JPS6285857A - 渦流探傷装置 - Google Patents

渦流探傷装置

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JPS6285857A
JPS6285857A JP60227407A JP22740785A JPS6285857A JP S6285857 A JPS6285857 A JP S6285857A JP 60227407 A JP60227407 A JP 60227407A JP 22740785 A JP22740785 A JP 22740785A JP S6285857 A JPS6285857 A JP S6285857A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動位相設定と自動感度較正が可能なプロー
ブ探傷法に使用する属流探傷装置に関するものである。
〔発明の背景〕
プローブ探傷法は、管状素材(鋼管等のバイブ及びビレ
ット等の棒材を含む、以下同じ)をスパイラル搬送させ
、その円周に近接して固定配置したプローブで探傷して
いる。またプローブを回転させ、管状素材を直進搬送し
て同様に探傷している。従って管状素材の探傷軌跡はス
パイラル状となる。管状素材とプローブの間隔は通常1
鶴以下に保たれ、絶えず検査面に追従するようになされ
ているが、管状素材の表面状況、曲がり、真円度等によ
り厳密には相当変化しているのが実情である。この管状
素材とプローブの相対的な間隔の変化により、管状素材
に発生する渦電流が変化し、リフトオフ信号という探傷
に最も有害な雑音成分を発生する。このため、一般の位
相/振幅法の渦流探傷では、人工欠陥を設けた対比試験
片(RB)を用いて検波後のリフトオフ信号と欠陥信号
とを弁別できるように、リフトオフ信号と欠陥信号との
位相及び欠陥信号の利得を調整し、その後の実際の探傷
をしている。
ところが、位相設定は管状素材の材質や探傷周波数、検
出しようとする疵の大きさ・形状等によっても変化する
ので、その都度設定する必要がある。またこの種渦流探
傷法で得られる探傷信号には、前記リフトオフ信号、欠
陥信号の他に管状素材の表面凹凸によるノイズ信号があ
り、これらの信号が合成された波形を有している。もち
ろん目的とする信号は欠陥信号である。
〔従来の技術〕
このような渦流探傷を行う従来の装置の構成は、第6図
に示すブロック図の通りである。同図に示す如く、プロ
ーブコイル1に発生する探傷信号aは、プリフジ回路2
により欠陥信号が検出され、増幅器3により増幅されて
位相検波回路4a、 4bに送られる。そして、ここで
位相器5により90度位相の異なったX軸信号とY軸信
号として取り出される。このようにして処理された探傷
信号aは、帯域フィルター6a、 6bにより欠陥信号
の周波数に近い周波数のみが取り出されて疵判定部7へ
送られて疵評価がされると共に、CRT表示器8等にX
−Y表示(平面ベクトル表示)される。尚、第6図にお
いて、9は高周波発振器である。
而して、探傷信号aは前述した通り、リフトオフ信号、
ノイズ信号、欠陥信号の各種信号が混在した状態のもの
であり、そのままでは、外乱要素が多いので正確な7i
I評価を行うことは不可能である。そのため従来では対
比試験片を用いて検波後の探傷信号aの位相を作業者が
CRT表示器8等を見ながら設定すると共に、対比試験
片に形成された人工欠陥の利得をCRT表示器8等のY
軸信号出力を見ながら所定の利得になるように感度較正
している。このように探傷信号aの位相設定及び欠陥信
号の感度較正を行うことで、S/N比を増加させて疵評
価を行うようにしている。また帯域フィルター6a、 
6bを用いて欠陥信号の周波数に近い周波数のみを取り
出してS/N比を増加させる手段が取られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、ランダムに発生するノイズ信号及びリフトオ
フ信号から探傷信号a全体の位相を人間の感によって設
定することは極めて大きな誤差を生じることになり、ノ
イズ信号と欠陥信号の弁別が悪く、正確な疵評価を行え
なかった。その理由は、ノイズ信号はランダムなもので
あって、欠陥信号と同振幅の場合があり、どれが欠陥信
号でどれがノイズ信号かの判別が人間の感では行い難い
からである。また対比試験片(RB)と材料間あるいは
材料間での位相ズレには、ランダムに発生するノイズ信
号が表面性状の差や、材料の電磁気的ムラによって位相
変動し、人間の感では正確な判定が困難であり、位相設
定が行えないという欠点があった。更にランダムに発生
するノイズ信号を基準として位相設定を自動化すること
は、その基準因子の検出が困難であるために不可部であ
り、作業者の個人差が疵評価に影響を与えるという欠点
があった。
更にまた対比試験片の1点に加工された人工欠陥からの
信号は瞬間的なものであって、CRT表示器8等に表れ
るY軸信号の大きさく利得)を人間が目視で設定するの
は精度が悪く、作業者間においてバラツキが発生すると
いう欠点があった。
本発明は従来の上記欠点に鑑みてこれを改良除去したも
のであって、リフトオフ信号が他の欠陥信号やノイズ信
号に比べて極めて低周波であることに着目し、リフトオ
フ信号を低域フィルターでもってピンクアップして探傷
信号の位相設定並びに実際の探傷中において位相追従を
自動的に行えるようになし、また感度較正を演算装置に
より自動化した渦流探傷装置を提供せんとするものであ
る。
〔前記問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するための本発明の手段は、プローブ
コイルに発生する探傷信号をブリッジ退路で検出し、そ
の出力信号を検波して増幅した後に帯域フィルターを介
してCRT表示及び疵判定等を行うプローブ探傷法に使
用する/III流深傷装探傷あって、検波回路と帯域フ
ィルター七の間に感度設定用の増幅器及び位相設定用の
位相回転器を設け、位相回転器の出力側にリフトオフ信
号検出用の低域フィルターを設置してこの低域フィルタ
ーと前記帯域フィルターの出力側をA/D変換器を介し
て演算装置に接続している。そして、この演算装置は、
低域フィルターによって検出されたリフトオフ信号の位
相角を演算すると共に該位相角に基づいて位相回転器へ
探傷信号の位相設定をt誇示し、また演算装置は帯域フ
ィルターを通過した探傷信号のうちの欠陥信号の利得を
所定の利得になるべく前記増幅器に利得調整を指示する
ようにしている。
〔作 用〕
第1図のブロック図及び第5図のフローチャートで明ら
かな如く、探傷に最も支障を来すリフトオフ信号Cは低
周波であり、検波・増幅された出力信号の中から低域フ
ィルター15a、 15bを用いることによりピックア
ップすることができる。ピックアンプされたリフトオフ
信号Cは、演算装置17において第3図に示す如くに振
幅ZmaxにおけるX軸の値XmaxとY軸の値Y+m
axとが読み取られ、それぞれの値からリフトオフ信号
Cの位相角θが演算される。そして、この位相角θの分
だけ位相回転器14ヘリフトオフ信号Cの位相設定指示
Δθがなされ、位相回転器14は探傷信号aの全体をこ
れに含まれるリフトオフ信号Cの位相θがX軸と一致す
べく調整する。このため、帯域フィルター6a。
6bでリフトオフ信号Cの除去された探傷信号のうちの
ノイズ信号dの利得は最小値となり、S/N比の増大を
図ることが可能である。また実際の探傷において自動的
に位相設定を連続的に行うことが可能である。
更に、ロフト替えに際し、演算装置17にはライン全体
を制御するコンピュータ18から、これから探傷しよう
とする材料に対する人工欠陥の利得等の信号βが入力さ
れ、帯域フィルター6a、 6bからは、人工欠陥のX
−Yベクトル信号の大きさが入力されている。演算装置
17は、前記Y軸信号の大きさを信号βに合わせるべく
増幅器12a、 12bへ感度較正の指示信号αを送る
。これにより、自動感度較正が可能である。
以下に本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて説明
すると次の通りである。なお、従来と同一符号は同一部
材である。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る渦流探傷装置の全体構成を示すブ
ロック図である。プローブコイル1に発生する探傷信号
aは、ブリッジ回路2及び増幅器3を経て同期検波回路
11a、 llbへ送られる。ブリッジ回路2は、平衡
が得られるようになっており、プローブコイル1が管状
素材の欠陥部に至ると渦電流が変化するのでブリッジ回
路2の平衡状態が崩れ、欠陥信号を含む信号を出力する
。また同期検波回路11aは位相器21の指示により、
探傷信号aのうちのX軸成分のみを取り出して検波し、
同期検波回路11bは同様にY軸成分のみを取り出して
検波する。同期検波回路11a、 llbの出力は、第
2図に示す如<90度位相の異なった平面ベクトルとな
る。
検波出力は感度較正用の増幅器12a、 12bにより
増幅された後、位相設定用の位相回転s14を経てその
分岐信号が低域フィルター15a、 15bに取り込ま
れ、同期検波出力X−Yベクトル信号に含まれるリフト
オフ信号Cが取り出される(第3図参照)。これはリフ
トオフ信号Cが管状素材の回転に伴って発生し、遅い変
化の信号(例えば、IO2の低周波信号)として得られ
るからである。なお、探傷信号aには他にも前記欠陥信
号すとノイズ信号dとが含まれており、これらの周波数
関係は、たとえば200 m ”のビレット材を材料周
速30m/minで回転させ、5mJ’のプローブコイ
ルで探傷した場合、 欠陥信号:約100H2(コイル中底の通過時間)ノイ
ズ信号:50〜150Hz リフトオフ信号;約IH2 である。
前記ビックアンプされたリフトオフ信号Cは、A/D変
換器16によりデジタル信号に変換された後、演算装置
17に入力される。この演算装置17は、第5図のフロ
ーチャートに示す如く、先ず入力された信号からリフト
オフ信号Cの最大値を取り込むために、材料が必ず1回
転以上した時間中の低域フィルターのX軸、Y軸のデー
タを取り込む。
次に演算装置17は、リフトオフ信号Cの位相角θ及び
X軸とのズレ量Δθを演算し、これを補正すべく位相回
転器14へ信号Tを出力する。位相角θ及びズレ量Δθ
は、次の要領で求めることが可能である。
すなわち、リフトオフ信号CのX軸信号とY軸信号とを
演算し、先ずリフトオフ信号Cの振幅Zを下記の(11
式により求める。
2−f〒下四 −0−、−(1) そして、振幅Zを連続して求めることにより、Zsax
値におけるX軸信号の値xmaxとY軸信号の値Yaa
xとを知ることができ、Zsaxの値を三角関数式にあ
てはめることでリフトオフ信号Cの位相角θが求められ
る。この位相角θが許容範囲り内であれば、位相角θの
間接は不要であり、演算装置17の1サイクルでの位相
設定作業は終了する0位相角θが許容範囲りの外であれ
ば、現在の位相角θがX−Y軸表の第1又は第2象限に
あるかどうかを θ≧903 ・・・・・・・・・(2)式により求め、
第1象■にある場合はこれを右方向へ位相調整すべく、
また第2象限にある場合はこれを左方向へ位相調整すべ
く判断する。そして、現在のリフトオフ信号0の位相角
θから第1象限又は第2象限におけるX軸とのズレ量Δ
θを求める。今、ズレ量をΔθとするとΔθは、Δ θ
 =  tan +重  (Y++ax/ に−a x
 )  −−(31の式により求めることが可能である
。従って、現在の位相角を前述の如くθとすると、補正
後の位相角θSは、 θS!θ+Δθ  ・・・・・・・・・(4)となる。
前記位相角のズレ量Δθは、第1図のブロック図に示す
位相回転器14へ出力される。位相回転器14は、増幅
器12a、 12bにより増幅された探傷信号a全体を
前記位相角のズレ量Δθの分だけ位相調整してリフトオ
フ信号Cの位相角がX軸と一致すするように位相設定を
行い、探傷信号ax、 ayの位相角のフィードバック
補正をする(第4図参照)。
尚、ノイズ信号dはリフトオフ信号Cとほぼ同位相であ
る。
ここにおいて、位相角の補正量(ズレ量)であるΔθが
八〇〉45°である場合には、(2)式におけるtan
−1が1を越えるので位相回転器14の調整が精度的に
困難となる。これは、tanθの演算において90°近
傍でtanθが無限大になり、設定精度が悪くなるから
である。そこで、演算装置17は、第5図のフローチャ
ートに示す如< 、XvaaxとY鵠axとの比Aを次
式により求め、 AmYsax/X+*ax   =(5)Aの絶対値が
1より大きいかどうかを判断する。
当然にA>1であればtan−1θは45°以上であり
、A<1であればtan−1θは45°以下である。演
算装′f!117は、A<1であれば前記位相角Δθの
補正でもって位相角設定が完了していることを確認する
。A〉1であれば、−且Δθ−45°となるようにこれ
を位相回転器14へ出力して探傷信号a全体の第1回目
の位相角を設定し、然る後に再度(2)乃至(5)式の
演算を行い、設定後のリフトオフ信号Cの位相角から再
度探傷信号aX+ aV全全体位相角補正量Δθを求め
てこれを位相回転器14へ指示し、探傷信号aの第2回
目の位相設定を繰り返して行う、第2回目の位相設定で
探傷信号aの位相角は、そのリフトオフ信号Cの位相角
がX軸と一致するようになる。演算装置17は、上述の
位相設定を随時行い、リフトオフ信号Cの位相角θから
探傷信号aX+ aV全全体位相設定を連続して行う。
これにより、帯域フィルター6a、 6bへ出力される
補正後の信号は、疵評価に最も支障を来すリフトオフ信
号Cとこれとほぼ同位相のノイズ信号dのY軸上の値が
最小となり、欠陥信号すと、その他のノイズ信号d及び
リフトオフ信号Cとの比であるS/N比が増大する。す
なわち、探傷信号aの位相設定が自動的に且つ正確に行
え、疵評価の精度及び信頼性が向上する。
補正後の出力信号は帯域フィルター6a、 6bに入力
され、ここで欠陥信号すの周波数に近い周波数のみが取
り出され、更にS/N比の増大が図られる。このように
して位相設定のなされた探傷信号aは、CR7表示器8
等によりdb表示されると共に疵判定部7へ送られ、欠
陥の弁別がなされる。
このように本発明に係る濁流探傷装置では、実際の探傷
においても連続して位相設定を繰り返し、自動位相追従
が可能である。またロフト替えに伴う材料間での位相設
定をも同じ要領で自動的に行うことが可能である。尚、
第1図において、19は演算装置17からの周波数設定
信号を受けて、プローブコイルへの電源供給用増幅器2
0及び位相器21へ供給する周波数を設定するための周
波数設定用割算器である。
次にロフト替えに伴う自動感度較正について説明する。
感度較正は、人工欠陥を形成した対比試験片をfl!、
この対比試験片における人工欠陥についての探傷信号a
x、 ayの位相角を先ず上述の要領で設定した後に、
下記の如くして行う。
すなわち、帯域フィルター6a、 6bの出力信号をA
/D変換器16へ取り込み、デジタル信号に変換する。
帯域フィルター6a、 6bの出力信号は、人工欠陥の
信号すの周波数に近い周波数のみであり、リフトオフ信
号C及び他の周波数のノイズ信号は除去されている。デ
ジタル変換後の欠陥信号は演算装置17へ入力される。
一方、演算装置17にはライン全体を制御する上位のコ
ンピュータ18から、これから探傷を行わんとする材料
についての対比試験片の人工欠陥の利得等が信号βとし
て入力されている。演算装置17は、前記帯域フィルタ
ー6 a r6bから入力された人工欠陥に対する疵信
号の振幅値z −n 、すなわちY軸信号の振幅値εと
、前記コンピータ18から入力された信号βとを比較す
る。そして、疵信号の値8が信号βとズしている場合に
は、そのズレ量(β−8)を是正して疵信号の値εを信
号βに合わせるべく指令信号αを感度較正用の増幅器1
2a、 12bへ出力する。
増幅器12a、 12bは、その電圧調整等を行うこと
で、帯域フィルター6a、 6bの出力信号のうちの疵
信号の値εと前記信号βとを一致させ、自動的な感度較
正を終了する。
このように本発明に係る渦流探傷装置は、実際の探傷に
おける自動位相追従と、ロフト替えに際しての自動位相
設定及び自動感度較正を行うことが可能である。また他
にも応用が可能である0例えば、特定位相のノイズ信号
が生ずる探傷では、このノイズ信号の周波数をビックア
ンプする周波数フィルターを低域フィルターの代わりに
用いてノイズ信号をX軸に常時設定することにより、ノ
イズ信号dの除去補正が可能である。また実際の探傷に
おいて常に一定した位相設定が実施されるので、疵判定
に際し、疵信号の大きさによる判定だけでなく、疵信号
の位相を加味した判定を行うことで、疵深さの判定精度
を向上することが可能である。更に位相制御は、上述の
実施例の如く、位相回転器14による場合の他、位相回
転器14を省略して位相器21のみを制御することでも
同様の効果を得ることが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明にあっては、実際の探傷にお
ける自動位相追従と、ロフト替えに伴う自動位相設定及
び自動感度較正を行うことができ、欠陥の分解能の著し
い向上及びラインの全自動化が図れる。また作業者間で
のバラツキがなく、同一条件下での疵評価が可能である
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明に係るものであり、第1図は
渦流探傷装置の全体構成を示すブロック図、第2図は探
傷信号のベクトル図、第3図は位相設定前のリフトオフ
信号のベクトル図、第4図は位相設定後のリフトオフ信
号のベクトル図、第5図は演算装置における位相設定の
フローチャート、第6図は従来の渦流探傷装置の全体構
成を示すブロック図である。 l・・・プローブコイル a・・・探傷信号2・・・ブ
リッジ回路 11a、 llb・・・同期検波回路 ’−2a、 12b・・・感度較正用増幅器14・・・
位相回転器 6a、 6b・・・帯域フィルター C・・・リフトオフ信号 15a、 15b・・・低域フィルター16・・・A/
D変換器  17・・・演算装置特許出願人   住友
金属工業株式会社同       特殊塗料株式会社 代 理 人   弁理士 内田敏彦 第2図 第3図     第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、プローブコイルに発生する探傷信号をブリッジ回路
    で検出し、その出力信号を検波して増幅した後に帯域フ
    ィルターを介してCRT表示及び疵判定等を行うプロー
    ブ探傷法に使用する渦流探傷装置であって、検波回路と
    帯域フィルターとの間に感度設定用の増幅器及び位相設
    定用の位相回転器を設け、位相回転器の出力側にリフト
    オフ信号検出用の低域フィルターを設置してこの低域フ
    ィルターと前記帯域フィルターの出力側をA/D変換器
    を介して演算装置に接続してなり、前記演算装置は低域
    フィルターにより検出されたリフトオフ信号の位相角を
    演算すると共に該位相角に基づいて位相回転器へ探傷信
    号の位相設定を指示し、また演算装置は帯域フィルター
    を通過した探傷信号のうちの欠陥信号の利得を所定の利
    得になるべく前記増幅器に利得調整を指示するものであ
    ることを特徴とする渦流探傷装置。
JP60227407A 1985-10-11 1985-10-11 渦流探傷装置 Expired - Lifetime JPH0627729B2 (ja)

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