JPS6283306A - 透明なbn系セラミックス材料 - Google Patents
透明なbn系セラミックス材料Info
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- JPS6283306A JPS6283306A JP60220389A JP22038985A JPS6283306A JP S6283306 A JPS6283306 A JP S6283306A JP 60220389 A JP60220389 A JP 60220389A JP 22038985 A JP22038985 A JP 22038985A JP S6283306 A JPS6283306 A JP S6283306A
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- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C16/00—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
- C23C16/22—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
- C23C16/30—Deposition of compounds, mixtures or solid solutions, e.g. borides, carbides, nitrides
- C23C16/34—Nitrides
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/22—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with other inorganic material
- C03C17/225—Nitrides
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/515—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
- C04B35/58—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides
- C04B35/583—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides based on boron nitride
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- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2217/00—Coatings on glass
- C03C2217/20—Materials for coating a single layer on glass
- C03C2217/28—Other inorganic materials
- C03C2217/281—Nitrides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2218/00—Methods for coating glass
- C03C2218/10—Deposition methods
- C03C2218/15—Deposition methods from the vapour phase
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- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は透明で、かつ耐熱性にすぐれたBN系セラミッ
クスに関し、光デバイス技術に関連する素材、各種高温
用窓材、高温用レンズ、その他X線リソグラフィー用マ
スク支持材料として有用なものである。
クスに関し、光デバイス技術に関連する素材、各種高温
用窓材、高温用レンズ、その他X線リソグラフィー用マ
スク支持材料として有用なものである。
従来の技術
従来、特開昭58−145665号公報において、「化
学気相析出法により同時析出させて得たSi3\4ニア
0〜30重早%、BN:30〜70重量%の組成からな
る非晶質の複合材料であって、透光性をそなえかつ熱安
定性、耐熱衝撃性および耐薬品性に冨む透光性3i3N
4−B\系非晶質材料」が提案されている。
学気相析出法により同時析出させて得たSi3\4ニア
0〜30重早%、BN:30〜70重量%の組成からな
る非晶質の複合材料であって、透光性をそなえかつ熱安
定性、耐熱衝撃性および耐薬品性に冨む透光性3i3N
4−B\系非晶質材料」が提案されている。
上記透光性材料は褐色を呈する透光体であり、透光性セ
ラミックス材料としては極めて不十分なものであること
は明らかである。このことは上記公報(第376頁)に
記載されている「白色から黄色、褐色と変化するにつれ
て透光性は良くなり、とくに外観が褐色を呈する場合に
すぐれた透光性が得られた。
ラミックス材料としては極めて不十分なものであること
は明らかである。このことは上記公報(第376頁)に
記載されている「白色から黄色、褐色と変化するにつれ
て透光性は良くなり、とくに外観が褐色を呈する場合に
すぐれた透光性が得られた。
」との説明より一層明らかである。つまり、上記公報の
提案している材料は無色透明体ではなく、褐色透光体で
あり、「透光性」と「褐色」とは密接不可分な特性とな
っているのである。
提案している材料は無色透明体ではなく、褐色透光体で
あり、「透光性」と「褐色」とは密接不可分な特性とな
っているのである。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、透光性材料として無色透明なものとし、かつ
これまで全く実在しなかった1600℃の温度において
も変化しないBN系セラミックス材料を提供するもので
ある。
これまで全く実在しなかった1600℃の温度において
も変化しないBN系セラミックス材料を提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段
本発明は、10〜40重量%のホウ素、35〜55重量
%の窒素および3〜40重量%のケイ素を主構成元素と
する非晶質材料であり、1600℃における1時間の熱
処理によって結晶化が発現しないことを特徴とする無色
透明なBN系セラミックス材料である。
%の窒素および3〜40重量%のケイ素を主構成元素と
する非晶質材料であり、1600℃における1時間の熱
処理によって結晶化が発現しないことを特徴とする無色
透明なBN系セラミックス材料である。
本発明は、モル分率もしくは容積分率からみれば明らか
なように、ホウ素(B)と窒素(N>が主構成元素であ
り、ケイ素(S i )は副次的な構成元素である。こ
れらの元素は主としてB−N結合と3i−N結合を形成
しているが、全ての元素がこの結合に関与しているとは
限らない。
なように、ホウ素(B)と窒素(N>が主構成元素であ
り、ケイ素(S i )は副次的な構成元素である。こ
れらの元素は主としてB−N結合と3i−N結合を形成
しているが、全ての元素がこの結合に関与しているとは
限らない。
しかし、B−N結合が最も支配的な化学結合であるので
、本発明材料をBN系材料と称する。
、本発明材料をBN系材料と称する。
上記組成範囲において、特に好ましい範囲は、ホウ素1
5〜35重邑%、窒素45〜55重量%、およびケイ素
10〜36重量%である。
5〜35重邑%、窒素45〜55重量%、およびケイ素
10〜36重量%である。
また、本発明の材料は、場合により、ホウ素(B)、窒
素(N)、ケイ素(S i )以外の元素を、その結合
で10重量%以下好ましくは5重量%以下の割合で含有
することがある。これらの元素は、例えばCSH,O,
CI、F、Na、P、YSLi、△l、N i、Fe、
Zr、Caなどであり、これらは合成中に混入する不
純物、保管中に取り込む吸着水、加工プロセス中に混入
する不純物あるいは焼結助剤などの添加剤として添加さ
れたものなどに基因するものである。
素(N)、ケイ素(S i )以外の元素を、その結合
で10重量%以下好ましくは5重量%以下の割合で含有
することがある。これらの元素は、例えばCSH,O,
CI、F、Na、P、YSLi、△l、N i、Fe、
Zr、Caなどであり、これらは合成中に混入する不
純物、保管中に取り込む吸着水、加工プロセス中に混入
する不純物あるいは焼結助剤などの添加剤として添加さ
れたものなどに基因するものである。
本発明において、非晶質(体)とは、X線回折において
結晶ピークが認められない場合、つまりX線非晶質を意
味するものとする。
結晶ピークが認められない場合、つまりX線非晶質を意
味するものとする。
よく知られているように、非晶質物質の構造は極めて複
雑であり、現在の技術をもってその構造を明記すること
は不可能である。そこで、本発明においては「1600
℃X lhrの熱処理」なる条件によって、その非晶質
構造を規定したのである。
雑であり、現在の技術をもってその構造を明記すること
は不可能である。そこで、本発明においては「1600
℃X lhrの熱処理」なる条件によって、その非晶質
構造を規定したのである。
非晶質は不安定中間状態(準安定状態)でおるため、熱
処理により、終局的には結晶化する。しかし、非晶質体
の構造により、その熱的挙動はそれぞれに異なる。した
がって、熱処理により発現する挙動を規定することは、
その構造を規定することに対応していることになる。
処理により、終局的には結晶化する。しかし、非晶質体
の構造により、その熱的挙動はそれぞれに異なる。した
がって、熱処理により発現する挙動を規定することは、
その構造を規定することに対応していることになる。
本発明の材料は、1600 ℃の温度における熱処理に
よって結晶化が発現しないものである。このことば例え
ば3i3\4などの5i−N結合を有する化合物と、B
NなどのBN結合を有する化合物とが、極めて些細なオ
ーダの複合構造を形成していることを示唆している。
よって結晶化が発現しないものである。このことば例え
ば3i3\4などの5i−N結合を有する化合物と、B
NなどのBN結合を有する化合物とが、極めて些細なオ
ーダの複合構造を形成していることを示唆している。
本発明の材料は無色透明材料である。不純物等の混入に
より若干の着色はおり得るが、褐色の着色は全く認めら
れないものでおる。本質的には無色透明体である。この
ことは後述の実施例にて例示したように本発明材料が可
視領域においてすぐれた透過率を呈することによって確
認される。
より若干の着色はおり得るが、褐色の着色は全く認めら
れないものでおる。本質的には無色透明体である。この
ことは後述の実施例にて例示したように本発明材料が可
視領域においてすぐれた透過率を呈することによって確
認される。
本発明において、1600 ℃における熱処理は高純度
ArもしくはN2気流中において行なわれる。X線回折
測定は試料を粉末状に粉砕した後に、もしくは板状試料
のままで、X線回折装置(例えば理学電機製、ガイガー
フレックス2013など)にてその回折ピークの有無を
検問する。非晶質体特有のブロードな回折り乱層構造B
Nに特徴的な回折ピーク以外に何らの結晶性ピークが認
められないとき、本発明にいう「結晶化が発現しない」
ことに相肖する。
ArもしくはN2気流中において行なわれる。X線回折
測定は試料を粉末状に粉砕した後に、もしくは板状試料
のままで、X線回折装置(例えば理学電機製、ガイガー
フレックス2013など)にてその回折ピークの有無を
検問する。非晶質体特有のブロードな回折り乱層構造B
Nに特徴的な回折ピーク以外に何らの結晶性ピークが認
められないとき、本発明にいう「結晶化が発現しない」
ことに相肖する。
本発明材料の密度は、1.5g/cm”より大きく3.
29/Cm3より小さい範囲にある。1.79/Cm3
より太きく 2.4g/ cm3より小ざい範囲の材料
が好ましい材料である。
29/Cm3より小さい範囲にある。1.79/Cm3
より太きく 2.4g/ cm3より小ざい範囲の材料
が好ましい材料である。
本発明の無色透明性のBN系セラミックス材料を製造す
る方法の一例は下記のとおりである。
る方法の一例は下記のとおりである。
化学気相析出法による場合には、例えば黒鉛やモリブデ
ンなどの材質からなる所望形状の基体を真空加熱炉中に
設置し、これを1400〜1600 ℃の温度に90熱
する。そして、BCl3などのホウ素(B)源カス、N
H3などの窒素(N)源ガスおよび3iC14などのケ
イ素(S i )源ガスを、H2カスをキャリアーガス
として、炉内全圧を30Torr程度に保持しつつ、こ
の基体上に吹きつけることによって合成される。
ンなどの材質からなる所望形状の基体を真空加熱炉中に
設置し、これを1400〜1600 ℃の温度に90熱
する。そして、BCl3などのホウ素(B)源カス、N
H3などの窒素(N)源ガスおよび3iC14などのケ
イ素(S i )源ガスを、H2カスをキャリアーガス
として、炉内全圧を30Torr程度に保持しつつ、こ
の基体上に吹きつけることによって合成される。
本発明の材料は、上記のような化学気相析出法によって
得るのが一般的であるか、それ以外に蒸着法、イオ゛ン
ビーム法ヤスバッタ法などのいわゆる物理的気相析出法
、気相法やゾル−ゲル法などの液相法で作成した非晶質
超微粉を原料とする粉末焼結法によっても製造される。
得るのが一般的であるか、それ以外に蒸着法、イオ゛ン
ビーム法ヤスバッタ法などのいわゆる物理的気相析出法
、気相法やゾル−ゲル法などの液相法で作成した非晶質
超微粉を原料とする粉末焼結法によっても製造される。
本発明において、B、Nおよび3i元素の分析は下記の
方法による。
方法による。
ホウ素(B)の定量は、白金ルツボを用いて炭酸ナトリ
ウムを融剤とするアルカリ融解法によって試料分解し、
中和滴定法によって定量した。
ウムを融剤とするアルカリ融解法によって試料分解し、
中和滴定法によって定量した。
窒素(\)の化学分析は、テフロン製高圧分解ルツボを
用いてフッ化水素酸と塩酸の混酸による酸分解法によっ
て試料を分解した1多、蒸溜分離、中和滴定法により窒
素定量した。
用いてフッ化水素酸と塩酸の混酸による酸分解法によっ
て試料を分解した1多、蒸溜分離、中和滴定法により窒
素定量した。
ケイ素(S i )については、白金ルツボを用いる炭
酸ナトリウムを融剤とするアルカリ融解法によって試料
を分解した後、高周波誘導結合プラズマ(■CP>発光
分光光度法により定量した。
酸ナトリウムを融剤とするアルカリ融解法によって試料
を分解した後、高周波誘導結合プラズマ(■CP>発光
分光光度法により定量した。
実施例
実施例1
原料ガスとして、BCI 3、NH3および5iCl+
を、また1般送ガスとしてH2を用い、黒鉛基体上に化
学気相析出法により透明セラミックスを合成した。各ガ
スの流量は次の通りでおった。
を、また1般送ガスとしてH2を用い、黒鉛基体上に化
学気相析出法により透明セラミックスを合成した。各ガ
スの流量は次の通りでおった。
BCI 3501111/m1n
S i C1490m1/m1n
N H390m1/m1n
H2670m1/min
これらのガスをあらかじめ真空に排気した反応炉内に導
入し、1500℃に加熱した黒鉛基体上に吹きつけ析出
させた。析出時間は2時間で、炉内圧力は30Torr
に保持した。析出終了後、導入ガスの供給をとめ、真空
に排気した後、基体を室温近くまで冷却し、炉内に大気
をリークして基体を取り出した。
入し、1500℃に加熱した黒鉛基体上に吹きつけ析出
させた。析出時間は2時間で、炉内圧力は30Torr
に保持した。析出終了後、導入ガスの供給をとめ、真空
に排気した後、基体を室温近くまで冷却し、炉内に大気
をリークして基体を取り出した。
取り出した基体より析出物を分離した。析出物は無色透
明であった。
明であった。
析出物のX線回折測定では乱層構造B\のブロードな回
折ピークのみが認められた。
折ピークのみが認められた。
また、B、Nおよび3i各元素を定量分析したところ、
その含有料は各々、B:20重量%、N:46重量%、
8130重量%であった。
その含有料は各々、B:20重量%、N:46重量%、
8130重量%であった。
また析出物のかぎ密度は2.1’j/cm”、そのマイ
クロヴイッカース硬度は1000Kg/ m 2であっ
た。
クロヴイッカース硬度は1000Kg/ m 2であっ
た。
また、紫外、可視、近赤外領域の光学吸収スペクトル(
厚さ0.76m1llt)は図の曲線1の通りでめった
。
厚さ0.76m1llt)は図の曲線1の通りでめった
。
さらに、Ar気流中、1600℃で1時間の熱処理を行
なった後にX線回折測定をおこなったところ1、新たな
回折ピークは出現しなかった。そして、図の曲線2に示
すとおり光学吸収スペクトルの上にも全く変化が現われ
なかった。
なった後にX線回折測定をおこなったところ1、新たな
回折ピークは出現しなかった。そして、図の曲線2に示
すとおり光学吸収スペクトルの上にも全く変化が現われ
なかった。
比較のために、1700℃で1時間熱処理したところ、
β−3i3N4の回折ピークが出現し、褐色の着色が認
められ、図の曲線3に示すとおり透明[生は大巾に低下
した。
β−3i3N4の回折ピークが出現し、褐色の着色が認
められ、図の曲線3に示すとおり透明[生は大巾に低下
した。
実施例2
前記実施例1と同様の方法で析出温度1400〜150
0℃で原料ガスのBCl3と3iCI4のガス流量比を
変化させることによって、組成の異なる材料を作成した
。
0℃で原料ガスのBCl3と3iCI4のガス流量比を
変化させることによって、組成の異なる材料を作成した
。
得られた材料の元素分析値と密度を表にまとめて示す。
いずれも無色透明の板状体であり、X線回折のデータは
非晶質体であることを示した。また、1600℃で1時
間の熱処理した後のX線回折測定では結晶化は認められ
なかった。なあ、密度は板状試料をトルエンに浸漬する
アルキメデス法より求めた。
非晶質体であることを示した。また、1600℃で1時
間の熱処理した後のX線回折測定では結晶化は認められ
なかった。なあ、密度は板状試料をトルエンに浸漬する
アルキメデス法より求めた。
表
発明の効果
本発明は無色の透光性を有するセラミックス材料で、し
かも耐熱性にすぐれたもので、光を媒体とする光デバイ
ス技術に関連する素材として、有用なものであり、また
各種高温用窓材や高温用レンズなどとしでも有用なもの
である。そして、単体としてのみてなく、金属、セラミ
ックスおよびポリマーとの複合材料の形で種々の用途に
適用可能な新規な材料である。
かも耐熱性にすぐれたもので、光を媒体とする光デバイ
ス技術に関連する素材として、有用なものであり、また
各種高温用窓材や高温用レンズなどとしでも有用なもの
である。そして、単体としてのみてなく、金属、セラミ
ックスおよびポリマーとの複合材料の形で種々の用途に
適用可能な新規な材料である。
図は、本発明材料の光学吸収スペクトルを示す。
Claims (1)
- 10〜40重量%のホウ素、35〜55重量%の窒素お
よび3〜40重量%のケイ素を主構成元素とする非晶質
材料であり、1600℃における1時間の熱処理によつ
て結晶化が発現しないことを特徴とする透明なBN系セ
ラミックス材料。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60220389A JPS6283306A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 透明なbn系セラミックス材料 |
US06/866,027 US4772304A (en) | 1985-10-04 | 1986-05-21 | Transparent BN-type ceramic material and method of producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60220389A JPS6283306A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 透明なbn系セラミックス材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283306A true JPS6283306A (ja) | 1987-04-16 |
JPH0461811B2 JPH0461811B2 (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=16750351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60220389A Granted JPS6283306A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 透明なbn系セラミックス材料 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4772304A (ja) |
JP (1) | JPS6283306A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2620443B1 (fr) * | 1987-09-11 | 1989-12-22 | Rhone Poulenc Chimie | Nouveaux composes a base de nitrure de bore |
US5972511A (en) * | 1994-11-01 | 1999-10-26 | Advanced Ceramics Corporation | Process for forming low thermal expansion pyrolytic nitride coatings on low thermal expansion materials and coated article |
US5593728A (en) * | 1994-11-01 | 1997-01-14 | Advanced Ceramics Corporation | Interface coating for ceramic fibers |
WO2007124396A2 (en) * | 2006-04-21 | 2007-11-01 | Ormond, Llc | Treating an object having an amount of ceramic material |
US9365908B2 (en) | 2011-09-07 | 2016-06-14 | Ormond, Llc | Method and apparatus for non-contact surface enhancement |
US9050642B2 (en) | 2011-09-27 | 2015-06-09 | Ormond, Llc | Method and apparatus for surface enhancement |
KR20140095049A (ko) * | 2011-11-02 | 2014-07-31 | 가부시키가이샤 가네카 | 질화붕소 분말의 연속적 제조 방법 |
CN103058697B (zh) * | 2012-12-14 | 2015-03-04 | 西北工业大学 | 一种陶瓷基复合材料氮化硼界面相的改性方法 |
US9454158B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-09-27 | Bhushan Somani | Real time diagnostics for flow controller systems and methods |
US10983537B2 (en) | 2017-02-27 | 2021-04-20 | Flow Devices And Systems Inc. | Systems and methods for flow sensor back pressure adjustment for mass flow controller |
KR102299610B1 (ko) * | 2019-01-30 | 2021-09-08 | 연세대학교 산학협력단 | 향상된 내마모성 및 유연성을 갖는 투명 나노막 적층 구조체 |
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