JPS6284278A - オ−プンシヨ−ケ−スの庫内温度制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、本体ケースの断熱壁に囲まれた内側に、こ
の断熱壁と仕切板とで区画され冷却器と送風装置を内蔵
するダクトを設け、このダクトを循環する冷気により開
口部にエアーカーテンを形成して庫内を冷却する冷気循
環形冷凍・冷蔵オープンショーケースの庫内温度制御装
置台こ関する。

〔従来技術とその問題点〕

この種のオーブンショーケースの温度制御装置として最
も一般に使用されているものは、第５図に示すオーブン
ショーケースのようにダクト６内の冷却器２の下流側に
空気温度を感知するセンサ８を配した図示せぬ温度調節
器を設け、エアーカーテン５の吹出温度を一定にするよ
うにしたものである。なお、図において１は本体ケース
の断熱壁、３は仕切板、４は送風ファンである。

しかし、このような温度制御装置ではエアーカーテンの
吹出温度を一定にすることはできるがオーブンショーケ
ースの庫内温度を一定にすることはできない。つまり表
１にエアーカーテン吹出温度一定時の周囲温度と庫内温
度の関係を示すが、エアーカーテンの吹出温度を一定に
保っても、外表１ 気が庫内に侵入してくるため周囲温度の影響により、周
囲温度が高いと庫内温度も高く、周囲温度が低いと庫内
温度も低くなる。そのため上記の温度制御装置では周囲
温度が高いと庫内の商品温度が高くなり商品ロスが発生
したり周囲温度が低いと庫内の商品を冷しすぎ余分な電
力を消費させて不都合である。

この不都合な点をカバーできろ温度制御装置もある。

これはエアーカーテン吹出温度を感知するセンサの他に
周囲温度を感知するセンサを設け、外気温度が高いとエ
アーカーテンの吹出温度を低くし、外気温度が低いとエ
アーカーテンの吹出温度を高くするように自動的に補正
するようにしたものである。

つまり表２に示すように庫内温度が一定になるようエア
ーカーテン温度を補正している。

これだと確かに外気温度による影響は阻止できるが最近
夜間閉店時、省エネルギのため第５図に符号７で示すナ
イトカバーと称されるカバーをエアーカーテンを覆うよ
うに取付け、外気の侵入を妨げるようにしたものが多く
なってきている。これは開店中は取付けず、閉店になる
と取付は省エネルギをはかるものであるがカバーで外気
の侵入を防いでいるため外気温度によるエアーカーテン
の吹出温度の補正だけでは十分な補正ができない。

つまりこの場合は外気温度による影響がきわめて少ない
ので外気温度による補正だけでは庫内の商品が冷えすぎ
電力の無駄使いや冷えすぎにょる商品ロスを発生させる
。

〔発明の目的〕

この発明は上記の点に濫み、単純な構造で外気温度やナ
イトカバーによる影響を補正してエアーカーテンの吹出
温度を細かく制御し庫内温度が常に一定をこ保てるオー
ブーショーケースの庫内温度制御装置を提供することを
目的とする。

〔発明の要点〕

この発明は上記目的を、前面または上面に開口部を有す
る本体ケースの断熱壁に囲まれた内側に、この断熱壁と
仕切板とによって区画され冷却器と送風装置とを内蔵す
るダクトを設け、このダクトを循環する冷気により前記
開口部にエアーカーテンを形成してなる冷気循ηｄ形冷
凍・冷蔵オーブンショーケースの庫内温度制御装置であ
って、エアーカーテンの吹出温度設定手段と、冷却器の
出口温度を感知することによってエアーカーテンの吹出
温度を制御する制御手段と、エアーカーテンの吸込温度
を感知することによって前記吹出温度設定手段の設定値
を補正する補正手段とを備えてなることを特徴とするオ
ーブンショーケースの庫内温度制御装置によって達成し
ようとするものであるうつまり第１図に示すように冷却
器の出口側の空気温度を制御センサ８で感知して制御さ
れるエアーカーテン吹出温度の設定値を冷却器の入口側
の空気温度を補正センサ９で感知しその温度値によって
補正し、庫内温度が常に一定になるように冷却運転を制
御する庫内温度制御装置１０である。

〔発明の実施例〕

以下この発明を実施例を示す図面をこより説明する。

この発明は第３図をこ示すようなオーブンショーケース
において、冷却器トチ流側と下流側のダクト６内に温度
センサ８．９が取付けである。こ）で下流側を制御セン
サ８、上流側を補正センサ９と呼ぶ３、通常制御センサ
の感知層があらかじめ設定されているＯ　Ｎ点の設定値
より高くなると冷却運転Ｑこ入り、またＯＦＦ点の設定
値より低くなると冷却器・鵠を止める制御を行なってい
るが、この発明ではこのＯＮ点とＯＦＦ点を補正センサ
９の感知温により自動的に変更するようになっている。

つまり第４図に示すように補正センサの温度かあｐノ らかしめ設定されているｂ点の温度刈低くなり二′アー
カーテンの吹出温度に近づくと、ナイトカバーも含めて
外気による影響が少なくなったと判断しエアーカーテン
吹出温度の設定値を自動的にプラス温度側にスライドさ
せ庫内温度の冷えすぎを防止する。なお、補正センサの
感知温がｂ点より高い状態に復帰するとエアーカーテン
吹出温度の設定値も自動的に元の設定値にもどる。この
制御をフローチャートで示すものが第４図である。

また、逆に補正センサの感知温があらかじめ設定されて
いるａ点より高くなると外気の侵入熱が多くなったと判
断して自動的にエアーカーテンの吹出温度設定値を下げ
て庫内温度の上昇を防止する。さらにこのａ点、ｂ点を
数点設定してよりきめ細かく制御すると補正センサの感
知温に応じてリニヤ−にエアーカーテン吹出温度を制御
することも可能である。

この発明によれば、エアーカーテンの吹出温度の設定値
がエアーカーテン吸込温度により補正されるので、外気
の庫内への侵入熱やナイトカバー有無の影響をうけず庫
内温度は常に一定温度に保てる。なお、庫内温度制御そ
のものはエアーカーテンの吹出温度で行なうためエアー
カーテンの吸込温度によって制御するものより応答性が
よくきめ細かい制御も可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の庫内温度制御装置を示すブロック図
、第２図はその制御のフローチャート図、第３図および
第４図はこの発明の実施例であって、第３図は適用した
オーブンショーケースの断面図、第４図はその温度制御
のチャート図、第５図はこの種の庫内温度制御装置を適
用したオープンショーケースの従来例を示す。 １・・・本体ケース断熱壁、２・・・冷却器、３・・・
仕切板、４・・・送風装置、５・・・エアーカーテン、
６・・・ダクト、７・・・ナイトカバー、８・・・制御
センサ、９・・・〔発明の効果〕 第１図 第２図 翠

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）前面または上面に開口部を有する本体ケースの断熱
   壁に囲まれた内側に、該断熱壁と仕切板とによって区画
   され冷却器と送風装置とを内蔵するダクトを設け、該ダ
   クトを循環する冷気により前記開口部にエアーカーテン
   を形成してなる冷気循環形冷凍・冷蔵オープンショーケ
   ースの庫内温度制御装置であって、エアーカーテンの吹
   出温度設定手段と、冷却器の出口空気温度を感知するこ
   とによってエアーカーテンの吹出温度を制御する制御手
   段と、エアーカーテンの吸込温度を感知することによっ
   て前記吹出温度設定手段の設定値を補正する補正手段と
   を備えてなることを特徴とするオープンショーケースの
   庫内温度制御装置。