JPH0634168Y2 - 車両用サンルーフの開閉制御装置 - Google Patents
車両用サンルーフの開閉制御装置Info
- Publication number
- JPH0634168Y2 JPH0634168Y2 JP1987195272U JP19527287U JPH0634168Y2 JP H0634168 Y2 JPH0634168 Y2 JP H0634168Y2 JP 1987195272 U JP1987195272 U JP 1987195272U JP 19527287 U JP19527287 U JP 19527287U JP H0634168 Y2 JPH0634168 Y2 JP H0634168Y2
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- Japan
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- closing
- sunroof
- circuit
- side connecting
- opening
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用サンルーフの開閉制御装置に関する。
車両用サンルーフの開閉制御装置においては、特にサン
ルーフの閉鎖時の安全性のため全閉状態から所定間隔
（例えば約100mm）残してサンルーフの移動を一旦停止
させ、その後サンルーフを再度移動させることにより全
閉する構成となっている。第６図には、従来の開閉制御
装置の電気回路図が示されている。
ルーフの閉鎖時の安全性のため全閉状態から所定間隔
（例えば約100mm）残してサンルーフの移動を一旦停止
させ、その後サンルーフを再度移動させることにより全
閉する構成となっている。第６図には、従来の開閉制御
装置の電気回路図が示されている。
当該制御装置は電気的駆動手段である電動モータ１、モ
ータ１に対する通電を断続する断続手段である閉鎖用回
路２および開放用回路３、閉鎖用回路２の作動を制御す
る制御回路４、第１および第２の操作手段である操作ス
イッチ５およびリミットスイッチ６を備えている。
ータ１に対する通電を断続する断続手段である閉鎖用回
路２および開放用回路３、閉鎖用回路２の作動を制御す
る制御回路４、第１および第２の操作手段である操作ス
イッチ５およびリミットスイッチ６を備えている。
当該制御装置においては、サンルーフの閉鎖時操作スイ
ッチ５をクローズ側にオンするとノア（１）回路のイ端
子がＬレベルになり、一方リミットスイッチ６はオン状
態にあって同回路のロ端子もＬレベルにある。このた
め、同回路の出力はＨレベルになってトランジスタTr1
がONとなり、かつトランジスタTr2がONとなってリレーR
1のコイルに通電され可動接点が接点ａ側に接続され
る。この結果、モータ１は通電されて駆動しサンルーフ
を閉鎖側へ移動させる。サンルーフが移動して全閉前の
所定距離（例えば全閉前100mm）に達すると、リミット
スイッチ６がOFFする。このため、ノア回路（１）のロ
端子がＨレベルになって同回路の出力がＬレベルとな
り、各トランジスタTr1,Tr2がOFFしてリレーR1のコイル
への通電が停止され、可動接点が接点ａ側に切換ってモ
ータ１への通電が停止される。この結果、モータ１の駆
動が一旦停止され、サンルーフは全閉前所定の位置で停
止する。この状態で操作スイッチ５をOFFにするとコン
デンサＣに充電され、操作スイッチ５を再度クローズ側
にONするとコンデンサＣが放電される間ノア回路（２）
のニ端子がＬレベルになる。このため、同回路の出力が
Ｈレベルとなって両トランジスタTr1,Tr2共にONしてリ
レーR1のコイルに通電され、モータ１が駆動を再開して
サンルーフを閉鎖側へ移動させる。この間、コンデンサ
Ｃの放電が終了するとノア回路（２）のニ端子がＨレベ
ルになるため同回路の出力はＬレベルとなるが、リミッ
トスイッチ６がカム７を乗越えて再度ONするためノア回
路（１）のロ端子がＬレベルとなり、出力がＨレベルと
なってモータ１はサンルーフが全閉状態になるまで駆動
する。
ッチ５をクローズ側にオンするとノア（１）回路のイ端
子がＬレベルになり、一方リミットスイッチ６はオン状
態にあって同回路のロ端子もＬレベルにある。このた
め、同回路の出力はＨレベルになってトランジスタTr1
がONとなり、かつトランジスタTr2がONとなってリレーR
1のコイルに通電され可動接点が接点ａ側に接続され
る。この結果、モータ１は通電されて駆動しサンルーフ
を閉鎖側へ移動させる。サンルーフが移動して全閉前の
所定距離（例えば全閉前100mm）に達すると、リミット
スイッチ６がOFFする。このため、ノア回路（１）のロ
端子がＨレベルになって同回路の出力がＬレベルとな
り、各トランジスタTr1,Tr2がOFFしてリレーR1のコイル
への通電が停止され、可動接点が接点ａ側に切換ってモ
ータ１への通電が停止される。この結果、モータ１の駆
動が一旦停止され、サンルーフは全閉前所定の位置で停
止する。この状態で操作スイッチ５をOFFにするとコン
デンサＣに充電され、操作スイッチ５を再度クローズ側
にONするとコンデンサＣが放電される間ノア回路（２）
のニ端子がＬレベルになる。このため、同回路の出力が
Ｈレベルとなって両トランジスタTr1,Tr2共にONしてリ
レーR1のコイルに通電され、モータ１が駆動を再開して
サンルーフを閉鎖側へ移動させる。この間、コンデンサ
Ｃの放電が終了するとノア回路（２）のニ端子がＨレベ
ルになるため同回路の出力はＬレベルとなるが、リミッ
トスイッチ６がカム７を乗越えて再度ONするためノア回
路（１）のロ端子がＬレベルとなり、出力がＨレベルと
なってモータ１はサンルーフが全閉状態になるまで駆動
する。
（考案が解決しようとする問題点） ところで、かかる制御装置においては、モータ１のバラ
ツキによりトルクが大きすぎるとサンルーフの慣性力に
よりリミットスイッチ６がカム７を乗越えてモータ１は
一旦停止し得ず、またカム７の幅が大きすぎるとコンデ
ンサＣの放電終了後にリミットスイッチ６がカム７を乗
越えられずモータ１を再駆動し得ないおそれがある。
ツキによりトルクが大きすぎるとサンルーフの慣性力に
よりリミットスイッチ６がカム７を乗越えてモータ１は
一旦停止し得ず、またカム７の幅が大きすぎるとコンデ
ンサＣの放電終了後にリミットスイッチ６がカム７を乗
越えられずモータ１を再駆動し得ないおそれがある。
本考案に係る車両用サンルーフの開閉制御装置は、車両
用サンルーフを開閉する電気的駆動手段と、この駆動手
段に対する通電を断続して前記サンルーフを開放側、閉
鎖側へそれぞれ移動、停止させる開放側断続手段および
閉鎖側断続手段と、この閉鎖側断続手段に接続されて同
閉鎖側断続手段の通電動作を制御する制御手段と、この
制御手段に接続された操作スイッチおよび前記サンルー
フの所定の閉鎖位置を検出する検出スイッチを備え、前
記制御手段を、前記操作スイッチの操作により前記閉鎖
側断続手段を通電動作させ、かつ前記検出スイッチによ
る検出信号に基づき前記閉鎖側断続手段の通電動作を停
止させるとともに、前記操作スイッチの再度の操作によ
り前記閉鎖側断続手段の通電動作の停止を解除させる構
成としたことを特徴とするものである。
用サンルーフを開閉する電気的駆動手段と、この駆動手
段に対する通電を断続して前記サンルーフを開放側、閉
鎖側へそれぞれ移動、停止させる開放側断続手段および
閉鎖側断続手段と、この閉鎖側断続手段に接続されて同
閉鎖側断続手段の通電動作を制御する制御手段と、この
制御手段に接続された操作スイッチおよび前記サンルー
フの所定の閉鎖位置を検出する検出スイッチを備え、前
記制御手段を、前記操作スイッチの操作により前記閉鎖
側断続手段を通電動作させ、かつ前記検出スイッチによ
る検出信号に基づき前記閉鎖側断続手段の通電動作を停
止させるとともに、前記操作スイッチの再度の操作によ
り前記閉鎖側断続手段の通電動作の停止を解除させる構
成としたことを特徴とするものである。
かかる構成の開閉制御装置によれば、サンルーフの閉鎖
時には、操作スイッチの操作により制御手段が閉鎖側断
続手段を通電動作させて駆動手段を駆動させ、サンルー
フを閉鎖側へ移動させることができる。このサンルーフ
が移動途中の設定された所定の閉鎖位置に達すると、検
出スイッチが動作してサンルーフの位置を検出し、この
検出信号に基づき制御手段が閉鎖側断続手段の通電動作
を停止させる。この結果、サンルーフは全閉直前の所定
の閉鎖位置で一旦停止する。この状態において、操作ス
イッチを再度操作することにより、制御手段が閉鎖側断
続手段の通電動作の停止状態を解除し、駆動手段が再度
駆動してサンルーフは全閉状態となる。
時には、操作スイッチの操作により制御手段が閉鎖側断
続手段を通電動作させて駆動手段を駆動させ、サンルー
フを閉鎖側へ移動させることができる。このサンルーフ
が移動途中の設定された所定の閉鎖位置に達すると、検
出スイッチが動作してサンルーフの位置を検出し、この
検出信号に基づき制御手段が閉鎖側断続手段の通電動作
を停止させる。この結果、サンルーフは全閉直前の所定
の閉鎖位置で一旦停止する。この状態において、操作ス
イッチを再度操作することにより、制御手段が閉鎖側断
続手段の通電動作の停止状態を解除し、駆動手段が再度
駆動してサンルーフは全閉状態となる。
この場合、閉鎖側断続手段を制御する制御手段を、前記
操作スイッチの操作により前記閉鎖側断続手段を通電動
作させ、かつ前記検出スイッチによる検出信号に基づき
前記閉鎖側断続手段の通電動作を停止させるとともに、
前記操作スイッチの再度の操作により前記閉鎖側断続手
段の通電動作の停止を解除させる構成としているので、
サンルーフの一旦停止、および再移動が確実になされる
という利点がある。
操作スイッチの操作により前記閉鎖側断続手段を通電動
作させ、かつ前記検出スイッチによる検出信号に基づき
前記閉鎖側断続手段の通電動作を停止させるとともに、
前記操作スイッチの再度の操作により前記閉鎖側断続手
段の通電動作の停止を解除させる構成としているので、
サンルーフの一旦停止、および再移動が確実になされる
という利点がある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明するに、
第１図は本考案の開閉制御装置10の電気回路が示されて
いる。当該制御装置10は第２図および第３図に示す駆動
手段11を備え、第４図および第５図に示すように車両用
のサンルーフ21を開閉制御するものである。
第１図は本考案の開閉制御装置10の電気回路が示されて
いる。当該制御装置10は第２図および第３図に示す駆動
手段11を備え、第４図および第５図に示すように車両用
のサンルーフ21を開閉制御するものである。
サンルーフ21はスライディングルーフハウジング22に前
後方向に設けた左右のガイドレール23に摺動可能に組付
けられているとともに、その後端が昇降可能に組付けら
れており、第４図の２点鎖線で示すようにルーフパネル
24と同一高さに位置して同パネル24の開口部24aを閉鎖
するとともに、第５図に示すように一旦下降した後ガイ
ドレール23上を後方へ摺動してルーフハウジング22とル
ーフパネル24間に収納されて開口部24aを開放する。
後方向に設けた左右のガイドレール23に摺動可能に組付
けられているとともに、その後端が昇降可能に組付けら
れており、第４図の２点鎖線で示すようにルーフパネル
24と同一高さに位置して同パネル24の開口部24aを閉鎖
するとともに、第５図に示すように一旦下降した後ガイ
ドレール23上を後方へ摺動してルーフハウジング22とル
ーフパネル24間に収納されて開口部24aを開放する。
開閉制御装置10は駆動手段11、駆動手段11を構成するモ
ータ11aに対する通電を断続する閉鎖用回路12および開
放用回路13、閉鎖用回路12の作動を制御する制御回路14
を備えるとともに、二方向の自己復帰型操作スイッチ15
およびリミットスイッチ16を備えている。当該開閉制御
装置10において、閉鎖用回路12、開放用回路13、制御回
路14およびリミットスイッチ16は、本考案の閉鎖側断続
手段、開放側断続手段、制御手段および検出スイッチを
構成している。
ータ11aに対する通電を断続する閉鎖用回路12および開
放用回路13、閉鎖用回路12の作動を制御する制御回路14
を備えるとともに、二方向の自己復帰型操作スイッチ15
およびリミットスイッチ16を備えている。当該開閉制御
装置10において、閉鎖用回路12、開放用回路13、制御回
路14およびリミットスイッチ16は、本考案の閉鎖側断続
手段、開放側断続手段、制御手段および検出スイッチを
構成している。
駆動手段11はモータ11a、ドライブギヤ11bおよび一対の
スライディングケーブル11c、11dを備えていて、モータ
11aの駆動によりドライブギヤ11bを回転させて各スライ
ディングケーブル11c、11dを移動させ、同ケーブル11
c、11dに連結したサンルーフ21をガイドレール23上を摺
動させる。サンルーフ21はモータ11aの正逆各回転によ
り開閉される。
スライディングケーブル11c、11dを備えていて、モータ
11aの駆動によりドライブギヤ11bを回転させて各スライ
ディングケーブル11c、11dを移動させ、同ケーブル11
c、11dに連結したサンルーフ21をガイドレール23上を摺
動させる。サンルーフ21はモータ11aの正逆各回転によ
り開閉される。
開放用回路13はリレーを備えており、操作スイッチ15の
オープン側へのON操作によりリレーのコイル13aに通電
されて可動接点13bが接点ｂ側から接点ａ側に切換え接
続され、これによりモータ11aに通電されて同モータ11a
は正転してサンルーフ21を開放側へ移動させてルーフパ
ネル24の開口部24aを開放させる。閉鎖用回路12はリレ
ーおよび２個のトランジスタTr1,Tr2を備え、両トラン
ジスタTr1,Tr2がONするとリレーのコイル12aに通電され
て可動接点12bが接点ｂ側から接点ａ側に切換え接続さ
れ、これによりモータ11aに通電されて同モータ11aは逆
転してサンルーフ21を閉鎖側へ移動させてルーフパネル
24の開口部24aを閉鎖させる。トランジスタTr2はトラン
ジスタTr1によりON−OFF制御され、かつ同トランジスタ
Tr1は制御回路14によりON−OFF制御される。
オープン側へのON操作によりリレーのコイル13aに通電
されて可動接点13bが接点ｂ側から接点ａ側に切換え接
続され、これによりモータ11aに通電されて同モータ11a
は正転してサンルーフ21を開放側へ移動させてルーフパ
ネル24の開口部24aを開放させる。閉鎖用回路12はリレ
ーおよび２個のトランジスタTr1,Tr2を備え、両トラン
ジスタTr1,Tr2がONするとリレーのコイル12aに通電され
て可動接点12bが接点ｂ側から接点ａ側に切換え接続さ
れ、これによりモータ11aに通電されて同モータ11aは逆
転してサンルーフ21を閉鎖側へ移動させてルーフパネル
24の開口部24aを閉鎖させる。トランジスタTr2はトラン
ジスタTr1によりON−OFF制御され、かつ同トランジスタ
Tr1は制御回路14によりON−OFF制御される。
制御回路14はフリップフロップ回路にて構成されてお
り、操作スイッチ15のクローズ側に対するON、OFF状態
およびリミットスイッチ16のON、OFF状態により各ノア
回路14a、14b、14cの各端子のレベルは別表の通りとな
る。操作スイッチ15は手動によりON、OFF操作されるも
のであるが、リミットスイッチ16はサンルーフの全閉前
100mmの位置にてカム17によりOFFされ、サンルーフ21の
その後のわずかな移動によりONされる常閉型のものであ
る。
り、操作スイッチ15のクローズ側に対するON、OFF状態
およびリミットスイッチ16のON、OFF状態により各ノア
回路14a、14b、14cの各端子のレベルは別表の通りとな
る。操作スイッチ15は手動によりON、OFF操作されるも
のであるが、リミットスイッチ16はサンルーフの全閉前
100mmの位置にてカム17によりOFFされ、サンルーフ21の
その後のわずかな移動によりONされる常閉型のものであ
る。
しかして、サンルーフ21の全開時操作スイッチ15はOF
F、リミットスイッチ16はONしていてノア回路14cのリ端
子の出力はＬレベルの状態にあり、このため両トランジ
スタTr1,Tr2はOFFしていてモータ11aが停止している。
サンルーフ21を閉鎖すべく操作スイッチ15をクローズ側
へONするとノア回路14cのリ端子の出力はＨレベルとな
り、このため両トランジスタTr1,Tr2がONしてモータ11a
は通電されて駆動し、サンルーフ21の閉鎖側への移動を
開始させる。操作スイッチ15の操作を続行しサンルーフ
21が全閉前100mmの位置に達すると、リミットスイッチ1
6がOFFしてノア回路14cのリ端子の出力がＬレベルとな
る。このため、両トランジスタTr1,Tr2はOFFしてモータ
11aへの通電が停止され、同モータ11aは停止してサンル
ーフ21の移動を一旦停止させる。サンルーフ21の一旦停
止中にリミットスイッチ16がカム17を乗越えてONして
も、また操作スイッチ15の操作を解除してもノア回路14
cのリ端子の出力はＬレベルに維持される。次いで、操
作スイッチ15を再度操作してクローズ側にONすると、リ
ミットスイッチ16のON、OFF状態にかかわらずノア回路1
4cのリ端子がＨレベルとなる。このため、両トランジス
タTr1,Tr2が再度ONしてモータ11aは通電されて駆動し、
サンルーフ21を閉鎖側へ移動を再開させる。サンルーフ
21が全閉状態となって操作スイッチ15の操作を解除する
と、ノア回路14cのリ端子の出力がＬレベルとなる。こ
のため、両トランジスタTr1,Tr2はOFFしてモータ11aへ
の通電が停止され、同モータ11aは停止する。
F、リミットスイッチ16はONしていてノア回路14cのリ端
子の出力はＬレベルの状態にあり、このため両トランジ
スタTr1,Tr2はOFFしていてモータ11aが停止している。
サンルーフ21を閉鎖すべく操作スイッチ15をクローズ側
へONするとノア回路14cのリ端子の出力はＨレベルとな
り、このため両トランジスタTr1,Tr2がONしてモータ11a
は通電されて駆動し、サンルーフ21の閉鎖側への移動を
開始させる。操作スイッチ15の操作を続行しサンルーフ
21が全閉前100mmの位置に達すると、リミットスイッチ1
6がOFFしてノア回路14cのリ端子の出力がＬレベルとな
る。このため、両トランジスタTr1,Tr2はOFFしてモータ
11aへの通電が停止され、同モータ11aは停止してサンル
ーフ21の移動を一旦停止させる。サンルーフ21の一旦停
止中にリミットスイッチ16がカム17を乗越えてONして
も、また操作スイッチ15の操作を解除してもノア回路14
cのリ端子の出力はＬレベルに維持される。次いで、操
作スイッチ15を再度操作してクローズ側にONすると、リ
ミットスイッチ16のON、OFF状態にかかわらずノア回路1
4cのリ端子がＨレベルとなる。このため、両トランジス
タTr1,Tr2が再度ONしてモータ11aは通電されて駆動し、
サンルーフ21を閉鎖側へ移動を再開させる。サンルーフ
21が全閉状態となって操作スイッチ15の操作を解除する
と、ノア回路14cのリ端子の出力がＬレベルとなる。こ
のため、両トランジスタTr1,Tr2はOFFしてモータ11aへ
の通電が停止され、同モータ11aは停止する。
このように、本実施例においては、サンルーフ21の閉鎖
側への移動時の全閉前100mmの位置にて確実にサンルー
フを一旦停止させることができ、安全性の面から極めて
有効のものである。また、本実施例においては、制御回
路14としてフリップフロップ回路を採用して、操作スイ
ッチ15の操作により閉鎖用回路12を通電動作させ、かつ
リミットスイッチ16による検出信号に基づき閉鎖用回路
12の通電動作を停止させるとともに、操作スイッチ15の
再度の操作により閉鎖用回路12の通電動作の停止を解除
させるように機能する構成としているので、サンルーフ
21の閉鎖時の一旦停止、および再移動が確実になされる
という利点がある。
側への移動時の全閉前100mmの位置にて確実にサンルー
フを一旦停止させることができ、安全性の面から極めて
有効のものである。また、本実施例においては、制御回
路14としてフリップフロップ回路を採用して、操作スイ
ッチ15の操作により閉鎖用回路12を通電動作させ、かつ
リミットスイッチ16による検出信号に基づき閉鎖用回路
12の通電動作を停止させるとともに、操作スイッチ15の
再度の操作により閉鎖用回路12の通電動作の停止を解除
させるように機能する構成としているので、サンルーフ
21の閉鎖時の一旦停止、および再移動が確実になされる
という利点がある。
第１図は本考案の一実施例に係る開閉制御装置の電気回
路、第２図は同装置における駆動手段の概略構成図、第
３図は同部分拡大図、第４図はサンルーフの全閉状態を
示す縦断側面図、第５図は同全開状態を示す縦断側面
図、第６図は従来の開閉制御装置の電気回路図である。 符号の説明 10……開閉制御装置、11……駆動手段、11a……モー
タ、12……閉鎖用回路、13……開放回路、14……制御回
路、15……操作スイッチ、16……リミットスイッチ、21
……サンルーフ、24……ルーフパネル。
路、第２図は同装置における駆動手段の概略構成図、第
３図は同部分拡大図、第４図はサンルーフの全閉状態を
示す縦断側面図、第５図は同全開状態を示す縦断側面
図、第６図は従来の開閉制御装置の電気回路図である。 符号の説明 10……開閉制御装置、11……駆動手段、11a……モー
タ、12……閉鎖用回路、13……開放回路、14……制御回
路、15……操作スイッチ、16……リミットスイッチ、21
……サンルーフ、24……ルーフパネル。
Claims (1)
- 【請求項１】車両用サンルーフを開閉する電気的駆動手
段と、この駆動手段に対する通電を断続して前記サンル
ーフを開放側、閉鎖側へそれぞれ移動、停止させる開放
側断続手段および閉鎖側断続手段と、この閉鎖側断続手
段に接続されて同閉鎖側断続手段の通電動作を制御する
制御手段と、この制御手段に接続された操作スイッチお
よび前記サンルーフの所定の閉鎖位置を検出する検出ス
イッチを備え、前記制御手段を、前記操作スイッチの操
作により前記閉鎖側断続手段を通電動作させ、かつ前記
検出スイッチによる検出信号に基づき前記閉鎖側断続手
段の通電動作を停止させるとともに、前記操作スイッチ
の再度の操作により前記閉鎖側断続手段の通電動作の停
止を解除させる構成としてなる車両用サンルーフの開閉
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987195272U JPH0634168Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 車両用サンルーフの開閉制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987195272U JPH0634168Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 車両用サンルーフの開閉制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0198723U JPH0198723U (ja) | 1989-07-03 |
| JPH0634168Y2 true JPH0634168Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31485957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987195272U Expired - Lifetime JPH0634168Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 車両用サンルーフの開閉制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634168Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5631180B2 (ja) * | 2010-12-01 | 2014-11-26 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 車両用乗降扉の空気式戸閉装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934526A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-24 | Canon Inc | Ｃｒｔ撮影装置 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP1987195272U patent/JPH0634168Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0198723U (ja) | 1989-07-03 |
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