JPH07253973A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH07253973A
JPH07253973A JP6069890A JP6989094A JPH07253973A JP H07253973 A JPH07253973 A JP H07253973A JP 6069890 A JP6069890 A JP 6069890A JP 6989094 A JP6989094 A JP 6989094A JP H07253973 A JPH07253973 A JP H07253973A
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JP
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cursor
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text data
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JP6069890A
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English (en)
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Seiji Mori
政治 森
Kazuaki Koie
和明 鯉江
Sachiko Nakagawa
幸子 中川
Kengo Omura
賢吾 大村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/103Formatting, i.e. changing of presentation of documents
    • G06F40/106Display of layout of documents; Previewing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テキストデータに対して設定された書式デー
タの種類、範囲を一見して容易に識別できる文書処理装
置を提供すると共に、これにより文書処理装置の使い勝
手を向上させ、テキストデータ作成、編集効率を向上さ
せること。 【構成】 テキストデータをデータポインタDPにより
順次指示しつつ読み込み(S30、S31)、読み込ま
れたテキストデータが書式設定開始コードであるか、又
は、書式設定終了コードかを判断することにより(S3
2、S38)、テキストデータが書式設定範囲内のデー
タか、又は、書式設定範囲外のデータかを識別し、書式
設定範囲内のテキストデータについてはカーソル表示形
状メモリに記憶されたカーソル形状に従ってカーソルを
表示すると共に、書式設定範囲外のテキストデータにつ
いてはテキストメモリの先頭位置に設定された書式デー
タに基づいてカーソル形状に従ってカーソルを表示する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テキストデータを表示
手段上において印字イメージ状態で作成、編集すること
ができる文書処理装置に関し、特に、テキストデータに
設定された各種書式に対応してカーソル形状を変化させ
ることにより、表示手段上に表すことが困難な書式情報
について、設定されている書式の内容、書式が設定され
ている範囲を容易に識別することができる文書処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、キーボード等の入力手段から
入力された文字等のテキストを印字時に得られる印字イ
メージに近い状態でディスプレイ上に表示しつつ、テキ
ストの編集等を行うことが可能な文書処理装置が提案さ
れており、また、かかる文書処理装置では、一般に、各
種の書式設定機能、例えば、太字、白抜き等の文字修飾
機能、文字等の所望の範囲を枠線にて囲うフレーム作成
機能、テキスト中の番号列を順次カウントアップするナ
ンバリング機能等を備えている。
【0003】このような文書処理装置でテキストを作成
する場合、オペレータは、自己が意図する所望のテキス
トを作成するためテキストの作成途中で前記のような各
種書式設定機能により設定された書式の種類、書式が設
定された範囲を確認する必要が生じることがある。
【0004】かかる場合、前記従来の文書処理装置にお
いては、テキストがディスプレイ上に表示されたイメー
ジ表示状態で各種書式の種類、書式設定範囲が表示され
ないことから、ディスプレイの表示状態を一旦テキスト
モードに切り換えた後、ディスプレイ上に表示されたテ
キストデータの状態を視認することにより、書式の種
類、書式の設定範囲を確認していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の文書処理装置においては、テキストの所望範囲につ
いて設定された各種書式の種類、書式設定範囲を確認す
る毎に、ディスプレイの表示モードを印字イメージ表示
モード(この表示状態でテキストが作成される)からテ
キストモードに切り換える必要があり、かかる切換操作
は極めて煩雑なものである。この結果、円滑に所望のテ
キストを作成することができないという問題があった。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたものであり、テキストについて設定され
た、各種書式に対応してテキストと共にディスプレイ上
に表示されたカーソルの形状を変化させることにより、
テキストを作成するイメージ表示モードにおいても書式
の種類、書式設定範囲を容易に確認することができ、も
ってディスプレイの表示状態を切り換えることなく、効
率的に所望の文書を作成することができる文書処理装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る文書処理装置は、文字、記号等のデータを
含むテキストデータを入力する入力手段と、その入力手
段から入力されたテキストデータに基づいて印字イメー
ジデータを作成する印字イメージデータ作成手段と、そ
の印字イメージデータ作成手段により作成されたイメー
ジデータに従ってテキストデータの印字イメージをカー
ソルと共に表示する表示手段と、その表示手段上でカー
ソルを移動させるカーソル移動手段とを有する文書処理
装置において、前記テキストデータの全部又は一部につ
いて各種の書式を設定する書式設定手段と、その書式設
定手段により設定される各書式のそれぞれに対応して異
なる形状を有するカーソル形状を記憶するカーソル形状
記憶手段と、前記カーソル移動手段によりカーソルを移
動させる際に、カーソル位置に対応するテキストデータ
について設定された書式及び前記カーソル形状記憶手段
に記憶されたカーソル形状に基づいて各書式に対応して
異なる形状のカーソルを前記表示手段上に表示させる表
示制御手段とを構成として備える。
【0008】
【作用】前記構成を有する本発明では、まず、入力手段
を介して文字、記号等のデータを含むテキストデータが
入力され、また、このように入力されたテキストデータ
の前部又は一部につき、書式設定手段により各種の書式
データが設定される。そして、テキストデータが、イメ
ージデータ作成手段を介してイメージデータに作成され
た後、そのイメージデータに従ってテキストデータの印
字イメージがカーソルと共に表示手段上に表示される。
【0009】かかる後、カーソル移動手段によりカーソ
ルが表示手段上で移動された場合、表示制御手段による
制御下に、カーソル位置に対応するテキストデータにつ
いて設定された書式と、カーソル形状記憶手段に記憶さ
れたカーソル形状とに基づいて、各種書式に対応して異
なる形状のカーソルが表示手段上に表示されるものであ
る。
【0010】このように、カーソルが位置するテキスト
データに対して設定されている各種書式に対応してカー
ソルの表示形状が制御されることから、オペレータはカ
ーソルの表示形状を識別することにより、容易にテキス
トデータに設定されている書式の内容を把握することが
できると共に、同一書式の設定範囲も一見して識別する
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明をテープ印字装置に具体化した
一実施例について図面を参照して説明する。先ず、テー
プ印字装置1の全体構成について図1に基づき説明す
る。図1は、テープ印字装置1の平面図であり、テープ
印字装置1の本体フレーム2の前方にはキーボード3が
配置されており、また、キーボード3の後部の本体フレ
ーム2内には、印字機構PMが配設されている。さら
に、テープ印字装置1の本体には、文字や数字、各種の
修飾情報を表示可能な液晶ディスプレイ4が配設されて
いる。
【0012】ここに、キーボード3上には、液晶ディス
プレイ4上に表示されるカーソルK(図7参照)を左右
に移動させるカーソル左右移動キー3a、カーソルKを
上下に移動させるカーソル上下移動キー3b、各種の設
定可能な書式をディスプレイ4上に表示させる書式メニ
ューキー3c、前記各キーの他、改行や各種設定範囲の
始点、終点の決定、各種コマンドの実行等を行なうリタ
ーンキー3d、文字、記号等を入力するための文字キー
CH、数字を入力するための数字キーN、印字機構PM
を介して印字用テープ5上に文字、数字、フレーム等の
印字を行なうことを指令する印字キーP、スペースキー
3e、その他テープ印字装置1の操作上必要な各種のキ
ーが設けられている。
【0013】また、液晶ディスプレイ4は、ディスプレ
イコントローラDC(図3参照)による表示制御の下、
文字キーCH、数字キーN等から入力された各種データ
を表示するものである。更に、印字機構PMについて、
図2を参照して説明する。ここに、図2はテープ印字装
置1における印字機構の平面を示す説明図である。
【0014】印字機構PMには、着脱自在のテープ収納
カセットCSが装着されており、このテープ収納カセッ
トCSには、透明なフィルムからなる所定幅の印字用テ
ープ5が巻装されたテープスプール6と、インクリボン
7が巻装されたリボン供給スプール8と、このインクリ
ボン7を巻取る巻取りスプール9と、印字用テープ5と
同一幅の両面テープ10が剥離紙を外側にして巻装され
た両面テープ供給スプール11と、印字用テープ5と両
面テープ10とを接合させる接合ローラ12とが回転自
在に設置されている。
【0015】印字用テープ5とインクリボン7とが重な
る位置(プラテンローラ14に対向する位置)には、サ
ーマルヘッド13が立設され、これら印字用テープ5と
インクリボン7とをサーマルヘッド13に押圧するプラ
テンローラ14と、印字用テープ5と両面テープ10と
を接合ローラ12に押圧する送りローラ15は、支持体
16に回転可能に枢支されている。このサーマルヘッド
13には、128個の発熱素子からなる発熱素子群が上
下方向に列設されており、サーマルヘッド13を介して
文字等が印字された印字用テープ5には、接合ローラ1
2と送りローラ15との協働により両面テープ10が接
合されて文字付テープTが作成された後、矢印A方向に
送出される。
【0016】次に、前記のように構成されるテープ印字
装置1の制御系について図3に基づいて説明する。図3
はテープ印字装置1の制御ブロック図である。テープ印
字装置1は、制御装置Cを核として構成されており、制
御装置Cは、ROM21に記憶された各種のプログラム
に基づいて種々の演算を行なうCPU20、各種のプロ
グラムを記憶するプログラムメモリ22が設けられたR
OM21、多数のキャラクタに関し、表示用及び印字用
ドットパターンデータが各コードデータに対応させて格
納されているCGROM23、CPU20により演算さ
れた演算結果を一時的に記憶するRAM30、これらの
各CPU20、ROM21、CGROM23、RAM3
0、を相互に接続するとともに、入出力インターフェイ
ス27に接続するバス28とからなる。
【0017】ここに、前記ROM21に設けられたプロ
グラムメモリ22には、テープ印字装置1を作動させる
ためのメイン処理プログラム22a、文字、数字等から
なるテキストデータに各種書式データ設定処理を施すた
めの書式データ設定処理プログラム22b、カーソルK
の表示形状を設定された書式データに基づいて変化させ
るカーソル表示制御プログラム22c、液晶ディスプレ
イ4にイメージ表示画面を表示させるイメージ表示処理
プログラム、その他テープ印字装置1の制御上必要な印
字制御プログラム等の各種のプログラム、及び、テキス
トデータに設定された各種書式データのそれぞれに対応
するカーソル表示形状のテーブル29が記憶されてい
る。
【0018】また、前記RAM30は各種のメモリエリ
アを有し、文字キーCH、数字キーN等から入力された
テキストデータを記憶するテキストメモリ31、テキス
トメモリ31に記憶されているテキストデータを印字イ
メージ化して記憶するイメージデータメモリ32、テキ
ストデータに設定された書式データに対応させてカーソ
ルKの表示形状を変化させるために読み出すテキストメ
モリ31のアドレスを格納するデータポインタ(この内
容をデータポインタ値DPとする)33、印字データが
格納される印字メモリ34、カーソル表示形状テーブル
29から読み出された各種書式データに対応するカーソ
ル表示形状を記憶するためのカーソル表示形状メモリ3
5等から構成されている。
【0019】また、入出力インターフェイス27には、
キーボード3及び表示装置DMが接続されており、キー
ボード3上の文字キーCH、数字キーN等が押下された
場合には、その押下された文字キーCH、数字キーN等
に対応する文字、数字がテキストメモリ31に記憶され
ていくと共に、ディスプレイコントローラDCを介して
液晶ディスプレイ4上に、その文字、数字等が表示され
るものである。
【0020】更に、入出力インターフェイス27には印
字機構PMが接続されており、キーボード3上の印字キ
ーPが押下された場合には、印字メモリ34に格納され
ているドットパターンデータが入出力インターフェイス
27を介して送信され、駆動回路25を介して駆動され
るサーマルヘッド13と、駆動回路26を介して駆動さ
れるテープ送りモータ24とが協働することにより印字
テープ5上に印字メモリ34のデータが印字される。
【0021】続いて、前記のように構成されたテープ印
字装置1のメイン処理プログラム22aについて図4を
参照して説明する。ここに、図4はテープ印字装置1の
メイン処理プログラム22aのフローチャートである。
電源が投入されると、各種設定条件の初期化、液晶ディ
スプレイ4表示の初期化が行われ(S10)、続いて、
テキストメモリ31が初期化され、テキストメモリ31
の最初のアドレス位置には標準書式データが格納され
(S11)、更に、カーソルKの表示形状が初期化され
(S12)標準形状のカーソルKが液晶ディスプレイ4
に表示される。
【0022】続いて、イメージ表示処理が実行される
(S13)。テープ印字装置1を起動した当初は、テキ
ストメモリ31にはテキストデータが記憶されていない
ことから画面枠等のみがイメージ表示され、文字キーC
H、数字キーN等の入力によりテキストデータが作成さ
れた後には、テキストメモリ31の内容がイメージデー
タメモリ32に印字イメージ化されて記憶され、このイ
メージデータメモリ32のイメージデータに基づき液晶
ディスプレイ4上に印字イメージ化されたテキストデー
タが表示されるものである。なお、イメージ表示処理の
詳しい内容は公知であるのでここではその説明を省略す
る。
【0023】こうして、S13においてイメージ表示処
理が実行されると、キー入力の有無が判断され(S1
4)、キー入力がなされるまで待機状態となる(S1
4:NO)。キー入力がなされると(S14:YE
S)、入力されたキーが書式メニューキー3cであるか
否かが判断され(S15)、書式メニューキー3cが入
力された場合には(S15:YES)、書式データ設定
処理プログラム22bが実行される(S16)。
【0024】次に、書式データ設定処理プログラム22
bについて説明する。書式データ設定処理プログラム2
2bが開始されると、まず液晶ディスプレイ4に設定可
能な書式データメニューが表示された後、キー入力の有
無が判断され、キー入力がなされるまで待機状態とな
る。キー入力がなされると、入力されたキーがカーソル
移動キー3a、3bであるか否かが判断され、カーソル
移動キー3a、3bが入力されることにより、設定する
書式データが選択される。入力されたキーがカーソル移
動キー3a、3bでない場合、入力キーがリターンキー
3dであるか否かが判断される。入力されたキーがリタ
ーンキー3dであれば、選択された書式データが設定書
式データとして決定される。
【0025】書式設定処理(S16)において設定でき
る書式データには、例えば、入力した文字等に太字、白
抜き等の修飾を施す文字修飾処理、複数行に亘り入力し
た文字、数字のうち一行のみをフレーム処理するローカ
ルフレーム処理、複数行に亘ってフレーム処理するグロ
ーバルフレーム処理、整理番号等を順次カウントアップ
しつつ印字するナンバリング処理等が存在し、これら各
書式データは、書式データ設定処理プログラム22bに
格納されている。
【0026】こうして所望の設定書式を決定すると、続
いて設定書式を施すテキストデータの範囲をカーソル移
動キー3a、3b、リターンキー3dによって選択、決
定する書式データ設定範囲指定処理が実行される(S1
7)。このようにして書式データの設定内容、設定範囲
が決定すると、テキストメモリ31に記憶されたテキス
トデータのうち、書式データ設定範囲の始点に該当する
テキストデータの前には設定範囲の始点であることを示
す開始データ、及び、設定された書式データの内容を示
す設定書式データが格納され、書式データ設定範囲の終
点に該当するテキストデータの後ろには設定範囲の終点
であることを示す終了データが格納される。この後、S
13に移行して設定された書式内容を反映させたテキス
トデータを液晶ディスプレイ4上に印字イメージ化して
表示する(S13)。
【0027】S15において入力されたキーが書式メニ
ューキー3cでないと判断された場合には(S15:N
O)、入力されたキーが文字キーCH、数字キーNであ
るか否かが判断され(S18)、文字キーCH、数字キ
ーNが入力された場合には(S18:YES)、入力さ
れた文字データ、数字データをテキストメモリ31に格
納した後(S19)、S13に移行して入力された文字
データ、数字データを液晶ディスプレイ4上に印字イメ
ージ表示する。
【0028】S18において入力されたキーが文字キー
CH、数字キーNでないと判断された場合には(S1
8:NO)、入力されたキーが印字キーPであるか否か
が判断され(S20)、印字キーPが入力された場合に
は(S20:YES)、印字メモリ34に記憶された印
字データに基づいて印字機構PMが制御され、印字用テ
ープ5上にテキストデータが印字される。このとき、印
字されるテキストデータに書式データが設定されている
場合には、設定された各種書式データを反映したテキス
トデータが印字されるものである。
【0029】S20において入力されたキーが印字キー
Pでない場合には(S20:NO)、入力されたキーが
カーソル左右移動キー3aであるか否かが判断され(S
22)、カーソル移動キー3aが入力された場合には
(S22:YES)、右移動キーかどうかが判断され
(S24)、右移動キーならば(S24:YES)、カ
ーソル表示制御プログラム22c中の右カーソル表示制
御プログラムが実行され(S25)、左移動キーならば
(S24:NO)、カーソル表示制御プログラム22c
中の左カーソル表示制御プログラムが実行される(S2
6)。
【0030】次に、カーソル表示制御プログラムについ
て図5を参照して説明する。ここに、図5は右カーソル
表示制御プログラムのフローチャートである。右カーソ
ル表示制御プログラムが開始されると、先ずカーソル右
移動キー3aの入力に対応して液晶ディスプレイ4上で
は、カーソルKが右方向へ移動し、RAM30上では、
テキストメモリ31に記憶されているテキストデータか
ら読み込むデータを指示するため、データポインタ33
に記憶されているデータポインタ値DPが1つインクリ
メントされ(S30)、インクリメントされたデータポ
インタ値DPが指示するテキストデータがテキストメモ
リ31から読み込まれる(S31)。
【0031】次に、S31において読み出されたテキス
トデータが書式設定範囲の終点であることを示す書式設
定終了コードであるか否かが判断され(S32)、書式
設定終了コードに該当すると判断された場合には(S3
2:YES)、カーソル表示形状メモリ35の内容がク
リアされ(S33)、データポインタ値DPが再び1つ
インクリメントされる(S34)。
【0032】データポインタ値DPが1つインクリメン
トされると(S34)、データポインタ値DPで指し示
すテキストデータが読み込まれ(S35)、読み込んだ
テキストデータが書式設定開始コードに該当するか否か
が判断される(S36)。そして、読み込まれたテキス
トデータが書式設定開始コードではないと判断された場
合には(S36:NO)、少なくとも読み込まれたテキ
ストデータに部分的な書式データは設定されていないこ
とになるので、テキストメモリ31の最初のアドレス位
置に格納されている標準書式データに基づきカーソル表
示形状が決定され、リターンする(S37)。
【0033】S32において、データポインタ値DPに
よって指示され読み込まれたテキストデータが書式設定
終了コードでないと判断された場合には(S32:N
O)、読み込まれたテキストデータが書式設定開始コー
ドであるか否かが判断され(S38)、書式設定開始コ
ードであると判断された場合には(S38:YES)、
S39に移行する。また、S36においてデータポイン
タ値DPで指示され読み込まれたテキストデータが書式
設定開始コードであると判断された場合(S36:YE
S)にもS39に移行する。
【0034】S39では、読み込まれた書式設定開始コ
ードと共に格納されている設定書式コードから、以後、
書式設定終了コードまでの間部分的に設定されている書
式データを読み出し、読み出した書式データとROM2
0に備えられたカーソル表示形状テーブル29とからカ
ーソル表示形状を決定する。そして、決定したカーソル
表示形状をカーソル表示形状メモリ35に格納し(S4
0)、データポインタ値DPを更に1つインクリメント
した後(S41)、リターンする。
【0035】更に、S38において、データポインタ値
DPによって指示され読み込まれたテキストデータが書
式設定開始コードでもないと判断された場合には(S3
8:NO)、液晶ディスプレイ4上でカーソルKが位置
するテキストデータが部分的に書式設定された範囲の中
間に位置していること、又は、カーソルKが位置するテ
キストデータが書式設定された範囲外に位置することを
意味するものであるから、カーソル表示形状メモリ35
に格納されているカーソル表示形状に基づいてカーソル
表示形状が決定されるか、又は、テキストメモリ31の
先頭位置に設定されている書式データに基づいてカーソ
ル表示形状が決定され(S42)、リターンする。
【0036】また、左カーソル表示制御プログラムにつ
いて図6を参照して説明する。ここに、図6は左カーソ
ル表示制御プログラムのフローチャートである。左カー
ソル表示制御プログラムが開始されると、先ずカーソル
左移動キー3aの入力に対応して液晶ディスプレイ4上
では、カーソルKが左方向へ移動し、RAM30上で
は、テキストメモリ31に記憶されているテキストデー
タから読み込むデータを指示するため、データポインタ
33に記憶されているデータポインタ値DPが1つデク
リメントされ(S50)、デクリメントされたデータポ
インタ値DPが指示するテキストデータがテキストメモ
リ31から読み込まれる(S51)。
【0037】次に、S51において読み出されたテキス
トデータが書式設定開始コードであるか否かが判断され
(S52)、書式設定開始コードに該当すると判断され
た場合には(S52:YES)、カーソル表示形状メモ
リ35の内容がクリアされ(S33)、データポインタ
値DPが再び1つデクリメントされる(S54)。デー
タポインタ値DPが1つデクリメントされると(S5
4)、データポイント値DPで指し示すテキストデータ
が読み込まれ(S55)、読み込んだデキストデータが
書式設定終了コードに該当するか否かが判断される(S
56)。そして、読み込まれたテキストデータが書式設
定終了コードでないと判断された場合には(S56:N
O)、少なくとも読み込まれたテキストデータに部分的
な書式データは設定されていないことになるので、テキ
ストメモリ31の最初のアドレス位置に格納されている
書式データに基づきカーソル表示形状が決定され、リタ
ーンする(S37)。
【0038】S52において、データポインタ値DPに
よって指示され読み込まれたテキストデータが書式設定
開始コードでないと判断された場合には(S52:N
O)、読み込まれたテキストデータが書式設定終了コー
ドであるか否かが判断され(S58)、書式設定終了コ
ードであると判断された場合には(S58:YES)、
S59へ移行する。また、S56においてデータポイン
タ値DPで指示され読み込まれたテキストデータが書式
設定終了コードであると判断された場合(S56:YE
S)、にもS59に移行する。
【0039】S59では、テキストメモリの先頭位置に
向かって書式設定開始コードを検索する。検索の結果、
見つけた書式設定開始コードと共に格納されている設定
書式コードから設定されている書式データを読み出し、
読み出した書式データとROM20に備えられたカーソ
ル表示形状テーブル29とからカーソル表示形状を決定
する(S60)。そして、決定したカーソル表示形状を
カーソル表示形状メモリ35に格納し(S61)、デー
タポインタ値DPをさらに1つデクリメントした後(S
62)、リターンする。
【0040】更に、S58において、データポインタ値
DPによって指示され読み込まれたテキストデータが書
式設定終了コードでもないと判断された場合には(S3
8:NO)、液晶ディスプレイ4上でカーソルKが位置
するテキストデータが部分的に書式設定された範囲の中
間に位置していること、または、カーソルKが位置する
テキストデータが書式設定された範囲外に位置すること
を意味するものであるから、カーソル表示形状メモリ3
5に格納されているカーソル表示形状に基づいてカーソ
ル表示形状が決定されるか、または、テキストメモリ3
1の先頭位置に設定されている書式データに基づいてカ
ーソル表示形状が決定され(S42)、リターンする。
【0041】以上のカーソル表示制御プログラム22c
は、カーソル移動キー3aが入力される毎に実行され、
液晶ディスプレイ4上におけるカーソルKの表示形状が
制御される。
【0042】以下に、図7、図8を参照してテキストメ
モリ31中におけるデータポインタ値DPの移動と、液
晶ディスプレイ4上におけるカーソルKの移動及びその
表示形状の変化について説明する。ここに、図7はテキ
ストメモリ31に記憶されているテキストデータを模式
的に示す説明図であり、図8は液晶ディスプレイ4上に
おけるカーソル表示形状の変化を模式的に示す説明図で
ある。
【0043】図7において、SC1はフレーム設定書式
開始コード、FC1はフレーム設定書式終了コードを示
し、また、SC2はナンバリング設定書式開始コード、
FC2はナンバリング設定書式終了コードを示す。すな
わち、「E」〜「I」の間には、フレーム処理が設定さ
れており、「1」〜「3」の間には、ナンバリング処理
が設定されている。また、「C」と「P」には部分的書
式データは設定されておらず、テキストメモリ31の最
初のアドレス位置に格納されている全体書式データによ
ってその書式が決定されることになる。
【0044】このような書式データが設定されたテキス
トデータについて、カーソル移動キー3a、3bを入力
して液晶ディスプレイ4上のカーソルKを移動した際
の、カーソル表示形状の変化の様子を図7と図8を比較
しつつ説明する。
【0045】当初、カーソルKは、「C」上に位置する
ものとする。カーソル移動キー3a、3bを入力する
と、カーソルKは、「E」上に位置し、その表示形状を
変化させてカーソルKFとなる。一方、テキストデータ
上においては、先に述べたようにテキストポインタ値D
Pが「SC1」を指し示すことにより、以後フレーム処
理が設定されることが識別され、フレーム処理に対応す
るカーソル表示形状が決定され、続いて「E」を指し示
す。
【0046】カーソル移動キー3a、3bの入力を継続
すると、カーソルKFは、「1」上に位置し、その表示
形状を変化させてカーソルKVとなる。このとき、テキ
ストデータ上では、データポインタ値DPが「FC1」
を指し示すことにより、フレーム処理の設定範囲が終了
したことが識別され、続いて「SC2」を指し示すこと
により以後ナンバリング処理が設定されることが認識さ
れ、ナンバリング処理に対応するカーソル表示形状が決
定され、続いて「1」を指し示す。
【0047】再び、カーソル移動キー3a、3bの入力
を継続すると、カーソルKVは、「P」上に位置し、そ
の表示形状を変化させてカーソルKとなる。このとき、
テキストデータ上では、データポインタ値DPが「FC
2」を指し示すことにより、ナンバリング処理の設定範
囲が終了したことが識別され、続いて「P」を指し示
す。「P」の前には、設定される書式データが存在しな
いことから、テキストメモリの最初のアドレス位置に格
納されている全体書式によってカーソル表示形状が決定
される。
【0048】以上詳細に説明した通り、本実施例に係る
テープ印字装置1は、テキストデータに設定された書式
データに対応してカーソルKの表示形状を変化させるカ
ーソル表示制御プログラム22cを備えたので、カーソ
ルKは、現在位置しているテキストデータに設定されて
いる書式データに対応してその表示形状を変化させるこ
とができる。従って、カーソルKを移動させることによ
って、カーソルの表示形状からテキストデータに設定さ
れている書式データを一見して識別することができるも
のである。
【0049】また、液晶ディスプレイ4上を上下左右に
自由に移動させることができるカーソルKに書式データ
を表示する機能を持たせたことから、書式データの設定
範囲をも一見して識別することができる。更に、オペレ
ータは、設定された書式データを確認するためにその都
度イメージ表示画面をテキストモードに切り換える必要
がなく、テープ印字装置1の操作性を大幅に向上させる
と共に、テキストデータの作成、編集を効率的に行うこ
とができるものである。
【0050】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例になんら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形改良が
可能であることは容易に推察されるものである
【0051】
【発明の効果】以上説明した通り本発明に係る文書処理
装置は、テキストデータに設定された書式データに応じ
てカーソルの表示形状を変化させるものであるから、テ
キストデータに対して設定された書式データの種類、範
囲を一見して容易に識別することができると共に、これ
により文書処理装置の使い勝手を向上させ、テキストデ
ータ作成、編集効率を向上させることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ印字装置の平面図である。
【図2】テープ印字装置における印字機構の平面を示す
説明図である。
【図3】テープ印字装置の制御ブロック図である。
【図4】テープ印字装置に係るメイン処理プログラムの
フローチャートである。
【図5】カーソル表示制御プログラムのフローチャート
である。
【図6】左カーソル表示制御プログラムのフローチャー
トである。
【図7】テキストメモリに記憶されているテキストデー
タを模式的に示す説明図である。
【図8】液晶ディスプレイ上におけるカーソル表示形状
の変化を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 3a カーソル左右移動キー 3b カーソル上下移動キー 3c 書式メニューキー 3d リターンキー 3e スペースキー 4 液晶ディスプレイ 20 CPU 21 ROM 22a メイン処理プログラム 22b 書式データ設定処理プログラム 22c カーソル表示制御プログラム 23 CGROM 29 カーソル表示形状テーブル 30 RAM 31 テキストメモリ 32 イメージデータメモリ 33 データポインタ 34 印字メモリ 35 カーソル表示形状メモリ K カーソル KF カーソル(フレーム処理設定時) KN カーソル(ナンバリング処理設定時)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 賢吾 名古屋市中区大須3丁目46番15号 ビー・ エス・ケー株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、記号等のデータを含むテキストデ
    ータを入力する入力手段と、その入力手段から入力され
    たテキストデータに基づいて印字イメージデータを作成
    する印字イメージデータ作成手段と、その印字イメージ
    データ作成手段により作成されたイメージデータに従っ
    てテキストデータの印字イメージをカーソルと共に表示
    する表示手段と、その表示手段上でカーソルを移動させ
    るカーソル移動手段とを有する文書処理装置において、 前記テキストデータの全部又は一部について各種の書式
    を設定する書式設定手段と、 その書式設定手段により設定される各書式のそれぞれに
    対応して異なる形状を有するカーソル形状を記憶するカ
    ーソル形状記憶手段と、 前記カーソル移動手段によりカーソルを移動させる際
    に、カーソル位置に対応するテキストデータについて設
    定された書式及び前記カーソル形状記憶手段に記憶され
    たカーソル形状に基づいて各書式に対応して異なる形状
    のカーソルを前記表示手段上に表示させる表示制御手段
    とを備えたことを特徴とする文書処理装置。
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