JPH0331906B2 - - Google Patents
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- JPH0331906B2 JPH0331906B2 JP15342682A JP15342682A JPH0331906B2 JP H0331906 B2 JPH0331906 B2 JP H0331906B2 JP 15342682 A JP15342682 A JP 15342682A JP 15342682 A JP15342682 A JP 15342682A JP H0331906 B2 JPH0331906 B2 JP H0331906B2
- Authority
- JP
- Japan
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- primary
- lever
- throttle valve
- drive lever
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- Prior art date
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 2
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M11/00—Multi-stage carburettors, Register-type carburettors, i.e. with slidable or rotatable throttling valves in which a plurality of fuel nozzles, other than only an idling nozzle and a main one, are sequentially exposed to air stream by throttling valve
- F02M11/02—Multi-stage carburettors, Register-type carburettors, i.e. with slidable or rotatable throttling valves in which a plurality of fuel nozzles, other than only an idling nozzle and a main one, are sequentially exposed to air stream by throttling valve with throttling valve, e.g. of flap or butterfly type, in a later stage opening automatically
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は内燃機関への吸気流量を制御する絞
り弁の開閉装置に係り、特に2バレル型の吸気絞
り弁開閉装置に関する。
り弁の開閉装置に係り、特に2バレル型の吸気絞
り弁開閉装置に関する。
一般に、この種の2バレル型吸気絞り弁開閉装
置は、1次吸気通路および2次吸気通路にそれぞ
れ1次絞り弁および2次絞り弁を配置して構成さ
れており、このものはまずアクセル等の操作によ
り1次絞り弁が所定の弁開度に達した後、この1
次絞り弁と連動して2次絞り弁が開くようになつ
ている。すなわち、上記各絞り弁の弁軸にはそれ
ぞれ1次回動レバーおよび2次回動レバーが一体
的に連結されており、この1次回動レバーは上記
アクセルに連動して回動されるものである。そし
て、上記1次絞り弁側にはその弁軸周りに回動自
在な駆動レバーが設けられており、この駆動レバ
ーは上記1次回動レバーが所定の回動角回動にさ
れた時点で1次回動レバーに当接され、この後こ
の1次回動レバーと連動して回動されるようにな
つている。また、駆動レバーは上記2次回動レバ
ーにリンクレバーを介して連結されており、これ
ら駆動レバーおよび2次回動レバーは連動して作
動するようになつているものである。したがつ
て、上記構成による吸気絞り弁開閉装置によれば
アクセルの操作による1次回動レバーの回動によ
つて1次絞り弁が開弁するとともに、この1次回
動レバーが所定の回動角回動された後、1次回動
レバーが上記駆動レバーに当接してこの駆動レバ
ーを回動させることにより、リンクレバーおよび
2次回動レバーを介して2次絞り弁を開弁させる
ようになつている。また、上記アクセルを戻した
場合、上記各絞り弁はその復帰スプリングによつ
て閉弁される構造となつているものである。
置は、1次吸気通路および2次吸気通路にそれぞ
れ1次絞り弁および2次絞り弁を配置して構成さ
れており、このものはまずアクセル等の操作によ
り1次絞り弁が所定の弁開度に達した後、この1
次絞り弁と連動して2次絞り弁が開くようになつ
ている。すなわち、上記各絞り弁の弁軸にはそれ
ぞれ1次回動レバーおよび2次回動レバーが一体
的に連結されており、この1次回動レバーは上記
アクセルに連動して回動されるものである。そし
て、上記1次絞り弁側にはその弁軸周りに回動自
在な駆動レバーが設けられており、この駆動レバ
ーは上記1次回動レバーが所定の回動角回動にさ
れた時点で1次回動レバーに当接され、この後こ
の1次回動レバーと連動して回動されるようにな
つている。また、駆動レバーは上記2次回動レバ
ーにリンクレバーを介して連結されており、これ
ら駆動レバーおよび2次回動レバーは連動して作
動するようになつているものである。したがつ
て、上記構成による吸気絞り弁開閉装置によれば
アクセルの操作による1次回動レバーの回動によ
つて1次絞り弁が開弁するとともに、この1次回
動レバーが所定の回動角回動された後、1次回動
レバーが上記駆動レバーに当接してこの駆動レバ
ーを回動させることにより、リンクレバーおよび
2次回動レバーを介して2次絞り弁を開弁させる
ようになつている。また、上記アクセルを戻した
場合、上記各絞り弁はその復帰スプリングによつ
て閉弁される構造となつているものである。
ところで、近年のエンジンの高速化に伴い、こ
のエンジンから上記吸気絞り弁開閉装置に伝達さ
れる振動条件は増々複雑にして苛酷なものになつ
てきており、これにより上記各絞り弁の復帰スプ
リングがエンジンの振動によつて共振し、この復
帰スプリングの折損を招き易い問題が生じてい
る。このため、上記各絞り弁に復帰スプリングを
2本ずつ設けるようにし、万一1本の復帰スプリ
ングが折損した場合でも、残りの復帰スプリング
によりその絞り弁を確実に閉弁することが考えら
れる。しかしながら、このように1次絞り弁のみ
ならず2次絞り弁側にも2本の復帰スプリングを
設けると、この2次絞り弁を開弁作動させる時点
においてはその2本の復帰スプリングが上記アク
セルの操作に対して大きな抵抗となり、アクセル
の操作者に不快感を与える欠点がある。このた
め、従来上記2次絞り弁には1本のみの復帰スプ
リングを用いるようにし、万一この復帰スプリン
グが折損した場合には1次絞り弁側の復帰スプリ
ングを用いて2次絞り弁を閉弁することが考えら
れる。つまり、上記1次回動レバーにおいては、
アクセルの操作によつて駆動レバーに当接してこ
れを回動させるのはもちろんのこと、上記2次絞
り弁の復帰スプリングが折損した場合にはその復
帰回動時に逆方向から上記駆動レバーに当接し、
これにより駆動レバー、リンクレバーを介して2
次絞り弁を閉弁するように構成されているもので
ある。しかしながら、上記構成の安全対策構造に
おいては、上記1次回動レバーおよび駆動レバー
に製造誤差並びに組立誤差等があると、1次回動
レバーの復帰回動時におけるこの1次回動レバー
と駆動レバーとの当接タイミングにずれが生じ、
これによつて上記2次絞り弁を完全に閉弁できな
いおそれもあり、その信頼性に不安の残るもので
あつた。
のエンジンから上記吸気絞り弁開閉装置に伝達さ
れる振動条件は増々複雑にして苛酷なものになつ
てきており、これにより上記各絞り弁の復帰スプ
リングがエンジンの振動によつて共振し、この復
帰スプリングの折損を招き易い問題が生じてい
る。このため、上記各絞り弁に復帰スプリングを
2本ずつ設けるようにし、万一1本の復帰スプリ
ングが折損した場合でも、残りの復帰スプリング
によりその絞り弁を確実に閉弁することが考えら
れる。しかしながら、このように1次絞り弁のみ
ならず2次絞り弁側にも2本の復帰スプリングを
設けると、この2次絞り弁を開弁作動させる時点
においてはその2本の復帰スプリングが上記アク
セルの操作に対して大きな抵抗となり、アクセル
の操作者に不快感を与える欠点がある。このた
め、従来上記2次絞り弁には1本のみの復帰スプ
リングを用いるようにし、万一この復帰スプリン
グが折損した場合には1次絞り弁側の復帰スプリ
ングを用いて2次絞り弁を閉弁することが考えら
れる。つまり、上記1次回動レバーにおいては、
アクセルの操作によつて駆動レバーに当接してこ
れを回動させるのはもちろんのこと、上記2次絞
り弁の復帰スプリングが折損した場合にはその復
帰回動時に逆方向から上記駆動レバーに当接し、
これにより駆動レバー、リンクレバーを介して2
次絞り弁を閉弁するように構成されているもので
ある。しかしながら、上記構成の安全対策構造に
おいては、上記1次回動レバーおよび駆動レバー
に製造誤差並びに組立誤差等があると、1次回動
レバーの復帰回動時におけるこの1次回動レバー
と駆動レバーとの当接タイミングにずれが生じ、
これによつて上記2次絞り弁を完全に閉弁できな
いおそれもあり、その信頼性に不安の残るもので
あつた。
この発明はこのような事情にもとづいてなされ
たもので、その目的とするところは、2次絞り弁
側の復帰スプリングに折損が生じた場合でも、1
次絞り弁側の復帰スプリングによつて2次絞り弁
を確実に閉弁することのできる内燃機関の吸気絞
り弁開閉装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、2次絞り弁
側の復帰スプリングに折損が生じた場合でも、1
次絞り弁側の復帰スプリングによつて2次絞り弁
を確実に閉弁することのできる内燃機関の吸気絞
り弁開閉装置を提供することにある。
すなわちこの発明は、1次回動レバーもしくは
駆動レバーの一方に、復帰スプリングによる2次
絞り弁の閉弁が不能となつた場合、1次回動レバ
ーの復帰回動により先端が駆動レバーもしくは1
次回動レバーと当接し、この駆動レバーおよびリ
ンクレバーを介して2次絞り弁を閉弁させる調整
ねじを設け、この調整ねじにより上記目的を達成
することを特徴とするものである。
駆動レバーの一方に、復帰スプリングによる2次
絞り弁の閉弁が不能となつた場合、1次回動レバ
ーの復帰回動により先端が駆動レバーもしくは1
次回動レバーと当接し、この駆動レバーおよびリ
ンクレバーを介して2次絞り弁を閉弁させる調整
ねじを設け、この調整ねじにより上記目的を達成
することを特徴とするものである。
以下この発明の一実施例を図面にもとづき説明
する。
する。
図中1は2バレル型のスロツトルボデイーであ
つて、このスロツトルボデイー1には1次および
2次吸気通路2,3が並列に形成されている。こ
れら1次および2次吸気通路2,3の通路断面積
は1次吸気通路2よりも2次吸気通路3の方が大
きく形成されており、これら各吸気通路2,3に
は1次および2次絞り弁4,5がそれぞれ配置さ
れている。この1次絞り弁3はスロツトルボデイ
ー1に対して弁軸4aを回転自在に取着するとと
もに、この弁軸4aにボルト4b,4bを介し弁
体4cを取り付けて構成されている。また、2次
絞り弁5も1次絞り弁4と同様な構成であつて、
5aは弁軸、5cは弁体、5b,5bはその取付
用のボルトである。
つて、このスロツトルボデイー1には1次および
2次吸気通路2,3が並列に形成されている。こ
れら1次および2次吸気通路2,3の通路断面積
は1次吸気通路2よりも2次吸気通路3の方が大
きく形成されており、これら各吸気通路2,3に
は1次および2次絞り弁4,5がそれぞれ配置さ
れている。この1次絞り弁3はスロツトルボデイ
ー1に対して弁軸4aを回転自在に取着するとと
もに、この弁軸4aにボルト4b,4bを介し弁
体4cを取り付けて構成されている。また、2次
絞り弁5も1次絞り弁4と同様な構成であつて、
5aは弁軸、5cは弁体、5b,5bはその取付
用のボルトである。
そして、1次絞り弁4の弁軸4aには1次回動
レバー6が一体的に連結されている。この1次回
動レバー6はアクセルペダル等の操作子(図示し
ない)に接続されており、この操作子により1次
回動レバー6および弁軸4aを介してその弁体4
cを開くようになつている。また、1次絞り弁4
には1次復帰スプリングとして2個の捩りスプリ
ング7,7と1個の引張りスプリング8が設けら
れている。上記捩りスプリング7,7は上記弁軸
4aの外囲に配置されており、その一端は上記1
次回動レバー6に固定されるとともに、その他端
はスロツトルボデイー1に立設した棒部材9に固
定されている。また、上記引張りスプリング8は
スロツトルボデイー1に固定したステイー10と
1次回動レバー6との間に架け渡されており、1
1はステイー10の取付ボルトである。
レバー6が一体的に連結されている。この1次回
動レバー6はアクセルペダル等の操作子(図示し
ない)に接続されており、この操作子により1次
回動レバー6および弁軸4aを介してその弁体4
cを開くようになつている。また、1次絞り弁4
には1次復帰スプリングとして2個の捩りスプリ
ング7,7と1個の引張りスプリング8が設けら
れている。上記捩りスプリング7,7は上記弁軸
4aの外囲に配置されており、その一端は上記1
次回動レバー6に固定されるとともに、その他端
はスロツトルボデイー1に立設した棒部材9に固
定されている。また、上記引張りスプリング8は
スロツトルボデイー1に固定したステイー10と
1次回動レバー6との間に架け渡されており、1
1はステイー10の取付ボルトである。
一方、2次絞り弁5の弁軸5aにもまた2次回
動レバー12が一体的に連結されており、また同
様に上記弁軸5aの外囲には2次復帰スプリング
として1個の捩りスプリング13が配置されてい
る。この捩りスプリング13の一端は2次回動レ
バー12に固定されているとともに、他端は上記
棒部材9に固定されているものである。
動レバー12が一体的に連結されており、また同
様に上記弁軸5aの外囲には2次復帰スプリング
として1個の捩りスプリング13が配置されてい
る。この捩りスプリング13の一端は2次回動レ
バー12に固定されているとともに、他端は上記
棒部材9に固定されているものである。
そして、上記1次絞り弁4側にはその弁軸4a
周りに駆動レバー14が回転自在に設けられてお
り、15,15は駆動レバー14の回転摩擦を低
減するためのナイロン等からなるブツシユであ
る。この駆動レバー14の中間部と上記2次回動
レバー12とはリンクレバー16を介して連結さ
れており、これらは互いに連動して回動するよう
になつている。なお、リンクレバー16の両端は
駆動レバー14および2次回動レバー12にナイ
ロン等からなるブツシユ17,17およびスナツ
プリング18,18を介して連結されているもの
である。
周りに駆動レバー14が回転自在に設けられてお
り、15,15は駆動レバー14の回転摩擦を低
減するためのナイロン等からなるブツシユであ
る。この駆動レバー14の中間部と上記2次回動
レバー12とはリンクレバー16を介して連結さ
れており、これらは互いに連動して回動するよう
になつている。なお、リンクレバー16の両端は
駆動レバー14および2次回動レバー12にナイ
ロン等からなるブツシユ17,17およびスナツ
プリング18,18を介して連結されているもの
である。
そして、上記1次回動レバー6の下部には突起
部19が一体に形成されている。この突起部19
は上記操作子によつて1次回動レバー6が第2図
中A方向に所定の回動角回動されると、上記駆動
レバー14下部の側端面20に当接し、これによ
つてこの駆動レバー14を1次回動レバー6とと
もに同じくA方向に回動させるようになつてい
る。
部19が一体に形成されている。この突起部19
は上記操作子によつて1次回動レバー6が第2図
中A方向に所定の回動角回動されると、上記駆動
レバー14下部の側端面20に当接し、これによ
つてこの駆動レバー14を1次回動レバー6とと
もに同じくA方向に回動させるようになつてい
る。
また、上記1次回動レバー6の上部には延出部
21が一体に形成されている。この延出部21の
先端には調整ねじ22がナツト23を介して進退
自在に取付けられており、この調整ねじ22の先
端は図面に示す如く上記1次および2次絞り弁
4,5の全閉時において上記駆動レバー14の上
端部24に上記A方向とは逆方向から当接される
ように設定されている。
21が一体に形成されている。この延出部21の
先端には調整ねじ22がナツト23を介して進退
自在に取付けられており、この調整ねじ22の先
端は図面に示す如く上記1次および2次絞り弁
4,5の全閉時において上記駆動レバー14の上
端部24に上記A方向とは逆方向から当接される
ように設定されている。
次に上記構成による一実施例の作用を説明す
る。
る。
まず、アクセルペダル等の操作子により1次回
動レバー6が捩りスプリング7,7および引張り
スプリング8に抗してA方向に回動されると、こ
の1次回動レバー6の回動に伴つて1次絞り弁4
の弁軸4aが回動され、これにより1次絞り弁4
は除々に開かれることになる。そして、この後さ
らに上記1次回動レバー6が所定の回動角回動さ
れると、この1次回動レバー6の突起部19は駆
動レバー14の側端面20に当接し、この駆動レ
バー14を同方向に回動させる。この駆動レバー
14の回動によりリンクレバー16を介して2次
回動レバー12がその捩りスプリング13に抗し
て同じくA方向に回動されることに伴い、2次絞
り弁5の弁軸5aが回動され、これによりこの2
次絞り弁5は1次絞り弁4と連動して開かれるこ
とになる。したがつて、このような吸気絞り弁開
閉装置によれば、まず1次絞り弁4を開いた後、
この1次絞り弁4に遅れて2次絞り弁5を開くよ
うにしたので、エンジンの低速回転域から高速回
転域に亘りその吸気流量を良好に制御できるもの
である。また、アクセルペダル等の操作子を元に
戻すと、1次絞り弁4および2次絞り弁5はその
捩りスプリング7,7、引張りスプリング8およ
び捩りスプリング13によつて閉弁される。
動レバー6が捩りスプリング7,7および引張り
スプリング8に抗してA方向に回動されると、こ
の1次回動レバー6の回動に伴つて1次絞り弁4
の弁軸4aが回動され、これにより1次絞り弁4
は除々に開かれることになる。そして、この後さ
らに上記1次回動レバー6が所定の回動角回動さ
れると、この1次回動レバー6の突起部19は駆
動レバー14の側端面20に当接し、この駆動レ
バー14を同方向に回動させる。この駆動レバー
14の回動によりリンクレバー16を介して2次
回動レバー12がその捩りスプリング13に抗し
て同じくA方向に回動されることに伴い、2次絞
り弁5の弁軸5aが回動され、これによりこの2
次絞り弁5は1次絞り弁4と連動して開かれるこ
とになる。したがつて、このような吸気絞り弁開
閉装置によれば、まず1次絞り弁4を開いた後、
この1次絞り弁4に遅れて2次絞り弁5を開くよ
うにしたので、エンジンの低速回転域から高速回
転域に亘りその吸気流量を良好に制御できるもの
である。また、アクセルペダル等の操作子を元に
戻すと、1次絞り弁4および2次絞り弁5はその
捩りスプリング7,7、引張りスプリング8およ
び捩りスプリング13によつて閉弁される。
しかして、上記構成の吸気絞り弁開閉装置にお
いては、万一エンジンの振動により2次絞り弁5
の捩りスプリング13が折損した場合でも、この
2次絞り弁5を1次絞り弁4側の捩りスプリング
7,7および引張りスプリング8により閉弁する
ことができる。つまり、上記捩りスプリング13
による2次回動レバー12の復帰回動が不能とな
つた場合には、1次回動レバー6の復帰回動によ
つてその調整ねじ22の先端が駆動レバー14の
上端部24に当接し、これによりこの駆動レバー
14およびリンクレバー16を介して2次回動レ
バー12を強制的に復帰回動させることができる
ものである。したがつて、この構成によれば、捩
りスプリング13の折損があつた場合でも1次絞
り弁4側の捩りスプリング7,7および引張りス
プリング8により上記2次絞り弁5を確実に閉弁
作動させることができる。
いては、万一エンジンの振動により2次絞り弁5
の捩りスプリング13が折損した場合でも、この
2次絞り弁5を1次絞り弁4側の捩りスプリング
7,7および引張りスプリング8により閉弁する
ことができる。つまり、上記捩りスプリング13
による2次回動レバー12の復帰回動が不能とな
つた場合には、1次回動レバー6の復帰回動によ
つてその調整ねじ22の先端が駆動レバー14の
上端部24に当接し、これによりこの駆動レバー
14およびリンクレバー16を介して2次回動レ
バー12を強制的に復帰回動させることができる
ものである。したがつて、この構成によれば、捩
りスプリング13の折損があつた場合でも1次絞
り弁4側の捩りスプリング7,7および引張りス
プリング8により上記2次絞り弁5を確実に閉弁
作動させることができる。
また、上述したような状態の場合、この実施例
では上記調整ねじ22の進退によつてこの調整ね
じ22と上記駆動レバー14との当接タイミング
を調整できることから、1次回動レバー6および
駆動レバー14の製造誤差および組立誤差等に拘
らず、上記2次絞り弁5を完全に閉弁することが
でき、信頼性に優れたものとなる。
では上記調整ねじ22の進退によつてこの調整ね
じ22と上記駆動レバー14との当接タイミング
を調整できることから、1次回動レバー6および
駆動レバー14の製造誤差および組立誤差等に拘
らず、上記2次絞り弁5を完全に閉弁することが
でき、信頼性に優れたものとなる。
なお、1次絞り弁4側の捩りスプリング7,7
および引張りスプリング8の1つに折損が生じた
場合には残りのスプリングによつて上記1次絞り
弁4を確実に閉弁できるものである。
および引張りスプリング8の1つに折損が生じた
場合には残りのスプリングによつて上記1次絞り
弁4を確実に閉弁できるものである。
なお、この発明は上記一実施例に制約されるも
のではない。例えば上記実施例では1次回動レバ
ー側に調整ねじを設けるようにしたが、この調整
ねじを駆動レバー側に設けても同様な効果が得ら
れるものである。また、1次絞り弁側の1次復帰
スプリングは3個に限らず、少なくとも2個以上
あればよい。
のではない。例えば上記実施例では1次回動レバ
ー側に調整ねじを設けるようにしたが、この調整
ねじを駆動レバー側に設けても同様な効果が得ら
れるものである。また、1次絞り弁側の1次復帰
スプリングは3個に限らず、少なくとも2個以上
あればよい。
以上説明したようにこの発明は、1次回動レバ
ーもしくは駆動レバーの一方に、復帰スプリング
による2次絞り弁の閉弁が不能となつた場合、1
次回動レバーの復帰回動により先端が駆動レバー
もしくは1次回動レバーと当接し、この駆動レバ
ーおよびリンクレバーを介して2次絞り弁を閉弁
させる調整ねじを設けたものである。したがつ
て、上記調整ねじによつて上記1次回動レバーの
復帰回動時におけるこれら1次回動レバーと駆動
レバーとの当接タイミングを調整できることか
ら、これら各レバーの製造誤差および組立誤差に
拘らず、上記2次絞り弁を確実かつ完全に閉弁す
ることができ、安全対策上優れたものにできる。
ーもしくは駆動レバーの一方に、復帰スプリング
による2次絞り弁の閉弁が不能となつた場合、1
次回動レバーの復帰回動により先端が駆動レバー
もしくは1次回動レバーと当接し、この駆動レバ
ーおよびリンクレバーを介して2次絞り弁を閉弁
させる調整ねじを設けたものである。したがつ
て、上記調整ねじによつて上記1次回動レバーの
復帰回動時におけるこれら1次回動レバーと駆動
レバーとの当接タイミングを調整できることか
ら、これら各レバーの製造誤差および組立誤差に
拘らず、上記2次絞り弁を確実かつ完全に閉弁す
ることができ、安全対策上優れたものにできる。
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は正
面図、第2図は平面図である。 4……1次絞り弁、5……2次絞り弁、4a,
5a……弁軸、4c,5b……弁体、6……1次
回動レバー、7……捩りスプリング(1次復帰ス
プリング)、8……引張りスプリング(1次復帰
スプリング)、12……2次回動レバー、13…
…捩りスプリング(2次復帰スプリング)、14
……駆動レバー、16……リンクレバー、22…
…調整ねじ。
面図、第2図は平面図である。 4……1次絞り弁、5……2次絞り弁、4a,
5a……弁軸、4c,5b……弁体、6……1次
回動レバー、7……捩りスプリング(1次復帰ス
プリング)、8……引張りスプリング(1次復帰
スプリング)、12……2次回動レバー、13…
…捩りスプリング(2次復帰スプリング)、14
……駆動レバー、16……リンクレバー、22…
…調整ねじ。
Claims (1)
- 1 1次吸気通路および2次吸気通路にそれぞれ
1次絞り弁および2次絞り弁を配置し、これら各
絞り弁軸の弁にそれぞれ1次回動レバーおよび2
次回動レバーを一体的に連結するとともに、これ
ら各回動レバーにそれぞれ復帰スプリングを設
け、上記1次絞り弁側にはその弁軸周りに回動自
在に取着され、かつ上記1次レバーが所定の回動
角回動された場合、この1次レバーと当接して上
記1次レバーとともに回動される駆動レバーを設
け、この駆動レバーと上記2次回動レバーとの間
にこれらを連動可能に連結するリンクレバーを設
けることにより、上記1次絞り弁が所定の弁開度
に達した後この1次絞り弁と連動して2次絞り弁
を開くようにした吸気絞り弁開閉装置において、
上記1次回動レバーに少なくとも2個以上の1次
復帰スプリングを設けるとともに、上記2次回動
レバーには1個のみの2次復帰スプリングを設
け、上記1次回動レバーもしくは駆動レバーの一
方に、上記2次復帰スプリングによる2次回動レ
バーの復帰回動が不能となつた場合、上記1次回
動レバーの復帰回動により先端が上記駆動レバー
もしくは1次回動レバーと当接し、この駆動レバ
ーおよびリンクレバーを介して2次回動レバーを
復帰回動させる調整ねじを設けたことを特徴とす
る内燃機関の吸気絞り弁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15342682A JPS5943935A (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 内燃機関の吸気絞り弁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15342682A JPS5943935A (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 内燃機関の吸気絞り弁開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5943935A JPS5943935A (ja) | 1984-03-12 |
JPH0331906B2 true JPH0331906B2 (ja) | 1991-05-09 |
Family
ID=15562248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15342682A Granted JPS5943935A (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 内燃機関の吸気絞り弁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943935A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5552033B2 (ja) * | 2010-11-26 | 2014-07-16 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の燃料供給装置 |
-
1982
- 1982-09-03 JP JP15342682A patent/JPS5943935A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5943935A (ja) | 1984-03-12 |
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