JPS6297105A - ビデオテ−プレコ−ダ装置 - Google Patents

ビデオテ−プレコ−ダ装置

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JPS6297105A
JPS6297105A JP61203135A JP20313586A JPS6297105A JP S6297105 A JPS6297105 A JP S6297105A JP 61203135 A JP61203135 A JP 61203135A JP 20313586 A JP20313586 A JP 20313586A JP S6297105 A JPS6297105 A JP S6297105A
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tape
magnetic
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magnetization
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Tatsuo Fujiwara
藤原 立雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はビデオテープレコーダ装置(以下VTR装置
と略称する)に係り、特に小さい記録電流により記録が
可能な、垂直磁化記録方式によるVTR装置に関する。
(従来の技術) 従来からVTR装置においける磁気記録方式は、第3図
および第4図に示すように、回転シリンダ1の表面にリ
ング形記録ヘッド2を装着し、この回転シリンダ1に磁
気テープ3を周囲に対して傾斜させた状態でΩ形に18
0°以上周回させ、この磁気テープを走行させつつ、回
転シリンダ1を高速で回転させて、磁気テープ3の表面
へ、リング形記録ヘッド2のトラックに沿って斜め方向
に磁気記録を行なう方法が採られている。なお、図中符
号4はテープガイドである。
このようなVTR装置における磁気記録方式においては
、ビデオ信号はFMにして5M)12にまでおよんでお
り、オーディオ記録と比較して単位時間あたりの記録ビ
ット数が格段に多くなっている。
このため、オーディオ記録と同等の長時間記録を実現す
るには、記録密度を一段と向上させる必要があり、この
ため従来から記録ヘッドのギヤップを小さくしたり、ア
ジスマ記録方式のように記録トラックを密にする等多く
の工夫がなされている。
しかしながら、従来の磁気テープの面方向に記録を行な
う、いわゆる面方向磁化記録方式では、記録ビットが小
ざくなれはなるほど個々の磁石の自己減磁作用が強まり
、見掛は上の磁化の強さが減少するようになるという問
題があった。
その一つの解決策として、近年、磁気テープの面に垂直
な磁化容易軸を持つC0−Crスパッタ膜へ、主磁極、
補助磁極と呼ばれる磁気テープを挟む二つの磁極からな
る構造の記録ヘッドにより記録を行なう垂直磁化記録方
式の提案がなされている(宮崎一固体物理12.2P、
39.1977年)。この垂直磁化記録方式は、記録ビ
ットが小さくなればなるほど、個々の磁石の減磁作用が
弱くなるという特徴があり、本質的に高密度記録に適し
た方式%式% (発明が解決しようとする問題点) ところでこのように磁気テープを挟む構造の記録ヘッド
を用いる場合には、回転リング形記録ヘッドの構造設計
上の制約が大きく、VTR装置への応用が困難である。
このような問題点を解決するための一つの手段として、
従来から用いられているリング形記録ヘッドにより、C
o−Cr垂直磁化テープに磁気記録を行なったことが報
告されている(宮崎・銘木:昭和55年度電気関係学会
東北支部連合大会1A7)。
しかるに、リング形記録ヘッドは、従来の面内磁化記録
のための面内方向の磁界を発生させるに適したものであ
り、垂直方向の磁界成分が小さく記録効率の面で問題が
ある。
特に、後述するように、導電性を有する記録媒体へ記録
を行なう場合には、記録媒体が発生する渦電流によると
考えられる高周波領域において記録磁界が弱められる効
果があり、記録効率がさらに減少するという問題がある
以下この点について、第5図ないし第7図を参照して説
明する。
第5図に、Co−Cr垂直磁気テープにリング形記録ヘ
ッド(フェライトヘッド)を用いて磁気記録を行なった
場合の周波数に対する記録電流の変化を示す。ここにい
う記録電流は、第4図に示すように、飽和出力の90%
を与える記録電流であ 。
す、テープ速度Vを変化させ、記録波長λが1μmと一
定になるように周波数fを変化させて測定したものでお
る。
ここで f=V/λ である。
なお、第5図の記録電流は低い周波数での記録電流を基
準とした相対値により示しである。
この測定結果からも明らかなように、従来のCo−Cr
垂直磁気テープを用いて垂直磁化方式により磁化記録を
行なった場合には、記録電流値は周波数の上昇に従って
上昇し、次第に記録が困難になってくる。
この記録電流値の上昇の原因としては、記録ヘッドの高
周波による損失および記録媒体(この場合はCo−Cr
1g!>の渦電流による損失が考えられるが、使用した
リング形記録ヘッドは高周波による損失の少ないフェラ
イトヘッドであり、)エライトヘッドによる損失は、第
5図に示された変化に比べてはるかに小さいことが多く
の実験から確認されている。  。
従って、第5図に示された記録電流の増大は、Go−C
rテープの渦電流による損失であると考えられる。
すなわち、Go−Cr垂直磁気テープは、スパッターに
より作製された連続的金属膜であるため導電性を有し、
一方このテープに垂直磁化記録を行なうにはテープ面に
垂直な磁界を印加する必要があるため、垂直磁化記録時
にテープ面に加えられる垂直な磁界によりテープ内に渦
電流が生じ、この渦電流が記録電流により加えられた磁
界を弱める作用をするのである。
そもそもリング形記録ヘッドは、第7図に示すように、
本来、従来形の面内記録方式に適するような面内方向の
磁界(第7図においてX方向)を有効に発生させる構造
を有するものであり、リング形記録ヘッド5により発生
される垂直成分(y方向成分)は面内方向成分に比べて
小さくなっている。なお、第7図には、一定の電流を記
録ヘッドコイルに加えた場合に発生するX方向およびy
方向磁界の大きさを比較して示しである。
すなわち同図において、X方向磁界をHX、V方向磁界
をHVとすると、ト1x=t−+yとなる磁気テープ6
の磁化領域は、dy−dx/2であり、y方向磁界によ
る磁化領域はX方向のそれに比較して1/2と小さくな
っているのである。
このように、リング形記録ヘッド5を用いた従来の垂直
磁化記録方式においては、弱いy方向磁界を利用するた
め、第5図に示すような他の損失が加わってくるとます
ます記録が困難となってくる。
特に垂直磁化記録をVTR装置に応用する場合には扱う
周波数が5MHzにまでおよぶため、この渦電流による
と考えられる損失が重大な問題となっていた。
またさらに、Co−Cr垂直磁気テープの磁性膜は硬質
の金属膜であるため、回転式リング形記録ヘッドとの接
触性が悪く、良好な記録再生を行なうことが困難なうえ
に、VTR装置では回転式リング形記録ヘッドが6m/
秒もの高い相対速度で磁気テープと接触するため、回転
式リング形記録ヘッドを早期に摩耗させてしまうという
難点があった。
従って、VTR装置において、このような周波数が高く
なることにより損失が増大することがなく、しかも回転
式リング形記録ヘッドと垂直磁化テープとの接触性が良
好で、かつ回転式リング形記録ヘッドが摩耗し難い垂直
磁化記録方式によるVTR装置の実現が強く望まれてい
た。
本発明者は、このような欠点のないVTR装置を開発す
べく、渦電流損失の少ない記録テープについて各種の検
討を行なった結果、記録テープ磁性層を非導電性にする
ことにより、上述した高周波領域における損失の増大を
防止することができ、しかも回転式リング形記録ヘッド
と垂直磁化テープとの接触性が良好で、回転式リング形
記録ヘッドの摩耗も少ないVTR装置が得られることを
見出した。
本発明はこのような知見に基づいてなされたもので、高
周波領域においても、小さい記録電流により記録が可能
で、回転式リング形記録ヘッドと垂直磁化テープとの接
触性が良好で、回転式リング形記録ヘッドの摩耗し難い
、垂直磁化記録方式によるVTR装置を提供することを
目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち、本発明のVTR装置は、磁化容易軸方向の直
径をDl、それと直交する2方向の直径をそれぞれD2
、D3としたとき、D1≦D2、D1≦D3である磁性
粒子を、非導電性バインダー中に分散させてベーステー
プ上に被覆してなる垂直磁化テープと、この垂直磁化テ
ープ上に記録を行なうリング形記録ヘッドとを備えてい
ることを特徴としいている。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
本発明のVTR装置に用いられる垂直磁化テープは、ポ
リエステルテープのようなベーステープ上へ、磁化容易
軸方向の直径をDl、それと直交する2方向の直径をそ
口ぞれD2、D3としたとき、D1≦D2、DI≦D3
である磁性粒子、例えば第2図に示すようなリン片方状
六方晶系バリウムフェライト磁性粉(0,1μm)7を
、非導電性の有機バインダー中に分散させて塗布し、例
えば垂直方向に磁界をかけることにより、その磁化容易
軸をベーステープの面へ直交するよう配向させて製造さ
れる。
このように、本発明の、垂直磁化テープの磁性層に分散
された磁性粉は磁化容易軸が、ベーステープ面にほぼ垂
直に配向していることが望ましく、特に、垂直磁化記録
の特徴、すなわち短波長における出力を大きくするため
には、ベーステープの表面近傍において充分に垂直配向
していることが望ましい。これは、短波長における出力
は、ベーステープのごく表面の磁化だけが有効に働き、
それ以上内部の磁化は出力に寄与しないためである。
一般に波長の1/4程度の磁性層があれば、充分な短波
長出力が得られる。
従って、1μmの波長を有効に記録再生するためには、
表面より0.25μmの間の磁性層における磁性粒子が
その磁化容易軸を充分垂直配向しておればよい。
磁化容易軸の垂直配向を良好に行なわれるためには、こ
の垂直磁化テープに用いる磁性粉は、磁化容易軸方向の
直径D1が、他の直交する2方向の直径をD2およびD
Iとしたとき、これらの直径以下であることが必要であ
る。
すなわち、磁化容易軸方向の直径D1が他の直交する2
方向の直径D2、DIより大きいと、塗布後乾燥の際の
磁性層の収縮、およびその後の表面処理工程(カレンダ
処理)において表面に加えられるシェアストレス等によ
り磁性粉には長い直径が面に平行になろうとする力が働
き、磁化容易軸がベーステープ面に垂直に配向し難くな
るためである。
なお、第2図に示すような りI <D2、   DI <DI の磁化容易軸D1を持つリン片状六方晶バリウムフェラ
イト磁性粉(直径約0.1μm>7をベーステープ上に
塗布することにより、垂直磁化テープを製造する場合に
は、その塗布、乾燥あるいは表面処理行程において、磁
化容易軸がテープ面に対して垂直配向し易くなっている
ので、特別な配向処理をしなくとも垂直磁化記録が可能
な垂直磁化テープを得ることができる。
また、DI <D2 、DI <DIとなる磁化容易軸
D1を持つ磁性粉であれば、第2図に示したリン片状六
方晶バリウムフェライト磁性粉以外の磁性粉も使用する
ことができる。
本発明のVTR装置は、このようにして得た垂直磁化テ
ープに、リング形回転式すング形記録ヘッドを用いて磁
気記録を行なう構成となっている。
第1図は、本発明のVTR装置を用いて、垂直磁化テー
プの非導電性磁性層に垂直磁化記録を行なったときの記
録電流の周波数に対する変化を示すグラフである。なお
、この装置に用いた垂直磁化テープは、第2図に示すよ
うなり+ <D2、DI <DIの磁化容易軸D1を持
つリン片状六方晶バリウムフェライト磁性粉(直径約0
.1μm)をポリエステルテープ上に塗布し磁場配向し
て形成したものである。また、第1図における記録電流
も第3図におけると同じ低い周波数での記録電流を基準
とした相対値である。
第6図に示した結果から明らかなように、本発明の磁化
記録装置を用いた場合には、第3図に示されたような、
渦電流によると考えられる周波数の増加に伴う記録電流
の上昇は認められない。
従って、この実施例のVTR装置は、高周波のビデオ信
号でも回転式リング形ヘッドを用いて有効に垂直磁化記
録を行なうことができる。またこの垂直磁化テープは、
回転式リング形記録ヘッドとの密着性がよく、回転式リ
ング形記録ヘッドに対する摩耗の影響もほとんど認めら
れなかった。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のVTR装置は、短波長領
域における記録電流の増加がなく、また使用する垂直磁
気テープは、スパッタ法により作るテープに比較し、非
常に生産コストが低く、柔軟性を有するので、1ノング
形記録ヘツドとの接触もよく、かつ軟らかいためリング
形記録ヘッドの摩耗が少ない等の特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のVTR装置による周波数に対する記録
電流の変化を示す図、第2図は本発明の実施例に用いた
垂直磁化テープの製造に使用した磁性粉を示す図、第3
図はVTR装置の回転式リング形ヘッドを示す平面図、
第4図はその側面図、第5図は従来のVTR装置による
周波数に対する記録電流の変化を示す図、第6図は記録
電流のきめ方を示す図、第7図はリング形記録ヘッドに
よる磁化領域を説明する図。 1・・・・・・・・・回転シンク1 2・・・・・・・・・リング形記録ヘッド3・・・・・
・・・・磁気テープ 4・・・・・・・・・テープガイド 5・・・・・・・・・リング形記録ヘッド6・・・・・
・・・・磁気テープ 7・・・・・・・・・リン片状六方晶バリウムフェライ
ト磁性粉 代理人 弁理士  須 山 佐 − n波数(M)12) 第1図   第″2図 第3図 第4@ n波数(MHz) 第5図 第7図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁化容易軸方向の直径をD_1、それと直交する
    2方向の直径をそれぞれD_2、D_3としたとき、D
    _1≦D_2、D_1≦D_3である磁性粒子を、非導
    電性バインダー中に分散させてベーステープ上に被覆し
    てなる垂直磁化テープと、この垂直磁化テープ上に記録
    を行なうリング形記録ヘッドとを備えていることを特徴
    とするビデオテープレコーダ装置。
  2. (2)磁性粒子がリン片状六方晶系フェライトである特
    許請求の範囲第1項記載のビデオテープレコーダ装置。
JP61203135A 1986-08-29 1986-08-29 ビデオテ−プレコ−ダ装置 Granted JPS6297105A (ja)

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JP61203135A JPS6297105A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 ビデオテ−プレコ−ダ装置

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JP61203135A JPS6297105A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 ビデオテ−プレコ−ダ装置

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JP56034592A Division JPS57150110A (en) 1981-03-12 1981-03-12 Magnetic reocrding system

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JPS6297105A true JPS6297105A (ja) 1987-05-06
JPS6313243B2 JPS6313243B2 (ja) 1988-03-24

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