JPS624868Y2 - - Google Patents

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JPS624868Y2
JPS624868Y2 JP1981115266U JP11526681U JPS624868Y2 JP S624868 Y2 JPS624868 Y2 JP S624868Y2 JP 1981115266 U JP1981115266 U JP 1981115266U JP 11526681 U JP11526681 U JP 11526681U JP S624868 Y2 JPS624868 Y2 JP S624868Y2
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JP
Japan
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sensor
temperature
refrigerator
ceiling
temperature control
Prior art date
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JP1981115266U
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JPS5820884U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍・冷蔵オープンシヨーケースに関
し、特に温度制御装置の改良に関する。
この種シヨーケースは、第1図にその概略図を
示したように、前面を大きく開口した断熱箱体1
内に所定間隔をおいて内箱2を形成してこれらの
間に通風用モータフアン3及び冷却器4を配設す
ることにより、庫内底部から背部を経て天井部に
至る通風路を形成し、また天井部前縁には吹出口
5、下部前縁には吸込口6をそれぞれ設けて前面
開口を冷エアカーテンで被うことにより、冷気を
循環させて庫内を冷却するようにしている。7は
庫内照明用の螢光灯である。
ところでこの種のシヨーケースの温度制御は、
冷却器4に冷媒を供給する圧縮機をオン、オフ制
御することにより行なわれており、オン、オフ制
御用の温度センサは、エアカーテンの吹出部か吸
込部あるいは庫内のいずれかに設置されるのが一
般的であつた。
そのうち、エアカーテンの吹出部か吸込部に設
置する温度制御方式では、循環通風空気温度を直
接検出しているため応答性が良く庫内温度の変化
が小さいという利点がある。しかしその反面、ス
ーパマーケツト等での使用においては夜間閉店時
庫内照明が消灯され、また前面開口はナイトカバ
ーで被われるのが普通であり、したがつて照明灯
の発熱等による温度上昇が無くなり、またナイト
カバーの装着により熱侵入が低減して庫内温度が
低下するが、吹出部、吸込部の空気温度は変らな
いため冷え過ぎになる欠点がある。
一方温度センサを庫内に設置する方式では、前
述の方式とは逆に庫内照明、ナイトカバーの影響
は受けないが応答性が悪く庫内温度の変化が大き
いという欠点がある。
これに対し最近、デユアルサーモスイツチを使
用した温度制御方式が実施されており、これを簡
単に説明する。
デユアルサーモスイツチは、二つの温度設定値
を有してスイツチによりこれを切換えることがで
きるものであり、そのセンサはエアカーテンの吹
出部分に置かれて、例えば庫内照明用スイツチの
オン、オフと共に温度設定値が切換えられる。
第2図はこのようなデユアルサーモスイツチに
よる温度制御動作を示した図である。ここではデ
ユアルサーモスイツチは、エアカーテンの吹出温
度すなわちセンサによる検出温度イをT1にする
ように動作している。この時の庫内温度ロはT2
である。シヨーケースに対しA時点でナイトカバ
ーを使用し庫内照明を消灯すると、庫内温度は前
述した理由によりΔtだけ低下しようとするが、
庫内照明スイツチのオフによりデユアルサーモス
イツチは吹出温度をT1+Δtにするよう設定温
度が切換り、庫内の冷え過ぎを防ぐ。すなわち吹
出温度と庫内温度との差がΔtだけ小さくなつて
ΔTからΔT′(ΔT>ΔT′)に変化する。この
ようにして庫内温度はT2のままに維持される。
しかしながらこのようなデユアルサーモスイツ
チによる温度制御装置は、温度設定値切換機能の
ため回路が複雑となり、高価にならざるを得な
い。
本考案はこのような点から通常の温度制御装置
でもデユアルサーモスイツチと同等の機能を発揮
するように改良した温度制御機能を有する冷凍・
冷蔵オープンシヨーケースを提供しようとするも
のである。
本考案は温度制御装置のセンサの設置構造に特
徴を有するものであり、具体的にはセンサを庫内
の天井照明灯の近くに設置ししかもこのセンサに
通風路の空気の一部があたるように庫内天板に通
風路と連通する穴を設けることにより、センサに
対して天井照明灯の発熱と循環通風空気の両方が
影響を及ぼすようにしたものである。
以下に本考案の実施例を説明する。
第3図は本考案の要部である庫内天井部の一部
を拡大断面図で示す。
図において、温度調節器8のセンサ9は、シヨ
ーケースの庫内天板10に取付けられた天井螢光
灯7に近接した位置に設置されている。しかもセ
ンサ9近くの天板10には通風路に連通する小穴
101が設けられており、センサ9に循環通風空
気の一部があたるようにされている。
第4図はこのように設置したセンサによる温度
制御装置の制御動作を説明するための図である。
定常運転時は、センサ9の検出した温度イは
T3で、エアカーテンの吹出温度ハはT1で、庫内
温度ロはT2でそれぞれ安定している。なおΔ
t′(=T3−T1)は、天井螢光灯7の発熱によりセ
ンサ8が温度上昇する変化分である。ここでA時
点でシヨーケースの庫内照明スイツチがオフにさ
れると、天井螢光灯10の発熱の影響が無くなる
ためセンサ9で検出される温度は低下してエアカ
ーテンの吹出温度と一致するようになる。ところ
が温度制御装置8は、センサ9の周囲温度をT3
にするよう動作するため吹出温度を上昇させるよ
うに作用し、吹出温度がセンサ9の検出した温度
T3と一致するまで上昇した時点で安定する。
言い換えれば、庫内温度と吹出温度との関係
は、定常運転時にはΔTの差があり吹出温度T1
に対し庫内温度T2(=T1+ΔT)で安定してい
る。しかし庫内照明スイツチオフ時には吹出温度
をT1のままに制御しようとすると庫内温度はそ
れまでの庫内照明による温度上昇分Δtだけ低下
しようとするが、前述した理由により吹出温度が
Δt′だけ上昇しているので、後述する方法でセン
サと天井螢光灯との距離を調整することによりΔ
t′=Δtになるようにすれば庫内温度はT2のまま
に維持される。庫内照明スイツチオフだけでなく
ナイトカバーを装着した場合は、Δt=ΔT−Δ
T′は更に大きくなるが、天井螢光灯に対するセ
ンサの位置を調整することによりΔt′=Δtにす
ることは容易である。すなわち庫内照明消灯によ
る影響とナイトカバー装置による影響のどちらも
補正することができる。
以上のことから理解できるように本考案には次
のような特長がある。
温度センサに循環通風空気をあてているの
で、センサをエアカーテンの吹出部又は吸込部
に設置した場合と同様、センサの応答性が良く
結果として庫内温度の変化は小さくなる。
庫内照明スイツチをオフにした時デユアルサ
ーモスイツチにおける設定値切換えと同様に照
明灯の発熱による庫内温度上昇分を補正するよ
うに、更にナイトカバー装着による冷え過ぎを
補正するようにエアカーテンの吹出温度をΔ
t′上昇せしめる。
吹出温度の上昇分Δt′は、天井螢光灯とセン
サとの距離を変えることにより任意に設定でき
る。
これらの点から通常の温度制御装置にデユア
ルサーモスイツチを使用したと同等の機能を持
たせることができる。
なおこのような特長を有する温度制御機能は
種々の態様で実現可能であり、以下にこのことを
説明する。
第5図、第6図はそれぞれ温度制御装置のセン
サを天井螢光灯の近くに設置する構造を示す。第
5図においては、天板10に取付けられた略C形
の保持部を持つホルダ11にセンサ9を嵌め込ん
で設置するようにしている。第6図は更にセンサ
9用のホルダ12を螢光灯7の一部に連結させた
ものであり、ホルダ12に熱伝導率の大きな材料
を用いて螢光灯7の発熱をセンサ9に伝え易くし
たものである。
第7図、第8図はそれぞれ天板10に穴101
を設けてセンサ9に循環通風空気をあてる構造を
示す。第7図においては、天板10の穴101に
センサ9を挿着することにより、センサ9上部は
循環通風空気の影響を受け、下部が螢光灯7の発
熱の影響を受けるようにしたものである。第8図
においては、天板10に長穴101′を設け、略
C形保持部にセンサ9を嵌着した略L形ホルダ1
3を角穴101′に引つかけて取付けている。第
9図はホルダ13を斜視図で示す。
第10図〜第13図はそれぞれ、センサ9と螢
光灯7との距離を調整する構造を示す。
第10図は長さ方向に複数の略C形保持部を有
するホルダ14を使用してセンサ9の保持位置を
段階的に可変とし、天板10には螢光灯7の長さ
方向に直角にホルダ14と同長の細長穴101″
を設けてホルダ14を対応させて設置することに
より、センサ9がどの保持部にあろうとも循環通
風空気と螢光灯7の発熱の両方の影響を受けるよ
うにしたものである。第11図はこれを下方から
見た図である。
第12図はホルダ15を環状板15′とこの環
状板15′に嵌着可能な筒状部を有する環状板1
5″とで構成し、センサ9を挿着したホルダ15
を一方の環状板15′(あるいは15″)で保持さ
れるように細長穴101″に装着することによ
り、螢光灯7に対するセンサ9の距離を連続的に
可変としたものである。この実施例ではセンサ9
は、第7図で説明したように、上部が循環通風空
気の影響を受け、下部が螢光灯7の発熱の影響を
受ける。第13図はこれを下方から見た図であ
る。
以上説明してきたように、本考案によればデユ
アルサーモスイツチと同等の機能を通常の温度制
御装置で実現することができ、したがつて本考案
における温度制御部は回路構成が簡単で安価であ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷凍・冷蔵オープンシヨーケースの一
例を断面図で示し、第2図はデユアルサーモスイ
ツチを用いた従来の過度制御動作を説明するため
の図、第3図は本考案の要部を拡大して示し、第
4図は本考案による温度制御動作を説明するため
の図、第5図〜第8図はそれぞれ、温度センサの
設置構造を断面図で示し、第9図はセンサを保持
するホルダの一例を斜視図で示し、第10図、第
12図はそれぞれ、センサを移動可能にした設置
構造を断面図で示し、第11図、第13図はそれ
ぞれ、第10図、第12図の下方から見た図であ
る。 図中、1は断熱箱体、2は内箱、3はモータフ
アン、4は冷却器、5は吹出部、6は吸込部、7
は螢光灯、9は温度センサ、10は庫内天板、1
1,12,13,14,15はホルダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面開口部にエアカーテンを形成してなる冷
    凍・冷蔵オープンシヨーケースにおいて、庫内天
    井部に配設した照明灯の近くに温度制御装置のセ
    ンサを設け、且つ前記庫内天井部の天板には循環
    通風空気の一部を前記センサにあてるように穴を
    設けることにより、前記センサに対して前記照明
    灯の発熱及び循環通風空気が影響を及ぼすように
    したことを特徴とする冷凍・冷蔵オープンシヨー
    ケース。
JP11526681U 1981-08-04 1981-08-04 冷凍・冷蔵オ−プンショ−ケ−ス Granted JPS5820884U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11526681U JPS5820884U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 冷凍・冷蔵オ−プンショ−ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11526681U JPS5820884U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 冷凍・冷蔵オ−プンショ−ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5820884U JPS5820884U (ja) 1983-02-08
JPS624868Y2 true JPS624868Y2 (ja) 1987-02-04

Family

ID=29909533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11526681U Granted JPS5820884U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 冷凍・冷蔵オ−プンショ−ケ−ス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01163807U (ja) * 1988-05-06 1989-11-15

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5220062Y2 (ja) * 1972-11-17 1977-05-09
JPS614196Y2 (ja) * 1979-02-09 1986-02-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5820884U (ja) 1983-02-08

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