JPS629336Y2 - - Google Patents

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JPS629336Y2
JPS629336Y2 JP13817483U JP13817483U JPS629336Y2 JP S629336 Y2 JPS629336 Y2 JP S629336Y2 JP 13817483 U JP13817483 U JP 13817483U JP 13817483 U JP13817483 U JP 13817483U JP S629336 Y2 JPS629336 Y2 JP S629336Y2
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JP
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relay
induction motor
inverter
roller
frequency
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JP13817483U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は羊毛などの紡毛原料を糸状に加工する
ための紡毛カード機の制御装置に関する。
従来技術 羊毛原料を糸状に加工する紡毛カード機は、第
1図に示すように、ホツパ11に投入された羊毛
原料がローラA、ローラB、ローラCを通過して
ウドン状になり、コンデンサ12を経てミユール
と称する機械(不図示)にて撚りがかけられて糸
になる。
この紡毛カード機は、3台のローラA,B,C
がそれぞれ運転されるが、従来、紡毛カード機の
運転開始時において、ローラA,B,Cをそれぞ
れ駆動する誘導電動機IM1,IM2,IM3の揃速が良
好に行なわれず、このため、ローラA,B,Cを
通過する羊毛原料の量が均一にならず、また、停
止の際のタイミングもそれぞれずれるので、紡毛
カード機の起動時及び停止時の機内の紡毛製品の
品質が不均一になるという問題点を有していた。
考案の目的 本考案は羊毛原料の移動を均一に行なえるよう
にした紡毛カード機の制御装置を提供することを
目的とする。
考案の概要 複数のローラに羊毛原料を順次に通過させるこ
とによつて羊毛原料を紡毛する紡毛カード機の複
数のローラのそれぞれを駆動する誘導電動機に所
要の周波数の交流を給電するインバータのうちの
少なくとも1つのインバータの周波数設定値を時
間の経過とともに変更する手段を備える。
考案の実施例 以下、本考案の一実施例を説明する。
第2図、第3図及び第4図は上述の紡毛カード
機のローラを駆動する誘導電動機の駆動装置の回
路構成を示しており、第2図はローラAの誘導電
動機IM1の駆動装置1、第3図はローラBの誘導
電動機IM2の駆動装置2、第4図はローラCの誘
導電動機IM3の駆動装置3をそれぞれ示す。
この駆動装置1,2,3の回路構成はそれぞれ
ほぼ同様の構成であるので、第2図の誘導電動機
IM1の駆動装置1を代表して説明する。3相交流
商用電源の母線R0,S0,T0にしや断器FAB11
及び後述する制御装置のリレー1M1の接点1M1
を介してインバータINV1の入力端子R,S,T
が接続され、このインバータINV1の出力端子
U,V,Wに制御装置のリレー1M2の接点1M2
を介して誘導電動機IM1が接続される。このイン
バータINV1には、周波数設定器VR1、周波数計
FM1、並びに、制御装置の接点1MXと接点REX
が接続され、さらに、発電制動のための制動ユニ
ツトBU1が接続される。また、第4図に示す駆動
装置3においては、周波数設定器VR3は後述の制
御装置のリレー3MX0のb接点3MX0を介してイ
ンバータINV3に接続され、さらに、この周波数
設定器VR3と並列に、後述の制御装置のリレー3
MX1のa接点3MX1を介して周波数設定器
VR11、リレー3MX2のa接点3MX2を介して周
波数設定器VR12、リレー3MX3のa接点3MX3
を介して周波数設定器VR13、リレー3MX4のa
接点3MX4を介して周波数設定器VR14がそれぞ
れインバータINV3に接続される。誘導電動機IM1
には、また、インバータを介さず、しや断器
FAB12と電磁接触器52を介して商用交流母
線U1,V1,W1が接続される。
第5図は上述の駆動装置1,2,3に制御信号
を与えるための制御装置の回路構成を示してお
り、リレー1MXによりローラAを駆動する誘導
電動機IM1の運転信号を駆動装置1のインバータ
INV1に与え、リレー2MXによりローラBを駆動
する誘導電動機IM2の運転信号を駆動装置2のイ
ンバータINV2に与え、リレー3MXによりローラ
Cを駆動する誘導電動機IM3の運転信号を駆動装
置3のインバータINV3に与える。また、リレー
1M1,1M2は駆動装置1の誘導電動機IM1の給
電回路の開閉信号を与え、リレー2M1,2M2
駆動装置2の誘導電動機IM2の給電回路の開閉信
号を与え、リレー3M1,3M2は駆動装置3の誘
導電動機IM3の給電回路の開閉信号を与える。
母線R,T間には、リレーX1のa接点X1と停
止用押釦スイツチPB2及び機側の停止用押釦スイ
ツチPB8と運転用押釦スイツチPB7、並びに、手
動運転モードにおいて閉じるa接点AXを介し
て、タイマT2,T3,T4,T5が並列に接続され、
リレー3MX0がタイマT2と並列に接続される。
さらに、タイマT2のb接点T2とリレー3MX1
直列回路がタイマT2と並列に接続される。母線
R,T間には、また、タイマT3のa接点T3とリ
レー3MX3のb接点3MX3及びリレー3MX4のb
接点3MX4とを直列に介してリレー3MX2が接続
され、タイマT4のa接点T4とリレー3MX4のb
接点3MX4とを直列に介してリレー3MX3が接続
され、タイマT5のa接点T5を介してリレー3
MX4が接続される。このリレー3MX0,3MX1
3MX2,3MX3,3MX4の接点3MX0,3MX1
3MX2,3MX3,3MX4が、前述のように、駆動
装置3のインバータINV3と周波数設定器VR3
VR11,VR12,VR13,VR14との間に夫々接続され
る。
いま、自動−手動切換スイツチSS−1を自動
に切換えるとともに、インバータ動作−非動作切
換スイツチSS−2を動作に切換えると、リレー
AXが非励磁になるとともに、リレーX1が励磁さ
れ、自動運転表示灯RL0が点灯する。
次に、運転開始用の押釦スイツチPB1を押す
と、リレーX2が励磁され、a接点X2が閉じてリ
レーX2は自己保持される。リレーX2の励磁によ
り、リレー1MX,2MX,3MXが励磁され、イ
ンバータINV1,INV2,INV3に運転信号が入力さ
れる。リレー1MXの励磁によりリレー1M1,1
M2が励磁されて、誘導電動機IM1にインバータ
INV1を介して給電され、リレー2MXの励磁によ
りリレー2M1,2M2が励磁されて、誘導電動機
IM2にインバータINV2を介して給電され、リレー
3MXの励磁によりリレー3M1,3M2が励磁さ
れて、誘導電動機IM3にインバータINV3を介して
給電される。そして、3台の誘導電動機IM1
IM2,IM3は回転し始め、インバータINV1
INV2,INV3におけるソフトスタートの設定によ
り誘導電動機IM1,IM2,IM3は徐々に加速し、約
30秒後に周波数設定器VR1,VR2,VR3の設定に
応じた速度でそれぞれ全速運転になる。
運転を停止する場合は、運転停止用の押釦スイ
ツチPB2を押すと、リレーX2が非励磁になり、リ
レー1MX,2MX,3MXが非励磁となり、イン
バータINV1,INV2,INV3への運転信号の入力が
停止される。しかし、このときにはリレー1
M1,1M2,2M1,2M2,3M1,3M2は励磁を
続けており、誘導電動機IM1,IM2,IM3には給電
され続け、インバータINV1,INV2,INV3のソフ
トストツプの設定により、誘導電動機IM1
IM2,IM3は徐々に減速し、約60秒後にインバー
タINV1,INV2,INV3からの信号により接点
AX1,AX2,AX3が開いて、誘導電動機IM1
IM2,IM3は停止する。
紡毛カード機により加工する羊毛原料の種類を
変えるときには、いつたん紡毛カード機を停止さ
せ、機内の掃除を行なつてそれまで加工していた
羊毛原料の残りを除去する。そして、新しい種類
の羊毛原料をホツパ11に投入し、ローラA,
B,Cを手動で起動する。この場合、インバータ
動作−非動作切換スイツチSS−2を動作に切換
えた状態で、自動−手動切換スイツチSS−1を
手動に切換える。このとき、リレーAXが励磁さ
れ、手動運転表示灯GLが点灯する。
次に、ローラAの手動運転開始用の押釦スイツ
チPB3を押すと、リレー1MXが励磁され、接点
1MXが閉じることによりリレー1MXの励磁は
自己保持される。リレー1MXの励磁によりリレ
ー1M1,1M2が励磁され、誘導電動機IM1にイ
ンバータINV1を介して給電され、誘導電動機IM1
が周波数設定器VR1の設定に応じた速度で駆動さ
れてローラAが運転される。次に、ローラBの手
動運転開始用の押釦スイツチPB5を押すと、リレ
ー2MXが励磁され、接点2MXが閉じることに
よりリレー2MXの励磁は自己保持される。リレ
ー2MXの励磁によりリレー2M1,2M2が励磁
され、誘導電動機IM2にインバータINV2を介して
給電され、誘導電動機IM2が周波数設定器VR2
設定に応じた速度で駆動されてローラBが運転さ
れる。
続いて、ローラCの手動運転開始用の押釦スイ
ツチPB7を押すと、リレー3MXが励磁され、接
点3MXが閉じることによりリレー3MXの励磁
は自己保持される。リレー3MXの励磁によりリ
レー3M1,3M2が励磁され、誘導電動機IM3
インバータINV3を介して給電される。
しかるに、この紡毛カード機の起動時には、羊
毛原料がローラA,B,Cの順序で移動するのに
際して、その移動量が均一にならない。したがつ
て、特に仕上げ工程にあるローラCにおいて予じ
め定められた時間間隔で速度制御を行なうことに
より、羊毛原料の移動量を均一化する。
すなわち、ローラCの手動運転開始用の押釦ス
イツチPB7を押すと、誘導電動機IM3に給電され
ると同時に、リレー3MX0,3MX1が励磁され
て、周波数設定器VR3とインバータINV3との接続
が断たれ、周波数設定器VR11がインバータINV3
に接続される。そして、誘導電動機IM3はこの周
波数設定器VR11の設定値に応じた速度で運転さ
れる。一方、この誘導電動機IM3の起動と同時に
タイマT2,T3,T4,T5が計時を開始する。そし
て、タイマT2がタイムアツプすると、リレー3
MX1が非励磁になり、周波数設定器VR11とイン
バータINV3との接続が断たれる。この後、タイ
マT3がタイムアツブすると、リレー3MX2が励
磁され、周波数設定器VR12がインバータINV3
接続され、誘導電動機IM3はこの周波数設定器
VR12の設定値に応じた速度で運転される。さら
に、この後、タイマT4がタイムアツプすると、
リレー3MX3が励磁され、リレー3MX2が非励磁
になり、周波数設定器VR12とインバータINV3
の接続が断たれ、周波数設定器VR13がインバー
タINV3に接続される。そして、誘導電動機IM3
周波数設定器VR13の設定値に応じた速度で運転
される。さらに、タイマT5がタイムアツプする
と、リレー3MX4が励磁され、リレー3MX3が非
励磁になり、周波数設定器VR13とインバータ
INV3との接続が断たれ、周波数設定器VR14がイ
ンバータINV3に接続される。そして、誘導電動
機IM3はこの周波数設定器VR14の設定値に応じた
速度で運転される。この周波数設定器VR14の設
定値は周波数設定器VR3の設定値と同じ値であ
り、ローラA,B,Cは3台ともに全速運転され
る。次に、自動−手動切換スイツチSS−2を自
動に切換えると、リレーAXが非励磁になつてタ
イマT2,T3,T4,T5が非動作になるとともに、
リレー3MX4とリレー3MX0が非励磁になつて、
周波数設定器VR3がインバータINV3に接続され、
ローラA,B,Cは自動運転に移る。なお、周波
数設定器VR3,VR11,VR12,VR13,VR14の夫々
の設定値は、羊毛原料の移動量が均一になるよう
な値が予じめ選択されている。
効 果 以上説明したように、本考案においては、複数
のローラに羊毛原料を順次に通過させることによ
つて羊毛原料を紡毛する紡毛カード機の複数のロ
ーラのそれぞれを駆動する誘導電動機に所要の周
波数の交流を給電するインバータのうちの仕上げ
用ローラなどの終段のローラの電動機用のインバ
ータの周波数設定値を、該終段ローラの起動時に
時間の経過とともに変えて終段のローラの駆動速
度を制御するようにしたから、紡毛カード機の起
動時に羊毛原料の移動量を均一化することがで
き、製品の品質を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は紡毛カード機の構成を示す図、第2
図、第3図及び第4図はローラ駆動用の誘導電動
機の駆動装置の回路図、第5図は制御装置の一実
施例を示す回路図である。 A,B,C……ローラ、IM1,IM2,IM3……誘
導電動機、1,2,3……駆動装置、INV1
INV2,INV3……インバータ、VR11,VR12
VR13,VR14……周波数設定器、3MX,3MX0
3MX1,3MX2,3MX4……リレー、T2,T3
T4,T5……タイマ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 初段から終段に至る複数のローラを備え、この
    ローラに紡毛原料を順次に通過させることによつ
    て紡毛原料の紡毛を行う紡毛カード機の制御装置
    において、 各ローラはインバータで制御される誘導電動機
    で駆動するとともに、終段のローラを駆動する誘
    導電動機用のインバータに接続される複数の周波
    数設定器と、この複数の周波数設定器を択一的に
    選択するリレーと、前記終段のローラ用の誘導電
    動機を起動する起動スイツチと、起動スイツチに
    より起動がなされた時から計時をはじめそれぞれ
    異なる時限で計時を完了する複数のタイマとを備
    え、前記起動スイツチの指令により終段のローラ
    の起動がなされたとき、前記各タイマの計時完了
    で前記リレーによつて、順次、各周波数設定器を
    択一的にインバータに接続して、終段のローラの
    速度を時間の経過とともに変化させることを特徴
    とする紡毛カード機の制御装置。
JP13817483U 1983-09-05 1983-09-05 紡毛カ−ド機の制御装置 Granted JPS6045382U (ja)

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JPS6045382U JPS6045382U (ja) 1985-03-30
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