JP3031631U - 美容マット - Google Patents

美容マット

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JP3031631U
JP3031631U JP1996005536U JP553696U JP3031631U JP 3031631 U JP3031631 U JP 3031631U JP 1996005536 U JP1996005536 U JP 1996005536U JP 553696 U JP553696 U JP 553696U JP 3031631 U JP3031631 U JP 3031631U
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JP1996005536U
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驍 小林
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小林産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 美容及び健康に有効な美容マットを提供す
る。 【解決手段】 セラミックを合成繊維に練り込み加工し
て綿状と成した中綿を内装し、該中綿下部にして、且つ
腰及び下肢の対応部位の夫々に袋状の収納部を配設し、
該収納部に電気発熱体及びマイナス・イオン電極を内蔵
した温熱・イオンマット12を出し入れ自在と成し、該温
熱・イオンマット12を温熱回路及び電位発生回路を内蔵
したコントローラーに接続することにより、温熱・イオ
ンマット12及び体温にて中綿のセラミックを加温し、該
セラミックからの遠赤外線放射にて身体全体を温め、又
温熱・イオンマット12からのマイナスイオンを腰又は下
肢に浴びせ、人体へのかかる温熱効果及び電位効果を、
寝ながらにして美容及び健康に有効的に作用させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は美容及び健康に効果的な美容マットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、布団の中綿は天然の綿花、化繊綿を布団側で被覆したものが一般的であ るも、かかる布団にあっては、基本的なる吸湿性、保温性を充足しているだけで あり、近年健康管理や美容について叫ばれているにも拘らず、睡眠中での長い時 間を活用して、健康促進や美容的効果を図ることはできなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は温熱とマイナスイオン電位の一方又は両方を人体に作用させて、寝な がらにして美容及び健康に有効な美容マットを提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来技術に基づく、健康促進や美容的効果が図れない課題に鑑み 、セラミックを合成繊維に練り込み加工して綿状と成した中綿を内装し、該中綿 下部にして、且つ人体の腰及び下肢の対応部位の夫々に袋状の収納部を配設し、 該収納部に電気発熱体及びマイナス・イオン電極を内蔵した温熱・イオンマット を出し入れ自在と成し、該温熱・イオンマットを温熱回路及び電位発生回路を内 蔵したコントローラーに接続することにより、温熱・イオンマットの電気発熱体 及び体温にて中綿のセラミックを加温し、該セラミックから遠赤外線を効率良く 放射して身体全体を温め、又腰又は下肢に対応して局部的に位置決めされた温熱 ・イオンマットからのマイナスイオンを腰又は下肢に浴びせ、人体へのかかる温 熱効果及び電位効果を、寝ながらにして美容及び健康に有効的に作用させる様に して、上記欠点を解決せんとしたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】 以下本考案の実施の形態を図面に基づいて説明すると、 1は本考案に係る美容マットであり、該美容マット1は上面を綿サテン2、下 面をエステルスエード3からなる外装4で内部を被覆形成し、その内部中間をタ フタ5、綿ブロード6の中間シート7で上層及び下層に仕切り、上層には上から 順にウレタン8及び中綿9、下層には硬綿10を内装し、中間シート7は仰臥位で の人体の腰及び下肢に対応する中央部及び一端側の夫々を袋状に形成して収納部 11、11a となし、該収納部11、11a のいずれかに温熱・イオンマット12を出し入 れ自在に収納する様になしている。
【0006】 又、綿サテン2とエステルスエード3の継ぎ目となる美容マット1の外装4の 一側方にはファスナー13を設けて開閉自在となし、収納部11、11a の一方に温熱 ・イオンマット12を入れ換え出来る様になしている。
【0007】 尚、図2において、収納部11、11a は断面楕円状に膨らんだ状態で示されてい るが、温熱・イオンマット12を収納しない一方の収納部11、11a は中綿9と硬綿 10で圧接され、略平坦状に収縮している。
【0008】 中綿9はセラミックを化繊綿であるポリエステル等の合成繊維に練り込み加工 して綿状と成すと共に、合成樹脂による綿繊維の接着により、略平板状に形状安 定性を付与したものであり、セラミックとしては珪酸ジルコニウム系セラミック 、他に従来のアルミナ、ジルコニウムや、これらに比べ少量でも遠赤外線放射効 果の高い超偏平天然雲母(セリサイト)を使用し、又形状安定性を付与する手段 としては、例えばセラミックを練り込み加工した合成樹脂をカード(梳綿)機等 にてウェブ(展綿)を形成し、該ウェブに樹脂エマルジョンをスプレー状に散布 すると共に、ウェブを重ね合わせて加圧、乾燥する方法等により得ている。
【0009】 尚、中綿9及び硬綿10の繊維には、持続性のある殺虫剤を染み込ませて、ダニ 等の防虫処理を施している。
【0010】 温熱・イオンマット12は、柔軟性を有すると共に、シート状に形成され、その 内部に電熱線などの線状の電気発熱体と、マイナス・イオン電極(導子)(図示 せず)を組み込み、温熱・イオンマット12に接続コード14を介してコントローラ ー15に接続している。
【0011】 コントローラー15は、−350〜−800Vのマイナス電気(マイナスイオン )を負荷する電位発生回路及び温熱用回路等を内蔵し、コントローラー15の操作 パネルには、電気発熱体及びマイナス・イオン電極のスイッチ、出力調整ダイヤ ル等が配設されている。
【0012】 又、上記温熱・イオンマット12は、これ単独でも、美容マットとして使用する ことも出来る。
【0013】 次に本考案に係る美容マットの作用について説明すると、 美容マット1内部の中央及び一端側に設けた収納部11、11a のいずれかに温熱 ・イオンマット12を収納し、ファスナー13を閉じる。
【0014】 この場合、中央の収納部11は人体の腰に対応し、一端側の収納部11a は人体の 下肢に対応させ、頭寒足熱状態の設定、又は冷え性、疲労集中箇所への対応設定 となしている。
【0015】 そして、コントローラー15のスイッチで電気発熱体及びマイナス・イオン電極 の一方又は両方を印加させる。
【0016】 温熱・イオンマット12における電気発熱体及び体温にて、中綿9に練り込み加 工したセラミックは加温され、これにより美容マット1上の身体全体にセラミッ クから遠赤外線(波長7〜14μ) を効率良く放射し、特に温熱・イオンマット12 が収納された部位は遠赤外線による温熱効果を増す。
【0017】 又、温熱・イオンマット12におけるマイナス・イオン電極により、−350〜 −800Vの範囲内のマイナスイオンを発生させる。
【0018】 又、切替えスイッチにより、電位治療と温熱が使い分けられるので、例えば温 かい春・夏にはマイナスイオンによる電位治療、寒くなる秋・冬には電位と温熱 が使用でき、1年中快適な睡眠を通じて、体をリフレッシュすることもできる。
【0019】 温熱・イオンマット12を美容マット1内より必要に応じて取り出し、単独で人 体各部に直接に接触させて使用することも可能であり、又温熱・イオンマット12 を使用せずに、美容マット1を使用するだけでも、中綿9のセラミックが体温に て加温され、身体全体に遠赤外線を放射する。
【0020】 又、中綿9は樹脂接着によって形状安定性を付与されているため、任意の部位 に片寄ったり、中綿9が部分的に分離して強つくことがなく、又硬綿10を使用す るにより、背筋が伸びて背骨を健やかに保ち、身体に無理のない姿勢で睡眠でき る。
【0021】 更に、中綿9及び硬綿10は防虫処理が施されているため、ダニを全く寄せつけ ず、アレルギーのある人でも安心でき、又中綿9はセラミックを合成繊維に練り 込み加工して成るため、耐久性に優れ、曲げても、洗濯してもセラミックが落ち ることはなく、使用により美容マット1内に含浸された人体水分を、洗濯(ドラ イクリーニング)にて、排除することにより、性能が回復、再生させられる。
【0022】
【考案の効果】
要するに本考案は、電気発熱体及びマイナス・イオン電極を内蔵した温熱・イ オンマット12を、温熱回路及び電位発生回路を内蔵したコントローラー15に接続 したので、温熱・イオンマット12を、寝ながらにして、人体に直接接触させて使 用することが出来、温熱・イオンマット12から発生するマイナスイオンにより、 血液中のナトリウム及びカルシウムのイオン化量を増大させ、これにより酸性化 している人体の弱アルカリ化、及び血液やリンパの流れ、細胞の新陳代謝を促進 させて健康体質を増進でき、かかる電位効果で体のバランスを整え、なかなか寝 つかれない人など、ぐっすり眠れる様に改善され、美容効果にも不可欠な条件と なる快眠が得られ、又温熱・イオンマット12からの温熱により、人体表面が加温 され、血行を良好にし、筋肉のこりをほぐし、疲れを癒したり、神経痛の痛みを 和らげられる。
【0023】 又、セラミックを合成繊維に練り込み加工して綿状と成した中綿9を内装した ので、単にセラミックを付着させたものに比し、遠赤外線の放射効率を向上させ ることが出来、中綿9のセラミックが温熱・イオンマット12の電気発熱体及び体 温にて加温されることにより、セラミックから遠赤外線(波長7〜14μ)を効率 良く身体全体へ放射させ、かかる遠赤外線により、皮膚の表面だけ温めるだけで なく、皮膚の奥深くまで浸透し、身体を芯から温め、そのため血管が拡張するこ とにより、血液の循環が良くなり、細胞の働きが活発となり、新陳代謝が促進さ れるため、睡眠中筋肉の緊張をときほぐして身体をリラックスさせ、心身ともに 安眠をもたらし、自然と身体をリフレッシュすることが出来、しかも体表温度の 上昇で、脂肪の分解作用や皮膚細胞の活性化など美肌・痩身効果に有効的に作用 させられる。
【0024】 又、中綿9下部にして、且つ人体の腰及び下肢の対応部位の夫々に袋状の収納 部11、11a を配設し、該収納部11、11a に前記温熱・イオンマット12を出し入れ 自在と成したので、寝相によっても温熱・イオンマット12が位置ずれすることは なく、常に腰又は下肢にマイナスイオンを浴びせると共に、他の部分より高い遠 赤外線放射率で加温させられ、マイナスイオンによって、その人体部位を中心に 血液中のナトリウム及びカルシウムのイオン化量を増大させ、これにより酸性化 している人体の弱アルカリ化及び血液やリンパの流れを促進して、肥満の原因と なる要因を解消する等上記と同様なる効果を奏することが出来、又他の部位より も放射率の高い遠赤外線放射による温熱効果との相乗効果により、頭寒足熱の理 想的な睡眠をもたらしたり、疲労回復や冷え性などに有効に作用したり、胃腸の 働きを活発にしたり、腰痛、神経痛を和らげ、又若々しい皮膚を甦えさせられ、 これにより体質改善を伴いながら自然治癒力を増幅させられる。
【0025】 又、本考案によれば、収納部11、11a より温熱・イオンマット12が出し入れ自 在なため、温熱・イオンマット12を取り出して、所望する人体部位に直接に接触 して使用することや、温熱・イオンマット12を使用せず、睡眠するだけでも、体 温による中綿9の加温により、身体全体へ遠赤外線を放射でき、多様な使用が可 能である等その実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る美容マットの斜視図である。
【図2】図1の簡略断面図である。
【図3】温熱・イオンマットの斜視図である。
【符号の説明】
9 中綿 11、11a 収納部 12 温熱・イオンマット 15 コントローラー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気発熱体及びマイナス・イオン電極を
    内蔵した温熱・イオンマットを、温熱回路及び電位発生
    回路を内蔵したコントローラーに接続したことを特徴と
    する美容マット。
  2. 【請求項2】セラミックを合成繊維に練り込み加工して
    綿状と成した中綿を内装し、該中綿下部にして、且つ人
    体の腰及び下肢の対応部位の夫々に袋状の収納部を配設
    し、該収納部に前記温熱・イオンマットを出し入れ自在
    と成したことを特徴とする請求項1の美容マット。
JP1996005536U 1996-05-24 1996-05-24 美容マット Expired - Lifetime JP3031631U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004267370A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Sanritsu Denki Kk 美顔器

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