JPS6294541A - マ−ブル膜様付きボトル及びその製造方法 - Google Patents
マ−ブル膜様付きボトル及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS6294541A JPS6294541A JP60231067A JP23106785A JPS6294541A JP S6294541 A JPS6294541 A JP S6294541A JP 60231067 A JP60231067 A JP 60231067A JP 23106785 A JP23106785 A JP 23106785A JP S6294541 A JPS6294541 A JP S6294541A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- pattern
- marble
- preform
- marble pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はマーブル模様付きボトル及びその製造方法に関
する。
する。
(従来の技術)
従来、合成樹脂製のボトルにマーブル模様を付ける場合
には、先ず、−次加工として射出形成やブロー成形等に
よりボトルを作成した後、二次加 ′工として印刷、転
写、水圧転写等を施すことが一般的となっている。しか
し、このようにして得たボトルはその成形方法の特徴上
円筒、楕円1円11[及びそれらが組合わさったような
形状の容器となってしまい、それらの容器の全面にマー
ブル模様を加工することは困難であると共に種々の二次
加工機が必要となり、高価な設備投資を伴うものであっ
た。
には、先ず、−次加工として射出形成やブロー成形等に
よりボトルを作成した後、二次加 ′工として印刷、転
写、水圧転写等を施すことが一般的となっている。しか
し、このようにして得たボトルはその成形方法の特徴上
円筒、楕円1円11[及びそれらが組合わさったような
形状の容器となってしまい、それらの容器の全面にマー
ブル模様を加工することは困難であると共に種々の二次
加工機が必要となり、高価な設備投資を伴うものであっ
た。
また上記方法で容器表面に二次加工を施した場合、ボト
ルの使用中に摩耗及び耐中味性により模様が剥がれる等
の問題が発生することも多く、それらを保護するために
更に表面に塗装を施す必要があるが、これらの方法によ
り製造されたボトルは非常に高価なものとなりこの様な
ボトルを使用できるのは限られた製品となっていた。
ルの使用中に摩耗及び耐中味性により模様が剥がれる等
の問題が発生することも多く、それらを保護するために
更に表面に塗装を施す必要があるが、これらの方法によ
り製造されたボトルは非常に高価なものとなりこの様な
ボトルを使用できるのは限られた製品となっていた。
・(発明が解決しようとする問題点)
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、マーブル模様の付い
たボトルを低コストで製造できるとともに、その模様が
使用中に剥げるおそれがなく、かつどのような形状のボ
トルであっても体裁良くボトルの全面に模様を作成する
ことができ、更にそのマーブル模様が立体感を得、ボト
ルに高級感を与えることのできるマーブル模様付きボト
ル及びその製造方法を提供するにある。
もので、その目的とするところは、マーブル模様の付い
たボトルを低コストで製造できるとともに、その模様が
使用中に剥げるおそれがなく、かつどのような形状のボ
トルであっても体裁良くボトルの全面に模様を作成する
ことができ、更にそのマーブル模様が立体感を得、ボト
ルに高級感を与えることのできるマーブル模様付きボト
ル及びその製造方法を提供するにある。
(問題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明に係るマーブル付き
ボトルでは、透明又は半透明の熱可塑性樹脂をベース樹
脂、とするボトルの内層部に斑状に混入された着色材料
がブロー成形によりマーブル模様を呈してなるのである
。
ボトルでは、透明又は半透明の熱可塑性樹脂をベース樹
脂、とするボトルの内層部に斑状に混入された着色材料
がブロー成形によりマーブル模様を呈してなるのである
。
また、上記ボトルを製造するための本発明に係るマーブ
ル模様付きボトルの製造方法では第1次工程でベース樹
脂である熱可塑性樹脂に着色材料を斑状に混入してプレ
フォームを製造し、次いで第2次工程で該プレフォーム
の胴部を延伸し、ブロー成形により有底ボトルを製造す
るとともに該第1次工程で着色した該斑状の模様を拡散
し、該ボトルの内層部に広幅のマーブル模様を作成して
なるのである。
ル模様付きボトルの製造方法では第1次工程でベース樹
脂である熱可塑性樹脂に着色材料を斑状に混入してプレ
フォームを製造し、次いで第2次工程で該プレフォーム
の胴部を延伸し、ブロー成形により有底ボトルを製造す
るとともに該第1次工程で着色した該斑状の模様を拡散
し、該ボトルの内層部に広幅のマーブル模様を作成して
なるのである。
(実施例)
以下に本発明の好適な実施例について添附図面を参照に
して説明する。
して説明する。
本発明に係る方法によってマーブル模様付きボトルを製
造するには、まず、第一次工程で第1図に示されたよう
な上端が開口したプレフォーム10を射出成形によって
形成する。このプレフォーム10は透明または半透明の
熱可塑性樹脂からなるベース樹脂12に着色材料14を
斑状に混入して形成され、この着色材料14はベース樹
脂12と相溶性はあるが溶融時の流動性の異なる樹脂が
選ばれ、例えばポリスチレン、AS樹脂、塩化ビニール
樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂。
造するには、まず、第一次工程で第1図に示されたよう
な上端が開口したプレフォーム10を射出成形によって
形成する。このプレフォーム10は透明または半透明の
熱可塑性樹脂からなるベース樹脂12に着色材料14を
斑状に混入して形成され、この着色材料14はベース樹
脂12と相溶性はあるが溶融時の流動性の異なる樹脂が
選ばれ、例えばポリスチレン、AS樹脂、塩化ビニール
樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂。
ポリプロピレン、ポリエチレン等の中から、色調の異な
る任意の2種又はそれ以上の樹脂を組合せることによっ
てできる。すなわち、複数の樹脂を適度に混練し、射出
成形型内に注入することにより、流動性の違いからから
、自然と斑状に着色されるのである。
る任意の2種又はそれ以上の樹脂を組合せることによっ
てできる。すなわち、複数の樹脂を適度に混練し、射出
成形型内に注入することにより、流動性の違いからから
、自然と斑状に着色されるのである。
そして、ベース樹脂12並びに着色材料14の混入物を
第1図に示すように棒状の中空部16を有し、その開放
端外周部には螺条18が形成し、ボトル成形時に首部2
0となるように形成するとともに、その下方部は肉厚の
胴部22が形成され、この肉厚は一般に3〜6InMの
範囲に形成されるようになっている。
第1図に示すように棒状の中空部16を有し、その開放
端外周部には螺条18が形成し、ボトル成形時に首部2
0となるように形成するとともに、その下方部は肉厚の
胴部22が形成され、この肉厚は一般に3〜6InMの
範囲に形成されるようになっている。
そして、第1図から明らかなように、着色材料14はプ
レフォームの内層部に位置される。
レフォームの内層部に位置される。
尚、図中で示した24は、射出成形の際に湯道の樹脂が
固まってできた突起でありプレフォーム10形成後切除
される。
固まってできた突起でありプレフォーム10形成後切除
される。
次に、このようにして形成されたプレフォーム10を第
二次工程、すなわちブロー成形用金型内に移し、縦方向
に延伸し、その後、ブロー成形によってプレフォーム1
0内に空気を吹き込み胴部22を膨張させ、金型内壁に
押付けることにより、第2図に示すようなボトルが形成
される。
二次工程、すなわちブロー成形用金型内に移し、縦方向
に延伸し、その後、ブロー成形によってプレフォーム1
0内に空気を吹き込み胴部22を膨張させ、金型内壁に
押付けることにより、第2図に示すようなボトルが形成
される。
このとき、ブロー成形によって、胴部22の肉厚はプレ
フォームのときに比べ115〜1/10に延伸され薄く
なる。すなわち、プレフォーム10における斑状の模様
は拡散されて5〜10倍に広がり墨絵に似た幅広なマー
ブル模様が形成されるようになっている。
フォームのときに比べ115〜1/10に延伸され薄く
なる。すなわち、プレフォーム10における斑状の模様
は拡散されて5〜10倍に広がり墨絵に似た幅広なマー
ブル模様が形成されるようになっている。
このようにして製造された本願出願の他の発明に係るマ
ーブル模様付きボ;ヘルは、第2図特に胴部22の拡大
断面図を示した同図(b)に明確に示されているように
、マーブル模様(着色材料14)が、ボトルを形成する
ベース樹脂12の内層部に形成されているため、着色材
料自体の色の濃淡に深度が加わりマーブル模様が鮮明か
つ立体的に表わされるようになっている。
ーブル模様付きボ;ヘルは、第2図特に胴部22の拡大
断面図を示した同図(b)に明確に示されているように
、マーブル模様(着色材料14)が、ボトルを形成する
ベース樹脂12の内層部に形成されているため、着色材
料自体の色の濃淡に深度が加わりマーブル模様が鮮明か
つ立体的に表わされるようになっている。
(効 果)
以上のように、本発明に係るマーブル模様イ」ぎボトル
の製造方法によれば、一度斑状に着色材料を混入し、プ
レフォームを形成した後、ブロー成形によりボトルを製
造するようにしたために、ブロー成形する際にプレフォ
ームにおける斑状の模様が拡散され、幅広になるので、
例えプレフォーム成形時の模様が細幅な線状模様であっ
ても、ボトル成形時には確実にマーブル模様を作ること
ができるとともに、特別な加飾(模様付け)装置及び作
業が不要となり、加工作業が簡単になるとともに、ボト
ルの全面にわたって模様付けができ、ざらに、どのよう
な形状のボトルであっても体裁良く模様を施すことがで
きる等の種々の作用効果を奏する。
の製造方法によれば、一度斑状に着色材料を混入し、プ
レフォームを形成した後、ブロー成形によりボトルを製
造するようにしたために、ブロー成形する際にプレフォ
ームにおける斑状の模様が拡散され、幅広になるので、
例えプレフォーム成形時の模様が細幅な線状模様であっ
ても、ボトル成形時には確実にマーブル模様を作ること
ができるとともに、特別な加飾(模様付け)装置及び作
業が不要となり、加工作業が簡単になるとともに、ボト
ルの全面にわたって模様付けができ、ざらに、どのよう
な形状のボトルであっても体裁良く模様を施すことがで
きる等の種々の作用効果を奏する。
また、上記の方法によって製造された本願出願の他の発
明に係るマーブル模様付きボトルでは、マーブル模様が
ボトルを成形するベース樹脂である熱可塑性樹脂の内層
部に形成されているため、使用中に模様が剥がれるおそ
れは全くなく、しかも、模様に陰影が出て立体的になり
、ボトルに高級感が与えられ、さらに2色以上の多色の
着色材料を混合して形成した場合には多色の模様が多層
に重なり宝石のごとき高級感が得られる等種々の作用効
果を奏する。
明に係るマーブル模様付きボトルでは、マーブル模様が
ボトルを成形するベース樹脂である熱可塑性樹脂の内層
部に形成されているため、使用中に模様が剥がれるおそ
れは全くなく、しかも、模様に陰影が出て立体的になり
、ボトルに高級感が与えられ、さらに2色以上の多色の
着色材料を混合して形成した場合には多色の模様が多層
に重なり宝石のごとき高級感が得られる等種々の作用効
果を奏する。
第1図は、本願方法の発明の一実施例に係る第一次工程
によって成形されたプレフォームを示す断面図、第2図
(a)は本発明のマーブル模様付きボトルの一実施例を
示す一部断面図、同図(b)はその11部を拡大して示
寸断面図である。
によって成形されたプレフォームを示す断面図、第2図
(a)は本発明のマーブル模様付きボトルの一実施例を
示す一部断面図、同図(b)はその11部を拡大して示
寸断面図である。
Claims (2)
- (1)透明又は半透明の熱可塑性樹脂をベース樹脂とす
るボトルの内層部に斑状に混入された着色材料がブロー
成形によりマーブル模様を呈してなることを特徴とする
マーブル模様付きボトル。 - (2)第1次工程でベース樹脂である熱可塑性樹脂に着
色材料を斑状に混入してプレフォームを製造し、次いで
第2次工程で該プレフォームの胴部を延伸し、ブロー成
形により有底ボトルを製造するとともに該第1次工程で
着色した該斑状の模様を拡散し、該ボトルの内層部に広
幅のマーブル模様を作成してなることを特徴とするマー
ブル模様付きボトルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60231067A JPS6294541A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | マ−ブル膜様付きボトル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60231067A JPS6294541A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | マ−ブル膜様付きボトル及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6294541A true JPS6294541A (ja) | 1987-05-01 |
Family
ID=16917766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60231067A Pending JPS6294541A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | マ−ブル膜様付きボトル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6294541A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2008189314A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-21 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂ブロー成形容器及びその成形方法 |
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WO2018232513A1 (en) | 2017-06-23 | 2018-12-27 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | MOLDED ARTICLE HAVING SELECTIVELY MODIFIED CENTRAL LAYER GEOMETRY AND HEATING CHANNEL NOZZLES FOR PRODUCTION THEREOF |
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US11975522B2 (en) | 2020-01-08 | 2024-05-07 | The Procter & Gamble Company | Blow molded multilayer article with color gradient |
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Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPS4932963A (ja) * | 1972-07-26 | 1974-03-26 | ||
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-
1985
- 1985-10-18 JP JP60231067A patent/JPS6294541A/ja active Pending
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EP3641998A4 (en) * | 2017-06-23 | 2021-07-28 | Husky Injection Molding Systems Luxembourg IP Development S.à.r.l | MOLDED BODY WITH SELECTIVELY DIFFERENT CORE LAYER GEOMETRY AND HOT RUNNER NOZZLES FOR THE MANUFACTURING OF THIS |
WO2018232513A1 (en) | 2017-06-23 | 2018-12-27 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | MOLDED ARTICLE HAVING SELECTIVELY MODIFIED CENTRAL LAYER GEOMETRY AND HEATING CHANNEL NOZZLES FOR PRODUCTION THEREOF |
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