JPS6295340A - ポリエ−テルエステルアミド成形用樹脂組成物 - Google Patents
ポリエ−テルエステルアミド成形用樹脂組成物Info
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- JPS6295340A JPS6295340A JP23510685A JP23510685A JPS6295340A JP S6295340 A JPS6295340 A JP S6295340A JP 23510685 A JP23510685 A JP 23510685A JP 23510685 A JP23510685 A JP 23510685A JP S6295340 A JPS6295340 A JP S6295340A
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- Japan
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- polyether ester
- acid
- weight
- glycol
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、成形性とゴム特性のすぐれたポリエーテルエ
ステルアミド成形用樹脂組成物に関するものである。
ステルアミド成形用樹脂組成物に関するものである。
〈従来の技術〉
ポリマー主鎖中にポリアミド繰返し単位、ポリエーテル
繰返し単位およびエステル結合を有するポリエーテルエ
ステルアミドは公知である。
繰返し単位およびエステル結合を有するポリエーテルエ
ステルアミドは公知である。
(米国特許第3044987号明細書)〈発明が解決し
ようとする問題点〉 ポリエーテルエステルアミドは柔軟性、軽量性、透明性
、低温耐衝撃性にすぐれるため各種成形用途に有用され
ているが、時計の消音ギヤ、パツキンなど小型成形品、
薄葉成形品を射出成形した場合には、ポリアミトノ・−
ド成分の結晶化のため流動性を低下し、ショートシミツ
トや未充填の成形品が得られる問題が指摘されている。
ようとする問題点〉 ポリエーテルエステルアミドは柔軟性、軽量性、透明性
、低温耐衝撃性にすぐれるため各種成形用途に有用され
ているが、時計の消音ギヤ、パツキンなど小型成形品、
薄葉成形品を射出成形した場合には、ポリアミトノ・−
ド成分の結晶化のため流動性を低下し、ショートシミツ
トや未充填の成形品が得られる問題が指摘されている。
この問題を解決する方法として低い重合度のポリエーテ
ルエステルアミドを使用する方法、成形温度を高くして
ポリエーテルエステルアミドの溶融粘度を下げる方法が
考えられる。低重合度のポリエーテルエステルアミドを
用いる場合には、得られた成形品の屈曲疲労に代表され
るゴム特性が悪く、又高温の成形温度でポリエーテルエ
ステルアミドを成形する場合には、ポリ (アルキレン
オキシド)グリコールのソフト成分の耐熱性が劣るため
熱分解して重合度が低下し、同様にゴム特性が悪くなる
。又低重合度のポリエーテルエステルアミドを用いる方
法、成形温度を高くする方法は、本質的に成形品にパリ
が発生しやすい問題力;ある。
ルエステルアミドを使用する方法、成形温度を高くして
ポリエーテルエステルアミドの溶融粘度を下げる方法が
考えられる。低重合度のポリエーテルエステルアミドを
用いる場合には、得られた成形品の屈曲疲労に代表され
るゴム特性が悪く、又高温の成形温度でポリエーテルエ
ステルアミドを成形する場合には、ポリ (アルキレン
オキシド)グリコールのソフト成分の耐熱性が劣るため
熱分解して重合度が低下し、同様にゴム特性が悪くなる
。又低重合度のポリエーテルエステルアミドを用いる方
法、成形温度を高くする方法は、本質的に成形品にパリ
が発生しやすい問題力;ある。
本発明は、上述の問題点を解決し、短い成形サイクルで
饅れた成形品を得るために成形加工性が改善され、又得
られた成形品が優れたゴム特性を有する成形用組成物の
提供を目的とする。
饅れた成形品を得るために成形加工性が改善され、又得
られた成形品が優れたゴム特性を有する成形用組成物の
提供を目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
本発明の上記の目的は、炭素原子数6以上のアミノカル
ボン酸またはラクタム、もしくは炭素数6以上のジアミ
ンとジカルボン酸の塩から誘導されるポリアミドをハー
ド成分としてX重量%含有し、数平均分子量300〜6
,000のポリ(アルキレンオキシド)グリコールおよ
び炭素原子数4〜20のジカルボン酸から誘導すれるポ
リエーテルエステルをソフト成分として100−X重量
%含有するポリエーテルエステルアミド(4)1〜99
重量%と、炭素原子数6以上のアミノカルボン酸または
ラクタム、もしくは炭素数6以上のジアミンとジカルボ
ン酸の塩かう誘導されるポリアミドをハード成分として
7重1%含有し、数平均分子量300〜6,000のポ
リ(アルキレンオキシド)グリコールおよび炭素原子数
4〜20のジカルボン酸から誘導されるポリエーテルエ
ステルをソフト成分として100−Y重量%含有するポ
リエーテルエステルアミド■)99〜1重tとからなり
、XとYが 2≦IX−Y|≦60 の範囲にあることを特徴とするポリエーテルエステルア
ミド成形用樹脂組成物とすることによって達成されるこ
とがわかった。
ボン酸またはラクタム、もしくは炭素数6以上のジアミ
ンとジカルボン酸の塩から誘導されるポリアミドをハー
ド成分としてX重量%含有し、数平均分子量300〜6
,000のポリ(アルキレンオキシド)グリコールおよ
び炭素原子数4〜20のジカルボン酸から誘導すれるポ
リエーテルエステルをソフト成分として100−X重量
%含有するポリエーテルエステルアミド(4)1〜99
重量%と、炭素原子数6以上のアミノカルボン酸または
ラクタム、もしくは炭素数6以上のジアミンとジカルボ
ン酸の塩かう誘導されるポリアミドをハード成分として
7重1%含有し、数平均分子量300〜6,000のポ
リ(アルキレンオキシド)グリコールおよび炭素原子数
4〜20のジカルボン酸から誘導されるポリエーテルエ
ステルをソフト成分として100−Y重量%含有するポ
リエーテルエステルアミド■)99〜1重tとからなり
、XとYが 2≦IX−Y|≦60 の範囲にあることを特徴とするポリエーテルエステルア
ミド成形用樹脂組成物とすることによって達成されるこ
とがわかった。
以下本発明の構成を述べる。
本発明のポリエーテルエステルアミド囚及びの)におけ
る炭素数が6以上のアミノカルボン酸またはラクタムも
しくは炭素数6以上のジアミンとジカルボン酸の塩とし
ては、ω−アミノカプロン酸、ω−アミノエナント酸、
ω−アミノカプリル酸、ω−アミノペラルゴン酸、ω−
アミンカグリン酸、11−アミノウンデカン酸、12−
アミノドデカン酸等のアミノカルボン酸あるいはカプロ
ラクタム、エナント2クタム、カプリルラクタム、ラウ
ロラクタム等のラクタムおよびヘキサメチレンジアミン
−アジピン酸塩、ヘキサメチレンジアミンーセパンン益
塩、ヘキサメチレンジアミン−イソフタル酸塩、ウンデ
カメチレンジアミン−アジピン酸塩、4.4’−ジアミ
ノジシクロヘキシルメタン−ドデカンジ酸塩などのジア
ミン−ジカルボン酸の塩があるが、特に11−アミノウ
ンデカン酸、12−アミノドデカン酸が好ましく、目的
と用途に応じてはこれらを併用することもできる。
る炭素数が6以上のアミノカルボン酸またはラクタムも
しくは炭素数6以上のジアミンとジカルボン酸の塩とし
ては、ω−アミノカプロン酸、ω−アミノエナント酸、
ω−アミノカプリル酸、ω−アミノペラルゴン酸、ω−
アミンカグリン酸、11−アミノウンデカン酸、12−
アミノドデカン酸等のアミノカルボン酸あるいはカプロ
ラクタム、エナント2クタム、カプリルラクタム、ラウ
ロラクタム等のラクタムおよびヘキサメチレンジアミン
−アジピン酸塩、ヘキサメチレンジアミンーセパンン益
塩、ヘキサメチレンジアミン−イソフタル酸塩、ウンデ
カメチレンジアミン−アジピン酸塩、4.4’−ジアミ
ノジシクロヘキシルメタン−ドデカンジ酸塩などのジア
ミン−ジカルボン酸の塩があるが、特に11−アミノウ
ンデカン酸、12−アミノドデカン酸が好ましく、目的
と用途に応じてはこれらを併用することもできる。
またポリエーテルエステルアミドの融点を下′げたり、
接着性を高めるなどの目的でその他のアミド形成性成分
を共重合成分として用いることも少量範囲な・ら許容さ
れる。
接着性を高めるなどの目的でその他のアミド形成性成分
を共重合成分として用いることも少量範囲な・ら許容さ
れる。
本発明のポリエーテルエステルアミド囚及び03)にお
ける数平均分子量が300〜6,000のポリ(アルキ
レンオキシド)グリコールとしては、ポリエチレングリ
コール、ポリ (l、2−および1.3−プロピレンオ
キシド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシド)
グリコール、ポリ(ヘキサメチン/オキシド)グリコー
ル、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのプロノク
又はランダム共重合体、エチレンオキシドとテトラヒド
ロフランのブロック又はランダム共重合体などが挙げら
れ、就中耐熱性、耐水性、機械的強度、弾性回復性など
、すぐれたポリエーテルエステルアミドの物理的性質か
らポリ (テトラメチレンオキシド)グリコールが好ま
しく用いられる。ポリ (アルキレンオキシド)グリコ
ールの数平均分子量は300〜6,000の範囲で用い
つるが、重合時に粗大な相分離を起こさず、低温特性や
機械的性質がすぐれる分子量領域が選択され、この最適
分子量領域はポリ (アルキレンオキシド)グリコール
の種類によって異なる。例えばgリエチレングリコール
の場合300〜6,000 、特に好ましくは1,00
0〜4,000が、ポリ (プロピレンオキシド)グリ
コールの場合300〜s、ooo 、特に好ましくは5
00〜3,000が、またポリ (テトラメチレンオキ
シド)グリコールの場合500〜3,000 、特に好
ましくは500〜2.500の分子量領域のものが好ま
しく用いられる。
ける数平均分子量が300〜6,000のポリ(アルキ
レンオキシド)グリコールとしては、ポリエチレングリ
コール、ポリ (l、2−および1.3−プロピレンオ
キシド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシド)
グリコール、ポリ(ヘキサメチン/オキシド)グリコー
ル、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのプロノク
又はランダム共重合体、エチレンオキシドとテトラヒド
ロフランのブロック又はランダム共重合体などが挙げら
れ、就中耐熱性、耐水性、機械的強度、弾性回復性など
、すぐれたポリエーテルエステルアミドの物理的性質か
らポリ (テトラメチレンオキシド)グリコールが好ま
しく用いられる。ポリ (アルキレンオキシド)グリコ
ールの数平均分子量は300〜6,000の範囲で用い
つるが、重合時に粗大な相分離を起こさず、低温特性や
機械的性質がすぐれる分子量領域が選択され、この最適
分子量領域はポリ (アルキレンオキシド)グリコール
の種類によって異なる。例えばgリエチレングリコール
の場合300〜6,000 、特に好ましくは1,00
0〜4,000が、ポリ (プロピレンオキシド)グリ
コールの場合300〜s、ooo 、特に好ましくは5
00〜3,000が、またポリ (テトラメチレンオキ
シド)グリコールの場合500〜3,000 、特に好
ましくは500〜2.500の分子量領域のものが好ま
しく用いられる。
本発明のポリエーテルエステルアミド(4)及び(B)
における炭素数4〜20のジカルボン酸としてはテレフ
タル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボ
ン酸、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、ジフェニル
−4,4′−ジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカル
ボン酸、3−スルホイソフタル酸ナトリウムのごとき芳
香族ジカルボン酸、1.4−シクロヘキサンジカルボン
酸、1.2−シクロヘキサンジカルボン酸、ジシクロへ
キシル−4,4′−ジカルボン酸のごとき脂環族ジカル
ボン酸、およびコハク酸、シェラ酸、アジピン酸、セバ
シン酸、ドデカンジ酸(デカンジカルボン酸)のごとき
脂肪族ジカルボン酸を挙げることができる。特eこテレ
フタル酸、イソフタル!!、1.4−シクロヘキサンジ
カルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸の
ようなジカルボン酸が重合性、色調およびポリマの物理
的性質の点から好ましく用いられる。
における炭素数4〜20のジカルボン酸としてはテレフ
タル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボ
ン酸、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、ジフェニル
−4,4′−ジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカル
ボン酸、3−スルホイソフタル酸ナトリウムのごとき芳
香族ジカルボン酸、1.4−シクロヘキサンジカルボン
酸、1.2−シクロヘキサンジカルボン酸、ジシクロへ
キシル−4,4′−ジカルボン酸のごとき脂環族ジカル
ボン酸、およびコハク酸、シェラ酸、アジピン酸、セバ
シン酸、ドデカンジ酸(デカンジカルボン酸)のごとき
脂肪族ジカルボン酸を挙げることができる。特eこテレ
フタル酸、イソフタル!!、1.4−シクロヘキサンジ
カルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸の
ようなジカルボン酸が重合性、色調およびポリマの物理
的性質の点から好ましく用いられる。
本発明においては、ポリエーテルエステルアミド(4)
及び■におけるハード成分のポリアミドの含有量Xおよ
びYは 2≦l X−Y |≦60 であることが必要であり、 好ましくは 4≦l X−Y |≦30 である。
及び■におけるハード成分のポリアミドの含有量Xおよ
びYは 2≦l X−Y |≦60 であることが必要であり、 好ましくは 4≦l X−Y |≦30 である。
l X−Y lが2未満では成形用組成物とした場合の
成形性向上効果が小さく、又60を越えると囚ポリマー
と(B)ポリマーの相溶性が低下して粗大相分離構造を
形成し、ゴム特性が低下し、又成形品が真珠光沢を呈す
るため使用できない。
成形性向上効果が小さく、又60を越えると囚ポリマー
と(B)ポリマーの相溶性が低下して粗大相分離構造を
形成し、ゴム特性が低下し、又成形品が真珠光沢を呈す
るため使用できない。
また、本発明ではポリエーテルエステルアミド(4)及
び(B)の配合比は囚1〜99重量%に対しノ)99〜
1重量%にする必要があり、好ましくは(A)5〜95
重量%に対し@95〜5重量%である。少量成分が1重
量%未満では成形性、ゴム特性の改良効果が小さすぎる
からである。
び(B)の配合比は囚1〜99重量%に対しノ)99〜
1重量%にする必要があり、好ましくは(A)5〜95
重量%に対し@95〜5重量%である。少量成分が1重
量%未満では成形性、ゴム特性の改良効果が小さすぎる
からである。
更に、本発明の効果が就中液も顕著に示されるためには
、ポリエーテルエステルアミド(4)及び(B)におけ
るハード成分のポリアミドの含有量X及びYは 10≦X≦95 10≦Y≦95 (X、Y:重量%)の範囲にある
ことが好ましい。X及びYの値が10未満の場合には得
られたポリエーテルエステルアミドの高温特性、機械的
性質、成形性が十分でなくなり、逆に95を越えるとゴ
ム特性が低下する傾向がある。
、ポリエーテルエステルアミド(4)及び(B)におけ
るハード成分のポリアミドの含有量X及びYは 10≦X≦95 10≦Y≦95 (X、Y:重量%)の範囲にある
ことが好ましい。X及びYの値が10未満の場合には得
られたポリエーテルエステルアミドの高温特性、機械的
性質、成形性が十分でなくなり、逆に95を越えるとゴ
ム特性が低下する傾向がある。
また、ポリエーテルエステルアミド(4)及びΦ)の重
合方法は特に限定されず公知の方法を利用することがで
きる。たとえば、アミンカルボン酸またはラクタム、も
しくはジアミンとジカルボン酸の塩(a)とジカルボン
酸(C)を反応させて両末端がカルボン酸基のポリアミ
ドプレポリマをつくりこれにポリ (アルキレンオキシ
ド)グリコール(b)を真空下に反応させる方法、ある
いは上記(a)、(b)、(C)の化合物を反応槽に仕
込み、水の存在下または不存在下に高温で加熱反応させ
ることによりカルボン酸末端のポリアミドプレポリマを
生成させ、その後、常圧または減圧下で重合を進める方
法が知られている。また、上記(a)、(b)、(C)
の化合物を同時に反応槽に仕込み、溶融重合したのち、
高真空下で一挙に重合をすすめる方法もあり、むしろこ
の方法がポリマの着色も少なく好ましい。
合方法は特に限定されず公知の方法を利用することがで
きる。たとえば、アミンカルボン酸またはラクタム、も
しくはジアミンとジカルボン酸の塩(a)とジカルボン
酸(C)を反応させて両末端がカルボン酸基のポリアミ
ドプレポリマをつくりこれにポリ (アルキレンオキシ
ド)グリコール(b)を真空下に反応させる方法、ある
いは上記(a)、(b)、(C)の化合物を反応槽に仕
込み、水の存在下または不存在下に高温で加熱反応させ
ることによりカルボン酸末端のポリアミドプレポリマを
生成させ、その後、常圧または減圧下で重合を進める方
法が知られている。また、上記(a)、(b)、(C)
の化合物を同時に反応槽に仕込み、溶融重合したのち、
高真空下で一挙に重合をすすめる方法もあり、むしろこ
の方法がポリマの着色も少なく好ましい。
本発明の組成物は、通常2種類のポリエーテルエステル
アミドを溶融混合するものであるが、溶融混合の方法は
特に限定されない。たとえば押出機を使用して混合して
もよいし、二皿のペレットをトライブレンドし、射出、
押出成形することも可能である。また本発明の成形用組
成物には、本発明の目的を損なわない限りにおいて他の
成分、たとえば顔料、染料、難燃剤、耐熱剤、酸化防止
剤、耐候剤、滑剤、離形剤、帯電防止剤、可塑剤、結晶
核剤、発泡剤、強化剤、充填剤および他の重合体など添
加することが可能である。
アミドを溶融混合するものであるが、溶融混合の方法は
特に限定されない。たとえば押出機を使用して混合して
もよいし、二皿のペレットをトライブレンドし、射出、
押出成形することも可能である。また本発明の成形用組
成物には、本発明の目的を損なわない限りにおいて他の
成分、たとえば顔料、染料、難燃剤、耐熱剤、酸化防止
剤、耐候剤、滑剤、離形剤、帯電防止剤、可塑剤、結晶
核剤、発泡剤、強化剤、充填剤および他の重合体など添
加することが可能である。
〈実施例〉
実施例中特にことわらない限り、部数は重量部を意味す
る。
る。
参考例
ポリエーテルエステルアミドの重合
表1に示したω−アミノドデカン酸(ADA)、テレフ
タル酸(TPA)、及びポリ (テトラメチレンオキシ
ド)グリコール(P TMG)を・電イルガノックス”
1098 0.5部(酸化防止剤)と共にヘリカル
リボン攪拌翼を備えた反応容器に仕込み、窒素パージし
て260℃で1時間加熱攪拌して均質透明溶液とした後
、二酸化アンチモン触媒0.015部、モノブチルモノ
ヒドロキシ錫オキシド触媒0.015部、りん酸o、o
o s部 (着色防止剤)を添加し、減圧プログラム
に従って1時間でLtxHy以下の重合条件にもたらし
た。この条件にて所定の重合度まで反応させると粘ちょ
うな無色透明の溶融ポリマーが得られ、このポリマーを
ガツトとして水中に吐出すると結晶化して白化した。得
られたポリエーテルエステルアミドの相対粘度、融点、
結晶化温度を表1に示す。
タル酸(TPA)、及びポリ (テトラメチレンオキシ
ド)グリコール(P TMG)を・電イルガノックス”
1098 0.5部(酸化防止剤)と共にヘリカル
リボン攪拌翼を備えた反応容器に仕込み、窒素パージし
て260℃で1時間加熱攪拌して均質透明溶液とした後
、二酸化アンチモン触媒0.015部、モノブチルモノ
ヒドロキシ錫オキシド触媒0.015部、りん酸o、o
o s部 (着色防止剤)を添加し、減圧プログラム
に従って1時間でLtxHy以下の重合条件にもたらし
た。この条件にて所定の重合度まで反応させると粘ちょ
うな無色透明の溶融ポリマーが得られ、このポリマーを
ガツトとして水中に吐出すると結晶化して白化した。得
られたポリエーテルエステルアミドの相対粘度、融点、
結晶化温度を表1に示す。
実施例1〜6、比較例1−10
表2に示した配合組成になるように、参考例で得たポリ
エーテルエステルアミド2種をトライブレンドし、(比
較例1〜8についてはトライブレンドせずに)5−オン
スの射出能力を有する射出成形機を使用して、射出温度
220℃、金型温度40℃で100X 100 x 1
tx大の角板を成形した。この時、ポリマの流動性の
尺度として成形下限圧を、固化速度の尺度として成形サ
イクルを観察した。
エーテルエステルアミド2種をトライブレンドし、(比
較例1〜8についてはトライブレンドせずに)5−オン
スの射出能力を有する射出成形機を使用して、射出温度
220℃、金型温度40℃で100X 100 x 1
tx大の角板を成形した。この時、ポリマの流動性の
尺度として成形下限圧を、固化速度の尺度として成形サ
イクルを観察した。
この角板から25 X 100 X l fi大の試験
片を切り出し、JIS K6301に記載された方法で
、屈曲疲労性を測定した。
片を切り出し、JIS K6301に記載された方法で
、屈曲疲労性を測定した。
結果をまとめて表2に示す。
表1,2から、次のことがわかる。
たとえば実施例3(ポリアミド含有量35%、l X−
Y l = 20) ト比t[lJ 4.5(ポlJ7
ミ)’含有量30.45%)において、 成形下限圧:実施例3く比較例4.5 成形サイクル:実施例3く比較例4.5亀裂成長長さ:
実施例3く比較例4.5でありいずれも実施例3が優れ
ている。
Y l = 20) ト比t[lJ 4.5(ポlJ7
ミ)’含有量30.45%)において、 成形下限圧:実施例3く比較例4.5 成形サイクル:実施例3く比較例4.5亀裂成長長さ:
実施例3く比較例4.5でありいずれも実施例3が優れ
ている。
また、比較例9(ポリアミド含有!25.5%IX−Y
l=1)は比較例2.3(ポリアミド含有量25.26
%)とほぼ同等の成形性、屈曲疲労性を示し、改良効果
がみられない。さらに比較例10 (ポリアミド含有量
57.5%、IX−YI=65)は比較例6 (ポリア
ミド含有量55%)より成形性、屈曲疲労性が劣る。
l=1)は比較例2.3(ポリアミド含有量25.26
%)とほぼ同等の成形性、屈曲疲労性を示し、改良効果
がみられない。さらに比較例10 (ポリアミド含有量
57.5%、IX−YI=65)は比較例6 (ポリア
ミド含有量55%)より成形性、屈曲疲労性が劣る。
〈発明の効果〉
本発明の樹脂組成物は、組成の異なるポリエーテルエス
テルアミドを混合するためポリエーテルエステルアミド
共重合体単独のものと比軟し、成形性、ゴム特性が極め
て優れるものである。
テルアミドを混合するためポリエーテルエステルアミド
共重合体単独のものと比軟し、成形性、ゴム特性が極め
て優れるものである。
特許出願大東し株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 炭素原子数6以上のアミノカルボン酸またはラクタム、
もしくは炭素数6以上のジアミンとジカルボン酸の塩か
ら誘導されるポリアミドをハード成分としてX重量%含
有し、数平均分子量300〜6,000のポリ(アルキ
レンオキシド)グリコールおよび炭素原子数4〜20の
ジカルボン酸から誘導されるポリエーテルエステルをソ
フト成分として100−X重量%含有するポリエーテル
エステルアミド(A)1〜99重量%と、炭素原子数6
以上のアミノカルボン酸またはラクタム、もしくは炭素
数6以上のジアミンとジカルボン酸の塩から誘導される
ポリアミドをハード成分としてY重量%含有し、数平均
分子量300〜6,000のポリ(アルキレンオキシド
)グリコールおよび炭素原子数4〜20のジカルボン酸
から誘導されるポリエーテルエステルをソフト成分とし
て100−Y重量%含有するポリエーテルエステルアミ
ド(B)99〜1重量%とからなり、XとYが 2≦|X−Y|≦60 の範囲にあることを特徴とするポリエーテルエステルア
ミド成形用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23510685A JPS6295340A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | ポリエ−テルエステルアミド成形用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23510685A JPS6295340A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | ポリエ−テルエステルアミド成形用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6295340A true JPS6295340A (ja) | 1987-05-01 |
JPH0446987B2 JPH0446987B2 (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=16981142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23510685A Granted JPS6295340A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | ポリエ−テルエステルアミド成形用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6295340A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06211108A (ja) * | 1991-07-26 | 1994-08-02 | Minoru Denki Koji:Kk | 自動車等の車両用異常監視装置 |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP23510685A patent/JPS6295340A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06211108A (ja) * | 1991-07-26 | 1994-08-02 | Minoru Denki Koji:Kk | 自動車等の車両用異常監視装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0446987B2 (ja) | 1992-07-31 |
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