JPS6291199A - ヒトインスリン様成長因子1の製造法 - Google Patents

ヒトインスリン様成長因子1の製造法

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JPS6291199A
JPS6291199A JP61214736A JP21473686A JPS6291199A JP S6291199 A JPS6291199 A JP S6291199A JP 61214736 A JP61214736 A JP 61214736A JP 21473686 A JP21473686 A JP 21473686A JP S6291199 A JPS6291199 A JP S6291199A
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    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ヒトインスリン様成長因子I(以下I G
F−Iという)の改良された製法に関するものである。
より詳しくは保護ペプチド融合I GF−I (以下、
融合I GF−Iという)をコードする多シストロン性
遺伝子を有する発現プラスミドにより形質転換された微
生物を培地に培養し、得られる培養液から融合IGF−
Iを回収し、次いで得られる融合ICF−Iを保護ペプ
チドの脱離反応に付し、IGF−Iを得ることからなる
I GF−Iの製造法および上記I GF−Iの製造法
で用いられるプラスミドに関するものである。
IGF−Iが次の配列の70個のアミノ酸から成ること
は既知である: Gly−Pro−G 1u−Thr−Leu−Cys 
−Gly−A 1a−Glu−Leu−Va 1−As
p−Ala−Leu−Gln−Phe−Va 1−Cy
s −G ly−Asp−Arg−Gly−Phe−T
yr−Phe−Asn−Lys −Pro−Thr−G
ly−Tyr−Gly−9er−Ser−5er−Ar
g−Arg−Ala−Pro−Gln−Thr−Gly
−工1e−Val−As p−G 1u−Cy s −
Cy s −Phe−Arg−5er−Cys−Asp
−Leu −Arg −Arg−Leu−G lu−M
et−Tyr−Cys−Ala−Pro−Leu−Ly
s−Pro −Ala−Lys−6er−Ala この発明の発明者らは、次の各基本工程を用いることに
より、IGF−Iを好収率で製造することに成功した: 工程1 融合IGF−Iをコードする遺伝子(1)、下融合I 
GF−I遺伝子という)を製造する工程。
工程2 多シストロン性融合rGF−I遺伝子を有する発現プラ
スミドを製造する工程。
工程3 該発現プラスミドにより宿主生物を形質転換することか
らなる形質転換体製造工程。
工程4 該形質転換体を適当な培地中で培養することからなる融
合IGF−1製造工程。
工程5 宿主生物細胞から融合IGF−Iを単離する工程。
工程6 該融合IGF−Iを保護ペプチドの脱離反応に付し、I
GF−Iを得るIGF−Iの製造工程。
保護ペプチドは、宿主生物の細胞中のプロテアーゼによ
る分解からI GF−1を保護するために使用され、前
記融合IGF−Iの保護ペプチド脱離反応によって除去
される。
すなわち、該融合I GF−Iは該脱離反応によってI
 GF−Iを製造するための中間体であり、従って、該
保護ペプチドには、天然または合成のペプチドまたはそ
れらの断片が包含される。
好適な1融合IGF−1」には、保護ペプチドのメチオ
ニンを介して保護ペプチドと融合した■GF−Iが包含
される。
保護ペプチドの好適な例の一つは「ペプチドしH」であ
り、そのアミノ酸配列は次の通りである。
Cys−Tyr−Cys−GIn−Asp−Pro−T
yr−Va 1−Lys−Glu−Ala −G 1u
−Asn−Leu−Lys−Lys−Tyr−Phe−
Asn−Ala−Gly−His −Ser−Asp−
Va 1−Ala−Asp−Asn−Gly−Thr−
Leu−Phe−Leu−Gly−工1e−Leu−L
ys−Asn−Trp−Lys−Glu−Glu−9e
r−Asp−Arg−Lys−工1e−Met−Gin
−5er−Gln−工1e−Val−9er−Phe−
Tyr−Phe−Lys −Leu−Glu−Va 1
−Lys−T(iS−G lu−Phe−Metペプチ
ドLH融合IGF−Iをフードする好適遺伝子(422
bp)は次の通りである。
EcoR工Met Cys Tyr Cys G1n5
’−AATTC−ATG−TGT−TAC−TGC−C
AG−3’−G−TAC−ACA−ATG−ACG−G
TC−Asp Pro Tyr Val Lys Gl
u Ala Glu Asn Leu LysLys 
Tyr Phe Asn Ala Gly His S
er Asp Val Ala入AA−TAC−TTT
−AAT−GCA−GGT−CAT−TCA−cAT−
GTA−Gcc−TTT−ATG−AAA−TTA−C
GT−CCA−GTA−AGT−CTA−CAT−CG
C−Asp Asn Gly Thr Leu Phe
 Leu Gly工1e Leu LysGAT−AA
T−GGA−ACT−CTT−TTC−TTA−GGC
−ATT−TTG−AAG−CTA−TTA−CCT−
TGA−GM−MG−MT−CCG−TM−AAC−T
TC−Asn Trp Lys Glu Glu Se
r Asp Arg Lys 工le MetMT−T
GG−AAA−GAG−GAG−AGT−GAC−AG
A−AAA−ATA−ATG−TTA−ACC−TTT
−CTC−CTC−TCA−CTG−TCT−TTT−
TAT−TAC−50               
          Hindエエエgin Ser 
Gin工le Val Ser Phe Tyr Ph
e Lys LeuCAG−AGC−CAA−ATT−
GTC−TCC−TTT−TAC−TTC−MG−CT
T−GTC−TCG−GTT−TAA−CAG−AGG
−AAA−ATG−AAG−TTC−GAA−Glu 
Val Lys His Glu Phe Met G
ly Pro Glu ThrG入A−GTA−〜す、
−CAT−GAA−TTC−ATG−GGT−CCT−
GAA−ACT−CTT−CAT−TTT−GTA−C
TT−AAG−TAC−CCA−GGA−CTT−TG
A−Leu Cys Gly Ala Glu Leu
 Val Asp Ala Leu GlnCTG−T
GC−GGC−GCT−GAA−CTG−GTT−GA
C−GCT−CTG−CAA−GAC−ACG−CCG
−CGA−CTT−GAC−CAA−CTG−CGA−
GAC−GTT−Phe Val Cys Gly A
sp Arg Gly Phe Tyr Phe As
nTTT−GTA−TGT−GGT−GAT−CGT−
GGT−TTC−TAC−TTC−AAC−A入A−C
AT−ACA−CCA−CTA−GCA−CCA−人A
G−ATG−AAG−TTG−Lys Pro Thr
 Gly Tyr Gly Ser Ser Ser 
Arg ArgAAA−CCG−ACC−GGC−TA
T−GGC−TCC−AGC−TCT−CGT−CGC
−TTT−GGC−TGG−CCG−ATA−CCG−
AGG−TCG−AGA−GCA−GCG−Ala P
ro Gln Thr G11y 工1e Val A
sp G:Lu Cys CysGCA−CCG−CA
G−ACT−GGT−ATC−GTA−GAC−GAA
−TGC−TGT−CGT−GGC−GTC−TGA−
CCA−TAG−CAT−CTG−CTT−ACG−A
CA−Phe Arg Ser Cys Asp Le
u Arg Arg Leu Glu MetTyr 
Cys Ala Pro Leu Lys Pro A
la Lys Ser AlaSヒop 5top B
amHI TGA−TAG−3’ ACT−ATC−CTAG−5’ この発明で用いられるプロモーター遺伝子は、通常用い
られる種々のプロモーター系から適宜選択きれるもので
あってよい。その好適な例としては、たとえば大腸菌の
トリプトファンプロモーターのヌクレオチド配列に基づ
く、この発明の発明者により合成された合成プロモータ
ー遺伝子(例えば合成trpプロモーターI遺伝子等)
が包含きれる。該合成trpプロモーターI遺伝子のD
NA配列は次の通りである。
EcOR工 に−プロモーター領域−一一一一一ゴ TACTCGACAACTGTTAATTAGTAGC
TTGATCAATTGATCATGC−GTTCAA
GTGCATTTTTCCCATAGCTTAA−5’
合成trpプロモーターエ遺伝子中のプロモーター領域
およびシャインダルガノ領域(SD領領域を上記式中に
示した。
この発明の製造法では、2個以上の融合IGF−■遺伝
子をプラスミドに順次挿入して、多シストロン性融合I
 GF−I遺伝子を有する発現プラスミドを得る。
プロモーター遺伝子および融合I GF−I遺伝子を適
切なプラスミドと、所望により適切なりNA断片(たと
えばリンカ−2他の制限部位等)を用いて、常法(たと
えば制限酵素による消化、T4ポリヌクレオチドキナー
ゼを用いてのホスホリル化、T4DNAリガーゼを用い
てのライゲーション)により、順次、環状に連結するこ
とにより、多シストロン性遺伝子を有する発現プラスミ
ドを得ることができる。
適当なプラスミドにはpBR322等がある。
このようにして得た多シストロン性遺伝子を有する発現
プラスミドを常法(たとえば形質転換、顕微注射等)に
より微生物(宿主細胞)に挿入することにより、形質転
換体を得ることができる。
適当な宿主生物には、大腸菌、すなわちエシェリキア(
Escherichia ;以下旦、という)コリ(製
晶)(たとえばE−、coli HBIOl等)などが
包含される。
この発明の方法によって融合IGF−Iを製造するには
、このようにして得た発現プラスミド含有形質転換体を
栄養培地中で培養する。
栄養培地は炭素fi(たとえばグルコース、グリセリン
、マンニトール、フルクトース、ラクトース等)および
無機または有機の窒素fA(硫酸アンモニウム、塩化ア
ンモニウム、カゼイン加水分解物、酵母エキス、ポリペ
プトン、バタトトリブトン、牛肉エキス等)を含有する
。所望により、他の栄養fA[たとえば無機塩(たとえ
ば重リン酸ナトリウムまたはカリウム、リン酸水素二カ
リウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化カ
ルシウム)、ビタミン類(たとえばビタミンB1)、抗
生物質(たとえばアンピシリン)等コを培地に加えても
よい。
形質転換体の培養は一般に、pH5,5〜8.5(好ま
しくはpH7〜7.5)、18〜40℃(好ましくは2
5〜38℃)で、5〜50時間にわたって行えばよい。
こうして生産された融合IGF−Iは培養きれた形質転
換体の細胞中に存在するのが普通であるので、細胞を濾
過または遠心分離によって集め、それらの細胞壁および
/または細胞膜を常法(たとえば超音波処理および/ま
たはリソチーム処理等)により破壊して、デブリスを得
る。このデブリスから、天然または合成の1白を単離、
精製するのに一般に採用される常法[たとえば適当な溶
媒(たとえば8M尿素水溶液、6M塩酸グアニジン等)
を用いての蛋白の溶解、透析、ゲル濾過、カラムクロマ
トグラフィー、高速液体クロマトグラフィー等コにより
、融合IGF−Iを単離、精製できる。
かくして得られる融合IGF−1の好適な例の一つとし
て、′ペプチドLHと融合したIGF−I、が挙げられ
、そのアミノ酸配列は次の通りである。
Cys−Tyr−Cys −Gin−Asp−Pro−
Tyr−Va 1−Lys−Gl′u−Ala−G 1
u−A5 n−Leu−Lys −Ly s −Tyr
−Phe−As n−A la −G 1y−Hi s
 −S er−Asp−Va 1−711.a−Asp
−Asn−G ]−]y−Thr−Leu−Phe−L
eu−Gly−工1e−Leu−Lys−Asn−Tr
p−Lys−Glu−Glu−5er−Asp−Arg
−Lys−工1e−Met−Gln−3er−Gln−
工1e−Va1−8er−Phe−Tyr−Phe−L
ys−Leu−Glu−Va 1−Lys −Hi s
−Glu−Phe−Mst−G ly−P ro−G 
1u−Thr−Leu−Cys−G 1y−Ala −
G 1u−Leu −Va 1−Asp−Ala−Le
u−G In −Phe −Va l−Cy s−G 
1y−As p−Arg−G ly−Phe−Tyr−
Phe−Asn−Lys −Pro−Thr−Gly−
Tyr−Gly −S er −Ser−5er−Ar
g−Arg−Ala−Prol105er−5er−A
r工1e−Val−Arg−Leu−Glu−Met−
Tyr−Cys −A 1−a−P ro−Leu−L
y s −P ro −Ala−Lys−8er−Al
a 次いで、上記で得られた融合IGF−Iを保護ペプチド
の脱離反応に付いてIGF−Iを得る。
本脱離反応は、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中
で、緩和な条件下に実施することができる。
この明細書中の配列において、A、G、CおよびTはそ
れぞれ式 を意味し、5′−末端A、G、CおよびTはそれぞれ式 を意味し、3′−末端A、G、CおよびTはそれぞれ式 を意味する。
以下の実施例は本発明をより詳細に説明するために記載
するものである。
実施例1 プラスミドpUc−551の構築 特開昭61−1396号公報に記載きれた方法によって
得られたペプチドLH融合IGF−I発現プラスミド(
pLH5dMmtrp ) (too< )をHpaI
(180単位)によりHpaI消化用緩衝液中37°C
で1時間消化した。
0.8%アガロースゲル上で完全消化を検知したのち、
I MNaClとPstI (180単位)を混合物に
加え、混合物を37℃で1時間インキュベートして、2
種のDNA断片(3,7kbpおよび0.8kbp )
を得た。大きい方のDNA断片(3,7kbp )を0
.8%アガロースゲル上で分離し、DEAEトヨパール
650Mカラム(ジエチルアミンエチル基を有する陰イ
オン交換樹脂、東洋曹達工業株式会社製)クロマトグラ
フィーにより精製し、読いてエタノールで沈殿させ、H
paI−PstI消化DNA断片(3,7kbp ) 
(4o< )を得た。このDNA断片(35鴎)をHi
ncl[緩衝液中Hinc II (63単位)により
37°Cで18分間部分消化して、6種のDNA断片(
3690,3417,2958,732,459および
273bp )を得た。732bpのDNA断片(2(
)を分取用の0.8%アガロースゲル電気泳動およびD
EAE トヨバール650Mカラムクロマトグラフィー
により精製した。
他方、プラスミドpLIC9(ファルマシアから購入)
 (10< )をHineI[(120単位)を用いて
37°Cで1時間消化し、puc 9のHincl[D
 N A断片(2()を得た。このDNA断片(1,9
<)を仔つシ腸アルカリホスファターゼ(以下CIPと
いう)(べ−リンガーマンハイムから購入)(20単位
)と共に30分間37℃でインキュベートシ、つぎにC
IP〈20単位)を追加して30分間、37℃でインキ
ュベートした。65℃で15分間加熱して酵素を不活化
したのち、フェノール−クロロホルム抽出およびそれに
統<セファデックスG−50スーパーフアイン(ファル
マシア製)スパンカラムクロマトグラフィーおよびエタ
ノール沈殿によってを精製して、puc 9の脱ホスホ
リルHinc IF消化DNA断片(1,5に)を得た
。このDNA断片(1,2g )を、上で調製したペプ
チドLH融合IGF−I遺伝子含有Hpa I −Hl
nc n消化DNA断片(732bp)と、ライゲーシ
ョン緩衝液中、T 4 DNAリガーゼ(8単位)存在
下に、16℃で20時間にわたってライゲートさせた。
ライゲーション混合物を旦、竺具聞294に導入して形
質転換し、多数のアンピシリン耐性コロニーを得た。2
2コロニー中の1つが所望のプラスミドpuc−ss 
1であった。これはPst I (3,4kbp )お
よびBamHI (2,9kbpおよび0.45kbp
 )を用いての制限エンドヌクレアーゼ分析によって確
認した。
このプロセスを第1図に示す。
プラスミドpLH5dMmtrp (so< )をBa
mHI (120単位)によりBamHI消化用緩衝液
中、37°Cで1時間消化し、続いて0.8%アガロー
スゲルを用いて電気泳動を行って、2種のDNA断片を
得た。大きい方のDNA断片(4,5kbp ) (1
6K )をCIPで処理して、pLH5dMmtrpの
脱ホスホリル化BamHI消化断片(4()を得た。
他方、pUC−551(10x )をBamHI (6
0単位)で消化して、2種のDNA断片(2,6kbp
および464bp :を得た。小さい方のDNA断片(
464bp )を0.8%アガロースゲルを用いる電気
泳動によって精製した。得られたBamHI消化DNA
断片(464bp ) (36ng)および上記pLH
5dMmtrpの脱ホスホリル化BamHI消化DNA
断片(200ng )とをT 4 DNAリガーゼ(4
単位)の存在下に16℃で20時間インキュベートした
。このライゲーション混合物によりE、 coliHB
IOIを形質転換し、アンピシリン耐性コロニーを得た
。12コロニーのうちの7つは、2シストロン性のペプ
チドLH融合IGF−I遺伝子を有するプラスミド(p
Ls −T2と名付ける)であり、1つは3シストロン
性のペプチドLH融合IGF−■遺伝子を有するプラス
ミド(pLS−T3と名付ける)であった。これらは制
限エンドヌクレアーゼ分析により確認された[pLS−
T2 :PstI −PvulI(1,5,3,4kb
p )、EcoRI (198,266bp )、Ps
tl −5alI (3,0,2,0kbp )、Hp
a I (4,98kbp );pLs  T3 :P
st、I −Pvuff (15,3,9kbp )、
EcoRI (198,266bp )、f’stl 
−5alI (3,0,2,5kbp )、Hpa I
 (5,45kbp )コ。このプロセスを第2図に示
す。
プラスミドpt、s−T 2を含有するE−、coli
 )IBIOIを旦、臼晶F−10、プラスミドpLS
−T 3を含有する互、蛇1i HBIOIを旦、肛旦
F−11と名付けた。
実施例2 ペプチドLH融合rGF−IのE、 coli F −
10での生産 50x/mQのアンピシリンを含有するしブロス中での
旦、四環、F−10の一夜培養物を、グルコース0.2
%、カザミノ酸(酸加水分解カゼイン)0.5%、ビタ
ミンB150Pg/ mQおよびアンピシリン25(/
戚を含有するM9培地で1:20に稀釈した。
A6ooが約0,5となったとき、β−インドールアク
リル酸を最終濃度10x/mQになるよう添加した。
つぎに、細胞をインキュベートし、アリフート(培養液
20[11fi )を遠心分離(7krpm、 40’
C15分間)で集めた。
実施例3 ペプチドLH融合IGF−Iの旦、汐其F−11での生
産 50</m11のアンピシリンを含有するしブロス中で
の5.臼旦F−11の一夜培養物をグルコース0.2%
、カザミノ酸(#加水分解カゼイン)0.5%、ビタミ
ンB1sog/mQおよびアンピシリン25(/mQを
含有するM9培地で1:20に稀釈した。
A6ooが約0,5となったとき、β−インドールアク
リル酸を最終濃度10■/ mllとなるよう添加した
つぎに、細胞をインキュベートし、アリコート(培養液
20m11)を遠心分@ (7krpm、 4℃、5分
間)により集めた。
実施例4 ペプチドLH融合I GF−1の単離と精製旦、製旦F
−11を誘導後4時間培養し、遠心分離(L4krpm
、  4 ”C)で集めた。湿潤細胞ペースト(120
g:培養液20リツトルから)を10mMリン酸塩綴衝
食塩水(以下PBSという) −10mM EDTA 
(pH8、0) 300mQに懸濁し、−80°Cで凍
結した。この混合物を融解し、0.5M EDTA 5
0mQおよび10mg/mリソチーム溶液59mQに加
えた。0℃で1時間がき混ぜたのち、混合物をホモジナ
イズした。細胞デブリスを25mM PBS −10m
M EDTA −0,5%サルコシルナトリウム(pH
8,0)2リツトル中に懸濁し、つぎにこの混合物をホ
モジナイズした。O”Cで1時間かき混ぜたのち、混合
物を7.000rpm、4℃で35分間遠心分離にかけ
た。ペレットを10mM PBS −10mMEDIA
 (pH8、O)に懸濁した。混合物をホモジナイズし
、上と同じ方法で遠心分離した。ペレットを6M塩酸グ
アニジン−100mM トリス−塩酸−10mMEDI
A −100mM DTT(pH8,0)200mQに
溶解し、40krpm。
20゛Cで1時間遠心分離した。上澄みを集め、0.1
M’トリスー塩#(pH8,0)/8M尿素および10
mM2−メルカプトエタノールで平衡化したセファクリ
ル5301−バー7フインカラム(5,OX 86.6
CTn :樹脂1700mN )にかけた、溶出は、平
衡化緩衝液を用い、流速0.6111117分で、4℃
で行った。セフアクIJ ルS 300(ファルマシア
製)クロマトグラフィーヲ行って、35maの両分を集
めた。全てのクロマトグラフィ一工程について、分画の
直後にアッセイを行った。活性画分を集め、プールした
画分500m11を、1M酢酸水溶液16リツトルに対
して室温で3時間透析し、つぎに新鮮な1M酢酸水溶液
16リツトルに対して一夜透析した。透析ずみ画分を凍
結乾燥して、所望の成分を含有するペプチドLH融合I
 GF −I C1,26g )を得た。このペプチド
LH融合IGF−Iは、15%SDS PAGEにおい
て分子量15.500の位置に/ベンドを示す。
実施例5 培養液中のペプチドLH融合IGF−Iの含量を、放射
免疫検定法(以下RIAという)を用いて測定し、IG
F−I含量として計算した。
IGF−Iの放射免疫検定は、矢内原の方法[矢内原ら
:ペプチド・ホルモンズ・イン・バンクレアス、 3 
、28(1983) ]に従って実施した。
方法: 上記の試料または標準試料[IGF−I断片(26−4
6)コ0.1戒と試料緩衝液[0,OIM PBSおよ
び0.025MEDTA中の0.5%牛血清アルブミン
(以下、BSAという>(0,4m11 ) ]、I 
GF−I (26−46)(7)ウサギ抗血清(o、t
mi>および125I −I GF−I(26−46)
 (0,t、mA )を混合した。混合物を4°Cで4
8時間放置し、つぎに、ウサギ血清(0,111Q)、
ウサギZ−グロブリン抗血清(o、tma)および5%
PEG60000.9ml! )を添力目した。さらに
2時間4℃に放置したのち、遠心分離(3krpm、 
4°C130分間)によってペレットを集め、7−カウ
ンターにより放射能を測定した。この放射能からIGF
−■含量を計算した。
結果: それぞれ実施例2および実施例3に記載の方法によって
調製した培養液(2omu)(M9ブロス中でE、 c
oli F −10およびE、 coli F−11を
培養した液)を7. OOOrpmで遠心分離した。得
られた細胞を8M、It素、10mM EDTA (p
H8,0) (2mA )に懸濁し、つぎに超音波によ
り破壊した。懸濁液を遠心分離しく 18.000rp
m、 30分間、4°C)、上澄みを0.5%BSA、
 10mM PBS、 25mM EDTAで稀釈し、
RIAおよびHPLC用の試料として使用した。
IGF−1含量を、発現プラスミドpLH5dMmtr
pを含有する耳、 coli F〜6を用いて同様にし
て調製した培養液のそれと比較した。
培養液     培養時間(時間) pLH5dMmtrp    3.5   7.7  
12.0  15.0pLS−T 2   3.9  
 9,3  14.3  16.0pLs −T 3 
   6.7  10.8  15.6  20.6
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスミドpUc−551の構築のプロセスを
示す図であり、第2図はプラスミドpLs−T 2およ
びプラスミドpLs−T3の構築を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)保護ペプチド融合ヒトインスリン様成長因子 I
    をコードする多シストロン性遺伝子を有する発現プラス
    ミドにより形質転換された微生物を培地に培養し、得ら
    れる培養液から保護ペプチド融合ヒトインスリン様成長
    因子 I を回収し、次いで得られる保護ペプチド融合ヒ
    トインスリン様成長因子 I を保護ペプチドの脱離反応
    に付し、ヒトインスリン様成長因子 I を得ることを特
    徴とするヒトインスリン様成長因子 I の製造法。
  2. (2)保護ペプチド融合ヒトインスリン様成長因子 I
    をコードする多シストロン性遺伝子を有する発現プラス
    ミド。
JP61214736A 1985-09-17 1986-09-11 ヒトインスリン様成長因子▲i▼の製造法 Expired - Lifetime JPH0630614B2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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