JPS62177237A - カ−ドの運転方法 - Google Patents

カ−ドの運転方法

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JPS62177237A
JPS62177237A JP1420286A JP1420286A JPS62177237A JP S62177237 A JPS62177237 A JP S62177237A JP 1420286 A JP1420286 A JP 1420286A JP 1420286 A JP1420286 A JP 1420286A JP S62177237 A JPS62177237 A JP S62177237A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本願はカードにおける運転方法、詳しくはシリンダーと
ドツファ−との回転制御に関するものである。
従来技術 近年迄カードの運転は、一台の駆動モータでシリンダー
系とドツファ−系との全てを回転させ、スライバー切断
、ケンス交換等によりドツファ−のみを低速回転又は停
止させる場合には2機械的な、変速装置又はインダクシ
ョンクラッチ等によって行なっていた。然かしながら機
械的な変速装置は、構造が複雑となり故障破損等保守管
理に問題があり、二九に替るインダクションクラッチは
電装品その他の部品点数が多く機構が複雑となり、又ス
リップ損失や軸受部分の風綿対策にも問題がある等必ず
しも満足し得ない。
以上の問題を解決せんとして、特開昭58−36222
号、特開昭58−26223号、特開昭80−3462
0号、特開昭60−110929号が提案されている。
而してこれ等の従来装置は、シリンダー、テーカインロ
ーラ等を第1モータで駆動する第1駆動系と、ドツファ
−及びフィードローラ、ドツフィングローラ等その他の
ローラ群を第2モータで駆動する第2駆動系とに分割し
インバータ制御によって第2モータの回転を制御するよ
□うになっている。
発明が解決しようとする問題点 二台のモータを使用し、ドツファ−系を駆動する第2モ
ータをインバータ制御するようにした従来技術によれば
、一台のモータにて全ての駆動系を駆動していた従前の
カードにおける前記の欠点は略解消することができる。
然がしながら二台のモータにて駆動するようにした上記
従来技術によると、新たに次の如き問題が発生して来た
。即ち駆動系統を分割したことと、近年になってカード
が高速回転を行なうようになった事により、シリンダー
を停止させる際の惰性回転が5〜6分程度と長時間を必
要とする0周知のようにシリンダーの惰性回転は、この
間に生産される製品の品質が必ずしも好ましくなく、又
作業手順等の観点がら可及的に短いことが好ましい。更
に重要なことは機台を停台させる場合に、ウェッブの股
座、口切等を防止する為にシリンダーとドツファ−との
停止時間に時差がないよう同調停止させなければならな
い。而して上記従来技術における同調停止は、惰性回転
を行なっているシリンダーの回転数を検出し、この検出
値によりドツファ−駆動の第2モータをインバータにて
制御し、シリンダーの惰性回転に追従してドツファ−の
回転を下げ両者が同調停止するようにしている。然かし
ながら上記のようにシリンダーの惰性回転が長時間に渉
るため、低速域において第2モータの出力トルクが不足
して最後迄シリンダーの回転に追従し得す1両者の停止
時期に大きな時差が生じ希まれる同調停止を行なってい
ないので実情である。云う迄もなく第2モータを大出力
のモータに換装すればトルク不足の問題は解消するが、
同調停止の為のみにモータを換装することは電力のロス
等により採用し得ない。
問題点を解決するための手段 本願は上記従来装置の欠点に鑑み、シリンダー系を第1
モータで駆動させる第1駆動系と、ドツファ−系を第2
モータで駆動させる第2駆動系とを有するカードにおい
て、シリンダーを停止させる際に第1モータにブレーキ
を掛け、他の部分に支障を来たさない範囲内で惰性回転
の時間を可及的に短縮するとともに、シリンダーとドツ
ファ−とを同調停止させる場合には、短時間の惰性回転
を行なうシリンダーの回転数を検出し、検出値によって
第2モータをインバータ制御することにより、両者が略
完全に同調停止するようにしたものである。
実施例 次に本願を、実施例を示す図面によって詳細に説明する
第1図は1本願の駆動系統を示す配置説明図で次のよう
である6図面において1は第1モータエM1によって駆
動する第1駆動系で、第1モータIMLの回転は伝導手
段2によってシリンダー3、テーカインローラ4及び図
示を省略したフラットに伝えられ、これ等を所定の回転
方向に回転させる。5はテーカインローラ4(間接的に
シリンダー3)の回転速度を検出する回転検出器で、テ
ーカインローラ4に取付けた検出歯車6と1回転する検
出歯車6の歯数を検出してパルス信号を発するパルス発
生器PGとからなり、而して第1モータIMIは、直流
電流によって制動を行なう所謂ダイナミックブレーキD
Bによって制動されるようになっている。次に第2モー
タIM2によって駆動される第2駆動系7は、第2モー
タIM2の回転が上記同様に適宜の伝導手段8を介して
ドツファ−9、フィードローラ10、ドツフィングロー
ラ11、デリベリ−ローラ12、更にはカレンダーロー
ラ13及び図示を省略したコイラ一部に伝えられ、これ
等のローラ群を夫々所定の方向に回転させる。又第2モ
ータIM2は上記した従来技術と同様、電流の周波数の
変化にて回転速度を制御する交流可変速制御装置インバ
ータINVによって制御される。
上記した第1.第2駆動系1.7は、第2図及び第3図
に示した電気回路により、以下に詳記する如くに運転制
御が行なわれる。第1モータIM1は電磁開閉器MSの
常開接点MS−alを介して電源R,S、Tに接続され
、又第1モータIM1にはブレーキ回路DBが接続され
ている。ブレーキ回路DBは、整流器REC、リレーC
TTB、該リレーCTTBと並列に設けられたタイマー
TR1、タイマーTRIの常閉接点TRI−blこれと
直列に設けられた電磁開閉器MSの常閉接点MS−bl
、及びリレーCTTBの常開接点CTTB−al等から
なり、後記の如くにして第1モータIMIに直流電流を
供給する。
第2モータIM2は電磁接触器MCの常開接点MC−a
l接点及びインバータINVを介して電源R,S、Tに
接続される。
インバータINVの入力端子14.15は電磁接触器M
Cの常開接点M C−a 2を介して互いに接続され、
また入力端子16.17間には回転速度設定回路DSC
の設定電圧が印加されるように接続され、この設定電圧
に応じてインバータIN■が第2モータIM2の回転速
度を制御するようになっている。この回転速度設定回路
DSCにおいて、18は直流定電圧が印加される端子で
、抵抗Rを介して同調端子19に接続され、この同調端
子19はドツファ高速運転用リレーRYHの常閉接点R
YH−blを介して低速設定用ボリュームVRLに、ま
たドツファ高速運転用リレーRYHの常開接点RY H
−a 1を介して高速設定用ボリュームVRHに夫々接
続されている。また上記低速設定用ボリュームVRLの
端子20は常閉接点RYH−b2を介して、又高速設定
用ボリュームVRHの端子21は常開接点RYH−a2
を介して夫々上記入力端子16に夫々接続されている。
次に、上記同調端子19には同調回路SCCの出力電圧
が印加されるように接続されている。この同調回路SC
Cにおいて、FVは、回転検出器5から送られるパルス
の周波数をテーカインローラ4の回転速度が定格回転速
度であるとき、両方の出力電圧が略同じになるような係
数の下で電圧値に変換する為の周波数−電圧変換器(以
下変換器FVと称す)である。従って、変換器FVの出
力電圧はテーカインローラ4の回転速度の増、減速度合
に応じた値を示す、これらの変換器FVの入力側端子2
2は上記回転検出器5のパルス発生器PGに夫々接続さ
れ、出力側端子23はダイオードDを介して上記同調端
子19に接続されている。
第3図は第1、第2モータIMI、IM2の駆動制御回
路を示している。この駆動制御回路において、FBIは
第1モータIMIの起動用スイッチで上記電磁開閉器M
Sに対して直列に接続され。
起動用スイッチFBIを閉じると常開接点MS−a2が
励磁されて電磁開閉器MSが自己保持されるようになっ
ている。TRは上記電磁開閉器MSに対して並列に接続
されたタイマーで、これの設定時間は第1モータIMI
が起動されてから第1駆動系1が正常な紡出運転速度に
達する迄の時間に設定されている。PB2は第1モータ
IMIの停止用スイッチで、上記FBIと直列に接続さ
れている。CTTBは前記整流器RFCのリレーで。
PB2と並列に接続され更に該CTTBと並列にタイマ
ーTRIが接続されている。従ってPB2が押されると
CTTB及びTRIが励磁するとともに接点CTTB−
a2が閉じて自己保持され、接点CTTB−alが閉じ
てタイマーTRIに設定された所定時間だけ第1モータ
IMIに直流電流を供給して制動を行なう。
PBLは第2モータIM2の低速運転用スイッチで、P
BLを閉じると常開接点MC−a3が閉路となって電磁
接触器MCが励磁されるようになっている。PBHは第
2モータIM2の高速運転用スイッチで、ドツファ高速
運転用リレーRYHとこのリレーRYHに対して並列に
接続されている補助リレーRYAに対して直列にタイマ
ーTRの常開接点TR−alを介して接続され、電磁接
触器MCが動作し、かつ第1モータIMIの第1駆動系
1が正常回転に達した状態で高速運転用スイッチPBH
を閉じると補助リレーRYAが励磁し、常開接点RYA
−alが閉路となって高速運転用リレーRYHが励磁さ
れるようになっている。
PBSは第2モータIM2の停止用スイッチである。
又上記駆動回路には、次のような安全装置24が設けら
れている。即ち、上記回転検出器5のパルス発生器PG
から出力されたパルス信号が、単位時間当たりの回転数
即ちパルス周波数が所定の設定値より大きいとき常開接
点MD−alが閉じ、この設定値より小さいとき常開接
点MD−alが開くように作用するタイマー内蔵の検知
器MDが付設されている。この検知器MDの設定値は、
テーカインローラ4の正常回転時におけるパルス周波数
より数%低い値に設定され、テーカインローラ4の回転
速度が何らかの原因によって正常回転時より数%低い設
定値以下になると、この検知器MDが検知して常開接点
MD−alを開くようになっており、第1モータIMI
の第1駆動系1が正常紡出運転速度に達してタイマーT
Rの常閉接点TR−blが開いた後は、この検知器MD
の常開接点MD−alを介して電磁接触器MCが励磁さ
れるようになっている。また、上記電磁接触器MCの自
己保持回路にはスライバー切れ等の紡出異常があった時
に開路となる常閉接点RYS−b1が接続され、高速運
転用リレーRYHの自己保持回路にはラップ減少時に開
路となる常閉接点RLC−blが接続されている。更に
また、満缶時に開路となる常閉接点RFC−blが高速
運転用リレーRYHに対して直列でかつ補助リレーRY
Aに対して並列に接続されている。
上記した電気回路により1機台は第4図に示す如くに運
転制御が行なわれる。尚第4図において実線は第1駆動
系1のシリンダー3の回転速度を、点線は第2駆動系7
のドツファ−9の回転速度を示している。
以上において機台の運転を開始するには、シリンダー起
動用スイッチFBIとドツファ−低速起動用スイッチP
BLを同時に閉路とする。これによって電磁開閉器MS
、タイマーTRが励磁するとともに、PBLを押すこと
により検知器MDのタイマーの設定時間だけ接点MD−
alが閉じることにより電磁接触器MCが励磁して夫々
が自己保持され、これにより第1モータIMIが起動し
てシリンダー3テーカインローラ4が回転し順次増速さ
れる。テーカインローラ4の回転により回転検出器5の
検出歯車6が回転し、パルス発生器PGはこれを検出し
てパルス信号を発信する。而して同調回路SCCにおけ
る変換器FVの出力側端子23の電圧は、テーカインロ
ーラ4の増速度合即ちパルスの発信回数の増加に応じて
上昇し、これにより同調端子19からダイオードDを通
って変換iFVに流れていた電流が減少し、よって同調
端子19の電圧が上昇する。
同調端子19の電圧が上昇し始めると、ドツファ−9の
低速設定用ボリュームVRLの端子20の電圧も上昇し
、インバータINVに入力される直流電圧が上昇し始め
る。そしてこの直流電圧がインバータINVによって最
低出力周波数を出す為の追従可能電圧(追従可能電圧の
近くに設定された設定電圧でも良い)より大きくなると
、aの時点でインバータINVが第2モータIM2を回
転起動し始め次第に増速される。第2モータIM2の増
速に伴ない上記出力側端子23の電圧が上昇し電圧がb
の時点で同調端子19の電位になると、その後テーカイ
ンローラ4が更に速く回転されても同調端子19の電圧
が一定に保たれ、ドツファは低速設定用ボリュームVR
Lで設定された所定の低速度で定速回転される。次に、
テーカインローラ4の回転速度が更に増速され、シリン
ダー3が正常回転速度より僅かに低い速度にまで増速さ
れると安全装置24の検知器MDが動作してその常開接
点MD−alが閉路となる。その後タイマTRの設定時
間が経過し、シリンダー3が正常な高速回転速度速増速
されると、タイマーTRはタイムアツプし常開接点TR
−alは閉路にされる。この場合、タイマーTRの常閉
接点TR−blが開いても常開接点MD−alが閉じて
いるので、電磁接触器MCは励磁状態が維持され、第2
モータIM2が停止されることはない。その後、シリン
ダー3、テーカインローラ4等の正常運転状態を確認し
てCの時点でドツファ9の高速運転用スイッチPBHを
閉じると、高速運転用リレーRYHと補助リレーRYA
が励磁されて自己保持され、回転速度設定回路DSCの
常閉接点RYH−blが開路に、常開接点RYHalが
閉路にされる。従って、それまでの低速設定ボリューム
VRLに代わって高速設定用ボリュームVRHの端子2
1の電圧がインバータINVに入力され、第2モータI
M2は高速回転に切換えられる。これによりドツファ9
は高速設定用ボリュームVRHで設定された速度まで増
速され、この高速度で定速回転される。なお、上記高速
運転用スイッチPBHを第1.第2駆動系1.7が未だ
正常回転速度に到達していない状態で閉じた場合には、
タイマーTRの常開接点TR−alが開いているのでド
ツファが高速側に切換えられることはない。
上記の正常紡出運転状態にあるとき、仮にテーカインロ
ーラ4にウェブ詰りゃ異物の介入によるベルトのスリッ
プ或いはベルト外れ等の何らかの原因によって正常回転
速度より僅かに低い速度即ち検知器MDが動作する速度
より低下すると、安全装置24の常開接点MD−alが
開いて電磁接触器MCの励磁が解かれ、第2モータIM
2の駆動が停止され、これによりテーカインローラ4と
フィードローラ10間でのウェブ詰りによるトラブルを
未然に防止することができる。なお、上記のように検知
器MDが作動した場合には報知ブザーやランプ等によっ
て作業者に異常を知らせることが好ましい。次に、正常
紡出運転状態にあるとき、dの時点でドツファ9の停止
用スイッチPBSを開いたり、スライバー切れ等の異常
が発生して所謂ドツファのストップモーションが作用し
常開接点RYS−blが開いた場合には、電磁接触器M
Cの自己保持が解かれてこの電磁接触器MCが非励磁と
なり、これにより第2モータIM2の駆動が停止され、
第2駆動系の回転は即座に停止される。その後、eの時
点が低速起動用スイッチPBLを閉じると、上記異常原
因が除去されていれば上記と同様に回路が作動して低速
回転を行い、更に所定時に高速運転用PBHを閉じるこ
とにより、ドツファ−9は高速回転となり正常運転に復
帰する。 上記正常紡出運転状態にあるとき、fの時点
で満缶となりオートカウンター(図示せず)からの減速
信号により減速信号用リレーの常閉接点RFC−blが
開路になると、高速運転用リレーRYHの励磁が解かれ
てドツファ9等は低速回転に切換えられ、この間にケン
ス交換を行ない終了後gの時点でカウンターをリセット
すると、高速運転用リレーRYHが励磁されてドツファ
9等が再び高速回転に切換えられる。また、図示を省略
するが、正常紡出運転状態において、ラップ減少による
減速信号用リレーの常閉接点RLC−b1が開路になる
と、高速運転用リレーRYHと補助リレーRYAの励磁
が解かれてドツファ9等は低速回転に切換えられ、その
後ラップ交換をした後高速運転用スイッチPBHを閉じ
ると、高速運転用リレーRYHと補助リレーRYAが再
び励磁されてドツファ9等が高速回転に切換えられる。
又正常運転時に、品質の点検ケンス交換等によりドツフ
ァ−9を低速回転にする必要が生じた場合には、低速起
動用スイッチPBLを閉じると、高速運転用リレーRY
Hと補助リレーRYAとの励磁が開放し、上記同様ドツ
ファ−9は低速となる。
最後に、第1駆動系1と第2駆動系7との同調停止は次
のようにして行なわれる。h点においてシリンダー停止
用スイッチPB2を開くと、電磁開閉器MSとタイマー
TRの励磁が解かれて第1モータIMIの回転は停止し
、第1駆動系1は惰性回転となって回転数は除々に低下
し、回転数の変化は前記同様に回転検出器5により検出
される。
而して上記の如<PH1が開かれると、リレーCTTB
及びタイマーTRIが励磁して自己保持され、これによ
ってブレーキ回路DCの接点CTTB−alが閉じ、惰
性回転を行なっている第1モータに直流電流が供給され
、第1モータIMIは直流電流による所謂ダイナミック
ブレーキによって制動が行なわれるので、従来の如き惰
性回転による自然停止と異なり、第1駆動系1の停止時
間tは極めて短時間にかつばらつきがないように惰性回
転の制御が行なわれ、而して第1駆動系1の停止時間は
、停止時に各部に及ぼす衝撃等その他を勘案し1本実施
例では必要最小限の二分(従来の1/3)で停止するよ
うに制動を行なっている。
上記のようにして第1駆動系1にダイナミックブレーキ
による制動が行なわれるとともに、タイマーTRの励磁
開放により接点T R−a 1が開いてリレーRYHが
開放し、第2駆動系7即ちドツファ−9等は減速回転に
切換えられ、前記した満缶及びラップ減少時と同様にし
て第2駆動系7は減速回転を開始する。以上の如くに制
動が行なわれている第1駆動系lの回転数が所定の回転
数以下になると、同調端子19の電圧は低下し始め該電
圧の低下は、当然のことながら第1駆動系1の減速の度
合(パルス発信の回数)に追従する。上記電圧の低下は
インバータINVの端子16に入力される電圧の低下と
なり、第2モータIM2の回転速度は更に低下して第2
駆動系7は減速されるが、この減速度合は上記から明ら
かなように完全に第1駆動系1の回転速度に同調し、こ
れに追従するようにインバータINVによって制御され
る。而して減速回転を行なっている第1駆動系1の回転
が停止寸前の極低速回転となると、インバータINVの
端子16に入力される電圧が、設定電圧として示す最低
周波数の追従不能電圧以下になり、インバータINVの
出力が無電圧となって第2モータIM2の駆動が停止し
、その直後第2モータIM2の停止と略同時に第1駆動
系1の惰性回転が停止してカード全体が完全に停止し、
次いでタイマーTRIがタイムアツプすることによりそ
の常閉接点TRI−blが開き、リレーCTTBの励磁
が解かれてダイナミックブレーキは解放する。
上記実施例においては、1台のカードの運転方他につい
てのみ述べたが1本願の適用は電気回路に多少の変更を
加えるのみにて、タンデムカードの運転方法にも容易に
実施し得るものであり、又回転検出器による第1駆動系
の回転速度の検出はテーカインローラに限定されるもの
でなく、シリンダーの回転速度を直接検出することも可
であり、その型式も接触形等上記と同等の作用を行なう
ものに変更してもよい。
発明の効果 本願は以上において詳記したように第1駆動系と爾2駆
動系とを同調停止させる際に、第1駆動系を直流電流に
よるダイナミックブレーキにて制動することにより、第
1駆動系の惰性回転時間を略1/3に短縮し、この短い
惰性回転に追従して第2駆動系を停止させるようにした
ことにより。
前記従来のカードのように第2モータのトルクが不足し
、完全な追従が不能となって両者の停止時期が不一致と
なることがなく、これに起因する前記従来装置の欠点を
完全に除いた有要なものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本願実施例を示し、第1図はカードの駆動説明図
、第2図、第3図は電気回路図、第4図は作動説明図で
ある。 l・・・第1駆動系、 3・・・シリンダー、 4・・
・テーカインローラ、 5・・・回転検出器、 7・・
・第2駆動系、9・・・ドツファ−1IMl・・・第1
モータ、 IM2・・・第2モータ、  DB・・・ブ
レーキ回路、 DSC・・・回転速度設定回路、 SC
C・・・同調回路、  INV・・・インバータ特許出
願人   豊和工業株式会社 第2図 R,S、T SC

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリンダー及びテーカインローラを第1モータで駆
    動する第1駆動系と、ドッファー及びフィードローラ、
    ドッフイングローラ等その他のローラ群を第2モータで
    駆動する第2駆動系とからなるカードにおいて、第1駆
    動系を停止させる際に第1モータに制動を掛け、よって
    第1駆動系の惰性回転を可及的に短縮するとともに、惰
    性回転を行なう第1駆動系の回転数を検出し、検出され
    た第1駆動系の回転数によって第2モータの回転を制御
    し、第1駆動系の惰性回転に追従して第2駆動系を同調
    停止させるようにしたカードの運転方法。 2、第1モータの制動は、直流電流による所謂ダイナミ
    ックブレーキによって行なうようにした特許請求の範囲
    第1項記載のカードの運転方法。
JP61014202A 1986-01-24 1986-01-24 カードの運転方法 Expired - Lifetime JP2596527B2 (ja)

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