JPS6289764A - ポリオルガノシロキサン組成物 - Google Patents
ポリオルガノシロキサン組成物Info
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- JPS6289764A JPS6289764A JP22775785A JP22775785A JPS6289764A JP S6289764 A JPS6289764 A JP S6289764A JP 22775785 A JP22775785 A JP 22775785A JP 22775785 A JP22775785 A JP 22775785A JP S6289764 A JPS6289764 A JP S6289764A
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- JP
- Japan
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- group
- composition
- acrylic acid
- parts
- polyorganosiloxane
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野1
本発明はポリオルガノシロキサン組成物に関し、さらに
詳しくは、流動性および水分の不存在下における保存安
定性が優れ、また室温下における硬化性、特に深部硬化
性が良好であるポリオルガノシロキサン組成物に関する
。
詳しくは、流動性および水分の不存在下における保存安
定性が優れ、また室温下における硬化性、特に深部硬化
性が良好であるポリオルガノシロキサン組成物に関する
。
[発明の技術的背景とその闇題点]
室温硬化性のポリオルガノシロキサン組成物については
既に各種のものが公知であるが、このようなポリオルガ
ノシロキサン組成物としては、分子鎖末端に水醜基を有
するポリオルガノシロキサンと珪酸アルキルおよび有機
酸の金属塩のような硬化用触媒とを使用時に混合し、こ
れを空気中で脱アルコール縮合させるものが汎用されて
いる。
既に各種のものが公知であるが、このようなポリオルガ
ノシロキサン組成物としては、分子鎖末端に水醜基を有
するポリオルガノシロキサンと珪酸アルキルおよび有機
酸の金属塩のような硬化用触媒とを使用時に混合し、こ
れを空気中で脱アルコール縮合させるものが汎用されて
いる。
この種の組成物については、一般に大気と接している表
面部分は比較的+1′−〈硬化するものの、組成物内部
の硬化がかなり遅いという問題点があった。
面部分は比較的+1′−〈硬化するものの、組成物内部
の硬化がかなり遅いという問題点があった。
このような問題点を解消するものとして、(CH3)3
SiiOHおよび5102中位よるなるポリオルガノシ
ロキサン、ポリオルガノハイドロジエンシロキサンおよ
び金属酸化物を含有する組成物(特公昭4e−++5s
2t>公報)、水溶性シランまたは水溶性シロキサンを
含有する組成物(特公昭47−198113号公報)、
グリ七ロリン酸またはその金属塩を含有する組成物(特
公昭51−23977号公報)などが提案されている。
SiiOHおよび5102中位よるなるポリオルガノシ
ロキサン、ポリオルガノハイドロジエンシロキサンおよ
び金属酸化物を含有する組成物(特公昭4e−++5s
2t>公報)、水溶性シランまたは水溶性シロキサンを
含有する組成物(特公昭47−198113号公報)、
グリ七ロリン酸またはその金属塩を含有する組成物(特
公昭51−23977号公報)などが提案されている。
しかしながら、これらの組成物は、深部硬化性の改良の
目的で加えられた添加剤が、硬化触媒の添加によりゴム
状に硬化しうるシリコーン組成物の安定性を害したり、
未だ深部硬化性が十分でないこと等の問題点があった。
目的で加えられた添加剤が、硬化触媒の添加によりゴム
状に硬化しうるシリコーン組成物の安定性を害したり、
未だ深部硬化性が十分でないこと等の問題点があった。
また、硬化触媒として、エチルシリケートまたはエチル
ポリシリケートとジブチルスズジラウレートのようなカ
ルボン酸金属塩との混合物を加熱してP)られる触媒系
を添加する方法も提案されている(米国時1,1第3,
186,983号−公報)。しかしながら、この場合に
は、組成物の硬化が、この触媒系の添加後直ちに進行す
るため、現実の製造上11+にはなじまないという問題
点があった。
ポリシリケートとジブチルスズジラウレートのようなカ
ルボン酸金属塩との混合物を加熱してP)られる触媒系
を添加する方法も提案されている(米国時1,1第3,
186,983号−公報)。しかしながら、この場合に
は、組成物の硬化が、この触媒系の添加後直ちに進行す
るため、現実の製造上11+にはなじまないという問題
点があった。
さらに、エチレングリコールのモノアルキルエーテル、
アルコキシシランまたはポリシロキサンおよびカルボン
酎金属11を加熱処理したものを触媒として使用する方
法(特公昭52−38920号公報)が知られている。
アルコキシシランまたはポリシロキサンおよびカルボン
酎金属11を加熱処理したものを触媒として使用する方
法(特公昭52−38920号公報)が知られている。
この方法では、組成物に適度の流動性を伺り゛、するこ
とができ、硬化の開始も緩やかであるという好ましい状
況がケえられる。
とができ、硬化の開始も緩やかであるという好ましい状
況がケえられる。
しかし、その触媒系の製造に80〜150℃という加熱
にF+’、が必要であり、また、この成形品が厚物の場
合には深部硬化性が必ずしも良好でないという問題点が
ある。
にF+’、が必要であり、また、この成形品が厚物の場
合には深部硬化性が必ずしも良好でないという問題点が
ある。
また、硬化触媒として水酸化ジメチルスズオしエートの
ようなスズ原子に水酸基が結合した有機スズ化合物を用
いることにより、硬化速度をにげることが提案されてい
る(特公昭47−44983号公報、特公昭47−44
984号公報)。この系はまた深部硬化性が優れている
ことが知られている。しかし、この触媒はその製造が煩
雑で、製造ロフトによる品質のバラつきが大きく、安定
性も良くないうえに、 iff性のために用途上の制約
があるという問題シ、(がある。
ようなスズ原子に水酸基が結合した有機スズ化合物を用
いることにより、硬化速度をにげることが提案されてい
る(特公昭47−44983号公報、特公昭47−44
984号公報)。この系はまた深部硬化性が優れている
ことが知られている。しかし、この触媒はその製造が煩
雑で、製造ロフトによる品質のバラつきが大きく、安定
性も良くないうえに、 iff性のために用途上の制約
があるという問題シ、(がある。
また、L記脱アルコール縮合型の室温硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物については、これに若干の水もしく
は多価アルコールを添加することにより、その深部硬化
を促進するということも提案されている(特公昭48−
8461 号、時分11/l 51−29878 r5
公報)。しかし、この場合においては補強材として煙霧
質シリカを添加するため、これにより組成物が仕置性を
帯びるようになり、十分な自己水11流動性(セルフレ
ベリング性)に欠けるという問題点が生じる。
リシロキサン組成物については、これに若干の水もしく
は多価アルコールを添加することにより、その深部硬化
を促進するということも提案されている(特公昭48−
8461 号、時分11/l 51−29878 r5
公報)。しかし、この場合においては補強材として煙霧
質シリカを添加するため、これにより組成物が仕置性を
帯びるようになり、十分な自己水11流動性(セルフレ
ベリング性)に欠けるという問題点が生じる。
さらに、硬化触媒として、エチルシリケートまたはエチ
ルポリシリケートとカルボン附金属11工をメチルアル
コールの存在下で熟成して得た組成物が提案されている
(特開昭59−1566号公報)。しかし、この触媒は
、添加したメチルアルコールを減圧ノ入留により除去し
なければならないうえ、メチルアルコールの存在ドでは
、硬化後のゴムの硬化収縮を増大させるほか、必ずしも
深部硬化性が良好でないという問題点があった。
ルポリシリケートとカルボン附金属11工をメチルアル
コールの存在下で熟成して得た組成物が提案されている
(特開昭59−1566号公報)。しかし、この触媒は
、添加したメチルアルコールを減圧ノ入留により除去し
なければならないうえ、メチルアルコールの存在ドでは
、硬化後のゴムの硬化収縮を増大させるほか、必ずしも
深部硬化性が良好でないという問題点があった。
[発明の目的]
本発明は」−記の問題点を解消し、水分の不存在下にお
ける保存安定性および流動性が優れており、さらに室温
ドにおける硬化性、特に深部硬化性が良好なポリオルガ
ノシロキサン組成物の提供を目的とする。
ける保存安定性および流動性が優れており、さらに室温
ドにおける硬化性、特に深部硬化性が良好なポリオルガ
ノシロキサン組成物の提供を目的とする。
[発明の構成]
本発明者らはI−記の目的を達成するために鋭意研究の
結果、アクリル酸またはアクリル酸アルカリ金属塩を添
加したポリオルガノシロキサン組成物が、水分の不存在
下における保存安定性および流動性に優れており、さら
に室温下での硬化性、特に深部硬化性が良好であること
を見い出し、本発明を完成するに到った。
結果、アクリル酸またはアクリル酸アルカリ金属塩を添
加したポリオルガノシロキサン組成物が、水分の不存在
下における保存安定性および流動性に優れており、さら
に室温下での硬化性、特に深部硬化性が良好であること
を見い出し、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明のポリオルガノシロキサン組成物は、
(A)分子末端がソラノール基で封鎖され、25°Cに
おける粘度が500〜500.000cStであるポリ
オルガノシロキサン 100重量部:
(B)式R5i(OR2)3 (式中 R1は一価)5
化水ぶノ、(もしくはOR2を R2は一価炭化水素基
を表わす)で示されるアルコキシシランおよび/または
その部分加水分解縮合物 0.5〜20%!11部
:(C)硬化促進剤 0.01−10重量部;お
よび(D)アクリル酸またはアクリル酸アルカリ金属塩
を含有する重合体 0.1〜5屯−1部から成
ることを特徴とする。
おける粘度が500〜500.000cStであるポリ
オルガノシロキサン 100重量部:
(B)式R5i(OR2)3 (式中 R1は一価)5
化水ぶノ、(もしくはOR2を R2は一価炭化水素基
を表わす)で示されるアルコキシシランおよび/または
その部分加水分解縮合物 0.5〜20%!11部
:(C)硬化促進剤 0.01−10重量部;お
よび(D)アクリル酸またはアクリル酸アルカリ金属塩
を含有する重合体 0.1〜5屯−1部から成
ることを特徴とする。
本発明組成物の(A)成分であるポリオルガノシロキサ
ンは、その両末端がシラノールノ、(で封鎖された鎖状
の重合体である。また、 (A)成分には。
ンは、その両末端がシラノールノ、(で封鎖された鎖状
の重合体である。また、 (A)成分には。
分岐状の重合体が含有されていてもよい。
(A)成分の構造単位であるジオルガノシロキサン中の
ケイ素原子に結合する有機基は同一もしくは異なってい
てもよく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、ヘキシルノ、(、ドデシル基等のアルキル基
;ビニル基、アリル基等のアルケニル基:フェニルノ、
(、トリル基等のアリール)、にベンジル基、β−フェ
ニルエチル基、β−フェニルプロピル基等のアラルキル
基;および3.3.3− トリフルオロプロピル基、ク
ロロメチル基等の 1価の置換炭化水素基等を挙げるこ
とができる。これらの中でも、合成の容易さからメチル
基、ビニル基またはフェニル°基が好ましく、さらには
、ケイ素原子に結合する有機基がメチル基である場合が
、他の有機基の場合と比較して、原車1中 合度の高さに比べて粘度が最も低く、また、硬化物であ
るゴム状弾性体の物性のバランスに好!#響を失えるた
め最も好ましい。このため、実質的に全てがメチル基で
あることが最も好ましいが,硬化物に耐熱性が要求され
る場合は、ケイ素原子に結合する有4!を基のうち、一
部がフェニルノ人であることが好ましい.このようにメ
チル基以外の有機基を含有する場合においても、L述し
た理由から重合体中の全有機基数の85%以ヒがメチル
基であることが好ましい。
ケイ素原子に結合する有機基は同一もしくは異なってい
てもよく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、ヘキシルノ、(、ドデシル基等のアルキル基
;ビニル基、アリル基等のアルケニル基:フェニルノ、
(、トリル基等のアリール)、にベンジル基、β−フェ
ニルエチル基、β−フェニルプロピル基等のアラルキル
基;および3.3.3− トリフルオロプロピル基、ク
ロロメチル基等の 1価の置換炭化水素基等を挙げるこ
とができる。これらの中でも、合成の容易さからメチル
基、ビニル基またはフェニル°基が好ましく、さらには
、ケイ素原子に結合する有機基がメチル基である場合が
、他の有機基の場合と比較して、原車1中 合度の高さに比べて粘度が最も低く、また、硬化物であ
るゴム状弾性体の物性のバランスに好!#響を失えるた
め最も好ましい。このため、実質的に全てがメチル基で
あることが最も好ましいが,硬化物に耐熱性が要求され
る場合は、ケイ素原子に結合する有4!を基のうち、一
部がフェニルノ人であることが好ましい.このようにメ
チル基以外の有機基を含有する場合においても、L述し
た理由から重合体中の全有機基数の85%以ヒがメチル
基であることが好ましい。
また、このようなポリオルガノシロキサンは、その25
°Cにおける粘度が500〜500,000cSt、好
ましくは t,ooo〜200.000cStである.
粘度が500cSt未満では硬化物に優れた機械的性質
を付榮することが困難である.また500,000cS
tを超えると、組成物に適度な流動性を付与することが
できない。
°Cにおける粘度が500〜500,000cSt、好
ましくは t,ooo〜200.000cStである.
粘度が500cSt未満では硬化物に優れた機械的性質
を付榮することが困難である.また500,000cS
tを超えると、組成物に適度な流動性を付与することが
できない。
本発明の組成物の(B)成分であるアルコキシシランお
よび/またはその部分加水分解縮合物は、組成物が硬化
して良好な弾性体となるために必要とされるものであっ
て、アルコキシシランは一般式RISi(OR2)3
(式中、R1, R2は前述のとおり)で表わされる。
よび/またはその部分加水分解縮合物は、組成物が硬化
して良好な弾性体となるために必要とされるものであっ
て、アルコキシシランは一般式RISi(OR2)3
(式中、R1, R2は前述のとおり)で表わされる。
一般式中、R1としては、メチル基,エチルノ,(。
プロピル基等のアルキル基、フェニル基,ビニル基およ
びOR2を挙げることができ、R2としては、OR2の
加水分解性から一般にメチル基およびエチル基を挙げる
ことができる.(B)成分の配合Mは(A)成分 10
0重埴1に対して 0.5〜20屯ら1部である。 (
B)成分が0.5上場部未満では組成物の硬化が遅<
、 20’R :+j部を超えると硬化後の物性が低下
するので好ましくない。
びOR2を挙げることができ、R2としては、OR2の
加水分解性から一般にメチル基およびエチル基を挙げる
ことができる.(B)成分の配合Mは(A)成分 10
0重埴1に対して 0.5〜20屯ら1部である。 (
B)成分が0.5上場部未満では組成物の硬化が遅<
、 20’R :+j部を超えると硬化後の物性が低下
するので好ましくない。
本発明の組成物の (C)成分である、硬化促進剤とし
ては、オクタン酸鉄、オクタン酸亜鉛、オクタン酸スズ
、オクタン酸コバルト、オクタン酸マンガン、オクタン
酸鉛、ナフテン酸スズ、ナフテン酎コバルト、ナフテン
酸鉛、オレイン酸スズ。
ては、オクタン酸鉄、オクタン酸亜鉛、オクタン酸スズ
、オクタン酸コバルト、オクタン酸マンガン、オクタン
酸鉛、ナフテン酸スズ、ナフテン酎コバルト、ナフテン
酸鉛、オレイン酸スズ。
ステアリン酸亜鉛等のカルボン酸金属塩;ジブチルスズ
ジアセテート、ジブチルスズオレトエート、ジブチルス
ズジラウレート、ジブチルスズオレエート、ジフェニル
スズジアセテート、酸化ジブチルスズ、ジブチルスズジ
メトキシド等の有機スズ化合物;テトラプロピルチタネ
ート、テトラブチルチタネート、テトラオクチルチタネ
ート=yの有機チタン酸エステル;ジイソプロポキシ
(アセチルアセトナト)チタン、ジイソプロピルビス(
エチルアセトアセタト)チタン、1.3−プロピレンジ
オキシビス (アセチルアセトナト)チタン、1.3−
プロピレンジオキシビス(エチルアセトアセタト)チタ
ン等のチタンキレート化合物等の有機金属化合物を挙げ
ることができる。
ジアセテート、ジブチルスズオレトエート、ジブチルス
ズジラウレート、ジブチルスズオレエート、ジフェニル
スズジアセテート、酸化ジブチルスズ、ジブチルスズジ
メトキシド等の有機スズ化合物;テトラプロピルチタネ
ート、テトラブチルチタネート、テトラオクチルチタネ
ート=yの有機チタン酸エステル;ジイソプロポキシ
(アセチルアセトナト)チタン、ジイソプロピルビス(
エチルアセトアセタト)チタン、1.3−プロピレンジ
オキシビス (アセチルアセトナト)チタン、1.3−
プロピレンジオキシビス(エチルアセトアセタト)チタ
ン等のチタンキレート化合物等の有機金属化合物を挙げ
ることができる。
(C)成分の配合ii)は、 (A)成分 100屯早
部に対して0.01〜lO屯槍部である。0.01屯早
部未満では触媒効果がクリられす、I OJi賃部を超
えて配合してもそれ以りの効果が得られないばかりか、
硬化物の耐熱性に悪影響を及ぼすので好ましくない。
部に対して0.01〜lO屯槍部である。0.01屯早
部未満では触媒効果がクリられす、I OJi賃部を超
えて配合してもそれ以りの効果が得られないばかりか、
硬化物の耐熱性に悪影響を及ぼすので好ましくない。
本発明の組成物の (D)成分であるアクリル酸または
アクリル酸アルカ、り金属塩を含有する重合体としては
1例えば、アクリル酸−ビニルアルコール共重合体、ア
クリル酸ナトリウム重合体またはアクリル酸ナトリウム
−アクリルアミド共重合体等を挙げることができ、さら
に詳しくは、スミカゲル5P−520、またはNP−1
020(商品名;住友化学を業株製)、もしくはアクア
キープ45または+O5)l(商品名;製鉄化学工又鞠
製)等を挙げることができる。
アクリル酸アルカ、り金属塩を含有する重合体としては
1例えば、アクリル酸−ビニルアルコール共重合体、ア
クリル酸ナトリウム重合体またはアクリル酸ナトリウム
−アクリルアミド共重合体等を挙げることができ、さら
に詳しくは、スミカゲル5P−520、またはNP−1
020(商品名;住友化学を業株製)、もしくはアクア
キープ45または+O5)l(商品名;製鉄化学工又鞠
製)等を挙げることができる。
この (D)成分は、その形態が球状、粉体状、顆粒状
、繊維状等の何れであってもよいが、組成物にI−分な
吸水効果を発揮させ、また、硬化物に十分な機械的強度
をイ・1′j、するためには粉体状であることが好まし
い。
、繊維状等の何れであってもよいが、組成物にI−分な
吸水効果を発揮させ、また、硬化物に十分な機械的強度
をイ・1′j、するためには粉体状であることが好まし
い。
(D)成分として粉体状の重合体を使用する場合は、そ
の1部均粒子−径が0.1〜200μmであることが好
ましい。11均粒子−径が0.1μm未満の場合は、組
成物中に均一に分散することが困難となり、 200μ
mを超える場合は、異物としての性格が強くなり、硬化
物の機械的特性、特にゴム弾性の低下を招くことがある
。
の1部均粒子−径が0.1〜200μmであることが好
ましい。11均粒子−径が0.1μm未満の場合は、組
成物中に均一に分散することが困難となり、 200μ
mを超える場合は、異物としての性格が強くなり、硬化
物の機械的特性、特にゴム弾性の低下を招くことがある
。
(D)成分の配合、14合は、 (A)成分 100屯
j−部に対して、 0.1〜5屯jij部、好ましくは
0.1〜2重量部である。配合割合がQ 、 l rB
l’(部未満の場合は、ト分な深部硬化性が得られず
、5七に部を超えて用いてもその効果を増すことがなく
、かえって組成物の保存安定性が低下する。
j−部に対して、 0.1〜5屯jij部、好ましくは
0.1〜2重量部である。配合割合がQ 、 l rB
l’(部未満の場合は、ト分な深部硬化性が得られず
、5七に部を超えて用いてもその効果を増すことがなく
、かえって組成物の保存安定性が低下する。
本発明組成物には、 (A)〜(D)成分以外にも、必
要に応じて充填剤として、例えば、珪藻上、炭酸カルシ
ウム、粉砕石英、煙′FA質シリカ;顔料として、例え
ば、ベンガラ、二酸化チタン、亜鉛華1群青等を添加す
ることができる。また、目的に応じて本発明の効果を損
なわない範囲で、他のポリオルガノシロキサンを併用す
ることもできる。
要に応じて充填剤として、例えば、珪藻上、炭酸カルシ
ウム、粉砕石英、煙′FA質シリカ;顔料として、例え
ば、ベンガラ、二酸化チタン、亜鉛華1群青等を添加す
ることができる。また、目的に応じて本発明の効果を損
なわない範囲で、他のポリオルガノシロキサンを併用す
ることもできる。
[発明の実施例]
以ド、実施例および比較例を掲げ1本発明をさらに詳述
する。なお、実施例および比較例中。
する。なお、実施例および比較例中。
1部」は全て「屯贋部」を表わす。
実施例1
25°Cにおける粘度が3.000cStの、両末端が
シラノール基で封鎖されたポリジメチルシロキサン +
ooqR,クリスタライトVX−SS(■龍森製、商品
名)20部およびアクリル酸ビニルアルコール共重合体
としてスミカゲル5P−520(住友化学丁業■製、商
品名)1部を加えて混合して均一にした。これにエチル
シリケート 2部、ジブチルスズジラウレー) 0.
4部を混合して均一に分散せしめて本発明の組成物を得
た。
シラノール基で封鎖されたポリジメチルシロキサン +
ooqR,クリスタライトVX−SS(■龍森製、商品
名)20部およびアクリル酸ビニルアルコール共重合体
としてスミカゲル5P−520(住友化学丁業■製、商
品名)1部を加えて混合して均一にした。これにエチル
シリケート 2部、ジブチルスズジラウレー) 0.
4部を混合して均一に分散せしめて本発明の組成物を得
た。
実施例2
25℃における粘度が10,000cStの、両末端が
シラノール基で封鎖されたポリジメチルシロキサン10
0部、セライトスーパー7oス(John Manvi
lle社製、商品名)30部およびアクリル#重合体と
してアクアキープ4S(製鉄化学工業N製、商品名)0
.5部を加え混合して均一にした後、30℃で約6ケ月
間保管した。これにエチルシリケート1.5部、ジブチ
ルスズジラウレート 0.3部を混合して均一に分散せ
しめて本発明の組成物を得た。
シラノール基で封鎖されたポリジメチルシロキサン10
0部、セライトスーパー7oス(John Manvi
lle社製、商品名)30部およびアクリル#重合体と
してアクアキープ4S(製鉄化学工業N製、商品名)0
.5部を加え混合して均一にした後、30℃で約6ケ月
間保管した。これにエチルシリケート1.5部、ジブチ
ルスズジラウレート 0.3部を混合して均一に分散せ
しめて本発明の組成物を得た。
比較例1
実施例1においてアクリル酸−ビニルアルコール共重合
体を添加しない他は同じ方法で比較組成物を11tた。
体を添加しない他は同じ方法で比較組成物を11tた。
比較例2
実施例2においてアクリル酸重合体を添加しない他は同
じ方法で比較組成物を得た。
じ方法で比較組成物を得た。
比較例3
比較例1においてエチルシリケートおよびジブチルスズ
ジラウレートを添加する代わりに、エチルシリケート
2部、ジブチルスズジラウレート1.0部およびメチル
アルコール0.4部ヲ混合し、室温で20間熟成したも
のを3.4%添加し、混合して均一・に分散せしめて比
較組成物を得た。
ジラウレートを添加する代わりに、エチルシリケート
2部、ジブチルスズジラウレート1.0部およびメチル
アルコール0.4部ヲ混合し、室温で20間熟成したも
のを3.4%添加し、混合して均一・に分散せしめて比
較組成物を得た。
比較例4
比較例2においてジブチルスズジラウレート80部する
代わりに、ジブチルスズジラウレート80部と水20部
の乳化物0.5部を添加し、混合して均一に分散せしめ
て比較組成物を得た。
代わりに、ジブチルスズジラウレート80部と水20部
の乳化物0.5部を添加し、混合して均一に分散せしめ
て比較組成物を得た。
実施例1.2および比較例1〜4の各組成物を用いて、
その硬化特性を試験した。
その硬化特性を試験した。
硬化特性は、L記の各組成物を185mφ×200■−
の試験管中に流し込んで、室温下で硬化させた硬化物に
ついて、その硬化時間ならびに12時間後の表面硬度、
および深部硬度を測定した。なお、硬化時間は指触によ
り、また表面および深部硬度はJESAに準じて測定し
た。結果を表に示す。
の試験管中に流し込んで、室温下で硬化させた硬化物に
ついて、その硬化時間ならびに12時間後の表面硬度、
および深部硬度を測定した。なお、硬化時間は指触によ
り、また表面および深部硬度はJESAに準じて測定し
た。結果を表に示す。
[発明の効果]
以上に説明したとおり、本発明の組成物は、従来品と比
較して、より短い時間での硬化が6(能であり、特に、
表面部(大気と接している部分)のみならず、深部(大
気と接していない部分)においても表面部と同様に、速
やかに、かつ良好な硬化性を示す。
較して、より短い時間での硬化が6(能であり、特に、
表面部(大気と接している部分)のみならず、深部(大
気と接していない部分)においても表面部と同様に、速
やかに、かつ良好な硬化性を示す。
また、本発明の組成物は、上述した硬化特性と共に、優
れた流動性および水分の不存在下における保存安定性を
合わせて有しているものである。
れた流動性および水分の不存在下における保存安定性を
合わせて有しているものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(A)分子末端がシラノール基で封鎖され、25℃
における粘度が500〜500,000cStであるポ
リオルガノシロキサン 100重量部; (B)式R^1Si(OR^2)_3(式中、R^1は
一価炭化水素基またはOR^2を、R^2は一価炭化水
素基を表わす)で示されるアルコキシシランおよび/ま
たはその部分加水分解縮合物0.5〜20重量部; (C)硬化促進剤 0.01〜10重量部;および (D)アクリル酸またはアクリル酸アルカリ金属塩を含
有する重合体 0.1〜5重量部 から成ることを特徴とするポリオルガノシロキサン組成
物。 2、(D)成分がアクリル酸−ビニルアルコール共重合
体、アクリル酸ナトリウム重合体またはアクリル酸ナト
リウム−アクリルアミド共重合体である特許請求の範囲
第1項記載の組成物。 3、(D)成分の配合量が(A)成分の100重量部に
対して0.1〜2重量部である特許請求の範囲第1項記
載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22775785A JPS6289764A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | ポリオルガノシロキサン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22775785A JPS6289764A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | ポリオルガノシロキサン組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6289764A true JPS6289764A (ja) | 1987-04-24 |
Family
ID=16865895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22775785A Pending JPS6289764A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | ポリオルガノシロキサン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6289764A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992012204A1 (fr) * | 1990-12-28 | 1992-07-23 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Composition composite presentant une excellente transparence et procede pour sa fabrication |
JPH05247347A (ja) * | 1991-08-15 | 1993-09-24 | Suzuki Sangyo Kk | 無溶剤の常温硬化型オルガノシロキサン組成物とその 用途 |
JPH073163A (ja) * | 1992-10-06 | 1995-01-06 | Naito Shizuka | 無溶剤のオルガノシロキサン液組成物とその用途 |
-
1985
- 1985-10-15 JP JP22775785A patent/JPS6289764A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992012204A1 (fr) * | 1990-12-28 | 1992-07-23 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Composition composite presentant une excellente transparence et procede pour sa fabrication |
US5391647A (en) * | 1990-12-28 | 1995-02-21 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Composite composition having high transparency and process for producing same |
JPH05247347A (ja) * | 1991-08-15 | 1993-09-24 | Suzuki Sangyo Kk | 無溶剤の常温硬化型オルガノシロキサン組成物とその 用途 |
JPH073163A (ja) * | 1992-10-06 | 1995-01-06 | Naito Shizuka | 無溶剤のオルガノシロキサン液組成物とその用途 |
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