JPS628520Y2 - - Google Patents

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JPS628520Y2
JPS628520Y2 JP3673881U JP3673881U JPS628520Y2 JP S628520 Y2 JPS628520 Y2 JP S628520Y2 JP 3673881 U JP3673881 U JP 3673881U JP 3673881 U JP3673881 U JP 3673881U JP S628520 Y2 JPS628520 Y2 JP S628520Y2
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JP
Japan
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light
reflector
optical axis
monitoring window
light receiver
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JP3673881U
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は測定精度が高く、安全かつ容易に光軸
調整できる機構を設えた煙道等の光透過率を測定
する微量煙濃度測定装置に関するものである。
一般に火力発電所等では大量に煤煙が発生する
ため、公害防止の観点から煤煙濃度を監視する必
要がある。第1図は一般的な煙濃度測定装置の据
付図を示したものである。煙道1の両側に一対の
窓を設け、投光器2と受光器4を配置し、光軸調
整器3,5により投光器2と受光器4の光軸を互
に一致せしめるように調整し、煙道に流れる煤煙
濃度を透過光量の変化として、本図に図示しない
光量測定器により読取る方法が一般的に用いられ
ている。
なお煙道1内の流れる煤煙が外に噴出しないよ
う投、受光器は密封された筐体内に収容され、筐
体の取付部6の外部から圧縮空気等を送り込む手
段が講じられている。第2図は従来タイプの測定
装置の受光部分の断面図を示したものである。本
図に図示されていない投光器より投光された光束
7はビーム径が小さくしぼられていなかつたた
め、受光器取付部6に於いて乱反射し、乱反射光
8が受光部9に到達する光束量の変化に影響をお
よぼし、測定精度を低下させる欠点を有してい
た。また第3図、第4図はそれぞれ従来タイプを
用いた場合の光束7と受光部9の相対位置関係を
示したものであるが、光束7はビーム径が絞られ
ていないため、受光部9より大きく、光軸調整完
了時には光束7内に受光部9が入るような状態と
なつている。
このため第3図のように光束7と受光部9が内
接する位置に光軸調整がなされてしまつた場合、
わずかな振動によつて両者の位置関係がずれ、第
4図に示すように光束7から受光部9がはみ出し
た状態になつた場合には、受光量が減少し、この
光量の減少が煙道内の煤煙濃度の変化として読取
られてしまうおそれがあつた。しかもこのずれを
検出し補正する手段が特になかつた。
第5図は従来タイプの他の実施例を示すもので
あるが、図示のように煙道と受光器の取付をはず
し、スリガラス10をとりつけこのスリガラス1
0に投光された光束7を肉眼11により目視しな
がら受光器4の光軸を光束7に合致せしめるよう
構成されている。このタイプでは第2図で説明し
たような光束7の乱反射の影響をなくすことが出
来る。しかしスリガラス10とその取付部12と
の間隙より高温の煤煙14が噴出する危険があ
る。また受光器筐体13とスリガラス10との間
隙は受光精度をあげるために出来るだけ近ずける
必要があるが、間隙をせばめていくとスリガラス
10に写つた光束7が目視出来なくなるため、光
束7と受光器4の光軸を合致せしめる調整が著じ
るしく困難になる欠点があつた。
本考案は上記の如き欠点を除き測定精度を向上
させるために、投光器よりビーム径を絞つた光束
を投光し、受光器を含む筐体内部に昇降可能な光
束反射板と、反射光束を監視する監視窓を設ける
ことにより筐体外部から安全に監視しながら容易
に光軸調整が出来るようにしたものである。
以下詳細に説明する。第6図、第7図は本考案
の一実施例の断面図で、第6図は煙濃度測定時の
状態を、第7図は光軸調整時即ち較正時の状態を
示す。
外筐13の上部には回転可能な監視窓15が設
けられており、監視窓15には筐体全体を密封構
造とするためOリング16が用いられている。
監視窓15の下部にはカム状板17が固着され
ており、その端部は受光器4に蝶番18で支えら
れているL型反射板19の端部と接している。光
軸測定時にはL型反射板19は光路の妨げになら
ない位置に配置されている。
光軸調整時には監視窓15を廻すことにより、
カム状板17が回転し、この結果第7図に示すよ
うにL型反射板19は蝶番18を支点にして回転
し、一端が受光器4の据付台20に接するまで降
りてくる。この際細いスプリング21を据付台2
0とL型反射板19の間に渡しておくと、外部振
動に対して追随して振動するのを抑えることが出
来る。さらに据付台20にストツパー22をとり
つけ、下降したL型反射板19と据付台20の上
面とが45度の角度になるようにしておくと、本考
案の構成が簡単となり、光軸調整がやり易くな
る。
第8図はL型反射板19の平面図を示したもの
である。板面にはあらかじめ合せマーク23を彫
つておき、監視窓15をのぞきながら、光軸調整
器3,5を動かして絞つた光束7′と合せマーク
23が一致するようにすれば、調整は完了であ
る。調整完了後は監視窓15を回転して、L型反
射板19を第6図に示す位置にもどしておけば光
量の測定が可能となる。
合せマーク23は光軸調整時の基準となる目印
であり、その形状と位置は光束の大きさ、受光器
とL型反射板の相対位置等によつて異なつてくる
ため、あらかじめ実験等により定めておく必要が
ある。本実施例のように光束7′を90度垂直方向
に反射せしめ、しかも反射板の中央部に常に光束
があたるような位置関係にし反射板19を上昇さ
せたとき受光部9に光束7′があたるような構成
にしておけば、合せマークの位置はL型反射板の
中央部で、その形状はだ円形となり、短軸が光束
径長軸が光束径の√2倍となる。
ここで第6図、第7図に示す監視窓15の上面
24は透明ガラスでも良いが、凸レンズを使用す
れば凸レンズの焦点深度特性を生かして、合せマ
ーク23と光束7′との合わせを容易化できる。
なお光束7′は取付面6の内径より小さくし
て、取付面での不要の乱反射をなくし、精度の向
上をはかつている。
なお本実施例では反射板での光束の反射角を90
度として、この光束を真上に設けた監視窓から直
接のぞき、光軸の調整を行つているが、本考案は
必ずしもこの構成に限定されない。即ち反射板で
の反射角は任意に選定する事が可能であり、しか
もこの反射光束を外部にとり出し得る位置に監視
窓を設け、この光束を直接あるいは間接に監視し
つつ、合せマークに合致せしめる事により、光軸
位置の調整が出来る。この場合合せマークの位置
及び大きさは、あらかじめ適正に定めておかなく
てはならないことは前述した通りである。
また本実施例では反射板の光路内への移動手段
として回転可能な監視窓と、これに固着したカム
状板及びL型反射板を用いたが、移動手段はこれ
に限定されない事はいうまでもない。
本考案は絞つた光束と、昇降する反射板と監視
窓を用い反射板に彫られた合せマークに従つて光
軸調整器を調整することにより、測定精度をあ
げ、しかも安全かつ容易に光軸を調整することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な煙濃度測定装置の据付図、第
2図は従来タイプの測定装置の受光部分の断面
図、第3図、第4図は従来タイプを用いた場合の
光束と受光部の相対位置を示す図、第5図は従来
タイプの他の実施例を示す断面図、第6図、第7
図は本考案の一実施例で、第6図は煙濃度測定時
の受光部分の断面図、第7図は較正時の断面図、
第8図はL型反射板の平面図である。 1……煙道、2……投光器、3,5……光軸調
整器、4……受光器、7′……集束した光束、1
5……監視窓、17……カム状板、19……L型
反射板、23……合わせマーク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 煙道の横断方向に設けられた一対の窓と、該
    窓の一方から集束した光束を投光する投光器
    と、該投光器により投光された光束を他方の窓
    より受光する受光器と、前記投光器と受光器の
    光軸を一致せしめるための光軸調整器と、前記
    受光器により検出される光量により前記煙道内
    の煙濃度を測定する測定器とを備えた煙濃度測
    定装置に於いて、筐体内に配置された受光器
    と、該受光器の前部に配置され、入射光束を測
    定時には前記受光器の受光部に直進させ、光軸
    調整時にはある定まつた角度に反射させる反射
    板と、該反射板を光路内に移動せしめる可動手
    段と、前記反射板による反射光束を前記光軸調
    整器により前記反射板上に彫られた合せマーク
    に合致せしめるために前記反射光束を監視でき
    るように、前記筐体の一部に設けられた監視窓
    とを有することを特徴とする煙濃度測定装置。 (2) 可動手段として回転可能の監視窓と、該監視
    窓の下端部に固着され、該監視窓の回転にとも
    なつて回転しこれに外接する昇降可能なL型反
    射板を光軸調整時に光路内へ移動するカム状板
    を用いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    煙濃度測定装置。
JP3673881U 1981-03-18 1981-03-18 Expired JPS628520Y2 (ja)

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JP3673881U JPS628520Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

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JP3673881U JPS628520Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57151551U JPS57151551U (ja) 1982-09-22
JPS628520Y2 true JPS628520Y2 (ja) 1987-02-27

Family

ID=29833954

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3673881U Expired JPS628520Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6451438B2 (ja) * 2015-03-24 2019-01-16 新日鐵住金株式会社 レーザー分析装置

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JPS57151551U (ja) 1982-09-22

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