JPS5814264Y2 - リユウタイシキトルクコンバ−タツキエンジン - Google Patents

リユウタイシキトルクコンバ−タツキエンジン

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Publication number
JPS5814264Y2
JPS5814264Y2 JP1975114237U JP11423775U JPS5814264Y2 JP S5814264 Y2 JPS5814264 Y2 JP S5814264Y2 JP 1975114237 U JP1975114237 U JP 1975114237U JP 11423775 U JP11423775 U JP 11423775U JP S5814264 Y2 JPS5814264 Y2 JP S5814264Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
torque converter
crankshaft
charge pump
gear case
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975114237U
Other languages
English (en)
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JPS5227580U (ja
Inventor
藤川哲三
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、比較的排気量が少なく、かつ流体式トルクコ
ンバータが付設されたエンジンに関するものである。
従来、流体式トルクコンバータ付エンジンにおいて、ト
ルクコンバータにその作動流体であるオイルを強制的に
供給、循環させるチャージポンプは、エンジンの排気量
が1000CC以上と比較的大きい場合には、トルクコ
ンバータのりャケースに内歯車、インペラに外歯車を取
付け、この両者が噛み合わされたギヤポンプとして内蔵
されている。
しかし、比較的排気量の少ないエンジンにおいては、そ
のトルクコンバータも小型であって、前記チャージポン
プを内蔵するスペースがないものである。
従って、例えばトルクコンバータの出力軸にミッション
が連結される場合には、そのミッションケースにチャー
ジポンプを取付け、インペラに設けられたプーリーから
ベルト駆動されるもの、エンジンの出力軸がトルクコン
バータの中心を貫通して他端に設けられたチャージポン
プを駆動し、トルクコンバータの出力はタービンホイー
ルに設けられたスプロケットからチェーンにて導出され
るもの、また、エンジンの他端もしくは冷却ファン軸に
チャージポンプが取付けられたものがある。
しかし、上記従来の構造においては、いずれもトルクコ
ンバータ自体の機構が複雑になるか、もしくはトルクコ
ンバータとチャージポンプとの位置が離れて設けられる
ために、給油管の配設が複雑になるものである。
また、チャージポンプがトルクコンバータのエンジンと
反対側に設けられる場合には、軸方向の長さが大きくな
ると共にエンジンの出力軸も長くなり、さらに、トルク
コンバータの出力をチェーンにより導出しなければなら
ず、諸装置への設置上、部品の製造、組立上および強度
等の面において問題があり、本考案は斯かる従来の欠点
を解消し、構造が簡単にして配管の短いトルクコンバー
タ付エンジンを提供するものである。
本考案の実施例を図面について以下に説明する。
図面において、エンジン]のクランク軸2に直結して流
体式トルクコンバータ3が設けられている。
クランク軸2はクランクケース4内に収容され、軸端部
がサイドカバー5から突出し、他方、トルクコンノ・−
夕3はクランク軸211Elに差動装置を具備しないも
ので、インペラ6がクランク軸2の軸端部にスプライン
7等により直接に連結されている。
インペラ6内に収容されたタービンホイール8が結合さ
れた出力軸9はエンジン1と反対側に導出される。
尚、10はステータ、11はリヤケースである。
一方、クランク軸2の側方にてギヤケース12内に並設
された補機駆動軸13は、クランク軸2に固定されたド
ライブ歯車14からアイドル歯車15釦よびポン刀駆動
歯車16による歯車列にて駆動される。
尚、ギヤケース12はクランクケース4(エンジンフロ
ック)またはサイドカッ<−5(エンジンブロック)と
一体に、エンジン1の出力側端部から側方に突出して設
けられている。
前記補機駆動軸13のトルクコンバータ3方向の端部に
は、ギヤケース12に固設されたチャージポンプ17が
連結され、トルクコンバータ3にオイルを送油管18.
19にて供給し強制循環する。
又、図中想像線で示すように、前記補機駆動軸13の他
端には、さらに、エンジン用オイルポンプ20、タコメ
ータ21等のエンジン補機が連結されて駆動される。
上記のような本考案エンジンは、トルクコンノく一タに
おいてその出力用もしくはチャージポンプ駆動用にグー
IJ−4たはスプロケットを設ける必要がないために、
トルクコンバータの構造が簡単になると共に軸方向の長
さを短く形成できる。
渣た、エンジンにおけるシリンダフィン、気化器、排気
管等の下のデッドスペースにギヤケース12内し、エン
ジントトルクコンハータ間のスペースを有効に利用して
チャージポンプを取付けたために、全体構造がコンパク
トであると共にチャージポンプがトルクコンバータに近
接して設けられ、送油管が短く、他装置と関係なく簡易
な配管ができる。
さらに、チャージポンプの駆動もクランク軸から歯車列
トよび補機駆動軸を介して取出すために、簡単で確実な
構造であり、オイルポンプ、タコメータ等のエンジンの
補機類も容易に取付けることができるなど、比較的排気
量の少ないエンジンとして種々の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示する要部断面平面図であ
る。 1・・・・・・エンジン、2・・・・・・クランク軸、
3・・・・・・トルクコンバータ、4・・・・・・クラ
ンクケース、5・・・・・・サイドカバー 6・・・・
・・インペラ、7・・・・・・スプライン、8・・・・
・・タービンホイール、9・・・・・・出力軸、10・
・・・・・ステータ、11・・・・・・リヤケース、1
2・・・・・・ギヤケース、13・・・・・・補機駆動
軸、14・・・・・・ドライブ歯車、15・・・・・・
アイドル歯車、16・・・・・・ポンフ駆動歯車、17
・・・・・・チャージポンプ、18,19・・・・・・
送油管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンのクランク軸に、該クランク軸側に差動装置を
    有しない流体式トルクコンバータがインペラをクランク
    軸の軸端部に直接固着して設けられ、上記エンジンの出
    力側端部にエンジンブロックと一体成形されたギヤケー
    スが側方に突出して設けらへ該ギヤケース内にクランク
    軸から歯車列を介して駆動される補機駆動軸がクランク
    軸と平行に設けらへ該補機駆動軸のトルクコンバータ側
    の端部には前記ギヤケースに固設されたチャージポンプ
    が、他端部にはエンジン用オイルポンプ、タコメータ等
    のエンジン補機がそれぞれ連結され、前記チャージポン
    プからトルクコンバータにオイルが送油管を介して供給
    されることを特徴とする流体式トルクコンバータ付エン
    ジン。
JP1975114237U 1975-08-18 1975-08-18 リユウタイシキトルクコンバ−タツキエンジン Expired JPS5814264Y2 (ja)

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JPS5227580U JPS5227580U (ja) 1977-02-25
JPS5814264Y2 true JPS5814264Y2 (ja) 1983-03-22

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ID=28595272

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