JPH0626270Y2 - 竹製マット - Google Patents

竹製マット

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JPH0626270Y2
JPH0626270Y2 JP1657191U JP1657191U JPH0626270Y2 JP H0626270 Y2 JPH0626270 Y2 JP H0626270Y2 JP 1657191 U JP1657191 U JP 1657191U JP 1657191 U JP1657191 U JP 1657191U JP H0626270 Y2 JPH0626270 Y2 JP H0626270Y2
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JP
Japan
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bamboo
natural
natural bamboo
user
bamboo mat
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Application number
JP1657191U
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JPH0565332U (ja
Inventor
卓 関
Original Assignee
池原 弘子
卓 関
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Publication date
Application filed by 池原 弘子, 卓 関 filed Critical 池原 弘子
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  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は竹製マットの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自然竹を多数本たいらに並べその
上で睡眠することで、背筋を伸ばしたり、マッサージ効
果を得ることが知られており、布団の中に竹を収納した
ものも提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、多数の自然竹
を一本ずつ並べるのは大変手間を有するし、布団の中に
竹を収納すると、布団が損傷し易くという欠点を有して
いる。
【0004】また、この種の竹製マットは、特に腰痛の
治療に顕著な効果があるが、使用者の病状、習慣、慣れ
等の個人差によって、身体に刺激を伴う異物の上での睡
眠は大きく影響され広く一般に使用されるには至ってい
ない。そこで、竹を布団等に収納して身体への刺激を低
減する試みがなされているが、刺激を低減するとそれだ
け治療効果も低減することになり、さらには、竹はその
中に空気をためた断熱材と見なすことができるから、こ
れを布団綿等で包むと体温で暖まってしまって、寝苦し
くなる欠点をも生ずるものであった。
【0005】すなわち、従来の竹製マットの課題は、使
用者に合わせた刺激力を設定することが困難で、多くの
利用者には異物感を伴って受け入れられないことであ
る。
【0006】そこで、本考案は刺激が少なく、通気性が
あって快適に安眠できる竹製マットを提供することを目
的としたものである。
【課題を解決するための手段】上記の目的に沿い、先述
実用新案登録請求の範囲を要旨とする本考案の構成は前
述課題を解決するために、節を抜いた所定の長さを有す
る自然竹1を多数本たいらに並べ、各自然竹1内には細
長い保持体2を夫々遊挿し、この保持体2の両端を可曲
性連結部材3で順次連結してなる技術的手段を講じたも
のである。
【0007】
【作用】それ故、本考案竹製マットは、簾状の構造とな
るため、収納時は巻取っておき、使用時は巻き戻して敷
設すればよい。そして、使用者は本考案竹製マットの上
に薄い敷物または毛布等を敷いてその上に寝る。する
と、利用者の身体は、多数の自然竹の周面で支承され、
身体に適宜な押圧力を与えるのは従来と同じ作用であ
る。
【0008】そして、本考案は各自然竹1が保持体2で
枢支されているため、この自然竹1は夫々が回転自在な
状態となり、さらに、各自然竹1はこの保持体2を介し
可曲性連結部材3で夫々が順に連結されるため、多少の
平面的移動が許容される作用を呈する。
【0009】上記作用は、従来のものが、指圧作用のみ
を利用していたのに対して、本考案ではマッサージ作用
をも利用せんとする点で大きな相違を有している。すな
わち、使用者は、熟睡している時以外は身体を無意識に
動かして最も寝易い状態を選ぶが、この身体を動かした
際に各自然竹1が回転したり、移動すると当接した身体
の部分をマッサージする作用を呈する。また、この自然
竹1が回転したり、移動することはそれだけ使用者に対
しての刺激力を低減する作用を呈することになる。
【0010】更に、本考案は、自然竹1はその節を抜い
てあるので空気がその中を自由に通がすることができ、
使用者の体温による蓄熱を避ける作用を呈する。
【0011】
【実施例】次に、本考案の実施例を添付図面にしたがっ
て説明する。図中、1が節を抜いた所定の長さを有する
自然竹で、この自然竹1を多数本たいらに並べ、各自然
竹1内には細長い保持体2を夫々遊挿してある。
【0012】上記自然竹1は、その径、長さを特に限定
されるものではないが、体重を支え充分な耐久性を有す
ることが必要で、外径が10〜12cm程度のものが実
際にはもっとも使用し易い。そして、その長さは人がそ
の上で寝た場合に肩幅よりは長いことが必要で、また、
そのうえで寝返り可能な長さとしておくことがよく、9
0cm以上のもの(実施例としては120cm)を使用
するとよい。また、この自然竹1はできるだけ真直ぐの
ものが選定され、節部の外周への突出部は削り落とし、
煮沸防虫加工を施したものを使用することが望ましい。
【0013】また、上記保持体2aとしては、「図1」
例と「図3」例とがロープを使用し、「図2」例は特別
な保持体2aを使用している。この保持体2は自然竹1
内を遊挿して貫通するものであれば適宜なものが使用で
き、また、この保持体2aは各自然竹1ごとに別個に用
意しなくてもよく、「図1」例では一本のロープからな
る保持体2をジグザグ状に各自然竹1内に挿通してい
る。
【0014】なお、「図2」例の保持体2は両端に、後
述する可曲性連結部材3の挿通孔4を一体的に連接した
もので、図示例のものは合成樹脂材で一体成形されてい
るが、細い棒体の両端に挿通孔4を形成する金具(合成
樹脂製金具を含む)を取りつけて形成してもよい。
【0015】そして、上記保持体2の両端を可曲性連結
部材3で順次連結してなる。この可曲性連結部材3とし
ては通常ロープが使用でき、「図1」例ではこのロープ
からなる可曲性連結部材3に同じくロープからなる保持
体2を結びつけて連結してなる。また「図2」例ではこ
の可曲性連結部材3は省略してあるが同様にロープが使
用され、この可曲性連結部材3を保持体2aの挿通孔4
内に挿通するようになしてある。さらに、「図3」例は
可曲性連結部材3に袋体5を使用した例で、全体を被包
する網体(無論、通常の布地でも良い)に保持体2を結
びつけて連結している。なお、この可曲性連結部材3で
の連結にさいしては隣り合う自然竹1どうしが相互に圧
接しないように各自然竹1の間には多少の間隙を有する
ようになすとよい。
【0016】
【考案の効果】本考案竹製マットは上記のごときで、各
自然竹1は保持体2と可曲性連結部材3とで簾状に連結
されているため、収納時は巻き取ってコンパクト化で
き、使用時は巻き戻すことで容易に敷設することができ
る竹製マットを提供することができるものである。
【0017】そして、使用者は敷設した本考案竹製マッ
トの上に直接寝るか、薄い敷物または毛布等の適宜クッ
ション性を有する敷物を本考案竹製マットの上に敷設し
てその上に寝るが、その際に前述したごとく、各自然竹
1は回転可能で、しかも平面的な移動も多祥可能である
ため、使用者がこの上で寝返り等で移動すると、各自然
竹1派回転したり、移動して使用者の身体をマッサージ
し、使用者の健康保持に大きな効果が期待できる。こ
の、効果は従来が押圧作用のみを目的としていたのに比
較して、マッサージ作用を加味することで、凝りの除
去、血行促進に効率的で、その分使用者の体に帯する刺
激力は小さくてすみ、使用者が毛布等を介装する事で異
物感を低減しても充分な効果が期待できる。
【0018】そして、特筆すべき効果は、各自然竹1を
回転自在、かつ、多少の平面的移動を可能としたため、
使用者の体への刺激が低減されることであり、少ない刺
激で大きな治療効果を有する竹製マットを提供すること
ができ、さらには、自然竹1は節を抜いてあるため、そ
の中を空気が自由に通過でき長時間使用しても熱がこも
らず快適な睡眠が可能となるものである。 また、自然竹1は吸湿性に富み、本考案と同一のものを
塩化ビニールパイプで製作して、その上に布団を敷いて
試行したところでは、翌日畳が新聞紙を重ねると一部表
面まで吸い取った水がしみ出す程濡れていたが、自然竹
では畳が濡れることはなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】別の実施例を示す一部切欠部分平面図である。
【図3】さらにもう一つの実施例を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 自然竹 2 保持体 3 可曲性連結部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 節を抜いた所定の長さを有する自然竹1
    を多数本たいらに並べ、各自然竹1内には細長い保持体
    2を夫々遊挿し、この保持体2の両端を可曲性連結部材
    3で順次連結してなる竹製マット。
JP1657191U 1991-02-27 1991-02-27 竹製マット Expired - Lifetime JPH0626270Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1657191U JPH0626270Y2 (ja) 1991-02-27 1991-02-27 竹製マット

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Publication Number Publication Date
JPH0565332U JPH0565332U (ja) 1993-08-31
JPH0626270Y2 true JPH0626270Y2 (ja) 1994-07-20

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ID=11919982

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