JPH03250846A - 電子ボタン電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子ボタン電話装置に関する。

従来の技術 従来、この種の電子ボタン電話装置は、ダイヤルパルス
送出手段と押しボタンダイヤル送出手段との切り替えを
手動により行なうダイヤル方式設定手段を備えており、
回線のダイヤル方式に従って、すなわち回線がダイヤル
パルス回線か押しボタンダイヤル回線かに応じて各送出
手段の切り替えを行なっている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記従来の電子ボタン電話装置では、各
ダイヤル送出手段の切り替え設定を手動で行なうため、
電話装置の設置時において、回線毎にそのダイヤル方式
に合った設定を取らなければならず、またダイヤル方式
を設定した後、回線のダイヤル方式を変更する場合にそ
の切り替えを再び行なわなければならない問題点がある
。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
回線がダイヤルパルス回線かまたは押しボタンダイヤル
回線かを自動判別して回線のダイヤル方式に合ったダイ
ヤル信号を送出することのできる優れた電子ボタン電話
装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は前記目的を達成するために、局交換機から回線
を通じて送出されるダイヤルトーンを検出するダイヤル
トーン検出手段と、ダイヤルトーンの検出に基づいて回
線のダイヤル方式を自動判別し、回線にダイヤルパルス
信号かまたは押しボタンダイヤル信号を選択して送出す
る制御手段とを備えたものである。

作用 本発明は、前記のような構成により、次のような作用を
有する。すなわち、ボタン電話機が回線を捕捉すると、
局交換機からダイヤルトーンが送出され、このダイヤル
トーンがダイヤルトーン検出手段により検出される。そ
してボタン電話機によって、ダイヤルデータを局交換機
に送出すると、そのダイヤルが局交換機のダイヤル方式
と同じである場合には、局交換機はダイヤルトーン送出
を停止して無音となり、局交換機のダイヤル方式と異な
る場合には、局交換機がダイヤルトーンを送出し続ける
。このダイヤルトーンの検出により、制御手段がダイヤ
ル方式を判別して回線にダイヤルパルス信号かまたは押
しボタンダイヤル信号を選択して送出する。

実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。第
１図において、１は主装置であり、ボタン電話機２に通
話線３およびデータ通信線４により接続されている。主
装置１内において、通話線３は回線インターフェース５
に接続され、回線インターフェース５は回線６に接続さ
れている。７はダイヤルパルス送出手段、８は押しボタ
ンダイヤル送出手段であり、それぞれ回線インターフェ
ース５に接続されている。９はダイヤルトーン検出手段
であり、通話線３にスイッチ１０を経由して接続され、
局交換機から回線６を通じて送出されるダイヤルトーン
を検出する。１１は装置各部を制御する制御手段であり
、ボタン電話機２からの信号により回線インターフェー
ス５およびスイッチ１０を制御して回線６と通話線３お
よびダイヤルトーン検出手段９と通話線３を接続すると
ともに、ダイヤルトーン検出手段９により検出された信
号に基づいて回線６のダイヤル方式を判別し、回線６に
ダイヤルパルス送出手段７かまたは押しボタンダイヤル
送出手段８を選択して接続する。

次に前記実施例の動作について第２図のフローチャート
を参照しながら説明する。前記実施例において、まずボ
タン電話機２の図示されない外線ボタンを押すと、デー
タ通信線４によりその情報が制卸手段１１に送信され、
制御手段１１は、回線インターフェース５を制御してボ
タン電話機２の通話線３と回線６とを接続するとともに
、スイッチ１０を制御してダイヤルトーン検出手段９と
通話線３とを接続する。これにより、回線６を通じて局
交換機からダイヤルトーンが通話線３を経由してボタン
電話機２とダイヤルトーン検出手段９に送られてくる。

ダイヤルトーン検出手段９は回線６がらダイヤルトーン
が送られてきたことを制御手段１１に伝える。そしてボ
タン電話機２からダイヤルすることにより、ダイヤルデ
ータをデータ通信線４を通じて制御手段１１に送信する
と、制御手段１１はダイヤルデータを一時記憶し、まず
、ダイヤルパルス送出手段７により回線６に対してダイ
ヤルパルス信号でダイヤル１桁目を送出する（ステップ
２１）。このとき、回線６がダイヤルパルス回線であれ
ば、局交換機はダイヤルトーンの送出を停止し、無音と
なる（ステップ２２）。これがダイヤルトーン検出手段
９により検出されて制御手段１１に送られ、制御手段１
１は回線６がダイヤルパルス回線であると判断しくステ
ップ２３）、記憶されている残りのダイヤルデータをダ
イヤルパルス送出手段７を通じて回線６に送出する（ス
テップ２４）。

また、逆に回線６が押しボタンダイヤル回線であれば、
ダイヤルの１桁目をダイヤルパルス信号で送出しても、
回線６の局交換機は、そのダイヤル信号を検出できず、
ダイヤルトーンの送出を停止しない（ステップ２２）。

これがダイヤルトーン検出手段９に検出されて制御手段
１１に送られ、制御手段１１は回線６が押しボタンダイ
ヤル回線であると判断しくステップ２５）、記憶されて
いるダイヤルデータを、１桁目から押しボタンダイヤル
送出手段８を通じて回線６に送出する（ステップ２６）
。

このように、前記実施例によれば、ダイヤルトーン検出
手段９で検出した局交換機からのダイヤルトーンの有無
により制御手段１１が回線６のダイヤル方式を判別して
回線６にダイヤルパルス送出手段７かまたは押しボタン
ダイヤル送出手段８かを選択して接続するようにしたの
で、回線６のダイヤル方式に応じたダイヤル信号の送出
を自動的に行なうことができるという効果を有する。

発明の効果 本発明は前記実施例から明らかなように、局交換機から
回線を通じて送出されるダイヤルトーンを検出するダイ
ヤルトーン検出手段と、ダイヤルトーンの検出に基づい
て回線のダイヤル方式を自動判別し、回線にダイヤルパ
ルス信号かまたは押しボタンダイヤル信号を選択して送
出する制御手段とを備えているので、従来のような手動
によるダイヤル方式の設定を不要とし、またダイヤル方
式設定後に回線のダイヤル方式を変更した場合でも、ボ
タン電話装置の設定を再度行なう必要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電子ボタン電話装置
の概略ブロック図、第２図は同装置の動作を示すフロー
チャートである。 １・・・主装置、２・・ボタン電話機、３・・・通話線
、４・・・データ通信線、５・・・回線インターフェー
ス、６・・・回線、７・・・ダイヤルパルス送出手段、
８・・・押しボタンダイヤル退出手段、９・・・ダイヤ
ルトーン検出手段、１０・・・スイッチ、１１・・・制
御手段。 仕理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　はか１巻筒 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ボタン電話機からのダイヤルデータを回線にダイヤルパ
   ルス信号として送出するダイヤルパルス送出手段と、ダ
   イヤルデータを回線に押しボタンダイヤル信号として送
   出する押しボタンダイヤル送出手段と、局交換機から前
   記回線を通じて送出されるダイヤルトーンを検出するダ
   イヤルトーン検出手段と、前記ダイヤルトーンの検出に
   基づいて前記回線のダイヤル方式を判別して前記回線に
   ダイヤルパルス信号かまたは押しボタンダイヤル信号を
   選択して送出する制御手段とを備えたことを特徴とする
   電子ボタン電話装置。