JP3024267U - マットレス - Google Patents

マットレス

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JP3024267U
JP3024267U JP1995012466U JP1246695U JP3024267U JP 3024267 U JP3024267 U JP 3024267U JP 1995012466 U JP1995012466 U JP 1995012466U JP 1246695 U JP1246695 U JP 1246695U JP 3024267 U JP3024267 U JP 3024267U
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JP
Japan
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layer
core material
cushion layer
far
infrared radiation
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Application number
JP1995012466U
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English (en)
Inventor
隆祥 山口
Original Assignee
ジャパンライフ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易で十分な磁気治療効果と保温性が
得られ、適度な固さであって、快適な寝心地が得られる
磁気治療用マットレスを提供することを課題とする。 【解決手段】 袋状の包被材1内に芯材2を挿入して成
り、包被材1の上面側は、側生地3、多数本の軟質細棒
状永久磁石4、遠赤外線放射繊維層5及び遠赤外線放射
生地6を積層して製造され、芯材2は発泡ポリエチレン
等の適度な固さの発泡材製であって上面に多数の大突起
9と小突起10とを定間隔置きに突設し、芯材2の上
に、大突起9を逃がす透孔11を形成した高密度ウレタ
ンのクッション層12を重ね、更にその上に、透孔11
に連通していて大突起9を逃がす透孔14を形成した羊
毛フェルト製の保温層13を重ねて、小突起10で以て
クッション層12より上の層を支持させ、積層された芯
材、クッション層及び保温層を保護袋内に収納した状態
で包被材1内に挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マットレス、より詳細には、袋状の包被材内に比較的固めの芯材を 挿入して成る、磁気治療用の磁気要素を備えたマットレスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
磁気が血行を促進し、筋肉のコリをほぐして疲労を回復させるといった磁気治 療効果をもたらすことは広く知られているところであって、永久磁石を含む製品 が種々出回っており、マットレスにも利用されてきている(例えば、日本国実公 昭61−6148号公報)。
【0003】 ところで、従来の磁気マットレスにおいては、永久磁石をマットレス表面に点 在させたものが多いが、その場合製造に手間がかかるだけでなく、磁石が点在し ているために、十分な磁気治療効果を期待することが難しい。また、この種マッ トレスにおいては、背骨の矯正という観点から固い芯材が用いられるが、従来の マットレスにおいては保温性が十分でなく、また、初めて使用する者に対する十 分な配慮がなされていないため、使用当初痛みを感じて却って寝づらいという問 題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように従来の上記種類のマットレスにおいては、製造に手間がかかる 、十分な磁気治療効果が期待できない、保温性に欠けるため熟睡できない、初め て使用する者にとって指圧作用が強過ぎて痛みを感ずるといった多くの問題点が あった。 そこで本考案は、そのような問題がなく、製造が容易で十分な磁気治療効果と 保温性が得られ、適度な固さであって、快適な寝心地が得られる磁気治療用マッ トレスを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、袋状の包被材内に厚板状の芯材を挿入して成るマットレスであって 、前記包被材の上面側は、外側から順に側生地、多数本の軟質細棒状永久磁石、 遠赤外線放射繊維層及び遠赤外線放射生地を積層し、前記永久磁石に沿ってキル ティング処理して製造され、前記芯材は発泡ポリエチレン等の適度な固さの発泡 材製であって上面に多数の大突起と小突起とを定間隔置きに突設し、前記芯材の 上に、前記大突起を逃がす透孔を形成した高密度ウレタンのクッション層を重ね 、更にその上に、前記透孔に連通していてやはり前記大突起を逃がす透孔を形成 した羊毛フェルト製の保温層を重ねて、前記多数の小突起で以て前記クッション 層より上の層を支持させ、前記積層された芯材、クッション層及び保温層を保護 袋内に収納した状態で前記包被材内に挿入して成るマットレス、を以て上記課題 を解決した。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の好ましい実施の形態につき添付図面に依拠して説明する。 図1は本発明に係る磁気治療用マットレスの一部切截斜視図で、図中1は袋状 に形成された包被材、2は包被材1内に挿入された芯材を示している。
【0007】 図3は包被材1の構成を示すもので、包被材1はその上面側、即ち、使用時に おける身体当接面側は、上から順に側生地3、永久磁石4、遠赤外線放射繊維層 5及び遠赤外線放射生地6を積層し、キルティング処理して成る(符号7はキル ティング部を示す。)。
【0008】 永久磁石4は軟質で細棒状のボンド磁石で、連続的にNS交互に着磁したもの である。ここにおいて用いる永久磁石4は、磁力が1000ガウス程度のものが 適しており、シングルサイズのマットレスの場合で約10本、適当な間隔を置い て長さ方向に平行に配置する。永久磁石4の下に、永久磁石4を担持すると共に 、遠赤外線放射繊維層5の繊維が表面側に露出することを防止する保護布5aを 配置してもよい。
【0009】 遠赤外線放射繊維層5は、ポリエステル等の繊維用高分子材料に遠赤外線放射 材料を練り込んで紡糸した繊維に、羊毛繊維を例えば1:1の割合で含有させた ものである。ここにおいて用いる遠赤外線放射材料としては、アルミナ5〜60 重量%、二酸化チタン、炭化チタン及び硼化チタンから選ばれた少なくとも1種 のチタン化合物20〜70重量%、ジルコニア、炭化ジルコニウム及び硼化ジル コニウムから選ばれた少なくとも1種のジルコニウム化合物20〜50重量%、 並びに希土類金属酸化物0.01〜0.5 重量%を含むものであることが好ましい。
【0010】 生体中の水は生体高分子と会合して水和クラスタ−を形成しており、6〜12 μm程度の波長の遠赤外線を吸収し易いものであるが、上記遠赤外線放射材料は 、試験の結果4〜20μm以上の広い波長範囲にわたる遠赤外線を効率よく放射 することができることが判明している。従って、この遠赤外線放射繊維層5によ り、人体の水分子の励起に必要な熱エネルギ−が得られ、体内の代謝を円滑にす ることが期待できる。
【0011】 遠赤外線放射生地6は、遠赤外線の放射源であるセラミックをプリント、ない し、練り込んだ、普通、綿100%の生地である。この遠赤外線放射生地6があ ることにより、就寝中自らの体温で遠赤外線が放射され、以て身体を乾燥させる ことなく身体を芯から温めることが可能となる。
【0012】 上記側生地3、永久磁石4、遠赤外線放射繊維層5、遠赤外線放射生地6をこ の順に積層し、これらをキルティング処理して一体化する。キルティング部7は 、永久磁石4に沿ってその両側に設ける。この方法によれば、永久磁石4の固定 作業、並びに、各層間の固定作業を一度に行なうことができるので、非常に効率 的であり、また、各部を確りと止めることができる。
【0013】 包被材1は、側生地3を延長して袋状に縫合し、一側部にファスナ−、マジッ クテ−プ(登録商標)等を取り付けて開口可能な芯材挿入口を設けて成る。芯材 2は、通例、弾力性と復元性に富む発泡ポリエチレン製で、5cm程の厚さで、 体圧により容易に窪まない固さとされる。マットレスを折畳み可能にする場合は 、芯材2を2つ又は3つに分割する(図示した例は3分割)。分割する場合は、 包被材1には折曲可能な接続部1a、1bを設ける。
【0014】 芯材2の裏面には普通高密度のウレタンシ−ト8が接着される。また、芯材2 の上面には、大突起9と小突起10が定間隔置きに多数突設される。後述するよ うに、この大突起9により指圧効果が得られる。この比較的固い芯材2の存在に より体圧による身体の沈み込みが防止され、背骨の伸びた正しい寝姿勢が保たれ る。
【0015】 芯材2上には、高密度ウレタンフォ−ム製で、大突起9対応部分に大突起9よ りも少し大きめの透孔11を形成したクッション層12が載置される。このクッ ション層12を芯材2上に載置した際、大突起9は透孔11内に逃げるので、ク ッション層12は小突起10により支持されることになる。その際大突起9の上 面が、クッション層12の上面より突出した状態となるようにされる。このクッ ション層12は吸湿、放散性にすぐれ、就寝中、身体に適度な弾力性とソフトな 感触を与える役目を果たす。
【0016】 クッション層12の上には、通例、天然繊維である羊毛フェルト製の保温層1 3が載置される。羊毛フェルトは保温性が高く、しかも吸湿性、放湿性に優れて おり、寝具に用いる天然素材として理想的なものといえる。この保温層13にも 、クッション層12と同様に透孔14が形成される。保温層13はクッション層 12上に密着状態に積層されるが、その際、透孔14内に臨む大突起9の上面が 保温層13の上面よりも少し出た状態となるようにされる。
【0017】 以上の芯材2、ウレタンシ−ト8、クッション層12並びに保温層13は、互 いに接着して積層し、あるいは、単に積層した状態で、不織布製の保護袋15内 に挿入する。保護袋15は上記積層物の形態を保護して各層の効果を十分に発揮 させ、耐久性を高める。芯材2等は保護袋15内に収めた状態で、包被材1の芯 材挿入口内に挿入する。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上述した通りであって、次のようなすぐれた効果を奏する。 (1)就寝中に永久磁石による磁気治療作用(血行促進作用)、遠赤外線放射繊 維層による細胞活性化作用、遠赤外線放射生地及び羊毛フェルト層による 保温作用、芯材による指圧作用の相乗効果が得られ、心地よく熟睡でき、 疲労の早期回復、コリの除去、活力増進等が可能で、寝ながらにして健康 を維持管理できる。
【0019】 (2)遠赤外線放射繊維層があるため、初めて使用する人でも、大突起による指 圧作用にさ程の痛さを感じない。 (3)芯材が適度な固さで身体が沈み込まず、正しい寝姿勢を確保できるので、 就寝中における背骨の不自然な湾曲を防止でき、且つ、湾曲した背骨を矯 正できる。 (4)包被材の上面側の各層をキルティング処理するので、各層の固定作業、殊 に永久磁石の取付作業が容易となるので生産効率が向上するだけでなく、 全体的に丈夫になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るマットレスの一部切截斜視図で
ある。
【図2】 本考案に係るマットレスにおける要部断面斜
視図である。
【図3】 本考案に係る磁気治療用マットレスにおける
包被材の構成(キルティング後)を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 包被材 2 芯材 3 側生地 4 永久磁石 5 遠赤外線放射繊維層 5a 保護布 6 遠赤外線放射生地 7 キルティング部 8 ウレタンシ−ト 9 大突起 10 小突起 11 透孔 12 クッション層 13 保温層 14 透孔 15 保護袋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状の包被材内に厚板状の芯材を挿入し
    て成るマットレスであって、前記包被材の上面側は、外
    側から順に側生地、多数本の軟質細棒状永久磁石、遠赤
    外線放射繊維層及び遠赤外線放射生地を積層し、前記永
    久磁石に沿ってキルティング処理して製造され、前記芯
    材は発泡ポリエチレン等の適度な固さの発泡材製であっ
    て上面に多数の大突起と小突起とを定間隔置きに突設
    し、前記芯材の上に、前記大突起を逃がす透孔を形成し
    た高密度ウレタンのクッション層を重ね、更にその上
    に、前記透孔に連通していてやはり前記大突起を逃がす
    透孔を形成した羊毛フェルト製の保温層を重ねて、前記
    多数の小突起で以て前記クッション層より上の層を支持
    させ、前記積層された芯材、クッション層及び保温層を
    保護袋内に収納した状態で前記包被材内に挿入して成る
    マットレス。
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