JPS6283624A - ラベルプリンタ付電子秤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ラベルプリンタ付電子秤に関する。

（従来の技術） 小売店やスーパーマーケットで使用されている電子秤に
は、特開昭５９−１５５７２４号公報で提案されている
ような、ラベルプリンタを付設したものがある。これは
、電子秤で商品等を計量し１台紙に貼着されたラベルに
価格や重量等の必要項目をラベルプリンタにより印字し
て、台紙からラベルの一部分を剥離する。その後、オペ
レータがラベルを完全に剥離して商品に貼着するもので
ある。

また、特開昭５７−２０４８５０号公報で提案されてい
るように、定額ラベルを発行するラベルプリンタも知ら
れている。これは、商品の価額等の必要項目をテンキー
で入力してラベルに印字し、剥離せずに台紙に貼着され
たままの状態で連続して多数枚の定額ラベルを発行する
。この様にして、種々の定額ラベルを必要枚数だけ先に
印字して発行しておけば、オペレータは任意の時間に台
紙からラベルを剥離して、商品に貼着できるようにした
ものである。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、スーパーマーケットや小売店等で販売される
商品の中には、ベンダーと呼ばれている業者により納入
されるものがある。このベンダーは、予め商品を卸業者
等から購入し、それを小分けして包装し、次いで計量し
た上で所定項目を印字したラベルを発行し、このラベル
を包装した商品に貼付けてスーパーマーケットや小売店
等に納入している。

ベンダーは、計量する商品の場合には、上記のラベルプ
リンタ刊の電子秤を使用し、定額商品の場合には、定額
ラベルを発行するラベルプリンタを使用する。このため
、作業場にはラベルプリンタ付の電子秤と、ラベルプリ
ンタの二種類の装置を設置しなければならず、スペース
が狭くなり、コスト高となるという問題があった。

また、ベンダーでは、通常は納入先の指定ラベルに印字
するが、納入先が多数になるとラベルの種類が多くなる
ので、総ての納入先に対応するラベルを用意できない場
合がある。この場合には。

商品を包装するだけでラベルの貼着は行なわずに小売店
やスーパーマーケットに納入する。

ここで、集計機能のあるラベルプリンタ付の電子秤を用
いる場合には、集計はラベル発行毎に行なわれるのでラ
ベルの発行を行なわないと集計はされない。しかしなが
ら、ベンダーは、実績の集計を作成したり納品伝票を作
成する上でラベル先発行しない場合でも集計は別に行な
いたい場合がある。このようなベンダーの要望に従来は
対応できないという問題があった。

そこで、本発明はこのような従来技術の問題点を解消し
ようとするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、複数のラベル発行モードの内から、１つのモ
゛−ドを選択するラベル発行選択手段、選択されたラベ
ル発行モードに従って、ラベルプリンタを制御するラベ
ルプリンタ制御手段、選択されたラベル発行モードに従
って、所定のタイミングで商品の金額等のデータを商品
別に集計する集計手段、を′Ａ備したことを特徴とする
ラベルプリンタ付電子秤を提供するどとにより、前記し
た従来技術の問題点を解消するものである。

（作用） 本発明は、ラベルプリンタとは別個に商品の金額等の集
計データを作成する集計手段を具備したので、ラベル発
行モードの選択に応じて種々のラベル発行ができ、これ
とは別に集計データの作成が１台のラベルプリンタ付電
子秤により実現できる。

（実施例） 以下、図により本発明の実施例について説明する。第１
図は、本発明の概略の構成図である０図に示すように、
電子秤Ｘには、数字、ひらがな、漢字等が印字できる例
えばドツトプリンタを用いた印字装置Ｙを接続し、必要
に応じてラベル巻取装置Ｚを接続する。

電子秤Ｘは１重量検出部ａ、Ａ／Ｄ変換器ｂ、マイクロ
コンピュータ等を用いた演算制御部Ｃ、テンキー、ファ
ンクションキー、ラベル発行選択スイッチを有するキー
入力部ｄ、ＣＲＴ表示器ｅ、インターフェース部ｆ、ラ
ベルプリンタｇにより構成される。

次に、このような電子秤の作用について説明する。キー
人力部ｄのファンクションキーの「設定」をオンし、テ
ンキーで呼出コード、商品コード等の種々の商品データ
を入力して、第２図（イ）に示すように演算制御部Ｃの
メモリＲＡＭに設定した商品登録エリアに記憶する。同
様に、第２図（ロ）に示すように花店名登録エリアにも
必要項目を記憶する。なお、第２図に示した他の足先〇
エリアについても説明すると、予約エリア（ハ）には、
呼出番号により規定される商品を、各花店ごとにどれだ
けの数を計量処理するかを記ｔαしておく、集計エリア
（ニ）には１社店コードに対応させて呼出番号毎に商品
の累計電縫、累計商品数、累計原価金額、累計売価金額
を集計して肥土〇する。合計エリア（ホ）には、ある花
店コードの累計商品数台！ｔ、累計原価金額合計、累計
売価金額合計を記憶する。総合計エリアには、ある花店
コードにおいて納入される商品の累計数総合計、累計原
価金額総合計、累計売価金額総合計が記憶される。

再び：５】図を参照して通常の計量モードでは、ロード
セル等を用いた重量検出部ａで商品の重量が検出される
と、Ａ／Ｄ変換器でデジタル値に変換されてから演算制
御部Ｃに入力される。演算制御部Ｃは入出力ボートＩ１
０、メモリＲＡＭ、ＲＯＭ、中央処理装置（ＣＰＵ）等
で構成され、商品登録エリアから読出した当該商品の単
価等のデータと商品重量から原価金額、売価金額を尊重
して、これをＣＲＴ表示器ｅに表示する。

ラベルプリンタｇは、台紙１に貼付けたラベル２を移送
するラベル送り部３、印字部４．剥離部５、ラベル取出
口６、台紙巻取部７より構成され、加工日、売価金額等
の必要項目が印字される。

集計モードが選定された場合には、演算制御部ＣのＲＡ
Ｍの集計エリア、合計エリア、総合計エリアに記憶され
ている集計データを順次読出して、インターフェース部
に出力する。インターフェース部は、演算制御部からの
出力信号を所定の文字コードに変換し、さらに、印字制
御コマンドを形成して所定のタイミングで印字装鐙Ｙを
駆動し、所定の用紙、例えば伝票に集計データを印字す
る。この場合にはラベルは発行されず、集計データのみ
が作成される。

第３図は、通常の計量モードにおける処理手順を示すフ
ローチャートである。次に、このフローチャートについ
て説明する。

（１）ラベル発行選択スイッチを設定する。ラベル発行
の選択は、次のいずれかとする。

■ラベルの発行をしない。

■ラベルを１枚ずつ剥離して発行する。

■ラベルを１枚ずつ剥離せず、一定枚数台紙に貼付けた
まま巻取発行する。

■、■を選択した場合には、ラベルをラベルプリンタに
セットする（ステップＡＩ）。■を選択した場合には、
ラベルプリンタにラベル巻取装置を接続する。

（２）商品の呼出番号をテンキーで入力し、呼出キーを
オンにする（ステップＡ２）０次に、呼出番号に対応す
る品名文字コード、原単価、売単価等を商品登録エリア
から読出して表示し、呼出番号を予約エリアに記憶する
（ステップＡ５）。

（３）社名コードをテンキーで入力し、店キーをオンす
る（ステップＡ４）、続いて、処理予定の目標商品数を
テンキーで入力し、数量キーをオンする（ステップＡ５
）、ステップＡ　４　＋　Ａ　５の処理においては、必
要数だけ、花店コードと目標商品数とを予約し、この処
理が完了すれば、設定キーをオンする。次に、設定キー
がオンされているかどうかをチェトりし、判定がＮｏで
あればステップＡ４以下の処理を繰返し、ＹＥＳであれ
ば、次の処理に進み、予約エリアの第Ｊ、番目に記憶〇
している花店コード、目標商品数を読出して設定し、表
示する（ステップＡ７）。

（４）当該呼出番号の商品フラグは１であるかどうかを
チェックする（ステップＡ日）、定額フラグが１であれ
ば、計量する必要のない商品であるのでステップＡｔＯ
の処理に進み、判定がＮｏであれば計量すべき商品なの
で商品を計量し、原価金額、売価金額を算出して表示す
る（ステップＡ９）・ （５）ラベル発行選択スイッチの位置をチェックしくス
テップＡ＋ｏ）、発行禁ｒｈであれば、ステップＡ１４
以下の処理に進み、巻取り発行であればステップＡ１２
以Ｆの処理に移行する。巻取り発行と発行禁止の場合に
は、殆ど定額で処理される。また２剥離発行であれば、
剥離センサーは、ラベル取出口にラベルがないことを検
出したかどうかをチェックする（ステップＡｒｔ）。判
定がＹＥＳであれば、次の処理に進む。剥離発行の場合
は、ラベル印字毎にラベル取出口に送られたラベルをオ
ペレータが台紙から完全に剥離して、商品に貼着する。

（６）印字部で、ラベルに品名、売価金額等を印字する
と共に、ラベル送り部によってラベルを１枚分送る（ス
テップＡ　ｌ　２　）　ａ次に、ラベルを１枚夕）送る
動作と同期した、ラベル巻取信号を電子秤から出力する
（ステップＡｘｉｓ）、ラベル巻取装置が電子秤に接続
されている場合には、ラベル巻取信号に従ってラベル巻
取装置が動作する。また剥離発行の場合には、ラベル巻
取装置が電子秤に接続されていないので、ラベル巻取信
号が出方するだけとする。続いて、この花店コード、吐
出番号に対応する集計エリアに記憶している累計商品数
を１インクリメントし、累計原価金額にこの商品の原価
金額を加算記憶し、累計売価金額に売価金額を、累計重
量に重量を加算記憶する（ステップＡ１４）、商品の計
量を行なった場合には、原価金額、売価金額は、重量と
原単価、売単価から算出されたものを用いる。また、定
額で処理した場合には、商品登録エリアから読出した原
定額、売定額、定重量が原価金額、売価金額、重量に相
当する。

（７）目標商品数回処理したことを確認して（ステップ
ＡＩり、予約エリアの第２番目に記憶している社告コー
ド、目標商品数を読出して設定し１表示する（ステップ
Ａ　１ｓ　）　＊目標商品数回処理していない場合には
、ステップＡｓ以下の処理を繰返す。

第４図は、ラベル発行モードとして巻取発行モードが選
択された場合の定額ラベルの印字例の説明図である。こ
の場合には、図に示すように同一印字内容のラベルが所
定枚数台紙に貼着された状態で作成される。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、ラベルプリンタ付
の電子秤において、ラベル発行のモードを必要に応じて
任意に選択できるようにして、１台のラベルプリンタ付
の電子秤により、種々のラベル発行とデータの集計を別
個に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の概略の構成図、第２図は説明図、第３
図はフローチャート、第４図は説明図である。 Ｘ・・・電子秤、Ｙ・・・印字装置、Ｚ・・・ラベル巻
取装置、ａ・・・重量検出部、ｂ・・・Ａ／Ｄ変換器、
Ｃ・・・演算制御部、ｄ・・・キー人力部、ｅ・・・Ｃ
ＲＴ表示器、ｆ・・・インターフェース部、ｇ・・・ラ
ベルプリンタ。 特許出願人　　株式会社　石田衡器製作所代　　理　　
人　　　弁理士　　　辻　　　　　　　　實第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のラベル発行モードの内から、１つのモードを選択
   するラベル発行選択手段、選択されたラベル発行モード
   に従って、ラベルプリンタを制御するラベルプリンタ制
   御手段、選択されたラベル発行モードに従って、所定の
   タイミングで商品の金額等のデータを商品別に集計する
   集計手段、を具備したことを特徴とするラベルプリンタ
   付電子秤。