JPS629383B2 - - Google Patents

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JPS629383B2
JPS629383B2 JP59226175A JP22617584A JPS629383B2 JP S629383 B2 JPS629383 B2 JP S629383B2 JP 59226175 A JP59226175 A JP 59226175A JP 22617584 A JP22617584 A JP 22617584A JP S629383 B2 JPS629383 B2 JP S629383B2
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Japan
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valve
mixing chamber
component
painting
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JP59226175A
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Inventor
Takayuki Masuyama
Kenji Fukuda
Matsuo Komyama
Yutaka Oohashi
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、二液型塗料の塗装方法に関し、さら
に詳しくは、主剤塗料と硬化用塗料とを混合して
二液型塗料とする際に発生する固化現象を防止す
ることができる二液型塗料の塗装方法に係るもの
である。
〔従来の技術〕
従来、主剤塗料と硬化用塗料とからなる二液型
塗料を塗装する際には、第2図および第3図に示
すような塗装装置が広く利用されている。
第2図および第3図において、51は主剤塗料
が収容されている第1塗料槽であつて、この第1
塗料槽51の近傍には第2塗料槽52が配設され
ており、その内部には主剤塗料と混合すべき硬化
用塗料が収容されている。また、第1塗料槽51
には主剤塗料が通過する第1供給管53の一端が
接続されている。そして、この第1供給管53の
他端には硬化用塗料の逆流を防止する第1逆止弁
54が設けられており、途中には主剤塗料を供給
する容量型の第1ポンプ55が設けられている。
一方、第2塗料槽52には硬化用塗料が通過す
る第2供給管56の一端が接続されている。そし
て、この第2供給管56の他端には主剤塗料の逆
流を防止する第2逆止弁57が設けられており、
途中には硬化用塗料を供給する容量型の第2ポン
プ58が設けられている。
また、第1逆止弁54および第2逆止弁57
は、内部にT字形の通路(図示せず)が形成され
ている接続器59にそれぞれ接続されており、両
者の逆止弁54,57の先端が対向して設けら
れ、第1供給管53から供給された主剤塗料と第
2供給管56から供給された硬化用塗料が互いに
衝突して、この接続器59内で混合されるように
なつている。
また、接続器59のT字形の通路の残りの一つ
には第3供給管60の一端が接続されている。そ
して、この第3供給管60の他端には、主剤塗料
と硬化用塗料とからなる二液型塗料Tを吹き付け
るスプレーガン61が接続されており、途中には
主剤塗料と硬化用塗料とを均一に混合するスタテ
イツクミキサ62が設けられた構成となつてい
る。
そして、二液型塗料Tを被塗装物(図示せず)
に吹き付ける際には、第1ポンプ55および第2
ポンプ58を同時に作動させ、第1塗料槽51か
ら主剤塗料を第1供給管53に通過させて接続器
59に供給させるとともに、第2塗料槽52から
硬化用塗料を第2供給管56に通過させて接続器
59に供給させる。そして、両塗料はこの接続器
59の中で混合された後、第3供給管60の通路
で撹拌されつつスタテイツクミキサ62に供給さ
れて均一に混合され、二液型塗料Tとなつて第3
供給管60を通過してスプレーガン61に供給さ
れるとともに、その先端から被塗装物(図示せ
ず)に向けて吹き付けられるようになつている。
このような二液型塗料の塗装装置においては、
接続器59に供給された主剤塗料と硬化用塗料が
互いの塗料通路に侵入して固化するのを防止する
ために、第3図の断面図に示すような第1逆止弁
54および第2逆止弁57が利用されている。す
なわち、本体63の長手方向中央部には塗料が通
過する通路64が貫通して形成されており、その
通路64の接続器59側にはOリング65、遮断
用ボール66およびスプリング67が順次設けら
れた構成となつている。そして、例えば主剤塗料
用の第1逆止弁54においては、主剤塗料はスプ
リング67の弾性力に打ち勝ち矢印A方向から矢
印B方向に通過し、硬化用塗料が逆流してきて通
路64に入ろうとした際には、スプリング67の
弾性力と塗料圧によつて、遮断用ボール66がO
リング65に圧着して、逆流が防止されるように
なつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来の塗装装置において
は、塗装終了後の洗浄においても、接続器59内
で主剤塗料と硬化用塗料の混合された塗料が僅か
ではあるが残り固化して、これが塗料カス等の固
形分としてこの接続器59内に発生する。
また、この接続器59に接続された第1逆止弁
54および第2逆止弁57は、第3図に示すよう
に、遮断用ボール66及びスプリング67が塗料
のシール面より接続器59側に位置しているの
で、塗装装置の使用時間に比例して、スプリング
67および遮断用ボール66に前記塗料カス等の
固形分が堆積し、これが時折剥離して被塗装物の
表面に吹き付けられ、ブツ等の塗装不良を発生さ
せる不具合がある。
さらに、前記第1逆止弁54および第2逆止弁
57は、塗料の通過を極力妨げないようにするた
め、スプリング67の付勢力はそれ程大きくはな
いので、、遮断用ボール66に固形分が堆積した
場合には、遮断用ボール66とOリング65が完
全に密着されず、両者の間に隙間が生じ、塗料の
逆流による通路内での塗料の固化現象が発生する
不具合がある。
従つて、この発明は、上記の不具合を解消する
ためになされたもので、その目的は、塗装不良の
発生を防止するとともに、塗料の逆流による通路
内での塗料の固化現象の発生を防止することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は、主剤塗料と硬化用塗料とを
混合室の入口側に接続された各塗料毎の逆流防止
用開閉バルブを介してこの混合室に供給せしめこ
の混合室内で混合させて二液型塗料とし、この二
液型塗料を前記混合室の出口側に接続された二液
型塗料吐出制御用開閉バルブを介して塗装ガンよ
り吐出する二液型塗料の塗装方法であつて、塗装
開始時には、前記混合室の出口側に接続された二
液型塗料吐出制御用開閉バルブを開いた後、前記
混合室の入口側に接続された各塗料毎の逆流防止
用開閉バルブを開いて塗装を開始するとともに、
塗装終了時には、前記混合室の入口側に接続され
た各塗料毎の逆流防止用開閉バルブを閉じた後、
前記混合室の出口側に接続された二液型塗料吐出
制御用開閉バルブを閉じて塗装を終了するように
したことを特徴とする。
〔作用〕
かかる本発明によれば、混合室の入口側に主剤
塗料、硬化用塗料毎の逆流防止用開閉バルブを設
け、混合室の出口側に二液型塗料吐出制御用開閉
バルブを設けて、混合室の入口側に接続された主
剤塗料用通路、硬化用塗料用通路を開閉するとと
もに、混合室の出口側に接続された二液型塗料用
通路の開閉を開閉するようにし、塗装開始時に
は、混合室の出口側に設けられた二液型塗料吐出
制御用開閉バルブを開いた後、混合室の入口側に
設けられた主剤塗料、硬化用塗料毎の逆流防止用
開閉バルブを開いて塗装を開始するとともに、塗
装終了時には、混合室の入口側に設けられた主剤
塗料、硬化用塗料毎の逆流防止用開閉バルブを閉
じた後、混合室の出口側に設けられた二液型塗料
吐出制御用開閉バルブを閉じて塗装を終了するよ
うにしたので、前記二液型塗料吐出制御用開閉バ
ルブより塗装ガンよりの二液型塗料の混合室への
逆流、及び、前記二液型塗料吐出制御用開閉バル
ブと主剤塗料、硬化用塗料毎の逆流防止用開閉バ
ルブとの間に存在する混合塗料の主剤塗料通路及
び硬化用塗料通路への逆流が防止される。
〔実施例〕
以下、本発明に係わる二液型塗料の塗装方法の
一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明に係わる二液型塗料の塗装方法
を説明するための塗装装置の概略図を示すもので
ある。
第1図において、1は主剤塗料Maが収容され
ている第1塗料槽であつて、この第1塗料槽1の
近傍には第2塗料槽2が配設されており、その内
部には主剤塗料Maと混合されて二液型塗料Mと
なる硬化用塗料Mbが収容されている。
また、第1塗料槽1と第2塗料槽2の近傍には
電気によつて駆動される電動モータ3が配設され
ており、その回転軸3aの先端部には大型の歯車
3bが固着されている。そして、回転軸3aの先
端部近傍には第1ギヤポンプ4と第2ギヤポンプ
5とが両側方に配設されており、それぞれのギヤ
ポンプ4,5の回転軸4a,5aにはそれぞれ小
型の歯車4b,5bが固着され、電動モータ3の
歯車3bに係合されている。これにより、電動モ
ータ3が作動した際に、歯車3bおよび歯車4
b,5bが同期して回転し、第1ギヤポンプ4お
よび第2ギヤポンプ5が同時に作動するようにな
つている。
また、電動モータ3の歯車3bの近傍には混合
室6が配設されており、その一側の入口側には三
方向に通路を有する主剤塗料の逆流防止用開閉バ
ルブである第1三方バルブ7と硬化用塗料の逆流
防止用開閉バルブである第2三方バルブ8がそれ
ぞれ設けられている。そして、この第1三方バル
ブ7と第2三方バルブ8の出口側通路の一つが混
合室の入口側に接続されている。
また、第1塗料槽1と第1ギヤポンプ4との間
には第1供給管9aが配設されており、その一端
は第1塗料槽1内に挿入され、他端は第1ギヤポ
ンプ4の入口側に接続されている。そして、この
第1ギヤポンプ4と前記第1三方バルブ7との間
には第2供給管9bが配設されており、その一端
は第1ギヤポンプ4の出口側に接続され、他端は
第1三方バルブ7の入口側の通路に接続されてい
る。さらに、第1塗料槽1と第1三方バルブ7と
の間には第1バイパス管9cが配設されており、
その一端は第1供給管9aの途中に接続され、他
端は第1三方バルブ7の出口側通路の一つに接続
されている。
また、第2塗料槽2と第2ギヤポンプ5との間
には第3供給管10aが配設されており、その一
端は第2塗料槽2内に挿入され、他端は第2ギヤ
ポンプ5の入口側に接続されている。そして、第
2ギヤポンプ5と第2三方バルブ8との間には第
4供給管10bが配設されており、その一端は第
2ギヤポンプ5の出口側に接続され、他端は第2
三方バルブ8の入口側の通路に接続されている。
さらに、第2塗料槽2と第2三方バルブ8との間
には第2バイパス管10cが配設されており、そ
の一端は第3供給管10aの途中に接続され、他
端は第2三方バルブ8の出口側通路の一つに接続
されている。
また、混合室6の近傍には塗装ガン11が配設
されており、この塗装ガン11と混合室6との間
には第5供給管12が配設されている。そして、
この第5供給管12の一端は混合室6の出口側に
接続されており、他端は塗装ガン11の塗料供給
側通路に接続されている。また、第5供給管12
の途中には混合室6側からスタテイツクミキサ1
3と二液型塗料吐出制御用開閉バルブであるオン
(ON−)−オフ(OFF)バルブ14が順次設けら
れている。さらに、塗装ガン11の近傍には第6
供給管15が配設されており、その一端は塗装ガ
ン11のエア供給側通路に接続され、他端は圧縮
空気供給源16に接続されている。
また、第1塗料槽1の近傍には制御装置17が
配設されており、その出力側は導線18aによつ
て電動モータ3に接続されている。さらに、導線
18b,18cによつて第1三方バルブ7および
第2三方バルブ8に接続されており、導線18d
によつて第5供給管12のオン−オフバルブ14
に接続されている。そして、この制御装置17に
よつて電動モータ3が回転されるとともに、各バ
ルブ7,8,14の開閉順序が任意に設定できる
ようになつている。なお、19,20は第1供給
管9aと第3供給管10aの途中にそれぞれ設け
られている圧力レギユレータであり、塗料圧を所
定の値に調整する。
上記のように構成された塗装装置において、二
液型塗料の塗装方法について説明する。
塗装開始の信号に基づいて制御装置17が作動
すると同時に、制御装置17からの信号に基づい
て電動モータ3が作動する。それにともなつて、
回転軸3aおよび歯車3bが回転するとともに、
その回転が両側方に設けられている歯車4b,5
bに伝達されて第1ギヤポンプ4および第2ギヤ
ポンプ5が作動する。
それと同時に、第1塗料槽1から第1供給管9
a、第1ギヤポンプ4および第2供給管9bを通
過して第1三方バルブ7に主剤塗料Maが供給さ
れるとともに、第2塗料槽2から第3供給管10
a、第2ギヤポンプ5および第4供給管10bを
通過して第2三方バルブ8に硬化用塗料Mbが供
給される。そして、第1三方バルブ7に供給され
た主剤塗料Maは第1バイパス管9cを通過して
第1供給管9a、第1ギヤポンプ4、第2供給管
9bおよび第1三方バルブ7と循環する。また、
第2三方バルブ8に供給された硬化用塗料Mbは
第2バイパス管10cを通過して第3供給管10
a、第2ギヤポンプ5、第4供給管10bおよび
第2三方バルブ8と循環する。
塗装開始時には、塗装開始の信号に基づいて制
御装置17から各バルブ7,8,14に信号が発
せられ、混合室の出口側に設けられたオン−オフ
バルブ14が先に開かれる。すなわち、各バルブ
7,8,14の開放順序は、まず第5供給管12
に設けられているオン−オフバルブ14が開か
れ、つづいて混合室6の入口側に設けられている
第1三方バルブ7および第2三方バルブ8が開か
れる。これによつて、第1三方バルブ7と第2三
方バルブ8を介して供給されている主剤塗料Ma
および硬化用塗料Mbの一定量が混合室6に供給
されるとともに、第5供給管12に設けられてい
るスタテイツクミキサ13で均一に混合されて二
液型塗料Mとされる。そして、この二液型塗料M
は第5供給管12から塗装ガン11に供給され、
被塗装物(図示せず)に向けて吹き付けられる。
この場合、各バルブ7,8,14の開放を、混
合室6の第1三方バルブ7および第2三方バルブ
8を先に開いた後、第5供給管12のオン−オフ
バルブ14を遅らして開くと、主剤塗料Maと硬
化用塗料Mbの混合比率が異なりその供給圧力が
異なる際に、供給量の少ないすなわち供給圧力の
低い硬化用塗料Mbの供給経路の方に供給圧力の
高い主剤塗料Maが流れ込み、長期使用時におい
て反応固形物が堆積してブツ等の塗装不良の発
生、混合室6のつまり等の発生を招くことがあ
る。一般的には、主剤塗料Maの混合比率が硬化
用塗料Mbの5ないし10倍というケースが多く、
主剤塗料Maが硬化用塗料Mbの供給経路に逆流す
ることがあるので好ましくない。
また、主剤塗料Maを供給する第1三方バルブ
7と硬化用塗料Mbを供給する第2三方バルブ8
とは、同時に開状態に作動させても良いが、好ま
しくは流量の少ない硬化用塗料Mbの第2三方バ
ルブ8が先に開くように両者のタイミングをづら
せておくと良い。
一方、塗装終了の信号に基づいて、第1三方バ
ルブ7および第2三方バルブ8が先に閉じられ、
つづいてオン−オフバルブ14が遅れて閉じられ
る。これによつて、混合室6への主剤塗料Maお
よび硬化用塗料Mbの供給が停止されるととも
に、塗装ガン11への二液型塗料Mの供給が停止
されて被塗装物の塗装が完了する。
この場合、各バルブ7,8,14の閉じるの
を、第5供給管12のオン−オフバルブ14を先
に閉じた後、混合室6の第1三方バルブ7および
第2三方バルブ8を遅らせて閉じると、混合室6
とオン−オフバルブ14の間の塗料圧が瞬時に主
剤塗料Maおよび硬化用塗料Mbの塗料圧より高く
なるため、二液型塗料Mが塗料圧の低い硬化用塗
料Mb側に逆流することがあるので好ましくな
い。
また、第1三方バルブ7および第2三方バルブ
8を閉じるタイミングは、主剤塗料Ma側の第1
三方バルブ7と硬化用塗料Mb側の第2三方バル
ブ8とを同時に閉鎖しても良いが、好ましくは塗
料圧の低い硬化用塗料Mb側の第2三方バルブ8
を先に閉じるように両者のタイミングをづらせた
方が好ましい。
そして、各バルブ7,8,14が閉鎖された
後、電動モータ3が停止され、第1塗料槽1から
第1三方バルブ7への主剤塗料Maの供給が停止
されるとともに、第2塗料槽2から第2三方バル
ブ8への硬化用塗料Mbの供給が停止される。
この場合、各ギヤポンプ4,5を駆動するため
の電動モータ3は、塗装開始の信号および塗装終
了の信号によつて回転・停止作動を行つても良い
が、第1ギヤポンプ4および第2ギヤポンプ5の
設定回転数までの立上がり時間、各ポンプ4,5
の停止までの立下り時間を考慮して各バルブ7,
8,14の開閉タイミングを設定する必要があつ
て、タイミング調整に手間どるため、電動モータ
3は塗装終了時でも常時回転させておき、主剤塗
料Maおよび硬化用塗料Mbをそれぞれ循環させて
おくことが好ましい。また、長期間使用時におけ
る各三方バルブ7,8のニードル、弁座等の摩耗
によつて二液型塗料Mが浸入して塗料供給または
供給管に逆流することもあるので、各供給管9
b,9c,10b,10cの各三方バルブ7,8
の接続部に簡易な逆流防止弁を取り付けることも
必要に応じて行われる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る二液型塗料
の塗装方法においては、混合室の入口側に主剤塗
料、硬化用塗料毎の逆流防止用開閉バルブを設
け、混合室の出口側に二液型塗料吐出制御用開閉
バルブを設けて、混合室の入口側に接続された主
剤塗料用通路、硬化用塗料用通路を開閉するとと
もに、混合室の出口側に接続された二液型塗料通
路の開閉を開閉するようにし、塗装開始時には、
混合室の出口側に設けられた二液型塗料吐出制御
用開閉バルブを開いた後、混合室の入口側に設け
られた主剤塗料、硬化用塗料毎の逆流防止用開閉
バルブを開けて塗装を開始するとともに、塗装終
了時には、混合室の入口側に設けられた主剤塗
料、硬化用塗料毎の逆流防止用開閉バルブを閉じ
た後、混合室の出口側に設けられた二液型塗料吐
出制御用開閉バルブを閉じて塗装を終了するよう
にしたので、主剤塗料と硬化用塗料の瞬時的な逆
流が防止されて、塗料供給通路内での塗料の固化
現象の発生を防止することができる効果がある。
また、本発明に係る塗装方法においては、塗料
供給通路内での塗料の固化現象が防止されること
によつて、二液型塗料の塗装ガンへの供給不足が
解消され、被塗装物に供給される二液型塗料によ
る塗装皮膜を均一に形成することができる効果が
ある。
また、本発明に係る塗装方法においては、従来
のように両塗料の固化現象が発生することがない
ので、ブツ等の塗装不良の発生を防止することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る二液型塗料の塗装方法を
説明するための塗装装置の概略図である。第2図
は従来の二液型塗料の塗装装置の概略平面図であ
る。第3図は従来の塗装装置に使用される逆止弁
の拡大断面図である。 1…第1塗料槽、2…第2塗料槽、3…電動モ
ータ、4…第1ギヤポンプ、5…第2ギヤポン
プ、6…混合室、7…第1三方バルブ、8…第2
三方バルブ、11…塗装ガン、14…オン−オフ
バルブ、17…制御装置、M…二液型塗料、Ma
…主剤塗料、Mb…硬化用塗料。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主剤塗料と硬化用塗料とを各々の定量ポンプ
    によつて定められた比率で、混合室の入口側に接
    続された各塗料毎の逆流防止用開閉バルブを介し
    て該混合室に供給せしめ該混合室内で混合して二
    液型塗料とした後、該二液型塗料を前記混合室の
    出口に接続された二液型塗料吐出制御用開閉バル
    ブを介して塗装ガンより吐出する二液型塗料の塗
    装方法であつて、塗装開始時には、前記混合室の
    出口側に接続された二液型塗料吐出制御用開閉バ
    ルブを開いた後、前記混合室の入口側に接続され
    た各塗料毎の逆流防止用開閉バルブを開いて塗装
    を開始するとともに、塗装終了時には、前記混合
    室の入口側に接続された各塗料毎の逆流防止用開
    閉バルブを閉じた後、前記混合室の出口側に接続
    された二液型塗料吐出制御用開閉バルブを閉じて
    塗装を終了するようにしたことを特徴とする二液
    型塗料の塗装方法。
JP22617584A 1984-10-26 1984-10-26 二液型塗料の塗装方法 Granted JPS61103572A (ja)

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JPS5724670A (en) * 1980-07-17 1982-02-09 Nagoya Yukagaku Kogyo Kk Method for two-liquid coating

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JPS61103572A (ja) 1986-05-22

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