/cm”)は、第2図から分かるように十分なブ
レーキ制動力が得られるオン圧力である。
2 、O(kg/cm2)SW3 : 4.0 (kg
/am2)なお、このスイッチSW3の設定圧力(4,
0kg/cm”)は、第2図から分かるように十分なブ
レーキ制動力が得られるオン圧力である。
次に、このクラッチ緊急断の制御について、第4図によ
り説明する。第4図は、ブレーキスイッチの状態とクラ
ッチ断目標位置との関係を示す説明図である。図に示す
ように、クラッチが完全に接続された状態で、ブレーキ
が踏み込まれ、エア圧力が0.3kg/cm2に設定さ
れたSWIが動作すると、この検出信号は電子制御装M
9の入カポ−)9dに入力され、クラッチ断制御が開始
される。運転者は走行路の状態に応じて、ブレーキ力を
選定し、続いてブレーキスイッチSW2又はSW3がオ
ンになると、電子制御装置は、このブレーキスイッチの
検出信号によって、クラッチ断の目標位置と、クラッチ
断のスピードとを決定し、クラッチアクチュエータに制
御信号を出力する。
り説明する。第4図は、ブレーキスイッチの状態とクラ
ッチ断目標位置との関係を示す説明図である。図に示す
ように、クラッチが完全に接続された状態で、ブレーキ
が踏み込まれ、エア圧力が0.3kg/cm2に設定さ
れたSWIが動作すると、この検出信号は電子制御装M
9の入カポ−)9dに入力され、クラッチ断制御が開始
される。運転者は走行路の状態に応じて、ブレーキ力を
選定し、続いてブレーキスイッチSW2又はSW3がオ
ンになると、電子制御装置は、このブレーキスイッチの
検出信号によって、クラッチ断の目標位置と、クラッチ
断のスピードとを決定し、クラッチアクチュエータに制
御信号を出力する。
第5図は、低用路走行時(a)と、一般路走行時(b)
における特性図である0図に示すように、ブレーキは、
一定のエア圧力以上でオンとなる。また、クラッチ断は
、第4図で説明したように、ブレーキスイッチの状態に
応じて目標位置とスピードが決定される。なお、クラッ
チ断は、ブレーキスイッチの動作とは関係なくエンジン
の急減速によっても制御される。エンジンインプットシ
ャフト回転数は、第8図において説明したものと同じで
ある。
における特性図である0図に示すように、ブレーキは、
一定のエア圧力以上でオンとなる。また、クラッチ断は
、第4図で説明したように、ブレーキスイッチの状態に
応じて目標位置とスピードが決定される。なお、クラッ
チ断は、ブレーキスイッチの動作とは関係なくエンジン
の急減速によっても制御される。エンジンインプットシ
ャフト回転数は、第8図において説明したものと同じで
ある。
一般路走行時には、ブレーキを踏む度に無用なりラッチ
断が生じないように、所定時間、例えば0.8secを
決定し、この時間以上経過した場合にはエンジンスh−
/プを生じる可能性はないものと判断し、クラッチを急
接する。即ち、ブレーキが踏込まれ、クラッチ断に移行
する制御は、設定時間内でのみ行なわれるようにする。
断が生じないように、所定時間、例えば0.8secを
決定し、この時間以上経過した場合にはエンジンスh−
/プを生じる可能性はないものと判断し、クラッチを急
接する。即ち、ブレーキが踏込まれ、クラッチ断に移行
する制御は、設定時間内でのみ行なわれるようにする。
ところで、降板走行中にはクラッチを断とすると、エン
ジンブレーキカの低減による車両走行の危険が生じるの
で、降板走行中には上記したクラッチ断の制御は行なわ
ないようにする。この場合には、走行抵抗を次式で求め
て、降板走行中であるかどうかを検出する。
ジンブレーキカの低減による車両走行の危険が生じるの
で、降板走行中には上記したクラッチ断の制御は行なわ
ないようにする。この場合には、走行抵抗を次式で求め
て、降板走行中であるかどうかを検出する。
P mer = P tae −A X (W/Vs)
X (R/ILf)zX (1/gti) zX (Δ
He/Δt)ここに、Pmer;走行抵抗に相当するエ
ンジン出力 P me ;エンジン出力 A ;定数 W ;車両重量 VS;エンジン総排気量 R:タイヤ半径 弘f;ファイナル比 Ne:エンジン回転速度 t :時間 第6図は、本発明の処理手順を示すフローチャートであ
る0次にこのフローチャートについて説明する。
X (R/ILf)zX (1/gti) zX (Δ
He/Δt)ここに、Pmer;走行抵抗に相当するエ
ンジン出力 P me ;エンジン出力 A ;定数 W ;車両重量 VS;エンジン総排気量 R:タイヤ半径 弘f;ファイナル比 Ne:エンジン回転速度 t :時間 第6図は、本発明の処理手順を示すフローチャートであ
る0次にこのフローチャートについて説明する。
(1)走行抵抗を計算して、設定値と比較し車両が降板
中かどうかをチェックする(ステップP1)。車両が降
板中であれば、ステップPlo以下の処理に移行する。
中かどうかをチェックする(ステップP1)。車両が降
板中であれば、ステップPlo以下の処理に移行する。
車両が降板中でなければ次の処理に進み、ブレーキが踏
み込まれたがどうかをチェックする(ステップP2)。
み込まれたがどうかをチェックする(ステップP2)。
ブレーキがオフであれば、ステップP1.Q以下の処理
に移行し、ブレーキが踏み込まれて、エア圧力が0.3
kg/cm2に設定されたブレーキスイッチsw1がオ
ンの場合には1次の処理に進む。
に移行し、ブレーキが踏み込まれて、エア圧力が0.3
kg/cm2に設定されたブレーキスイッチsw1がオ
ンの場合には1次の処理に進む。
(2)ブレーキスイッチSW2 、SW3の状態をチェ
ックする(ステップP5)。エア圧力が2kg/am2
.4kg/amzに設定されたブレーキスイッチSW2
、SW3がオフであれば、ステラ7’P1 o以下の
処理に移行する。ブレーキスイッチSW2がオンの場合
には、クラッチ断目標位置と、クラッチ断スピードとを
決定しくステップP4)、クラッチアクチュエータを制
御してクラッチを緊急断にする(ステップP5)、設定
時間が経過するまでクラッチ断の制御を続行しくステッ
プP6)、設定時間が経過すればクラッチを再び連接す
る(ステップP7)。
ックする(ステップP5)。エア圧力が2kg/am2
.4kg/amzに設定されたブレーキスイッチSW2
、SW3がオフであれば、ステラ7’P1 o以下の
処理に移行する。ブレーキスイッチSW2がオンの場合
には、クラッチ断目標位置と、クラッチ断スピードとを
決定しくステップP4)、クラッチアクチュエータを制
御してクラッチを緊急断にする(ステップP5)、設定
時間が経過するまでクラッチ断の制御を続行しくステッ
プP6)、設定時間が経過すればクラッチを再び連接す
る(ステップP7)。
(3)ステップP3の処理においてブレーキスイッチS
W3がオンであれば、同様にしてタラッチ断[]標位置
とクラッチ断スピードとを決定しくステップ2日)、ク
ラッチ緊急断の制御を行なう(ステップPs)。
W3がオンであれば、同様にしてタラッチ断[]標位置
とクラッチ断スピードとを決定しくステップ2日)、ク
ラッチ緊急断の制御を行なう(ステップPs)。
(4)ステップPLO””PI3では、ブレーキスイッ
チの状態とは別に、クラッチ断制御を行なうものである
。即ち、 ■エンジン回転センサによるクラッチ断制御(ステップ
P t o ) − (り図示しないインプットシャフト6aの回転数を検出
するセンサの出力信号から減速度を求め、急激な減速が
生じた場合のクラッチ断制御(ステップP□1)。
チの状態とは別に、クラッチ断制御を行なうものである
。即ち、 ■エンジン回転センサによるクラッチ断制御(ステップ
P t o ) − (り図示しないインプットシャフト6aの回転数を検出
するセンサの出力信号から減速度を求め、急激な減速が
生じた場合のクラッチ断制御(ステップP□1)。
■インブー、トシャフト回転数低下によるクラッチ断制
御(ステップP12)− (発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ブレーキ踏込時に
検出圧力の異なる複数のブレーキスイッチによりブレー
キ制動力を検出し、ブレーキスイッチの動作状態に応じ
てクラッチ断の目標位置とクラッチ断のスピードとを決
定しているので、一般路のみならず雪路等の低牌路であ
ってもブレーキ踏込時にエンジンが停止しないようにす
ることができる。
御(ステップP12)− (発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ブレーキ踏込時に
検出圧力の異なる複数のブレーキスイッチによりブレー
キ制動力を検出し、ブレーキスイッチの動作状態に応じ
てクラッチ断の目標位置とクラッチ断のスピードとを決
定しているので、一般路のみならず雪路等の低牌路であ
ってもブレーキ踏込時にエンジンが停止しないようにす
ることができる。
また、一般路走行時に無意味なりラッチ断が防止テキる
ので、エンジンブレーキの低下による車両走行の危険が
生じない等自動クラッチ車両の性能、信頼性を大幅に向
上させることができる。
ので、エンジンブレーキの低下による車両走行の危険が
生じない等自動クラッチ車両の性能、信頼性を大幅に向
上させることができる。
第1図は本発明を実施するための構成図、第2図はブレ
ーキ踏込みエア圧力とブレーキ制動力の関係を示す特性
図、第3図はブレーキ制動力を検出するブレーキスイッ
チの構成図、第4図はブレーキスイッチの状態とクラ−
2チ断目標位置との関係を示す説明図、第5図(a)、
(b)がそれぞれ低ト路走行及び一般路走行の特性図、
第6図は本発明の処理手順を示すフローチャート、第7
図はインプットシャフトの減速度を検出してクラッチ断
制御を行なう例の模式図、第8図はインプットシャフト
の減速度とブレーキ及びクラッチの断接との関連を示す
タイミング図である。 1・・・エンジン、2・・・クラッチ、3・・・クラッ
チアクチュエータ、6・・・変速機、10・・・エンジ
ン回転センサ、12・・・ブレーキペダル、12a・・
・ブレーキエアバルブ、sw、5wt−3W3・・・プ
レーキスインチ。 特許出願人 いす(自動車株式会社 代 理 人 弁理士 辻 實 第1図 第2図 第3図 /2a 家 エ ら −一ご二 肩 第7図 一″′ 第8図
ーキ踏込みエア圧力とブレーキ制動力の関係を示す特性
図、第3図はブレーキ制動力を検出するブレーキスイッ
チの構成図、第4図はブレーキスイッチの状態とクラ−
2チ断目標位置との関係を示す説明図、第5図(a)、
(b)がそれぞれ低ト路走行及び一般路走行の特性図、
第6図は本発明の処理手順を示すフローチャート、第7
図はインプットシャフトの減速度を検出してクラッチ断
制御を行なう例の模式図、第8図はインプットシャフト
の減速度とブレーキ及びクラッチの断接との関連を示す
タイミング図である。 1・・・エンジン、2・・・クラッチ、3・・・クラッ
チアクチュエータ、6・・・変速機、10・・・エンジ
ン回転センサ、12・・・ブレーキペダル、12a・・
・ブレーキエアバルブ、sw、5wt−3W3・・・プ
レーキスインチ。 特許出願人 いす(自動車株式会社 代 理 人 弁理士 辻 實 第1図 第2図 第3図 /2a 家 エ ら −一ご二 肩 第7図 一″′ 第8図
Claims (1)
- 検出圧力の異なる複数のブレーキスイッチによりブレー
キの制動力を検出する手段と、各ブレーキスイッチの動
作状態に応じて、クラッチ断の目標位置とクラッチ断の
スピードを決定する手段と、該決定に基づきクラッチを
緊急断制御する手段とを有することを特徴とする、自動
クラッチ搭載車両のクラッチ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60240777A JPS6299227A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 自動クラツチ搭載車両のクラツチ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60240777A JPS6299227A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 自動クラツチ搭載車両のクラツチ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6299227A true JPS6299227A (ja) | 1987-05-08 |
JPH0474566B2 JPH0474566B2 (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=17064549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60240777A Granted JPS6299227A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 自動クラツチ搭載車両のクラツチ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6299227A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008232161A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 産業用車両の動力伝達方法とその装置 |
WO2011031226A1 (en) * | 2009-09-14 | 2011-03-17 | Scania Cv Ab | Method and system for opening of a clutch |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP60240777A patent/JPS6299227A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008232161A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 産業用車両の動力伝達方法とその装置 |
WO2011031226A1 (en) * | 2009-09-14 | 2011-03-17 | Scania Cv Ab | Method and system for opening of a clutch |
CN102483108A (zh) * | 2009-09-14 | 2012-05-30 | 斯堪尼亚商用车有限公司 | 用于分开离合器的方法和系统 |
EP2478247A1 (en) * | 2009-09-14 | 2012-07-25 | Scania CV AB | Method and system for opening of a clutch |
EP2478247A4 (en) * | 2009-09-14 | 2013-03-06 | Scania Cv Ab | METHOD AND SYSTEM FOR OPENING A CLUTCH |
US8762017B2 (en) | 2009-09-14 | 2014-06-24 | Scania Cv Ab | Method and system for opening of a clutch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0474566B2 (ja) | 1992-11-26 |
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