JPS628191Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628191Y2 JPS628191Y2 JP3389181U JP3389181U JPS628191Y2 JP S628191 Y2 JPS628191 Y2 JP S628191Y2 JP 3389181 U JP3389181 U JP 3389181U JP 3389181 U JP3389181 U JP 3389181U JP S628191 Y2 JPS628191 Y2 JP S628191Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- camshaft
- gear
- engine
- shaft
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 2
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical group C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241001272720 Medialuna californiensis Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本件は、フオークリフト等産業車輛用エンジン
の動力取出装置(PTO装置)に関する。
の動力取出装置(PTO装置)に関する。
従来、産業用車輛、例えばフオークリフト等に
おいては、エンジンのクランクシヤフトにより駆
動される出力軸を備えた動力取出装置を設け、該
動力取出装置の出力軸により油圧ポンプ等を駆動
し、該油圧ポンプ等により発生した圧力(油圧)
によりリフト等を作動させる構造としている。
おいては、エンジンのクランクシヤフトにより駆
動される出力軸を備えた動力取出装置を設け、該
動力取出装置の出力軸により油圧ポンプ等を駆動
し、該油圧ポンプ等により発生した圧力(油圧)
によりリフト等を作動させる構造としている。
このような産業車輛用エンジンにおいては、通
常、自動車用エンジンを改良して使用することが
多い。例えばオーバヘツドバルブ(OHV)式エ
ンジンを利用する場合、コンパクト化を図るため
第1図に示すような構造が考えられる。
常、自動車用エンジンを改良して使用することが
多い。例えばオーバヘツドバルブ(OHV)式エ
ンジンを利用する場合、コンパクト化を図るため
第1図に示すような構造が考えられる。
第1図において、Eはエンジン、aはクランク
ギヤ、bはアイドルギヤcを介してクランクギヤ
aにより駆動されるカムシヤフトギヤ、dは該カ
ムシヤフトギヤbにより駆動される出力軸
(PTO軸)である。なおeはインジエクシヨンポ
ンプ用ギヤである。このようなギヤトレインを構
成する場合、カムシヤフトギヤcを利用して出力
軸dを駆動する構成のため、コンパクト化を図る
ことができる利点があるが、カムシヤフトfは通
常、動弁系を駆動するに必要なだけの小さな負荷
に合わせて設計しており、自動車用エンジンに動
力取出装置を取り付けて産業用エンジンとした場
合、上記カムシヤフトが、動力取出装置の出力軸
を駆動するための大荷重(負荷)に耐えられない
という問題がある。特に、カムシヤフトfは通
常、シリングブロツクからその先端部を外方へ突
出させシリンダブロツクに軸承されるとともに、
その軸先端部にカムシヤフトギヤcを固定する所
謂片持式構造のため、カムシヤフト先端部に大き
な曲げ力が加わり、シリンダブロツクとカムシヤ
フト間の軸受メタルが、該大荷重に耐え切れない
という問題がある。
ギヤ、bはアイドルギヤcを介してクランクギヤ
aにより駆動されるカムシヤフトギヤ、dは該カ
ムシヤフトギヤbにより駆動される出力軸
(PTO軸)である。なおeはインジエクシヨンポ
ンプ用ギヤである。このようなギヤトレインを構
成する場合、カムシヤフトギヤcを利用して出力
軸dを駆動する構成のため、コンパクト化を図る
ことができる利点があるが、カムシヤフトfは通
常、動弁系を駆動するに必要なだけの小さな負荷
に合わせて設計しており、自動車用エンジンに動
力取出装置を取り付けて産業用エンジンとした場
合、上記カムシヤフトが、動力取出装置の出力軸
を駆動するための大荷重(負荷)に耐えられない
という問題がある。特に、カムシヤフトfは通
常、シリングブロツクからその先端部を外方へ突
出させシリンダブロツクに軸承されるとともに、
その軸先端部にカムシヤフトギヤcを固定する所
謂片持式構造のため、カムシヤフト先端部に大き
な曲げ力が加わり、シリンダブロツクとカムシヤ
フト間の軸受メタルが、該大荷重に耐え切れない
という問題がある。
このような問題を解消する場合、カムシヤフト
および軸受メタルを上記大荷重に適合するように
設計すればよいが、前述のように、このようなエ
ンジンは通常、自動車用エンジンを転用してお
り、カムシヤフト部をフオークリフト用の大荷重
に適合するように設計すれば、自動車用に使用し
た場合、必要以上に重量やコストが高くなり、ま
たフオークリフト使用時に改造するとしても改造
費用や工数を多く必要とする等の問題がある。
および軸受メタルを上記大荷重に適合するように
設計すればよいが、前述のように、このようなエ
ンジンは通常、自動車用エンジンを転用してお
り、カムシヤフト部をフオークリフト用の大荷重
に適合するように設計すれば、自動車用に使用し
た場合、必要以上に重量やコストが高くなり、ま
たフオークリフト使用時に改造するとしても改造
費用や工数を多く必要とする等の問題がある。
一方、実開昭51−112108号公報にはカムシヤフ
トから動力を取出す装置が開示されているが、こ
の構造では、カムシヤフト全体を仕様により変更
しており、上述のように大幅な改造が必要となる
ものである。
トから動力を取出す装置が開示されているが、こ
の構造では、カムシヤフト全体を仕様により変更
しており、上述のように大幅な改造が必要となる
ものである。
本件は、上記種々の問題点に鑑み、カムシヤフ
トにより動力取出装置の出力軸を駆動する構成と
し、コンパクト化を図るとともに、自動車用エン
ジンに大幅な改造を行なうことなく、簡単な部品
を追加するだけで、大荷重(負荷)に対しても充
分耐え得るエンジンの動力取出装置を提供するこ
とを目的とするものである。
トにより動力取出装置の出力軸を駆動する構成と
し、コンパクト化を図るとともに、自動車用エン
ジンに大幅な改造を行なうことなく、簡単な部品
を追加するだけで、大荷重(負荷)に対しても充
分耐え得るエンジンの動力取出装置を提供するこ
とを目的とするものである。
以下、第2図に示す実施例にもとづき本考案を
説明する。
説明する。
第2図は、本考案の構造を示す断面部であり、
基本的には第1図に示すギヤトレイン構造であり
その要部を拡大して示したものである。
基本的には第1図に示すギヤトレイン構造であり
その要部を拡大して示したものである。
第2図において、1はシリンダブロツク2に軸
受支承されたクランクシヤフトで、該クランクシ
ヤフト1先端部にはクランクギヤ3およびウオー
タポンプ等(図示せず)を駆動するためのVプー
リー4が固定されている。5は同じくシリンダブ
ロツク2に対し軸受メタン6を介して軸承される
カムシヤフトで、該カムシヤフト5の先端部はシ
リンダブロツク2より外方へ突出している。7は
カムシヤフト5先端にワツシヤ8を介してボルト
9により固着されたエクステンシヤフトである。
なお、エクステンシヤフト7とカムシヤフト5と
の間には半月キー10が設けられ回転方向の規制
を行なつている。11はカムシヤフトギヤで、ピ
ン12により位置決めされるとともに、ボルト1
3によりエクステンシヤフト7に固着されてい
る。(なお、エクステンシヤフト7とカムシヤフ
トギヤ11とは一体成形してもよい。)14は取
付フランジ部14aおよび筒状部14bとを有す
る補助軸受で、取付フランジ部14aにおいてボ
ルト15によりシリンダブロツク2に固定される
とともに、筒状部14bでエクステンシヤフトを
軸受支承する構成としている。なお、カムシヤフ
トギヤ11は第1図に示すように、アイドルギヤ
を介してクランクギヤ3により駆動される構成と
なつている。また、カムシヤフト5とカムシヤフ
ト軸受メタル6間のオイルクリアランスは、補助
軸受14とカムシヤフトギヤ11間のオイルクリ
アランスより大きくし、カムシヤフトギヤ11に
曲げ荷重が加わつた場合、その荷重の大部分を補
助軸受14で受ける構成としている。さらに、補
助軸受14の図示右側端面はカムシヤフト5に当
接する構成とし、カムシヤフト5の左右方向の位
置規制を行なうようにしてている。16は出力軸
で、軸受ケース17に対し、ペアリング18,1
8により回転自在に支承されるとともに、その右
方端部には出力ギヤ16aが形成されており、該
出力ギヤ16aはカムシヤフトギヤ11と噛合
し、カムシヤフトギヤ11により駆動される構成
である。出力軸16内部にはスプライン16bが
形成されており、該スプライン16bに、油圧ポ
ンプPの入力軸19が嵌合している。なお、20
〜22はクランクシヤフト軸受、カムシヤフト軸
受および補助軸受の摺動部を潤滑するオイル通
路、23は出力軸16の潤滑を行なうためのオイ
ル供給孔、24はギヤケースカバーである。
受支承されたクランクシヤフトで、該クランクシ
ヤフト1先端部にはクランクギヤ3およびウオー
タポンプ等(図示せず)を駆動するためのVプー
リー4が固定されている。5は同じくシリンダブ
ロツク2に対し軸受メタン6を介して軸承される
カムシヤフトで、該カムシヤフト5の先端部はシ
リンダブロツク2より外方へ突出している。7は
カムシヤフト5先端にワツシヤ8を介してボルト
9により固着されたエクステンシヤフトである。
なお、エクステンシヤフト7とカムシヤフト5と
の間には半月キー10が設けられ回転方向の規制
を行なつている。11はカムシヤフトギヤで、ピ
ン12により位置決めされるとともに、ボルト1
3によりエクステンシヤフト7に固着されてい
る。(なお、エクステンシヤフト7とカムシヤフ
トギヤ11とは一体成形してもよい。)14は取
付フランジ部14aおよび筒状部14bとを有す
る補助軸受で、取付フランジ部14aにおいてボ
ルト15によりシリンダブロツク2に固定される
とともに、筒状部14bでエクステンシヤフトを
軸受支承する構成としている。なお、カムシヤフ
トギヤ11は第1図に示すように、アイドルギヤ
を介してクランクギヤ3により駆動される構成と
なつている。また、カムシヤフト5とカムシヤフ
ト軸受メタル6間のオイルクリアランスは、補助
軸受14とカムシヤフトギヤ11間のオイルクリ
アランスより大きくし、カムシヤフトギヤ11に
曲げ荷重が加わつた場合、その荷重の大部分を補
助軸受14で受ける構成としている。さらに、補
助軸受14の図示右側端面はカムシヤフト5に当
接する構成とし、カムシヤフト5の左右方向の位
置規制を行なうようにしてている。16は出力軸
で、軸受ケース17に対し、ペアリング18,1
8により回転自在に支承されるとともに、その右
方端部には出力ギヤ16aが形成されており、該
出力ギヤ16aはカムシヤフトギヤ11と噛合
し、カムシヤフトギヤ11により駆動される構成
である。出力軸16内部にはスプライン16bが
形成されており、該スプライン16bに、油圧ポ
ンプPの入力軸19が嵌合している。なお、20
〜22はクランクシヤフト軸受、カムシヤフト軸
受および補助軸受の摺動部を潤滑するオイル通
路、23は出力軸16の潤滑を行なうためのオイ
ル供給孔、24はギヤケースカバーである。
以上のように、本考案では、カムシヤフトによ
り出力軸を駆動する構成のため、ギヤトレインが
一例となりコンパクト化を図れるとともに、補助
軸受を設けることにより、該補助軸受で荷重を受
けることができるためカムシヤフトおよびカムシ
ヤフトには小さな荷重しか作用せず、自動車用エ
ンジンの構造をそのまま使用することができる。
また、補助軸受取付用ボルト孔25も、従来カム
シヤフトの左右位置決め部材取付用ボルト孔をそ
のまま利用することができ、自動車用エンジンを
大幅な改造を施すことなく、簡単な部品を追加す
るだけで産業用エンジンに改造できるという優れ
た経済的効果を有する。
り出力軸を駆動する構成のため、ギヤトレインが
一例となりコンパクト化を図れるとともに、補助
軸受を設けることにより、該補助軸受で荷重を受
けることができるためカムシヤフトおよびカムシ
ヤフトには小さな荷重しか作用せず、自動車用エ
ンジンの構造をそのまま使用することができる。
また、補助軸受取付用ボルト孔25も、従来カム
シヤフトの左右位置決め部材取付用ボルト孔をそ
のまま利用することができ、自動車用エンジンを
大幅な改造を施すことなく、簡単な部品を追加す
るだけで産業用エンジンに改造できるという優れ
た経済的効果を有する。
さらに、実施例に示すように、補助軸受をカム
シヤフトギヤ内部に配置することにより、軸方向
も短かくなり、一層のコンパクト化を図ることも
できるものである。
シヤフトギヤ内部に配置することにより、軸方向
も短かくなり、一層のコンパクト化を図ることも
できるものである。
第1図は動力取出装置を備えたエンジンのギヤ
トレインを示す説明図、第2図は本考案の実施例
を示す要部断面図である。 E……エンジン、1……クランクシヤフト、2
……シリンダブロツク、3……クランクギヤ、5
……カムシヤフト、7……エクステンシヤフト、
11……カムシヤフトギヤ、14……補助軸受、
16……出力軸、16a……出力ギヤ、P……油
圧ポンプ。
トレインを示す説明図、第2図は本考案の実施例
を示す要部断面図である。 E……エンジン、1……クランクシヤフト、2
……シリンダブロツク、3……クランクギヤ、5
……カムシヤフト、7……エクステンシヤフト、
11……カムシヤフトギヤ、14……補助軸受、
16……出力軸、16a……出力ギヤ、P……油
圧ポンプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エンジンのクランクシヤフトにより駆動され
る出力軸を備えたエンジンの動力取出装置にお
いて、エンジンのシリンダブロツクに回転自在
に支承されるとともに、その軸先端部がシリン
ダブロツクから外方へ突出してなるカムシヤフ
ト、該カムシヤフト先端に固着され、カムシヤ
フトとともに一体的に回転するエクステンシヤ
フト、シリンダブロツクに固定され、エクステ
ンシヤフトを軸承する円筒部を有する補助軸
受、クランクシヤフトの回転力をカムシヤフト
に伝える回転力伝達機構、エクステンシヤフト
に連結され、エクステンシヤフトにより駆動さ
れる出力軸とを備えてなるエンジンの動力取出
装置。 (2) 第1項記載の回転力伝達機構をクランクシヤ
フトに固定されたクランクギヤ、エクステンシ
ヤフトに形成されたカムシヤフトギヤ、クラン
クギヤの回転力をカムシヤフトギヤに伝達する
アイドルギヤとで構成するとともに、出力軸に
形成した出力ギヤとカムシヤフトギヤとが噛合
する構成としてなるエンジンの動力取出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3389181U JPS628191Y2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3389181U JPS628191Y2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57147121U JPS57147121U (ja) | 1982-09-16 |
JPS628191Y2 true JPS628191Y2 (ja) | 1987-02-25 |
Family
ID=29831226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3389181U Expired JPS628191Y2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS628191Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-10 JP JP3389181U patent/JPS628191Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57147121U (ja) | 1982-09-16 |
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