JPS6282895A

JPS6282895A - ボタン電話装置

Info

Publication number: JPS6282895A
Application number: JP22394585A
Authority: JP
Inventors: Yuji Nozawa; 農澤　雄治
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1985-10-08
Filing date: 1985-10-08
Publication date: 1987-04-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はボタン電話装置に関し、特に２局線を収容し、
どちらの局線に着信があっても、任意の内線電話＋！＆
（ボタン電話機）が局線選択ボタンを押さずにオフフッ
クするだけで着信のある局線に接続される機能（以下、
自動着信応答機能と称す）を有するボタン電話装置に関
する。

゛（従来の技術）従来、この種のボタン電話袋ｆは、着信がある方の局線
を選択する煩わしさを除くために自動着信検出機能を設
けているが、複数の局線に同時に着信がある場合には、
あらかじめ決められた局線を捕捉接続するようになって
いる。そこでこの場合の内線電話機の操作としては、あ
らかじめ決められている局線を選びたいときには局線選
択ボタンを押さずに最初からオフフックし、また、あら
かじめ決められた局線以外の局線を選びたいときには、
まず希望する局線の局線選局ボタンを押してからオフフ
ックするという２通りの操作があった。

（発明が解決しようとする問題点）上述した従来のボタン電話装置の自動着信応答機能は、
同時着信時に応答する方法としてオフフックのみで応答
する場合と、局線選択ボタンを押下してからオフフック
して応答する場合の２通シの操作方法があるので、操作
者は着信のたびに戸惑いや混乱を生じるという欠点があ
る。

本発明はこのような欠点を解消し、同時着信の場合は、
常に希望する局線選択ボタンを押してからオフフックす
るという１つの操作に統一して着信の度に操作者に戸惑
いや困難を起させないボタン電話装置を提供することを
目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明のボタン電話装置は、前記の目的を達成するため
、２つの局線に対応する着信検出回路と、内線電話機の
通話路と前記局線を接続する交換回路と、２つの前記着
信検出回路のおのおのの出力を入力とし前記２つの局線
からの着信状態を判別する着信状態判別回路と、前記内
線電話から受けだフックスイッチ情報を含む制御信号と
前記着信状態判別回路から受けた着信状態判別信号にも
とづき前記交換回路を制御する制御回路とを有し、前記
２つの着信検出回路が同時に着信を検出した場合は、着
（ｇ状態判別回路が同時着信であることを判別し、前記
制御回路はこの着信状態判別回路の出力信号と、前記内
線電話機のうち局線選択ボタンを押下した内線電話機か
らのフックスイッチ情報を含む制御信号にもとづいて前
記局線選択ボタンに対応する局線に継がる通話路を局線
選択ボタンを押下した前記内線電話機に接続するよう前
記交換回路を制御し、また前記２つの着信検出回路のう
ち、いづれか１つのみ着信を検出した場合は、前記着信
状態判別回路は、１局線のみの着信であることを判別し
、前記制御回路はこの着信状態判別回路の出力と、前記
２つのＭ　信検出回路の出力と、前記内線電話機のうち
オフフックした内線電話機からのフックスイッチ情報を
含む制御信号とにもとづいて、着信を検出した前記着信
検出回路に対応する局線に継がる通話路をオフフックし
た前記内線電話機に接続するよう前記交換回路を制御す
る構成とする。

（実施例）次に本発明について図面と参照して説明する。

第１図は本発明の実施例を示す回路系統図である。

図に示すように、局線１ａ、１ｂは交換回路５に収容さ
れ、また着信検出回路２ａ　＋　２ｂにも入力される。

着信検出回路２ａ、２ｂは、局線１ａに着信があれば２
ａから局線１ｂに着信があれば２ｂから、それぞれ着信
検出信号を出力する。

着信状態判別回路３は第１図の実施例では排他的論理和
回路３ａと論理和回路３ｂとから成り、排他的論理和回
路３ａは２つの着信検出回路２ａ。

２ｂのうちいずれか一方のみから着信検出信号を受けた
とき制御回路４へ信号を送出する。また、論理和回路３
ｂは、２つの着信検出回路２ａ、２ｂのうち少なくとも
いずれか一方から着信検出信号を受けたとき制御回路４
へ信号を送出する。

この他、着信検出回路２ａ、２ｂの出力が直接制御回路
４に入力されているのは、局線１ａ、１ｂのうちいずれ
か一方のみ着信状態となったとき、ｌａ、ｌｂＯ局線の
うちどちらが着信状態であるかを制御回路４に判別させ
るためである。

一方、内線電話機（ボタン電話機）６ａ、６ｂ・・・６
ｘはそれぞれフックスイッチ情報を含む制御信号（以下
、ボタン信号と称す。）を送る通信路７　ａ　、　７　
ｂ　＋・・・７ｘを介して制御回路に通話内容を送受す
る通話路８　ａ　＋　８　ｂ　＋・・８Ｘを通して交換
回路５に接続されている。

次に同時着信時の動作について説明する。

局線１ａ、１ｂに同時に着イ＾があると、着信検出回路
２　ａ　＋　２　ｂは共に着信検出信号を出力し、した
がって、排他的論理和回路３ａは、論理的「０」を出力
し、論理和回路３ｂは論理値「１」を出力する。この着
信状態判別回路３０２つの出力から制御回路４は局ｉ１
ａ、１ｂに同時に着信があったことを識別する。

この状態において、ボタン電話機６ａ、６ｂ・・・・６
Ｘのいずれかがオフフックされ、該当するボタン信号が
通信路７ａ、７ｂ、・ｍｅ・ＩＸのいずれかを経て制御
回路４に到来しても制御回路４は交換回路５の状態を変
化させることはない。

しかし、オフフック信号到来以前に該当ボタン電話機か
ら局線選択のボタン信号が送られてきた場合は該当のボ
タン信号を記憶し、その後オフフック信号が到来した時
点で、先に記憶したボタン信号に対応する局線と通話路
８ａ、８ｂ、・・・８Ｘのうちに該当するボタン電話に
接続されているものを接続させるよう制御回路４が交換
回路５を制御する。

次に局線１　ａ　＋　１　ｂのどちらか一方にのみ着信
がある場合は、論理和回路３ｂの論理出力は「１」であ
るが、排他的論理和３ａの論理出力が同時着この場合と
は異なり「１」となる。

このような着信状態判別回路３の出力の組み合わせから
、制御回路４は一方の局線にのみ着信があったことを識
別し、任意のボタン電話機６ａ。

６ｂ、・・・６Ｘのなかで最初にオフフックしたボタン
電話機からのボタン信号を受けると直ちに着信検出回路
２ａ、２ｂから直接受けだ着信検出信号にもとづき、着
信のある局線と通話路８ａ。

８ｂ、・・・８Ｘのうちオフフックしたボタン電話機を
接続させるよう交換回路５を制御する。

以上の説明で、着信状態判別回路３は排他的論理和回路
３ａと論理和回路３ｂの組み合わせとしたが、着信状態
判別回路３の出力により、制御回路が、局線ｌａ、１ｂ
に共に着信がない状態か、局線ｉａ、ｊｂのいずれか一
方のみに着信がある状態か、局線１ａ、ｌｂに同時に着
信がある状態かの３つの状、四を識別ができればよいの
で、他の論理回路の組み合わせでも同様の目的が達成で
きる。

例えば、排他的論理和回路と、論理積回路、あるいは論
理積否定回路、あるいは論理和否定回路のいずれかとの
２つの回路の組み合わせでも実現できる。

（発明の効果）以上説明したように本発明は、着信検出回路によって収
容した局線の着信を判別し、着信状態判別回路で着信が
同時であるか、一方のみの局線の着信状態かを判別し、
同時着信の場合にはボタン電話機で局線選別ボタンを押
してからオフフックしたときのみ該当局線と該当ボタン
電話機を接続し、また一方のみの局線の着信の場合、着
信のあった局線をオフフックしたボタン電話機に直ちに
接続するよう制御回路が交換回路の接続を制御すること
としたので、同時着信の場合に従来のように２通りの操
作方法のうちいず′Ｉ′１．を選ぶべきか迷うことなく
、１つの操作方法を憶えるだけでよいことになったので
、着信のたびに戸惑うことなく安心してボタン電話を使
用することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による一実施例の回路系統図である。１ａ、ｉｂ・・・局　線２　ａ　＋　２　ｂ・・・着信検出回路３・・・着信状
態判別回路３ａ・・・排他的論迭回路３ｂ・・・論理和回路４・・・・制御回路５・・・交換回路５ａ、５ｂ、　〜６ｘｅ＋＋ｅボ１７電話機７ａ！７ｂ
ｌ〜７Ｘ””通信路

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ボタン電話装置において、２つの局線に対応する
着信検出回路と、内線電話機の通話路と前記局線を接続
する交換回路と、２つの前記着信検出回路のおのおのの
出力を入力とし前記２つの局線からの着信状態を判別す
る着信状態判別回路と、前記内線電話から受けたフック
スイッチ情報を含む制御信号と前記着信状態判別回路の
出力信号にもとづき前記交換回路を制御する制御回路と
を有し、前記２つの着信検出回路が同時に着信を検出し
た場合は、前記着信状態判別回路が同時着信であること
を判別し、前記制御回路は、この着信状態判別回路の出
力信号と、前記内線電話機のうち局線選択ボタンを押下
した内線電話機からのフックスイッチ情報を含む制御信
号にもとづいて前記局線選択ボタンに対応する局線に継
がる通話路を局線選択ボタンを押下した前記内線電話機
に接続するよう前記交換回路を制御し、また前記２つの
着信検出回路のうち、いづれか１つのみ着信を検出した
場合は、前記着信状態判別回路は、１局線のみの着信で
あることを判別し、前記制御回路はこの着信状態判別回
路の出力と、前記内線電話機のうちオフフックした内線
電話機からのフックスイッチ情報を含む制御信号にもと
づいて、着信を検出した前記着信検出回路に対応する局
線に継がる通話路をオフフックした前記内線電話機に接
続するよう前記交換回路を制御することを特徴とするボ
タン電話装置。
（２）前記着信状態判別回路は、前記２つの着信検出回
路のおのおのの出力を入力とする排他的論理和回路と、
前記２つの着信検出回路のおのおのの出力を入力とする
論理和回路とから成り、前記排他的論理和回路の出力と
、前記論理和回路の出力の２つの出力を有することを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載のボタン電話装置。
（３）前記着信状態判別回路は、前記２つの着信検出回
路のおのおのの出力を入力とする排他的論理和回路と、
前記２つの着信検出回路のおのおのの出力を入力とする
２入力論理積回路、論理積否定回路、論理和否定回路の
うちのいずれかとから成り、前記排他的論理積回路の出
力と、前記論理積回路、論理積否定回路、論理和否定回
路の出力の２つの出力を有することを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載のボタン電話装置。