JP3011828U - 空気孔を有するマットレスの芯材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 マットレスの芯材についてアクリル系プラス
チック等の硬い素材を用い、一方の表面には高さの高い
多数の突起２、２…を、他方の表面には高さの低い多数
の突起５、５…を設け、且つ一方の表面から他方の表面
に貫通する空気孔６、６…を設けたものである。 【作用】この芯材を用いてマットレスに構成したとき
に、使用者の背中を前記突起が押圧するので、マッサー
ジ効果、指圧効果、及び背骨矯正効果がある。しかも芯
材が軽く構成できる。経年変化によるヘタリや劣化が少
ない。また、前記空気孔により、冬季にはマットレスの
下に電熱カーペット等の発熱体をしてば、オンドル効果
によって、暖気が上昇して温かく寝ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はマットレスの芯材及び該芯材を用いたマットレスに関するものである 。特にマットレスの芯材について、これを歪み率の少ない硬いプラスチック素材 を用い、一方の表面には高さの高い多数の突起を、他方の表面には高さの低い多 数の突起を設け、且つ一方の表面から他方の表面に貫通する空気孔を設けた構成 としたもの、このような芯材を布等のカバーで包んでマットレスを構成したとき に、使用者の背骨付近に当たる部分を稜線状に厚くなるように構成したもの、及 ひ前記空気孔は一方の端が太く、他方の端は細く構成した空気孔を有するマット レスの芯材、さらには前記のようなマットレスの芯材を、遠赤外線を放射するセ ラミックを含ませた布等のシート状物で被覆、縫製したマットレスに関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】

従来のマットレスの芯材は、ゴムや人造ゴム等の素材をスポンジ状に構成した ものを主流とし、その他木綿わた、羊毛、藁等を適宜の厚さに成形したものが多 く用いられていた。

【０００３】 このようなマットレスの芯材を布等のシート状物で被覆、縫製してマットレス を構成するものであるが、前記のような各素材を用いたマットレスの芯材につい て比較すると、スポンジ状のものや、スプリングを入れたもの等は、柔らか過ぎ て、これをマットレスとして構成して使用するときに、使用者の体重がかかる部 分、即ち腰の当たる部分が凹んでしまい、そのため使用者は、前屈姿勢の状態に なり、いわゆる猫背の姿勢で寝ることになってしまうことになり、また長年の使 用によってヘタリや劣化が生じて、腰に当たる部分が薄くなり、また弾力も減少 してしまう等の欠点があった。

【０００４】 次に、木綿わた、羊毛等の素材をマットレスの芯材として使用したものは、柔 らかさはスポンジやスプリング等のものよりも少なくて、これらの芯材を有する マットレスは良い姿勢を保って寝るには少しは適しているが、重いことと、やは り長年の間にはヘタリや劣化を生じて、体重の掛かる部分だけが凹んでしまうこ と、および埃を生じたり塵埃を保有してこれを放出し易い等の欠点があった。

【０００５】 藁や草又は麻屑等を成形してマットレスの芯材としたものは、前記各種の素材 の芯材と比較して、もっともヘタリが少なく、適度の硬さを有するので、これら の芯材を有するマットレスを使用して寝るときに、猫背の姿勢にならない等の長 所を有するものであるが、埃を生じたり、塵埃を保有してこれを空中に放出し易 いことは、木綿わたや羊毛以上に著しいという欠点がある。

【０００６】 また全体として重くなり易いことや、ダニ等が繁殖しやすいことも、藁や草又 は麻屑等を素材とするマットレスの芯材の欠点である。

【０００７】

【考案が解決しようとする課題】

解決しようとする課題は、マットレスの芯材としてゴム等を素材としたスポン ジ等のような柔らか過ぎるものでは、これを用いてマットレスを構成したときに 、該マットレスの使用者の体重がかかる部分が凹み過ぎてしまって、いわゆる猫 背の状態になってしまうことや、数年の使用によってマットレスの芯材にヘタリ や劣化が甚だしく生じてしまうこと、木綿わたや羊毛等を素材とするマットレス の芯材は、これを用いてマットレスを構成したときに、体重のかかる部分が凹む ことは少ないが、重いことや、埃を生じたり、塵埃を保有してこれを空中に放出 することが多いこと、藁や草、麻屑等を素材とするマットレスの芯材は、体重の 掛かる部分が凹んだり、経年変化によるヘタリは前記のうちで最も少ないが、重 いことや埃を生じること等は上記木綿綿や羊毛等を素材とするものと同様である 等の点である。

【０００８】 さらに、前記の他に使用者の健康を維持・増進するために、遠赤外線セラミッ クの使用等の工夫がなされるべきである点である。

【０００９】

【課題を解決するための手段】

本考案は前記課題を解決し、さらに本考案のマットレスの芯材を用いて構成し たマットレスが使用者に対してマッサージ効果、指圧効果、背骨矯正効果及び遠 赤外線効果等を有するようなマットレスの芯材を提供するものであって、その構 造はエキスパンデッドポリエチレン、アクリル系プラスチックのような歪み率が ０〜９％程度の硬いプラスチック素材を使用し、一方の表面には高さの高い多数 の突起を、他方の表面には高さの低い多数の突起を、それぞれ設け、且つ一方の 表面から他方の表面に貫通する空気孔を設けたもの、またマットレスの芯材を貫 通する空気孔の太さは、一方の側が太く、他方は細く構成したもの、さらには、 マットレスの芯材は、これを使用してマットレスを構成したときに、使用者の背 骨に当たる部分−すなわち中央部がやや厚く、その両側は、それよりも薄く、稜 線状に構成したものである。

【００１０】 このように構成したマットレスの芯材を、布等のシート状物で被覆・縫製して 、図６に示すように２〜３個を連結してマットレスを構成するものである。

【００１１】 さらに、前記手段と相俟って、使用者の健康を維持・増進するために、前記マ ットレスの芯材を被覆・縫製する布等のシート状物には、遠赤外線を放射するセ ラミックを含んだものを使用し、又は芯材と被覆部材との間に緩衝材として、遠 赤外線を放射するセラミックを含んだ羊毛、わた等を挿んだものを使用したもの である。

【００１２】

【作用】

前記のように構成したマットレスの芯材は、これを用いて前記のようにマット レスに構成したときに、全体が非常に軽くでき、体重がかかる部分が凹むことも 微小であり、しかも使用者の背骨付近に当たる部分が厚くなっているため、胸を 広げる姿勢で寝ることになり、経年変化によるヘタリや劣化もなく、また適度の 突起が使用者の背中に当たる部分に適度の押圧を与えることにより、マッサージ 効果、指圧効果及び背骨矯正効果等を与えるとともに、前記通気孔によって通気 性を有し、夏には適度の涼しさを、冬には保温性を増す等の作用を有するもので ある。

【００１３】 さらに、前記マットレスの芯材を被覆・縫製する布等のシート状物には、遠赤 外線を放射するセラミックを含んだものを使用し、又は芯材と被覆部材との間に 緩衝材として、遠赤外線を放射するセラミックを含んだ羊毛、わた等を挿んだも のを使用したもは、このマットレスの使用者の睡眠中に、マットレスから使用者 の身体へと遠赤外線が放射されることになり、使用者の細胞や毛細血管に賦活作 用を及ぼすものである。

【００１４】

【実施例】

以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図１は本考案を実施せるマットレス芯材１片の平面図、図２は同裏面図、図３ は図１の矢印Ａ方向からの側面図、図４は図１のＢ−Ｂ線一部拡大切面図、図５ は図１のＣ−Ｃ線の一部拡大断面図、図６は本考案のマットレスの芯材を布等の シート状物で被覆・縫製した単位マットレス７、７…の３片を連結して、一連の マットレスとして構成した状態を参考のために示す側面図である。但し図１及び 図２に於ける斜線を施した部分は後述の突起の頂面を示す。

【００１５】 本考案のマットレスの芯材は、歪み率がほとんど０％に近いアクリル樹脂又は 歪み率６〜９％程度のエキスパンデッドポリエチレンのような硬い素材からなっ ている。

【００１６】 その形状は図１、図２、図３及び図４で明らかなように、本考案のマットレス の芯材１の表面には突起２、２…を多数設けてあり、その各突起の頂部は図１及 び図２に斜線を施して示したような形状の、平らな頂面３、３…を形成している 。

【００１７】 裏面にも表面と同様に、図面に斜線を施して示した頂面４、４…を有する突起 ５、５…を多数設けてある。但し、裏面の突起５、５…は表面の突起２、２…と 比較してその高さがあまり高くなく、且つ裏面の突起５、５…の頂面４、４…の 方が表面の突起２、２…の頂面３、３…よりも広く構成し、また突起の高さが低 く構成してある。

【００１８】 また、実施例では、各突起２、２…および５、５…の間には表面から裏面に貫 通する空気孔６、６…を穿った形状に構成してあって、各空気孔６、６…の太さ は裏面に接する側の方が太く、表面に接する側に行くに従って次第に細くなるよ うに構成してある。

【００１９】 図２に示す裏面図において、各空気孔６、６…の周囲の線が太く見えるのは、 各空気孔の手前が大きな円で、空気孔の先方（表面に近い部分）が小さい円によ る二重線が重なって見えるためである。

【００２０】 次に本考案のマットレスの芯材は、これを布等のシート状物で被覆・縫製して マットレスに構成して使用するときに、使用者の背骨付近に当たる部分−すなわ ち中央部が図３に示すように、その両側よりも約１ｃｍ厚くその両側はそれより も次第に薄くなり、稜線状になるように構成してある。すなわち、図１で説明す れば矢印Ａで示す部分が稜線状に高くなっている。図５に示す図１のＣ−Ｃ線一 部拡大断面図において、各表面の突起２、２…及び裏面の突起５、５…が太線状 にも見えるのは、各突起の向う側の突起が次第に高くなっているため、各突起の 上にその向う側の突起を描いたために生じた多重線である。

【００２１】 このようなマットレスの芯材を布等で被覆・縫製してなる単位マットレス７、 ７…を構成し、その２〜３個を連結して図６に側面図（但し、マットレスの連結 構造を示すために、マットレスを完全には展開しないで、各単位マットレス７、 ７…の形状が分かるように描いてある）に示すように寝具としてのマットレスに 構成し、或いはその単体を座蒲団のように使用することもできるものである。

【００２２】 本考案のマットレスの芯材は、これを用いてマットレスを構成するにあたり、 芯材を被覆・縫製する布等の素材は羊毛、木綿、化学繊維等を用い、また芯材と 前記被覆する布等の間に、羊毛、わた、等を緩衝材として介在させて縫製する等 の各種の構成をとることができる。

【００２３】 ところで、本考案においては、前記芯材を被覆する布等の素材として、遠赤外 線を放射するセラミックを含ませた布等を使用することもでき、また芯材と被覆 部材との間の緩衝材として挿む羊毛、木綿わた、化繊わた等に遠赤外線を放射す るセラミックを含ませたものとすることもできるものもある。 遠赤外線を放射するセラミック、又はこれを微細な粉末状にしたものは、市販 されているので、これにバインダーを加えて繊維の中に包含させ、或いは布等に 塗布する等、何れの方法によって前記布等の被覆部材または羊毛等の緩衝部材に 含ませてもよい。

【００２４】 本考案は上記のように、マッサージ効果、指圧効果等の効果を有するマットレ スの芯材に、遠赤外線を放射するセラミックを含ませた布等からなる被覆部材、 或いは緩衝部材を付加することによって、両者の相乗効果によって、一層健康の 維持・増進に役立つようにする作用をも有するものである。

【００２５】

【考案の効果】

本考案のマットレスの芯材は、前記のように構成したから、このマットレスの 芯材を用いてマットレスを構成したときに、次のような各長所を有するマットレ スとなるものである。

【００２６】 すなわち、まず歪み率が０〜９％程度の硬いプラスチックを使用したから（１ ）スポンジ等のような、経年変化によるヘタリが殆どない。 また、歪み率か少ないことにより、（２）睡眠中に猫背の姿勢で寝ることがな いので、猫背の癖のある人についても、これを矯正し、胸を開いた美しい姿勢に することができる。

【００２７】 次に、マットレスの芯材の表面に多数の突起を設けたから、これを用いて構成 したマットレスは、そのまま敷布団として使用し、又は極く薄い敷布団を載せて 使用したときに、（３）前記各突起が使用者の背中を押圧して適宜の刺激を与え るから、マッサージ効果・指圧効果及び背骨矯正等の効果を与え、姿勢の不良に よる各種の疾病を予防することもできるもるのである。

【００２８】 すなわち、背骨の第三頚椎を押圧すると肩こり等に効果があり、第一胸椎を押 圧すると血圧亢進症等に効果があり、第四胸椎を押圧すると糖尿病等に効果があ り、第八胸椎を押圧すると肝臓病一般に効果があり、第十〜第十二胸椎を押圧す るとリューマチや腎臓病等に効果があり、第四腰椎を押圧すると便秘等に効果が あり、尾閣骨を押圧すると座骨神経痛等に効果がある等のことがいわれているが 、本考案の芯材を用いたマットレスは、このような各種の症状に効果があると期 待できるのである。

【００２９】 しかも、前記各突起は、表面（一方の表面）には高さの高い突起を、裏面（他 方の表面）は高さの低い各突起を設けてあるから、（４）これを用いて構成した マットレスの使用者の好みに応じて、前記表面を上側に敷くことによって、突起 が強くてマッサージ効果の高い面が背中に当たるように使用することもできれば 、また前記裏面を上側に敷くことによって、あまり突起が強くなくてソフトな押 圧を与えるようにすることができるものである。

【００３０】 さらに、本考案のマットレスの芯材には多数の空気孔を有するから、これを用 いて構成したマットレスは通気性がある。そのため夏期等にはこのマットレスを そのまま使用し、又はその上に極く薄い敷布団を載せて使用すれば、体温によっ て温まった空気は、マットレスの中にこもらないで、絶えず前記空気孔を通って 上昇し、そのあとには温まっていない室内の空気が流通するから（５）夏期には 非常に涼しく過ごせるマットレスとなり、安眠の助けになる。しかも、空気孔の 太さを、下の方が太く、上の方が細く構成したものは、所謂煙突効果によって前 記空気の流通を一層よくするものである。

【００３１】 また、冬季においては、本考案のマットレスの上にやや厚めの布団を敷くか、 又は本考案のマットレスの下に厚めの布団を敷くことによって、前記空気孔によ る空気の流通をなくすることもでき、この場合には空気孔に閉じ込められた空気 の比熱が非常に低いので、これによる断熱効果によって（６）体温が畳等に逃げ ないで暖かく寝ることができるものである。勿論、（７）本考案のマットレスの 芯材を使用したマットレスの下に電熱カーペットのような発熱体を敷いて使用す れば、該発熱体からの暖気が、本考案のマットレスの芯材の空気孔を通じて上昇 し、オンドル効果によって使用者の体を暖めることにもなるのである。

【００３２】 次にマットレスの芯材の中央部を、その両側よりもやや厚く、稜線状に構成し たものは、これを用いてマットレスを構成したときに、（８）使用者の体重によ って背骨付近だけが沈み込むことが防止でき、睡眠中に両肩が前かがみになるよ うな、猫背の姿勢になるのを防ぐとともに、猫背の癖のある人については、この 癖を矯正し、胸を開いた美しい姿勢が創造でき、健康的な姿勢をつくるのにも役 立つものである。

【００３３】 また、本考案のマットレスの芯材は、前記のようなプラスチックで構成されて いるので、（９）非常に軽いマットレスに構成することができ、持ち運びが便利 であるだけでなく（１０）埃を生じたり、又は塵埃を含んだりすることがないの で、塵埃を吸い込むことによって生じる喘息等を予防できて、極めて衛生的なマ ットレスとなるものである。

【００３４】 また、高齢化社会を前に、老人の失禁等により、布団を汚すことが考えられる が、本考案のマットレスの芯材はフラスチックの素材を使用しているので、（１ １）布等のシート状物から成る被覆部材を外して、芯材を水洗いで簡単にきれい にすることもでき、極めて衛生的である。

【００３５】 本考案のマットレスの芯材が前記のように歪み率の小さい、硬い素材でできて いるので、これを布等のシート状物で被覆・縫製して構成した各単位マットレス ７、７…を用いて一連のマットレスに構成したときに、（１２）該一連のマット レスを畳んでテーブル又は椅子のように使用することもできる。

【００３６】 さらに、上記のようなマットレスの芯材を、遠赤外線を放射するセラミックを 含ませた布等のシート状物によって被覆・縫製し、又は遠赤外線を放射するセラ ミックを含ませた羊毛、わた等を、芯材と被覆部材との間に緩衝材として挿んだ マットレスは、使用者の睡眠中に、体内に遠赤外線が放射されることになる。遠 赤外線は身体の内部にまで浸透し、細胞や血管を賦活する作用があることが知ら れているので、（１４）これによって使用者の細胞の活動が活発になり、毛細血 管の血液の流れを良くして、健康の増進に役立つものである。

【００３７】 しかも、本考案においては、上記のようなマッサージ効果、指圧効果及び背骨 矯正効果を有するので、この効果と前記毛細血管等の賦活効果との相乗効果によ って、一層健康の維持・増進および万病の予防等に役立つという効果を有するの である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案を実施せるマットレスの芯材１片の平
面図である。

【図２】 前記図１の裏面図である。

【図３】 前記図１の矢印Ａ方向からの側面図である。

【図４】 前記図１のＢ−Ｂ線一部拡大切面図である。

【図５】 前記図１のＣ−Ｃ線一部拡大断面図である。

【図６】 本考案のマットレスの芯材３片をカバーで包
み連結して構成したマットレスの側面図である。

【符号の説明】

１…マットレスの芯材 ２…マットレスの表面の突起 ３…前記突起の頂面 ４…マットレスの裏面の突起の頂面 ５…マットレスの裏面の突起 ６…空気孔 ７…本考案の芯材の１片をカバーで包んだ単位マットレ
ス

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 エキスパンデッドポリエチレン、アクリ
   ル系プラスチックのような歪み率が０〜９％程度の硬い
   プラスチック素材を用い、一方の表面には高さの高い多
   数の突起を、他方の表面には高さの低い多数の突起を、
   それぞれ設け、且つ一方の表面から他方の表面に貫通す
   る空気孔を設けたことを特徴とする空気孔を有するマッ
   トレスの芯材。
2. 【請求項２】 マットレスの芯材を貫通する空気孔の太
   さは、一方の側が太く、他方は細く構成したことを特徴
   とする請求項１記載のマットレスの芯材。
3. 【請求項３】 マットレスの芯材は、これを用いてマッ
   トレスを構成したときに使用者の背骨付近に当たる部分
   −すなわち中央部がやや厚く、その両側は、それよりも
   薄く、稜線状に構成した請求項１ないし２記載のマット
   レスの芯材。
4. 【請求項４】 請求項１ないし３記載のマットレスの芯
   材を、遠赤外線を放射するセラミックを含ませた布等の
   シート状物によって被覆・縫製し、又は遠赤外線を放射
   するセラミックを含ませた羊毛、わた等を、前記芯材と
   被覆部材との間に緩衝部材として挿んでなるマットレ
   ス。