JPS6287985A - 重ね印字および表示の可能なタイプライタ - Google Patents

重ね印字および表示の可能なタイプライタ

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JPS6287985A
JPS6287985A JP60228164A JP22816485A JPS6287985A JP S6287985 A JPS6287985 A JP S6287985A JP 60228164 A JP60228164 A JP 60228164A JP 22816485 A JP22816485 A JP 22816485A JP S6287985 A JPS6287985 A JP S6287985A
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JP
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character
data
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JP60228164A
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悟 丸山
泰 川上
小幡 ふく江
真野 隆平
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は活字によって印字を行うタイプライタに関する
ものであり、特に、2個の活字によって同一の印字点に
印字を行うことにより2111ilのキャラクタを重ね
合わせた重ねキャラクタを印字し得るタイプライタに関
するものである。
従来の技術 活字によって印字を行うタイプライタは、ドツトマトリ
ックスによって印字を行うタイプライタに比較して印字
品質が優れている利点があるのであるが、活字ホイール
等1個の活字担持体が担持し得る活字の数に制限がある
ため、印字し得るキャラクタの数も制限され易いという
欠点がある。
そのため、できる限り少ない数の活字で多くのキャラク
タを印字し得るようにすべく、複数の活字を組み合わせ
て1個のキャラクタを印字することが従来から行われて
いる。複数の活字によって同一の印字点に印字を行い、
それらの活字によって印字されるキャラクタを重ね合わ
せて別の1個のキャラクタ、すなわち重ねキャラクタを
形成させるのである。
また、タイプライタに一定量の文書作成データを記憶し
得る文書記憶手段を設けて、キーボードから入力される
文書作成データを一旦文書記憶手段に記憶させ、所望の
時期にこのデータを読み出して印字機構に印字させるこ
とが行われている。
そして、この種のタイプライタにおいて重ねキャラクタ
を印字するためには、互いに重ね合わされるべきキャラ
クタに対応した2個のキャラクタキーと、2(固のキャ
ラクタを重ねて印字することを指令する重ね印字指令キ
ーとが操作され、文書記を意手段にはこれら3個のキー
の操作に伴って入力される3個のデータが記憶される。
発明が解決しようとする問題点 上記のような文書記憶手段を備えたタイプライタにおい
ては、文書記憶手段に記憶されている文書作成データを
表示する表示装置が設けられるのが瀝通であるが、1個
の重ねキャラクタを表示するために311Ni1分のス
ペースが使用されれば、表示装置に表示可能なキャラク
タ数が少なくなってしまうという問題が生ずる。
また、表示装置のキャラクタジェネレータを単一の活字
のみで印字可能な通常キャラクタを表示するためのパタ
ーンデータのみならず、重ねキャラクタを表示するため
のパターンデータも供給し得るものとすれば、表示装置
上においても重ねキャラクタは1個のキャラクタとして
表示することが可能となるのであるが、この場合には、
キャラクタジェネレータが高価となってしまうと言う別
の問題が生ずる。
問題点を解決するための手段 上記の問題を解決するために、本発明に係るタイプライ
タは、(al各キャラクタに対応したキャラクタデータ
を人力するための複数のキャラクタキーおよび1個のキ
ャラクタを別のキャラクタに重ねて印字することを指令
する重ね印字指令データを人力するための重ね印字指令
キーを備えたキーボードと、fblそのキーボードから
入力される文書作成データを記憶する文書記憶手段と、
fclキャラクタキーの各々に対応した活字により印字
を行う印字機構と、(d)文書記憶手段に記憶された文
書作成データに基づいて印字機構に各キャラクタの印字
を行わせるとともに、重ね印字指令データの前後のキャ
ラクタデータに対応するキャラクタは同一の印字点に重
ねて印字させる印字制御手段と、(e)文書作成データ
を表示する表示装置と、(f)文書記憶手段から文書作
成データを順次読み出して前記表示装置に表示させると
ともに、読み出したデータが重ね印字指令データであっ
た場合に、その重ね印字指令データの前後のキャラクタ
データに対応する2個のキャラクタの少なくとも一方を
キャラクタの部分と地の部分とが通常キャラクタとは逆
である反転形態にして表示させる表示制御手段とを含む
ように構成される。
本発明の一実施態様においては、前記表示制御手段が、
前記文書記憶手段から前記重ね印字指令データを読み出
した場合に、その重ね印字指令データの前後のキャラク
タデータに対応する2個のキャラクタのうち、後のキャ
ラクタを前記表示装置に反転形態で表示させ、前のキャ
ラクタは表示させないものとされる。
また、本発明の別の実施態様においては、前記表示装置
が、前記キャラクタのうちの2個を重ね合わせた重ねキ
ャラクタを表示するためのパターンデータを少なくとも
1個供給可能なキャラクタジェネレータとそのキャラク
タジェネレータから供給されるパターンデータに基づい
てキャラクタを表示する表示器とを含むものであり、か
つ、前記表示制御手段が、前記重ね印字指令データの前
後のキャラクタデータがそれらの重ねキャラクタのパタ
ーンデータを前記キャラクタジェネレータが供給可能な
ものである場合には、キャラクタジェネレータにその重
ねキャラクタのパターンデータを前記表示器に供給させ
るものとされる。
作用および効果 本発明に係るタイプライタにおいては、重ねキャラクタ
は21固のキャラクタキーと1個の重ね印字指令キーと
の操作によって入力されるにも拘らず、表示装置におい
ては重ね印字指令データは表示されず、その分だけ表示
装置に表示可能なキャラクタ数が増大する効果が得られ
る。
しかも、互いに重ね合わせて印字されるキャラクタの少
なくとも一方が反転形態で表示されるため、オペレータ
は重ねキャラクタの存在を容易に知ることができ、キャ
ラクタジェネレータを重ねキャラクタのパターンデータ
まで供給し得るものとする必要がないためコストの上昇
を回避することができる。
また、キャラクタジェネレータによる制約を受けないた
め、あらゆるキャラクタの重ね印字および表示が可能と
なる。
特に、互いに重ね合わされる2個のキャラクタの一方の
みが表示され、その一方が反転形態で表示される場合に
は1個の重ねキャラクタが1個分のスペースで表示され
るため、表示装置に表示可能なキャラクタ数が一層増大
する利点が得られる。
その上、表示装置上において、実際に印字された文書の
体裁を正確に知ることができるという優れた効果が得ら
れる。実際の文書中においては1個のキャラクタとして
印字される重ねキャラクタが、表示装置上において21
M分のスペースで表示される場合には、表示装置上にお
ける各キャラクタの配置が実際の文書とは一致しなくな
るため、印字行の最後や最初に来る文字が何であるか、
また、■−ベラグラフが同行で印字され得るか等を正確
に知ることができないのに対して、1 (IAIの重ね
キャラクタが1個分のスペースで表示されれば、実際の
文書の体裁を表示装置上において正確に知ることができ
るのである。この効果は、単語や文章を複数の直線で描
かれた枠内に印字することが必要である作表時等におい
て特に重要である。
また、互いに重ね合わされるキャラクタの両方が、表示
装置上に表示され、それらのいずれか一方、または両方
が反転形態で表示される場合には、1個の重ねキャラク
タを表示するために2個分のスペースが必要であるが、
どのキャラクタとどのキャラクタをか重ね合わされるか
をオペレータが表示装置上において確認することができ
る利点がある。したがってこの互いに重ね合わされる2
個のキャラクタが共に表示されるモードと、前記一方の
みが表示されるモードとを目的に応して切換え得るよう
にすることが望ましい。
また、頻繁に使用される重ねキャラクタについては、キ
ャラクタジェネレータがそれのパターンデータを供給し
得るものとして表示装置上に重ねキャラクタ自体が表示
されるようにし、それほど頻繁に使用されないキャラク
タの表示は、本発明に従って行われるようにすることも
可能である。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図はワードプロセッサ機能を備えたタイプライタの
外観を示す図であるが、このタイプライタは前部にキー
ボード10を備え、その後方に表示装置12および印字
機構14を備えている。
キーボードlOにはアルファベット数字および種々の記
号を入力するためのキャラクタキー20が多数設けられ
るとともに、スペースパー22゜リターンキー24.シ
フトキー26.コードキー28、カーソルキー30.バ
ンクスペースキー32等の機能キーならびにキーボード
切換スイッチ50、ラインスペース切換スイッチ52お
よび文字ピッチ切換スイッチ54等多数の操作部材が設
けられている。
表示装置12は表示器として液晶ディスプレイ60(以
下、LCD60と略称する)を備えている。このLCD
60は第3図に示すようにLCD制御装置62に接続さ
れており、このLCD制御装置62がCPU64.RA
M66、ROM68およびバス70から成るコンピュー
タ72に制御されることによって種々の表示を行うよう
にされている。すなわち、各種のメニューを表示し、オ
ペレータが前記キーボードIOを操作していずれかのメ
ニューを選択することにより、タイプライタが各種のモ
ードに設定されるのであり、また、キーボード10から
入力され、RAM66に記憶されている文書作成データ
の一部を表示するとともに、タイプライタからオペレー
タへのメツセージも表示するのである。
印字機構14は、第3図の活字ホイール駆動モータ80
.ハンマ駆動ソレノイド82.キャリッジ駆動モータ8
4.プラテン駆動モータ86およびリボン送りモータ8
7等を駆動源として備えており、これらの駆動源がコン
ピュータ72の指令に応じてそれぞれ活字ホイール制御
装置88.ハンマ制御装置90.キャリッジ制御装置9
21紙送り制御装置94およびリボン送り制御装置96
により制御されることによって印字動作を行うものであ
る。活字ホイール駆動モータ80の出力軸には、第2図
に示す活字ホイール100が取り付けられている。活字
ホイール100は放射状に延びる96本のアームを備え
、各アームの先端に1閣ずつの活字を担持しており、こ
れらの活字の1i+Mが、活字ホイール駆動モータ80
の回転によってプラテン102上に予定されている印字
ラインに正対させられる。この印字ラインに正対する印
字位置に位置決めされた活字の背後(タイプライタの前
側)にはハンマ104が設けられており、このハンマ1
04が前記ハンマ駆動ソレノイド82に駆動されること
によって、活字がプラテン102に支持された用紙10
6にリボン108を介して衝突し、1個のキャラクタを
印字する。印字ホイール駆動モータ80.印字ホイール
100゜ハンマ104等から成る印字ヘッド110は、
プラテン102に沿って移動可能に設けられた図示しな
いキャリッジに取り付けられており、このキャリッジが
前記キャリッジ駆動モータ84に駆動されることによっ
て、印字ヘッド110が用紙106に対して左右方向に
移動させられる。また、プラテン102が前記プラテン
駆動モータ86により回転させられることによって用紙
106が上下方向に送られ、この用紙106の送りと上
記印字ヘッド110の送りとによって、用紙106上に
おける印字点が変更される。
前記RAM66には文書メモリ+20が設けられており
、キーボード10から入力されるキャラクタデータ、機
能データ等が順次この文書メモリ120に記憶される。
なお、文書メモリ120にはインタフェース121を介
して外部装置から供給される文書作成データも記憶され
るようになっている。
RAM66には、更にラインバッファ122が設けられ
ている。ラインバッファ122は256キヤラクタ分、
768バイトの容量を有しており、1キャラクタ分のデ
ータを第4図に示すように3つの領域に分けて記憶する
ようになっている。すなわち、■(固のキャラクタジェ
ネレータコードがL+10011番地(Lはロケーショ
ンカウンタのカウント内容であり、100+1は256
の16進表示である)に記憶される場合に、それに付随
したデータがL番地とL + 200 H番地とに記憶
されるようになっているのであり、これら各番地のデー
タの内容は第5図ないし第7図に示すとおりである。
本発明に関連の深いアトリビュートデータである反転デ
ータは、第5図に示されているL番地の第3ビツトに記
憶されている。この反転データが1であれば、表示装置
12にはキャラクタの部分と地の部分とが逆点した反転
形態でキャラクタが表示され、反転データが0であれば
、キャラクタが通常の形態で表示される。
第3図のLCD制御装置62は、第8図に示すように、
上位4ビツトと下位4ビツトとの1バイトで表されるキ
ャラクタジェネレータコードに対応したパターンデータ
を発生させるキャラクタジェネレータ130を備えてい
る。このキャラクタジェネレータ130は数字、アルフ
ァベット、記号等の通常キャラクタのパターンデータと
ともに、第8図に示される7個の車ねキャラクタのパタ
ーンデータをも供給し得るものである。例えば、キャラ
クタジェネレータコード921]で表される重ねキャラ
クタは、アルファベントのCと縦棒とを重ね合わせたも
のであり、活字ホイール100はCと縦棒とをそれぞれ
印字するための活字は備えているが、これらを重ね合わ
せた重ねキャラクタを印字するための活字は備えておら
ず、Cの印字後、印字ホイール100を送らないで縦棒
の印字が行われるのである。
なお、本タイプライタにおいて重ね印字が可能なのは、
前記7個の重ねキャラクタのみではなく、あらゆるキャ
ラクタの重ね印字が可能である。前のキャラクタの印字
後、活字ホイール100を送らないで後の活字を同−印
字点に印字すれば、如何なるキャラクタの重ね印字も可
能なのである。
ただ、上記7個の重ねキャラクタ以外は頻繁に使用され
るものではないため、キャラクタジェネレータ130を
21固ずつのキャラクタのあらゆる組み合わせの重ねキ
ャラクタのパターンデータを供給し得るようにすること
は無駄であるため、上記7個の使用頻度の高い重ねキャ
ラクタのパターンデータのみを発生させ得るようにされ
ているのである。
第3図のROM68には、第9図ないし第12図に示す
フローチャートで表される制御プログラムが記憶されて
いる。ただし、これらの図に示されているフローチャー
トは本タイプライタ全体の制御プログラムのうち、本発
明に関連の深い部分のみを取り出して示したものである
。以下、これらのフローチャートに基づいて本タイプラ
イタの作動を説明する。
第9図に示すように、電源投入と同時にステップSl(
以下、単に81で表す。他のステップについても同様で
ある。)において初期設定が行われ、S2においてLC
D60にメインメニューが表示される。このメインメニ
ューには文書メモリ120を使用した文書作成モードや
、キー人力と同時に印字が行われるタイプライタモード
を含む各種のモードが含まれており、キーボード10上
における数字のキャラクタキー20とカーソルキー30
との操作によって、所望のメニューを選択することがで
きる。オペレータが文書作成モード以外のメニューを選
択した場合にはS3の判定結果がYESとなって、その
メニューに対応した処理が行われるのであるが、文書作
成モードを選択した場合にはS4の判定結果がYESと
なり、S5においてLCD60に文書作成メユーが表示
される。
文書作成メニューは、新規入力モードや印字モード等積
々のモードを含んでおり、オペレータによって新規入力
モードが選択された場合には、S6の判定結果がYES
となって、S7の新規人力処理が行われる。また、印字
モードが選択された場合にはS8の判定結果がYESと
なり、S9において印字メニューが表示される。この印
字メニューは、印字実行の他に、印字に先立って文書の
体裁をLCD60の画面上において確認するプレビュー
等地のメニューを含んでおり、プレビューが選択された
場合にはSIOの判定結果がYESとなり、Sllにお
いてプレビュー処理が行われる。また、印字実行が選択
された場合にはS12の判定結果がYESとなり、S1
3において印字処理がおこなわれる。以下、S7の新規
入力処理。
311のプレビュー処理およびS13の印字処理につい
て、それぞれ詳細に説明する。
新規入力処理は、第10図に示すものである。
キーボード10のいずれかのキーが操作された場合には
S20の判定結果がYESとなって321が実行され、
キー人力されたコードデータが文書メモリ120に記憶
される。その後、S22において、入力データがバンク
スペースデータであるか否かの判定が行われ、S23に
おいてデッドキャラクタデータであるか否かの判定が行
われる。
デッドキャラクタとはウムラウト等、それ自体は1個の
完成したキャラクタを構成せず、他のキャラクタと組み
合わされて初めて1個のキャラクタを形成するものであ
り、デッドキャラクタの印字はもともと印字ヘッド11
0の送りを伴わないものである。これに対して、バンク
スペースデータは元来単独で使用される第1のキャラク
タ(以下、chrlで表す)に、第2のキャラクタ(以
下、chr2で表す)を重ねて印字するためにchrl
の送りを除くために入力されるものである。
入力データがバックスペースデータでも、デッドキャラ
クタデータでもない場合にはS24において、入力デー
タがラインバッファ122に登録されるとともに、LC
D60に表示される。また、入力データがバンクスペー
スデータであった場合にはS25において、その直前に
ラインバッファ122に登録されたキャラクタデータに
付随したアトリビュートデータのうちの反転データが0
から1に変更され、LCD60においてキャラクタの部
分と地の部分とが反転した反転形態で表示される。また
、入力データがデッドキャラクタデータであった場合に
は、S26においてそのデッドキャラクタデータに対応
したアトリビュートデータのうちの反転データが当然に
1とされ、LCD60においてデッドキャラクタが反転
表示される。
例えば、文書メモリ120には第1図(11のようなデ
ータが記憶されるのに対して、表示装置■2には第1図
(2)のように表示されるのである。なお、第1図にお
いて矢印はバックスペースデータを示し、四角形は反転
形態の表示を示す。
次に、S27において入力データがデータ入力の終了を
表す終了データであるか否かが判定され、そうではなけ
ればプログラムの実行はS20に戻り、そうであれば新
規入力処理S7が終了して、LCD60に再びメインメ
ニューが表示される。
このように、chr2と重ね合わせて印字されるべきc
hrl、およびchr2と合成されるべきデッドキャラ
クタはいずれもLCD60上においては反転表示される
ため、オペレータは印字後印字ヘッド110に送りが与
えられないデッドキャラクタの存在を容易に認識するこ
とができる。
以上は、新規に文書作成データを入力する場合について
説明したが、既に入力されている文書作成データの訂正
が行われるモードにおいても同様の表示が行われる。
前記Sllのプレビュー処理は、第11図に示すもので
ある。まず、S30において、文書メモリ120から1
1固のコードデータが読み出され、331において、そ
の読み出されたデータがバンクスペースデータであるか
否かが判定される。バックスペースデータではなければ
、S32において反転データ以外のアトリビュートデー
タがチェックされ、所定の値に設定された後、ラインバ
ッファ122に登録される。その後、S33において、
1行分のコードデータの読み出しが終了したか否かが判
定され、終了していなければ334において文書メモリ
120のアドレスが1キャラクタ分インクリメントされ
て、プログラムの実行は330に戻る。
331の判定結果がYES、すなわち入力データがバン
クスペースデータであった場合には、S35においてそ
のバンクスペースデータの直前のキャラクタ、すなわち
chrlのデータが読み出され、S36においてそのc
hrlが重合可能キャラクタであるか否か、すなわち前
記キャラクタジェネレータ130がパターンデータを供
給可能な重ねキャラクタを構成する可能性のあるキャラ
クタであるか否かが判定され、そうではなければS37
において、chr2のキャラクタジェネレータコードが
ラインバッファ122に登録されるとともにそれに対応
したアトリビュートデータ中の反転データがOから1に
変更される。また、Chrlとchr2とが重合可能キ
ャラクタである場合には、338においてバンクスペー
スデータの次のキャラクタデータ、すなわちchr2の
データが読み出され、S39においてchrlとchr
2が重合可能かどうか、すなわちこれらの重ね合わせキ
ャラクタのパターンデータを前記キャラクタジェネレー
タ130が発生可filであるか否かが判定され、可能
でなければ前述の場合と同様に337が実行される。可
能であればS40においてラインバッファ122上のc
hr 1の位置に、重ねキャラクタのキャラクタジェネ
レータコード゛が登録された上、S41において文書メ
モリ120のアドレスが1キャラクタ分インクリメント
される。
以下、前述の場合と同様に、S33.S34を経て再び
S30が実行されるのであり、この繰り返しによって1
印字行分のデータがラインバッファ122に登録され、
333の判定結果がYESとなれば、342において次
の行の文書作成データを読み出すための行終端処理が行
われるとともに、LCD60に第1図(3)のように文
書作成データが表示される。
ただし、ラインバッファ122は256キヤラクタ分の
データを記憶し得るのに対して、L CI)60は80
キャラクタ分の表示能力を有するのみであるため、■印
字行が80キャラクタ以上である場合にはカーソルを右
または左に移動させるためのカーソルキー30の操作に
よってスクロールを開始させることが必要である。この
スクロールは、スペースバー22の操作によって停止さ
せることができる。また、カーソルを上または下に移動
させるためのカーソルキー30の操作によって、上下方
向のスクロールを開始させることができ、スペースパー
22の操作によってそのスクロールを停止させることが
できる。Sllのプレビュー処理は、このスクロールに
関する処理も含むものであるが、この点は良く知られた
ものであり、また、本発明の理解に特に必要なことでも
ないため、詳細な説明は省略する。
前記S13の印字処理は、第12図に示すラインバッフ
ァ編集処理と、編集されたラインバッファのデータに基
づく実際の印字とを含んでいる。
印字については、良く知られているため詳細な説明を省
略し、ラインバッファ編集についてのみ説明する。まず
、S50において、文書メモリ120よりコードデータ
が読み出される。そして、S51において、読み出され
たコードデータがバンクスペースデータであるか否かが
判定され、そうでなければ他の機能データあるいはキャ
ラクタデータの処理が行われるのであるが、バンクスペ
ースデータであればS52において、そのバックスペー
スデータの直前のキャラクタデータに対応するラインバ
ッファ122内の印字ピッチデータ(第7図参照)が0
に変更された後、S53において文書メモリ120のア
ドレスが1キャラクタ分インクリメントされる。これに
よって、ハックスペースデータの直前のキャラクタ、す
なわちchrlの印字後には、印字ヘッド110に送り
が与えられず、バックスペースデータ直後のキャラクタ
、すなわちchr2はchr 1と同−印字点に重ねて
第1図(4)のように印字されることとなる。
第1図(4)に示されているような印字を行うために、
文書メモリ120には第1図(11に示すように、入力
されるコードデータがそのまま記憶されるのに対して、
LCD60の表示は新規入力モードにおいては第1図(
2)に示すように、印字時に送りが与えられないキャラ
クタの全てが反転形態で表され、プリントモードのプレ
ビューが選択された場合には、第1図(3)に示すよう
にキャラクタジェネレータ130がパターンデータを供
給し得る重ねキャラクタは重ね合わされた状態で111
?、]のキャラクタとして表示され、キャラクタジェネ
レータ130が重ねキャラクタのパターンデータを発生
させ得ない場合には、互いに重ね合わされるべきキャラ
クタのうち、後に入力されたキャラクタのみが反転形態
で表示されることとなるのである。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
文書メモリ120が文書作成データを記憶する文書記憶
手段を成し、バックスペースキー32が重ね印字指令キ
ーを成している。そして、ROM68の313の一部を
実行するためのプログラムが記憶されている領域とCP
U64が、活字ホイール制御装置88.ハンマ制御装置
90等を介して印字機構14の活字ホイール駆動モータ
80、ハンマ駆動ソレノイド82等を制御する印字制御
手段を構成している。また、ROM68のS22および
S25を実行するためのプログラム、あるいはS30な
いしS42を実行するためのプログラムが記憶されてい
る領域と、CPU64とが表示制御手段を構成している
なお、本実施例においては、互いに重ね合わされるべき
2個のキャラクタは、新規入力モードにおいては先に入
力されたもののみが反転表示され、後に人力されたもの
は通常の形態で表示されるようになっているが、互いに
重ね合わされるべきキャラクタが共に反転形態で表示さ
れるようにすることも可能である。また、プリントモー
ドのプレビューが選ばれた場合に、キャラクタジェネレ
ータ130がパターンデータを供給することができない
重ねキャラクタの、前のキャラクタのみが反転表示され
るようにすることも可能である。
その他、本発明は当業者の知識に基づいて、種々の変形
、改良を施した態様で実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるタイプライタにおける
文書メモリ内の文書作成データと、表示装置による表示
および印字機構による印字の形態との関係を示す図であ
る。第2図は本発明の一実施例であるタイプライタの外
観の斜視図であり、第3図はそれの制御装置のブロック
図である。第4図は同タイプライタのラインバッファの
構成を概念的に示す図であり、第5図ないし第7図はそ
のラインバッファに記憶されるデータの内容を示す説明
図である。第8図は第3図のキャラクタジェネレータが
パターンデータを供給し得る重ねキャラクタを示す図で
ある。第9図ないし第12図は第3図のROMに記憶さ
れている制御プログラムのうち、本発明に関連の深い部
分のみを取り出して示すフローチャートである。 10;キーボード 12:表示装置    14:印字機構20:キャラク
タキー 22ニスペースパー24:リターンキー  3
0:カーソルキー32:バックスペースキー(重ね印字
指令キー)60 : LCDディスプレイ 120:文書メモリ (文書記憶手段)(ほか2名) 第1図 (1)ABC−ID−E (2)AB@1回E (3)ABΦ同 (4)ABΦ日 第3図 L          L+1QQH’   L+20
0H第8図 第10図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各キャラクタに対応したキャラクタデータを入力
    するための複数のキャラクタキーおよび1個のキャラク
    タを別のキャラクタに重ねて印字することを指令する重
    ね印字指令データを入力するための重ね印字指令キーを
    備えたキーボードと、そのキーボードから入力される文
    書作成データを記憶する文書記憶手段と、 前記キャラクタキーの各々に対応した活字により印字を
    行う印字機構と、 前記文書記憶手段に記憶された文書作成データに基づい
    て前記印字機構に各キャラクタの印字を行わせるととも
    に、前記重ね印字指令データの前後のキャラクタデータ
    に対応するキャラクタは同一の印字点に重ねて印字させ
    る印字制御手段と、前記文書作成データを表示する表示
    装置と、前記文書記憶手段から前記文書作成データを順
    次読み出して前記表示装置に表示させるとともに、読み
    出したデータが前記重ね印字指令データであった場合に
    、その重ね印字指令データの前後のキャラクタデータに
    対応する2個のキャラクタの少なくとも一方をキャラク
    タの部分と地の部分とが通常キャラクタとは逆である反
    転形態にして表示させる表示制御手段と を含む重ね印字および表示の可能なタイプライタ。
  2. (2)前記表示制御手段が、前記文書記憶手段から前記
    重ね印字指令データを読み出した場合に、その重ね印字
    指令データの前後のキャラクタデータに対応する2個の
    キャラクタのうち、後のキャラクタを前記表示装置に反
    転形態で表示させ、前のキャラクタは表示させないもの
    である特許請求の範囲第1項に記載のタイプライタ。
  3. (3)前記表示装置が、前記キャラクタのうちの2個を
    重ね合わせた重ねキャラクタを表示するためのパターン
    データを少なくとも1個供給可能なキャラクタジェネレ
    ータとそのキャラクタジェネレータから供給されるパタ
    ーンデータに基づいてキャラクタを表示する表示器とを
    含むものであり、かつ、前記表示制御手段が、前記重ね
    印字指令データの前後のキャラクタデータがそれらの重
    ねキャラクタのパターンデータを前記キャラクタジェネ
    レータが供給可能なものである場合には、キャラクタジ
    ェネレータにその重ねキャラクタのパターンデータを前
    記表示器に供給させるものである特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載のタイプライタ。
JP60228164A 1985-10-14 1985-10-14 重ね印字および表示の可能なタイプライタ Pending JPS6287985A (ja)

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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