JPS629055A - 車両用自動変速機の油圧制御方法および装置 - Google Patents

車両用自動変速機の油圧制御方法および装置

Info

Publication number
JPS629055A
JPS629055A JP60147482A JP14748285A JPS629055A JP S629055 A JPS629055 A JP S629055A JP 60147482 A JP60147482 A JP 60147482A JP 14748285 A JP14748285 A JP 14748285A JP S629055 A JPS629055 A JP S629055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
speed
hydraulic
valve
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60147482A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Takada
充 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP60147482A priority Critical patent/JPS629055A/ja
Publication of JPS629055A publication Critical patent/JPS629055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は車両用自動変速機の油圧制御装置の改良に関す
るものである。
従来技術 複数の前進ギヤ段を有し、該ギヤ段のうちの低速側ギヤ
段から高速側ギヤ段への切換えが、低速側摩擦係合装置
が係合する状態から高速側摩擦係合装置が係合する状態
とされることによって行われ、かつそれら装置は油圧が
作用させられることによって係合させられる形式の車両
用自動変速機がある。たとえば、複数の前進ギヤ段が車
両の走行状態に応答して自動的に順次切り換えられるも
のや、変速比の変化幅を拡大するためにベルト式無段変
速機とともに設けられて低速側ギヤ段と高速側ギヤ段と
の間で自動的に切り換えられる副変速機がそれである。
斯る自動変速機では、それぞれのギヤ段を成立させるた
めの摩擦係合装置に油圧を選択的に作用させることによ
りギヤ段が切り換えられるが、低速側ギヤ段から高速側
ギヤ段への切換えに際しては、低速側摩擦係合装置から
の作動油の排出および高速側摩擦係合装置への作動油の
供給の時期的条件を適切に決定する必要がある。すなわ
ち、低速側摩擦係合装置の解放に対して高速側摩擦係合
装置の保合が早過ぎるとダブルロックによるトルクの落
込みによって変速衝撃が増大し、遅過ぎると両摩擦係合
装置が解放状態となるためエンジンの空吹きやその後の
保合衝撃の増大を招く不都合があった。
これに対し、本出願人は、先に、低速側摩擦係合装置か
らの作動油の排出および高速側摩擦係合装置への作動油
の供給時期を適切にするためのタイミングバルブを設け
る技術に関して出願した。
特11T@59−165697号がそれである。これに
よれば、シフトバルブの切換え作動によって低速側摩擦
係合装置からの作動油の排出および高速側摩擦係合装置
への作動油の供給が開始された後、高速側摩擦係合装置
へ作用させられる作動油圧がその保合開始油圧の直前と
なったときタイミングバルブが作動させられて高速側摩
擦係合装置へ供給させられる作動油量が絞られることに
より、作動油圧がゆっくりと上昇させられて高速側摩擦
係合装置が緩や−かに係合させられる。このため、保合
衝撃が好適に緩和されるなどの特徴が得られるのである
発明が解決すべき問題点 しかしながら、その後の本発明者による検討の結果、斯
る油圧制御装置においても未だ解決すべき問題が見出さ
れた。すなわち、エンジンの出力トルクが正、すなわち
エンジンの出力トルクが駆動輪へ向かって伝達される状
態であれば、確かに上述の特徴が得られるが、エンジン
の出力トルクが負、すなわち負荷側からエンジンが駆動
される状態で低速側ギヤ段から高速側ギヤ段へ切り換え
られた直後には、未だ低速側摩擦係合装置に作用してい
た油圧が存在して駆動輪に負のトルクが伝達され、その
後高速側摩擦係合装置が係合すると駆動輪に正のトルク
が伝達される。このように、駆動輪には正−負一正のト
ルクが伝達される結果、変速ショックや打音が生じる問
題が残されていたのである。
問題点を解決するための手段 本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その要旨とするところは、複数の前進ギヤ段を有し、該
ギヤ段のうちの低速側ギヤ段から高速側ギヤ段への切換
えが、低速側摩擦係合装置が係合する状態から高速側摩
擦係合装置が係合する状態とされることによって行われ
、かつそれら装置は油圧が作用させられることによって
係合状態とさ苧る形式の車両用自動変速機の、油圧制御
方法であって、前記低速側ギヤ段から高速側ギヤ段への
切換えに際して、前記低速側摩擦係合装置に作用させら
れている油圧の降圧曲線と前記高速側摩擦係合装置に作
用させられる油圧の昇圧曲線との重なりを、前記車両の
エンジンの出力状態と関連させて変化させることにある
作用および発明の効果 このようにすれば、前記低速側ギヤ段から高速側ギヤ段
への切換えに際して前記低速側摩擦係合装置に作用させ
られている油圧が排圧されて前記高速側摩擦係合装置に
油圧が作用させられる時、前記低速側摩擦係合装置に作
用させられている油圧の降圧曲線と前記高速側摩擦係合
装置に作用させられる油圧の昇圧曲線との重なりが前記
車両のエンジンの出力状態と関連させて変化させられる
ので、前記低速側ギヤ段から高速側ギヤ段への切換え時
には、エンジンの出力状態に拘わらず低速側摩擦係合装
置の保合から、高速側摩擦係合装置の保合へ円滑に切り
換えられて、エンジンの出力トルクが負である状態で低
速側ギヤ段から高速側ギヤ段へ切り換えられても変速シ
ョックや打音が殆ど防止され得るのである。
好適には、上記低速側摩擦係合装置に作用させられてい
る油圧の降圧曲線と高速側摩擦係合装置に作用させられ
る油圧の昇圧曲線との重なりは、低速側摩擦係合装置か
ら排出される作動油の排圧速度、或いは高速側摩擦係合
装置に供給される作動油の供給速度を変化させることに
より、エンジンの出力トルクが負となる程小さくされる
。しかし、上記型なりは、低速側摩擦係合装置から作動
油を排出開始する時期、あるいは高速側摩擦係合装置に
作動油を供給開始する時期を変化させることによっても
変化させられ得る。
問題点を解決するための他の手段 また、上記発明方法を好適に実施するための装置の要旨
とするところは、複数の前進ギヤ段を有し、該ギヤ段の
うちの低速側ギヤ段から高速側ギヤ段への切換えが、低
速側摩擦係合装置が係合する状態から高速側摩擦係合装
置が係合する状態とされることによって行われ、かつそ
れら装置は油圧が作用させられることによって係合され
る形式の車両用自動変速機の、油圧制御装置であって、
(1)前記低速側ギヤ段から前記高速側ギヤ段への切換
えに際して切り換えられることにより、前記低速側摩擦
係合装置に作用させられていた油圧を排圧すると同時に
、それまで排圧されていた前記高速側摩擦係合装置に油
圧を作用させるシフトバルブと、(2)前記車両のエン
ジンの出力トルクが負である状態となったとき、前記シ
フトバルブによって前記低速側摩擦係合装置から排出さ
れる作動油の排出速度を増加させて該低速側摩擦係合装
置に作用している油圧を速やかに降圧させる降圧手段と
を、含むことにある。
作用および他の発明の効果 このようにすれば、前記エンジンの出力トルクが負であ
る状態となったとき、前記降圧手段が前記低速側摩擦係
合装置からの作動油排出速度を増加させるので、低速側
摩擦係合装置が速やかに解放状態とされる。このため、
エンジンの出力トルクが負である状態で低速側ギヤ段か
ら高速側ギヤ段へ切り換えられても、前記低速側摩擦係
合装置に作用させられている油圧の降圧曲線と前記高速
側摩擦係合装置に作用させられる油圧の昇圧曲線との重
なりがエンジンの出力トルクが負である状態では小さく
されるので、エンジンの出力状態に拘わらず低速側摩擦
係合装置の保合から高速側摩擦係合装置の係合へ円滑に
切り換えられて、変速ショックや打音が殆ど防止され得
るのである。
好適には、前記降圧手段は、前記エンジンのスロットル
弁開度を表すスロットル圧信号に基づいてそのスロット
ル弁開度が極めて小さくなった時に切換作動させられる
切換弁装置と、常時閉じられているが、前記切換弁装置
がエンジンの出力トルクが負である側に切り換えられた
ときに開かれて前記低速側摩擦係合装置からの作動油を
ドレンへ別途排出する急速排出油路とを、含んで構成さ
れる。
また、上記切換弁装置は、好適には、上記急速排出油路
を開閉する切換弁と、前記スロットル圧信号に応答して
該切換弁のスプールに油圧を作用させることにより該切
換弁を開閉制御するスロットル圧感知弁とを含む。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は車両の動力伝達装置を示しており、エンジン8
の動力は流体継手10.ベルト式無段、変速機(以下、
CVTという)12.副変速機14゜中間ギヤ装置16
.および差動装置18を経て駆動軸20に連結された駆
動輪21へ伝達されるようになっている。
流体継手10は、エンジンのクランク軸22と接続され
ているポンプ24と、CVT12の入力軸26に固定さ
れポンプ24からのオイルにより回転させられるタービ
ン28と、ダンパ30を介して入力軸26に固定された
ロックアツプクラッチ32とを備えている。ロックアツ
プクラッチ32は、たとえば車速あるいはエンジン回転
速度またはタービン28の回転速度が所定値以上になる
と作動させられて、クランク軸22と入力軸26とを直
結状態にするものである。
CVT12は、入力軸26および出力軸34にそれぞれ
設けられた可変プーリ36および38と、それら可変プ
ーリ36および38に巻き掛けられた伝導ベルト40と
を備えている。可変ブーIJ 36および38は、入力
軸26および出力軸34に固定された固定回転体42お
よび44と、入力軸26および出力軸34にそれぞれ軸
方向の移動可能かつ軸回りの相対回転不能に設けられた
可動回転体46および48とから成り、可動回転体46
および48が油圧シリンダ50および52によって移動
させられることによりV溝幅すなわち伝導ベルト40の
掛り径(有効径)が変更されて、CVT12の変速比γ
 (=入力軸26の回転速度N i n/出力軸34の
回転速度r’r−ut)が変更されるようになっている
。油圧シリンダ50は専ら変速比γを変更するために作
動させられ、油圧シリンダ52は専ら伝導ベルl−40
のすべりが生じない範囲で最小の挟圧力が得られるよう
に作動させられる。なお、オイルポンプ5・4は後述の
油圧制御装置の油圧源を構成するものであって、入力軸
26を縦通ずる図示しない連結軸によってクランク軸2
2と連結されてエンジンにより常時回転駆動される。
副変速機14は、前進2段のギヤ段を有しており、本実
施例では自動変速機として機能するものである。副変速
機14はCVT12の出力軸34と同軸的に設けられて
おり、ラビニョオ型複合遊星歯車装置を含んでいる。こ
の遊星歯車装置は、一対の第1サンギヤ56および第2
サンギヤ58と、第1サンギヤ56に噛み合う第1遊星
ギヤ60と、この第1遊星ギヤ60および第2サンギヤ
58と噛み合う第2遊星ギヤ62と、第1遊星ギヤ60
と噛み合うリングギヤ64と、第1遊星ギヤ60および
第2遊星ギヤ62を回転可能に支持するキャリア66と
を備えている。第2サンギヤ58は前記出力軸34と一
体的に連結された軸68と固定され、キャリア66は出
力ギヤ70と固定されている。高速段用クラッチ72は
軸68と第1サンギヤ56との間の保合を制御し、低速
段用ブレーキ(バンドブレーキ)74は第1サンギヤ5
6のハウジングに対する保合を制御し、後進用プLノー
キ76はリングギヤ64のハウジングに対する保合を制
御する。第2図は副変速機14の各摩擦係合装置の作動
状態および各レンジにおける減速比を示しており、図に
おいてO印は保合状態、X印は解放状態を示し、ρ1お
よびρ2は次式から定義されるギヤ比である。
ρ1=ZsI/Zr ρ2 = Zsz/Zr 但し、Z51は第1サンギヤ56の歯数、Z5□は第2
サンギヤ58の歯数、Zrはリングギヤ64の歯数であ
る。
したがって、LおよびDレンジにおける低速段では、低
速側摩擦係合装置としての低速段゛用ブレーキ74が作
動させられて第1サンギヤ56が固定されるため、減速
比(1+ρ1/ρ2)の低速側ギヤ段が成立しこれにて
動力が伝達されるが、LおよびDレンジの高速段におい
ては、高速側摩擦係合装置としての高速段用クラッチ7
2の作動により遊星歯車装置全体が一体となって回転し
、これにより減速比1の高速側ギヤ段が成立しこれにて
動力が伝達される。また、Rレンジでは後進用ブレーキ
76の作動によりリングギヤ64がハウジングに固定さ
れるため、変速比(1−1/ρ2)の逆回転にて動力が
伝達される。
第1図に戻って、副変速機14の出力ギヤ70は中間ギ
ヤ装置16を介して差動装置18と連結されており、エ
ンジンの動力は差動装置18において左右の駆動軸20
へそれぞれ分配された後、左右の駆動輪21へ伝達され
る。
第3図、第4図、および第5図は第1図に示す車両用動
力伝達装置を制御するための油圧制御回路を示している
。オイルポンプ54は図示しないオイルタンク内に戻さ
れた作動油をストレーナ80を介して吸い込みライン油
路82へ圧送する。
スロットルバルブ84はスロットル弁開度θア□に対応
したスロットル圧Pいをその出力ボート86に発生する
。スロットルバルブ84のスプール88は、エンジン8
の吸気配管に設けられたスロットル弁とともに回転する
スロットルカム90からのスロットル弁開度θ7Mの増
大に連れて増大する作用力と制御ボート92からフィー
ドバック圧としてのスロットル圧Pthとを対向方向に
受け、ライン油路82と出力ボート86との開閉を制御
する。マニュアルバルブ94は、シフトレバ−のしくロ
ー)、D(ドライブ)、Nにュートラル)。
R(リバース)、およびP(パーキング)レンジ操作に
関連して軸線方向に位置決めされ、ライン油路82の第
1のライン圧Pβ1を、Rレンジ時にはボート96へ、
Lレンジ時はボート98へ、0172時はボート98お
よび100へ、それぞれ導く。リリーフ弁102は、ラ
イン油路82の第1のライン圧P11が所定値以上にな
るとライン油路82のオイルを逃がす安全弁としての機
能を有する。
二次油圧油路104はオリフィス106とプライマリレ
ギュレータバルブ108の余剰オイルが排出されるボー
ト11Oとを介してライン油路82へ接続され、セカン
ダリレギュレータバルブ112は、オリフィス114を
介して二次油圧油路104へ接続されている制御室11
6を有し、制御室116の油圧とばね118の荷重とに
関連して二次油圧油路104とボート120との接続を
制御し、二次油圧油路104の二次油圧Pzを所定値に
維持する。潤滑油油路122はポー)120あるいはオ
リフィス124を介して二次油圧油路104へ接続され
ている。ロックアツプ制御弁126は、二次油圧油路1
04を流体継手IO内のロックアンプクラッチ32の係
合側および解放側へ選択的に接続する。電磁弁128は
ロックアツプ制御弁126の制御室130とドレン13
2との開閉を制゛御し、電磁弁128がオフ(非励磁)
である場合はロックアツプクラッチ32の解放側へ二次
油圧油路104からの二次油圧Pzが伝達されて動力が
流体継手10を介して伝達される。
しかし、電磁弁128がオン(励磁)である場合はロッ
クアツプクラッチ32の係合側およびオイルクーラ13
4へ二次油圧油路104からの二次油圧Pzが供給され
て動力はロックアツプクラッチ32を介して伝達される
。ターラバイパス弁136はターラ圧を制御する。
変速比制御装置は、第1スプール弁142および第1電
磁弁144から成る変速方向切換弁装置138と、第2
スプール弁146および第2電磁弁148から成る変速
速度切換弁装置140を備えている。第1電磁弁144
がオフである期間は第1スプール弁142のスプールは
室150の二次油圧Pzによりばね152の方へ押圧さ
れており、ボート154の第1のライン圧PIllは第
1ュプール弁142のボート156を介して第2スプー
ル弁146のボート158へ送られ、ボート160とド
レン162との接続は断たれている。
これにより変速比γが減少方向へ切り換えられる。
第1電磁弁144がオンである期間は室150の油圧が
第1電磁弁144のドレン164を介して排出され、第
1スプール弁142のスプールはばね152により室1
50の方へ押圧され、ボート156には第1のライン圧
FAIが生じず、ボート160はドレン162へ接続さ
れる。これにより変速比γが増加方向へ切り換えられる
第2電磁弁148がオフである期間は第2スプール弁1
46のスプールは室166の二次油圧P2によりばね1
68の方へ押圧され、ボート158とボート170との
接続は断たれ、ボート172はボート174へ接続され
ている。ボート170.172は油路176を介してC
VT12の入力側油圧シリンダ50へ接続されている。
第2電磁弁148がオンである期間は室16′6の油圧
が第2電磁弁148のドレン178から排出され、第2
スプール弁146のスプールはばね168により室16
6の方へ押圧され、ボート158はボート170へ接続
され、ボート172とボート174との接続は断たれる
。ボート174は油路180を介してボート160へ接
続されている。オリフィス182は第2電磁弁148の
オフ時にボート158から少量のオイルをボート170
へ導く。したがって、第1電磁弁144がオフでかつ第
2電磁弁148がオンである期間はCVT12の入力側
油圧シリンダ50へ作動油が速やかに供給され、変速比
γは急速に小さくなる。第1電磁弁144がオフでかつ
第2電磁弁148がオフである期間はCVT12の入力
側油圧シリンダ50へのオイルの供給はオリフィス18
2を介して行われ、CVT12の変速比γは緩やかに小
さくなる。第1電磁弁144がオンでかつ第2電磁弁1
48がオンである場合、CVT12の入力側油圧シリン
ダ50へのオイルの供給、排出は行われず、CVT12
の変速比γは入力端油圧シリンダ5゜からの漏れ等に従
って緩やかに増加する。第1電磁弁144がオンでかつ
第2電磁弁148がオフである期間は入力側油圧シリン
ダ50のオイルはドレン162から排出されるので、C
VT12の変速比γは急速に増加する。
変速比検出弁184は第6図に詳細が示されている。ス
リーブ186,188はボア190内に同軸的に配置さ
れ、スナップリング192により軸線方向へ固定されて
いる。棒194は、スリーブ186の端部を貫通し、ば
ね座196が先端に固定されている。棒194の一端に
固定された他の棒198は、前記入力側の可動回転体4
6に摺接し、棒194を可動回転体46の軸線方向の変
位量に等しい変位量だけ軸線方向へ移動させる。
スプール200は、ランド202.204を有し、スリ
ーブ188内に軸線方向へ移動可能に嵌合している。ラ
ンド202はランド202と204との間の空間206
を油室208へ連通させる通路210を有し、ランド2
04は空間206へのスリーブ188のボート212の
開口面積を制御する。ボート212はスリーブ186の
外周の空間を介してドレン214へ接続されている。油
室208は変速比圧Pγを発生する出力ポート216を
有し、出力ポート216はオリフィス218を介してラ
イン油路82へ接続されている。ばね220はばね座1
96とスリーブ188との間に設けられて棒194をス
リーブ186から押し出す方向へ付勢し、ばね222は
ばね座196とスプール200のフランジ224との間
に設けられてスプール200を油室208の方へ付勢す
る。
したがって、CVT12の入力側の固定回転体42に対
する可動回転体46の変位量が増大するに連れて変速比
Tは増大する。可動回転体46の変位量の増大により棒
194はスリーブ186から押し出されるので、油室2
08方向へのばね222によるスプール200への付勢
力は低下する。
この結果、スプール200は棒194の方へ移動し、ラ
ンド204はボート212の開口面積を増大させてオイ
ルの排出流量を増大させるので、出力ポート216の変
速比圧Pγは低下する。変速比圧Pγは出力ポート21
6に供給される油圧媒体の排出量を制御することにより
生成されるので、その上限が第1のライン圧P11に規
定される。
第7図および第8図の破線は、変速比圧Pγと変速比T
との2つの関係を例示している。後述されるように第1
のライン圧P11は変速比Tの減少に連れて減少するが
、変速比T (この変速比γはスロットル圧P2いした
がってエンジン出力トルクTeの関数である)が低下し
て変速比圧Prがライン圧PALに等しくなると、それ
以下の変速比範囲ではPγ=P11となる。なお、第7
図および第8図において二点鎖線は第1のライン圧P!
1の理想値であり、Tl>T2である。
カットオフバルブ226は、ロックアツプ制御弁126
の制御室130へ油路228を介して連通している室2
30.およびその室230内の油圧とばね232のばね
力とに関連して移動するスプール234を有し、電磁弁
128がオフである場合、すなわち、ロックアツプクラ
ッチ32が解放状態にある場合(副変速機14において
変速を行うとき、動力伝達系の衝撃を吸収するためにロ
ックアツプクラッチ32は解放状態にされる)、閉状態
になって変速比圧Pγがプライマリレギュレータバルブ
108へ伝達されるのを阻止する。
第1のライン圧発生手段としてのプライマリレギュレー
タバルブ10Bは、スロットル圧Pthが供給されるポ
ー)236.変速比圧Pγが供給されるボート238、
ライン油路82へ接続されているポー)240.オイル
ポンプ54の吸入側へ接続されているボート242.お
よびオリフィス244を介して第1のライン圧P11を
供給されているポー)246.軸線方向へ運動してボー
ト240とボート242との接続を制御するスプール2
48.スロットル圧Pthを受けてスプール248をボ
ート238の方へ付勢するスプール250、およびスプ
ール248をボート238の方へ付勢するばね252を
備えている。スプール248の下から2つのランドの受
圧面積をそれぞれAI、A2、スロットル圧Pいを受け
るスプール250のランドの受圧面積をA3、およびば
ね252の作用力をWlとすると次式(1)および(2
)が成立する。
カットオフバルブ226が開いてボート238に変速比
圧Prが来ている場合は、 PI3 = (A3・Pth十匈1−A1・Pγ)/(
A2−Al)・・・・・(1) カットオフバルブ226が閉じてボート238に変速比
圧Prが来ていない場合は Pfl=(A3・Pい+Wl) / (A2− AI)
  ・ ・ ・ ・(2)なお、(1)式および(2)
式のライン圧P11は第7図および第8図においてそれ
ぞれ実線および一点鎖線で示されている。
第5図において、第2のライン圧発生手段としてのサブ
プライマリバルブ254は、L、 Dレンジ時に第1の
ライン圧pHがマニュアルバルブ94のボート98から
導かれる入力ポート256゜第2のライン圧PJ2が発
生する出力ポート258、変速比圧Prが導かれるボー
ト260.フィードバック圧としての第2のライン圧P
ρ2がオリフィス262を介して導かれるボート264
゜入力ポート256と出力ポート258との開閉を制御
するスプール266、スロットル圧Pいを導かれるボー
ト268.そのボート268からのスロットル圧P′い
を受けてスプール266をボート260の方へ付勢する
スプール270.およびスプール266をボート260
の方へ付勢するばね272を有している。スプール26
6の下から2つのランドの受圧面積をB1.B2.スロ
ットル圧Ptbを受けるスプール270のランドの受圧
面積をB3、およびばね272の弾性力をW2とそれぞ
れ定義すると次式(3)が成立する。
P#2=(B3・Pい+W2− Bl・Pγ)/(B2
−Bl)・ ・ ・ ・ ・ ・(3) サブプライマリバルブ254は、上記(3)式に従って
調圧した第2ライン油圧Pf2をシフトバルブ274に
供給するとともにアキュムレータ320のピストン31
8に作用させる。第9図はサブプライマリバルブ254
から出力される第2のライン圧P12とその理想値との
関係を示している。
シフトバルブ274はり、Lレンジ時に第2のライン圧
P12が導かれる入力ポート276、出カポート278
,280、オリフィス282を有しドレン284におい
て終わっている排出油路286へ接続されているボート
288.Dレンジ時にマニュアルバルブ94のポート1
00から第1のライン圧P11が供給される制御ポート
300、その他の制御ポート302,304、ドレン3
06、スプール308、およびそのスプール308を制
御ポート304の方へ付勢するばね310を有している
。制御ポート302,304にはオリフィス312を介
して二次油圧Pzが導かれている。また、制御ポート3
02.304の油圧は電磁弁314により制御される。
スプール30Bの下から2つのランドの受圧面積はそれ
ぞれSl。
S2であり、Sl<32である。上記電磁弁314は第
10図に示す電子制御装置330により車両の運転パラ
メータに関連して制御され、電磁弁314の励磁時には
そのドレン316からオイルが排出される。
スプール308が制御ポート304側の位置(第5図に
示す)にある場合、入力ボート276は出力ポート28
0と接続されると、出力ポート280からの第2のライ
ン圧P12が低速段用ブレーキ74の油圧作動部322
へ供給される。同時に、出力ポート278がドレン30
6と連通させられて、高速段用クラッチ72に供給され
ていた作動油が油路290.292およびその出力ポー
ト278、ドレン306を介して排出される。したがっ
て、高速段用クラッチ72の係合が解かれるとともに低
速段用ブレーキ74が係合作動させられて副変速機14
が低速側ギヤ段となる。
しかし、スプール308がばね310側の位置にある場
合、入力ボート276は出力ポート278と接続され、
出力ポート280はポート288と接続される。出力ポ
ート278からの第2のライン圧PJ2が油路292お
よび290を通してピストン318を有するアキュムレ
ータ320および高速段用クラッチ72へ供給される。
同時に、低速段用ブレーキ74の油圧作動部322に供
給されていた作動油が出力ポート280、ボート288
、排出油路286、オリフィス282を通してドレン2
84へ排出される。したがって、低速段用ブレーキ74
の保合が解かれるとともに高速段用クラッチ72が係合
作動させられて副変速機14が高速側ギヤ段に切り換え
られる。
なお、前記マニアルバルブ94がLレンジに操作された
場合は、制御ポート300に第1のライン圧PNIが導
かれていないので、電磁弁314がオフになると、スプ
ール308は最初は受圧面積S2のランドに作用する二
次油圧Pzにより、後は受圧面積S1のランドに作用す
る二次油圧P2により、ばね310側へ移動するが、電
磁弁314がオンになると、制御ポート302,304
の油圧が低下するので、スプール308ばばね310の
付勢力に従ってポート304側へ移動する。
すなわち、Lレンジでは電磁弁314のオン、オフに関
連して副変速機142の高速側ギヤ段と低速側ギヤ段と
の切換えが行われるのである。
また、マニアルバルブ94がDレンジに操作された場合
は、制御ポート300に第1のライン圧Pflが導かれ
るので、スプール308が一旦ばね310側の位置にな
ると、受圧面積S2のランドに制御ポート300からの
第1のライン圧pHが作用し、その後の電磁弁314の
オン、オフに関係なく、スプール308はばね310側
の位置に保持される。したがって副変速機14は高速側
ギヤ段に保持される。
シフトタイミングバルブ324は、高速段用クラッチ7
2へ連通する制御ポート326、およびその制御ポート
326の油圧によって軸線方向位置が制御されるスプー
ル328、そのスプール328によって開閉される一対
の制御ポート334.336、それら制御ポート334
.336間を開く位置に向かってスプール328を付勢
するスプリング338を有し、低速段から高速段へのア
ップシフトに際しては、当初はスプール328により制
御ポート334.336が開かれているため、シフトバ
ルブ274の出力ポート278から出力された第2のラ
イン圧PA2が、油路290と292との間に設けられ
たオリフィス340および油路292と制御ポート33
4との間に設けられたオリフィス342を通して高速段
用クラッチ72へ速やかに供給させるが、高速段用クラ
ッチ72に作用する油圧が高(なってスプール328が
スプリング338の付勢力に抗して移動させられると、
制御ポート334.336間が閉じられるため、第2の
ライン圧PI!2を専らオリフィス340を通′して高
速段用クラッチ72へゆっくりと供給させる。なお、オ
リフィス340はそれに並設されたチェック弁によって
供給方向のみにおいて絞り機能がでるようにされている
ため、高速段用クラッチ72に供給されていた作動油は
速やかに排出されるようになっている。
そして、本実施例では、前記低速側ギヤ段から高速側ギ
ヤ段への切換えに際して、前記低速側摩擦係合装置に作
用させられている油圧の降圧曲線と前記高速側摩擦係合
装置に作用させられる油圧の昇圧曲線との重なりを、前
記車両のエンジンの出力状態と関連させて変化させるた
めに、低速段用ブレーキ74の油圧作動部322に作用
させられていた油圧を速やかに排圧させる降圧手段が設
けられている。すなわち、前記排出油路286には、前
記低速段用ブレーキ74に作用させられていた作動油を
急速排出油路346からも排出させるための切換弁34
8が設けられている。切換弁348は、排出油路286
おネび急速排出油路346間を連通させる急速排出位置
と連通させない通常排出位置との間で位置決めされるス
プール350と、制御室358内に配設されてそのスプ
ール350を通常排出位置に向かつて付勢するスプリン
グ352とを備えており、そのスプール350のスプリ
ング352側端面にはスロットル圧検知弁354を通し
て高速段用クラッチ72に作用させられている油圧が作
用させられ、また、スプール350のスプリング352
と反対側の端面には上記高速段用クラッチ72に作用さ
せられている油圧が直接作用させられるようになってい
る。
上記急速排出油路346に設けられたオリフィス356
は排出油路286に設けられたオリフィス282よりも
大きい流通断面積を備えている。
スロットル圧検知弁354は、前記高速段用クラッチ7
2と上記切換弁348の制御室358との間を連通させ
る油路360に設けられており、その油路360を閉じ
る閉位置と開く開位置とに位置決めされるスプール36
2と、そのスプール362を閉位置に向かつて付勢する
スプリング364と備えている。そのスプール362の
スプリング364と反対側の端面には、前記スロットル
バルブ84の出力ポート86から出力されたスロットル
圧Pいが作用させられており、このスロットル圧Pub
が小さくなったとき、すなわちエンジン8の出力トルク
が負となった時はスプール362が閉位置に移動させら
れるようになっている。
上記スプリング364の予荷重は、上記エンジン8の出
力トルクが負となった時にスプール362が作動するよ
うに比較的小さい値に定められている。本実施例では、
スロットル圧検知弁354および切換弁348がスロッ
トル弁開度と関連して急速排出油路346からも低速段
用ブレーキ74内の作動油を排出させる切換弁装置を構
成し、この切換弁装置と急速排出油路346とが降圧手
段を構成している。
以下、本実施例の作用効果を説明する。
前述のように、第10図に示す電子制御装置330によ
り車両の運転パラメータに関連して電磁弁314が非励
磁とされることにより副変速機14のギヤ段が低速側ギ
ヤ段から高速側ギヤ段へ切換えられる際には、シフトパ
ルプ274のスプール308がスプリング310側に移
動させられるので、アクセルペダルの操作量が大きく、
エンジン8の出力トルクが正である場合にはスロットル
圧検知弁354のスプール362は第5図に示す位置に
維持されて、低速段用ブレーキ74の油圧作動部322
内の作動油は排出路286およびオリフィス282を通
して専ら排出されると同時に、高速段用クラッチ72に
はシフトバルブ274の出力ポート278からの作動油
が供給される。第11図中)はこのような状態における
油圧作動部322内の降圧曲線Paおよび高速段用クラ
ッチ72内の昇圧曲線P、を示している。この場合、副
変速機14の出力トルクは第11図(a)に示すように
変化するが、負のトルクが生じないので、変速が円滑に
行われる。
一方、車両の走行中には、アクセルペダルの操作量が小
さく、エンジン8の出力トルクが負である状態で、車両
の運転パラメータに関連して電磁弁314が非励磁とさ
れる場合がある。このような場合には、従来では、第1
2図(b)に示すように上述と同様の油圧作動に従って
第11図(b)と同様の重なり状態の降圧曲線P。およ
び昇圧曲線Puが得られるため、第12図(alに示す
ように副変速機14の出力トルクが負となる領域が生じ
た後に正となる領域が生じて、ギヤ段切換え時に変速シ
ョックや打音が生じる問題があったのである。第12図
(a)のへ領域はエンジンの出力トルクが負であるため
に駆動輪21への伝達トルクが負となった状態を示して
おり、B領域は変速による慣性トルクで駆動輪21への
伝達トルクが正となった状態を示している。
しかし、本実施例では、上述のようなエンジン8の出力
トルクが負である状態で車両の運転パラメータに関連し
て電磁弁314が非励磁とされるときには、スロットル
圧検知弁354のスプール362がスプリング364の
イ」勢力にしたがって移動させられるので、切換弁34
8の制御室358には高速段用クラッチ72の油圧が作
用させられなくなり、制御室358内の油圧がオリフィ
ス359を通して排圧される。このため、切換弁348
のスプール350はスプリング352の付勢力に抗して
移動させられるので、シフトバルブ274のボート28
8は前記急速排出油路346にも連通させられる。そし
て、低速段用ブレーキ74の油圧作動部322内の作動
油は排出油路286のみならず急速排出油路346を通
じて排出されるので、第13図(b)に示すように、油
圧作動部322内の降圧曲線P。および高速段用クラッ
チ72内の昇圧曲線PUの重なり状態が小さくされて、
第13図の(a)に示すように副変速機14の出力トル
クが負となる領域が殆ど解消されるとともに、その変化
幅が小さくされる。したがって、変速ショックや打音が
好適に解消されるのである。
以上、本発明の一実施例を示す図面に基づいて説明した
が、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例では、CVT12とともに動力
伝達装置を構成する前進2段の副変速機14について説
明したが、前進3段以上の自動変速機であってもよいの
である。
また、前述の実施例では、油圧作動部322内の降圧的
b’A P oおよび高速段用クラッチ72内の昇圧曲
線Puの重なり状態が、その油圧作動部322内の作動
油の排出速度を増すことによって小さくされていたが、
高速段用クラッチ72内への作動油の供給速度を小さく
しても良い。また、油圧作動部322内の作動油の排出
時期を早めたり、高速段用クラッチ72内への作動油の
供給開始時期を遅めることにより上記降圧的′!fIA
P Dおよび昇圧曲線P、の重なり状態を小さくしても
よい。
マタ、切換弁348のスプール350にはスロットル感
知弁354から高速段用クラッチ72内の油圧が作用さ
せられているが、スロットル感知弁354の開閉作動に
従って二次油圧P2やライン圧Pβ2等がスプール35
0に作用させられても良い。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加え
られ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された車両の動力伝達装置を示す
骨子図である。第2図は第1図の装置の副変速機のレン
ジと摩擦係合装置との関係を示す図である。第3図乃至
第5図は第1図の装置を作動させるための油圧制御装置
を詳細に示す回路図である。第6図は第5図の変速比検
出弁を詳しく示す断面図である。第7図および第8図は
第3図乃至第5図の第1ライン圧の特性を示すグラフで
ある。第9図は第3図乃至第5図の第2ライン圧の特性
を示すグラフである。第10図は第3図乃至第5図内に
示す電磁弁の作動を制御する電子制御装置を示す図であ
る。第11図は、エンジンの出力トルクが正である場合
の、第5図に示す油圧回路の作動を示すものであって、
(alは副変速機の出力トルクを、(b)は低速段用ブ
レーキの油圧作動部の降圧曲線と高速段用クラッチ内の
昇圧曲線との重なりを示している。第12図は、エンジ
ンの出力トルクが負である場合の従来の油圧同一路の作
動を示すものであって、(a)は第11図(a)に、(
b)は第11図(b)に相当する図である。第13図は
エンジンの出力トルクが負である場合の、第5図に示す
油圧回路の作動を示すものであって、fa)は第11図
(a)に、(b)は第11図(b)に相当する図である
。 14:副変速機(自動変速機) 72:高速段用クラッチ(高速側摩擦係合装置)74:
低速段用ブレーキ(低速側摩擦係合装置)274:シフ
トバルブ P、:降圧曲線 P。:昇圧曲線 出願人  トヨタ自動車株式会社 第1図 第7図  −−−−pHn*aW’& □カットオフバルブのPfl Qの771−・−かント
オフバルブのPF!ffrのn!−−−−−P。 −変速比r 第8図 一−−−pHの理売、値 □カットオフl(ルブ′の開時のPJII← 変 c1
比 r 第9図 ++   PI!211埋惣イi −変速It/ 第11図 PU:高速段用クラ・シ+72の作@油昇圧晶寸駁第1
2図 PU: 高速朗クフッ+726作動油昇月9由選良第1
3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の前進ギヤ段を有し、該ギヤ段のうちの低速
    側ギヤ段から高速側ギヤ段への切換えが、低速側摩擦係
    合装置が係合する状態から高速側摩擦係合装置が係合す
    る状態とされることによって行われ、かつそれら装置は
    油圧が作用させられることによって係合状態とされる形
    式の車両用自動変速機の、油圧制御方法であって、 前記低速側ギヤ段から高速側ギヤ段への切換えに際して
    、前記低速側摩擦係合装置に作用させられている油圧の
    降圧曲線と前記高速側摩擦係合装置に作用させられる油
    圧の昇圧曲線との重なりを、前記車両のエンジンの出力
    状態と関連させて変化させることを特徴とする車両用自
    動変速機の油圧制御方法。
  2. (2)複数の前進ギヤ段を有し、該ギヤ段のうちの低速
    側ギヤ段から高速側ギヤ段への切換えが、低速側摩擦係
    合装置が係合する状態から高速側摩擦係合装置が係合す
    る状態とされることによって行われ、かつそれら装置は
    油圧が作用させられることによって係合される形式の車
    両用自動変速機の、油圧制御装置であって、 前記低速側ギヤ段から前記高速側ギヤ段への切換えに際
    して切り換えられることにより、前記低速側摩擦係合装
    置に作用させられていた油圧を排圧すると同時に、それ
    まで排圧されていた前記高速側摩擦係合装置に作動油を
    供給して該高速側摩擦係合装置に作用する油圧を昇圧さ
    せるシフトバルブと、 前記車両のエンジンの出力トルクが負である状態となっ
    たとき、前記シフトバルブによって前記低速側摩擦係合
    装置から排出される作動油の排出速度を増加させて該低
    速側摩擦係合装置に作用している油圧を速やかに降圧さ
    せる降圧手段とを含むことを特徴とする車両用自動変速
    機の油圧制御装置。
  3. (3)前記降圧手段は、前記エンジンのスロットル弁開
    度を表すスロットル圧信号に基づいてそのスロットル弁
    開度が極めて小さくなった時に切換作動させられる切換
    弁装置と、常時閉じられているが、前記切換弁装置がエ
    ンジンの出力トルクが負である側に切り換えられたとき
    に開かれて前記低速側摩擦係合装置からの作動油をドレ
    ンへ別途排出する急速排出油路とを、含むものである特
    許請求の範囲第2項に記載の車両用自動変速機の油圧制
    御装置。
  4. (4)前記切換弁装置は、前記急速排出油路を開閉する
    切換弁と、前記スロットル圧信号に応答して該切換弁の
    スプールに油圧を作用させることにより該切換弁を開閉
    制御するスロットル圧感知弁とを含むものである特許請
    求の範囲第3項に記載の車両用自動変速機の油圧制御装
    置。
  5. (5)前記自動変速機は、前記車両にベルト式無段変速
    機とともに設けられた副変速機である特許請求の範囲第
    2項乃至第4項のいずれかに記載の車両用自動変速機の
    油圧制御装置。
JP60147482A 1985-07-04 1985-07-04 車両用自動変速機の油圧制御方法および装置 Pending JPS629055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60147482A JPS629055A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 車両用自動変速機の油圧制御方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60147482A JPS629055A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 車両用自動変速機の油圧制御方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS629055A true JPS629055A (ja) 1987-01-17

Family

ID=15431392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60147482A Pending JPS629055A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 車両用自動変速機の油圧制御方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS629055A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4955852A (en) * 1988-07-07 1990-09-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Planetary gear mechanism having means for accurate alignment of sun gear

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4955852A (en) * 1988-07-07 1990-09-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Planetary gear mechanism having means for accurate alignment of sun gear

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0323783B2 (ja)
JPH0745906B2 (ja) 流体継手のスリップ制御装置
JPH0543897B2 (ja)
JPH0510427A (ja) 車両用無段変速機の油圧制御装置
JPS61241561A (ja) 車両用変速機の制御方法
JP3116666B2 (ja) 車両用無段変速機の変速制御装置
JPS61241562A (ja) 車両用変速機の制御方法
JPS62181928A (ja) 車両用変速機の制御方法
JPH0599302A (ja) 車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置
JPS629055A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御方法および装置
JP2699328B2 (ja) 車両用ベルト式無段変速機の変速比制御方法
JPS61290269A (ja) 車両用動力伝達装置の制御装置
JPH0369853A (ja) 車両用無段変速機の油圧制御装置
JP2625737B2 (ja) ベルト式無段変速機を備えた車両の制御装置
JPH0510426A (ja) 車両用無段変速機の油圧制御装置
JPS63280957A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御方法
JPH0727215A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
JPS62180164A (ja) 車両用変速機の制御方法
JPH0754111B2 (ja) 自動変速機を備えた車両の点火時期制御方法
JP2692479B2 (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
JP2590819B2 (ja) 車両用自動変速機の油圧制御方法
JPS62194944A (ja) 車両用無段変速機の制御方法
JPH05118424A (ja) 車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置
JP2535829B2 (ja) 車両用自動変速機の油圧制御方法
JPS629064A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置