JPS6287311A - ゴム系複合材料の製造方法 - Google Patents

ゴム系複合材料の製造方法

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JPS6287311A
JPS6287311A JP22964085A JP22964085A JPS6287311A JP S6287311 A JPS6287311 A JP S6287311A JP 22964085 A JP22964085 A JP 22964085A JP 22964085 A JP22964085 A JP 22964085A JP S6287311 A JPS6287311 A JP S6287311A
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thin film
rubber composition
metal thin
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JP22964085A
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English (en)
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Masahito Yoshikawa
雅人 吉川
Yukio Fukuura
福浦 幸男
Makoto Nakamura
眞 中村
Toshio Naito
内藤 壽夫
Toshio Honda
本田 寿男
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り組すリ封L1艷 本発明は、金属基体とゴム組成物相互を接着性よく接合
して複合体をIf造し得るゴム系複合材料の製造方法に
関する。
従来の技術及びUが 奢しようとする  −複合材料は
、機能性、を吉頼11!、耐久性等の特性面、コスト面
などで中休よりはるかに優れたものが得られるため、最
近様々な分野で0゛目されており、各種材料の組合Uに
よる新規複f!I祠判の開発が盛んである。
複合材料は投合形態によりブレンド型や積層型などに分
類されるが、そのうちfalii型複合材料は、異方性
などの特異な性質を付与することができるため特に開発
が盛んであり、とりわけゴム系複合材料は、タイヤ、バ
ンパー等の自動車部品に限らず、電気、電子部品やスポ
ーツ用品などその利用分野も多く、新規複合材料の開発
が太き(期待されている材料分野であり、特に金属基体
を用いたゴム系複合材料は、上記タイヤ、バンパー等に
代表される産業上型Wな利用分野を有する。
上記積層型複合材料がwJ造可能であるか否かは、基体
と被覆物との接合の可否に依存するが、特にゴム組成物
を被覆物とする場合は接合性が悪く、接着性を付与、改
良する接合技術が積層型複合材料、とりわけゴム系複合
材料の主課題である。
従来、V4層型複合材判、とりわけゴム系複合材料に好
適な複合材料の製造方法としては、基体、被覆物の少<
r くとも一方の表面に微細な粗面を形成し、もしくは
形成せずに接着剤を塗布してゴム組成物を接着づる方法
や湿式メッキ法により亜鉛亡プラス等の金属薄膜を形成
した後、金属薄成上にゴム組成物を加熱圧着して接着す
るなどの方法が採用されてきた。
このうち、−1記微細な粗面を利用した方法は、基体、
被覆物のいずれか一方が接合性が悪いとい・ われてい
るゴムや熱硬化性樹脂であっても接着性よく接合できる
が、基体、被覆物の少なくともいずれか一方の表面を粗
面化する必要があり、このため1X13i!iL得る複
合材料のサイズや、粗面を形成する方の材料の膜厚が制
限され、微細な複合体が製造できないなどといった欠点
を有する。
しかも、このように粗面を利用し或いは基体を粗面化せ
ずにm体とゴム組成物とを接着剤ににり複合化する方法
は、接着剤の粘着、ベタツキにJ。
り作業性が低下1ノたり、余分な凝固した接着剤により
外観が損なわれたり、入1法精麿に狂いが生じたりする
。更に、接着剤を溶剤を用いずそのまま使用する場合に
3、末、接着剤の塗布ムラにより接着ムラ等が生じる場
合があり、この接着ムラ等をυ1除するために溶剤に接
着剤を溶解したものを使用する場合は、接着J)が低下
し、接着時間がかかる(よか、溶剤による環境衛1I−
1−の問題が牛しるので好ましくなく、このため現在で
は接着剤を使用しない接合技術が求めI)れている。
また、従来の湿式メッキ法による金属薄膜を利用した複
合1.4利の形成方法は、上述したにうに形成する複合
材ネ)1接合のための金属薄膜の金属材料としては通常
7nやプラス(7n−Cuh金)等のわずかなものが利
用されているにすぎず、このため被覆し17るゴム組成
物の種類もわずかイにものに制限されており、史には湿
式メッキ法に特右の金S薄膜の膜厚が制御しにくく、と
りわけ電解メツキ法の場合に顕著に観察されることであ
るが、flu厚が不均一になり易く、均一な膜厚の金属
S膜を形成するためには数μm以上の膜厚とする必要が
あり、このため、製造する複合体の種類によって1よ金
1 N !l!の有する個有の性質が無視し得ず、複合
体の柔軟性が損なわれるなどの問題点や、酸、アルカリ
等による廃液処理などの問題点がある。
本発明は」:記事情に鑑みなされたもので、金属基体に
接着剤を用いることなく、又、湿式メッキを行なうこと
なく、しかもゴム組成物の接合力を高めてゴム組成物を
複合化する方法を提供することを目的とする。
を  するための手 及び(1 本発明者らは、上記目的を達成すべく、基体として各種
金属材料を用い、基体とゴム組成物との接合方法につき
鋭意検討を行なった結宋、亜鉛、銅、コバルト及びこれ
らの合金は、いずれもゴム組成物を加硫して通常の加硫
時に加温される温度と同程度の温度で圧着すると強固に
接着して接着性のよいゴム系複合材料が得られ、しかも
亜鉛、銅、コバル]・は真空熱w法、イオンブレーティ
ング法、DCマグネトロンスパッタリング法、244I
スパッタリング法、高周波スパッタリング法から選ばれ
るドライメッキ法で基体1−に薄模としC簡単に付着形
成づることができ、得られた金属iiI膜上にに記した
にうにゴム組成物が接着性よく接合し得ることを知見1
ノ、本発明をなすに至った。
従って本発明は、金属基体とゴム組成物とを接合してな
るゴム系複合材料の製造方法(Jおいで、基体表面十に
真空蒸着法、イオンブレーティング法、DCマグネトロ
ンスパッタリング法、2極スパッタリング法、高周波ス
パッタリング法から選ばれるドライメツ−1法により亜
鉛、銅、コバルト及びこれらの合金から選ばれる金属薄
膜を付着形成し、次いで該金属fil膜トに有機コバル
ト塩を含有したゴム組成物を加熱圧着してIll硫接1
1−!するゴム系複合材料のtil造方法を提供するも
のである。
以下、本発明を更に詳しく説明する。
本発明に係るゴム系複合材料の製造方法は、基体とゴム
組成物とを接合Aることにより複合化するものであるが
、ここで基体としては、鉄鋼、アルミニウム、銅、銅合
金等の従来より広範な種類の金#R材ネリが使用1ノ1
りる。また、基体の形状やサイズイTども制限はなく、
目的に応じて適宜な材質、形状、サイズのM体を選択、
使用することができる。
本発明は上記の基体にゴム組成物を複合化する場合に、
まず基体表面十に真空蒸着法、イオンブレーティング1
、DCマグネトロンスパッタリング法、2極スパッタリ
ング法、高周波スパッタリング法から選ばれるドライメ
ッキ法により亜鉛、銅、コバル]〜及びこれらの合金か
ら選ばれる金属薄膜を形成するものであるが、このドラ
イメッキ法による金属薄膜の形成は、適宜、基体のサイ
ズ、形状にJ:リドライメッキ装置のチャンバー容量、
固定冶具を選定1ノ、基体の材質、所望の膜厚、薄膜物
性等によりドライメッキ装置の例えば到達真空麿、アル
ゴン、酸素等のガスの注入の有無、基体温度、アニーリ
ングなどの操作条件、蒸発源の抵抗加熱、誘導加熱、電
子ビーム等の加熱方法などを選定して行(7えぽ良い。
又、本発明に係るドライメッキ法により合金NIHJを
得る方法としては、ドライメッキ装買内に複数の各々独
立1)で加熱できる蒸発源を設置して合金組成に応じて
各蒸発源の加熱条件により同時蒸着する<Tどの方法が
挙げられる。更に本発明に係る金属薄膜を1qるために
、ドライメッキ装置にλ/4制all法等の光学的膜厚
シリ御のための分光フィルター、モニターガラス等より
なる光学目測システムを設置したり、操作自動化のため
にドライメッキ装置の各種改造を行なったりなどするこ
とは差支えなく、むしろこうした設置、改造により薄膜
形成中に容易に膜厚を管理でき、製造品質の安定化が図
れるので本発明の目的に対してより好ましい。また、本
発明に係るドライメッキ法としては真空蒸着法、イオン
ブレーティング法、[)0マグネト[]ンスパッタリン
グ法、2極スパッタリング法、高周波スパッタリング法
を採用するもので、中で−b貝空蒸着法は、他のドライ
メッキ方法に比較1ノで、装置の構造が簡単で操作性も
良く、安定した品質の薄膜を再現性J:<広面積、高速
に得ることができ、工業的な量産にも適している点から
本発明の製造法に用いられるドライメッキ法として特に
好ましいものである。なお、上記比較の一例として薄膜
形成速度を示すと、真空蒸着法では1μ〜100III
R/min 。
他のIJプライッキ法では0.1〜1μta /sin
であり、真空蒸着法が高速にSSを形成するために有利
であることがわかる。
上記方法により得られた金属薄膜は、亜鉛、銅、コバル
ト及びこれらの合金から選ばれる金属材料により構成す
る必要があるが、これらの合金材料については、本質的
に亜鉛、銅、コバル]・のいずれかの金属を含有してい
れば、これらのいずれかの金属と加硫時、ゴム組成物と
の間に分子間引力が効果的に働き、従って基体とゴム組
成物とが良好に接合し得る。この場合、相手金属の種類
、合金組成等に特に1I111#iはないが、実用的な
接着強度を得るためには、接着に寄与する亜鉛、銅、コ
バルト3挿成分の合計容1(ill!占有面積)が全合
金成分容量(薄膜面積)の50%以上であることが好ま
しい。また、上記方法にJ:り得られた金属薄膜の膜厚
には特に制限はないが、10人〜100μmが薄膜の生
産性から好ましく、複合体の性質に影響を及ぼさイ【い
稈度のWIj膜といった点から、特に10八〜1μmが
好ま1ノい。
次いで、本発明のゴム系複合+A利の製造方法は、上記
方法により得られた金属M膜」二にゴム組成物を加熱圧
着して加硫接着J−るもので、金属薄膜と加硫ゴム組成
物どの分子間引力を利用した方法によりゴム系複合材料
の製造を行なうものである。
ここで、本発明に用いられるゴム組成物中のゴム成分は
、天然ゴム(NR)、およびIs造式中に炭素−炭素二
重結合を有する合成ゴムを申独あるいは2種以上ブレン
ドしたものが使用できる。2L記合成ゴムにはイソプレ
ン、ブタジェン、クロロプレン等のハ役ジーrン化合物
の111独重合体であるポリイソプレンゴム(IRE、
ポリブタジェンゴム(BR)、ポリクロロプレンゴム等
、前記共役ジエン化合物とスチレン、アクリロニトリル
、ビニルピリジン、アクリル酸、メタクリル酸、アルキ
ルアクリレート類、アルキルメタクリレート類等のビニ
ル化合物との共重合体であるスチレンブタジェンJt1
合ゴム(SBR)、ビニルピリジンブタジェンスチレン
共重合ゴム、アクリロニトリルブタジェン共重合ゴム、
アクリル酸ブタジ丁ン共重合ゴム、メタクリル酸ブタジ
ェン共重合ゴム、メチルアクリレートブタジェン共重合
ゴム、メチルメタクリレートブタジェン共重合ゴム等、
エチレン、プ1]ピレン、イソブチレン等のオレフィン
類とジエン化合物との共重合体〔例えばイソブチレンイ
ソプレンJUff1合ゴム(IIR))、オレフィン類
と非共役ジエンとの共重合体(FPDM)〔例えばエチ
レン、プロピレン、シクロペンタジェン三元共重合体、
エチレンプロピレン−5−■ヂリデンー2−ノルボルネ
ン三元共重合体、エチレンプロピレン−1,4−ヘキサ
ジエン三元共重合体〕、シフ【]オオレインを開環重合
させて得られるポリアルケナマ−(例えばポリベンテナ
マー)、Aキシラン環の開環重合によって得られるゴム
(例えば硫黄加硫が可能なポリエビクロロヒドリ=  
11 − ンゴム〕、ボリア【1ビ1ノンΔキシドゴム等が含まれ
る。また、前記各種ゴムのハロゲン化物、例λば塩素化
イソブチ1ノンイソブ1ノンjl l Aゴム(CJ−
11R)、臭素化イソブチレンイソプ1ノン共重合ゴム
(tar−IIR)等も含まれる。更に、ノルボルネン
の開環重合体も用いうる。また更に、ブレン!!ゴムと
1ノでは」−述のゴムに1−ビクロルヒドリンゴム、ボ
リア【]ピレンAギシドゴム、クロルスルフィン化ポリ
エチレン等の飽和弾性体をブレンドして用いることもで
きる。
更に本発明に用いるゴム組成物中には、常法に従い、!
fIil造するゴム系複合体の[目的、用途などに応じ
てカーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウム、@酸カ
ルシウム、クレイ、ケイソウ土、マイカ等の充填剤、鉱
物油、植物油、合成可塑剤等の軟化剤、およびステアリ
ン酸等の加硫促進助剤、老化防止剤、架橋剤等を添加す
ることができる。
上記ゴム組成物と金属薄膜との接合は、1述した如く金
属薄膜上にゴム組成物を加熱圧着して加硫接着するもの
であるが、本発明のゴム系複合材Il+の[+法に用い
られる加@法としては、一般的でかつ最も重要<T硫黄
加硫のほかに有機イオウ化合物による加硫、例えばジチ
オジモルフオリン、チウラム加硫、過酸化物加硫、キノ
イド加硫、樹脂加硫、金属]n加硫、金属酸化物加硫、
ポリアミン加硫、放射線加硫、ヘキサメチレンテトラミ
ン加硫等などの方法が挙げられる。
又、本発明のゴム系複合材料の!lI造方法にて行なわ
れる加熱及び圧着の操作は、金属基体及びゴム組成物の
原形を損うことのない程度の温度、圧力にて金属iJ膜
の形成された基体とゴム組成物とを密着すること、及び
亜鉛、銅、コバルト又はこれらの合金と加硫ゴム組成物
との分子間引力を形成するに必要な賦活熱エネルギーを
供給すること、更にはゴム組成物を加硫するに必要な賦
活熱エネルギーを供給することを目的として行なわれる
ものであり、このための適正な温度、圧力は基体及びゴ
ム組成物の種類により適宜選定され、その範囲は限定さ
れない。
11飢1」 1メト説明したJ、うに、金属基体表面上に真空蒸着法
、イオンプ1ノーティング法、r)Cマグネト【]ンス
パッタリングン人、2極スパッタリングi人、高周波ス
パッタリング法から選ばれるドライメツ:1法により非
錯、銅及びこれらの合金から選ばれる金属薄膜を付着形
成し、次いで該金属薄膜上にゴムlfl成物を加熱圧着
して加硫接着するようにしたので、非常に接合性よく幅
広い種類の金属基体とゴム組成物とを複合化でき、しか
も接着剤や湿式メッキ法を使用しなくともよいので接着
剤や湿式メッキ法の使用に伴なう神々の問題点が解決さ
れ、耐久性の優れたゴム系複合材料が1gられ、また基
体として従来ゴム組成物との複合化が困難であった材質
、形状、4Jイズのものも使用することができる。
以下、実施例、比較例及び参考列を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に−j限される
ものではない。
(実施例1〜6.比較例1.参考例1)基体材料として
+t+ 25 u x長さ60關×厚さ2.3關の鉄鋼
片(4ij貿88−41 >を用い、基体表面の洗浄、
乾燥を行ない、しかる後、基体を真空蒸着装置に設置し
、チャンバー内を10−5丁orr以下の真空度として
から、この中に微苗のArガスを流入して真空度を5x
10−3Torrに調整した後、RF高周波電源による
RFグロー放電にて5分間基体表面をクリーニングした
。クリーニング後、RFグロー放電を止め、抵抗加熱法
により基体表面に第2表に示す膜厚の70薄膜を形成し
た。なお、上記膜厚の測定はテーラーホブソン社製タリ
スデップを用いて行なった。
上記真空蒸着法により得られた基体表面の金属薄膜トに
下記第1表に示す種類の未加硫ゴム組成物を貼り合わせ
た後、1145℃で40分間加圧して上記ゴム組成物を
加硫接着した。
上記ゴム組成物を加硫接着l)で1けられたゴム系複合
材料につき、引張りi+を験機により5(’)mm/1
nの引張3!度にて90°剥離試験を行ない、接着性を
評価した。
また、比較のために上記洗浄、乾燥後の鉄鋼片及び参考
のために上記サイズの亜鉛片を洗浄、乾燥したものを基
体として用い、これら基体]−に7n薄般を形成(tず
番、:直接、実施例1と同様に1)でゴム組成物を加硫
接着してゴム系複合材料を1q、実施例1と同様の方法
にて接着性を評価()た。
以」−の接着11評価帖宋を第2表に併閉する。
第2表の結宋から、鉄鋼tTA利からなる基体とゴム組
成物は加硫接着しない(比較例1)が、!lIi鉛材料
からなる基体とゴム組成物は接着性J、く加硫接着しく
参考例1)、この接着性よく接合した参考例1のゴム系
複合材料ど同−基体材料、即ちゴム系複合材料が加硫接
着しなかった比較例1のゴム系複合材料の基体1−に7
0を真空蒸着し、本発明の製造方法に従って製造した実
施例1〜6のゴム系複合材料はZnの蒸i膜の膜厚に依
存1!ず優れた接着性を示1ノ、7nの蒸着躾が40人
と極めて薄い場合でも参考例1のゴム系複合材料の基イ
ホ、即ち亜鉛片と同等の接着力、接着性能を示す接着性
に優れたものであり、本発明の効宋が確認された。
〔実施例7〜9.比較例2〜4.参考例2.3〕実m例
1の7nWl膜に代えて、第3表に示す神類、膜厚の金
属薄膜を形成した以外は実施例1と同様にして実施例7
〜9及び比較例2〜4のゴム系複合材料を1り、また、
参考例′1の基体材料に代えて第3表に示’?1基体+
4料を用いたIX IAl、、L参考例1と同様にして
参考例2,3のゴム系複合材料を冑、これらゴム系複合
材料の接着性を上記実施例1と同様の方法にて評価した
」ス上の接着性評価結果を第3表に併記する。
第2表及び第3表の結果から、金属薄膜の材料として非
錯、銅、コバルト及び黄銅などのこれらの合金から選ば
れる金属を真空蒸着し、本発明の方法に従って製造した
ゴム系複合材1it(実施例7〜9)Iよ、接着性に優
れているが、上記以外の材料の例えばSn、Ni 、A
Jを用いて金属薄膜を形成することにより本発明の範囲
を外れて製造したゴム系複合材料(比較例2〜4)はた
とえ他の部分が本発明の方法に従っていようとも接着性
に優れたものは冑られず、本発明の効果をより一層具体
的に示すものである。
又、参考例3からは、参考例1と同様にゴム系複合材料
の接着性は基体材料と加fa時のゴム組成物との接合面
(界面)での相互材料間の分子間引力の形成を示唆する
ものであり、参考例2のゴム系複合材料は接着力に劣っ
ていたが、これは加硫接着時の金属破壊に基くものであ
り、同材料を目視観察すると界面では基体とゴム組成物
がしっかりと接合しており、従って上記推定を裏付ける
ものである。
〔実施例10へ・14〕 実施例1で用いたものと同じ材質、形状の鉄鋼片を基体
としてマグネト11ンスパッタ装置の基板ホルダーに設
置し、10  ’ −「orr 1ス下の真空度にして
からチ11ンバー内にArガスを微邑流し込み、真空度
を(’)、ITorrとし、13.56MHzの高周波
によるグ[1−放電にて5分間基体表面をクリーニング
した。次にターゲット金属としTZnlnい、−600
V(7)直流電n:〈ターゲット電圧〉を印加し、Ar
プラズマでスパッターを行ない、第4表に示す70薄膜
を付着形成した。
上記ドライメッキ法により得られた基体表面の金属wI
膜上に実施例1と同様のゴム組成物を実施例1と同様に
して加硫接着を行イTい、ゴム系複合材料(実施例10
〜14)を得、実施例1と同様の方法にて接着性を評価
した。
以上の接着性評価結果を第4表に併記する。
第4表 第4表の結束から、ドライメッキ法としてDc7グネト
目ンメンスパッタリング法いても、本発明の製造方法(
こ従って製造した実施例10〜14のゴム系複合材料は
、7n薄膜の膜厚に依存することなく接着性に優れてお
り、本発明の効果が確認された。
〔実施例15.16、比較例5〕 実施例10のゴム系複合材料を得るために付着形成した
金属薄膜の金属種を70がらC’o、cu。
Aノに代え、スパッタリング条件のうちターゲット電圧
をCoの場合は一600VXC1lの場合は一1I’5
0V、A、1(r)場合は一300Vとした以外は実施
例10と同様にしてゴム系複合材料(実施例15,16
、比較例5)を得、同様の方法にて接着性を評価した。
以上の接着性評価結束を第5表に示す。
第5表 第5表の結1! h目う、本発明の製造方法に従い、本
発明の範囲を満足Jる金属種の金属薄膜を1妾合面に付
着形成した場合には、実施例10と同様、ドライメツ1
−法と1ノでDCマグネト[1ンスパッタリング法を用
いでも接着性に優れたゴム系複合材料が冑られるが、金
属薄膜の金属種が本発明の範囲を外れる場合に(1、比
較例4と同様、ドライメッキ法を真空蒸着法からl−I
 Cマグネトロンスパッタリング法に代えて′b接接着
に優れたゴム系複合材料は得られず、本発明の効果がよ
り一層確認されるとともに、接合が分子間引力の形成(
J、るtつ−24= のであり、接合面に付着形成する金属薄膜の金属種に依
存することが確認された。
〔実施例17〜19〕 実施例1と同様の基体、ドライメッキ装置を用い、蒸発
金属としてZn 、Cu 、7n−Cu合金(プラス組
成)を用い、実施例1と同様の基体表面のクリーニング
後、第6表に示すイオンブレーティング条件にて基体表
面に金属M膜を形成した。
以下、実施例1と同様のゴム組成物を実施例1と同様に
して加硫接着を行ない、ゴム系複合材料(実施例17〜
19)を得、実施例1と同様の方法にて接着性を評価し
た。
以上の接着性評価結束を第6表に併記する。
第6表 第6表の結果から、ドライメッキ法と1ノてイオンプレ
ーティング法を用いても本発明のI lul+を満足す
る金WI4種の金属薄膜を接合面に付着形成し、本発明
の製造方法に従ってゴム系複合材料を製造した場合には
ドライメッキ法の種類によらず接着性に優れたゴム系複
合材料が得られることが確認された。
=  26 − 手続補正帯(自発) 昭和61年3月5日 昭和60年特許願第229640号 2、発明の名称 ゴム系複合材料の製造方法 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住  所  東京都中央区京橋−丁目10番1号氏  
名  (527)株式会社  ブリデストン代表者  
家 入  昭 4、代理人 〒104 住  所  東京都中央区銀座3丁目11番14号ダパ
クリエートビル5階 電話(545)6454明細書の
「特許請求の範囲」の欄及び「発明の詳細6、補正の内
容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。
(2)明細書の第2頁第13行11及び第17行1゛1
にそれぞれ「バンパー」とあるのをいずれも「防振ゴム
」と訂正する。
(3)同第2「f第15行目に[新規複合材料の・・・
期待さ]とあるのを[複合材料の開発がさかんになさ]
と訂正する。
(4)同第3頁第8行目の「組成物を」の次に[間接的
に」を挿入する。
(5)同第3頁第1O行11の「圧着して」の次に「直
接」を挿入する。
(6)同第3頁第12行]]乃至第19行[1に[この
うち、・・・を有する。」とあるのを削除する。
(7)同第3頁第20行目に「しかも、このように」と
あるのを「このうち」と訂正する。
(8)同第4頁第2行目乃至第12行目に「複合化する
方法は、・・・求められている。」とあるのを「複合化
する間接的な方法は、防振ゴムの製造等で実用に供せら
れているが、被着体の前処理、接着剤の管理を要するな
ど塗工上のさまざまな留意点を要し、工程が複雑である
上、有機溶媒の使用や前処理剤の後処理等の安全衛生面
でも問題が多い。また、このような間接的な接着法はタ
イヤの如く高度に過酷な環境下に晒されるものに対して
は実質的には使用できないという問題があり、このため
タイヤ製造等の業界においては接着剤を使用しない接合
技術が求められている。」と訂正する。
(9)同第9頁第14行目に「分子間引力」とあるのを
「接着ノ月と訂正する。
(10)同第9頁第16行目乃至第10頁第1行目に「
この場合・・・が好ましい。」とあるのを削除する。
(11)同第13頁第4行目乃至第7行目に「過酸化物
加硫、・・・加硫等」とあるのを削除する。
(12)同第17頁の第2表における脚注(注3)に[
表中Rはゴム破壊、M/Rは金属/ゴム間の界面剥離を
表わし、各々の数値は破壊ないし剥離の%を表わし、M
/Rx=R−(100−X)の関係がある。」とあるの
を「表中Rはゴム破壊、M/Rは金属/ゴム間の界面剥
離を表わし、各々の数値は破壊ないし剥離の%を表わす
。」と訂正する。
(13)同第20頁の第4表における脚注(注4)の第
2行目に[し、R/ T x = R−(1−00−x
 )の関係がある。jとあるのを「す。」と訂正する。
(14)同第21頁第14行目乃至第15行目にr分子
間引ノ月とあるのを[接着力Jと訂正する。
(15)同第24頁最終行目乃至第25頁第1行目に「
接合が・・・であり、」とあるのを削除する。
以」ニ 特許請求の範囲 [1,金属基体とゴム組成物とを接合してなるゴム系複
合材料の製造方法において、金属基体表面一」―に真空
蒸着法、イオンブレーティング法、DCマグネトロンス
パッタリング法、2極スパッタリング法、高周波スパッ
タリング法から選ばれるドライメッキ法により亜鉛、銅
、コバルト及びこれらの合金から選ばれる金属薄膜を付
着形成し、次いで該金属薄膜上に有機コバルト塩を含有
したゴム組成物を加熱圧着して加硫接着することを特徴
とするゴム系複合材料の製造方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属基体とゴム組成物とを接合してなるゴム系複合
    材料の製造方法において、金属基体表面上に真空蒸着法
    、イオンプレーティング法、DCマグネトロンスパッタ
    リング法、2極スパッタリング法、高周波スパッタリン
    グ法から選ばれるドライメッキ法により亜鉛、銅、コバ
    ルト及びこれらの合金から選ばれる金属薄膜を付着形成
    し、次いで該金属薄膜上に有機コバルト塩を含有したゴ
    ム組成物を加熱圧着して加硫接着することを特徴とする
    ゴム系複合材料の製造方法。 2、加硫が硫黄加硫である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
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US08/038,074 US5403419A (en) 1985-10-15 1993-03-29 Method for making rubbery composite materials by plating a plastic substrate with cobalt

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