JP2002058567A - 木製ベッド - Google Patents

木製ベッド

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JP2002058567A
JP2002058567A JP2000246098A JP2000246098A JP2002058567A JP 2002058567 A JP2002058567 A JP 2002058567A JP 2000246098 A JP2000246098 A JP 2000246098A JP 2000246098 A JP2000246098 A JP 2000246098A JP 2002058567 A JP2002058567 A JP 2002058567A
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JP
Japan
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bed
rod
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wooden
shaped
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JP2000246098A
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English (en)
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Futoshi Oshima
太 大嶋
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KOBISHA KK
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KOBISHA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な通気性を確保しつつ血行促進を促すば
かりでなく、局所的な牽引作用によるマッサージ効果を
得ることができる木製ベッドを提供する。 【解決手段】 ベッドの脚部材2F、2Rは補強板材4
a、4b等で連結し、脚部材2F、2Rの上に複数本の
棒状部材11を載置固定する。各棒状部材11の間に
は、通気性確保のために間隔Cを設け、棒状部材11の
断面形状は上方に凸の半円形に形成する。棒状部材11
の湾曲上面の高さは補強板材4b、6b上面とほぼ同一
とし、棒状部材11両端の嵌合凹部12は補強板材6a
側の突起10に嵌合固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康増進のために
使用して好適なベッドに関し、とくに多数本の木製部材
により床面を構成した木製ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ベッドの床面部は全域が平坦面に
形成されており、その上にクッションマットや敷布団等
の寝具を敷いて使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベッド
の上にクッションマット等の柔らかい寝具を敷いて寝た
場合、血行不良を起こしたり、背骨が湾曲して健康を損
ねることがある。その対応策として、柔らかな寝具を敷
かずに使用することがあるが、この場合、身体とベッド
床面とが直接面接触するため、通気性が阻害され肌が汗
でべとついたり皮膚呼吸を妨げたりし、総じて寝心地が
悪くなるという問題があった。本発明は上記のような問
題点に鑑み、十分な通気性を確保しつつ血行促進を促す
ばかりでなく、局所的な牽引作用によるマッサージ効果
を得ることができる木製ベッドを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明の木製ベ
ッドは、ベッド床面部が、互いに並行に配設した複数の
棒状木製部材からなり、該木製部材の上面側を凸状曲面
に形成したことを特徴とする。
【0005】本発明の木製ベッドでは、左右前後の脚部
材によってベッド床面部を支持し、ベッド床面部を多数
本、例えば15〜30本の棒状の木製部材により構成す
る。これら木製部材は、ベッド長手方向に並べて配置す
るが、木製部材の配列の仕方には、ベッド幅寸法と見合
う長いものを一列に並べる一列タイプと、ベッド幅寸法
よりも短いものを複数列に並べる複列タイプとがある。
木製部材の上側表面は湾曲した凸面状に形成し、その横
断面形状は半円形、円形、楕円形、放物線形のいずれで
も構わない。この湾曲した凸面に身体を載せることによ
り、凸面で押圧された身体局所部位に牽引作用が生じ、
マッサージ効果を得ることができる。
【0006】上記構成において、使用者はなるべくマッ
ト等を敷かずに、そのままベッドの上に仰臥すれば良
い。すると、使用者の背中全体にわたって木製部材の凸
面部により圧迫されて血行が促進される。この場合、肌
は木製部材の凸面部に対し線接触状態となる。その結
果、肌と木製部材との間に空気流通路が形成されて通気
性が確保され、健康に悪い湿気状態、発汗のベトツキ
感、皮膚呼吸阻害などが防止され、寝心地も良くなる。
また、木製ベッドは肌に優しい上に、夏涼しく冬温かく
寝ることができる。本ベットで使用される木材として
は、沈静作用のある芳香を放つ檜等が好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に示す実施例に基づいて説明する。本実施例は、幅寸
法と長さ寸法との比が1.0対1.8である長方形のベ
ッドに適用したもので、木製の棒状部材を20本以上並
行に配して床面を構成したものである。図1は本発明に
係るベッドの一実施例を示す斜視図、図2は同ベッドを
示す正面図、図3は同ベッドを示す上面図、図4は同ベ
ッドを示す側面図、図5は同ベッドの床面部を一部破断
して示す要部詳細図である。
【0008】
【実施例】図1において、1は、幅100センチ、長さ
180センチの標準タイプの長方形ベッドで、ベッド1
は、金属素材等を用いずに木材(檜)のみで製作されて
いる。ベッド1の前部及び後部には、それぞれ、幅方向
Wにおいて相対向する左右一対の脚部材2F、脚部材2
Rが配設されている。一対の前側脚部材2F同士は、下
側補強角材3及び上側補強板材4a、4bにより連結さ
れ、同様に一対の後側脚部材2Rの下部、上部同士も補
強角材3、補強板材4a、4bにより連結されている。
また、前側補強板材4aと後側補強板材4aとの間には
縦サポート角材7が掛け渡され、縦サポート角材7の上
面は、上側補強板材4bの上面よりも所定寸法だけ低く
されている。
【0009】前側脚部材2Fと後側脚部材2Rは、下側
補強角材5及び上側補強板材6a、6bにより連結さ
れ、各補強板材6a、6b及び4a、4bと各脚部材2
F、2Rとは、各々の補強リブ8により強固に連結補強
されている。上側補強部材6aの内面側には、図5に示
すように、該部材6aの長手方向に沿って水平に延びる
支持用の段面部9が形成されていると共に、段面部9の
上面には、後述棒状部材11両端の下面に形成された断
面コ字形の嵌合凹部12に嵌合可能にされた矩形の突起
10が段面部9に沿って一定間隔おきに複数個設けられ
ている。
【0010】11は、ベッド1の床面部を構成する木製
の棒状部材で、ベッド1の長手方向に複数本互いに近接
して配列されている。隣接する棒状部材11の間には、
通気口となる若干の間隔Cが設けられている。棒状部材
11は上側補強板材6a、6bの段面部9及び縦サポー
ト角材7の上に載置して設けられ、全長約100センチ
の略カマボコ形に形成されている。
【0011】図5に示すように、棒状部材11の横断面
形状は、上方に凸の半円弧状とされ、細長い湾曲上面を
有している。棒状部材11の湾曲上面の高さは、ベッド
1の外周縁部である補強板材4b、6bの上面の高さと
ほぼ面一とされている。各棒状部材11両端の下面には
断面コ字形の嵌合凹部12が設けられ、嵌合凹部12
は、補強板材6a内面の突起10に嵌合固定されてい
る。
【0012】このベッド1の使用に際し、使用者はベッ
ド1上に薄手の布団等を敷いて寝ても良いが、特に積極
的な健康増進を図る場合は、ベッド1の床面上にそのま
ま直接寝る方が良い。この場合、当初馴れない間は、タ
オルケットや毛布等のごく薄手の敷物を敷き、馴れるに
従いベッドの上に直に寝られるようにすると良い。
【0013】使用者がベッド1の上に仰臥すると、使用
者の背中や臀部などの各部位が、棒状部材11の凸曲部
に当たる。すると、背中などの各部が局所的に圧迫を受
けることで、圧迫部位を中心として身体各部の血行が著
しく促進されると共に、牽引作用が生じマッサージ効果
が得られる。とくに浅在静脈を刺激して心臓への血液還
流を促進する。この場合、身体と棒状部材11凸曲部と
の当接部は線接触状態となる。そのため、点で接触する
ような状態とは異なり強い痛みを感じることがなく、馴
れるにしたがってほど良い爽快感が得られるようにな
る。
【0014】上記実施例では、隣接する棒状部材11の
間に隙間Cを設けたことで、床面において新鮮な空気が
自由に流通する。これにより、身体と棒状部材11とが
線接触することとも相まって、身体とベッドの間の通気
性が十分確保される。したがって蒸し暑いときでも、身
体が汗や湿気でべとついたりせず、併せて発汗等による
湿気状態を未然に防ぎ、皮膚の衛生上も好適なものとな
る。
【0015】このベッド1は、全体を木製としたため、
金属製ベッドのようにベッド自体の温度が気温変化によ
る影響を受け難く、夏はより涼しく冬はより温かく寝る
ことができるばかりでなく、肌ざわりが良い。また、使
用する木材としては、沈静作用のある芳香を放つ檜等が
好ましく、安眠を誘うことができる。さらに、棒状部材
11の素材としては、間伐材等の木切れ等を用いること
ができるので、木材資源の有効利用及び材料コストを低
減できる点でのメリットがある。さらにまた、ベッド床
面は木目模様を呈して体裁が良くなり、家具としての美
観も向上する。
【0016】尚、本発明は上記実施例に限定されず、種
々の応用変形が可能である。例えば、上記実施例ではベ
ッド全体を木製としたが、床面部以外は必ずしも木質に
する必要はない。しかし、この場合でも違和感を与えず
に寝心地を良くするために、床部上面に露呈される上側
補強板材4b、6b等は、見た目の美しい木材又は樹脂
などの非金属により構成するのが望ましい。また、脚部
材にはキャスターを取り付けて可搬式に構成しても良
い。
【0017】
【発明の効果】以上のごとく本発明の木製ベッドは、床
面部を多数本の棒状木製部材により構成し、木製部材の
上面を凸状曲面に形成したことにより、この凸状曲面に
より背中などの身体各部を圧迫して血行促進を図ること
できると共に、局所牽引作用によるマッサージ効果を得
ることができ、床面部と身体との間の通気性を十分確保
して、皮膚疾患等を招く湿気状態を防止することができ
るなど種々の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るベッドを示す斜視図で
ある。
【図2】同ベッドを示す正面図である。
【図3】同ベッドを示す上面図である。
【図4】同ベッドを示す側面図である。
【図5】同ベッドの床面部を一部断面して示す要部詳細
図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2F 脚部材 2R 脚部材 3 補強角材 4a 補強板材 4b 補強板材 5 補強角材 6a 補強板材 6b 補強板材 7 縦サポート角材 8 補強リブ 9 段面部 10 突起 11 棒状(木製)部材 12 嵌合凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド床面部が、互いに並行に配設され
    た複数の棒状木製部材からなり、該木製部材の上面側を
    凸状曲面に形成したことを特徴とする木製ベッド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004024758A (ja) * 2002-06-28 2004-01-29 France Bed Co Ltd ベッド装置
CN102302290A (zh) * 2011-08-26 2012-01-04 李海仁 一种组装式床垫
CN110801397A (zh) * 2019-10-08 2020-02-18 成都大学附属医院 一种针灸专用床
JP2020151000A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 株式会社イワタ 寝具

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