JPS6296344A - セラミツク基板用グレ−ズ組成物 - Google Patents
セラミツク基板用グレ−ズ組成物Info
- Publication number
- JPS6296344A JPS6296344A JP23585185A JP23585185A JPS6296344A JP S6296344 A JPS6296344 A JP S6296344A JP 23585185 A JP23585185 A JP 23585185A JP 23585185 A JP23585185 A JP 23585185A JP S6296344 A JPS6296344 A JP S6296344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic substrate
- glaze
- glaze composition
- sro
- cao
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/02—Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form
- C03C8/08—Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form containing phosphorus
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、セラミック基板に施釉するグレーズ組成物に
関するものである。
関するものである。
従来技術
近年、ファクシミリやマイクロコンピュータ端末機など
のプリンター用に印字音が静すで保守の容易なサーマル
ヘッドが普及している。
のプリンター用に印字音が静すで保守の容易なサーマル
ヘッドが普及している。
サーマルヘッドの電気回路を形成する方法には薄膜法と
厚膜法があるが、高速度で高密度の印刷が要求される場
合には′ｆｉＪ膜法が一般的であり、基板にはグレーズ
ドセラミック基板が使用される。グレーズドセラミック
基板は、セラミック基板にグレーズ組成物を施釉して作
成するが、その上に厚さ数千オングストローム未溝の薄
膜回路や抵抗体を高精度に形成するために表面平滑度が
良いこと、そりが少ないこと、耐酸性に優れていること
が要求され、さらに使用中における回路の電気絶縁性劣
化のないことが必要である。また、使用中、抵抗体の発
熱によるサーマルショックがかかるため、耐熱性に優れ
ていることも必要である。
厚膜法があるが、高速度で高密度の印刷が要求される場
合には′ｆｉＪ膜法が一般的であり、基板にはグレーズ
ドセラミック基板が使用される。グレーズドセラミック
基板は、セラミック基板にグレーズ組成物を施釉して作
成するが、その上に厚さ数千オングストローム未溝の薄
膜回路や抵抗体を高精度に形成するために表面平滑度が
良いこと、そりが少ないこと、耐酸性に優れていること
が要求され、さらに使用中における回路の電気絶縁性劣
化のないことが必要である。また、使用中、抵抗体の発
熱によるサーマルショックがかかるため、耐熱性に優れ
ていることも必要である。
したがって、グレーズ組成物は約１３００℃以下での焼
成で表面平滑性が良（、高耐熱性のグレーズ層を形成し
、弗硝混酸などに侵蝕されに（り、熱膨張係数がセラミ
ックのそれとマツチングしていなければならない。グレ
ーズ組成物とセラミックの熱膨張差が大きいとグレーズ
ドセラミック基板のそりが大きくなり、寸法精度を著し
く悪化させるばかりでなく、グレーズ層内に過剰な応力
を発生させサーマルヘッド使用に伴なうサーマルショッ
クによりグレーズ層にマイクロクラックが生じやすい問
題がある。さらに最近では印刷の高速化に伴なってサー
マルショックの頻度が高くなり、その温度差も大きくな
るので、より耐熱性に優れたグレーズ組成物の開発が急
務になっている。
成で表面平滑性が良（、高耐熱性のグレーズ層を形成し
、弗硝混酸などに侵蝕されに（り、熱膨張係数がセラミ
ックのそれとマツチングしていなければならない。グレ
ーズ組成物とセラミックの熱膨張差が大きいとグレーズ
ドセラミック基板のそりが大きくなり、寸法精度を著し
く悪化させるばかりでなく、グレーズ層内に過剰な応力
を発生させサーマルヘッド使用に伴なうサーマルショッ
クによりグレーズ層にマイクロクラックが生じやすい問
題がある。さらに最近では印刷の高速化に伴なってサー
マルショックの頻度が高くなり、その温度差も大きくな
るので、より耐熱性に優れたグレーズ組成物の開発が急
務になっている。
従来のグレーズ組成物は熱膨張のセラミックスとのマツ
チングが良く、かつ表面平滑度も良好であるが、アルカ
リまたは鉛を含有しているため耐熱性が低く、また反復
使用により電気絶縁性も劣化するという欠点がある。
チングが良く、かつ表面平滑度も良好であるが、アルカ
リまたは鉛を含有しているため耐熱性が低く、また反復
使用により電気絶縁性も劣化するという欠点がある。
このため最近ではアルカリや鉛を含有しない高耐熱性グ
レーズ組成物も開発されているが、これらは熱膨張係数
が低く、セラミック基板との膨張差が大きすぎるという
欠点がある。
レーズ組成物も開発されているが、これらは熱膨張係数
が低く、セラミック基板との膨張差が大きすぎるという
欠点がある。
発明の目的
本発明は、グレーズ表面の平滑度を保つとともに、耐熱
性、耐酸性に優れ、セラミック基板との膨張差が小さく
、電気絶縁性劣化のないセラミック基板用グレーズ組成
物を提供することを目的とするものである。
性、耐酸性に優れ、セラミック基板との膨張差が小さく
、電気絶縁性劣化のないセラミック基板用グレーズ組成
物を提供することを目的とするものである。
発明の構成
本発明のセラミック基板用グレーズ組成物は、重量百分
率で、５Ｉ（ｈ ４５〜６０％、ＡｌｚＯｇ ７〜１７
％、ＣａＯ １０〜２５％、ＢａＯ１〜１５％、ＳｒＯ
０〜１５％、Ｐａ５ｓ Ｏ，５〜５％からなることを特
徴とする。
率で、５Ｉ（ｈ ４５〜６０％、ＡｌｚＯｇ ７〜１７
％、ＣａＯ １０〜２５％、ＢａＯ１〜１５％、ＳｒＯ
０〜１５％、Ｐａ５ｓ Ｏ，５〜５％からなることを特
徴とする。
本発明のセラミック基板用グレーズ組成物は、好ましく
は重量百分率で、５ｉｆｔ ４９〜５６％、＾１ｉｄｓ
９〜１５％、ＣａＯ １３〜２２％、Ｂａ０３〜１３
％、５ｒＯ１〜１３． ＰｔＯ蓼１〜３％からなること
を特徴とする。
は重量百分率で、５ｉｆｔ ４９〜５６％、＾１ｉｄｓ
９〜１５％、ＣａＯ １３〜２２％、Ｂａ０３〜１３
％、５ｒＯ１〜１３． ＰｔＯ蓼１〜３％からなること
を特徴とする。
本発明のセラミック基板用グレーズ組成物を構成する各
成分の含有量を上記のように限定した理由を以下に示す
。
成分の含有量を上記のように限定した理由を以下に示す
。
５ｉＯａは、ガラス構造を形成する主成分であり、その
含量は４５〜６０％、好ましくは４９〜５６％である。
含量は４５〜６０％、好ましくは４９〜５６％である。
４５％より少ない場合は、グレーズの耐熱性が不十分と
なると同時に、失透傾向があり良好なグレーズとなりｍ
＜、ｃｏ％より多い場合は、熱膨張係数が小さくなりす
ぎる。
なると同時に、失透傾向があり良好なグレーズとなりｍ
＜、ｃｏ％より多い場合は、熱膨張係数が小さくなりす
ぎる。
＾ｈｏｓの含量は、７〜１７％、好ましくは９〜１５％
である。７％より少ない場合は、グレーズの粘性が低下
し、屈伏点が下がり十分な耐熱性が得られず、１７％よ
り多い場合は、ガラスの溶融が困難になり、グレーズの
焼成温度が上がり良好なブレース面が得られ難い。
である。７％より少ない場合は、グレーズの粘性が低下
し、屈伏点が下がり十分な耐熱性が得られず、１７％よ
り多い場合は、ガラスの溶融が困難になり、グレーズの
焼成温度が上がり良好なブレース面が得られ難い。
ＣａＯは、ガラスを溶融しやすくするとともにグレーズ
の熱膨張係数を増大させる効果があり、その含量は１０
〜２５％、好ましくは１３〜２２％である。１０％より
少ない場合は、上記の効果が得られず、２５％より多い
場合は失透傾向が現われる。
の熱膨張係数を増大させる効果があり、その含量は１０
〜２５％、好ましくは１３〜２２％である。１０％より
少ない場合は、上記の効果が得られず、２５％より多い
場合は失透傾向が現われる。
１１ａＯは、ＣａＯと同様の効果があり、両者を併用す
ることによって失透傾向を低下させ、その含量は、１〜
１５％、好ましくは３〜１３％である。１％より少ない
場合は、上記の効果が得られず、１５％より多い場合は
、失透傾向が現われ、耐熱性も低下する。
ることによって失透傾向を低下させ、その含量は、１〜
１５％、好ましくは３〜１３％である。１％より少ない
場合は、上記の効果が得られず、１５％より多い場合は
、失透傾向が現われ、耐熱性も低下する。
ＳｒＯは、 Ｃａｂ、ＢａＯと併用することにより、失
透傾向を低下させる効果があり、その含量は、０〜１５
％、好ましくは、１〜１３％である。１５％より ｉい
場合は失透しやすくなる。
透傾向を低下させる効果があり、その含量は、０〜１５
％、好ましくは、１〜１３％である。１５％より ｉい
場合は失透しやすくなる。
Ｐ２Ｏ書は、Ｓｌｏｗと置換することにより耐熱性を低
下することなく熱膨張係数を増大させる効果があり、そ
の含量は、０．５〜５％、好ましくは１〜３％である。
下することなく熱膨張係数を増大させる効果があり、そ
の含量は、０．５〜５％、好ましくは１〜３％である。
０．５％より少ない場合は、セラミック基板との膨張差
が太き（なり、Ｕ板が反ったり、サーマルヘッド使用時
にマイクロクラックが生じやすくなる、５％より多い場
合は、分相傾向や失透傾向が現われ良好なグレーズが得
られない。
が太き（なり、Ｕ板が反ったり、サーマルヘッド使用時
にマイクロクラックが生じやすくなる、５％より多い場
合は、分相傾向や失透傾向が現われ良好なグレーズが得
られない。
実施例
以下に本発明のセラミック基板用グレーズ組成物の実施
例及び比較例を示す。次表は本発明品の実施例の組成（
試料Ｆｋｌ〜５）と比較例の組成（試料Ｎ１６．７）及
び熱膨張係数、転移点、屈伏点を示したものである。
例及び比較例を示す。次表は本発明品の実施例の組成（
試料Ｆｋｌ〜５）と比較例の組成（試料Ｎ１６．７）及
び熱膨張係数、転移点、屈伏点を示したものである。
以下余白
表の鷹１〜７の試料は次のようにｙＪＪ製した。
表に示した酸化物組成になるように原料を調合し、十分
に混合する。各原料は酸化物、水酸化物、炭酸塩あるい
は硝酸塩のいずれでも良いが、微粉原料を使用したほう
が溶融しやすい。
に混合する。各原料は酸化物、水酸化物、炭酸塩あるい
は硝酸塩のいずれでも良いが、微粉原料を使用したほう
が溶融しやすい。
混合した原料を白金ルツボにて１５００〜１６００℃で
溶融したのち、急冷して得られたガラスをアルミナ製ボ
ールミルで微粉砕する。
溶融したのち、急冷して得られたガラスをアルミナ製ボ
ールミルで微粉砕する。
こうして調製したグレーズ組成物をスプレー法やスクリ
ーン印刷法などでセラミック基板に彷布し、１２００〜
１３００℃で焼成して、泡や失透などの表面欠点のない
グレーズド基板が得られた。
ーン印刷法などでセラミック基板に彷布し、１２００〜
１３００℃で焼成して、泡や失透などの表面欠点のない
グレーズド基板が得られた。
表より明らかなように本発明品はアルカリと酸化鉛とを
含有せず、７５０℃以上の転移点と８００℃以上の屈伏
点を仔しており、比較例ｍｅに比べ耐熱性が良好でかつ
熱膨張係数が６７．０〜７１．０であり、比較倒置７に
比べ、セラミック基板と熱膨張係数が近似している。ま
た実施例のＮ！Ｌ４と比較例の廣６とＮａ７の耐酸性を
比較するためにＩＩＦ：ｌｌＮ０ｓ＝ １ ： １の混
酸中にグレーズド基板を１０秒間浸漬し、そのエツチン
グ深さを測定したところＮ＋１４は５．０μｍであり、
Ｎａ６の７．５μｍ−、ｋの８．０μｍに対してきわめ
てすぐれた結果が得られた。
含有せず、７５０℃以上の転移点と８００℃以上の屈伏
点を仔しており、比較例ｍｅに比べ耐熱性が良好でかつ
熱膨張係数が６７．０〜７１．０であり、比較倒置７に
比べ、セラミック基板と熱膨張係数が近似している。ま
た実施例のＮ！Ｌ４と比較例の廣６とＮａ７の耐酸性を
比較するためにＩＩＦ：ｌｌＮ０ｓ＝ １ ： １の混
酸中にグレーズド基板を１０秒間浸漬し、そのエツチン
グ深さを測定したところＮ＋１４は５．０μｍであり、
Ｎａ６の７．５μｍ−、ｋの８．０μｍに対してきわめ
てすぐれた結果が得られた。
発明の効果
以上のように本発明のセラミック基板用グレーズ組成物
は、泡や失透等の表面欠点がなく、表面平滑度が良好で
、耐熱性、耐酸性に優れていると共にセラミック基板と
の膨゛張差が小さいため、特にサーマルヘッドのセラミ
ック基板をグレーズするのに適している。
は、泡や失透等の表面欠点がなく、表面平滑度が良好で
、耐熱性、耐酸性に優れていると共にセラミック基板と
の膨゛張差が小さいため、特にサーマルヘッドのセラミ
ック基板をグレーズするのに適している。
特許出願人 日本電気硝子株式会社代表者 岸１）
清作
清作
Claims (3)
- （１）重量百分率で、ＳｉＯ＿２４５〜６０％、Ａｌ＿
２Ｏ＿３７〜１７％、ＣａＯ１０〜２５％、ＢａＯ１〜
１５％、ＳｒＯ０〜１５％、Ｐ＿２Ｏ＿５０．５〜５％
からなることを特徴とするセラミック基板用グレーズ組
成物。 - （２）重量百分率で、ＳｉＯ＿２４９〜５６％、Ａｌ＿
２Ｏ＿３９〜１５％、ＣａＯ１３〜２２％、ＢａＯ３〜
１３％、ＳｒＯ１〜１３％、Ｐ＿２Ｏ＿５１〜３％から
なることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のセラ
ミック基板用グレーズ組成物。 - （３）セラミック基板が、アルミナ基板である特許請求
の範囲第１項記載のセラミック基板用グレーズ組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23585185A JPS6296344A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | セラミツク基板用グレ−ズ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23585185A JPS6296344A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | セラミツク基板用グレ−ズ組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6296344A true JPS6296344A (ja) | 1987-05-02 |
| JPH028977B2 JPH028977B2 (ja) | 1990-02-28 |
Family
ID=16992194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23585185A Granted JPS6296344A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | セラミツク基板用グレ−ズ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6296344A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01126239A (ja) * | 1987-11-11 | 1989-05-18 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 電子機器用ガラス基板 |
| US8343617B2 (en) | 2009-04-09 | 2013-01-01 | Industrial Technology Research Institute | Ceramic substrate |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19851927C2 (de) * | 1998-11-11 | 2001-02-22 | Schott Glas | Thermisch hochbelastbares Glas und seine Verwendung |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP23585185A patent/JPS6296344A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01126239A (ja) * | 1987-11-11 | 1989-05-18 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 電子機器用ガラス基板 |
| US8343617B2 (en) | 2009-04-09 | 2013-01-01 | Industrial Technology Research Institute | Ceramic substrate |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH028977B2 (ja) | 1990-02-28 |
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