JPS628656Y2 - - Google Patents

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JPS628656Y2
JPS628656Y2 JP5861282U JP5861282U JPS628656Y2 JP S628656 Y2 JPS628656 Y2 JP S628656Y2 JP 5861282 U JP5861282 U JP 5861282U JP 5861282 U JP5861282 U JP 5861282U JP S628656 Y2 JPS628656 Y2 JP S628656Y2
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JP
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slit
rotor
width
magnetic flux
armature
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JP5861282U
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JPS58161240U (ja
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【考案の詳細な説明】 この考案は、電磁連結装置の磁気遮断用スリツ
トに関し、漏洩磁束を少なくして小型化を図るこ
とを目的とするものである。
以下この考案の一実施例を図面について説明す
る。図において、1は固定子、2は励磁コイル、
3はロータ、3a,3bはロータの外周と内周に
設けられた磁気遮断用スリツト、3cはプーリ
溝、4は上記ロータ3に対し空隙gを介しかつ板
ばね5により軸方向に移動可能なアマチユア、4
aは上記スリツト3a,3bの中間位置において
アマチユアに設けられた磁気遮断用スリツト、6
はボス、7及び8はアマチユア4と板ばね5、及
びボス6と板ばね5を夫々固定するためのリベツ
ト、9はロータ3を支承するためのベアリングで
ある。
以上のような構造のものにおいて、次に動作を
説明する。先ず励磁コイル2が消勢されている時
は、アマチユア4は板ばね5の弾性力によりロー
タ3とは空隙gを介して対向しており、従つて回
転の伝達はない。次に励磁コイル2を付勢すれ
ば、図の点線で示す磁路に磁束Φが発生し、アマ
チユア4は板ばね5の弾性力に抗してロータ3に
吸着される。従つて、図示しない駆動源を介しベ
ルトによつてプーリ溝3cに伝達された回転力
は、ロータ3、アマチユア4、板ばね5、ボス6
を介して図示しない被駆動軸を回転させる。そし
て再び励磁コイル2を消勢すれば、磁束Φは消滅
し、アマチユア4は板ばね5の弾性力によりロー
タ3から離間する。
以上のような動作を繰返すものであるが、こゝ
で磁束の流れを考えると、下記のようになる。即
ち、励磁コイル2から発生した磁束は、ロータ3
→アマチユア4→ロータ3→アマチユア4→ロー
タ3そして固定子1に入る。これはスリツト3
a,3b,4aにより構成されるものである。し
かしながら、この場合磁束が複雑な流れをするた
め、スリツト3a,3b,4aにも漏洩し、この
漏洩磁束は内周ほど大きくなる。例えばスリツト
3a,3b,4aが同一幅の場合、スリツト部の
漏洩磁束は実験によると最外周部のスリツト3a
を100としてスリツト4aは110、スリツト3bは
125となりそれだけ大きく磁束が漏洩している。
これは内周ほど磁束が集中するためであり、励磁
コイル2の起磁力はこの漏洩磁束を見込んで大き
く設計している。従つて励磁コイル2は自ら大き
くなり、全体の重量、大きさも大きくなるもので
あつた。
この考案は以上の点に鑑みてなされたものであ
り、上記磁気遮断のためのスリツト巾を変えるこ
とにより対処しようとするものである。即ち一番
漏洩磁束の大きい内周のスリツト3bをそれより
外周に位置する他のスリツト3a,4aよりも大
きく設定したものである。例えば外周のスリツト
3aの幅を100とした場合、内周のスリツト3b
の幅を125とするのが最適である。このようにす
ると、磁束は内径になるほど集中するがスリツト
3bの抵抗は大きくなるので、吸引力として寄与
する率は高くなり、効率の良い設計となるもので
ある。従つてその分だけ励磁コイル2の起磁力を
小さくできるため、全体として、大きさ、重量を
小さくできるメリツトがある。なお、スリツト巾
は3b>4a>3aの順に大きさを変えると、例
えば外周のスリツト3bの幅を100とした場合、
スリツト4aの幅を110、スリツト3aの幅を125
に変えると、更に良い磁束の流れとなる。
以上のようにこの考案によれば、ロータ及びア
マチユアに設けている磁気遮断用スリツト巾を、
一番内側を大きくして外にいくほど順次小さくす
る事により、漏洩磁束を少なくして、起磁力を小
さくできるため、全体の大きさ、重量を小さくで
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す部分断面図で
ある。 図中、1は固定子、2は励磁コイル、3はロー
タ、4はアマチユア、3a,3b,4aはスリツ
トである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内周、外周の2か所に磁気遮断用スリツトを
    有するロータ、このロータの軸方向に空隙を介
    して軸方向に移動可能に設けられかつ上記ロー
    タの内、外周スリツトの中間位置に配設された
    磁気遮断用スリツトを有するアマチユア、及び
    上記ロータとアマチユアを圧接させる励磁コイ
    ルを備えたものにおいて、上記ロータの内周の
    スリツト巾を他の外周のスリツト及びアマチユ
    アのスリツト巾より大きく設定したことを特徴
    とする電磁連結装置。 (2) 内側から順番にスリツト巾を大きく設定した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の電磁連結装置。
JP5861282U 1982-04-20 1982-04-20 電磁連結装置 Granted JPS58161240U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5861282U JPS58161240U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 電磁連結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5861282U JPS58161240U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 電磁連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58161240U JPS58161240U (ja) 1983-10-27
JPS628656Y2 true JPS628656Y2 (ja) 1987-02-28

Family

ID=30068982

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JP5861282U Granted JPS58161240U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 電磁連結装置

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JPS58161240U (ja) 1983-10-27

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