JPS629735A - 油圧回転弁用ロ−タの面取り方法 - Google Patents

油圧回転弁用ロ−タの面取り方法

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JPS629735A
JPS629735A JP14773685A JP14773685A JPS629735A JP S629735 A JPS629735 A JP S629735A JP 14773685 A JP14773685 A JP 14773685A JP 14773685 A JP14773685 A JP 14773685A JP S629735 A JPS629735 A JP S629735A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
rolling
side wall
groove
rolling tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP14773685A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Seki
関 隆夫
Kazuhisa Kumegawa
粂川 和久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS629735A publication Critical patent/JPS629735A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両の動力舵取装置等に用いられる油圧回転
弁に係り、特にその弁ロータの溝の両壁端縁に面取り部
を形成する方法に関するものである。
[従来の技術] 動力舵取装置等に用いられる油圧回転弁は、複数個の軸
方向溝が形成された弁ロータと、この弁ロータの外周に
回転自在に嵌装され、その内面に弁ロータの溝の周方向
両側に重合しうる軸方向溝ヲ有スる弁スリーブとから構
成され、これら弁ロータと弁スリーブとの相対回転変位
に応じてパワーシリンダへの圧力流体の給排を制御する
ものである。そして、上記弁ロータ及び弁スリーブの両
者の溝がオーバラップする部分の形状によって回転弁の
油圧特性が決定されるものであることから、最適操舵力
特性を得るために弁ロータの溝の両壁端縁に所定形状の
面取り部を形成するようにした油圧回転弁が従来から知
られている。
このような弁ロータの溝の面取り部を形成する方法とし
て、種々の方法が行なわれており、一般には、平面研削
盤を用いて研削加工を行なう方法がとられていたが、こ
の方法によれば、6溝ごとに順次研削を行なわなければ
ならず加工時間が長くなるという欠点があり、又、曲線
的な面取り加工をすることは不可能であるため、好適な
操舵力特性を得ることは困難であった。そのために、研
削、切削等の方法によらず、溝に工具を圧接させること
により素材を塑性変形させて面取り部を形成する方法が
提案された(特公昭52−4807号公報、特開昭53
−951132号公報等)、シかしながら、いずれの方
法によっても、弁ロータに形成された溝と同数の工具を
用いるか或は単一の工具で複数回の工程を行なうことが
必要であり、多数の工具を必要とすることはコスト面で
好ましくなく、又、多数の工程を経て成形することは生
産効率上好ましくないという欠点を有していた。
そこで、複数の突起が形成された転造工具を、ワークに
簡易な構造の装置を押圧させつつ転勤させることにより
、効率よく面取り部を形成する方法が提案されている(
特開昭59−120333号公報)、これを図示したも
のが第3図で、弁ロータ(1)の6溝(2)の両側壁端
(2a) 、 (2b)に面取り部(3)・(3)を形
成するためには6溝(2)の溝幅(りより若干狭小に形
成された転造工具(4)の1対の突起(5)、(5)を
図示のように嵌入させて矢印方向に押圧転勤すると両側
壁端(2a) 、 (2b)が同一方向に塑性変形して
面取り部(3) 、(3)を形成するものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述の如き転造工具によって各軸方向溝
の両側壁を連続的に加工した場合には、溝の両側壁が変
形される方向が図示のように逆となり、一方の側壁の塑
性変形された部分は溝内に入り、他方の側壁の変形され
た部分は弁ロータの外周側へ押し出されるという結果と
なっていた。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、簡単な装置に
より効率よく製造することができ、しかも、弁ロータの
外周側にパリの出るおそれのない面取り方法を提供する
ものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明方法は、先ず、複数の溝が所定間隔をもって軸方
向に形成されたロータを回転自在に回転センサに支持す
る一方、互いに逆方向に傾斜した面を有する突起が上記
溝間隔に対応して各々複数形成された軸芯を等しくする
第1転造工具、第2転造工具を備えて成る転造工具を上
記ロータ軸芯に対して平行に配置する0次いで、第1転
造工具の突起を上記溝の側壁端に位置させて突起の傾斜
方向に押圧転勤させながら各側壁端に面取り部を成形し
た後、上記ロータを第2転造工具側に移動させ該ロータ
溝の他方の側壁端を該転造工具の突起に当て押圧しつつ
該転造工具を逆方向に転動させて他方の側壁端に面取り
部を成形するようにしたものである。
[作用] 本発明方法によれば、各ロータ溝の側壁端に面取り部を
成形する際、各側壁端が必ず溝内側に塑性変形するよう
に転造工具を押圧転勤させるため、ロータ周面にパリが
形成されるということはない。
[実施例] 以下第1図、第2図に示す実施例に基づいて本発明を説
明する。なお、図中従来と同−又は相当部分には同一符
号を付して説明する0図は互いに逆方向の傾斜として形
成された突起を備えた転造工具をそれぞれ対向配置し、
これら両者によってロータを挟圧した状態で相互に同一
側壁端に面取り部を形成するように構成したものである
。すなわち、ロータ(1)はその両端を回転センサ(8
)。
(6)によって回転自在に支持され、このように支持さ
れたロータ(1)に対して、図中、上下からロータ(1
)を挾んで転造工具(4)、(7)が各軸芯を平行にし
て配置する。このとき、ロータ(1)に対しては転造工
具(4)、(7)を構成する各第1転造工具(4a)、
(7a)がロータ(1)の溝(2)の側壁端(2a) 
、 (2a)に当接するよう配置する。この状態を断面
図として示したものが同図(b)である。図から明らか
なように、各第1転造工具(4a) 、 (7a)はそ
れぞれ逆方向に傾斜した突起(5a) 、 (8a)を
軸周方向所定間隔ごとに形成されている。それらの突起
(5a) 、 (8a)間に形成される間隔(Wt)(
同図(a)参照)はロータ(1)の溝(2)の間隔と実
質的に等しく設定されている。また、突起(5a) 、
 (+3a)の軸方向寸法(文1)は溝(2)の同方向
の寸法(12)より若干短小に設定されている。
さらに第1転造工具(4a) 、 (?a)には図示し
たように第2転造工具(4b) 、 (7b)が転造工
具(4)。
(7)にそれぞれ隣接させて取付けられている。第2転
造工具(4b) 、 (7b)は第1転造工具(4a)
、(7a)とその突起(5b) 、 (8b)の傾斜方
向を逆にする以外は実質的に第1転造工具(4a)、(
7a)と同様に形成されている(第2図(b)参照)、
そして第2転造工具(4b) 、 (7b)の取付は位
置は第1転造工具(4a) 、 (7a)に対してロー
タ(1)の軸周方向溝(2)巾に相当する寸法だけ回転
した位置に調整されている。したがって、第1転造工具
(4a) 、 (7a)側から第2転造工具(4b)、
(7b)側にロータ(1)を移動させると、6溝(2)
の他方の側壁端(2b)、(2b)に第2転造工具(4
h) 、 (?b)の突起(5tt) 、 (8b)が
当接するようになっている。
次に動作について説明する。先ず、ロータ(1)を第1
図に示したように転造工具(4)、(7)の第1転造工
具(4a) 、 (7a)に合わせ、その後突起(5a
) 。
(5a)間の周面とロータの溝(2)、(2)間の周面
とを当接するように位置合わせしてからロータ(1)を
回転センサ(8) 、(13)によって同図(b)矢印
方向に回転させる。すると工具(4a) 、 (7a)
の転勤につれて突起(5a) 、 (8a)の傾斜面に
さしかかり、ロータの溝(2)の側壁端(2a) 、 
(2a)に向かうにつれて突起(5a)、(8a)がロ
ータ(1)周面に対して徐々に喰い込み、周面から側壁
端(2a) 、 (2a)に向けて塑性変形を起こし、
ついに同図(b)のように面取り部(3) 、(3)を
側壁端(2a) 、 (2a)に成形する。この時、突
起(5a) 、 (8a)は必ず一方の側壁端(2a)
 。
(2a)に面取り部(3) 、(3)を成形し、他方の
側壁端(2b) 、 (2b)には面取り部(3)、(
3)を成形しない。
引き続き回転センタ(8)、(8)を回転させると後続
の6溝(2)に順次面取り部(3)、(3)を成形して
全ての溝(2)の一方の側壁端(2a) 、 (2a)
への面取り部(3)、(3)の成形を完了する。
次いで、ロータ(1)を第2転造工具(4b) 、 (
7b)側に移動させる。と第2図のようになり、ロータ
(1)周面と第2転造工具(4b) 、 (7b)の周
面とが当接した状態になる。そして第2転造工具(4b
) 。
(7b)を上述した場合とは逆方向に回転センサ(8)
(6つを回転させると突起(5b)、 (8b)が溝(
2)の他方の側壁端(2b) 、 (2b)に上述した
と同様に面取り部(3) 、(3)を成形する。このよ
うに本実施例によれば、面取り部(3)の成形に伴なう
塑性変形が必ず溝(2)内側に向けて起こるためロータ
(1)周面にパリが形成されることはない。
また、従来方法であれば、第3図(C)に示したように
、突起(5)の軸方向寸法が溝(2)のそれより短く、
面取り時の塑性変形が面取り部(3)の軸方向の両端に
迄及び、これが突出部(10)として形成され、弁機構
を損ねるおそれがあった。ところが、上記実施例方法に
よれば、面取り部(3)の軸方向の両端に突出部(10
)が生成しようとしても、ロータ(1)周面には転造工
具(4a) 、 (7a)又は(4b) 、 (7b)
の周面が接触しつつ転動するため上述した突起(10)
が生成する虞れはない・なお、本実施例では1対の転造
工具(4) 、(7)によってロータ(1)の溝(2)
に面取り部(3)を成形する方法について説明したが、
面取り部(3)を成形するにはいずれか一方の転造工具
(0又は(7)があればよく、他方は円柱部材であって
も同様の作用が奏し得られることは明らかである。
また、ロータ(1)の溝(2)の数についても本実施例
のように6本限定されるものでもない。
[発明の効果] 以上本発明方法によれば、ロータ周面にパリのない面取
り部を成形することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明方法を示す一実施例で2の工程
を示し、同図(a)は第1図(a)相当図。 同図(b)第1図(b)相当図、第3図は従来の転造に
よる面取り方法を示す図であり、同図(a)は第1図(
b)相当図、第3図(b)はロータの正面図。 同図(C)は同図(b)におけるC−C線断面図である
。 図において、 (1)はロータ、     (2)は溝。 (2a) 、 (2b)は側壁端、  (3)、(9)
は面取り部、(4)、(7)は転造工具、 (4a) 、 (?a)は第1転造工具、(4b) 、
 (7b)は第2転造工具、(5a) 、 (5b) 
、 (8a) 、 (8b)は突起である争なお、各図
中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 第1図 (a) 第2 (a) (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の溝が所定間隔をもって軸方向に形成されたロータ
    を回転自在に支持するとともに、互いに逆方向に傾斜す
    る傾斜面を有する突起が上記溝間隔に対応して各々複数
    形成された軸芯を等しくする第1転造工具及び第2転造
    工具から成る転造工具を、上記ロータの軸芯に対して平
    行に配置し、かつ上記第1転造工具の突起を上記溝の側
    壁端に位置させて突起の傾斜面方向に押圧転動させつつ
    各側壁端に面取り部を成形した後、上記ロータを上記第
    2転造工具側に移動させ該ロータ溝の他方の側壁端を該
    転造工具の突起に位置させて押圧し該転造工具を逆方向
    に転動させて面取り部を成形することを特徴とする油圧
    回転弁用ロータの面取り方法。
JP14773685A 1985-07-05 1985-07-05 油圧回転弁用ロ−タの面取り方法 Pending JPS629735A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010095676A (ko) * 2000-04-11 2001-11-07 밍 루 자동차 파워 스티어링 기어용 제어밸브 샤프트의 가공방법
KR20040038057A (ko) * 2002-10-31 2004-05-08 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 자동차용 알터네이터의 회전축 가공방법

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