JPS6297669A - 耐チツプ塗装法 - Google Patents

耐チツプ塗装法

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Publication number
JPS6297669A
JPS6297669A JP23704885A JP23704885A JPS6297669A JP S6297669 A JPS6297669 A JP S6297669A JP 23704885 A JP23704885 A JP 23704885A JP 23704885 A JP23704885 A JP 23704885A JP S6297669 A JPS6297669 A JP S6297669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
main body
paint
chip
roller main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23704885A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Ishikawa
石川 雅己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP23704885A priority Critical patent/JPS6297669A/ja
Publication of JPS6297669A publication Critical patent/JPS6297669A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は耐チップ塗装法に関する。
[従来の技術] 自動車においては、走行中に飛びはねた石などにより塗
膜が損傷され、防錆性が損なわれるのを防止するため、
ボデーの下部に塗膜の厚い耐チップ塗装を施している。
耐チップ塗装はたとえば第5図および第6図(第5図の
(Y)−(Y)線拡大部分断面図)に示されるごとく、
ボデー(30)のロッカーパネルやクォータパネルなど
の下部における耐チップ塗料を塗布する部位と他の部位
との境界部にマスキングテープ(34)を貼着し、それ
にマスキング紙(35)の端部を貼着して耐チップ塗料
を塗布する部位を除いてボデー(30)全体を被覆した
のち、耐チップ塗料をエアスプレー法により塗布して、
耐チップ塗膜(36)を形成している。
最近は防錆性を向上するため、第6図に示されるごとく
ホイールアーチ部(32)のフランジ(33)にも耐チ
ップ塗膜(36)を形成することが多いが、そのばあい
もフェンダ−(31)やクォータパネルに耐チップ塗料
が飛散し、付着すると塗装の外観品質の不良を招来する
から、フェンダ−(31)やクォータパネルの全面にマ
スキングを施している。しかもホイールアーチ部(32
)にマスキングを施すばあいはマスキングテープ(34
)として型テープを必要とする。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、ホイールアーチフランジ(33)の幅は
通常10〜15ff1m程度であり、このような狭い領
域に耐チップ塗料を塗布するのに前記のごとくフェンダ
−やクォータパネル全体にマスキングを施すのは非能率
的であり、また塗装時において塗料の塗着効率が非常に
わるく、塗料ロスが大きい。
そこで本発明者はホイールアーチフランジ(33)に耐
チップ塗料を塗布するのにマスキングが不要でかつ塗着
効率の高い塗布法としてローラーによる塗布を検討した
。しかし一般に市販されている塗料塗布用ローラーを用
いるばあいはつぎのごとき不具合があり、ローラーによ
る塗布法は採用しがたいことが判明した。すなわち市販
のローラーの表面は平滑であるため、ローラーが滑って
回転せす、そのため均一な厚さの塗膜を形成しがたい。
またたとえ回転したとしてもえられる塗膜の厚さく乾燥
後の厚さ、以下同様)が最大40μ程度であり、耐チッ
プ塗装に要求される 100μ程度の均一な厚さの塗膜
がえられがたい。
本発明は、前記のごとき不具合が解消されたローラーに
よる耐チップ塗料の塗布法を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] すなわち本発明は、自動車ボデーに耐チップ塗装を施す
に際し、回転面に回転軸方向に沿う溝を設けてなるロー
ラーによって耐チップ塗料を塗布することを特徴とする
耐チップ塗装法に関する。
[作 用] ローラーに回転軸方向に沿う溝を設けたことによって、
ローラーの滑りが防止され、均一回転が可能となる。ま
た前記溝に耐チップ塗料が保持されるので、耐チップ塗
装に要求される所定の塗膜厚さが確保される。
[実施例] つぎに図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明に用いるローラーの一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図の(2)−口線拡大断面図である。
第1〜2図において、(1)はローラ一本体であり、該
ローラ一本体の回転面の全周には回転軸(2)に沿う溝
(3)が設けられている。ローラ一本体(1)は支持部
材(4)に回転可能に支承され、支持部材(4)の端部
には握り部(5)が設けられている。
前記ローラーを耐チップ塗料中に浸漬し、引上げると耐
チップ塗料(6)がローラ一本体(1)の合溝(3)に
表面張力の作用などにより保持される。
このローラ一本体(1)を被塗装面に軽く押しあて押す
とローラ一本体(1)が回転し、それとともに溝(3)
に保持されている耐チップ塗料(6)が被塗装面に移行
し、耐チップ塗膜が形成される。その際ローラ一本体(
1)の回転面に溝が設けられているため、被塗装面との
間の摩擦力が大きく、そのためローラ一本体(1)の滑
りが防止され確実に回転する。さらにローラ一本体(1
)の回転に伴なって合溝(3)に保持されている耐チッ
プ塗料が順次被塗装面に移行するから所望の塗膜厚さを
確保できる。
前記実施例のローラーを用いるばあいは、塗膜厚さは溝
(3)の断面積によってほぼきまる。溝(3)の断面形
状は塗料を有効に保持しうるちのであればとくに制限さ
れず、たとえば角形、U字形、■字形、半円形などの形
状があげられる。
溝(3)の深さは1〜3+nm程度が適当であり、溝(
3)の開口幅は1〜3alff1程度が適当である。溝
(3)の深さ、開口幅が前記範囲より外れると塗料の保
持量が少なすぎるか、あるいは保持量が一定しなくなる
。溝(3)のピッチは溝(3)の深さおよび開口幅が前
記範囲のばあい、円周の長さlocmあたり 100〜
150本程度とするのが適当である。
前記実施例の具体例を述べると、直径100[nl1l
の円筒状ローラ一本体(1)の回転面に深さ1 +n+
n。
開口幅2a+mの角形の溝(3)を 150本設けたロ
ーラーで固形分量70重量%の耐チップ塗料をホイール
アーチフランジに塗布するばあい、第3図に示されるご
とく、ローラ一本体(1)への塗料の付着、ローラー塗
布の操作を3回程度繰返すことによって約 100μの
均一な厚さの耐チップ塗膜を形成することができる。第
3図において(R+ ) 、(R2)および(R3)は
それぞれ1回の塗布作業で塗布される範囲を示す。
第4図は本発明で用いるローラーの別の実施例を示す斜
視図である。前記実施例のローラーのばあいは溝に保持
される塗料の量により1回の塗布長が規制されるが、本
実施例のものはローラーガンに構成されており、塗料を
溝に塗膜厚さに見合って一定速度で自動供給することに
よって塗布操作をより一層簡便にしたものである。
第4図において、01)はローラ一本体であり、該ロー
ラ一本体の回転面の全周には回転軸(+21に沿う溝(
13)が設けられている。ローラ一本体a+)は支持部
材圓に回転可能に支承され、エアモータ圏によって回転
駆動される。G■はエアモータのを駆動させるための圧
縮空気を供給するためのエアパイプであり、このものは
圧縮空気源(17)に接続されている。支持部材04)
の端部は握り部0aに固着されている。該握り部Oaの
先端部には塗料吐出用のスリット状ノズルa9が設けら
れており、ノズル09はそのスリットがローラ一本体0
11の湾口に平行になるようにローラ一本体01)の表
面に近接して設けられている。貯槽■中の耐チップ塗料
は圧送ポンプ囲により配管nを通してノズル(1c1に
送られ、該ノズルからローラ一本体01)の表面に吐出
される。
前記ローラーガンにより耐チップ塗料を塗布するには、
エアモータ圏に圧縮空気を供給してローラ一本体01)
を一定速度で回転させながら、ノズル09から耐チップ
塗料を等速度で吐出し、コーラ一本体旧)の表面に供給
する。この状態でローラ一本体a11をホイールアーチ
フランジ部に軽く押しつけるとローラ一本体01)の回
転駆動力によりローラ一本体01)が移動し、溝03に
保持されている耐チップ塗料が順次ホイールアーチフラ
ンジ部に塗布され、所望の厚さの均一な耐チップ塗膜が
形成される。
前記ローラーガンによるときは、塗料が連続的に供給さ
れるので、第1〜2図に示されるローラーのごとく塗布
作業を中断して塗料を再補給する必要がない。またロー
ラ一本体01)の’tRDの断面積を変えなくともロー
ラ一本体(Illへの塗料の供給速度を調節することに
よって塗膜厚さを任意に選択することができる。またロ
ーラ一本体01)が一定速度で回転するから塗膜厚さが
より均一となる。
ローラ一本体011の溝031の断面形状、寸法などは
ローラ一本体(1)のばあいと同様でよい。ローラ一本
体01)の駆動手段としてはエアモータ圏に限らず、電
動モータなども採用できる。
ローラ一本体(1)、01)の材質なとは従来のものと
同様でよく、たとえばステンレススチール、ポリプロピ
レン、ナイロン、テフロン、ポリエチレンなどがあげら
れる。
本発明の耐チップ塗装法はホイールアーチフランジの塗
装のみならず、あらゆる部位の耐チップ塗装に適用しう
ろことは勿論である。
[発明の効果] ローラーに回転軸方向に沿う溝を設けたことによってロ
ーラーの滑りが防止され、均一回転が可能となり、また
前記溝に塗料が保持されるので耐チップ塗装に要求され
る均一で厚膜の塗膜をうろことができる。そのためマス
キングを施すことなく、ローラー塗布によって良好な耐
チップ塗装が可能になった。さらにスプレー法によるよ
うにオーバーダストの飛散がないため、塗装室が汚れず
、溶剤やダストを排気するブースを必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いるローラーの一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図の閃〜閃線拡大断面図、第3図は前
記実施例のローラーを用いてホイールアーチフランジに
耐チップ塗料を塗布する際の説明図、第4図は本発明に
用いるローラーの他の実施例を示す斜視図、第5図は従
来の耐チップ塗装法を示す説明図、第6図は第5図の(
Y) −(Y)線拡大部分断面図である。 (図面の主要符号) (1)、 (111:ローラ一本体 (3)、Q3I:溝 (33) :ホイールアーチフランジ 1 :ローラ一本体 36:ホイールアーチフランジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動車ボデーに耐チップ塗装を施すに際し、回転面
    に回転軸方向に沿う溝を設けてなるローラーによって耐
    チップ塗料を塗布することを特徴とする耐チップ塗装法
JP23704885A 1985-10-23 1985-10-23 耐チツプ塗装法 Pending JPS6297669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23704885A JPS6297669A (ja) 1985-10-23 1985-10-23 耐チツプ塗装法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23704885A JPS6297669A (ja) 1985-10-23 1985-10-23 耐チツプ塗装法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6297669A true JPS6297669A (ja) 1987-05-07

Family

ID=17009632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23704885A Pending JPS6297669A (ja) 1985-10-23 1985-10-23 耐チツプ塗装法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6297669A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0199466U (ja) * 1987-12-24 1989-07-04
JPH03282694A (ja) * 1990-03-29 1991-12-12 Nitta Ind Corp 自由落下方式のコインシュート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0199466U (ja) * 1987-12-24 1989-07-04
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