JPS629875Y2 - - Google Patents

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JPS629875Y2
JPS629875Y2 JP1981017398U JP1739881U JPS629875Y2 JP S629875 Y2 JPS629875 Y2 JP S629875Y2 JP 1981017398 U JP1981017398 U JP 1981017398U JP 1739881 U JP1739881 U JP 1739881U JP S629875 Y2 JPS629875 Y2 JP S629875Y2
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JP
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bedding
conductor
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negative electricity
flexible member
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JP1981017398U
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JPS57130644U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は陰電気を帯電蓄積した健康寝具用芯材
に関し、更に詳しくは繊維素材の有する優れた吸
湿性、寝心地とプラスチツク素材の有する優れた
緩衝作用、応力吸収作用とを組み合せてなり、陰
電気による健康作用と背骨矯正作用とを発揮する
寝具用芯材に関する。
近年、健康に対する関心の昂揚と共に、各種の
健康寝具が開発提案されている。その中の1つ
に、健康に対する陰電気の効用が提唱され、これ
を応用した寝具も提案されている。健康に及ぼす
陰電気の作用については諸説唱えられているが、
一般的には血液中のカルシウム、カリウム等の陽
イオンを増加させ血液を弱アルカリ性にし、また
血流を促す作用があり、これにより食欲増進、疲
労回復、神経系の痛みの緩和、すい眠の促進等の
効果があると言われている。
ところで帯電の現象、メカニズムについては未
だ不明な部分が多いが、経験的に陽陰いずれの側
に帯電する傾向があるかが知られ、静電気系列
(electrostatic series)として報告されている。
これにより静電気の発生量、極性を定性的に知る
ことができる。
本考案者は陰電気を最も効率良く帯電蓄積し
得、且背骨矯正効果を発揮し得る寝具について鋭
意検討した結果、本考案に到達したものである。
即ち、本考案はプラスチツクフオームよりなる
硬質もしくは半硬質部材の表面に通気性ポリウレ
タンフオーム板を重接し、更にその表面の人体と
接する面に、静電気系列の陰電気側に属するウエ
ブからなり内部もしくは表面に導電体を配設した
導電性不織布よりなる柔軟部材を重接してなる寝
具用芯材を提供するものである。
本考案に用いるプラスチツクフオームよりなる
硬質もしくは半硬質部材としては、静電気系列の
陰電気側に属するポリエチレンフオーム、ポリ塩
化ビニルフオーム等が好適である。
硬質もしくは半硬質部材の表面に、波形状凹凸
または突起状隆起を設けることにより、凸部また
は隆起による指圧効果及び凹部による通気効果を
発揮させることができる。また、波形状または突
起状の頂部付近にイボ状突起を設けると、細やか
な指圧効果を生じ、前記波形状凸部、突起状隆起
の大きめの指圧効果と相作用し、デリケートな指
圧作用を奏する。更に波形状、突起状の凹部に貫
通孔を穿設すれば一層通気性が高められ、マツト
レスを常に衛生的に保持できる。尚、波形状凹
凸、突起状隆起、イボ状突起、貫通孔のサイズ、
数等については、実用的範囲で適宜選択すればよ
い。
通気性ポリウレタンフオーム板は、後述するよ
うにすい眠中の寝返りにより吸排気作用を起こ
し、これにより寝具(芯材)を衛生的な状態に保
持する効果を発揮する。表面がプロフアイル加工
(小山隆起形状加工)されたものを用いれば更に
通気性が高められるので好適である。
本考案における不織布はフエルト、ニードルパ
ンチ、タフト、その他ウエブを接着剤、機械的接
合、結束等により接合されたマツト状の構造を有
する布状構造物の全てをいう。不織布の素材とし
ては羽毛、天然繊維、合成繊維のいずれでもよい
が、特にポリアクリル系、ポリエチレン系、ポリ
塩化ビニル系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリエス
テル系等が陰電気に帯電しているので好適であ
る。
導電体としては炭素繊維、金属線例えば銅、ア
ルミニウム、ステンレスまたはそれらの合金、例
えば銅カドミウム合金、銅銀合金、銅スズ合金等
の金属が用いられる。更に、銀、カーボン、銅等
の微粒子を各種プラスチツク材料に混和した導電
性プラスチツクも使用できる。導電体の形状とし
ては、線状、ネツト状、帯状、チツプ状、板状、
布状等が例示されるがネツト状もしくは布状のも
のが好適であり、就中、極細金属線や炭素繊維の
ネツト、炭素繊維布帛が寝心地や自在に折り畳め
る点で好ましい。
導電体は不織布の内部又はその表面に配設され
る。基布を用いない場合は不織布の概ね内部又は
表面に配設される。表面付近に配設する場合は、
導電体が完全にウエブで覆われる程度に埋設する
ことにより、寝心地や美観を損うことがない。一
方、基布を使用する場合は該基布の近辺に配すれ
ばよい。この場合は特に極細金属線や炭素繊維の
ネツトからなる導電体が好ましい。また、基布に
金属線を巻きつけてもよい。更に、極細金属線や
炭素繊維を撚り込んだ撚糸からなる基布を使用し
てもよい。
導電体が線状、ネツト状等である場合、その配
設密度は該導電体の太さ、所望の導電度等にも左
右されるが、概ね10cm2当り5乃至20本程度が好ま
しい。余り密度が大きすぎるとニードルが衝突し
導電体を突き破る率が高くなる。逆に余り小さす
ぎると導電度が低下する。また導電体は全面もし
くは一部に配設する。
柔軟部材、通気性ポリウレタンフオーム板及び
硬質もしくは半硬質部材は夫々中袋に入れ、又は
中袋を省略して直接外装袋に収容し複合寝具とす
る。中袋、外装袋として前記陰電気側に属する繊
維製のものを用いるのが好ましい。本考案の複合
寝具は所謂一枚もの、二枚分割、三枚分割等で使
用できることは勿論である。二枚分割、三枚分割
等の分割タイプの場合には、各寝具片を磁石、両
面粘着テープ、フアスナー、ボタン、「マジツク
テープ(ベルクロ社の登録商標)」等で並接する
か、一体化カバー内に収容すればよい。
本考案の寝具用芯材は柔軟部材の内部もしくは
表面の導電体が帯電防止剤として機能するため、
周辺の不織布に発生した陰電気を効果的に蓄積保
持し、この繊維状構造物の上に横臥することによ
り、陰電気の効能を十分に享受することができ
る。柔軟部材(不織布)に電源を接続し、通電で
きるようにすれば陰電気の蓄積保持効果は益々高
められ、陰電気の効能を一層効果的に享受し得
る。
更に本考案の芯材に陰電気発生装置を接続する
ことにより、尚一層陰電気の健康作用を利用する
ことが可能である。陰電気発生装置は公知のもの
が全て使用でき、連続的に又はタイマーにより間
欠的に陰電気を発生させ、蓄積保持させる。陰電
気発生装置は陰電気の蓄積空間の大きく且つ人体
に直接的に接する柔軟部材(不織布)に接続する
のが好ましい。
本考案のより重要な特徴は、硬質もしくは半硬
質部材と柔軟部材との間に通気性ポリウレタンフ
オーム板を介在せしめた点にある。即ち、従前の
繊維(綿)製布団にあつては、畳ないしはベツド
という平らな平面上で用いられている為、布団と
畳ないしはベツドとの間に空間がなく、寝返りを
打つても空気の流通は殆どゼロである。しかして
人体から発散された汗や老廃物は布団に吸収さ
れ、繊維を伝つて下降し、布団と畳ないしはベツ
ドとの境界面に達し、そこは通風性が遮断されて
いるので、そのまゝ塩分や老廃物を含んだ水分と
して沈着する。梅雨時など数日間も布団を敷きつ
放しにすれば、畳やベツドが濡れた状態となり、
かびが生長することは日常しばしば経験するとこ
ろである。
本考案によれば、導電性不織布は常に通気性ポ
リウレタンフオーム板に接し、更にこれを介して
空気の流通自在の凹部を有する突起状隆起もしく
は波形状に接し、且つ垂直方向の貫通孔に接する
ので、水平、垂直両方向に空気が移動し、すい眠
中に寝返りを繰り返す度に通気性ポリウレタンフ
オーム板によつて空気の排出および吸入が繰り返
され、芯材(寝具)を実質的に完全な乾燥状態に
保持する。
以下、本考案の実施の態様を示す図面に基づい
て更に詳細に説明する。
図1は本考案において柔軟部材として使用する
導電性不織布の一例を示し、極細金属線のネツト
からなる導電体1をウエブ2の略真中部に埋設し
たフエルトの断面概略図である。
図2は導電性不織布の他の例を示すもので、基
布3の横糸に上下交互に極細金属線からなる導電
体1を配し、ウエブ2をニードルパンチングした
不織布の断面概略図を示す。
図3は導電性不織布の更に他の例を示すもの
で、ウエブ2の片面に炭素繊維糸ネツトからなる
導電体1を接合した例を示す概略図である。
図4は本考案の寝具用芯材の実施例を示すもの
で、表面に突起状隆起4を有する硬質又は半硬質
部材5aの表面に通気性ポリウレタンフオーム板
7aを重接し、更に図1に示した柔軟部材6aを
重接してなる芯材を外装袋8に収容して寝具とし
た例である。
図5は表面を波形状凹凸とし、該凸部9にイボ
状突起10を設けた硬質又は半硬質部材5bの表
面に通気性ポリウレタンフオーム板7aを重接
し、更に図2に示した柔軟部材6bを重接して芯
材とし、これを外装袋8に収容して寝具とした例
を示す。
図6は、図5において片面プロフアイル加工さ
れた通気性ポリウレタンフオーム板7bを用い、
更に隣接せる波形状凸部間の凹部に貫通孔11を
設けた例を示す。
図7は、図6において柔軟部材6bに陰電気発
生装置12を接続した例である。
図8は図7に示した構造を有する寝具片3個を
両端が袋状の一体化カバー13内に収納して三分
割寝具とした例を示す。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図3は本考案に使用する柔軟部材の実
施態様を示す概略図、図4乃至図8はいずれも本
考案の寝具用芯材及びそれを使用した実施の一例
を示す概略図である。 1……導電体、2……ウエブ、3……基布、4
……突起状隆起、5a,5b……硬質又は半硬質
部材、6a,6b……柔軟部材、7a……通気性
ポリウレタンフオーム板、7b……プロフアイル
加工された通気性ポリウレタンフオーム板、8…
…外装袋、9……波形状凸部、10……イボ状突
起、11……貫通孔、12……陰電気発生装置、
13……一体化カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プラスチツクフオームよりなる硬質もしくは
    半硬質部材の表面に通気性ポリウレタンフオー
    ム板を重接し、更にその表面の人体と接する面
    に、静電気系列の陰電気側に属するウエブから
    なり内部もしくは表面に導電体を配設した導電
    性不織布よりなる柔軟部材を重接してなる寝具
    用芯材。 (2) 柔軟部材の導電体に陰電気発生装置を接続し
    てなる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の芯
    材。
JP1981017398U 1981-02-09 1981-02-09 Expired JPS629875Y2 (ja)

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JP1981017398U JPS629875Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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JPS57130644U JPS57130644U (ja) 1982-08-14
JPS629875Y2 true JPS629875Y2 (ja) 1987-03-07

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012206A (ja) * 1973-06-02 1975-02-07
JPS5064072A (ja) * 1973-10-05 1975-05-30
JPS559233U (ja) * 1978-06-30 1980-01-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55175445U (ja) * 1979-06-03 1980-12-16

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JPS57130644U (ja) 1982-08-14

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