JPS6296767A - 気化器のオ−トチヨ−ク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は気化器のオートチョーク装置に関する。

（従来の技術） 暖機運転中のアイドル回転数を通常のアイドル回転数よ
りも高めに設定するために、第５図に示すような７ア一
ストアイドル機構を備えた気化器がある（実公昭５７−
６７５Ｇ号公報等参１１ｊｊ　）。

図中１は気化器本体、２はスロットル弁、３はチａ−り
弁である。

７Ｔ−ストアイドル３［は、スロットル弁２に取付けた
スロットルレバー４のアノヤストスクリユー（ストッパ
）５に当接するアイドルカム６と、このアイドルカム６
の回動レバー７に連結され、８を支点とするリンク９，
１０と、このりンク１０にロッド１１が係合するサーモ
ワックス式の７クチユエータ１２とからなる。

アイドルカム６は、位置に応じて回動中心からカム面ま
でのｌｉ’ｌＥ離が段階的に短くなるように形成され、
アクチュエータ１２はそのヒータ１３に通電されると、
ワックス１４が次第に膨張してピストン１５がロッド１
１を押し出し、リンク９，１０を駆動するようになって
いる。

また、ヒータ１３はリレー１６を介してバッテリ１７に
接続され、エンノンが完爆すると通７１１される。

したがって、エンジンが始動されエンジンが完爆すると
、アクチュエータ１２が徐々に作動し、リンク９，１０
を介してアイドルカム６が時計方向に徐々に回動し始め
るため、このカム位置に応じてスロットル弁２の開度が
徐々に減少するようになる。

これにより、暖機初期には気化器からの供給混合気を増
やしてアイドル回転数を高めに保ち、暖機を促進しつつ
暖機が進むにつれて供給混合気を減らし、徐々に通常の
アイドル回転数に戻すのである。

尚、チョーク弁３はチラーフレバー１８が図示しないバ
イメタルに連結されると共に、コンロッド１９を介して
アイドルカム６の回動レバー７と連動し、暖機過程では
アイドルカム６の回動に応じて開かれ、暖機終了時には
バイメタルにより全開される一方、アイドルカム６を回
動してスロットル弁２のアジャストスクリュー５との係
合を解除する。また、２０は完燈グイヤ７ラムである。

（発明が解決しようとする問題）、χ）ところで、この
ような従来例にあっては、＠機中にエンジンの空吹かし
等を行った場合、スロットル弁２は運転者のアクセル操
作に対応して開→閉に瞬時に変化するが、チョーク弁３
はこれに応動して開かれるものの、吸気流れの慣性や各
部の抵抗等によって元の開度に閉じるのが遅れてしまう
。

暖機中、スロットル弁２はアジャストスクリュー５がア
イドルカム６のカム面を徐々に移動するが、空吹かし等
によりスロットル弁２が駆！＠ＩＪされチョーク弁３の
閉じるのが遅れると、チョーク弁３に連動するアイドル
カム６の戻りが遅れることとなり、このためスロットル
弁２が閉じる際にそのアジャストスクリュー５がアイド
ルカム６の所定の位置よりも後段側のカム面に乗ってし
まうのである。

したがって、ｌｒｌ！の進み具合に拘わらず、スロット
ル弁２の開度が小さくなり、この結果エンジンの回転数
が低下して発進時にエンストを起こしたす、息つき等を
生じるという問題があった。

この発明は、このような問題点を解決することを目的と
している。

（問題点を解決するための手段） この発明は、サーモワックス式アクチュエータの伸縮に
よりチョークシャフト上に設けた７フーーストアイドル
カムを回動し、この７アーストアイドルカムに係合する
ストッパを介してスロットル弁のアイドル位置を制御す
るようにした気化器のオートチシーク装置において、前
記アクチュエータの伸縮により支点を中心に回動される
リンクカムと、このリンクカムに係合してスロットル弁
のアイドル位置を所定の位置に規制する第２のストッパ
とを設ける。

（作用） したがって、エンノン暖機中に空吹かし等を行った場合
にチョーク弁に連動してアイドルカムの復帰が遅れても
、リンクカムに係合する第２のストッパがスロットル弁
のアイドル位置を規制するため、（実施例） 第１図、第２図は本発明の実施例を示す部分分解斜視図
と部分構成図で、２１は気化器のスロットル弁、２２は
同じくチョーク弁である。

チョーク弁２２はチョークシャフト２３に固定され、チ
ョークシャフト２３の軸端に７アーストアイドルカム２
４がねじりスプリング２５により略回動自由に嵌装され
ると共に、その外側からチタークシャ７Ｆ２３にチラー
フレバー２６が固定される。

チョークレバー２６は一端がアイドルカム２４に係合し
、他端が暖機に応じて拡張するバイメタル２７と連結さ
れる。

アイドルカム２４は位置に応じてチョークシャフト２３
からカム面までの距離が段階的に短くなるように形成さ
れており、そのカム面に当接するようにリンク状に形成
したストッパ２８が配置される。

ストッパ２８は２９を支点としたＬ字形の係止なり、バ
一部３１を介してスロットル弁２１のシャフト３２に固
定された回動ドラム３３と連結される。

また、アイドルカム２４の回動レバー３４に対向してブ
ツシュロッド３５が配置され、ブツシュロッド３５の後
部に３６を支点とするリンクレバー３７が係合すると共
に、リンクレバー３７の他端がサーモワックス式アクチ
ェエータ３８のロッド３９に連結される。

サーモワックス式アクチュエータ３８は第５図のものと
同様にヒータに通電されるとロッド３９が徐々に伸張す
るようになっており、この伸張によりリンクレバー３７
を介してブツシュロッド３５が前進し、アイドルカム２
４が回動される。

なお、リンクレバー３７は、レバ一部４０の振れ角を調
節するアジャストボルト４１とスプリング４２を介して
レバ一部４０とリンク部４３が一体化される。

そして、このリンクレバー３７と同様に、サーモワック
ス式アクチュエータ３８の伸縮により支点４４を中心と
して回動するリンクカム４５が設けられる。

リンクカム４５は一端がサーモワックス式アクチュエー
ター３８のロッド３９に連結されると共に、他端に所定
形状のカム部４６が形成される。

そして、このカム部４６に係合して曲記アイドルカム２
４側のストッパ２８とは別にスロットル弁２１のアイド
ル位置を規制するＰｔ５２のストッパ４７がスロットル
弁２１の回動ドラム３３に固定される。

尚、第３図に示すように、リンクカム４５を支点４４に
て分割して前記リンクレバー３７と同様にアジャストボ
ルト４８とスプリング４９を介して連結し、リンクカム
４５の振れ角をｙｊ４ＷＫ可能としても良い、また、５
０は完爆ダイヤフラム、５　。

１は完爆レバーである。

このような構成において、エンジンが始動され完爆する
と、サーモワックス式アクチュエータ３８に通電されて
ロッド３つが徐々に伸張し、リンクレバー３７、ブツシ
ュロッド３５を介してアイドルカム２４が時計方向に徐
々に回動される。

そして、この回動に伴いアイドルカム２４に係合するス
トッパ２８がそのカム面を移動するが、前記ロッド３９
の伸張によりリンクカム４５が反時計方向に徐々に回動
されるため、リンクカム４５と第２のストッパ４７とが
ほぼ係合しつつ、ストッパ２８がアイドルカム２４に当
接しそのカム位置に応じて変位する。

これにより、暖機中、スロットル弁２１はアイドルカム
２４の回動に応じて徐々に開度が減少される。

他方、この暖機中にアクセルを抛作してエンジンの空吹
かし等を行った場合、スロットル弁２１に連動してスト
ッパ２８がアイドルカム２４から離れるため、吸気の勢
いによりチョーク弁２２がバイメタル２７に抗して開か
れるが、アクセルを離すとこれに対応してスロットル弁
２１が瞬時に閉じようとするものの、吸気の慣性や各部
の抵抗等によってチョーク弁２２が元の開度に閑しるの
が遅れるようになる。

したがって、このときす５−り弁２２にねじりスプリン
グ２５を介して連動するアイドルカム２４の復帰が遅れ
るが、スロットル弁２１が閉じる際にｆ５２のストッパ
４７がリンクカム４５に当接するため、ストッパ２８が
アイドルカム２４の所定の位置よりも後段側のカム面に
乗ることはない。

そして、アイドルカム２４が元の位置に復帰すると、ス
トッパ２８がアイドルカム２４と係合するのである。

これにより、暖機中に空吹かし等によってアイドルカム
２４の復帰が遅れても、スロットル弁２１のアイドル位
置が狂ったりすることはなく、暖機に応じた適正開度を
保つことができ、この結果良好なＵｒｉｎ状態が得られ
ると共に、安定した発進作動が確保される。

尚、リンクカム４５は、エンジンが停止され冷機状態と
なると、ｆｊＳ４図のようにサーモワックス式アクチュ
エータ３８の１縮動により時計方向に回動され、スロッ
トル弁２１を所定の位置まで強制的に開ける。したがっ
て、エンノン始動時にアイドルカム２４はストッパ２８
に引っかかることなく自動的にセットされるため、始動
前にアクセルを踏み込むいわゆるキックダウンは不要と
なる。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、エンジンの空吹かし等を
行った場合に７フーストアイドルカムの復帰が遅れても
、リンクカムとｔ５２のストッパとが係合することで７
アーストアイドルカムを元の位置に復帰させることがで
き、良好な暖機状態を確保できると共に、エンジン回転
数の低下による発進時の運転性の悪化を防止できるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

ｒｊＳ１図、第２図は本発明の実施例を示す部分分Ｍ斜
視図と部分構成図、第３図は本発明の他の実施例を示す
部分構成図、第４図は作動状態を示す説明図、第５図は
従来例の構成図である。 ２１・・・スロットル弁、２２・・・チラーク弁、２３
・・・チョークシャフト、２４・・・７Ｔ−ストアイド
ルカム、２８・・・ストッパ、３８・・・サーモワック
ス式アクチュエータ、４５・・・リンクカム、４７・・
・第２のストッパ。 第１図 ジ 第４図 ｊ２ 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. サーモワックス式アクチュエータの伸縮によりチョーク
   シャフト上に設けたファーストアイドルカムを回動し、
   このファーストアイドルカムに係合するストッパを介し
   てスロットル弁のアイドル位置を制御するようにした気
   化器のオートチョーク装置において、前記アクチュエー
   タの伸縮により支点を中心に回動されるリンクカムと、
   このリンクカムに係合してスロットル弁のアイドル位置
   を所定の位置に規制する第２のストッパとを設けたこと
   を特徴とする気化器のオートチョーク装置。