JPS628679B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS628679B2
JPS628679B2 JP57071926A JP7192682A JPS628679B2 JP S628679 B2 JPS628679 B2 JP S628679B2 JP 57071926 A JP57071926 A JP 57071926A JP 7192682 A JP7192682 A JP 7192682A JP S628679 B2 JPS628679 B2 JP S628679B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
adhesive layer
rubber
insert
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57071926A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58187688A (ja
Inventor
Takashi Koketsu
Kyoichi Yamamoto
Koyo Murakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP57071926A priority Critical patent/JPS58187688A/ja
Publication of JPS58187688A publication Critical patent/JPS58187688A/ja
Publication of JPS628679B2 publication Critical patent/JPS628679B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は高圧シール性が特に要求される燃料
系、潤滑系ホースに適用されるホース口金とフツ
素ゴムホースの接合方法に関するものである。 従来、高圧シール性の要求されるホースは、ホ
ース内径よりも大なる外径を有するインサート金
具をホースに挿入し、外面からアウター金具をイ
ンサート金具に対してかしめて、ホース端部を圧
縮固定してシール性を確保していた。その際、挿
入作業性およびホース内面ゴムの損傷防止等の目
的から、界面活性剤、鉱物系油等の潤滑目的のた
めの挿入助剤が使用されており、その結果挿入作
業性は、良好にはなるものの挿入助剤がいつまで
もインサート金具とホース内面ゴムとの界面に存
在し、ゴムを劣化させたり、また、インサート金
具等を腐食させ装置への悪影響をも引き起し、イ
ンサート金具とホースの密着力が小さくシール性
に劣るという問題があつた。 一方、シール性を向上させる目的で、インサー
ト金具上にゴム弾性固着層を設ける方法、あるい
は、インサート金具上に接着層を設けインサート
金具とホースを接着させる方法等が知られてお
り、いずれの方法においてもインサート金具単体
にホースを挿入する場合よりはるかに大きな挿入
力を必要とし、通常では挿入困難であり、又無理
に挿入すればホース内面ゴムおよびインサート金
具上のゴム弾性体固着層あるいは接着層を損傷し
たり、はぎとつてしまつたりしてシール性に悪影
響を及ぼすため、どうしても前記の如き挿入助剤
が必要とされているのであるが、前記シール性向
上には有効であるインサート金具上に接着層を設
ける方法においては、インサート金具の挿入時に
接着層がはぎとられないようにとの考えから、そ
れを半加硫状態とし行う等の工夫がなされている
が、それでもまだ挿入助剤を用いることによる前
記不具合は解決され得ず特にインサート金具との
接着性に劣るフツ素ゴムホースの場合には顕著で
あり、これらの問題を解決することが重大な課題
となつているのが実状である。 本発明は以上の事情に鑑み発明されたものであ
つて、挿入時に潤滑剤および表面洗浄剤として働
き、挿入後はインサート金具上の接着層およびホ
ース内部に移行し、尚且つゴムや接着層を劣化さ
せたり、インサート金具を腐食させたり等の悪影
響を及ぼさず、インサート金具とホースの接着を
阻害させない挿入助剤を見出し本発明を完成する
に至つたのである。 本発明の目的は、高圧シール性が特に要求され
る燃料系、潤滑系ホースに適用されるフツ素ゴム
ホースを提供することにあり、その要旨とする所
は、 ホース口金のインサート金具の外周面にフツ素
ゴムを含有して成る接着剤を塗布し、乾燥し、半
加硫することにより接着層を形成せしめた後、挿
入助剤および表面洗浄剤としての機能を有し且つ
ゴムの劣化やインサート金具の腐食を引き起さ
ず、インサート金具とホースの接着を阻害しない
含フツ素系潤滑油を前記接着層の外周面またはフ
ツ素ゴムホースの内周面のいずれかに塗布し、フ
ツ素ゴムホースを嵌挿し、さらに加硫せしめる接
着方法にある。 本発明によれば、含フツ素系潤滑油をインサー
ト金具の外周面に施された半加硫状態の接着層に
適用することにより、フツ素ゴムホースの嵌挿は
容易となり、しかも、その後の加硫により含フツ
素系潤滑油はフツ素ゴムホースおよび接着層へ移
行浸透していくので、いつまでも界面に存在する
ことはなく、接着を阻害することがなくなり、良
好なシール性が得られるのである。 尚、表面洗浄剤としての作用とは、ホース内面
に製造時に付着する離型剤等を洗浄除去し、接着
阻害をも防止することを意味するものである。 本発明における接着層を形成せしめる接着剤の
組成としては、フツ素ゴムを含有して成るものが
好ましく、共に配合される副資材としては過酸化
物、アミン化合物、ポリオール化合物等の加硫
剤、水酸化カルシウム、酸化マグネシウム等の加
硫促進剤があり、必要によりカーボンブラツク等
の補強剤が用いられる。 即ち、カーボンブラツクは接着層の強度(ホー
ス挿入時のはぎとられ強度)の点からは補強効果
があるばかりでなく、潤滑油を吸着する性質があ
るので実際には配合した方が好ましい。 接着剤に適用するフツ素ゴムとしてはフツ化ビ
ニリデン―六フツ化プロピレン共重合体、フツ化
ビニリデン―六フツ化プロピレン―四フツ化エチ
レン三元共重合体等が用いられる。 また、前記接着剤は通常有機溶剤にて任意の不
揮発分濃度(作業性等から10〜30重量%が好まし
い)に調製した溶液状態で用いられる。有機溶剤
としては、フツ素ゴムを溶解する溶剤ならば特に
限定はないが、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン等のケトン系溶剤、三フツ化塩化エ
チレン等の含ハロゲン系溶剤およびそれらの混合
溶剤等が用いられる。 本発明において用いられる含フツ素系潤滑油と
しては、フツ素を含有する潤滑油であればよい
が、一般式
〔評価方法〕
(1) 挿入性 フツ素ゴムホース(長さ8cm)をイ
ンサート金具へ挿入するときに要する力
(挿入力;Kg)をオートグラフで測定し
た。 (2) シール性 ゴムホースより外に突出したイン
サート金具の一端を閉じ、ホース口金とゴ
ムホースの結合部を水中に入れ、ゴムホー
ス他端より窒素ガスを送り、金具付近から
水中に気泡が生ずるときのガス圧(Kg/
cm2)を測定して、ホース口金とゴムホース
との間のシール性(気密性)を調べた。測
定は初期(熱老化前)と熱老化後(120℃
×288時間)の2条件について行なつた。 尚、フツ素ゴムホースの内層に用いた配合は次
の如くである。部は以下重量部を示す。 フツ素ゴム 100 部 カーボンブラツク 30 部 Ca(OH)2 5 部 MgO 3 部 加硫剤 2.5部 合計 140.5部 又、接着層を形成せしめる接着剤は下記配合の
20重量%のメチルエチルケトン溶液とし、接着層
の厚みは60μになるように数回デイツプ処理を行
なつた。 フツ素ゴム* 100部 *商品名バイトンA デユポン社製 カーボンブラツク 20部 MgO 15部 加硫剤** 2.7部 **;商品名DiaK#3 デユポン社製 合計 137.7部
【表】
【表】 以上の実施例及び比較例においては、潤滑油を
ホース口金のインサート金具に施した接着層に適
用した場合について示したが、本発明における作
用効果は潤滑油をフツ素ゴムホースの内周面に適
用した場合、あるいは、接着層とフツ素ゴムホー
スの両者に適用した場合でも同様である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ホース口金のインサート金具の外周面にフツ
    素ゴムを含有して成る接着剤を塗布し、乾燥し、
    半加硫して接着層を形成せしめた後、含フツ素系
    潤滑油を前記接着層の外周面またはフツ素ゴムホ
    ースの内周面のいずれかに塗布し、フツ素ゴムホ
    ースを嵌挿し、さらに加硫することを特徴とする
    ホース口金とフツ素ゴムホースの接着方法。
JP57071926A 1982-04-28 1982-04-28 ホ−ス口金とフツ素ゴムホ−スの接着方法 Granted JPS58187688A (ja)

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JPS58187688A JPS58187688A (ja) 1983-11-01
JPS628679B2 true JPS628679B2 (ja) 1987-02-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010144759A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Tokai Rubber Ind Ltd ホース結合方法

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JPS58187688A (ja) 1983-11-01

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