JPS6294684A - 自動車用窓開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用窓開閉装置に関し、特にサンルーフ
制御装置の安全回路に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種自動車用窓開閉装置としては、実開昭５７
−１７３７２号公報にて第２図（自動車用窓電動開閉装
置の安全回路図）に示すような装置が知られている。こ
の第２図に示す従来の装置は、自動車の側面窓あるいは
天井窓（サンルーフ）等の自動車用窓を開放状態から閉
鎖状態に移すに際し、その移動範囲内の所定位置におい
て、たとえば閉鎖位置よりも少し手前、具体的にはサン
ルーフの場合には１０〜２０ｃｍ程度手前に到達したと
きにオフからオンへと切替わる位置検出スイッチ２６を
設け、この位置検出スイッチ２６と直列にコンデンサ２
８を接続し、前記位置検出スイッチ２６の閉路時に前記
コンデンサを充電し、その充電電流によってリレー等の
開閉手段２７を動作させ、この開閉手段２７の切替接点
２７ｃにより前記モータ電流を遮断すると共に前記開閉
手段２７を自己保持させてモータ２２を停止させ、天井
窓を一旦所定位置に停止させることにより人体の一部等
を挟むなどの危険を未然に防ぐようにしたものである。

そして、一旦停止後に停止スイッチ２４をオフにして前
記開閉手段２７の自己保持回路を開放して解除したのち
、操作スイッチ２３を再投入することによって再びモー
タ２２を起動し、完全閉鎖位置まで天井窓を移動するこ
とができるようにしたものである。他方、閉鎖状態から
開放状態へと移す途中において、前記所定位置すなわち
一旦停止位置で前記位置検出スイッチ２６はオンからオ
フへと切替るが、このときには前記開閉手段２７は動作
しないため、途中で天井窓が停止することはなく、完全
開放位置まで連続して移動する。なお、第２図において
、操作スイッチ２３゜２４は連動しており、２３ｃ、２
４ｃは可動接点、２３ａ、２４ａ、２３ｂ、２４ｂは固
定接点であり、２５は安全回路である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記従来の自動車用窓開閉装置においては、モータの一
旦停止時に、モータのブレーキ回路がないため、モータ
負荷が重いときはモータが瞬時に止まるが、負荷が軽い
ときは、モータは惰性で回り、天井窓等のスライディン
グルーフの停止位置がバラツキという問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、モータの一旦停止時に、モータにショート回
路を形成するようにしたものである。

〔作用〕

モータの一旦停止時に、モータにショート回路が形成さ
れるからモータに電気ブレーキが働きモータが一定位置
で止まりサンルーフのスライディングルーフが負荷の大
小に拘わらず常に一定位置に止まるようにすることがで
きる。

〔実施例〕

以下、本発明を図に示す実施例について説明する。

第１図は、本発明になる自動車用窓開閉装置の一実施例
の構成を示す電気回路図で、１．２は操作スイッチであ
り、このスイッチを押している間だけオンし、離した場
合は第１図に示す状態になる。３は天井窓（サンルーフ
）のスライディングルーフの位置検出手段であり、スラ
イディングルーフが全閉より一定距離になった時のみオ
ンし、その他はオフするスイッチである。４はスライデ
ィングルーフ駆動用モータ、５はヒユーズ、６はイグニ
ッションスイッチ、７は車載用バッテリ、８．１４．１
５は抵抗、９はコンデンサ、１０゜１１はトランジスタ
、１２はリレーコイル、１２ａ、１２ｂ、１２ｃはリレ
ーコイル１２によって駆動されるリレー接点、１３．１
６はダイオード、１００は制御回路ブロックである。次
に上記構成になる本発明自動車用窓開閉装置の作動につ
いて説明する。サンルーフが全開状態にある場合に操作
スイッチ２をオンした場合、電流が操作スィッチ２→リ
レー接点１２ａ−１２Ｃ→モ一タ４→操作スイッチ１と
いう経路で流れモータ４は回転し、スライディングルー
フを閉方向に動かすと同時に操作スイッチ２−抵抗８−
コンデンサ９という経路で電流が流れ、コンデンサ９が
充電され、トランジスタ１０が操作スイッチ２をオンし
た時点よりある一定時間後にオンし得る状態になる。ス
ライディングルーフが閉方向に動いて全閉より一定距離
になった時、位置検出手段３がオンし、トランジスタ１
０のエミッタがダイオード１６を通して接地されるため
、トランジスタ１０がオン、トランジスタ１１がオンし
、リレーコイル１２に電流が流れるため、リレー接点Ｌ
２ａと１２ｃとが接続されていたのがリレー接点１２ｂ
と１２ｃとの接続に変り、前記モータ電流経路を遮断す
るため、操作スイッチ２をオンしていてもモータ４の回
転が止まり、スライディングルーフも止まる。

と同時に、モータ４には、操作スイッチｌ−リレー接点
１２ｂ→１２ｃ→モータ４というショート回路ができる
ため、モータ４に電気ブレーキが働く。一旦止まったス
ライディングルーフを再度動かすためには、操作スイッ
チ２を一度オフさせて再度オンさせればよい。このとき
、制御回路ブロック１００は次のように作動する。操作
スイッチ２を一度オフすると、コンデンサ９の充電経路
が断たれ、コンデンサ９−ダイオード１３→抵抗１４−
操作スイッチ２という放電経路が形成され、瞬時にコン
デンサ９は放電される。と同時に、制御回路ブロック１
００は、操作スイッチ２を通して電源供給されているた
め、操作スイッチ２をオフすることにより電源供給経路
が断たれ、リレー１２はオフし、リレー接点は１２ｂ−
１２Ｃという接続から１２３−１２Ｃという接続に変わ
る。

再度操作スイッチ２をオンさせた場合、前記経路でモー
タ４が回転し、スライディングルーフを閉方向に動かす
と同時に、前記経路でコンデンサ９が充電される。この
時、位置検出手段３はオンしたままであるが、コンデン
サ９が充電され、トランジスタ１０がオンするまでの時
間内に、モータ４が回り、スライディングルーフが閉方
向に動く為、位置検出手段３はオフする為、トランジス
タ１０のエミッタが抵抗１５によってプルアップされる
為、オンし得る状態になってもオンすることが出来ず、
その為、リレーコイル１２に電流は流れない為、モータ
電流経路は遮断されないので、スライディングルーフは
閉方向に動く。

〔発明の効果〕

本発明になる自動車用窓開閉装置においては、スライデ
ィングルーフ駆動用モータの一旦停止時に、モータにシ
ョート回路が形成されるようにしであるから、モータに
電気ブレーキが働き、スライディングルーフが負荷の大
小にかかわらず一定位置に確実に止まるという効果が大
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる自動車用窓開閉装置の一実施例の
構成を示す電気回路図、第２図は従来の・・・モータ、
５・・・ヒユーズ、６・・・イグニッションスイッチ、
７・・・バッテリ、８，１４．１５・・・抵抗。 ９・・・コンデンサ、１０．１１・・・トランジスタ、
１２・・・リレーコイル、１２ａ、１２ｂ、　　１２ｃ
ｍ・・リレー接点、１３．１６・・・ダイオード、１０
０・・・制御回路ブロック。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 操作スイッチによりモータの回転を制御して自動車用窓
   の開閉をおこなうようにした自動車用窓開閉装置におい
   て、前記モータの一旦停止時に、モータにショート回路
   を形成するようにしたことを特徴とする自動車用窓開閉
   装置。